プロペラ(巨神兵)から生まれる副産物は毛玉みたいなフライ

さて、昨日紹介したプロペラ(巨神兵)を作るとカットした毛が余るのですが、この毛を利用してもう一つ別のフライを作っていきます。こんなに節約されるとフライの消費が減るのでショップ泣かせの企画になってしまいますが、初心者の皆さんはまずは沢山お魚を釣って楽しんでいただくのが一番ですので、プロペラ(巨神兵)がスレた時はこのフライを使ってみてください。

皆さんはMSCというフライをご存知ですか? ひと昔前に岩井渓一郎さんが考案されたパターンで、M(メイフライ)S(ストーンフライ)C(カディス)頭文字を取ったフライ名で、ファジーニンフ(シルエットが曖昧なニンフ)を追求すると、そんな形になり、まるで毛玉の様になります。

さらに歴史を遡るとフランク・ソーヤが考案したキラーバグというフライはライトグレーのモヘアをボディにして、それをコパーワイヤーで止めただけのフライがあるのですが、これはテールもありません。見た目は芋虫っぽいというよりは、やっぱりただの毛玉ぽいのですが、よく釣れます。

今回は余ったラビットファーを使いますが、猫や犬がいらっしゃるご家庭では、ブラシシングした隙間に挟まったあの毛玉(フライ用語ではアンダーファー)で良いのです。この巻き方を覚えたら、その毛玉を使って同じように巻いてみてくださいな、きっといっぱい釣れる筈です。その作られた新たなフライパターンは「キラー●●(愛犬や愛猫の名前)」と呼びましょう。うちの猫の毛で巻いたフライは「キラー・アミー」となります(笑)

毛玉フライ(キラー・ラビット?)

Hook:TMC 3769・#12
Thread:Uni-Thread 3/0(ラビットのカラーに揃える)
Weight:No,3のレッドワイヤー
Body:ラビットファー(またはあなたの愛犬・愛猫の毛)
Tail:マラブー(ボディのカラーに近いものを選ぶ)

毛玉フライを巻いてみる
前回巻いたプロペラ(巨神兵)を作った時に、クリップ(またはマテリアルクランプ)に挟まったままの毛を今回は使います。その他に愛犬の毛玉でも構いませんが、クリップにこんな感じに均一にクリップに挟んだ状態にしてください。写真はプロペラ(巨神兵)を作った余りなので横に約5センチほどに広がっていますが、3センチもあれば大丈夫です。
毛玉フライは管釣りフライ
フックは太軸のフックであればなんでも良いです。シャンクにはレッドワイヤーのNo,3を8〜10回転ほど巻いて、瞬間接着剤をほんの少しだけ垂らして固定しておきます。
毛玉は釣れるのか?
スレッドはマテリアルの色に近いスレッドを選びましょう。下巻きはこのように適当で構いません。どうせ隠れて見えなくなってしまいますから。
毛玉のしっぽ
マラブーは同色に近いカラーを選び、シャンクの1.2〜1.5倍の長さで巻き止めます。思った以上に長くなってしまった場合マラブーは簡単に手でちぎれますので、必要な長さになるまでちぎってください。
マラブーはテール
テールを取り付けたらスレッドはそのすぐ前で巻き止め、ボビンからスレッドを引き伸ばしてその引き出したスレッドを左手指に引っ掛けます。その長さは約5〜7センチの輪にして再びスレッドをシャンクに巻きます。輪を作ったらスレッドはアイの直ぐ手前まで巻き進めそのままにしておきます。
ダビングワックスを使う
左手に引っ掛けている輪にダビングワックスを塗っておきましょう。こうする事でマテリアルが抜けにくくなります。塗り終わったら抑えている左手指の所にダビングツイスターを引っ掛けましょう。
ツイスターを使いこなす。
出来たループの隙間にラビットファーを差し込んで挟み込みます。挟み終えたら、ループを引っ張ってダビングツイスターを使ってループを回転させます。
ダビングループ
ダビングツイスターの形は様々ですが、ようは挟まったマテリアルをグルグル回ることで、芯となっているスレッドにより付けられるという事です。ワイヤーの隙間にゴミが挟まって抜けなくなっている様なもの、という感じ? 余計分かりづらいかな・・。
ダビングブラシ
マテリアルが挟まったループを回転させると、この様にブラシ状になります。今回はクランプに挟まったラビットファーをそのままつけたので、大量のマテリアルになってしまいましたが、このフライを一個作るのだと、毛の量はこの1/3で十分です。
毛玉フライ
このブラシをフックシャンクに巻き付けるのですが、案の定量が多過ぎて必要以上の毛玉になりました(笑)。アイの後ろまで巻いたら、スレッドと交差して巻き止めます。写真はマテリアルが多すぎるので、余ったものが多過ぎてよく分かりませんが、皆さんは材料は少なめにセットしてください。
毛玉フライ
フライのアイが見えなくならないように、マテリアルを全て左手の方へ引っ張ってアイの直ぐ後ろにスレッドを数回巻きましょう。
管釣り用フライ
余ったマテリアルのついたブラシ状のマテリアルはカットしましょう。
毛玉フライ
スレッドはハーフヒッチ、またはウィップフィニッシュしてスレッドをカットします。
毛玉フライ
スレッドにヘッドセメントを垂らして完成ですが、ダビングブラシ(硬めの歯ブラシでも良いです)で、ブラッシングして形を整えましょう。見た目ただの毛玉ですが、よく釣れます。光り物を加えたくなると思いますが、この手のフライはあまり光らない方が釣れると私は思います。このフライもインジケーターフィッシングに向いていますので、プロペラ(巨神兵)同様に管釣りのパターンとして巻いてみましょう。

