ゴールデンウィーク前に書けず、ちょっと遅めの事後報告になった軽井沢・湯川

前回のブログで書いた北関東のフライフィッシングを終えて帰宅した私はこの時点で370キロの走行距離。翌日も休みだけれど、きっと疲れて起きられないだろうなぁと思いながら10時半に就寝。しかし釣り人の体というのは恐ろしいもので、疲労感が半端ないのに翌日が休みだというと朝5時前には目が覚め、私の体は釣りへ行けっていうんです。

ノープランでのフライフィッシング、さてどうしたものかと考えたのは、このゴールデンウィーク中の皆さんの選択肢を増やそうという考え。なので私が未経験の場所へ行って客観的な目線でみようと考えました。昨日は東北自動車道だったから、今度は関越道かな。新潟はまだ雪代が出ていて早いだろうから、上信越道を進みながら横川パーキングでネット検索して見つけた場所がココです。

上信越道佐久インターチェンジを降りて約20分ほどの湯川は、数年前にトラウトパーク軽井沢という名前でルアー・フライ(テンカラ含む)専用区ができました。この湯川へ私が初めて訪れたのは今から37〜8年前でその頃は毎年解禁日に行っていた川(実際にはこの周辺の川全般)なんです。この地域は2月16日解禁で極感なので全くライズがない中、右往左往して何もないままオデコを食うのが通例で、6年ほどボウズが続いたので自分の中では封印された苦手な川。もっとも当時は解禁日にお土産放流があった訳でもなく、残雪の中河原を歩いたところでライズなんてないのが当たり前なんですが、とにかくいち早い関東の解禁に出掛けたかっただけなんですね。

さてそんな湯川はこんな感じでした。皆さんも一つの選択肢に加えてみてはいかがでしょう。

湯川トラウトパーク軽井沢
入漁券は現場って売ってないと書いてあったので、佐久インターチェンジを降りて左に2回曲がった場所にある、セブンイレブン佐久インター店で購入。茂沢集落の方から来ると左手にこんな感じのプレハブが見えてきます。この前の空きスペースが駐車スペース。訪れた日はまだちょっと寒々しく、外気温は少し低め。
湯川トラウトパーク軽井沢のルール
ここのルールはバーブレスとビクやクーラーの持ち込み禁止。魚はキャッチ&リリースかと思いきや、キープはひとり3匹までと書いてありました。それ以外の看板はミンク捕獲罠が設置してある注意喚起。野生化したミンクがそんなにいるのかな?
湯川トラウトパーク軽井沢 エリアマップ
漁協のポイントマップによるとこの場所はキャサリンポイントから上を見た場所。中電取水ダムからここまでの間は緩い流れで、そのゆるい場所でライズは見られませんでした。というか、まだ寒くて虫があまり飛んでいないので、ゴールデンウィーク明けぐらいからがシーズンだと思います。
トラウトパーク軽井沢 エリア案内
鎮座石の深瀬では深みから一気に上がってくる強敵ライズに翻弄。3回掛けて、ランディングは一本もできず、トホホ。今回は流下物が少なく、ユスリカミッジのアダルトを食べているようでした。
湯川のヤマメ
叩いて上がると、石頭にいるヤマメがたまに顔を出して掛かってくれます。シーズン本番になればもっとイージーに釣れる事でしょう。フライはシロハラコカゲロウのパラシュート18番。
ユスリカの仲間
飛んでいる虫をなんとか捕まえてみると、こんなミッジアダルト。ユスリカの仲間かな。フックサイズで20番ほど。
湯川トラウトパーク軽井沢
鱒門橋 上流を望むポイント。ライズはシロハラコカゲロウが流れた時だけ散発にある程度。水温がもう少し上がると色々な虫が流れるんだろうなぁ。私は発電所前までしか上がりませんでしたが、後で地図を見返すと堰堤の淵までたエリア内だったのですね。今回訪れた湯川トラウトパーク軽井沢は桂川忍野が好きな人にはハマるかもしれません。エリアの全長はそれほど距離はないけれど、各ポイントでライズハントできます。