こんなタイトルを書いてますが、もちろん日本での釣りですよ、それも群馬県の吾妻川水系の釣り。この時期は皆さんの釣欲を掻き立てるというか、禁漁後でも釣りへ行ってもらわないと釣具屋は商売にならないので、秋でも皆をその気にさせる為に関東近郊の釣り場を紹介しています。
『目指すは日本のニュージーランド』というフレーズで始まった群馬県にある阪東子持漁協が冬季釣り場として解放したのは2004年から。民主党政権時に揉めた八ツ場ダム下流に位置するこの川は、工事に伴い何度か利根川本流へ移動して行われた事もありました。当初の大型魚はドナルドソン種でしたが、2016年から「ハコスチ」(スチールヘッド系ニジマスと群馬県のみが保有する箱島系ニジマスを交配した、引きの強さを優先に作られた釣り向きの種)が登場し、それ以降はC&R区間にはハコスチが放流されています。
ハコスチって個人的にあまりカッコイイ名前だとは思えませんが、実際に釣ってみると確かに他の放流魚よりも強い引きでジャンプを繰り返すのと、尾鰭の欠損が少なく見た目がワイルドなレインボーに近いのが特徴です。ハコスチが放流されている他の場所は普通のニジマスとドナルドソン種を混ぜて放流している所がほとんど。その為見た目が同じレインボートラウトなのでどれがハコスチなんだかわからないのですが、この阪東子持漁協のC&Rだけが100%ハコスチなので、掛かればその引きを確実に楽しむ事ができるので、僕らは遊びに行きます。
ただこのコロナ禍でかつてはそのC&Rがルアー・フライ専用区だった場所は、餌釣りも加わってしまった事で敬遠していたのですが、今回4年振りに訪れたという訳はえさ釣りが加わってどのように変わったかを検証しに行ってきました。さてさて、今年もハコスチは元気に跳ね回ってくれるでしょうか?
お暇な方はご覧くださいまし。
今回の教訓:タックルチェックは入念に