管理人の朝飯前の釣りはシーバスの朝食タイム

昨日の朝は朝霞ガーデンで朝練をし、その後にキャスティングスクールというのは、第三日曜日の慣例行事。それに参加されたお客様に「明日シークロを予約しているのですが、一緒に乗りませんか?」のお誘いを受けたのです。ふむ、釣りが2連チャンか。いや待てよ、火曜日は私の休日だから3連チャンの釣りじゃあ〜りませんか。我ながらタフだなぁと思いつつも二つ返事で行くことに。

日曜日の朝は5時起きで、本日は3時半起き。すでに年齢的には初老の称号を頂いているので瞼が重いのはいうまでもありませんが、顔を洗って歯磨きを終えた辺りから脳内はどんなふうに攻めていこうかとすでにシーバスの事でいっぱい。お魚釣り人生はなんて楽しいのでしょう。あと50年くらいそれを続けたい気分(笑)

今年の秋シーバスはスロースタートで、現在は港内にイワシのベイトが入ってはいるものの、シーバスの喰いつきはまだ日並みがある状態なので、「そんなの簡単、簡単、朝飯前。」とは私でもいきません。今回はシーバスの朝食時間を狙って出撃しましたが、初めてボートシーバスを体験する人は夕方から行って明るい時間帯と夜灯周りを狙うフローティングミノーの釣りをすれば、かなりの確率でオデコは防げるでしょう。といってもハイシーズンだから、これから予約するのはかなり困難になってきますが・・。

さてさて、眠い目を擦って出かけた管理人ですが、目が痒いのは寝起きで痒いのでは無くて秋の花粉症(アレルギー性鼻炎)の様です。横浜へ向かう首都高ではクシャミが止まりませんでしたが、お魚のボイルは止まらずに続いたでしょうか?その詳細を知りたい方は、この後をご覧くださいまし。

本日の戒め:ボイルは熱いうちに撃て!

朝霞ガーデンのレインボートラウト。
この時期だから朝霞ガーデンのレインボートラウトは入れ喰いかと思いきや、ドライフライへの反応は悪し。ニンフやマラブーでもなんかパッとせず。水質が少し澱んでいる感じで、風が吹くか水が掻き回されないとダメみたい。最近は水車が回り始める時間帯が8時過ぎになってしまったので、それまでは喰いが立たず工夫が必要。私はルアーの様にロッドをシェイクしてマラブーに細かな動きを与えて喰わせる手法で数釣りを楽しみました。
ハーミットのキャスティングスクール
朝霞ガーデンで3時間の釣りを終えた後は荒川周辺の河川敷でキャスティングスクール。今回は少なめで6名ほどの参加者。それぞれの課題を見つけて宿題をお渡したのですが、次に来られる時には宿題の答え合わせですね。キャス練を終えた後はお店に戻ってお仕事デス。
朝飯を食べる前に出かけた出勤前の釣りは、曇天と海の間を走り抜けるシークロ。私は気持ちだけが先走って20センチあるビースティチェンジャーを結んでます。ポイントは潮が大分澄んでいるけれど、なんか泡を引いている。シーバスのご機嫌を伺いつつ最初に入った数カ所のタンカー側面は無反応。無風の上あまり動かない潮が良くないのか、もしくはまだ朝食タイムじゃないのかな?
シーバスのキャスティング
そこでガイドのりゅうちゃんは側面撃ちを見切ってタンカー隙間撃ちに変更。試されるのは昨日練習したその技量です。限られた狭い空間でラインを低く振り、タンカー隙間の奥の奥へ到達した人にだけご褒美が与えられます。というか、シーバスは待ちに待った朝食がやって来たと思ってフローティングミノーにバイトするのです。
横浜のシーバス
キャスティングを繰り返しうまく奥へフローティングミノーをねじ込むと、こんなサイズのシーバスがこんにちは。イワシの定食を食べに来たつもりのシーバスは騙されて僕らの手中に収まる訳。周りに泳いでいる5〜7センチほどの本物のベイトはリリースされた後にゆっくりと味わってね。
横浜のシーバス
朝食がやってきたと思って喰いつくのでシーバスはフローティングミノーを丸呑み。ルアーと違いリーダー部分はシーバスの歯に触れるので、ましてやバースに付いている貝類に擦れて細いティペットは簡単に切れちゃいますヨ。ハーミットが推奨するショックリーダー(ティペット)の太さは16ポンド(-2X)以上です。
Scott Wave 907/4
狭い場所なのでいっぺんに二人が投げ入れられないので釣れたら交代。私は早々に新調したスコットWAVEの9フィート7番を持ち込みました。エアフロのコールドソルトウォーターラインとロッドのシートフィラーのカラーがマッチング。なんかカッコイイとほくそ笑んでしまいました。
フローティングミノーで釣れたシーバス
私も奥の奥へねじ込んでシーバスの朝食タイムを邪魔してゲット。おニューのロッドに早々に入魂です。 この後のキャスティングでリーダーの先端近くに結びコブができてましたがそれを無視し、別の場所へ移動するとボイルに遭遇。こりゃシーバスのビュッフェで大食いタイムが始まりかとキャストしたところ、一発でヒット。しかしサイズが小さいと判断して強引にラインをロックして寄せようとしたら、結びコブからプッツリと切れました。20ポンドもあるのに・・。慌ててフライを結び直すも、その僅か1分ほどでシーバスの宴は終了。やっぱりいつでも万全な体制じゃないと駄目なんですね。
シークロでシーバス
結局釣れるのは隙間フェチのシーバス達のみ。バイトはそれほど多くはなかったものの、隙間にいるシーバスは安心しているのか、喰いつくのです。でもその隙間にフライをねじ込む技術は日頃の鍛錬が必要。
横浜のシーバス
キャストを繰り返すと次第にビシッと奥へと決まり、シーバスを追加。水面を割って出るトップの釣りはとてもエキサイティング。
シーバス
キャス練の翌日という事もあり、すぐに実践で試せたお客様。それと新しいロッドのキャスティングをじっくりと楽しめた私のシークロのシーバス。本日は数こそは伸びなかったですが、この天気は「午後は入れ喰いだなぁ」と相変わらずの妄想で後ろ髪をひかれます。今月シークロへ乗り込む予定があるあなた、準備は万全ですか?そして「一緒に乗りませんか?」の一言をお待ちしております(笑)