弁慶堀でバスを狙う予定が川場フィッシングプラザになった件

先だっての釣行で佐世保でのんびりクルージングを楽しんできたのは良いけれど、お魚を触っていないので無性釣りに飢えていたのが今週の火曜日。当初の予定では晴れていたら弁慶堀でのんびりとバスフィッシングをしようと思っていたが、天気予報はまたしても雨。弁慶堀は電車釣行なので、土砂降り予報だと帰りを考えると行く気が起きない。そこで別の場所を選定する為に天気予報図と睨めっこしてみると、北関東だけはそれほど雨は強くない様である。よし、ここはユルユルに北関東へ出かけて現地で決めようと出かけることにした。

車へ色々と詰め込んでいつもよりも少し遅い時間に出発。しかしボ〜っと走っていたら東北道を走るつもりが関越道に向かってしまい、慌てて日光方面へ修正。そこから中禅寺湖を経て辿り着いたのは湯ノ湖。そう、このブログで一度も紹介した事がないから丁度良いじゃないの!と、湯ノ湖を選択したまでは良かった。

元々弁慶堀のつもりだったので、ボートの装備で必要なライジャケやレインウェアは万全。意気揚々とボートハウスへ向かうと、すっかり忘れていた事。そう、ここはボートが予約制。ボートハウスには誰もおらずボートフィッシングを断念。仕方なく湯川へ向かい駐車料¥500を納める。さてウェーダーに着替えるかと思ったら、今度はウェーディングシューズが無い・・・。うむむ、どうしよう。

今日は釣りを諦めて、このまま金精峠を越えて観光でもして帰るかな。まず峠を越えると最初に見えてくるのは菅沼。今回はこの辺の湖や沼を全部写真におさめようかと車を止めて沼へ向かうも、「撮影の方は入場料¥100を頂きます。」とな。アホらしくて菅沼の撮影はやめました。

先だって行った丸沼で釣りをしても良かったのですが、外気温は15℃という寒さと、この時点ですでに11時を回っていた。大尻沼を経て川場の道の駅でお土産を買ってこのまま帰ろうかと思ったら、その道の駅の案内板の地図中に「川場フィッシングプラザ」が落とし込まれていたのでした。そうか、この裏にあるんだよね。

ということで東北道をひた走り、巡り巡って川場フィッシングプラザで半ドンの釣り。帰りは関越道で帰るという、北関東釣り環状道とでも申しましょうか、高速道路はどこにでもつながっているというお間抜けなフライフィッシングと相成りました。

そんな馬鹿馬鹿しい珍道中は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

湯滝
湯の湖はたくさんの釣り人がいましたが、指を咥えてみただけ。すぐに下流へ向かって湯川に入るも、シューズ忘れ。流石にウェーダーだけで釣りをする訳に行かず、一応ここへ来たという証に湯滝を撮影。奥に見えるは先客のフライフィッシャーマン。シーズン終わりはいつも人気の釣り場です。
熊出没看板
クマさんは人間と同じで歩きやすい場所を選びます。ここ湯川にある木道は夕方遅くまで釣りをしていると、かなりの確率で熊に遭いますので皆さんもご注意を。
菅沼撮影出来ず
中禅寺湖→湯の湖→湯川を経て国道120号線を沼田方面へ。金精峠をこえて最初に見えるのは菅沼。写真に納めようとしたら、湖岸に出るのに¥100必要だそうでやめました。
大尻沼と丸沼
標高1700メートル台の菅沼を後にし、次に見えるのが丸沼。この写真の右側が丸沼のダムで、ダム直下が大尻沼となる。観光の人がよくこの筏で遊んでいるのを見てきたけれど、トムソーヤ号というのですね。
川場フィッシングプラザ
大尻沼から川場フィッシングプラザまではおよそ30分ほど。雨の平日だというのにこの賑わいは人気のある管釣りの証拠。約2割がフライフィッシャーマンです。
川場フィッシングプラザ
着いたのは丁度12時ごろだったので今回は午後券¥4,000を購入。持ち帰り制限は20匹とのことですが私は持ち帰りませんので全てリリース。フィッシングルールは大まか一般的なルールで、シングルフックのバーブレス。ワームとスポンジ系のエッグフライが禁止で、それ以外は特にありません。12時からスタートして17時まで楽しめます。
川場フィッシングプラザの釣り
今回はエコーのインストラクターロッド(9フィート・5番)で釣りましたが、雨の天気なのでお魚の活性は良く、ほぼドライフライオンリーで楽しみました。途中でニンフも試したのですが、ドライよりも喰いが悪く数が釣れません、今回は。
ドライで堪能
フライは小さくすると目立たないのでなかなか食いつかず、ホッパー#8にすると魚は集まってもフッキングせず。結果10番程度のカメムシフライが一番釣れました。キャストしてのバイトは半端なくあるのですが、小さい魚は掛かりにくいので、ドライで楽しむのにはもってこいのフライ。
川場フィッシングプラザの釣り
15時を回ると釣り人は減ってきて釣りができるスペースが広がった。周りに人がいなくなったので、私は5番ラインをフルキャストしてラインの巻ぐせを取りながらフライフィッシングを楽しみ続けました。ポンド系の管釣りで真っ白い竿でぶっ飛ばしている人を見たら、それはきっと私です。
レインボートラウト
かくして今週も無理矢理フライフィッシングを楽しんできた私。川場フィッシングプラザは魚のコンディションがよく、初めて訪れる方でも相当な数釣りができる場所。これからどんどん涼しくなるので、お魚の活性が上がることは間違いなし。ちょっと遠くの管釣りで遊んでみたい方はオススメの場所。さて、来週はどこへ行くかなぁ。

