スキマスイッチ

もし電車へ飛び乗った時、あなた以外誰もいなかったとしたら、あなたの居場所はどこですか?

私の場合、その状態だったら座席のど真ん中に座りますが、人が程よく乗っている状態だと、ほとんどの場合、人の邪魔にならない様に扉のすぐ脇の隙間に立って、キュッと体を納めて文庫本を読んでます。わざわざそんな狭いところに収まらなくてもと、他人には窮屈な様に見えても、人によってはなんとなく安心できる空間だったりするものです。

さて、夜のお魚はどんな場所が好きなんでしょう?昨夜は横浜の夜の海へ出て、その検証実験(もちろん嘘です)。シークロの岡本船長の「大物一発狙いで隙間をやりましょう。」ということで、いい感じの灯りが漏れるタンカーを探してはその隙間へ大物を求めて入っていく。魚がいないか、あるいは魚のスイッチが入ってない場所は、どんなに正確に投げても何事もなくフライラインだけが回収されていく。

いつくか目のタンカーの隙間へ潜り込むと、その隙間は何やら水面がモワモワしていて、只ならぬ雰囲気。そこへシーバス狙いのゾンカーを正確に放り込みすぐにリトリーブを開始すると、やたらとアタリがあるのだ。それも何度投げ入れても数回当たる感じ。何度目かのキャストでようやくヒットし、その正体がメバルだと分かった。こいつらのスキマスイッチはこの時最大級である。

この高活性は釣らにゃならんと、フライをダウンサイジング。メバルのお口サイズに合わせたフライにした途端、もう入れ食い状態。でも隙間の釣りは一人しか投げられないので、大騒ぎして写真を撮り、選手交代を繰り返す。船長の応援はまるで野球監督の激励。何万トンあるのかは分からないが鉄の塊の隙間で、いい歳こいた男どもが少年に帰った瞬間である。


♪遊ぶこと忘れてたら老いて枯れんだ♪

寒さなんてなんのその。

そう、僕らはいつでも全力少年です。

メバルのフライフィッシング
タンカーの隙間へ船を滑り込ませていく。キャスティング環境が悪い条件になるので、普段の練習の成果が試される。
メバルのフライフィッシング
私のリールじゃないけれど、ティボーのアーティクルホワイトは私的にはスノーホワイトと呼びたい。カッコイイですなぁ。今回メバルのサイズは最大泣き尺まででイレグイ。イイですね、この言葉。

 

メバルのフライフィッシング
シーバスは高活性とまではいかないまでも、スロリトリーブでコンスタンスに釣れてます。サイズは40〜60cm半ばまで。
メバルのフライフィッシング
魚探に映るベイトのレンジは低く、推進6mくらい。なのでインタミのカウントダウン20秒以上でヒットしてきます。
メバルのフライフィッシング
私は普段写真を撮られることがないので自分の写真ってないのですが、今回は岡本船長が撮ってくれまして、パチリ。
メバルのフライフィッシング
夜は外気温が上がる予報なので、フローティングとインタミの2本をチョイスして持ち込んだ。結果、タイプ3とインタミを持ち込んだ、お客様の方がアタリをもらっていた様。今回はエアーソルトは使わずじまい。

我慢大会(東京湾シーバスのフライフィッシング)

北海道では観測史上最低気温を更新した日、東京でも珍しく雪が降りその寒さに縮み上がった訳だが、そんな極寒の夜にシーバスフィッシングへ出掛けるお馬鹿な人々がいる。そう、私たちの事です。

案の定、三連休だというのにマリーナは静まり返り、風も強く悲壮感漂う出船。その前になんでそこまでして行くの?という疑問にお答えすると、バチ抜けがそろそろ始まるだろうと言う予想の元に予約していたので、こんな日に当たってしまった訳である。

出船して5分もすると我慢大会の始まり。まずはポイントを目指す訳だが、時速約30キロで疾走する船は外気温が1度でも体感温度は計算上では-7度ぐらいになる寒さ。どの位置が一番風がこないかを探りながら小さな船上でポジション争いが始まる。私は船長と横並びで北風をモロに受けて夜間航行の安全確保と観天望気を行うけれど、目に入ってくる雪が痛くてたまらない。こりゃゴーグルが必要だな。