初心者の救世主となるラビットスキンのフライを「プロペラ」と呼ぶ?

私のようなフライ歴が長い人は、禁じ手というか封じているフライが沢山あります。管釣りではエッグフライにトラウトガムなどのスキンタイプの他に、私の場合はエルクヘアカディスさえも一般河川で封じ手としています。釣り人ってややこしいもので釣れすぎると文句を言い、釣れないと釣りたさからこの封じ手に手を出したくなるものなのです。

昨今は色々な皮もの(動物の皮を使ったフライ)が多くなってきましたが、その中であまり紹介されてそうもないフライパターンのタイングを紹介してみます。正式名称は特にないのですが、仲間内では「プロペラ」とか「巨神兵」と呼んでいるフライで、従来のフライっぽくないところが面白いでしょうか。もちろん良く釣れるので私の中では封じ手なんですが、タコリたくない時と初心者にどうしても釣ってもらいたい時に差し出す為に、ボックスの隅っこに数個は入ってます。

タイイングは極めて簡単ですが、わかりやすいように写真をかなり分解して写しました。まだまだ管釣りで魚が釣り足りない方は、このフライを是非ともお試しを。

プロペラ/巨神兵

Hook:TMC 3769・#12
Thread:Uni-Thread 3/0(ラビットのカラーに揃える)
Bead Head:1/8” ゴールド
Body:Uni-Thread 3/0
Wing:ラビットゾンカースキン

