管理人の朝飯前の釣りはシーバスの朝食タイム

昨日の朝は朝霞ガーデンで朝練をし、その後にキャスティングスクールというのは、第三日曜日の慣例行事。それに参加されたお客様に「明日シークロを予約しているのですが、一緒に乗りませんか?」のお誘いを受けたのです。ふむ、釣りが2連チャンか。いや待てよ、火曜日は私の休日だから3連チャンの釣りじゃあ〜りませんか。我ながらタフだなぁと思いつつも二つ返事で行くことに。

日曜日の朝は5時起きで、本日は3時半起き。すでに年齢的には初老の称号を頂いているので瞼が重いのはいうまでもありませんが、顔を洗って歯磨きを終えた辺りから脳内はどんなふうに攻めていこうかとすでにシーバスの事でいっぱい。お魚釣り人生はなんて楽しいのでしょう。あと50年くらいそれを続けたい気分(笑)

今年の秋シーバスはスロースタートで、現在は港内にイワシのベイトが入ってはいるものの、シーバスの喰いつきはまだ日並みがある状態なので、「そんなの簡単、簡単、朝飯前。」とは私でもいきません。今回はシーバスの朝食時間を狙って出撃しましたが、初めてボートシーバスを体験する人は夕方から行って明るい時間帯と夜灯周りを狙うフローティングミノーの釣りをすれば、かなりの確率でオデコは防げるでしょう。といってもハイシーズンだから、これから予約するのはかなり困難になってきますが・・。

さてさて、眠い目を擦って出かけた管理人ですが、目が痒いのは寝起きで痒いのでは無くて秋の花粉症(アレルギー性鼻炎)の様です。横浜へ向かう首都高ではクシャミが止まりませんでしたが、お魚のボイルは止まらずに続いたでしょうか?その詳細を知りたい方は、この後をご覧くださいまし。

本日の戒め:ボイルは熱いうちに撃て!

朝霞ガーデンのレインボートラウト。
この時期だから朝霞ガーデンのレインボートラウトは入れ喰いかと思いきや、ドライフライへの反応は悪し。ニンフやマラブーでもなんかパッとせず。水質が少し澱んでいる感じで、風が吹くか水が掻き回されないとダメみたい。最近は水車が回り始める時間帯が8時過ぎになってしまったので、それまでは喰いが立たず工夫が必要。私はルアーの様にロッドをシェイクしてマラブーに細かな動きを与えて喰わせる手法で数釣りを楽しみました。
ハーミットのキャスティングスクール
朝霞ガーデンで3時間の釣りを終えた後は荒川周辺の河川敷でキャスティングスクール。今回は少なめで6名ほどの参加者。それぞれの課題を見つけて宿題をお渡したのですが、次に来られる時には宿題の答え合わせですね。キャス練を終えた後はお店に戻ってお仕事デス。
朝飯を食べる前に出かけた出勤前の釣りは、曇天と海の間を走り抜けるシークロ。私は気持ちだけが先走って20センチあるビースティチェンジャーを結んでます。ポイントは潮が大分澄んでいるけれど、なんか泡を引いている。シーバスのご機嫌を伺いつつ最初に入った数カ所のタンカー側面は無反応。無風の上あまり動かない潮が良くないのか、もしくはまだ朝食タイムじゃないのかな?
シーバスのキャスティング
そこでガイドのりゅうちゃんは側面撃ちを見切ってタンカー隙間撃ちに変更。試されるのは昨日練習したその技量です。限られた狭い空間でラインを低く振り、タンカー隙間の奥の奥へ到達した人にだけご褒美が与えられます。というか、シーバスは待ちに待った朝食がやって来たと思ってフローティングミノーにバイトするのです。
横浜のシーバス
キャスティングを繰り返しうまく奥へフローティングミノーをねじ込むと、こんなサイズのシーバスがこんにちは。イワシの定食を食べに来たつもりのシーバスは騙されて僕らの手中に収まる訳。周りに泳いでいる5〜7センチほどの本物のベイトはリリースされた後にゆっくりと味わってね。
横浜のシーバス
朝食がやってきたと思って喰いつくのでシーバスはフローティングミノーを丸呑み。ルアーと違いリーダー部分はシーバスの歯に触れるので、ましてやバースに付いている貝類に擦れて細いティペットは簡単に切れちゃいますヨ。ハーミットが推奨するショックリーダー(ティペット)の太さは16ポンド(-2X)以上です。
Scott Wave 907/4
狭い場所なのでいっぺんに二人が投げ入れられないので釣れたら交代。私は早々に新調したスコットWAVEの9フィート7番を持ち込みました。エアフロのコールドソルトウォーターラインとロッドのシートフィラーのカラーがマッチング。なんかカッコイイとほくそ笑んでしまいました。
フローティングミノーで釣れたシーバス
私も奥の奥へねじ込んでシーバスの朝食タイムを邪魔してゲット。おニューのロッドに早々に入魂です。 この後のキャスティングでリーダーの先端近くに結びコブができてましたがそれを無視し、別の場所へ移動するとボイルに遭遇。こりゃシーバスのビュッフェで大食いタイムが始まりかとキャストしたところ、一発でヒット。しかしサイズが小さいと判断して強引にラインをロックして寄せようとしたら、結びコブからプッツリと切れました。20ポンドもあるのに・・。慌ててフライを結び直すも、その僅か1分ほどでシーバスの宴は終了。やっぱりいつでも万全な体制じゃないと駄目なんですね。
シークロでシーバス
結局釣れるのは隙間フェチのシーバス達のみ。バイトはそれほど多くはなかったものの、隙間にいるシーバスは安心しているのか、喰いつくのです。でもその隙間にフライをねじ込む技術は日頃の鍛錬が必要。
横浜のシーバス
キャストを繰り返すと次第にビシッと奥へと決まり、シーバスを追加。水面を割って出るトップの釣りはとてもエキサイティング。
シーバス
キャス練の翌日という事もあり、すぐに実践で試せたお客様。それと新しいロッドのキャスティングをじっくりと楽しめた私のシークロのシーバス。本日は数こそは伸びなかったですが、この天気は「午後は入れ喰いだなぁ」と相変わらずの妄想で後ろ髪をひかれます。今月シークロへ乗り込む予定があるあなた、準備は万全ですか?そして「一緒に乗りませんか?」の一言をお待ちしております(笑)