船長は風裏となるポイントを選んでくれて釣り始めると、予想に反して魚は高活性とはいかないまでも、インタミのスローリトリーブでヒットしてくる静かな夜。少し移動して3番目ぐらいに入ったポイントは入れ食いでヒットが止まらない。

ところがどっこい、寒すぎて一人10投もすると指先がかじかんで釣りにならず、「ハイ、交代。」と言うローテションが続く。5〜10投して1〜3本取っては交代。それでも5〜6巡目にはもうギブアップして脱落していく釣り人。予想外にたくさん釣れたのは良いけれど、どれだけ投げ続けられるかの我慢大会になってしまったので、少し早めに上がりましたとさ。

新しいシムスウェアの暖かさはとても快適だったけれど、メッシュキャップを被りフィンガーレスグローブの指先の辛さが身にしみた粉雪舞う東京夜景クルーズ。まだまだ行くよ、シーバスフィッシング。

東京湾シーバスクルーズ
今回の船は東京湾マリーナのシーホース。乗船すると船はこんな状況で雪かきしないとならず、デッキにも雪が積もってました。
東京湾シーバスクルーズ
お客さんは新調したシムス チャレンジャー・インシュレーテッドジャケットの上下に身を包む完全防備で寒さ知らず。私はビンボーなので、同商品の下だけ購入し、上は旧プロシェルジャケットだったけれど、とても快適。寒いのは顔を出している目の周りと指先だけ。
東京湾シーバスクルーズ
夜の写真なのでブレブレはご愛嬌。東京湾ゲートブリッジを見ながら、65アップのファイトを楽しむの図。フライはなぜかエンリコのトラウトストリーマー。
東京湾シーバスクルーズ
昨夜のシーバスはいつもと違い口をグッと閉じてエラを張り、雷魚の様に頑なに口を開けようとしなかった。こうやって持っても自らエラを張りっぱなしの状態。水温が7-8℃だったけれど、外気の寒さに硬直したのかな?
東京湾シーバスクルーズ
魚が釣れている時は寒さなんて忘れて時合いを釣り続けます。それでも10投もすると手が動かなくなってくるので、選手交代。
東京湾シーバスクルーズ
風裏ではメバル君も登場。ウッチー船長曰く、ここ数年湾奥はメバルが好調なんだとか。
東京湾シーバスクルーズ
帆船日本丸は現在晴海埠頭に御停泊。ココは言わずと知れたシーバススポットですが、そこを外側から狙います。
東京湾シーバスクルーズ
私も入れ食いを堪能。と言うか皆さんは指がかじかんでギブアップしちゃうので、一人釣りまくってました。
東京湾シーバスクルーズ
低く垂れ込めた雪雲は街の灯りを反射しイブニングのような雰囲気。帰る頃には雪の降る強さが増し、路肩には雪溜まりができていました。

高額請求

まだ夜も深い頃に床を抜け出し、初釣りは安全牌と決めて車を南へ向けて走らせる事にした。首都高速へ向けて料金所のスロープへ向かうと、車から聞きなれないピーピーという音の後に、「ETCカードの期限が切れております、○○○。」という感じのメッセージ。スロープを半分上がった所でそんなこと言われても仕方ないので、久しぶりに現金の窓口へと向かった。

「はい、¥1,300です。」なぬ?首都高って今はそんな金額なの?

その後、川崎浮島ジャンクション経て海ほたる方面へ。そして二番目の料金所である木更津料金所へと着いた。すると全ての入り口がETCになっている事に気づき、はてどうしたものかと車をスローダウンさせると、左端の料金口だけ看板の電気が灯っていない。その料金所だけ人らしき姿が見えたので、そちらへ突っ込むことにした。

珍しそうなものを見る目で私を見ておじさんは、”おはようございます”の笑顔。そしてこう告げるのである。
「普通車の料金は¥3,090です。」

ナヌ〜?嘘だろおい、¥800じゃね〜の? すると料金所のおじさんは答える。
「それはETC料金ですね、¥3,090お願いします。」

オ〜マイガ〜! 片道の高速走行距離が100kmあるか無いかで、合計料金¥6,230。ガソリン代と含めて往復すると約¥17,500也。こちとら、独り旅なんだぜ。

カマス一匹あたりの金額を計算すると高級マグロの握りかウニの軍艦巻きになってしまうので、帰りは下道で4時間掛けて帰りましたとさ、トホホ。

皆さんもETCの機嫌切れには気をつけてくださいまし。

ETC料金に慣れ過ぎた生活に、こんな落とし穴があるとは知らなんだ。皆さんも気をつけてくださいまし。

とはいうものの、夜明けの釣りは気持ち良いね。つい鼻歌を歌いたくなるけれど、朝の堤防は人だらけ(人を外して外向きに撮影)。8時にはみんな帰っちゃいます。多分、それから仕事へ向かうのでしょう。

