デタッチド ボディ メイフライ

午前中は雪に見舞われた東京ですが都心は積もりませんでした。皆さんの地域はいかが? 本日のハーミットは案の定、お店は開店休業状態。なので皆さんのモチベーションを上げるためにタイイングしながらこのブログ用の写真を撮ってました。

さて、今宵紹介するのはデタッチドボディのメイフライ。正確に言えばデタッチドボディ・メイフライ・ソラックスパターンだと思いますが、名前が長たらしくなるのでやめました。

デタッチドボディのフライはかなり昔からあるのですが、このフライの威力を再認識させてくれたのが、北海道の弟子屈にある「プロショップ・マロ」の南さん。HPを見ると一見ルアーショップですが、ちゃんとしたフライフィッシング専門店です。屈斜路湖とその周辺の川へ行った際には是非とも情報を貰いに立ち寄りくださいまし。南さんとのお付き合いはとても長いのですが、話も長くなるのでその話はまた今度。

話が横道に逸れましたが、以前に南さんと弟子屈にある近所の川に行ったイブニング時のこと。私の手持ちフライに全く反応しないのですが、「これを使って。」と手渡されたデタッチドボディのパラシュートフライの威力にビックリ。今まで全く反応しなかった魚たちが突然入れ喰いになったのを覚えています。

そのパラシュートスタイルを私なりにソラックスパターンに変えて使っているのがこのフライ。普通のパラシュートやソラックスと違い浮き方が異なるので(アブドメンで支えるのでフックは半枕)、それが良い結果を生むのだと思います。

お暇な方は是非作って見てくださいな。

Detached Body Mayfly

Hook:TMC 112TR・#15
Thread:ユニスレッド 8/0・ラスティダン
Abdomenチャイニーズコックハックル
Body&Thorax:TH ドライフライダブ(2色を混ぜました)
Wing :スイスストロー(グレー)
Hackle:コックハックル (ライト ダン)

フックはショートシャンクの112TRを使用。私的にはシャンクが短めの方がこのフライに関しては浮く姿勢が良く、フッキングが良いと思う。
まずはシャンクの1/3をダビング材を使いボディを作ります。ダビング材は3回に分けて巻き止めるようになります。この時点ではなんかアントを作っているように見えますね。
チャイニーズコックハックルを1本、もしくは2本この形にします。先端に近い方がテール、毛を逆撫して分けた方がアブドメン(腹)になります。
先ほど作ったダビングボディの位置に巻き止めるのですが、ハックルの分け目から約1mm位のところでスレッドで軽く巻き止めます。その後ハックルを矢印方向にそっと引っ張り、アブドメンの長さを調整します。フックベンド位置から約2mm位分け目が出ている感じが理想だと思います。
アブドメンのいちが決まったらコックハックルをしっかりと巻き止め余分をカット。その後、テール側に出ている余りの部分をカットします。この時丁寧にテールを勘定してカットする必要はありません。2本ずつでも不揃いでも、それはそれで本物の虫っぽいのです。今回は撮影なので一応1本づつでカットしてます。
カットするとこんな感じ。左右が同じ場所から生えているので、テールの長さが不均等になる事はありません。
ダビング材を用い、さらに1/3ボディを巻き進めます。するとこんな感じ。無視で言うところのアブドメン(腹)とソラックス(胸)の境目辺りになります。
ここでウイングの用意。マテリアルはスイスストローを使っています。すぐに巻きたい人は荷造り用の紐でも構いません。シワシワを伸ばして半分に折り、それをウイング幅にカット。半分に折った状態でカットして整形すれば、スペントウイング状態のウイングができます。その半分に折ったそのままの状態で巻き止めます。
写真が多くなり過ぎるので、ハックルとウイングが付いてますが、どちらを先に巻き止めても構いません。巻き止めるのは同じ位置です。そしてさらにスレッドに少量のダビング材を撚りつけます。
まずはハックルを巻くスペースに当たるソラックス部分に撚り付けたダビング材を丁寧に巻き進めて滑らかなボディを作ります。巻き終えたら今度はハックルです。
今巻き終えたソラックス部分に、ハックルを巻きますが、ウイングの後ろ(テール側)に3回転、アイ側に3回転ほどをアイに向かって巻き進めましょう。巻き過ぎ注意。 ハックルがアイの位置まできたらスレッドで巻き止めましょう。余ったハックルはカットしてください。
最後にウィップフィニッシャーを使いアイのすぐ後ろで巻き止めてフィニッシュします。スレッドをカットしたらヘッドセメント を垂らしましょう。
最後にフックの下側のハックルをカットして完成です。この作業はフライが水面を転がらないようにする為のもので、浮く姿勢はパラシュートパターンと同じです。
特に使い方はありませんが、チャイニーズコックハックルよりもフックのベンド側にあるダビング部分にはあまりフロータントを付けず、浮かせるのはチャイニーズコックハックルとコックハックルとその下のソラックス部分に意識してフロータントを塗りましょう。そうする事でフックのベンド部分は少し沈み気味になります。
お魚から見た時のシルエットはこんな感じ。アブドメンにもう少し存在感を持たせたい人は、チャイニーズコックハックルをいっぺんに2枚巻き止めましょう。

