今年の釣りを振り返える釣行(本栖湖と桂川フライ・ルアー釣り場)

今年もあっという間に終わってしまいました。先ほどブログをザッと一年間振り返ってみたのですが、ドキドキするような巨大魚との遭遇は残念ながら無く、「あと一歩」で手に届きそうな魚として、新しく挑戦した九州でのセールフィッシュ狙いが良い思い出でしょうか。

年間の釣行回数で言うと内訳は、「渓流37回・湖14回・ソルト19回・管釣り&CRとその他26回」と釣行回数96回という結果に。ハーミットのイメージを聞くとソルトウォーターに強いお店という方が多いかと思いますが、実際には渓流でヤマメやイワナを釣っている日数の方がはるかに多いんですよ。

そして今年最後の釣行(もしかしらたら、もう一度行くかもしれませんが)は、本栖湖にて。こんなに遠回しに話している時点で何も無いことはご察しの通り。今回は水が悪くあまり良い気配を感じなかったので、後半は以前紹介したダブルヘッダーの釣り方として、「桂川フライ・ルアー釣り場(桂川漁協)」へ行きましたとさ。

大した話は書いてありませんが、お暇な方は以下の写真にお付き合いください。

本栖湖
今回は暗い時間に到着できなかった私は日の出少し前からのスタート。現在のマッキーと私の釣行データを合わせて分析すれば、放流魚はそれなりに釣れているけれど、大物の気配が意外に少ないという感じでしょうか。人気のポイントはいつ行っても混んでいますが、実際にはサイズを選ばなければ他の場所でも釣れています。寒くなるこれからは釣れる時間も日中ですので、無理せず楽しんでください。
本栖湖とオニギリ
朝イチ入ったポイントは何もなく、一旦浩庵荘で入漁証を購入し移動。次のポイントも何も無し。湖を一周まわってみると水質が少し悪い感じだったのと、エサ釣り師が1本もキャッチしていなかったので、本栖湖は午前中で納竿しました。
本栖湖
本栖湖は毎年12月の頭ぐらいから、4月上旬まで川尻からスポーツセンター前まで凍結のため全面通行止めになります。
本栖湖
現在はかなりの減水で、キャスティングはしやすい状況。朝早くはマイナスの気温になりますが、日中の暖かい時間は風さえ吹かなければ、意外とポカポカ陽気に。
桂川フライルアー釣り場
本栖湖を午前中で諦め、後半は桂川フライ・ルアー釣り場へ移動。高速を使って大体45分ほどの移動時間です。年始は3日より営業するようです。
管釣りの半日
平日の場合、半日券時間を過ぎていれば先に釣りをして問題ありません。管理の方が入漁料を徴収しに来てくれます。半日券は¥2,500とお手頃。
レインボートラウト
ポンドの水深はおおよそ1.5m。少し重めのフライを使い、沈んでいくリーダーを見ていると魚が食いついて走りますので、それをアワセます。大体25〜30秒カウントしても何も変化がない場合は、フライをごく低速でゆっくり引くと、その際にもアタリがあります。
Scott GT8106/4
新調したScott GT8106/4に大分慣れてきましたが、まだ私の腕の延長にはなった気がしません。練習あるのみですな。
レインボートラウト
気温が温まった小一時間ほどはドライでも十分釣れましたが、寒くなった後はアタリが止まり最後はニンフでズル引き。結果数つりを十分に楽しんだのですが、今回も大物は出ず、サイズは20〜35センチといったところ。本栖湖と管釣りの両方楽しんでも一日¥3,300。冬の遊びは他にもあるけれど、本栖湖へ行って富士山を眺めているだけでも癒されますヨ。

 

本栖湖爆投日誌・ポジティブな強いハートでも幸運は続かない

本栖湖は週を重ねるたびにアウトドアを楽しむ人々が減っていき、やがては釣り人のみになる。彩りを添えた紅葉シーズンが終盤になる頃には登山や観光の人も見えなくなるので、土産物屋は半分も空いていない。そうなると僕らの昼飯はコンビニ飯に頼るしかないのが、もうセンブンイレブンのおにぎりは飽きたなぁ。

この季節になると水温は10℃前後まで下がるので小物の動きは鈍くなり、大物狙いの季節となるのは東京湾のシーバスと一緒。その大物を求めて本栖症候群にかかった僕らはここへ通う訳だけれど、ルアーとフライではその年齢が大きく違う事に気づいてしまう。

昨今の本栖アングラーはレイク狙いの人が多くジグスプーンや重いスプーンを投げているのだが、そんなルアーアングラーは見ている限りでは30〜50歳前後ぐらいになるだろうか。それに対してフライフィッシャーマンは若くても50歳以上で60歳前後が中心となる。かといってこの過酷な寒さなので、70歳以上で本栖通いを続けているのは稀なのである。そういう訳でフライフィッシャーマンはジジイなのだ。

インターネットとは情報収集するのにとても便利なもので、例えばハーミットのホームページ回覧数や見ている人の住んでいる地域、性別、あるいはその年齢なんてものが拾えてしまう。ではハーミットのHPやフェイスブックを見ている人々の年齢層を見てどうかというと、50歳から上の方だけでなんと50%以上を占めてしまうのだ。ちなみに20歳以下の方は1%程度なのだから、どれだけフライフィッシング業界がジジイの集団なのであるかが分かる。

釣り場で声をかけられた時、ふとそんなルアーとフライの年齢差を感じてこんな事を書いているのだけれど、そろそろジジイの私なんぞがフライへの情熱を語るよりも、熱を帯びた若者がフライフィッシングの楽しさを発信してほしいと感じるこの頃。