ミニワームを使ってルアーの人が入れ食いしている中、プライムタイムは闇の中で投げていたら、投げる度にPEラインが絡んできて、それを解くのに一苦労。釣りをしている時間よりも解く時間が長過ぎてプライムタイムはあっという間に終わりました。

釣り人の話なので言いづらいことですが、最近は細いPEラインを使い過ぎて釣りの最中に何回も切れている人がいます。夜が明ければご覧の通り。もっと広めの写真を撮るとそこら中がPEだらけなんです(分かりづらいので寄りの写真にしました)。ナイロンと違い、切れにくいしナイロン糸に絡むととっても取りづらい代物。 気になるPEは私のポッケに入れて持って帰りましたが、ポケットはパンパンで取りきれません。全ての釣り人が気になる範囲だけで良いので、この糸を持って帰ってもらえれば、少しは釣り人の評価は改善されると思いますが、このままではどこも釣り禁止になりそうな気がします。

アジとカマス君は二桁手前でプライムタイム終了。まぁ、家族で食べるにはちょうど良い量なので、よしとします。というか、これ以上は捌くのが面倒だしね。カマス君はキャンプの食器を乾かすネットに入れて一夜干しにしました。

愛と青春の日向灘(オオニベ戦記2018)

私が宮崎ブーゲンビリア空港に降り立ったのは午前中のこと。そこから車を走らせ海岸線を南側から順に海の状況を見て回るのだが、波の高さはサーファー天国と言ったところ。力で進む若者のパドリングを見て、若さって素晴らしいな、と感じてしまう。

そして砕ける波に向かってロッドを出したのはお昼過ぎの事。私がいる場所から少し離れた場所で、カップルが海を見ながら車の中でプレゼント交換をしている。そうか、今日は12月24日なんだよね。そのイチャイチャを見せつけられてしまうと、二人の愛を感じてしまうのである。

あまりの波に何もナッシング。潮が変わったから日が沈む前に他の場所へ移動しようと車へ戻る時、女子高生二人とすれ違った。彼女達は海風を受けて仁王立ちし、髪を後ろになびかせた一人の娘が突然「バカヤロー!」と叫ぶ。その彼女の肩に手を回すもう一人の娘。こっちはクリスマスの日にお別れがあったのだろうか、妄想が膨らむ。何れにしてもこりゃ青春だな。

その日の私は一旦宿へチェックインして、仮眠を取った後に下げ潮と共に海へ舞い戻る。満月で明るい浜辺で海に向かって独り投げ続けてみるが、聞こえて来るのは激しい飛沫の波音だけで手応えは何もない。メリークリスマスな夜は宮崎らしく暖かいけれど、どこを探してもサンタクロースはオオニベ を抱えて降りては来ませんでした。睡眠時間を削って妄想を繰り返して投げまくるオオニベ キャンプは、今までで一番魚との出会いを遠いいと感じたシーズン4年目、これもまた私の青春です。

初日にエサ釣りのオジサンが持っていた唯一の釣果。ニベとオオニベ を同じ魚だと思っている人が多くいらっしゃいますが、全く別の魚です。これはニベ(グチ)。大きくなってもオオニベ にはなりません。