ウサギ縛り

ここのところ立て続けに釣りへ行っている私ですが 、今週は国内遠征へ行っている筈でした。それと来週もその予定でしたが、その飛行機が飛ばない連絡が来ましたよ。コロナビールは大好きですが、ウィルス君は大っ嫌い、何とかならんですかねぇ。昨日行った芦ノ湖にある僕らの常ボート屋、湖尻の『うえ乃』さんも泣いてました。

毎年同じようなルーチンで釣り場所を季節ごとに進めて行く私ですが、解禁して最初の芦ノ湖訪問は大体この時期で、去年の入漁証を見ても数日違い。その釣行へ向かう目安はノザキボートさんのフレッシュ日報に書かれている水温が10℃を超える日があったら、それ以降に最初の釣行をするようにしています。私的見解ではこれくらいの水温になってくると、居付きの魚が動き始めるんですね。4月に入ればハーミット的ドラワカシーズンインとなるので、その前の肩慣らしという訳ですな。

それでもまだまだお魚の動きが鈍いので、オデコを逃れる為に放流ものを釣る安全パイとしてアオミドロを代表とするマラブーフライを使うのが常。しかし毎年同じ様なフライで釣っていてもつまらないので、今回はウサギ縛り(ラビットを使ったフライ)で挑んてみようと思った今回の芦ノ湖釣行。持ち込んだフライはゾンカーと先だってタイイングを紹介したラビットスキンリーチなど、フックサイズは6〜8番です。

これから行かれる方への参考として、現在魚は水深4〜6m位の泳層。タイプ3でカウント30〜50秒といったところ。水温とともにその泳層は徐々に上がってきています。釣れている場所は湖尻のキャンプ場前〜早川水門の鉄板ポイント。岸からおよそ100m位の場所が水深6.5〜7mラインで、その辺を中心に攻めれば、数釣りは楽しめるでしょう。

居付きのトラウトは水通しの良い岬周りか芦ノ湖の首(対岸までの距離が近い場所)の部分を中心に朝イチに良いサイズが上がっています。

さてさて、昨日のウサギを使ったフライフィッシングは以下の通り。今年の芦ノ湖はインバウンド客数が激減し、人が歩いていない寂しい状態。その代わりに例年よりも釣れている感じなので釣り人は20%増しぐらいかな? 芦ノ湖の本格的なシーズンは今からゴールデンウィーク頃まで。沢山のトラウト達が皆さんを待っていますヨ。