こんな事を考えながら投げ続けていれば何かいい事が起きるだろうとポジティブにキャスティングを続けていたけれど、辺りはいつの間にか暗くなり、空にはうっすらと雲を被ったお月様が、私を労う様に優しく照らすのであった。チャンチャン。

本栖湖で爆投
水温がまだ落ち切っていない季節は朝方に反応がある事がまだある。風もなく穏やかな時間はわずか30分程度だけれど、その際にライズやボイルが起きる。今回は沖と言うよりもほとんどど真ん中に近いくらい遠い場所で数百匹が跳ねるボイルがあった。果たしてあの魚は何?
本栖湖
結局朝は何もなし。入漁証を浩庵荘に購入しに行き、その足で湖をぐるっとポイントを見ながら散策。時合いが来ていないと判断した私はスコットGTのインプレッションを書く為に本栖でロッド振りまくる。
小魚の群れ
スコットGTを振り終えた途端に本栖湖は雨の中へ。やる気が失せる冷たい雨。雨足がひいた頃合いで色々ば場所を探ったのだけれど、とある岬(と書いたらどこだかわかっちゃう)で足元を泳ぐイワシのような小魚の群れ。ざっと見ても千匹以上の単位。背中がライトブラウンで水中にカメラを突っ込んでも光らないので、ワカサギではないみたい。朝みた光景はこの小魚の大群が大物に追われて突き上げていたのかな?それにしてもこの小魚なんなのか、謎である。

本栖湖
急深の場所でタイプ3を使ってドン深まで沈めてみたけれど、何もなし。富士山が見えれいればモチベーションが保たれるけれど、ずっと雨なので寒さに負けそうになりましたよ。
本栖湖
夕方になると雨は上がったのでやる気モード。しかし17時の時報がなるまでずっと投げ続けて何もありませんでした。お月様は「よく頑張ったね!」と言っている様な気がした本栖湖の爆投日記。次回は何か良いことが起きますように・・。

Keep Cast! 本栖湖は3度訪れると良いことがある

ハーミットのブログは秋から冬の間はとかく本栖湖とシーバスの話題が多い。それはまぁ私が漢のロマンに満ち溢れた釣りが好きなため、状況がどうであれ出かけてしまうんですね。特に本栖湖は中学時代から釣りに訪れているので、半世紀近く通っているのです。通い始めた頃はブラウントラウト全盛期。なぜマグナムラパラをキャストしていたかは思い出せないのだけれど、それを投げていたら、後ろから大きなブラウントがチェイスし岸ギリギリまで追いながらUターンしてしまったシーンを思い出す。老いた今でもその幻影に追いすがるように幻を探し続けているのでしょう。

以前にも書きましたが、本栖湖は3回通えば1度くらいは魚とのコンタクトがあります。サイズの大小はあるにせよ、3回続けて通えばきっと私が通い始めた時の様な体験をし、この湖の虜になってしまうのです。私は大物に魅せられた本栖人ですが、それは芦ノ湖や中禅寺湖で同じ様な体験をした人は、その世界から抜け出せなくなるのであります。皆さんもそんな今でも思い出す釣りのシーンはありますか?

さて、昨日はこの秋になって3回目の本栖湖チャレンジ。この時期は紅葉と富士山の景色を楽しめるのでそれだけで充分、な筈・・。今回はマッキーと二人で訪れた本栖湖は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

朝方の本栖湖
おバカな僕らは朝の時合いを逃さない為に夜明けと共に釣りを開始。例によって人気のポイントは入れないだろうと思い、それ以外の場所で適当に入ります。ちなみにこれだけ通っているとどのポイントでも釣った事があるので、おすすめポイントというのは存在しません。どこでも釣れます! ま、3回に一度くらいのペースですが・・。
スペイロッドをオーバーヘッドで振る。
最近はウィンストンのマイクロスペイ以外にこのスイング1184/4も使ってます。今では私にとっちゃ、12フィート以下はもはやシングルハンド😆  このロッドで310グレインを片手でキャストしているので、シングルハンドで言えば12フィート11番と言ったところ。その竿を1日中振り回しているのだから、どうりで腕が太くなる筈だ。もちろんバックスペースが無い場所ではダブルハンドとして使っています。
遠投できず
朝イチは何も無かったので急深の場所へ移動。バックスペースがない急深の場所は遠投できないけれど、お魚がいるのは足元10mの範疇だから問題なし。キャストを繰り返しポイントを少しずつずらしながら魚を探すと、とんでもないサイズのブラックバス発見(60センチ近いかな)。口元にフライを通すけれど全く見向きもせず。私に一瞥して潜って行きました。
秋の本栖湖
今回やらかしたことは、偏光レンズとレインウェアを忘れました。偏光レンズはマッキーに借りたけれど、ウィンドブレーカー代わりに使っているレインウェアが無いと、吹きつける風がとても寒いです。朝の外気温は3℃で日中は10℃ほど。例年より少し暖かいかな。
本栖湖
富士山をバックにひたすらキャスト。本栖病に侵されている僕らは休むということを知りません。休むと負けた気になります。岸に腰掛けることなく本当にひたすら投げ続けるのです。
レインボーがヒット
本栖館で昼飯に費やした時間はわずか30分。その後は小物でも釣ろうかと新たなポイントへ。入るとすぐにマッキーがおチビちゃんを掛けた。私も小物釣りたさに小さめのフライに結び変えてキャストを繰り返す。すると沖で妙なボイルを発見。魚が何にせよ届く距離では無いが、それでもそのボイルした場所の方向へ出来るだけ遠投を繰り返した。すると突然ロッドにドスン。最初はすんなり寄ってきた魚は私を見るなり一気に走り出しジャンプを繰り返す。今巻かれたばかりのフライラインは一気に引き出され、ハーディのソブリンは甲高い悲鳴を上げた。なんて心地の良い音だこと!
本栖湖のレインボートラウト
数度のジャンプとリールの悲鳴を聞いた後、上がってきたのは55サイズのヒレピンで体高のあるメス。久しぶりに超楽しかったデス。
ヒレピン
今回のレインボーは胸鰭の欠損も無く、とても綺麗なヒレピン。本栖湖レインボーの最大サイズはハチマルアップが上がっているので、リリースしたこの個体がそのサイズになればと願うばかり。
レインボートラウト
背中のカラーはいくらか本栖ブルーに染まってます。もっと深いところに生息する個体だと、ギンギラギンで背中は真っ青になるのですが、コヤツはやっぱりさっき何かを表層で喰っていたヤツだと思います。
本栖湖
良いサイズが一本取れた事で、俄然やる気スイッチが入るマッキー。しかし夕方の時合いは何事もなく終わりました。気がつけば夜明けから17時まで投げっぱなしのぶっ通し。休憩を全く入れずに良くもまぁ釣り続けたものです。マッキーも立派な世捨て人ですなぁ。
レインボートラウト
かくして一昨日の戦いは終わりました。この魚で満足したからもう行かないなんて言葉はありません。私はいつか見た大物と重なるランカーサイズがキャッチできたとしても、死ぬまで本栖の幻影を追い続ける事でしょう。