潮色が悪いうえ海からの向かい風の日は釣り人は不向き。しかし、モーターパラグライダーにとっては良い日みたい。

チーム福岡のメンバー3名と合流し、しばし釣り談義を楽しむ。聞けば三連休はヒラスズキ三昧だったとか。羨ましい。

北は北海道、南は宮崎まで旅をするWinston Boron III TH 15フィート。使い込み過ぎて少しコルクが痩せてきた。

いつもの人気ポイントは入れ替わり立ち代り誰かが入っている状態だが、ベイトっ気が全然なし。潮が速く波も高い日がずっと続く。

波がおさまらないので、久しぶりに延岡まで大遠征もしましたが、どこへ行っても今年はベイトの気配を感じません。そして浜は貝殻だらけ。

日向灘の真ん中ら辺は浜というよりは玉砂利の海岸が多い。雰囲気はヒラスズキ狙い。

朝は夜明け前からキャスト。夜は下げ潮のタイミングで夜中の3時に投げる私。青春というよりも、ただの馬鹿です。

ようやく凪いだのは最終日の帰り間際近く。私の日頃の行いが悪いのだろうか。なんか明日は釣れそうと思うポジティブシンキングで、後ろ髪を惹かれる思い。

何れにしてもこの5日間魚っけがありません。でもフライフィッシングへの認知度は上げてまいりました。ちなみに「フライで釣れるの?」と人々に聞かれますが、オオニベ をフライで釣ったことがないので、わかりません。でも毛ばりが海中にある限りそのチャンスはあります。ちなみにこの4年間の間、私が釣りをした同日にルアーの方もオオニベ を釣っておりませんので、それだけ難しい魚なんです。偶然に近いというか、運を引き寄せない事にはなかなか難しい魚です。まずはドキドキするような雰囲気の中で釣ってみたいですねぇ。未だ、そのチャンスでさえ訪れません。あ、でもソゲ(ヒラメ)ならば釣れますヨ、フライを小さくすれば・・・。

実釣練習(シークロでシーバス)

このブログでも良く言っている話で釣り人が持っていると有難いものは『運・根(気)・感』ですが、これだけあっても釣りは成り立たないので、特にフライフィッシングはキャス練に励んで目的の魚に向かって投げれるように事前練習してたりする、ストイックなスポーツであります。

そのキャスティングスクールでハーミットが教えるものはキャスティングの精度であったり、遠投であったり。でも実際の釣りではそれだけでは足りず、多くの場合は投げた後のことの方が重要で、実戦でしか学べないものです。

で、一昨日の夜というか明け方というか、その辺の釣りは、お客さんのリクエストで実釣のスキルを高めたいとの事でシーバスフィッシングに同行。でも実際釣りに出て私が何を教えなければならないかは知らずにやっている事が多く、言われて気づき教える事が多いので自分も勉強ですな。

世捨て丸時代に言っていたハーミット的シーバス語録を少しご紹介したら、皆さんの何かしらのヒントになるかもしれないので、ちょっと書いてみましょうか。

ボイルは熱いうちに打て

『鉄は熱いうちに打て』のパクリですね(笑)。魚のボイルはその魚達が熱い(興奮状態)のうちにすぐに打ちなさい(キャストしなさい)という意味。ご周知の通りボイルというのは小魚がプレデター(捕食魚)に追われている状態ですが、小魚の群に数本のターゲットが突っ込んでいる事が多いので、食いそびれた奴は後から来たフライに食いつく可能性が高いと言う例えです。ハーミット的類語では『ボイルは3秒以内に打て』とも言います。

シーバス入射角

シーバスボートのポジションはそのガイド船によって違いますが、一般的に2名乗船の場合は二人に釣らせるためにボートは目的のポイントへ向かって平行に流します。例えば左舷で釣りをする場合は前に乗っている人は左前にキャストを繰り返すことになります。このポイントへキャストするフライラインの角度を僕らはシーバス入射角と言います。

シーバス入射角は浅ければ浅いほうが良いです。一番釣れないのはポイントに対して90°の状態。シーバスは船の横などを狙う場合、その壁にベッタリと付いている事がほとんど。なので、90°というキツイ角度は魚にフライを認識させるのは一瞬になってしまうので、釣れにくい状態になります。

世捨て丸時代はこのシーバス入射角を30°以内で投げましょうと勧めていたので、リーチキャストを多用します。

一にテンション二にテンション

類語は「遠くのボイルよりも近くのボイル」かな?シーバスフィッシングに限らずソルトウォーターの釣りは常にフライから自分の手元までまっすぐで、わずかでもテンションがかかっている状態が理想です。なので、遠くのボイルを狙うあまり、リーダー部分が上手くターンせずシワシワになっている状態は全然釣れません。遠くを狙うよりも確実にフライがターンする自分の距離を知っておくべきなのです。

話は長くなりましたが、そんな感じで教えながらシーバスの夜は更けていったのですが、魚が釣れ過ぎた夜なので、写真を取るのも忘れてずっと入れ食いを楽しんでいたとさ。こんだけ講釈を垂れておきながらなんですが、魚の機嫌が良い時はどんなキャストでも釣れますヨ(笑)

今回のシーバス船はシークロのリュウちゃん号でした。
最初の一投から釣れ続けて、ポイントを移動する度にシーバスが釣れる状態。きっと暖かい日だったから良かったのだと思う。
リーチキャストを多用してシーバスを狙います。
結果最大魚はこんな感じ。入れ食いでした。何本釣ったかな?