ウサギ縛りと言いつつ、本来使っている私のゾンカーはこの2倍の大きががあるのですが、やっぱり釣りたいのでTMC3761で巻いた8番を使いました。ゾンカーのボディはアイスダブのUVブラックです。
朝イチは大物狙いで九頭竜神社からプリンス前を釣るもノーバイト。朝だけべた凪で生命感が薄く桟橋はバリバリに凍るほど寒かったので、駄目でした。その後移動し、水温の上昇と共にポツポツと釣果があります。
息子に声を掛けたら一緒に行くというので、急遽ウサギ縛りの親子対決。水深を見てアンカリングし、キャスト毎にカウントを変えて泳層を探ります。そして見つけたタナはカウント35〜40秒。数釣りじゃ負けませんヨ、数釣りではね。しかし、振り返れば息子のロッドが大きくしなってます。
午前中でイケスはパンパン。フライが大きいせいか塩焼きサイズは1本しか釣れませんでした。それ以外のトラウトは35cm以上ばかりの型揃い。その後13時頃昼休憩でうえ乃さんへ戻って昼休憩しましたが、以前は外人さんだらけだった2階は全くおらず。マスター曰くインバウンド消費がなく、売り上げは激減だそうです。うえ乃ボートさんはボートを借りるとお食事割引券をくれるので、ボート利用だけではなく、食事でも貢献していただけるとマスターの笑顔が見られる様になるでしょう。
数釣りでは勝ちましたヨ。と言い訳しておきます。ブラインドキャストの大物は時の運、私は運が無かった様です。
記念撮影の後は桟橋前で再放流。全て元気良く帰っていきましたとさ。うえ乃のボート番である杉ちゃん曰く、「もうワカサギは接岸してますよ。」との事。ドラワカ爆発のXデー近し!です。

 

 

気まぐれな天気

つい先だってまで暖かすぎる日が続き、お客さんからは、「良い釣りができたよ。」という報告が続き、自分もそれに続けとばかりに意気込んで出掛けた昨日。いやぁ、寒いのなんのって。2月は手袋なしの釣りをしていたのに、ポイント到着時の外気温は5℃にプラス爆風、なんて日だ!

それもよせば良いのに解禁で釣れなかった場所へのリベンジに出掛けたのゴザイマス。気まぐれな天気に翻弄されたライズ待ちなので、タックルを組まず車で風が収まるのを待ちながらたまに川を確認するのが30分に一度。川面にはガガンボが流下しているけれど、それをついばむのは鴨の群れ。11時を過ぎればきっとライズが始まるに違いないと時間を過ごすも、いつものポジティブシンキングの予想は見事に覆され、12時まで待って何もない午前中を過ごしました。

という事で午前中の写真は何にもなし。その続きが以下の写真でゴザイマス。

それにしてもダブルハンドの時間はなんて楽しいのでしょうか。ただキャストしてステップダウンしているだけなのに、次のワンキャストはきっと何か起きるに違いないと思う連続。結局何にもないのですが、気持ちはすっきり。きっと世の中がモヤモヤしているから、空と川の青に挟まれているだけで幸せな気持ちになれるんですね。

さて、明日は何処へ行こうか。
釣り人の気持ちはいつでも河原に立ち続けています。

午前中に訪れた場所はダムのテールウォーター。その水が冷たいとすれば、その反対の里川に訪れれば釣れる筈、と読んだ。せっかく下道で3時間半掛けてきた場所を離れ、プライムタイムを逃すまいと高速道路を使って移動。30分後に到着した場所は前回とは違う川なんだけれど、風景が似ている場所。
一旦川を見ながら降り、その際に居そうな深みをチェック。めぼしいところだけをサラッとやりながらバンバン移動しようと思ったら、最初のポイントからライズが。想定した時合いにタイミングよくたくさんのメイフライの流下が始まってました。それでも簡単には釣れずようやく掛けた一本目。
ストマックを入れてみれば、大きめのマダラケゲロウの類い。それもスティルボーンかフローティングニンフだということがわかった。フライを小さくして一生懸命キャストしていたけれど、実際は16番サイズ。速攻でフライを大きくして再トライ。
その後は入れ食い。でも、色んな雑魚のオンパレード。ヤマメを2匹釣ると雑魚が1匹という感じ。その雑魚がハヤ・オイカワ・カワムツと掛かってくる。
コヤツがいっぱい飛んでました。今回、河原に立っていると親切な釣り師に次々に声を掛けられ「あっちの方にライズがたくさんあるぞ。」とか、「秘密の場所を教えてやる。」と言われたり。今回はそのお言葉が見事に外れるほど寒くて爆風でした。
一人のおじさんがこの川の状況を教えてくれましたが、今年の解禁日にこの川で37cmをテンカラで釣ったとのこと。でもその後は全然釣れてないのだとか。今年の傾向は放流ものの喰いが悪く餌師のおじさんは口を揃えて「釣れない。」と言います。
この川では結局かなりの数を釣ることができたので、本流へ戻って遡上魚を探す事にしました。でもね、その移動に1時間と少し、どれだけ上流に行っているかがわかるでしょ?
日が暮れる1時間前に到着しキャスト開始。台風のおかげで深く掘れたウェットの流しやすいポイントでトライ。何事もありません。少し移動して次のポイントへ。すると対岸でヘッド&テールで流下する大きめのメイフライを食べているヤツに遭遇。しかし、本流なので距離にして50m以上ある。仕方なく対岸に回るためにダッシュで車移動。慌ててシングルハンドのタックルを組んだけれど、太陽は山陰に落ちてしまい、まに合いませんでした・・。