何をやってもうまくいかない日もあるさの本栖湖釣行

本日の事、早めに出勤して仕事を終わらせたらブログ書きやタイイングに精を出そうと家を出たら、電車は線路内への人の立ち入りとのアナウンス後に完全にストップしてしまった。他の路線へ乗り換えを促すアナウンスが流れるけれど、そんなもんはすぐに動き出すだろうと思ったらいつまで経っても動かず。仕方なく別の路線に乗り換えて出勤すれば、結果的に出勤時間はいつもと同じ。私が通勤するJR路線は混雑と遅延で悪名高い。歳を取るごとに世の中のスピードは倍速早回しで進んでいると感じるけれど、こんな無駄な時間が重なると、ただため息ばかり出てしまう。先だっての本栖湖もなんか似た様な感じで歯車が噛み合わず何事もなく終わったのでした。

まだ水温が落ち切らないこの季節は、朝の2時間が本栖湖の勝負どころ。現在の日の出時刻は6時頃でその30分前から空は明るくなり始めるので、タックル準備を考えると大体5時過ぎには到着したいところ。その予定に合わせていざ中央道へ乗ると、八王子〜相模湖付近での事故による通行止め。進んでいるうちに解除されることを願ってはみたものの叶わず、八王子ICで降りて相模湖ICで乗り直さなければならない始末。結果、都留を過ぎる頃にはすでに周りは明るくなってしまい、時合いを逃した到着となってしまったのが今週の本栖湖釣行。

水温がまだ下がり切ってないこの季節の日中ピーカンは、時合いが過ぎれば何もやる事がなし。結果、晴天の中いくら爆投した所で湖からの反応は何も得る事ができないのでありました。ま、ハプニングがあれど釣れないのはいつもの本栖湖ですな。

釣れないで何のボキャブラリーもないから以下の文章は大して面白みがないかもしれませんが、現況を知りたい方はご覧くださいまし。

本栖湖
シーバスと同じく本栖湖も良い季節に入ってきたので、釣り人がとても多い。それよりもキャンプ場が大盛況で、今までは夏季しか営業していなかった大久保キャンプ場までもが開いておりビックリ! よって大久保浩庵荘はキャンプの人々に埋め尽くされ、釣りができません。さらにサップとカヤックで楽しむ人々の群れ。さらにさらに、エレキをつけたボートがぷかぷか。後に漁協にて聞いたら、今秋もヒメマス解禁を断念した代わり、その期間だけボートフィッシング(レイク狙い)用のボートを貸し出しているとのこと。
本栖湖
北西風が当たる観光駐車場がある側はわりかし水温が落ちて的水温になったけれど、風裏になる北西側が何だかまだ生暖かい。それも湖に浸かっていると暖かくなったり、冷たくなったり。まだターンオーバーがイマイチなのかもしれない。透明度が高く足元を見れば南国のフラットでボーンフィッシュを狙っているかの様。
本栖湖
サップやカヤックが発着する観光駐車場は釣りをしていると、目の前をボートが行き来するので釣る気になれず。ポイントを探すというより静かな場所を求めて長崎付近で釣りをする。といっても人気のポイントなので釣り人だらけで、前後への移動ができず。
本栖湖
現在は紅葉真っ只中で、釣り場でぼーっとしているだけで充分に本栖湖を満喫できる。あ、もちろんお魚が釣れた方がもっと良いんですが・・。日光に比べると真っ赤が少なめですが、温かみのあるオレンジが映えていて、気持ちの良い季節です。
本栖湖
時に爆風がふっと止まる。湖面が静まり返った時に、ゴミ溜まりでライズをしないかと探し回る私。本栖湖ブルーのグラデーションを楽しみながらその幻影を追うのですが、今回は残念ながらハヤのライズさえありませんでした。
本栖湖
先日のレイクトラウト大会のパンフレットなのですが、湖底図が記載されているので余ったものを漁協で配っています。これを見ればどこが急深なのかわかりますが、国土地理院の湖沼図でもわかります(こちら
爆投本栖湖
ラストは寺前にて投げ倒すも、湖面に腕押し(何も手応え無し)。爆投はキャス練と考えて本栖湖を去るのでありました。
本栖湖
今回の収穫は綺麗な富士山を見れた事かな。ちなみに帰りは大渋滞にハマり、途中で一般道へ降りるも今度は下道でも事故があり、その惨劇を横目でみながら行きも帰りも渋滞だらけの本栖湖でした。ま、その事故に巻き込まれなかっただけよしとしましょうか・・。