寒波到来(カマスのフライフィッシング)

昨年12月のブログ更新スピードを見るとよっぽど暇だったんだなぁ。今年はというと、いろいろな釣りとHP変更などフル回転で管理人は動いているので、ブログ更新はままなりません。今冬は地味に頑張りますので、ご一読いただければ幸い。

さてと、昨日の管理人の話。私の車はスタッドレス履いてませんので、雪予報のようだったので本栖湖行きはやめました。なので、暖かさを求めて今年1月に行った千葉の先っちょの方へ遠征です。

アクアラインで強風に煽られながら釣り場へ向かった私達。南へ行けば少しは暖かいかと思いきや、昨日の寒さは南房総も同じ寒波の中。それに加えて暴風が吹きつけるので、キャスティングが難儀する状況。体感温度が下げられ寒さに耐えながらの釣りでしたが、時合いが来ればお魚は元気にフライへアタック。釣れ始めると以外にも餌釣りやルアーの人よりも釣れる感じでした。

でもその時合いは1時間ほどで終了。雨が降り体が冷え切ったので、明るいうちに納竿です。

冬は釣り物がないとお嘆きのあなた、寒ささえ克服すればいろんなフライフィッシングが楽しめるものです。ハーミットに「何か釣りたい。」の一言を投げかけてもらえれば、いろいろなフライフィッシングを管理人は提案していきますので、ぜひお店へお越しくださいまし。お待ちしております。

さて、仕事しよっと。

ラインバスケット
ラインバスケットは暴風下では必需品。ラインが流されちゃうと堤防に着く貝などに引っかかっちゃうヨ。黄色いつい立ては暴風時にラインが出ないように風下側に立てるスクリーン。百均で買った簡易まな板連結バージョン。
フライで釣れたカマス
時合いが来るとカマスくんのダブルヒットが普通に起こります。
ソルトウォーター用タックル
タックルはエアソルトの9ft8番にリプタイド。そしてラインはシックスセンスのタイプ7。
カマス、アジ用フライ
フライはそんなに凝って作る必要はなし。がまかつSC15にミンクゾンカーホワイト。それにアイスダブを巻いたもの。
寒いです
最初は風に向かって釣っていたけれど、寒くして仕方ないので、内向きにキャスティング。フォロワーの方が簡単に飛ぶのでラクだしね。
フライで釣れたアジ
程よく沈めると足元からはアジが。カマスもアジも群れが回っているようで、釣れるとパタパタっと釣れて、その後しばらく沈黙が続く繰り返し。

Winston Air Salt 908
インプレッション

インプレッションになっているかどうかはかなり怪しいので、私がウィンストン好きだという事を加味して話半分で聞いてください(好きな話は長文になります)。

ウィンストンがソルトウォーターボロンロッドを世に送り出してから、全てのモデルを使ってきた私。どんなにヒイキ目に見ても決して褒められない竿が過去にありましたが、批判の話はつまらないので却下。私が過去のシリーズでお気に入りだったのはBoron II Mxシリーズかな。このモデルはGルーミスのNRXシリーズによく似ているアクションで、極めてファーストアクションでありながらティップがお辞儀するのでラインの乗りが非常にわかりやすいロッドでした。それに加えてルーミスよりもずっと軽いですからバランスもとても良かったのですが、そのモデルは4年ほど続きモデルチェンジに。

そのモデル以外にソルトウォーターロッドは色々と売られてましたが、どれもティップが硬く全体的に曲がる点が何処にあるのかわからない万人向けじゃないシリーズが多かった気がします。なのでハーミット的にもソルトモデルはあまり前面に押さず、「クセがあるロッドは私だけ使ってればいいか。」的な扱いになっていたのが今までのハーミット。