ハーミットとシークロは新人研修中

ハーミットはソルトウォーターのイメージを持っている人が多いと思いますが、実際私が好きな魚はヤマメでして、その釣るまでのプロセスがとても大好きです。しかしながら渓流シーズンは一年間の半分程しかありませんし、メインのシーズンに至ってはほんの数ヶ月。なので、全体の半分以上の内容がソルトと湖の話になってしまうのです。もっとも過去にはハーミット自身がシーバスガイド船(世捨て丸)をしていたので、そんなイメージになってしまうのは仕方ありませんな。

渓流シーズンは場所によってはすでに禁漁期に入ったので、ハーミット的にはシーバスや湖に切り替えてのフライフィッシング、それと時々管釣り。ひと月過ぎる毎に新しい釣りシーズンが始まるのが僕らの感覚なので、いつもワクワクが止まらないのがハーミットなのかな。

さて、ハーミットに新人マッキーが火曜日の店長として就任したのは皆さんもご周知の通り。マッキーのフライフィッシングスタイルはまだ渓流の域から外へ出たことがなかったので、火曜日店長に就任してから第三火曜日の定休日を利用し、現在はソルトウォーターのフライフィッシング研修中で先月までは相模湾のシイラ。今月はシークロにてシーバス研修となりました。そしてそのシークロに乗船すると、シークロの方も三人目の新しい船長を迎えるため、伊藤船長がシーバスボートガイド研修として一緒に乗る事になりました。なので船上は珍しく5名出船でワイワイガヤガヤ大騒ぎ。その様子をお暇な方はご覧くださいまし。

今回の教訓:準備を怠るものは得るもの無し

横浜の日の出
シークロに5名も乗ると遅いのかと思いきや、100馬力あると全く関係ありません。沖のポイントを目指して走る中、お日様がコンニチハ。なんか良い事ありそうな雰囲気? でも最初のうちはシーバスの反応は薄く思いのほかバイトがありません。というか、最初に見本で釣って見せればよかったのですが、今回は後方からビシビシとスパルタ教育をしました。
シークロの伊藤船長
こちらが新しく加わった伊藤船長。これからの時期はどの時間帯で釣りへ行ってもシーバスは釣れる繁忙期に入るので、シークロは2船をフル回転で使って一日6便出港します。今まで岡本船長とリュウちゃんの2名で泣きながら運行していたので、3人体制になれば彼らが大分楽になる事でしょう。
フローティングミノーで楽しむ、横浜のシーバスフライフィッシング
釣りはというと、いくつかのポイントが不発に終わり、壁打ちに切り変えたところで小爆。昨年から鍛え上げた前職の後輩が先人を切ってシーバスを確保します。
シーバスのフライフィッシング
我らが火曜日の店長マッキーはシーバスを何度も出しますがフッキングに至らなかったり、バラしたり。なので、どんなふうに釣るかを見てもらいました。大潮周りでまだバースの下の隙間が空き切らないのでフライをねじ込み難いのですが、その明暗部よりも奥へフローティングミノーをキャストすると一発で出てきます。
横浜のシーバス(スズキ)
今回のシーバスは45〜55センチサイズといったところ。しかしまだまだ夏シーバスを思わせるゴールドボディで、引きがとても強いです。
ストラクチャー狙いのシーバス
周りで釣れる様子を見て、マッキーも緊張が解れてきてキャストが決まり始めます。今回は5名も乗船しているので周りのヤジがうるさかったかな(笑) 何度かのミスを経てフライが奥へ入るとシーバスは素直に水面を割ってフライにアタック。
シーバスのフライフィッシング初体験
シーバスの醍醐味はヒットする時のエキサイティングなバイトと、ジャンプを繰り返しながらトルクフルに絞り込むそのパワーが魅力。彼は今回の釣りできっとシーバスフライフィッシングの魅力に取り憑かれた事でしょう。
横浜のシーバス
撮影が長引いてしまう時は、船長が魚に優しく海水を掛けてくれます。食べないのであれば、お魚は丁寧に扱っってリリースをしましょう。
シーバスを持っての記念写真
彼の嬉しそうな笑みを見てください、その目の奥には自分で巻いたフライに炸裂してフッキングに至るまで。そしてロッドが絞り込まれるファイトまでの流れが焼きついたでしょう。そんな感じでいくつか周り、前回よりもバイトは少なかったものの、皆を十分に楽しませてくれるシーバスのストックがあります。もし、シーバスボートフィッシングに二の足を踏んでいるのであれば、私にご相談ください。その時間が折り合えば状況によっては一緒に乗る事も可能ですから。
本栖湖シーズン
さてその翌日、ボーとしながら会社へ向かっていると、自分が休みな事を思い出しました。フライタックルは昨日のまま積んでいるし、閑散期の会社で二人出社しても楽しくないので、そのまま中央道を走る事に。最後の渓流へ行こうとも考えましたが、ウェーダー積んでないしタックルも8番だから、心の故郷である本栖湖へ行くことに。シーズン的にはまだ少し早いけれど、今秋の状況を掴んでおかないとね。
秋の本栖湖
現在の水位はほぼ満水。南岸でカメムシドライで遊ぼうと思ったけれど、満水だと本栖湖は入れる場所が限られてしまい、どちらかというとスペイキャストで狙った方が良いポイントの選択肢が広がります。でも今回は積んでないしね。満水時にウェーダー無しのシングルハンドで釣る場合、岬の先端でロッドを振る以外に手立てがありません。そして表層水温は22℃。十分釣れる水温ですが、本格的なシーズンまであと少し。
本栖湖の鯉
ルアーマンとお話をしましたが、ジグスプーンでは日によっては0〜3本くらい釣れている日があるそう。最もジグスプーンの時点で結構深いのだろうから、やっぱりフライシーズンまではあと1〜2週間先でしょう。水深120m方向へシンキングラインを引いていると、足元には大きな魚影が・・、鯉です。かつてこの湖でバストーナメントが開かれた事が嘘の様に、ブラックバスの方は激減しているので、足元にその影は無くなりました。今回は本栖湖の用意をしないできたので、何も得ることが出来ずただロッドを降りに来たという感じのオデコ。来週から10月に入るので、私の釣りは管釣り(C&R)・シーバス・湖の3本だて。富士山も心なしか秋を感じさせる陰影ですが、私は紅葉の中で釣りをするのが待ち遠しいです。