プロペラをタイイングする
名前をプロペラなんて呼んでますが、キャスティング時にグルグル回ってティペットが縒れてしまう様に出来上がった場合は、それは失敗作ですからお間違えのないように。まず用意するのばラビットゾンカースキン。長さは約5センチ。もう少し長くても構いません。
巨神兵を巻く
まずはこのラビットスキンに生えている硬いガードヘアをむしり取ります。この工程は直接このフライのタイイングには関係ありませんが、副産物としてできるMSCタイプのフライを後に作りますので、その時の出来栄え(見栄え)に影響しますので、やっておきましょう。
管釣りフライを巻く
硬いガードヘアをむしり取ると、毛の先端は柔らかい毛だけになります。下準備ができたら長さが5センチ以上ある透明のクリップを用意しましょう(100均で手に入ります)。一応私はフライショップの人間なので、ここでは高価なマテリアルクランプを使用してます。
管釣りフライを巻いてみる
指先を少しだけ水に湿らせてラビットスキンを撫でて、クリップ(クランプ)に対して真っ直ぐ挟まる様にします。この時ラビットスキンの皮部分と毛の間を2〜3mmぐらい開けておきます。
ラビットヘアをカット
刃先が長いシザース(ハサミ)があると一発で切れるので便利ですが、皮に少しだけ毛を残す感じでラビットの毛をカットします。
管釣りフライをタイイング
切り離しとこんな感じ。クリップ(クランプ)に挟んだラビットヘア(毛)は次回のブログでそのフライタイングを説明しますので、そのままにしておいてください。今回使うのはラビットの皮の方です。今は長方形の短冊上ですが、カッコ悪いと感じる方は四隅をカットして丸くしましょう。
ラビットスキンフライ
ラビットスキンの四隅を丸くするとこんな感じ。そしてフックにはビーズを通しておきましょう。ラビットスキンは半分に折り、その中心をフックで刺します。刺す方向の裏表はその人の好みですからどちらでも良いでしょう。ここで失敗して欲しくないのは左右の長さを一緒にしてほしいことと、この皮幅の中心に必ずフックを刺して欲しい事です。
プロペラみたい
フックを指すとこんな感じ。左右のバランスがおかしかった場合は差し直すのが良いでしょう。また、刺した後に長い方をカットする手もありますが、長さが短くなると水中での泳ぎ(腕を開いたり閉じたりするようなイメージ)が悪くなります。
プロペラフライ
ここでようやくバイスに挟みます。今刺したラビットスキンの後ろにスレッドを巻き留め、ベンド方向(画面左)に向かって巻き進めます。スレッドの余りはカットしましょう。
プロペラのタイイング
フックベンドまでスレッドを巻いたら、また元の方向(画面右)に向かって巻き進めます。ラビットスキンの抜け止めとしてその一番近い場所にスレッドを多めに巻きましょう。ボディに当たるこの部分は他のマテリアルを付けたくなりますが、色々と試した結果ではシンプルな方が釣れるという結論です。
巨神兵のフライをタイイング
最後はハンドツイストでスレッドを止めます。難しく考えずにスレッドを結び止める為にボビン側の糸がフライ側の系の下に潜るようにすれば交差するので止まります(ハーフフィッシャーを使った時と同じ動きです)。その動作を一度ではなく数度行なってスレッドをカットします。
巨神兵のフライタイイング
スレッドをカットしたら、ヘッドセメントをボドキンに付けて、今巻いたスレッド部分に塗りつけましょう。これで完成です。
巨神兵
このフライの使い方ですが、一般的なのはインジケーターを使ったフライフィッシング。フライからインジケーターまでの距離は1〜1.5mの範囲が良いでしょう。フライを結んだらまずはフライを水に浸けて少し揉んで水に馴染ませます。完全に水を吸い込むと2本の腕は巨神兵の様にダランとします。フライをキャストして放置しても釣れますし、誘いをいれれば腕が動くので誘いに乗って魚が喰ってきます。寒い時期は明るめのカラー中心(クリーム・オレンジ・チャート・ピンク・レッド・タン)が良く、暑い時期は暗めのカラー(オリーブ・ブラック・ブラウン・パープル)などがよく釣れますので試してみてください。

 

今年復活予定の『HMTフライトーナメントon 弁慶池』を行うために赤坂見附へ行ってきたよ

こんなタイトルをつけると、いかにも弁慶池の予約貸し切りの手配とトーナメントに向けてのロケハンをしに行ったみたいですが本当はね、昨年末のリベンジがメインテーマ。ブログの内容は火曜日に釣りへ行った話をその翌々日あたりに書く事が多いけれど、12月の最終週にポッカリとブログに穴が空いている日に、この冬初めて弁慶池に行ってタコリました。

今冬の弁慶池(皇居の外堀なので、本当は弁慶堀というのだけれど、幼少期に地元の釣り人は皆こう呼んでいたので許してね)はなかなか水温が下がる事がなかったので、レインボートラウトの放流は12月の頭からとの事。そしてレインボーの最初の放流が12月20日(火)の夕方に放流ということだったので、魚が水に馴染んだ翌週の火曜日に行くこととなったのです。