しかし今回のエア・ソルトはかなり『ヤバイ』です。いや、今までのウィンストン・ソルト・ロッド史上一番使いやすいと断言しちゃいます。

このシリーズはヨーロッパのフィッシングショーであるEFTTEX2018にてビジター賞(来場者が決める賞)をとりました。ちなみにフライロッド賞はTFOのアクシオム・スイッチです(後日この話も書きます)。来場者が決めた賞をエアソルトが取ったということは、何のしがらみもなく純粋に一般の皆さんが欲しいと思ったものですから、それだけ皆さんが絶賛したモデルです。

ロッドのアクションを簡単に言うと、ウィンストンプラスをマイルドにした感じ。全体のテーパーはプラスに似ていてティップは野暮ったい太さを持つのはウィンストンらしさ。ライン荷重が少ない段階ではセカンドセクションの真ん中ぐらいから少し曲がり始めます。ラインが乗って荷重が大きく掛かるとその曲がる点は少しバット側へ下がりますが、それ以降はロッド全体がしなる感じでバットがガチガチなイメージは受けません。それとコルクグリップの質は大手フライメーカーではダントツ、ウィンストン社の質は良くコルクが沈み込むことはありません。

ロッドはよく曲がるけれど、復元力がとても早く反発力が早く得られる感じで、ロッドが曲がるのにラインスピードは上がる印象です。今までのGルーミスNRXの様なロッドはセカンドおよびバットセクションはビクともしない代わりにロッドのブレを最小限に抑え、手首の強い人が曲げ切って遠投するロッドですが、このエアソルトはそんな釣り人側の負担など感じずスッと軽く飛んでいく印象です。

実は私の開口一番のインプレションは「何だ、プラスより若干柔らかくしただけじゃん。」と思ったのですが、実際にリールをセットした時のバランスはプラスとは比べ物にならず、振り抜いた時の曲がり具合は溺愛したボロンIIIx908よりティップが少しだけ硬い程度で、実際の釣りでのギャップに衝撃を受けた次第です。

ちなみにシーバスで同船したお客様にも振っていただきましたが、持たせた瞬間に発した言葉は「え?これ5番ロッドじゃないんですか?」と言われたほどバランスが良いので、今までの8番ロッド史上最もバランスが取れていると思います。

さて、珍しくウィンストンのソルトボロンを褒めちぎった後には気になる点も書いておきます。価格に関してはハイエンドモデルなので今回はスルー。ブランクのコーティングに関してですが、届いた私のロッドは今までのウィンストンよりもマット感があるのですが、これはこのロッドの特徴なのかな? 他と比べるものがないのでわかりません。それとブランクの野暮ったさは慣れた私には何の違和感もありませんが、初めて手にする人は持つ前にそのティップの太さから重そうなイメージを持つでしょう(実際には軽いです)。あとはウィンストンなので、グリップの直径はそれ程太くありません。なので、手がデカイ人には小振りに感じるかもしれません。また、ロッドに癖がありませんから、玄人向きとは言えないでしょう。

いやぁ、久しぶりに熱く語らせていただきました。このインプレッションを見て買おうなんて思わなくて良いですよ。今までウィンストンのソルトウォーターロッドなんてほとんど売れてなかったので、これからも私一人で密かに楽しみますから(笑)

Winston Air Salt
プラスとの違いはリールシートのカラー。プラスはグリーンでエアソルトはガンメタル。それぞれ左巻きのリールをセットした時にやや斜めでこの社名が見える様になってます。

Winston Air Salt
上がプラスのジャングルロッド。下がエアソルト。相変わらずネーム以外は大きな違いはシートだけ。唯一、ブランクの社名前後のティッピングカラーが異なります(撮り忘れました)。バットガイドはエアソルトの方が一回り小さくて線径が細いチタンガイド。

ベンドカーブがとても綺麗で、ジャンプを繰り返すシーバスでもいなしてくれます。このタックルはリールとラインを含めるとワンセット税込25万円オーバー。あぁ恐ろしや・・。ちなみに私的ソルトロッド番付評価は、現在は次の通り。1位:Winston Air Slat・2位:Scott Meridian・3位:Winston Boron III Plus・4位:TFO Axiom II ・5位:Scott Tidal ・6位:G Loomis NRX。NRXは発売からもう12年経ったので、今の竿と比べちゃうと少し重いのでこの順位(折れにくい肉厚の重さと言えます)。