本栖湖戦線異常なし!(フライングアントを試せなかった件)

10月に入り湖モードに突入した私は野反湖のドライフライフィッシングを堪能した後、その翌週は丸沼へ。いずれもフライングアントのドライフライフィッシングを満喫したので、この流れで「本栖湖もフライングアントでいけるんじゃね〜?」的な安直な考えで山梨へ出掛けてきました。

本栖湖へ通い始めて50年近くが経ったけれど、ここ5〜6年は季節の変わり目である9〜10月は昔に比べると本当に外気温が高くなったと感じてます。私が秋の本栖湖を目指す目安は現地の最低気温が10℃以下の日が数日以上続いた後に行く様になるんですが、どうも今年の秋も昨年同様に様子が違う様。

本栖湖へ到着したのは朝焼け前には間に合わず午前6時頃。河口湖インターから本栖湖へ延びる国道138号線は鳴沢村から青木ヶ原樹海を経て本栖湖へ入るのだけれど、そのほとんどが霧の中。本栖湖へ付けば先だっての丸沼同様に霧が立ち込め、対岸を拝むことができないんです。「もしかして?」と湖に手を突っ込むと、外気温が12℃に対し体感では20℃位で、冷えた手の甲よりも暖かくまるでぬる湯の温泉に浸かっているかの様。

行ったからには竿を出す訳なんですが、浩庵荘で入漁証を購入し南岸中心に攻めては見るものの、まるで何事もなく帰ってきました。
お魚の写真はありませんが、現在の本栖湖近況を知りたい方は以下をご覧くださいまし。

本栖湖
先だってレイクトラウト駆除の目的で本栖湖で初のレイクトラウト大会が開かれたそうな。参加人数が170名以上で釣り上げられたのは合計19本という貧果。そりゃそうでしょうなぁ、ここ数年駆除し続けている訳ですから。レイクはヒメマスを食べてしまう外来種だから駆除しようという動きなんですが、そもそもヒメマスだって人が放流しなけれはこの湖にはいなかった訳です。利権が絡んだ人のエゴとしか言いようがありません。また、レイクトラウトは中禅寺湖から持ち出し出来ないものがこの湖にいる事でこの騒ぎになりましたが、そもそもヒメマスの養殖事業をやっている場所は北海道の一部と十和田湖、中禅寺湖の三ヶ所(私の知る限り)。ですから、もし中禅寺湖からヒメマスを移送した経歴があるのであれば、それに混じったレイク稚魚が放たれたと考える方が妥当ではないでしょうか? 最も私の推論、憶測ですからその真意はわかりません。いずれにせよ、何の罪もないお魚達が外来種騒ぎで無駄死にする姿を見ていて、私は悲しくなるばかりです。それとこの看板に書いてある2行目の文章がどうも引っかかります・・。
本栖湖
現状、レイクトラウトは水深40m付近に多いそうなので、フライフィッシャーマンの僕らには関係のないお魚(産卵期は浅瀬に来ますが)。なので僕らはヒレピンのブルーバックレインボーを追いかけるのみ。そして漁種調査によって外来種扱いされているブラウントラウトが刺し網で上がっている事実を知って、それが間違ってかからないかと、わずかな夢を追っているのです。今回は東風が巻き込んでいたので風裏を探し本栖湖を一周。釣り人は長崎のみいましたが、風をモロに受けて釣りづらそうでした。私は川尻からスポーツセンター前の南岸を中心に風裏のゴミ溜まり探し。しかし湖の温度を知るとドライで釣れる気がなくなりました(ウグイなら釣れたかも)。
本栖湖
あまりにも湖が生温かったので、ポイントを急深の場所に変えてラインをタイプ3と5にして沈めてみた。モンタナマラブーをカウント60秒とってもまるで何も無し。氷層水温があと5℃ほど下がって欲しいのですが、あと2週間くらいかかるかなぁ・・。
本栖湖
普段あまり入らない急深の場所に立ち沈めまくりましたが、リトリーブ最後で手前の石にフライが喰われてしまうばかりでした。なんか足湯に使っている様でこのまま釣り続けても何もないと感じた私は12時まで粘って本栖湖を後にするのでした。

何よりも本栖ブルーが好きな私は、行くとろこが無ければ本栖湖詣でをする

どれだけそこが青いかを表現するのに「地域名+ブルー」というのが各地にあるのは、皆さんも周知の通り。先だって行った高知でも仁淀川の青さを称えるために「仁淀ブルー」という表現が使われていた。北海道には「摩周ブルー」があり、沖縄には「宮古ブルー」、お酒では宮崎県に「木挽ブルー」なんてのもある(全く関係ないですが、私が好きな焼酎です)。

私が若かりし頃、初めて見た沖縄本島の海の蒼さを見てその強烈なブルーに感動したものです。しかしその後、ミクロネシアの青さにまた強烈な印象を植え付けられ、さらにモルジブを経てバハマ・ブルーを感じた時にはこれ以上綺麗な青い海は無いと思っていた。しかし原点回帰して沖縄の宮古島へ行ったら、意外にも日本の海が一番美しいと思ったのでありました。その訳は日本以外の地域はどこへ行っても打ち上げられたプラスティックゴミがそのまま放置され、浜辺に人工的なカラーを添えられているのです。でも日本は島民のボランティア活動で、どこへ行っても一定以上の綺麗さがあるんですね。世界を回って初めて日本の素晴らしさに気づく瞬間です。