カマスのフライフィッシングを楽しんだ翌週にいつもと同じようにロッドを振り回した弁慶池。オープンから15時半までフライロッドを振り続けてみたもののアタリのアの字もなく撃沈した敗北者の私。何がいけなかったのでしょう? 今思えば毎年12月初旬ごろから弁慶池のレインボーがスタートするけれど、12月に行った釣行はオデコか貧課のいずれかで、むしろクソ寒い1〜2月の方が私の場合は釣果が良いかもしれません。

ちなみに弁慶池は東京オリンピック2020開催前にお堀を掃除するために掃除をしたので、昔に比べると水深がかなり深くなりました。冬はその深いところへ固まるので、その場所が分かれば結構釣れます(釣況はボートを借りる時に聞きましょう)。ちなみにこのレインボーのフライフィッシングは一番釣れるのが3月でゴールデンウィーク前で収束するイメージ。それと入れ違いに今度はブラックバスとブルーギルが釣れるようになるので、なんだかんだで一年中楽しめる皇居の外堀。私は小学生の頃から行っている釣り場なので、幼少の心を持ったままアラカンになってしまいました(笑)

以下は今期の弁慶池の様子です、気になる方は読み進めてください。

以前行った弁慶池トーナメントの様子はこちらをご覧ください

弁慶橋ボート場
交通:地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線で永田町駅を利用する人は7番出口、徒歩3分。または丸の内線赤坂見附駅を利用する人はD出口、徒歩1分。
釣り:入漁料なし、ボート代のみ。1日¥3,500

弁慶堀の橋の上
この立派な橋はいつ頃できたのかな?昔は二本の橋の真ん中の下でルアーを投げていた記憶があります。現在の弁慶池は水がとてもクリア。都会だから暖かいだろうと思いますが、ビル風が吹くし午後はビルの影になるので寒いのです。なので釣り終わると銭湯を探すか、おでん屋やもんじゃが恋しくなります。
冬の弁慶堀
歳をとると色々な忘れ物をします。今回は帽子と老眼鏡とライフジャケット。ま、釣りに直接関係ないから良いか ・・。って思ったけれど、老眼鏡無しで糸を通す時は心眼を使いますが、釣りたいと言う欲望でなかなか糸が通りません(笑) そして予報に反して到着時は小雨・・。なんか嫌な予感。
ヘラブナ釣りの様なフライフィッシング
今回はマッキーと後輩を連れて訪れたのですが、二人は到着するや否やすぐに連れ始めます。私は慌ててロッドを出すものの、インジケーターフィッシングをしてもアタリはピクリとも起きず。いつも釣れているタナ(約1.8m)に合わせているのになぜか釣れません。焦れば焦るほど釣れず、時間がどんどん過ぎていきます。
弁慶堀の釣り
両隣りで次々と魚を掛けるものだから益々焦る私。しかし釣れているタナや釣れているカラーを聞いても、一向に当たらないのです。数時間粘っても一度もアタりがないので、挟まれながら釣りをするのが嫌になり、その場を離れて釣れる場所を探りますがダメ。結局もう一度擦り寄って行って、インジケーターを付けずになるべくそこ底いっぱいにフライをトレースするようにしました。
レインボートラウト
ロングキャスト、デッドスローリトリーブでようやくヒットしたこの一本。すでに決めていた終了時間の間際だったので、私の釣果はこれ一本、ふぅ・・。オデコの方がネタ的には面白かったかも? 彼らは入れ食いで後輩は二桁以上の釣果。その違いはポイントと微妙なカラーの違いだと思いますが、クリーム系のモップフライが今回のヒットパターン。お魚のサイズは45〜55cmが中心ですが、それ以上のサイズも多数放流しているとか。
月島のもんじゃ
15時にもなると体は冷え切ってしまうので、その場を離れて今回も月島へもんじゃ焼きを食べに向かいます。
月島のもんじゃ焼き
オデコにならなかった事でビールは祝杯となり、今日の釣果を三人で報告しあいます。そして3月のフライトーナメントに向けてどのように大会運営をするかを話し合うのでした。ハーミットの弁慶池フライトーナメントは3月中旬ごろに行いますが、ボート数に上限があるので先着順になる予定で予約はまだお受けしません。とにかく、コロナが終息に向かった事で、みなさんと楽しい時間が過ごせる様今年は頑張って参ります。