秋は野反湖からスタートしたが雨の一日だった

渓流シーズンがそろそろ終わりなので、僕らはシーバスか湖のフライフィッシングがスタートする。関東圏で標高の高い湖と言えば丸沼の上にある菅沼が標高約1730mになるのだが、秋のシーズンはこの標高が高い方から順番に水温が落ちていくと考えれば間違いない。しかし今年は大尻沼が解禁の年なので菅沼は禁漁期。よってその次に標高が約1,513mにある野反湖が現在の秋のフィッシングフィールドとしてオススメの場所。

私が10代後半の頃はバイクでこの湖へ駆け上がっていたのだが、まだ万年雪が斜面にあり夏でも寒い湖だったのは遠い昔の話。最近では以前はいなかったセミの声が聴こえ、訪れるたびに温暖化を感じてしまうのである。

時にその碧さを伝えるために地方名にブルーを添えて表現するが、湖に棲むレインボートラウトは背中の碧さを伝える為にブルーバックレインボーと言われるようになった。その言葉が頻繁に使われるのは本栖湖とこの野反湖で、空の青さ、または湖の深さを象徴する碧さを背負ってブルーバックとなる。あなたはその神秘的なブルーを持つトラウトに出逢った事はありますか? その碧さを知ると私みたいに毎年必ずその地へ戻ってくるのでしょう。

そんなブルーバックレインボーを求めてマッキーと私は夜明けを目指して1時半出発する日帰り組。片道3時間半近くかかるので1泊二日が一般的なのだけれど、私はジジイの体に鞭を打って何故だか日帰り釣行が多くなってしまった。

さてハーミットのデコボココンビである管理人とマッキーが野反湖でどんな釣りをしてきたか、その様子を見てみたい方は以下の写真をご覧くださいまし。現在の野反湖はハイシーズン。釣りたい気持ちがある人はきっと良い釣果が待っています!

野反湖は曇天
私が寝坊したせいで現地についったのは既に明るくなった時間。天気予報は1日雨で、小雨から徐々に大雨になる予報。外気温は15℃とフリースを着て丁度。水温は測らなかったけれど、流れ込みは低く、そうでない場所との水温さは2〜3℃ありそうな感じ。
オヤマリンドウ
野反湖のフライフィッシングシーズンはどんな時でも高山植物が彩りを添えてくれる。私は全く詳しくないので、毎回グーグル様に尋ねてはその名を忘れてしまう。今回釣り場でひっそりと咲いていたのはこのオヤマリンドウ、多分・・。
野反湖
熊笹をかき分けて湖へ出ると、水位は少し低めで湖の湖岸をずっと歩けるのが良い。最初はカメムシのドライフライで釣るためにニシブタワンドの一番奥を攻めていたけれど、ドライへの反応は薄いので、対岸へ回ってきた。
ハコスチ(レインボートラウト)
ドライへの反応が全くないので沈める事に。私はスぺイライン(フローティング)で底の釣りはできないので、フライの重さだけで沈めてユルユル引きでヒット。なんか今年のレインボー(ハコスチ)は平均サイズが大きく、60センチ台が中心。
野反湖で釣り
釣り方のパターンを掴んでしまったら、回遊のたびにヒットするレインボートラウト。時に50m以上ランニングラインを引っ張り出し、沖で元気よく跳ねる個体。大きいからなかなか寄らない。初めてここへ訪れた人にこのサイズが釣れたら、きっとビックリするでしょうなぁ。
レインボートラウト
マッキーはスコットのスイングのシングルハンド8番、それにインターミディエイトのタックル。魚の回遊するルートを把握して釣果を伸ばす。時々目の前を回遊するレインボーにカメムシを投げるも、スレているのかあと一歩で食いつかない。
野反湖のカメムシ
今年のカメムシは大きく2センチオーバー。しかし天気が悪いで飛翔している個体が少なく、レインボーは全然上を向いてくれない。
野反湖の釣り
仕方なくドライは諦めてインタミで釣るマッキー。魚のサイズは相変わらず大きく、小さくても55センチオーバー。ヒットフライはブラックゾンカー。たまにレインボーの稚魚を追い廻しそれに喰らいつく大イワナがすごいスピードでやってくるけれど、ミノーイーターのイワナはフライでは釣れませんでした。
レインボートラウト
釣れるパターンを見つけた私は同じ場所で釣りまくる。お魚のサイズはほとんどが60センチ以上で、60半ばが最大。このペースならばツ抜けは簡単だと思っていたら、予想よりも早い大雨に見舞われて釣果は途中でストップ。ちなみに今回のレインボーはハコスチと通常のレインボー(ドナルドソン)の半々で釣れましたが、皆さんにその違いがわかるかな?
大雨の野反湖
突然降り出した大雨。この雨をきっかけに魚のスイッチが入るかも?とマッキーはドライフライを投げてみる。するとカメムシフライに尺オーバーの立派なハヤ(ウグイ)がヒット。それも丸呑み。
野反湖の釣り
しばらくはその大雨の中で釣りをしていたのだけれど、あまりのひどさに耐えきれなくなり、15時半には撤収。そもそもこれだけいっぱい釣っていたので、早めに上がって温泉に浸かって帰れば、こんな目に遭わなかったのに・・。
レインボートラウト
かくして今回の釣りは無事終了。本当はドライで釣りたかったのですが、ドライでは何もナッシング。いつもは2本も釣れば上出来なこの湖なんですが、こんなに大きいのがたくさん釣れたので大満足(8本の釣果)。今回行かなかったエビ沢方面へ行けば野反湖育ちのギンギラギンのレインボーもいますので、皆さんもぜひ挑戦してみてくださいな(イワナが見えていますが遊漁期間は9/20まで。レインボーは11/10まで)。

