釣り人が酒の席で話す内容は全てを釣りに結びつけてしまうおバカな内容がほとんど。で、昨日は「人間は遅かれ早かれ死んでしまう。」という話から、「死んでも俺は三途の川で釣りをするからあの世にはしばらく行かない。」という話に発展した。
そもそも三途の川の事をよく知らないので先ほどググってみたけれど、仏教の話かと思ったらそうではなく、世界で同じような話が沢山あるのだそう。ギリシャでは1オロボスの船渡し賃が必要なので死者の口にお金を入れる習慣があったそうで、日本で言えば六文銭の船渡し賃みたいなものですな。
そんな塩梅なので厳格にこうであるべきという定義はないみたいなので、昨日の妄想話を少し。
疑問1:三途の川は右岸から左岸へ渡るのか?左岸から右岸に渡るのかという話。
「俺のイメージは右岸から左岸だな。左岸には先に行った先輩方が沢山いるから大混雑。あの世まで行って説教されるのは嫌だし、そっちへ渡って釣りをする気はさらさらないな。だから俺は右岸で釣りをするよ。」
それって右利きだから単にスペイキャストで投げやすい方を選んだんじゃない?(笑)
疑問2:三途の川は一体何が泳いでいるのだろうか?
「想像の世界だからなんでも泳いでいるだろう?多分。俺はセールフィッシュを釣りたいから、その大河のど真ん中でボイルするセールフィッシュを想像しちゃうよ。なんだかワクワクしちゃうな〜。」
だったら、早く死になさい(笑)
疑問3:三途の川にポイントはあるのだろうか?
「う〜ん、どうだろう。浅くてすんなり向こう側へ渡れるような何もないイメージがあるな。俺だったらそんな釣れそうも無いポイントは却下。だから、沈み石を探してひたすら上流へ歩くよ。高低差がないとつまらないし、川は一体何キロあるのかなぁ。」
ググってみたけれど川幅はおよそ400キロあると書いてあるから、流程は一体何キロあるのだろう。ということは対岸の先輩方がそもそも見えないかもね。でもセールフィッシュが泳いでいても納得かも・・。
疑問4:三途の川は渡賃の六文銭の他に、入漁料は発生するのか?
「あるんじゃんないの?今のご時世、川を管理するのも大変だからね。だから遺言として棺桶に入漁料を払うための¥2,000ぐらいは一緒に入れてもらう様にお願いしておくよ。おっと、船釣りもするから六文銭も用意しないと、コイン屋に行って買ってこなきゃ。一体幾らするのだろう?」
今のご時世、クレジット可能でしょう。もしかしらたら、「先日からPay Payも始めました。」と言われるかもよ(笑)でも川は誰が管理しているのでしょうね、亡くなった漁協組合員?
そして夜は更けていき、釣り人は簡単には成仏できないのだと悟った夜でした。あぁ、妄想が止まらない。