東京近郊癒しの管釣りは北の「朝霞ガーデン」と、南の「フィッシュオン王禅寺」に二分される件

あなたはちょっと時間が空いた時、どんな時間の過ごし方をしますか? 私の場合は家でじっとしているのが苦手なので、釣り竿が手元にあるのであれば釣りへ出かけ、そうでない場合は一番近い映画館へ飛び込んで、直ぐに観られる映画を鑑賞します。

地方の管釣り事情はあまり把握していない私ですが、一昔前に『フライフィッシング「管理釣り場」完全攻略法(地球丸)』なる本を書いてましたので、当時は関東近郊の管釣りは一通り巡ったものです。現在はさらに増えて行ったことがない場所が増えましたが、いずれにせよフライフィッシングを始める良いキッカケとなる釣り場が増えることは、釣具屋の私には有難い限りです。

今回はそんな東京近郊の管釣り事情をちょっとお話し。

東京近郊に住んでいると午前中だけちょこっと管釣りへとなると、その住んでいる地域によって行く場所が二分されます。東京都の千代田区がその中心だとすると、それより北東側に住んでいる人は「朝霞ガーデン」へ行って3時間券を買って楽しむ人が多いでしょうか。そして南西側に住む人は「フィッシュオン王禅寺」へと向かいます。どちらの管釣りも都心部に近い所にあるので住宅街の真ん中に突如として現れる大きな水溜まりといった感じで、景色を見ながら一日を過ごすという雰囲気はないので、長くても半日の遊びでしょう。

いつも朝霞ガーデンの話ばかりをしているのでたまには王禅寺の話でもしようかと、それだけの為に今回行ってまいりました。というか、前回の「多摩湖フィッシングエリア」での後半の釣りで鯉のフライフィッシングが楽しめなかったので、そのリベンジのつもりでダブルヘッダー。

興味がある方はここ数日の管理人の行動を覗いてみてくださいまし。

FISH ON! 王禅寺
交通アクセス:小田急小田原線・新百合ヶ丘駅下車→田園調布学園大学行バス(新19)にて東百合丘四丁目下車。徒歩にて10分程度
住所:〒215-0018 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1227-2
TEL:044-959-0037