お盆過ぎの渓流終盤は下野国へハイキング時々釣り

このブログのファンがどれだけいるのかわかりませんが、「あれ、先週は何処へも行かなかったの?」と問われれば、お盆の最中だったのでお客様に付き合って管釣り〜で遊んでました。ハーミットはお盆モードのまま閑古鳥が鳴いてますが、満員御礼の管釣りの賑わいは妬ましく、寒々としたフライ業界はどうしたら元気になるのだろうと、考え込んでしまった管釣り釣行でした。

そして今週の話。

お盆が過ぎると私の渓流釣欲は下降気味、かといって湖へ行くにはチト水温が高いので、この時期はいつも何処へ行くかが悩みの種。湯川へ行こうかとも考えたけれど、上流側の混雑がスゴイとの話を聞いているので、一般河川での混雑はどうしても避けたい。で、思ったのが今年は下野国の県内共通年券を買っているので、せっかくだから今まで行かなかった北西部に足を伸ばしてみようと思ったのでした。行き当たりばったり、西の果てへGo!

前日の閉店が遅く少し疲れ気味だったので、東京をゆっくり8時過ぎに出発。下野国の北西部は交通の便が悪く高速を降りてからの道のりが長い。いくつかのダムを巻いて辿り着いて見ると、前日に大雨でも降ったのかかなりの水量。おまけに途中の良さそうな場所には釣り人の姿。すでにここまでで道程は4時間半を要している。方々見て回っているとどんどん時間が経ってしまい、すでに夕方。どうする?俺。