 

 

台風到来と共にシーバス開幕宣言を高らかに叫ぶ

東京湾のここ数年の傾向として、イワシが湾内に入ってくる季節が年々遅くなっていると感じるのは私だけでは無い筈。10年前であれば8月末からイワシの到来と共に沖合の浮標などの周りをフローティングミノーで楽しんでました。しかし最近は海水温が下がってくるタイミングがとても遅く、その開幕が読めない状況が続いてます。その為9月のガイド船予約は情報待ちの方が多く、船は比較的空いている状況なんですね。

しかし、「魚が釣れ始めました」という釣り情報を見てからの行動だと、その時点で既に週末の予約はいっぱいになり、取れる日程はその3〜4週間後とかに。結果的にピークは過ぎてしまい、「シーバスって意外に難しいんだなぁ。」なんてことになる訳です。もっともどの釣りも同じですが、ボートシーバスの場合はガイド船に限りがあるので、ある程度のヤマを張って予約をしないと、結果的にいつまで経っても始める事が出来ないというジレンマへ。あなたは取り敢えず予約してみると言う一歩を踏み出す勇気はありますか?

という事で、本日朝のシーバスボートスクールは、東京湾のシーバス初体験の方を一名乗せて出船。予約をいっぱいにしなかった事で自らもロッドが振ることができ、私がシーバス開幕宣言を高らかに叫びます!

今回の教訓:釣り人はいつでもポジティブシンキングであれ

フローティングミノー
台風接近が接近すると気圧が下がり、魚は浮きやすくなると言う話はどこかで聞いたことがありますか? 科学的な根拠はあるのかは分かりませんが、私的な感覚で言えば事実だと思います。それも大荒れ前の前日とくりゃ、凪いだ海原でシーバスが炸裂する姿をつい妄想してしまうのです。その気持ちの表れで前日に巻いたフローティングミノー達がコチラ。
横浜シークロ
今回お世話になったのは横浜シークロ。前日までの釣り情報では「シーバスのスイッチはまだ入っていない。」との事でしたが、私の気持ちの中では台風接近で気圧が下がりシーバススイッチは今日からだと思っていた、釣り人あるあるのポジティブシンキング。
横浜のシーバス
京浜運河内を攻めるも無反応。なのでそのまま外海のストラクチャー撃ちへ。するとタンカーの脇からすぐにシーバスの反応があります。サイズは55センチ台中心で、フローティングミノーは飲み込んじゃってます。初めてのお客様にも反応が多数あり、私が教えている時間なんでごく僅かで入れ食いモードへ突入です。
シーバスをランディング
お客様には船首に入ってもらい、フローティングミノーをいかに壁やタンカーに沿ってフライを流すかと、そのリトリーブ方法を教えたところ、初挑戦にも関わらず、次々とバイトからキャッチへ持ち込みます。この時点で私の方のには早々と肩の荷が降り、後方からシーバスを狙います。
横浜の海を散策
今回、リュウちゃんから頂いた名言は『No Fish, No Bait』(イワシがいないと魚が釣れん!)。沖のストラクチャーをランガンしていくのですが、そのイワシがいる確率は80%。なので気分的には常に入れ喰いです。エロ話を期待したのですが、今回は至って真面目なガイディングでした。
シーバスに必須なリーチキャスト
タンカー周りなどを攻める場合、トラウトのテクニックで使うリーチキャストは必須です。左舷側をこのように撃つ時は、キャストしてフライラインが空中にあるうちに、左リーチキャストを決めます。そうすることで、フライラインはタンカーギリギリに、フローティングミノーを長い時間引き続けることができます。
横浜のシーバス
初めてのシーバスフライフィッシングで最初からこんなサイズを釣ってしまうと、次回はきっとこのサイズよりも大物を狙って訪れたくなることでしょう。彼はシーバスフィッシングの中毒患者になる事は間違いなし。
シーバス
釣れる個体の中には、この様に以前釣られて口が切れて回復した個体も上がります。リリースするのであれば、傷口が少しで小さくなるように、バーブレスで楽しみましょう。
シーバスのファイト
今回の個体のそのほとんどが、まだ夏シーバスを思わせるゴールドボディの個体。幅広でパワフルであり、ロッドが立たない。そしてフックから逃れるためにジャンプを繰り返すファイター。
今回釣れたシーバスたち
今回はシーバスが沢山釣れたのである程度大きいサイズのものだけ、まとめてみました。フローティングミノーは壊れるまで使い、ボロボロになるまで働いてもらいます。
横浜のシーバス
ちなみにフローティングミノーはその浮力を保つために、シルバークリークのUBFフロータントを塗りたくってます、ついでにリーダーにも。コーティングするとフライが硬くなり吸い込みが悪くなりますが、こうすることで芯になっているフォーム材はの吸水が抑えられ、柔らかいボディのままで吸い込みがよくなります。
シーバス
今回のシーバススクールはお腹いっぱいな位釣れて大満足。来週のシーバススクールはまだ空きがありますが、今回が入れ喰いだったからといって、次週も同じとは限りません。しかしその運に賭けてみない事には何も始まりませんヨ。