朝霞ガーデンで朝練
先だっての日曜日は朝霞ガーデンにて朝練でした。どこの管釣りも御多分にもれず値上げの波がありまして、朝霞ガーデン3時間の料金は¥2,800(メンバーカードなし¥3,000)になりました。昔はナイターで21時までやっていた事がありますが、現在はその営業は6時15分〜17:30(冬場は17時まで)になります。 天気が悪かったせいもあり、オープン当初はフライ池に二人しかいない状況。隣りの2号池はルアーの人でギッシリなので、こんな日が続くとそのうちフライポンドは無くなっちゃうかもしれませんね。
フライキャスティング
朝練の後はフライキャスティングスクールでしたが、サバロさんのスクールと重なってフライキャスティング人口が凄い事になりました。ハーミットの方々だけで15名はいたので、全部で25名位いたかな? 皆さんキャスティングに熱心に取り組んでいるので、そんな方々は直ぐにフライフィッシングが上手になりますよ。
フィッシュオン!王禅寺
そしてこの火曜日の話。当初は王禅寺の3時間券は高いとされていましたが、平日利用のタックルベリー会員で前割券を使うと3時間¥2,400が王禅寺の最安値になります。その為、平日でも混んでいるのが現状。ちなみに一番高い料金は土日の一般購入で¥3,600 です。
フィッシュオン!王禅寺の設案内
フィッシュオン!王禅寺には大小4つのポンドがあります。一番大きいイチロー池はルアー専用なので、フライの方はその下にあるジロー池か、サブロー池にての釣り。ジロー池にはフライ専用の場所がありバックスペースがあるので、思う存分キャスティングが楽しめます。
王禅寺の入漁証
私は何の恩恵も受けずに一般料金で入ったので3時間¥3,000也+入漁券入れ¥100(返却時に¥100返却)。終了時刻がプリントした券を渡されますが、ピッタリ3時間釣ったとしても20分の猶予があるのが嬉しいところ。
王禅寺のレインボートラウト
水質は一年を通して濁っているので魚は釣りやすいかと思ったけれど、さすがに寒いせいか激渋。遠投してゆっくり引いてきて一度もアタリがないキャストが何度も続きました。それもそのはず、朝は鵜が池内を我が物顔で魚を追い回し、お食事タイム。それが落ち着いた後から釣れ始めるという、ここは鳥の餌場なのかと思う場所になってました。今回は3時間めいいっぱい使ってツ抜けがギリギリ出来ない状態。しかし掛かる魚のサイズは先だっての多摩湖フィッシングセンターの2倍の大きさなので楽しめます。
鯉のフライフィッシング
僕らは人混みが苦手なので管釣りは3時間で十分。なのでその後はそこから車で15分ほどのT川へ移動し、コイのフライフィッシング。ハーミット的、コイの必須チャミング(寄せ餌)アイテムはPASCOの超熟6枚切り。これを約20×15×10mmほどの角切りにして、鯉を寄せます。フライはそのパンと同サイズに合わせてタイイング。
フライで鯉を釣る
狭い場所なのでタックルを一つ用意し、交代での釣り。まずは歩き回ってコイを探し、その上流からパンを撒いて上を向かせます。パンのチャミングに慣れてきたところで、フライをダウンクロスでうまく流し込むとヒットします。
T川で鯉のフライフィッシング
ポジションを変えて流し込むと、群れの中の一番大きい奴が掛かっちゃいました。狭い場所なのであまり引きませんでしたがトルクフルな個体。
コイのフライフィッシング
上がってきた個体はでっぷり太った70cm弱。パワーが凄いのでこの水をいっぱい掛けられました。
鯉のフライフィッシング
この後選手交代し私も鯉のフライフィッシングを楽しみましたが、王禅寺で3時間遊んだ後に鯉のフライフィッシングのダブルヘッダーで充実した半日の釣り。問題は私の住んでいる地域から川崎へ来ると行きも帰りも渋滞するの事かな。なのでやっぱり王禅寺は南西方向の方の釣り場。私には朝霞ガーデンと近所のY川のダブルヘッダーの方がお手軽です。

新年早々はタコリたく無いから、行った事のない管釣り「多摩湖フィッシングエリア」へ行ってみた

「ブログサボってんじゃね〜の?」的なお声が聞こえてきそうですが、書けずにすみませぬ。ということで、本年もよろしくお願いいたします。

年末以来、何も書いていないのは単に釣れてないんですね。タコった話を書こうとも思ったのですがネタ的に盛り上がるような話では無いので、そのまま放しておきました。なので年末最後は朝霞ガーデンで締めくくり、今年の初釣りは菅釣りからのスタートです。

12月から大塚へ移転したのを機に車通勤をやめ、電車になった事で本を読む時間ができるかと思ったら、意外にも通勤時間は短めで人が多いためページを開くのも厄介なので文庫本を自粛モード。とは言うものの社内のTVを見ていても飽きるので電車の中を人間ウォッチングを楽しんでます。ふむふむ、若い女子は大体「Tik Tok」を見ていてオジサン達はゲームに夢中になるひとが多いのだな。満員電車の中で揉まれながら頑なに「You Tube」を食い入るように見ている子もいたりして、今更ですがスマホの使用率って凄いんですな。そんな中ふと見ると隣りの男性が「近くの菅釣り・埼玉」のキーワードでサイトを見ているではありませんか。まさか声をかける訳にもいかないので横目でずっと見てしまいましたが、多分ルアーマンです。

そんな事を行き当たりばったりの菅釣り旅へ出掛ける一昨日に思い出し、近所の埼玉県で行ったことが無い菅釣りへ行くことにしましたとさ。

この「多摩湖フィッシングエリア」がどんな釣り場か興味がある方は覗いてみてくださいまし。

電車でのアクセス:JR「国分寺」駅から西武鉄道多摩湖線にて「多摩湖」駅前(直通電車で17分)
〒359-1145 埼玉県所沢市山口 2964
多摩湖フィッシングセンター