春を探しに

この三連休、水道橋の静けさは半端ないのです。皆さんの地域もそうかもしれませんが、普段人が集まるところはどこも閑散としていて、いつもなら黄色い声が聞こえてくる東京ドームシティのジェットコースターは静まり返りゴーストタウンの様。この状態はもう少し続くのかもしれませんが、気分だけはポジティブに川釣りのシーズンを迎えたいものです。

コロナウィルスの影響ですっかりネガティブになってしまったのは人だけではない様で、心なしか水道橋の枝垂れ桜もなぜか寂しそう。そして私はと言えば2月から春を探しに近所の川へ出掛けているのですが、淡水の春告魚(ハーミット的)に未だ会うことが出来ずお散歩の日々。そして今週で4回目の川もうで(詣)。例年よりも遡上が少し少ないですが、ようやく春を見つけた本日の午前中でした。

桜は一気に5分咲きへ。桜咲く渓流はヤマメ釣りの開幕を告げる指標です。皆さんの地域は咲き始めましたか? そろそろ思い腰を上げて、あなたもライズと春を探しに行きませんか? 都会の川に春を告げるマルタウグイの遡上は、そろそろピーク過ぎ。桜が散るのと共に降ります。

毎年、川に春を告げにやって来るのはご存知マルタウグイ。今年は2月末頃から事ある毎に魚を探しにきてましたが、先日まで大きな群れは見当たらず。今回も降り始めているひと群れを見つけたのみで、足で魚を探す状態。各場所で乗っ込み(産卵行動)をしているのはすでに鯉ばかりで、肝心のマルタ君は見つからず右往左往。
水面が割れているのを見て慌ててそちらへ行くも瀬付きのせっぱりは全て鯉。鯉釣りに切り替えても良いけれど、やっぱりマルタに会いたいのです、オレンジ色の憎いやつ、夕刊フジ。
上へ下へ探し回る事2時間。「もう諦めて朝霞ガーデンでも行きますか。」という気分になってましたが、最後の最後あそこだけ確認して返りましょう、というその最後の場所だけにマルタくんのご一行様がいました。今年はこの一本を釣るのに時間がかかったので、気分は遡上魚サクラマス 扱い。丁寧に記念撮影してそっとリリース。
魚を探すのに夢中になっていたので魚が釣れた後に我に返り、河川敷に咲く桜の美しさに気づく。もう春なんですね。
サメ肌のマルタくんは太陽が1ラディアン(弧度)を超えてくると、途端に食いが悪くなる。なので朝と夕方勝負の釣り。ロッドを無理に煽ってひっかけ釣りはしないでチョンマゲとマルタくんが言っとります。
釣れないモヤモヤから解放された瞬間。これで晴れて各地の川へライズを探しに出掛けられます。明日はどこへ行こうかな?皆さんも桜咲く川の近くでフライフィッシングを楽しんでくださいまし。

HMTフライトーナメント on 弁慶池

昨日は東京のど真ん中、赤坂見附でレインボートラウトをフライで釣るトーナメントを行いましたのでその活動報告です。この前日は東京で季節外れの雪という事で物凄く冷え込みましたが、当日は快晴。思ったよりも風も吹かず穏やかな陽だまりの中でトーナメントが無事行えました事をお伝えしておきます。

今回のトーナメントはレインボートラウトの大きさを競うものでトーナメント時間は4時間。同寸の場合は数を釣った人が上位という仕組みです。大会は前日の雨と雪の影響で水温低下があったため前半はとてもスローな状態でしたが、水温が上がる頃にはヒットもちらほら。結果的には参加人数の半数以上はオデコになってしまいましたが、久しぶりに漕ぐボートにはしゃぎながら楽しんでいただいたトーナメントでした。