メリークリスマスの夜は釣り仲間とプレゼント交換

ブログを読み返して見ると、クリスマスはやたらと釣りに出かけているかも。そう僕らの年齢はもう世間のクリスマスムードとは無縁で、家族の行動はてんでばらばら。恋人のサンタは来ないし、家でケーキを食べる人もいない。そうなるとクリスマスの夜を独り過ごすのも寂しいので釣り師は仲間と集まってはしゃぐ為に釣りへ出かけるのです。ここ数年の私はそんなクリスマスかな。

ミッション発令:クリスマスイブの夜は仲間とフライのプレゼント交換をし、そのフライで魚をゲットせよ!

そんな声が天から聞こえてきた気がして、フライ神からの御告げで今回はそんなミッションが課せられた。シーバスへ出かける前に仲間に魚を釣ってもらう為に、魂を込めて巻いたフライをプレゼント。魚が釣れればもちろん嬉しいし、自分で巻いたフライが仲間に評価されるのも嬉しい。そんな縛りでクリスマスイブの夜は楽しく過ごしました。

さてさて、昨夜というか今朝の僕らの様子をお暇な方はご覧くださいまし。

クリスマスイブにフライのプレゼント交換
某所に勤めていた時にラッピング検定三級を取らされた私は、トップの写真にあるクリスマスカラーのフライを3個セットにしたものをラッピングしてプレゼント交換、ノリノリです(笑)。一緒に行った仲間から頂いたのは、オリーブのクラウザーミノーとコンパクトに巻かれたピーナッツバター。貰ったフライで魚をキャッチできないと、巻いた人が凹むので魚をキャッチできるかどうかは重要な問題。
横浜の夜
相変わらず横浜の海へ繰り出すとつい口ずさんでしまう「ブルーライト横浜」。スタートは風もなく穏やかで、波っけがないの事でお魚は少しナーバス。
横浜のメバル
私が渡したクリスマスカラーのゾンカーでいきなりデッカイシーバスをヒットした釣り仲間。しかしティペットが細すぎて敢えなくブレイク。3種類巻いて渡しておいたのが正解で、フライをロストしてもあと2個あります。今度はトリカラーのクラウザーに交換してすぐにメバルをゲットしてました。自分が魂を込めて巻いたフライを使って釣ってくれたのはとても嬉しいです。
ラジオペンチを使ってケーキを食う漢
リュウちゃんにはこの秋冬の労いの気持ちを込めてケーキの差し入れ。ちゃんとフォークを渡したのですが、何を思ったか急にラジオペンチに持ち換えケーキを食べ始めた。「ワイルドだろう?」と、本人の弁、そのふりは古いって(笑)
横浜のシーバス
私も頂いたオリーブのクラウザーミノーを使ってシーバスをゲット。サイズは60位かな。少し風が吹き始めて魚の活性が上がって良い感じ。
横浜の海でトリプルヒット
シーバスの活性はマックス。あるポイントに入ったら急に活性が上がり、一人が掛けた後に 残りの二人もすぐにヒットしトリプルヒット。それぞれ交換したフライでキャッチしているので、お互いに、「釣ってくれてありがとう。」となります。
クラウザーミノーにヒットしたシーバス
全員ミッションをクリアしして一安心。その後はフライを交換するのが面倒だったので、残りの時間もずっと貰ったフライで釣り続けましたとさ。シーバスの機嫌はそれほど落ちることもなく、その後もポツポツと釣れ続けました。
横浜夜景
気がつけばポツポツと雨が降り出し、横浜の空は工場夜景に雲は照らされて薄明るい映える景色に。今年も楽しい夜をありがとう、シークロさん。年が明けたらまたシーバスへ行っちゃうよ、解禁までの間はね。

勤労感謝の日はフライタイイング日和

昨日は勤労感謝の日なので、お店はジャニーさんに任せ淡水と海水のダブルヘッダーの釣りへ行く予定でした。でもここのところ釣りへ行き過ぎている為に、どんな魚を狙いに行くにしても、それを仕留める弾なし状態、使えるフライが無いんです・・。選択肢が無い、あるいはフライそのものが枯渇している状態では思う様に攻める事ができないので、ここは一つ持ち弾を増やす為にハーミットへ早朝出勤し開店前までのタイイングとなりました。私のタイイング用品は全てお店にあるので結局勤労感謝だろうと何だろうと、釣り以外のほとんどの時間はお店にいる事になるんですな、何かなぁ・・。

現在集中的に出掛けている「目指せ、メーターオーバー!」のランカーシーバス狙いですが、大型のビースティチェンジャーやタガメンはオープンウォーターで使うのでフライを失くす事はありません。強いて言えば目玉が取れてしまったりするので、外科手術として新しい目ん玉を取り付けるだけでOK。今私に足りないのはそのメガフライのフォローベイトとして使っているEPミノー不足。大きさにすると10〜13センチなのでで十分大きいサイズ。もっとも数年前まで釣っていた数々のランカークラスは全部エンリコミノーだから、メガフライにこだわらなければ本当はこっちがメインと言っても良いのです。

そんなEPミノー(ピーナッツバター)のアンチョビーを3個だけ巻いて出掛けた今朝の横浜の海。朝焼けを見るとつい石川セリの歌を口ずさんじゃう私ですが、今回はこんな感じでした。