ウィンストンが好きですがティボーも好きなので、どちらもティボーが付いてます。この2本はプラスがシンキングライン用、エアソルトがフローティング用として使い分けてます。今後エアソルトは芦ノ湖や本栖湖にも連れて行きます。淡水8番ロッドと違い海水8番はどっちも使えて良いですよね。

泳がせの釣りに火がついた

先月のアカメ釣行で泳がせの釣りに火がついた私。エサ釣りの中ではかなり好きなんです。シコイワシの泳がせで釣るメジ。ハゼの泳がせで釣るマゴチ。囮で釣るアユ釣り。イワシメバルにヒラメ釣り。これからの釣りは私の中ではもう30年以上ストップしてましたが、その口火を切ってしまったのが先日のアカメの泳がせ。なんかその勢いでヒラメ釣りへ行ってしまった感じ。あ、今回はフライフィッシングの話じゃありません、ゴメンナサイ。

ヒラメを英名でフラットフィッシュといえばルアーを思い出しちゃうけれど、フラウダーという呼び方の方が正しいのかな? 海外では目ん玉の位置で魚を別けないみたい。私はフライショップの人間ですから通常は浜からのサーフキャスティングでこの魚を釣ります。それを今回は沖へ出て竿先から伝わる魚信を味わった次第。

「ヒラメ40コチ20」という釣りの格言がありますが、竿先にアタリが出てからそれぐらい待ってからアワセないと掛からないという意味。ヤマメのエサ釣りなんかは通常0秒に近いくらい早アワセしろと言われてますから、アタリが出て待て!なんて行為は手が反応しちゃってなかなか難しいものなんですな。

してその結果、今回一番の問題はシーバスフィッシングからおよそ24時間後に出掛けたために寝不足で、船酔いとの戦いと相成りました、トホホ・・。

たまにFFを離れて昔を思い出しながら旅をするのは楽しいものです。今後もたま〜に、こんな話をしていきますので、ヨロシク。

鹿島港から日の出前の出船、一列になって出港する姿は壮観です。

船酔いでたくさんの写真を撮れなかったので、ゴメンナサイ。餌のイワシは15cmほどで、私の場合は元鈎を鼻掛けし、孫鈎を尻ビレ付け根に刺します。鮎ではこうするので自然と同じ位置に打っちゃう私。それを一旦底に落としてタナを切って待つという要領。グングンと引っ張ってもすぐに合わせず、グッと堪える。グーッと絞られるその時を待って聞きアワセする感じ。

私の釣果は結果2枚。アタリは死ぬほどもらったけれど、漁礁にスレてハリス切れが頻発しました。それにしても仕掛けから糸に至るまで昔とは大違い。なんせ私がしていた時代は長竿でダクロン糸の時代ですから・・。

26-7時間前まで着ていたいで立ちでヒラメを釣るの図。シムスでヒラメ釣りなんて私だけじゃないの?(笑) ヒラメさまは勿論その日の夕食となりました。

東京湾夜景とオリンピック(シーバスクルーズ)

東京湾奥は横浜川崎地区と違い工場夜景クールズの船はなく、その代わりに屋形船の往来が多い場所。そして東京オリンピックへ向けて灯の数は着々と増えており、訪れる度にその風景が様変わりしています。

僕らシーバスハンターにとってオリンピック事情における建設ラッシュのメリットは、工事の照明が多くなることで、狙うポイントが増えたということ。釣り人的にはもっと潮通しの良い場所に照明を増やしてもらいたい感じ(笑)。そしてデメリットは工事によって大幅に立入禁止区域が多くなったことと、潮の流れが変わって行くこと。

現在カヌー・ボート競技場として『海の森水上競技場』を建設中であるが、この水路はかつては私のお気に入りポイント。潮がよく動く上に照明があり、壁にデッカイシーバスが張り付いていたのだが、釣り人の気持ちなど汲んでくれる事もなく現在はその水路は閉じられて工事が着々と進んでいる。

ともあれ、シーバスは工事とは関係なくこの時期はいたるところに居る訳で、恩恵と障害などとは無関係に僕らを楽しませてくれるのです。東京オリンピックへ向けて日ごとに東京の夜は益々明るくなり星は姿を消していく。そして夜の曇り空は街の明るさが反射して益々明るくなり、それを綺麗だと見るか悲しく感じるかはその人の感性。私は後者かな。