今回も多くのメーカー様に協賛いただいたことにより、賞品を受け取って頂いた皆様も大喜びでした。また弁慶橋ボート場のスタッフに支えられ、無事に大会を終えた事をここにご報告いたします。ありがとうございました。

その様子は以下の写真をご覧ください。

参加人数:24名
魚をキャッチした数:9本
レインボートラウト:8本
ヘラブナ1本(フライでキャッチ)
ブラックバス:0本
魚を掛けた人数:多数(魚が大きい為バラした人が多かった)

弁慶池は皇居の外堀でホテルニューオターニの直下の地下鉄赤坂見附駅と永田町駅のすぐそばにあります。なので、今回は車を持たない人も参加できるお気軽フライフィッシングトーナメント。参加者の半分はまだ釣り始めてまもない方々。
ズラッと並んだボートは24隻。トーナメントルールは事前に知らせてあったので長々とした説明は省き、準備ができた人からボート屋さんのサポートで出船します。もちろん全員ライフジャケット着用義務。着ない人は失格です。
弁慶橋ボート場のスタッフの皆さん、お世話になしました。今回はフライトーナメントのサポートをして頂きましたが、ここの釣り方は自由なので普段はルアーを中心にエサ釣りを楽しむ方が多いスポット。スタッフの皆さんが優しく丁寧に釣り方を教えてくれます。
トーナメントは殺気だっての出船は無くゆるゆるな感じでスタート。なので全船が出船するのにおおよそ15分ぐらいの差がありました。この時期は水温が暖まってからの方が釣れるのと、全員が出てオールを漕ぐのをやめると釣れ始めるので、慌てて出船する必要がありません。
赤坂見附にフライフィッシャーマンが集結、不思議な光景ですね。私はこの弁慶池と共に育った江戸っ子なので、この池でもう50年余りも釣りをしている事になります。全く成長してないなぁ。
水温が暖まり始めた10時すぎぐらいからポツポツアタリが出始めてヒットする人。その他の方々もアタリをもらうもヒットせず、どうやらブルーギルが突っついているようです。
左上に見えるのが東京ガーデンテラス、右上に見えるのが、首都高新宿4号線です。新宿から中央道へ行く道すがらの眼下に見えるのがこの場所なので、皆さんも知っている筈。この石垣は皇居の外堀の石垣で、紀伊徳川家和歌山藩屋敷跡になります。
赤坂見附の弁慶橋に向かって渾身のキャスト。平日はこの上をスーツを着たサラリーマンが行き交う場所なので、なかなかシュールな光景です。ちなみにキャストした方向に国会議事堂があり、このすぐ近所なんですヨ。
4時間という時間はあっという間に過ぎて行きますが、時間と共に皆さんのロッドがしなります。魚のサイズは40〜50cmと言ったところ。上に見えるが首都高速。春が過ぎればバスフィッシングの釣り場として、多くの釣り人を楽しませてくれます。
ボートにはトーナメントメジャーがありそれに乗せてサイズを測ります。お魚はすべてリリース。トーナメント終了後は一旦解散し、表彰式会場へと移ります。そのインターバルに軽い食事をそれぞれ取って頂き、表彰式で乾杯。
表彰式の会場は水道橋にあるBASE CAMPハーミット から歩いて5分ほど、アウトドアスポーツ好きが集まる場所です。私は一旦店に行き、賞品を抱えてベースキャンプへ向かいました。
殺気だっていないこんなユルユルな大会は楽しいですね、まずはビールで乾杯。そして表彰式。
優勝者は48cmを仕留めたこの方になりました。写真には写しきれない豪華な商品がまだ足元にもあります。今回は釣れた人が少なかったので、全ての人に賞が行き渡り、そしてヘラブナをキャッチした人には外道賞が送られました。もちろん、参加賞が豪華だった事は言うまでもありません。これもひとえにメーカーさんのご協力があってこそ。
最後になりますが、多くのメーカーさんに支えられ無事終了する事ができました。本当にありがとうございました。ハーミット では今後も色々なイベントを企画して多くの釣り人の笑顔と共に頑張っていきます、ありがとうございました。 ご協賛&サポート:(株)マーヴェリック(株)ティムコ(有)アングル ・(株)キャップス ・(有)E&E・(株)モーリス(株)C&FUOSOシーホース ・LOHAS KAYAK ・BASE CAMP弁慶橋ボート場