今朝の悟り:ランカーシーバスの時期はそろそろ終盤。徐々に日並みの差がが大きくなるので、そろそろ癒しのフローティングミノーで楽しむ時期かな。

使い終わったフライの残骸
ロッドの陳列棚の上には使い終わったフライの残骸が。アイが取れただけのものは再度取り付けて使うけれど、フックポイントが錆びたり傷んだものはご臨終。でもタイイング見本になるので、直る物は元の姿に近い状態に戻してお客様に差し上げてます。
ナナマルシーバス
夜が明けるまでは、手堅く穴撃ちの釣り。ビースティーチェンジャーはピンポイントへのコントロールが難しいので、巻いたばかりのEPミノーで仕留めました。新鮮なフライは気分的に喰いつきが良い様に感じるのは私だけでしょうか?
フライで仕留めるシーバス
シークロ岡本船長に撮って頂いたニコパチ。70台半ってとこ。この時期のシーバスは肥えているので、8番ロッドだとロッドが絞り込まれてエキサイティングです。
横浜港の夜明け
穴撃ちをひと通り終えて朝ボイルポイントへレッツらゴー!はたしてシーバスのご機嫌はいかに?
3/0のフライで釣るシーバス
その前に穴撃ちの件ですが、今朝は強風にて出来るところが少なかったけれど、穴撃ちを決めれば確実に出てきます。今回の相方もそつなく掛けてました。サイズは55cm平均かな。
シーバスのポイント
ココぞと思うポイントで朝ボイルを待ってはみたものの、うさぎ(白波)が立つほどの強風だったので、トップへの反応は無し。ひとしきり投げてうんともすんとも言わないので、まだ夜が開け切らぬうちに追加ポイントへ移動。
ビースティチェンジャー23cm
そんな朝ボイルに投げまくってビースティーチェンジャー23cm、フックは6/0のシングルフック。お目々だけ外科手術をしたのでなんとなく綺麗。今季はこのフライ一つだけでも、ナナマルサイズ以上を何本仕留めたか数えきれない。
横浜の海から見える富士山
気がつけば富士山がハッキリと見える時間まで投げまくり終了となりました。前回のシーホースと同様に朝便は尻つぼみとなってしまいましたが、今朝は強風の影響が大きかった為と思われます。例年だと12月一週目くらいまでは釣れ盛るので、今後出船される方も、良い日に当たればあなたがメーターオーバーをキャッチするかもしれません。さてと、私は今週からタイイング週間となります。来週は釣行記は無いかもネ。

シーバスフライに両さんの様な太眉を描くと釣れるらしい

フライタイングというのは魚が釣れる様にする為に改良する事は大切ですが、ボックスに並んだ時、真っ先に選びたくなるフライを巻くことも重要です。時に共にするアングラーがボックスいっぱいに白一色の同じフライを持ってくる方がいらっしゃいます。もちろんそれでも釣れるとは思いますが、魚の機嫌はどう変わるかは分からないので選択肢はあったほうが良いでしょう。

「このフライさえあれば絶対大丈夫」的な究極なフライはこの世に存在しません。魚は生き物、僕らがウナギが食いたくなれば鰻を食べるし、寿司が食べたくなったら寿司を食う。お魚さんだって気分が変わるのです。さらにその選択肢に加え自分が使いたくなるフライを巻くことが重要だと私は考えます。今私が使っているタガメンのアイは上向きに付いているので魚には見えないのでまず関係ないと思いますが、有るのと無いのでは自分のモチベーションがかなり変わると思いませんか?

今まで改良し続けたタガメンですが、先週までメガフライに不機嫌だったシーバス達が突然そのフライに興味を示しました。と言ってもそれが正解でずっと釣れ続ける訳ではないですが、フッキング率の向上とバイト数が確実に倍増した事に大満足。しばらくは今回作った「タガメン・零弍式(愛称:両さんタイプ)」を使ってみる事にします。

昨夜の悟り:釣り師の男は魚と女性の気持ちを生涯模索するのだろう

タガメン零弍式
前回のタガメン弍号機は引き波が少し弱い気がしたので、初号機(改)でやっていた水押しをよくするための鼻を付けました。相変わらず漢気で20cm超・シングルフック3/0が一本だけ。新しいこのタガメンをじっと見ていたら、なんかイタズラがしたくなって太眉を描き描き。なんか私の顔見たい(笑)ちなみに零号機がタガメに似ていたのでタガメン(タガメみたいなシルエット)になりましたが、もはやタガメでは無くなってしまいましたね。
シークロのリュウちゃん
「もう予約なんて入れなくて良いですよ〜。」と泣きを入れるリュウちゃん。連日連夜で無休状態で顔が死んでます。可哀想ですが、12月いっぱいまでは僕らのボート予約が続き働いてもらいます。
ビースティチェンジャー
「潮が動くまで小物で遊びましょう。」と言われたけれど、既にデッカイフライしか結んで無いのでそれでキャス練するつもりでキャスト。なんと2投目でビースティチェンジャーにランカーがド〜ン!フライは23センチあるので、それから大きさを推測してね。
ビースティチェンジャー
初っ端から良いサイズを釣ったので一安心。そしてそのまた数投目でド〜ン!先週とは全く違い、今回は良いサイズばかりの連発の夜。お魚の気持ちは全くわかりません。
横浜のランカーシーバス
同船者にもこんなサイズがド〜ン!
横浜の海でシーバス
さらにダブルヒットもある始末。小物じゃありませんよ、両方ともナナマルサイズ。いっぺんに掛かるのだから、今日はお魚のスイッチが入ってます。
太眉のフローティングミノー・両さんタイプ
その後ポイントを変えてタガメンの両さんタイプをキャストすると、立て続けにヒット、ヒット、ヒット! バイト数が向上した上にヒット率は5割近いので改良が上手くいっている様です。それとも太眉の効果か?(笑)いや、そうであって欲しい。次回はちゃんと眉毛を一つに繋げますゾ。
東京湾のシーバス
時間いっぱい12番ロッドとスイッチ8番を投げ続け、今回は両さんタイプのおかげでお腹いっぱい楽しめました。やっぱり自分が使いたくなるようなフライを作ると、必然的にポジティブになるから釣れる気がします。なにせリトリーブして帰ってくる太眉を見る度に、私はほくそ笑むのですから。