オリンピックは待ち遠しくもあり、早く終わって欲しくもあり、複雑な気持ちになったシーバスの夜でした。

夜の写真はピントがこないのでご了承を。サイズこそ伸びなかったけれど、川筋ダウンクロスのパワーウェットフィッシング(フライはストリーマーですが)は、下げ潮と川の流れも相まってその引きは抜群。

明暗部のボイルは止まらずイレグイ状態。ウェットフィッシングに慣れている人はお手のもの。

サイズは小ぶり中心で25〜60cm前半まで。照明に集まる小魚のサイズは様々だけれど、フライは少し小さめの方が反応がよかった。

ゲートブリッジは僕らの間ではザウルス橋と呼んでます。どこの橋もだいたい午前0時で照明が落とされます。その灯りは雲に反射して夜の海はとても明るい。

潮止まりの間はカサゴ釣りに。シーバスと違い真っ暗な場所でやるので、コヤツ達は音の出ないフライにどんな感覚でアタックするのかが不思議。

ウインストンのエア・ソルトに入魂完了。皆さんに振って頂きましたが、反則的なバランスという評価。久しぶりに「ヤバい!」ロッドに出会った感じ。ウインストンのソルトロッド史上で一番の出来かも。

豊洲市場が開場して初めて夜の姿を見ました。昔は暗かった豊洲埠頭はどの面も凄まじい明るさ。でもLED照明のせいか暖かみを感じません。

オレンジ色の光を放つ東京タワー。ビル群が多くなり東京の象徴は消沈している様に見える。でも、昨今のLEDの寒々しい明るさと違い、昭和を感じるのは私だけだろうか。

女心(魚心)と秋の空/シーホースにて

釣り人用語で「コノシロシーバス」という言葉を使いますが、遺伝子をいじってコノシロとシーバスをくっ付けたハイブリットフィッシュではありません、ハイ・・。

「コノシロが入ってきましたゼ。」と言われデッカいフライを持って本日は営業前にシーバスFFに行ってきました。コノシロという名前でいうと馴染みがない人も多いですが、江戸前寿司で定番のコハダが大きくなったのがコノシロになります。この魚はシンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロという具合に名前が変わるけれど、出世魚というよりかは食べるサイズで名前が変わると言ったほうが良いのでしょう。通常デッカい方が高そうなイメージがありますが、江戸前寿司ではコハダと呼ばれるように、サイズが小さいほど食には好まれるのがこの魚。私的見解では味というよりは、小さいほうが見た目が繊細な模様で綺麗だからの様な気がしますし、チビの方が食感が良いと思います。

この20cmくらいのコノシロのベイトボールに付くシーバスが「コノシロシーバス」と釣り人の間では呼ばれ、コノシロを食べて育った大物を求めてデッカイフライを巻き巻きし、海へと出掛ける訳です。

さて今朝の様子ですが、予報に反して朝の風波が強く思いの外魚は浮かずハッキリとした時合いはわずか5分ほど。その後はポツポツと当たるものの爆風止まず苦戦です。魚心(女心)と秋の空はいつでも気まぐれで、思い通りに口説き落とすことができません。そんな釣りムラがある時期だからこそ、釣欲は燃え上がるのです。皆さんもコノシロを模したビックフライを持って、大物にチャレンジして見てください。シーバスはハチマル狙いのシーズンです。

石川セリの「朝焼けが消える前に」を口ずさみながら、コノシロボールを探しに沖を目指します。

東京湾のシーバス
時合いにドバッと出たシーバスくん。こうやって撮ると大きさはわかりませんね。フライはオオニベ ・アカメ・大物シーバス用に巻いた6/0フックのフライで15cmほどあります。このフライの写真はこちら。

シーホースはエンジンを新調しまして、YAMAHAからSUZUKIへと代わりました。エンジン絶好調です。

水面は何の反応もないのですが、コノシロボールを魚探を探してその上にフライをトレース。ドデカいフライを止めてエンリコに変えた理由は投げやすさです(笑)

コノシロは水面下にいっぱいいるので、フライラインを沈めすぎると引っ掛かってきます。このまま流したら泳がせ釣り(笑)