 

ラビットスキンリーチ

今朝はマルタフィッシングにでも行ってブログを書こうかと思っていたら、寝坊しました。その代わりと言っちゃなんですが、タイイング初心者にこんなフライはいかがでしょうということでご紹介。

エリアフィッシング好きの方の鉄板フライといえば、エッグフライ(グローバグ)かトラウトガムが最後の神頼み的なフライとしていつもボックスのどこかにあるのではないでしょうか?でも牛革をただ縛っただけのフライを使うのはちょっと気が引けるという方に、このフライはお勧めです。売り物から卒業して、自分の好きなカラーを巻いてみてくださいな。

私が巻くとすぐに量産できるフライですが、手順が少ないのであえて写真は多めにわかりやすく分解しました。マテリアルレシピを見てびっくり、使うのはコレだけですヨ。

Hook:TMC 100BL #10
Thread:ユニスレッド8/0・オレンジまたはレッド
Tail:ラビットゾンカー各色
Body:ラビットゾンカー各色(お好みでキラキラをプラス)
Head:ビーズヘッド ゴールド 1/8inch
Weight:レッドワイヤー#2・6〜8回転分

ビーズは先にフックに通し、バイスにセット。スレッドは真ん中あたりから適当に巻いてください。この辺は見えなくなるから、細かなことは気にしない。
レッドワイヤーをビーズに押し付けるように6-8回転ほど巻き止めましょう。その上からスレッドを適当にかけて固定し、さらに瞬着を一滴たらしておくと良いでしょう。あえていい加減に巻いてみました。見えなくなるから関係なし。
今回はラビットゾンカーのFLレッドを使ってみました。お勧めは革の部分が染まっているだいどカラー、またはナチュラルカラーのラビットゾンカーでも良いでしょう。写真では見にくいですが、硬い毛と柔らかい毛が混じっています。この硬い毛だけを毟り取りましょう。取ればフワッとした感じのボディに仕上がります。「見かけなんてどうでも良い。」という方はこの作業を無視してください。
綺麗に取るとこんな感じになり、フワフワの毛だけが残ります。
そのラビットゾンカーテープの根本付近にハサミを入れて、皮の部分とファー(毛)の部分を切り離します。逆撫でするような感じで切ると切りやすいです。
切り終わるとこんな感じ。テールとボディ材に切り分けられました。長さは6-7cm程度で、長い分には後で切れますので、少し長めに切り出しましょう。
そのラビットスキン(皮)をフックシャンクに巻き止めます。フックエンドのお尻ギリギリで止めるのではなく、ボディ全体でしっかりと巻き留めて壊れないフライを作りましょう。スレッドは前後に何往復しても構いません、この後にボディを巻くので見えなくなりますから。
スレッドはこの位置まで持って行き、スレッドを左手でひっぱり大きな輪を作ります。輪を作ったらその輪にダビングツイスターを引っ掛けて、その根元の部分にスレッドを3回転ほど巻きます。なんか複雑に見えますが、ようは一本のスレッドで繋がっていて、ダビングツイスターの輪の分だけスレッドを引き出してその根元を同じスレッドで巻き止めてもらえれば、それでOK。
ダビングツイスターを付けた輪には、ダビングワックスを塗りましょう。
先ほど切ったラビットゾンカーの余った毛(ファー)をダビングツイスターの輪に挟み込みます。写真は他の素材を少しだけ挟み込んでみました。ダビングツイスターの輪にファーを均一に入れたら、ダビングツイスターを右回転で20回ほど回ります。それをすることで挟まったファーは横からけが生えたような状態になります。
グリグリ20回転ほど回すと挟み込んだ毛はこんな感じになります。これを巻きつけてボディにするのですが、その前にボビンホルダーをビーズの近くへ巻き進めて移動しましょう。
ダビングツイスターで作った一本のヤーン(毛がついたボディ素材)を螺旋状にビーズ方向に巻き進めます。この時けを巻き込まないように、はみ出ている毛をテール側に撫でながら巻き進めます。
ビーズの位置まで巻き進めたらスレッドでダビングツイスターで作ったヤーンを巻き止めてカットしましょう。最後にスレッドをビーズヘッドのすぐ後ろでハンドツイストします。どんな形であれ何度かこの部分でスレッドを結べば大丈夫。最後にスレッドを締め込んで、その結びにヘッドセメント を一滴垂らし、スレッドをカットして出来上がり。
巻き込んでしまった毛を整えるためにブラシで撫でてあげましょう。こうすることでフワフワのボディが出来上がります。
最後にテールを好きな長さにカットし、出来上がり。水に馴染むとフニャフニャのテールがトラウトやバスを誘います。テールはマラブーと違って千切れませんから、しっかりと巻き留めてあれば、フックがダメになるまで半永久的に使えます。材料が一種類だけなので、お金も掛からずトラウトをたくさん釣ることができますヨ。