12番を振り続けると8番ロッドが鉛筆になる

現在売られているフライロッドの番号は0から15番ぐらいまでかな? この15種類の番号の他に長さがあるからロッドを全て揃えようとすると無限大に広がりますが、釣具屋の私であっても持っていない欠番は結構あります。私はなるべく手持ちを30本以内に抑えているので欠番は意外に多く、0・1・9・11の4種類。でもって高番手は14/15番という表示だったりするから実際には13番以上は一括りになっちゃいますが・・。また13番以上のロッドはキャスティングするためのしなやかさは無くなり、リフトパワー重視でキャスティングを繰り返す竿じゃないので、実際にちゃんとキャスティングを行う上限は12番なのです。

この12番のラインの重さはAFFTAの規格で先端から9mの重さは約25g・実際には最近のラインは重めに設定されているので(ラインの詳しい話はこちら)、1オンス以上(28g + フライの重さ)のものを片手で投げていることになります。ルアーで1オンスを遠投すると言えば両手で投げるのが普通ですが、フライはシングルハンド(片手投げ)。しかも前後に数回振ってから投げ放つので、一回のキャストでルアーの動作の数倍の労力を使うんです。そんなロッドを毎回振り回していれば、そりゃ誰だって筋力がつきますヨ。ちなみにシングルハンドのトーナメントロッドに使うラインの重さは38gです、あ〜恐ろしや。

そもそもこの12番ロッドの用途は海外遠征時の大物狙い(ターポンやセールフィッシュ)と国内ではシイラやマグロに使っているのですが、ここ数年はシーバス用の大型フライを投げるために出番が多くなっています。しかし、その思いとは裏腹に散々振り回しても、20センチ以上のフライへの反応がうんともすんとも言わない日だってあるのです。そうなる保険として「とりあえず釣っときますか。」となる訳で、ロッドを8番へ持ち変える訳です。今まで30g以上のものを片手で振り回していたのが、突然半分の重さ(1/2オンス)になると、8番ロッドはもはや3番ロッドと同じくらい軽く振る感じで、気分は鉛筆を振りまわしているかの様。言い過ぎじゃないですよ、ホント。

昨晩はスイッチロッドとその12番を振り倒していたのですが、結果的にメガフライ(20cm以上のフライ)への反応は一度も無し。なので龍ちゃんから「とりあえず釣っておきましょうか。」の一言でフライを小さくするのです(といっても#3/0のフライ)。しかし今回は気合を入れすぎてシングルハンドは12番しか持ち込まなかったので、それで釣ることに。そのまま同じロッドを使ったのですが、今まで使っていたフライの重さと空気抵抗が凄かっただけに、#3/0・10センチ程度のフライに変えただけて腕への負荷が無くなり、感覚としては8番ロッドを振っているかの様。私のフライフィッシングはもう病気の域ですな。皆さんは真似しないように。

昨夜の教訓:日々のキャスティングは筋トレなり。振れば振るほどロッドは軽くなる(感じる)

シークロの益田船長
昨夜の相棒はヒガシセンセとリュウちゃんのガイド。出陣の時はいつでもポジティブです。
夜の横浜の海
ナイターの場合メガフライを投げ倒すのは真っ暗な場所のオープンウォーター。なので、写真がありません。今回は投げ続けても一度も手応えがなくそのキャストは徒労に終わりました。
横浜のシーバス
「とりあえず釣っときますか。」と言われロッドは12番のままフライはEPミノー3/0へチェンジ。魚がいるところはまとまっていて、バンバン掛かります。釣れていると写真撮りに余裕がなく、結果魚の写真ばかり、夜だから仕方ないか。
横浜のシーバス
最大サイズは前回のシークロで釣ったサイズとほぼ同じで、結果的にパワフルな引きを存分に楽しめました。3/0を使っている時点で小さい魚は掛からないしね。
シーバスをリリースする
いくつかのポイントで入れ食い状態で二人とも釣果に満足して帰路へ。ゼロかイチかで投げ倒す覚悟だったけれど、10センチのフライでも大物は釣れるので、意地張ってメガフライに固執しなくてよかったです。さて、ランカーシーバスへの挑戦はまだまだ続きます。次回に乞うご期待!

ジョニーの子守唄が思い出せない、ビースティー・チェンジャーの夜

昨夜横浜で口ずさんだ曲はジョニーの子守唄(アリス)。でも、バックコーラスの「ふぅ〜、ジョニ〜♪」という部分しか思い出せず、冒頭だけを頭の中でヘビーローテーションし、やもやしながらシーバスを狙ってました。帰ってきて速攻で「ジョニーの子守唄」を検索、それを聴いてようやくスッキリです(笑)

東京は一気に寒くなり急にフリースを着込み始めた私ですが、そんな季節に入ったっのでそろそろメガフライのシーズンに入ったって事ですね。なので今回はフローティングを封印し、フックサイズ6/0番の大物チャレンジ、目指せメーターオーバー(シーバス編)です。昨年巻いたビースティー・チェンジャーから少し手を加えたラトル入りのフライで、大きさ23センチで若干重め。

シークロ岡本船長はまずは肩慣らししてからと、向かった先は穴撃ちシーバスポイント。EPミノーでアタリを多数もらって順調にヒットが続きます。潮の時間を見計らってコノシロ付きシーバスのポイントへ移動。なんかどよよ〜んとした場所なのですが、コノシロは満タンらしくそのザワつきが感じられ、雰囲気はバリバリです。