本栖湖も然り。昔は写真を撮る人たちが捨てたフィルムパッケージが四散していた時代もあるけれど今は皆無。年に何度かのボランティア活動によるクリーンアップ活動を行っているお陰なんです。本栖湖ブルーにカラフルなパッケージゴミなんて似合いません。40年以上通っている今でさえ本栖湖へ通いたくなるのは、何も変わらないからなのだと私は思います。なので、皆さん釣り場は綺麗に大切に使いましょうね。

さて、やる事がなくなると私は本栖湖へ行って精神を整えに行くのですが、ぼーっと富士山を眺めながら糸を垂れるだけのつもりが本気を出して一日中キャスティングし続けた結果、寒波の寒さにやられて風邪を拗らせてしまいましたとさ。無理やり週三の釣りは体によくないようです・・。

お暇な方はそんな本栖湖詣の風景をご覧くださいまし。

富士急ハイランド
毎月第三火曜日はマッキーを連れての釣り研修。とはいうものの、フィッシングガイドのマッキーの方が本栖湖の年間釣行数が多くなってしまったので、現在の傾向はマッキーに聞き、季節によるポイントの選択や攻め方などの教えるというもの。行き帰りの運転はマッキー・ガイドサービスを行っているマッキーに、安心して運転を任せてます。そのおかげで高速道路から富士急ハイランドを富士山を助手席からパシャリ。
本栖湖
到着したのは7時半くらいだったのですが、湖仙荘と浩庵荘のどちらもまだ開いておらず。通りがかった渡辺さんに声をかけて購入したので、まだロッドを出してませんが現場売り。プラス¥200払った恩恵は、ここ最近の本栖湖近況のお話。相変わらず人気は長崎だそう。
本栖湖から見る富士山
冬のパターンは朝夕はあまり釣果が見込めないので、急深部にてタイプ3〜5でカウントしての釣り。釣れるのは思いの外近くなので遠投は必要無いのだけれど、どの層にいるかを探るのに毎回キャストしては何秒後に引き始めるかを決めて魚のいる場所を探る。
本栖湖
釣行開始時間はー5℃だったかな。数投すればご覧の通り。リトリーブするラインを受ける右手の水滴がつく部分は、あっという間に凍り始めます。
本栖湖
1989年(昭和64年)1月号のAngling・80Pに記載された、『またドラマが生まれつつある本栖湖ブラウン・小雪と風の贈り物・文:降旗 章』で紹介されたたブラウントラウトが上がっているのがこの場所(この号に私はアラスカ釣行の話を書いてました)。同時期に私もこの場所へ来ていたので、降旗さんによくお会いしてました。当時の写真と比べても今も変わらず。変わったのは大久保左岸に蛇籠が整備され、さらに経年変化でそれが朽ちたこと。
アングリング1989年1月号
当時のアングリング誌。写真が小さくてわかりづらいですが、右上の写真と同じ場所で撮りました。この写真はよく見ないとわからないのですが、湖のど真ん中までバッキングラインが引っ張り出されていて、やり取りしている写真なんです。左下は同誌に記載された私の記事。冒頭はやっぱり本栖湖の話から始まります😆 そして右下は澤田賢一郎さんのサクラマスのお話。2尺ヤマメというコピーにやられて、ここから皆のサクラマス熱が高まったのです。
本栖湖
大久保側は何も無かったので、マッキーと私は長崎付近へ移動。この時点で調子が悪くなり、キャスティングする度にカウントダウンの最中は腰掛けて休んでました。開始から1時間後ぐらいにアタリらしきものが一度あったのみで、あとは風に晒されて身体は冷える一方。
本栖湖
身体の節々が痛くなり、河岸にてゴロリ。雰囲気はとても釣れそうなんですが(と、いつものポジティブシンキング)
寒い本栖湖
こんな感じでコルクのトップが凍っていきます。釣り終えた時にこの氷を無理やり取ったら、コルクごと剥がれた事がるので、無理に剥がすのはやめた方が良いかもしれません。
本栖湖
かくして、日没まで投げ続けて今回は何もありませんでした。実際本栖湖が一番良い季節は芦ノ湖よりやや後なので、3月後半ぐらいからメチャクチャ良い季節に入りますヨ。間も無く各地が解禁しますので、皆さんも肩慣らしにどこかへ出掛けてみませんか?

ハーミットの歴史はインターネットと共に過ごしてきた(本栖湖&東京湾)

お客様に「ハーミットのブログはいったい何ページ書いたの?」と聞かれたので調べてみると、このお話で618話目になりました。このブログ以前は旧ツイッター(X)に呟いていたので、始めた当初から考えると良くもまぁ続いているもんだなぁと自分でも感心します。さらにホームページのお話になると、さらにその前身の『世捨て人倶楽部』のホームページを1998年初頭からスタートしているので(それ以前はそもそもHTTPがほぼないですしね)、ハーミットの歴史はインターネットと共にあると言っても過言ではないでしょう。

そのHTML上で私が一番書いたネタといえばダントツ本栖湖の話が多く、今でも冬ともなれば年に6〜8回ほど通っている訳でアリマス。中学生の頃から行き始めてざっと45年以上も通い続けているけれど、観光地化が進む訳でも無く今も昔も何も変わらないので、そこへ行けば実家へ帰ってきたような気持ちで安心できる場所なんですな。