西武園ゆうえんちの看板(冬)
その場でググって現地まで下道で渋滞ありつつ1時間あまり。駐車場へ車を入れるのに迷っていったら、丁度迷って入った場所が西武園ゆうえんち・プール側の駐車場でした。そこでビックリ、駐車料金が¥1,800だそうな!!ハーミットの大塚駅周辺でも半日が¥1,600ですゼ!「高っけ〜!」と大声を上げていたら、駐車場のお兄さんが「釣り券を買えば¥800のキャッシュバックがありますよ。」と言われ、一安心? そしてこの日は寒風吹きさらすとても寒い日なのに、「大夏祭り」と言うプール遊びの看板を見て一層震え上がります(笑)
多摩湖フィッシングエリアの釣り
かつてあった豊島園の場合、遊園地に来訪の人と双方が見入って興味を持つ的な感じはあったけれど、この場所は遊園地から釣り場は見えず別々に存在しているので、遊んだ後に釣りを楽しむという相乗効果は無いように感じます。また園内が広いので、駐車場から釣り場までは結構歩きます。
Tamako Fishing Area
駐車場代は結果的に1日千円。二人で行ったので割り勘として、三時間の釣りで一人¥3,300(土日は¥3,500)です。ちなみにフライのレンタルタックルがあるように記載されてましたが、実際にあるのかは確認しませんでした。
カップラーメン
朝飯を食わず所沢の渋滞にはまりここまできたのでハラペコの私達は、とりあえず¥200のカップラーメンを買って空腹を凌ぐ事に。
フライエリア
フライとルアーの釣りゾーンを区別している所はどこでもそうですが、ルアーエリアの半分という狭さ。実際にいらっしゃっている比率から考えたらこれが今のフライフィッシング界の現状です。私はここへ初めてきましたが、流れるプールの水深は基本的に子供の脚がついて顔が出る水深。なので、どんなに深くても水深は1.2m程度だからシンキングラインは必要ありません(使ったとしてもインターミディエイト)。
レインボートラウト
流れるプールの場合水をどちらか方向に必ず回してますから、その方向の上流側へフライを投げ込み、カウント10程したところからラインを張ってアタリを待つかゆっくり引けば、ゴツーンと手元に力強いアタリ。それをラインハンド(私は右利きなので左手)で合わせる事が出来れば人よりも多く釣れます。ま、私は釣具屋ですから釣れて当たり前ですが、コツを掴んでしまえばものの1時間で釣り飽きてしまいます。
流れを読む
フライエリア一番上流側にエアポンプがあり、そのエアが良いカレント(流れ)を作ってました。私はフローティングラインでリーダーのアタリを取りながらの数釣り。でもその方法だと一般の方には分かりにくいので、リーダーに色をつけてしまう方法で狙う事をおすすめします。今回は底いっぱいにフライを自然に流す事で一番アタリが出ていましたが、浮力のあるマーカーだと魚が咥えた後に離してしまう傾向があったので、バイオストライクをリーダーのバット側に10センチ間隔で4〜5ヶ所に色がリーダーに着く程度に塗りましょう(浮力を減らして目印として使うと言う意味)。そうする事で喰い込みが良く、その動きが明確になるのでアタリを取るのが分かりやすくなると思います。
菅釣り
釣りを開始してから1時間ほどで飽きてしまい、その後は色々な釣り方を試して釣りまくりましたが、大物は残念ながら一本も釣れず、全て塩焼きサイズ。状況が良い日にあたれば色々な種類が釣れてくれる事でしょう。色々と考えましたが、ここの釣り場を推奨できる人は西武線沿線に近いフライフィッシャーマンで電車で釣りへ行く方向きかな。魚は大らかでたくさん釣れますので、周辺のフライフィッシャーマンはぜひ遊んでみてください。
コイ釣り
さてその後の僕らですが、3時間ずっと釣りまくりましたが菅釣りの魚では満たされなかったので、その帰りはコイのフライフィッシングへと向かう事に。しかし、相変わらず河川工事をしており、釣りたい右岸は工事の方に入ってはダメと怒られてしまいましたので、あえなく退散。次回はちゃんとウェーダーを装備して、また別の日に左岸を楽しみたいと思います。