今回のタックルはGルーミスのNRX+スイッチ 11フィート・8番にエアフロスナイパーWF9S3。それにバス・マスキーのインタミリーダー4フィートを着けて、ティペットは30ポンド50cm。これぐらいリーダーが短いと5gあるフライでも投げやすいんです。

ポイントへ着き、さてキャスト開始するかと思って水面に垂れたビースティー・チャンジャーにいきなりガバッと出ました。もちろんアワセられませんでしたが、ノーキャストでバイトなんてどういう事? 今回はラトル音が効いているのか、最初の数投は猛アタック。そしてフッキング。もしかして今日はランカーサイズが入れ喰い?と思いましたが、そんな事はなく、一度魚がかかってしまうと一旦落ち着きます。しかし船のポジションを変える度に魚の活性は上がるのです。

大きなフライゆえキャッチ数は少なかったものの、思い描いたシチュエーションで出たし、昨年の宿題が身を結んだ気がしてかなりの手応えと達成感を得た夜でした。さて、「ジョニーの子守唄」をどうこじ付けて話の中に盛り込もうかと思いましたが、歌詞カードを何度見ても今回のシーバス釣行とは結び付きませんなぁ。ついでにアリスの歌を一通り聴いたのですが、改めて思う事はネガティブな歌詞が多かったんだなぁと。さて、どう締めくくろうかな、このブログ・・・。

本日の戒め:リトリーブしたライン処理は大物がヒットした時の事を考えて事前に場所を確保しよう。

横浜港のシークロ
今回はシークロ・岡本艇で出船。相変わらず釣りを盛り上げる組み立てが上手い船長でゴザイマシタ。
ビースティー・チェンジャー
EPミノーで釣ったシーバスの写真はパスして、今回はメガフライオンリーの写真。クリスマスツリーのようなこの6/0番・23センチのフライにガバッと出るんです。あなたもきっとその虜になる筈です。
シークロの夜
岡本船長が撮ってくださったので、珍しく私のニコパチ。今思うことは、こうして皆さんを煽ると船の予約争奪戦になるので、結果的に私の釣行回数が減ってしまうので困りもの(笑) この後に良いサイズをまた掛けたのですが、魚が勢い良く走って行くのに対し、ラインを踏んでいた為に送る事ができずバレてしまいました。大物狙いの時は、世捨て丸時代に使っていたラインバスケットが必要だなぁ(落ち葉を入れる、ポップアップのゴミ入れ
ビースティ・チェンジャー6/0番
フックのテール位置に見えるメッシュチューブに包まれたものがわかりますか?これがラトルですが、ルアーに入っているサイズと同じなので、かなりこの部分が重くなってしまいました。しかし、いくらぶつけても壊れなかったので優秀なラトルです。
ナイトシーバス
同船車はそんなデカイフライは投げれないという事で、EPミノーを可能な限りデカくしたフライでチャレンジしてドーン。シーバス単体で写すとそのサイズ感ってわかりにくいですよね。
大型のフライで仕留めたシーバス
本人が持つとド〜ンとこのサイズ。エコーのイカロッドが満月にしなってましたよ。ナイトシーバスだと写真が魚ばかりになってしまいますが、とてもエキサイティングな夜になりました。
コノシロを捕食するシーバス。
回覧注意:口の中を見ると、捕食されたコノシロが吐き戻されて食道付近に。人間で言えば、口にポップコーンを頬張っているのに、さらにチキンに喰らいつくみたいな感じかな。

人事を尽くして天命を待つ赤口の日

何年前の事だったろうか。ボートが帰港する間際にふと青潮の日の事を思い出した。

季節は丁度この位の時期だったかな。その日は撃てども撃てども何の手応えもなく、青潮によって酸欠になった大きなアイナメやメバルが水面で口をパクパクしているのが岸際に連なっていた。その時の仲間はシーバスに手慣れで、爆風の中で私のフォローで取りこぼしなくフローティングミノーをポイントに撃っていくのだが、二人で何もない時間がどんどんと過ぎていく。そんな中でもポイントを幾つか変えれば釣れるだろうと楽観視。穴撃ち、壁撃ち、タンカー際狙い、沖の浮標など、ありとあらゆる場所を攻めまくった。

TFOの新製品である7.6フィートのショートロッドを丁度おろした日で、その短さは穴撃ちには快適であったが短いが故にリーチキャストはめいいっぱい手を使って伸ばさないといけないというデメリットがあった。ほぼ5時間近く投げまくって最後の何投目かに大きなリーチキャストをする為に腕を思いっきり振り抜くと、体のどこからか「ブチっ」と嫌な音が聞こえてきたのです。あ、やっちまったなと思った右手はものすごく痛く、ヤバイと思ったのでそのまま病院へ直行したのです。ま、大事には至らなかったのですが、「しばらくは釣りをしてはいけません。」と言う医者の言いつけを守らずに今まで来ているので、いまだに梅雨時期には腕が痛むのです。

あの時に似た痛みを今日は精神なダメージとして受けました。朝一番いい時間に出たのだから、最初はボコボコ、徐々に盛り下がるパターンを予想していたのですが、いくら撃ってもな〜んもないのです。本日叩いたポイント全て過去に釣った事がある場所だけれど、魚の反転すらなく見事なまでの完デコをくらってしまいました。それもよりによってシーバスのボートスクールの日だなんて、こんな日に当たってしまった皆様に申し訳なく、ゲーム風に言えば精神的なダメージ5000を受けて一時的な再起不能状態の私です。

「今日は仏滅じゃないの?」と船長のリュウちゃんが言うので、さっき帰ってきてから調べたら、本日は赤口(凶日)。詳しくググると「人や生き物を悩ませる日があることに由来しています。」だとな。さらにこう綴ってある、「午後は吉」だそうな・・・。

なんて日だ!