解禁

Google様に検索ワードで『解禁』とだけワードを入れてみた。短いワードでいち早く情報が得られるかと思ったら、何やら意味深な感じの漫画が独占で、釣りに関しては2ページ目以降。やっぱり渓流釣り人口なんて、たいした数じゃないんだなぁ。

ネットサーフィンをして最後の最後までどこへ行くかを悩んでいる時間は楽しかったけれど、結局ロケハンしていたので釣り場は変わるでもなく、その状況を確認しに行きたくなるのが心情ってもんです。とはいうものの最初っからオデコは嫌なので、放流情報を見ながらその箇所を巡る旅。結果から言えば往復下道400キロの旅は前回と一緒。放流ものといえども、自然界に放たれたソレを見つけて釣るのはなかなか難しいものですな。

さて、すでに来週はどこへ行こうか悩み中ですが、取り敢えずフライタイイングを頑張らないとね。皆さんのフライボックスはフライで満たされていますか?

釣り人はいつでもポジティブシンキングで妄想はこうなる。「解禁から三日目、前日は雨で釣り人の数が少ない筈だし今日は暖かい予報だから、もしかして入れ食い?」なんて思うのです。ですが、解禁から三日しか経っていないのに、河原に釣り人がいないなんておかしいですよね? 唯一いた地元釣り人に聞けば、初日からほとんど釣れてないのだとか。ココでライズを3時間待ったものの何もなし。
地元情報を頼りにさらに北の川を目指す。その川はいつもならば釣り人がいっぱいの筈なのだが、エサ釣りが2名。魚が見える環境で放流ものの姿はわずか2尾で、それに何度も餌師が仕掛けを流してました。仕方なくライズを求めてさらに別の川へ行きましたが、一番放流されているその川は渇水で釣り人も魚も全くいません。う〜む、今日もドライブか?
5本目の河川でようやく水温が上がり始めてなんとなく釣れそうな雰囲気があったのでロッドを出すことに。この時点ですでに13時30分。ブッシュの脇の見えないところで水面ギリギリまで体を出しているコイツを発見。シブチンでしたがなんとかゲット。放流ものといえども、このサイズが釣れると結構嬉しかったりして。
似た様な攻め方でもう一本追加したところで放流ものを釣るのをやめて、今度は南下して本流でヒカリ(シラメ)探しへ。その途中でもいくつか川を覗くのですが、虫っけが少なくライズの気配は気温とは裏腹にない感じ。
最下流部はサクラマス 狙いのルアーマンかと思いきや、リールはベイトリールでスピナーベイトを投げてました。スモールマウスバス を狙っている訳ね。水中に見える大きな巨体はいずれも鯉さんでアリマス。溯上魚は鮎と共に訪れるので、もう少し先かな。
ちなみに今回の旅は福島県境近くまで行きましたよ。相変わらずおバカな下道派(単に釣行数を増やすために高速代をケチってます)は、片道3時間半以上掛かってしまいます。
本流の鉄板ポイントは真っ直ぐな流れでしたが、とりあえずフライを流してみるもののな〜んもなし。そしてさらに下流のこの場所は小堰堤が壊れて無くなってました。雑魚でも良いので早く一面のライズを見つけて、この川が今年も元気だという事を感じたいものです。
餌釣り師との会話の中身は数釣り自慢が多いですが、「解禁日に50数匹取ったので、もう年券の元は取ったよ。」という会話にはなんとも言葉の返し様がありません。結局釣れない釣れないと言っている釣り人が、自分の首を締めているのですから。持って帰るなとは言いませんが、資源は無限ではないと言う事を感じて欲しいものであります。