さて、そんな本栖湖へ先週も行ってきましたが、タコりました。いつも言っている通り毎回釣果が出る場所ではないので、なんら凹むことはありません。そして今週末はオカッパリのシーバスに誘われて、久しぶりに東京湾奥を闊歩してきたのですが、その様変わりぶりにビックリ。

こうしてブログが600回を超えてくるとお話のボキャブラリーが減り、過去の引用はもう引き出しが少ないので、ネタを引っ張りようがなくなるとどうしても文章が短くなってしまいますが、ご勘弁を。とりあえず先週の私がどんな釣りをしていたかは以下の写真の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

本栖湖の霜柱
今シーズンになって初めて霜柱を踏みしめて本栖湖で釣りをしました。一昔前だったら、家の庭でも霜柱が立ったのに、最近ではとんと見ません。フライフィッシャーマンにとって地球温暖化で困るのは、日本のトラウト類の生息域がどんどん狭まっているのを肌で感じることです。
本栖湖の朝焼け
水温と外気温の差が大きいので、本栖湖から立つ朝靄は幻想的。そして湖面に太陽があたるのと同時に風が吹き始めます。とても釣れそうな朝でしたが、ポジティブに考えている私のロッドにはコツリともアタリません。
本栖湖
前回ドライで出ていたポイントは全くの不発。なので気分を変えて水深の深いエリアをタイプ3で探ってみました。しかしこれも不発。この後、風がものすごく強くなったので、昼食タイムにして午後の様子を伺いました。
本栖湖
午後は風が落ちたものの雨が降ってしまい、そのまま雨量が上がってこんな状態。一気に釣り人は減ったけれど、このまま17時のチャイムまで投げ倒して何もナッシング。雰囲気は良かったのですが・・。ちなみに前回放流された場所には釣り人がしっかりとおり、放流ものは釣れていました。
東京湾
そしてその週末の土曜日は久しぶりにオカッパリ・シーバスへ。ネットへ載せようと思っていたので合法的にできる場所を探すと、現在は釣りルールが厳しくなる一方で釣り場がとても少ないんですね。ここ豊洲は晴海側の一部が開放されていますが、あくまでも歩行者優先ですので、トラブルが起きぬように周りへの注意は相当気をつけなければなりません。潮は動いていて釣れそうな雰囲気の中で、一度だけフローティングミノーにバイトがありました。
白鳳丸
豊洲埠頭はルアーマンで混雑していたので、別の場所を散策。世捨て丸時代に散々お世話になったこの白鳳丸は国立の海洋研究船。この船が港にいるとき、このバラストタンクの排水周りにシーバスが付くのです。しかしいつも狙っているのは岸壁側ではなく海側。船に近づいて釣りができないので、指を咥えてみているだけ。
晴海埠頭を望む
帆船 日本丸が晴海埠頭に着いていました。晴海埠頭も合法的にできる場所が少なく、豊洲埠頭側の一部のみ。久しぶりに色々なところを回って思うことは、毎回コインパーキングに車を突っ込みながら釣りをしていると、お金が掛かって仕方ありません。都内はやっぱりレンタサイクルの方が良いですね。この後、京浜運河の懐かしのポイントに向かい、ボラに翻弄されて帰りましたとさ。

急激な温度変化についていけず、身震いが止まらなかった本栖湖

温暖化の影響なのか最近はそんな日は滅多にないのだけれど、その昔はリールが凍って巻けないとか、外に出しておいたビールが凍って飲めないなんて普通にあった本栖湖。まぁそれは1〜2月の話ですが、11月でもこんなに寒いのかと思ったのが先日の火曜日のこと。でも外気温計は1℃なので、そんなに寒くない筈なのですけれどね・・・

その前々日はキャスティングスクールの後に朝霞ガーデンで釣り会をやっていたのですが、その際は23〜4℃ほどでTシャツでもいられるくらいの暑さ。あまりの暑さにコーラを飲みながら釣りをするほどで、その様子はまるで9月頃の陽気。それだけ暑いと朝霞ガーデンのお魚の反応はイマイチなんですよね。

朝霞ガーデンの暑い日から中一日で気温差にして20数℃のところで釣りをしているのがどうも良くなかったみたい。そもそも予報は寒いというので身構えて背中にはカイロが2つ貼ってあり、下半身はアンダーウェアにGパン、そしてネオプレーンウェーダー。上半身は6枚重ねと、かなりの厚着で本栖湖へ向かったのです。しかしそんな様相なのに外気温計が指す1℃は嘘ではないかと思うほど手が痺れて凍え、湖から上がると吹き付ける北風に身震いするほとでした。人間ってものは急激に気温が下がると体が慣れていないので実際の温度以上に寒さを感じるのだな、ということを知った一日です。

そんな感じで朝は寒さを乗り切るために風裏を探し、午後は良さそうなポイントで投げ倒した12時間。マッキーと私にはこれが普通なんです・・。そんな本栖湖の最新事情を知りたい方は、以下をご覧くださいまし。