シーバスのボートフィッシング
最初のうちは叩いていればそのうち出るでしょうと楽観視。日が登るにつれて、リュウちゃんと私の顔にはヤバイと書いてありました。
タンカー周りを攻める
いくつのタンカー際を攻めた事でしょう。あんな場所、こんな場所、いつもならばガバッと出るのに。先週の入れ食いは何処へやら。
シーバスのフライフィッシング
魚の写真が何もないとつまらないので、ほぼ同日の過去写真を載せてみました。ポイントはDマリーナを出て目の前で入れパクだった日のこと。釣れない日も釣りですが、スクールでいくらでも釣らせる的な発言は今後差し控えますデス(泣)

シーバススクールで気づいた入門者へのアドバイス

コロナの影響はだいぶ収まってきた感があるので、スクール活動を少しずつ再開致します。シーバスボートはそもそも人数が乗れませんし、野外でのソーシャルディスタンスは保たれているので、感染を広げるリスクは限りなく低いでしょう。私も久しぶりのスクールなので、なんか緊張しちゃいましたが、強風で良いポイントへ行けない中、なんとか皆さんキャッチしていただいて嬉しい限り。

さて、今回のスクールをやって見て気づいた点を、これから始められる方に参考になればと思いましたので、少し書いていきますか。

ラインハンド(ラインを持つ手)はラインを離さないこと:
一般的にキャスティングで遠投を練習する時に、右利きの場合ラインを持つ手(左手)はシュートのタイミングで手を離してしまう方がほとんどです。実戦でも湖などや管釣りでもおよそ90%は手を離していると思うのですが、これはソルトウォーターではご法度。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、それぐらいフライが着水した時の魚達の反応が強いのです。落ちた直後の初動が遅いとめちゃくちゃ喰いが悪くなりますし、例え出てもすぐにアワセる事ができないのでフッキングしません。なので、ラインハンドはシュートした後はラインを離さず、人差し指と親指の間にラインを入れて解放しラインを送ります。これが出来るようになるとラインは常に手の中にあるので、すぐにリトリーブを開始することができます。うまく伝わりづらいので、詳しく知りたい方はキャスティングスクールにご参加ください(要望があればどこかのタイミングで動画を撮ってきます)。

遠投よりもティペットまで真っ直ぐに伸びたキャストが重要:
とかく遠投したくなるこの釣りですが、フライラインからリーダー、ティペット、フライの先までが一直線になって全てが同時に水面に落ちるキャストが理想です。さらにこのキャストでラインハンドがすぐにリトリーブに移れる状態であれば、あなたのヒット率は2倍以上に上がるでしょう。特にフライラインから先に水面についてしまう方は、キャスティングを再チェックした方が良いと思います(ロッドティップの動きが円運動になっている可能性があります)。

アワセはラインハンド:
ソルトウォーターの釣りを始めるとその先輩方は「あなたはトラウト(フック)セッターだね。」と揶揄します。これは普段の合わせがロッド煽っているという方の事です(特に渓流のドライフライフィッシングが多い方)。ソルトウォーターでは追い喰いが多いので基本はラインハンドでアワセ。それでフッキングしなかった場合は追い喰いを待ってフライを引き続ける事が大切です。

リトリーブは一定スピード:
トラウトのリトリーブは手繰り切った後にラインハンドが戻る際にポーズ(フライが動かない時間)があります。このポーズはシーバスや青物などは、喰いつこうと思った瞬間にフライが止まると喰わずに反転します。なので、ポーズが無いのが理想です。両手で棒引きするのも一つの手ですが、今度はアワセがやりにくいので、重さがない小型のシーバス(40cm以下)が喰い付いた時に中々フッキングしません。できれば片手でのリトリーブをお勧めします。また、シーバスの場合は手繰るスピードは早いのが良い訳では無いので、トラウトリトリーブと同じスピードでフライが止まらないのが理想。その方法は分かりにくいかもしれないので、時間を見てそのリトリーブを動画に撮ろうと思いますが、どんな方法であれ皆さんが思うポーズが少ないリトリーブ方法を考えてみてください(青物はその逆で、人生でこれ以上早く引けませんという位に早い方が良いです)。

さて昨日のフライフィッシングはこんな感じ。シーバスくんたちは皆さんの挑戦を待ってますヨ!

シークロの岡本船長
前回のブログで男前の岡本船長の写真が小さかったので、再度撮らせていただきました。彼の温かな言葉で救われたフライフィッシャーマンは多くいらっしゃるでしょう。またシークロへ行きたいとい気にさせてくれるシーバスのフライフィッシングを支える関東で一番のシーバスガイド(地方のガイドさんを私は知らないので)。褒めすぎじゃ無いですよ、本当の話。
フライでシーバスを攻める
今回は風が思っている以上に外海の風が強すぎて、予定してた一級ポイントには全く行くことができませんでした、残念。仕方なく運河筋のシーバスを攻める事になったのですが、そのストックが少なめだったのでランガンで狙っていきます。主にこんなタンカーの際やコンクリートバースの壁打ちになります。
シーバスのフライフィッシング
風が強い中、皆さには頑張っていただきました。またうねっている日は足腰と体幹が鍛えられるので、良い筋トレになります。
フライでシーバス
いくつかのポイントを回っての拾い釣りになりましたが、なんとか皆さんキャッチしていただきました。こんな風が強くて厳しい条件でも、タックルとフライを事前に準備しておけばなんとかなるものです。
隅っこ好きのシーバス(スズキ)
隅っこの隅に入れて壁沿いをフローティングミノーが泳げば、堪らずシーバスが躍り出てきます。いくつか喰い損なった後にしつこく狙って出た、なかなかのサイズ。ロッドがバットから曲がってました。
シーバスをリリース
シーバスは成長すれば最大1mにもなる大型魚。丁寧にリリースすればまた巡り会うチャンスがあります。記念撮影の後は速やかにリリースする事を心がけましょう。