本栖湖
朝の気温は1℃で太陽が顔を出すまでは風がビュービューでホント寒かったです。今回の相棒はスコットのスイング1184/4とハーディのソブリン7/8。
本栖湖の紅葉
太陽が出た途端、風は止んで強張った体が少しずつ動くようになりました。が、魚っけは無く、テロ〜んとした水だと釣れそうな感じはしないんですよね。本栖湖は絶賛紅葉中で、キャスト後につい周りの景色を見回したりして。
本栖湖湖畔
秋は色々なものが実をつけていますが、これはなんでしょう?湖畔へ降りる樹木の隙間にありました。今回はマッキーと二人で本栖湖ポイントめぐり。過去に良かったポイントのその傾向と対策を教えながら巡りました。
本栖湖の紅葉
南岸の川尻側の紅葉はこんな感じ。現在満水でシングルハンドは幾分釣りにくい状況。お昼は湖仙荘でいただき、情報収集。最新の話だと持ち込まれたレイクトラウトの胃袋の中から、レイクトラウトが出てきたそうで、共喰いする例が出てきた様です。日本で合法的にレイクトラウトを楽しむのは中禅寺湖ですからその釣期は短いので、冬のレイクトラウト・フィッシングは皆さん手探り状態。しかしその生態(冬の行動)を知っている方は釣果を伸ばしている感じ。
レインボートラウト
とあるワンドでは50匹ほどのレインボーが見えたのですが全く喰わず。この日はスポーツセンター前で放流があったので、入れ喰いを楽しんでいた方が多数いましたが、それとは別の遠いワンドなのです。そして更に場所を移し午後の良い時間帯にライズ多数を発見。それを狙ってみたら放流もののレインボーでした。ま、オデコじゃないだけマシか・・・。
ヒメマス
更に別の場所でライズを繰り返す群れがあったので色々投げてみましたが、まったく喰わず。サイズも小さかったのでその正体を知るべくオレンジ&パートリッジ#12をキャストすると、ヒメマスがヒット。これがずっと水面を賑やかにしているのです。しかし、ヒメマスがレイクトラウトに喰われていなくなったと言っていたのに、今このサイズを放流したらレイクトラウトの餌となってしまうのでは?と心配です。
本栖湖のヒメマス
私もヒメマスのフライフィッシングを堪能しましたが、コイツだけを釣るのであれば、4番タックルで22番のミッジフィッシングを楽しんだ方が良いかも? です。そんな塩梅なので、現在本栖湖は至る所でお魚の反応があり、紅葉も楽しめて楽しく過ごせます。居つきの大物にはまだ少し水温が高い様ですが、大物爆釣のXデーは近い気がします。

旧精進湖有料道路を駆け上がり午後の本栖湖を堪能す

「うぁ水が透明でとても綺麗。でも風が寒いね。」
なんて言った後、彼女は彼氏に抱きつくカップル。
私の後ろでイチャイチャしやがって! なんて羨ましい・・・。

しばらくすると中国の方々らしい集団が来て、
「イーガー ミーリー デ フー。ディアン チェン チー ハンラン。」
(グーグル翻訳で逆引きするとこんな感じで聞こえる)
何を言っているのやら・・。

そして今度は韓国のお方らしき人たち。
「ムォセィ チャブル ス イッセルカ?」
あ、私をそんなに見つめてもそう簡単には釣れませんよ。

そして溶岩隊にはこんな軽装で寒くないの?と言いたくなるヨーロッパ圏の人々。

富士五湖は現在紅葉真っ盛り。日本はどうしてこんな急激にグローバルで多国籍に溢れる国になってしまったのでしょう。ハーミットのある大塚はホテルがたくさんあるので歩いている方の半分は日本人じゃないし、本栖湖観光駐車場にいたっては日本語で喋っている人の方が少ないのではないかと思うくらい。富良野や妙高と同じようにまもなく日本の観光地は全て英語表記で一般言語は英語になり、ラーメン一杯の値段は3,000円に迫るのかもしれない。

そんな釣りに関係のない雑念を振り払うことが出来ず、色々な思考が巡りながらも一本の杭になろうと努力する『河は眠らない/開高 健』信者の私。釣り人は糸を垂れている時間は決して暇ではなく、15分も投げ続けて反応がなければ何が悪いのかと思いを巡らせるのである。糸を細くしてみる、フライを変えてみる、ポイントを少し変えてみる、引き方を変えてみる。一通りの事をやってもダメな時は、前述のように釣り以外の雑念が発動するか、懺悔する禅の世界へと引き込まれていくのである。

時間とは短いものだ。

この繰り返しを何度か行うと17時を伝える町のチャイム音が聞こえてくる。浩庵荘には漁火を思わせるランタンが灯り、竜ヶ岳の上を覆う雲の龍が本栖湖へ舞い降り始める。これが本栖湖終了の合図となる。私の竿に手応えあらず、無事オデコを迎えるのであった。

そんな昨日のお話は以下の通り。お暇な方はご覧ください。

精進湖
連日の釣りモードで睡眠時間が必要になり、今回は午後の本栖湖を目指しての出発。遅い時間帯なので渋滞は覚悟の上だったが、高速道路・大月IC付近の渋滞が全く動かないので、仕方なく甲府南へ廻り、旧精進湖有料道路を使う峠越え。久しぶりに精進湖をぐるりと見廻しました。
本栖湖
ここ数年は11月10〜20日前後に大きいサイズに巡り合っているので、今回は期待がもてるかも?と、いつもながらのポジティブシンキング。本栖湖周辺は落ち葉がドッサリですっかりで秋の装い。午後風はキツいのだけれど、太陽が竜ヶ岳の裾に落ちる頃には落ち着くのである。
本栖湖
午後のコアタイムは私の中では15〜17時。それまでの間は、今日の場所をどこにするかを決めるために湖を一周して見定めるのである。
入漁券
湖仙荘の情報では、今期ルアーの釣り人によって60本のレイクトラウトが持ち込まれたとのこと。取っても取っても減らないレイクトラウトはブラックバス繁栄期を思い出す。人の手によって輸入された外来種の末路は一体どうなるのであろうか。
バックワインダー
ウィンストンのマイクロスペイが入院中なので、今回はセクター908/4とバックワインダーのセット。ラインはインターミディエイト。
本栖湖
今回の釣行で20mほどのキャストできる位置で3度ボイルが起こった。僕らの作ったボイル3秒ルール(ボイルが起きたらそこへ3秒以内にキャストしたら高確率でヒットする)のうちにキャストできたのだけれど、今回は全くの無反応。波気がありすぎたのかなぁ・・。竜ヶ岳の上にある雲が徐々に龍のような形になり、やがて湖に降り立つ景色はイブニングのクライマックスと私は捉えている。
浩庵荘
17時のチャイムを聴く頃には浩庵荘にランタンの燈。まるで海上から熱海の灯りを見ているかの様。コロナ前とは打って変わって人だらけになってしまった本栖湖。せめて釣りをしている私をそっとしておいてくださいな。帰る車中では、1980年代後半に本栖湖へ通っていた際に後輩の車で流れていた、ユーミンの『リフレインが叫んでいる』がリフレインし続けているのでした。

本栖湖戦線異常無し!(大荒れの日は湖でびしょ濡れ体験)

雨をたっぷりと吸い込んだゴアテックスのレインウェアに不快を感じながら、爆風雨の中でロッドを振り続けるが、ロッドから魚信はピクリとも伝わってこない。もっともアタリは無くとも爆風に煽られているロッドは、それだけで20センチのマスと引っ張りこしているような感覚に陥る程。そして雨水が襟元を伝う冷たさで我に帰り、「俺は一体何をしているんだろう。」という気持ちになる、それが本栖湖の普通。そしてレインウェアの湿り具合から、そろそろ買い替え時だなぁ、と悟った今週でした。

帰ってきて早々シムスのカタログに目をやると、G4プロジャケットは税込12万円弱とな。G3はかろうじて10万円以下だけれど、一緒に行くメンバーが着ているとどうしても違うものに手を出したくなるというもの。2024年のカタログと睨めっこを続けると、今年はカラーが地味すぎる上に選択肢の少なさに購買意欲が萎えてしまう。それにしてもいついつ頃からレイウェアのゴアテックス神話が続いているのでしょう?

私がビンボーだった前職の新人時代に着ていたレインウェアを思い出せば、その時はスミスが輸入していたピーターストームだったかな、カラーはブルーである。カフの部分がG3ガイドジャケットの様に外側の生地がスッキリして引っ掛かる部分が無く、内側の手首部分にはニットの返しがあるというもの。腕を上げっぱなしにするとそのニット部分が水を吸い込んでやがて脇へと染み出してしまうのだが、そこまでいかない弱雨ではとても快適だったのを今でも思い出す。それにこの会社の生地はストレッチ性があり、アウター全体が伸び縮みするモデル。今で言えばゴアテックスのプロシェルみたいなものかな。しかし、生地には透湿性はアリマセヌ。

その頃に新素材としてゴアテックスは既にあったけれど、とても高くてビンボーな私には買える代物ではありませんでした。なので、他のメーカーの透湿性素材であるエントラントやシンパテックスなどの少しでも安いものを選んで着ていましたっけ。

今ではウェーダーのほとんどが透湿性モデルになったけれど、ゴアテックスで作られた初期の各メーカーさんのウェーダーは高価なのにダダ漏れ状態で、そりゃ酷かったものです。今や上から下まで透湿性素材で覆われている雨の日のフライフィッシングシーンだけれど、私みたいに嵐の中に飛び込む様な輩は少しでも良い素材を着て快適な時間を過ごしたいと思うこの頃。

さて何を買おうかなぁ、次のレインウェア。こんな話をしている時点で今週の火曜日は「お前、タコった(釣れなかった)のだろう?」と察しがつくでしょう。その通り。朝から晩(夕方5時まで)まで大雨の中キャスティングをし続けて、な〜んにもありませんでした。

本栖湖戦線異常アリマセン!!

ピータストームと私
1989年アングリング1月号に私が書いたアラスカのサーモンフィッシング話の中で、ピーターストームのレインウェアを来ている私を見つけた、若いなぁ。釣れたシルバーサーモンやレッドサーモンは冷凍にして日本へ持ち帰り、お土産としてクール宅急便で配っていました。
本栖湖
その記事の冒頭は「本栖湖は釣れない」と言うボヤキから始まっていますが、今でも全く同じことをし続けている私なのであります。地元でもないのにざっと計算して今までに250回以上通っているみたい。その間に私に感動を与えてくれた魚はほんの数本程度。でも、オデコがあるから、釣れた時の喜びは倍増されるのでアリマス。
スポセンにある水位計
今回はスポーツセンター前の左端の田村岬から湖岸をずっと反時計回りに歩いて進み、観光駐車場までを釣り続けました。スポセンにある水深計はマイナス20センチ程度なので現在は平水なので、南岸は歩けます。
仏岩
スポーツセンターから右に釣り進むと、遠くに仏様が座っている様に見える仏岩。かつてこの付近でイブニング釣りをやり終えた時のこと、薄暗い中で湖岸を歩く人影を見たが、その人影はやがて湖の上へ・・・。ジジイになった今でも、未だに不思議な体験をする本栖湖。
スコットのスイング
購入してからまだ本領発揮する事がないスイング1184/4。あまりの爆風でスペイキャストができず、この竿でずっとシングルハンド・オーバーヘッドキャストをしていました。私にはもはや12フィート以下はシングルハンドです(笑)
爆風の本栖湖
夕方になったら雨風は落ち着くのかと思いきや、全く変わらず17時まで投げ続けたとさ。私はな〜んもありませんでしたが、一緒に行った後輩はチビを一本キャッチしていたので、お魚の活性は決して悪くはありません。ただ、普通の人はこんな日に釣りはしないと思います・・。