その後私がどうしたかが気になる方は、以下をご覧くださいまし。

赤久縄
先週の管釣りはお隣りの上州で遊んでました。渓流にはヤマメ、ポンドにはレインボーの他にコスチもいる隠れ家的な『赤久縄』。午前中はゲーターを履いて渓流を楽しみ、午後はポンドで入れ食いを楽しみました。ここはお蕎麦が美味しいので、それも楽しみの一つかな。相変わらずバッタ使いの私ですが、マッキーズフライにホッパーパターンを加えるかを考え中。
下野国
さて、今週はというと下野国の最西部へ。源流は水量はガンガンと流れていて、釣れそうな場所を探して右往左往。先客が多いので仕方なく本流を外れて幾つかの支流を回る。猿に威嚇され人気スポットで人々を眺め、そんな事やってたらロッドを出さずに夕方になってしまった。ムムム、結局ロッドを出さずに帰るのか・・。
ホームリバー
家へ帰って翌日出直すとのと、このまま素泊まりで安宿へ泊まって仕切り直しかを天秤にかけると、素泊まりした方が高速代よりも安い。結果、18時前に安宿へ入り翌朝5時過ぎに出発して行き慣れた川へと出かける事にした。
下野国の渓流
今シーズンはすでに何度か入っているこの川だが、毎回違う場所で釣りしている。せっかく早めに宿を出たのだから、今回は久しぶりに一番上の釣り場を責める事にした。車を止めて釣り場までは林道を歩いて2時間以上の道のり。2年前に仲間が32センチの尺ヤマメを釣ったポイントでは今年も尺ヤマメが浮いていたのにそれを無視し、さらに上流を目指す。ハッキリ言って釣りというよりは歩く時間が長いのでハイキングの気分。
婚姻色が出始めたヤマメ
いつもメインとしている場所からさらに1時間以上は上流の場所。この季節だから、もちろんイワナ狙い。しかし最初に出てきたのはヤマメさん。ほのかに桃色に染まってます。
産卵まえの山女魚
「いやいや、こんな上流だからそんな筈は。」とロッドを振るも、またしてもヤマメ。婚姻色を纏ったヤマメは産卵準備の証。とても綺麗なのですが、これから産卵して命を全うすると言うのに、それをいじめてリリースするというのがどうも私は苦手。数本のヤマメが出たことでさらに上を目指す事にし、フライは10番よりも大きい物しか使わない事にした。
堰堤
それにしてもこんな山奥にこんなもの作って何の効果があるのでしょうね。堰堤がある毎に、その上には砂礫で埋まった瀬。下には溢れた砂礫で埋まり始めた滝壺がある。お魚はそんな人間の作った人工物に屈せず生き続けている。
イワナ
フライを大きくした途端に、釣れる魚は全てイワナになった。チビイワナを避けるにも丁度良いと思っていたけれど、サイズに関係なく掛かってくる。今回の場所は7 〜9寸半まで。深い場所でかけた個体は黒く、そして瀬で釣った個体はその色を移して浅い色をしている。
イワナ
堰堤下のシラ泡のすぐ横にできる巻きの部分で釣ると、イワナのお腹はオレンジで全体がゴールド、そして背中は真っ黒け。
壊れたロイヤルトルード
フライを変えずロイヤルトルードで10数本も釣ったら、カーフテールのウイングがもぎ取られてしまった。これでも釣れるでしょうが視認性がよくないので、ここでようやくフライ交換。
イワナ
久しぶりに最上流部へ来たものだから帰りの時間が読めない。上流を覗いてその上に緩い流れがあると、ついフライを流したくなる無限ループ。おおよそ15時にはやめないと帰りの行程が暗くなる可能性があるので、この魚を最後に納竿とした。前回の南アルプスといい今回も飽きるほど釣ってしまったが、雑な攻めが多かった為に尺モノは釣れませんでした。
立派な樹木
かつてはダム巻きでその行程往復6時間半というのを日帰りで行っていた事を考えると、往復で5時間程はまだ短い方。しかしながら年齢的に太腿とふくらはぎをイジメ過ぎたかな。景色を楽しまない早足の道のりが往復5時間なのに、釣りの時間は4時間とこれいかに。やっぱり釣りというよりはハイキングだな😆

 

大尻沼のドライフィッシングからホームリバーへの旅

私は年間でボートに乗っている機会が普通の人よりはかなり多い釣り人かもしれない。秋から冬の間は東京湾のシーバスボートに明け暮れ、3月には芦ノ湖でブラウンハント。春から秋には丸沼とこの大尻沼でのボートフィッシングが恒例である。そう、今年は偶数年で大尻沼が解禁する年。2年に一度の行事で大尻沼詣の年なのでアリマス。奇数年は丸沼の上にある菅沼が解禁するのですが、大尻沼の話が多い理由は、同じ一列上にある沼でも標高差が200m以上あるのです。その為、菅沼はセミなどが鳴かず虫類が少ないせいか魚体が細めで魚に迫力が無いので、どうしても大尻沼釣行の方が増えてしまいます。

さて、先月に阿寒湖で使うために巻いたセミフライが余っていたので、それを消費しようと出掛けた大尻沼。15時にはずぶ濡れになるくらいの大雨をくらった時点で釣果はツ抜け(10本以上)していたので一度納竿し、私はそこから120kmをも移動してホームリーバーを目指すのでした。この日は6月最後の日。どうしても6月中に決着をつけたかったというよりは、6月まではやり切ると決めていたので、どうしても最後のスイングをしたかったので大移動する事となりました。

そんなおバカな私は以下の通り。
お暇な方はご覧くださいまし。


大尻沼(完全予約制・人数制限あり)
2026年オープン期間:5/16〜10/31
予約:環湖荘(0278-58-2002)
場所:群馬県利根郡片品村(ボートのみ)
入漁証:丸沼の環湖荘にてお支払い後に移動し、丸沼温泉第2駐車場へ移動。そこから徒歩7〜8分。
釣り方:フライ・ルアーのみ(キャッチ&リリース・バーブレス使用)

丸沼温泉
土日は混むので少し前からの予約が必要ですが、平日は前日予約でほぼ大丈夫。丸沼の環湖荘で入漁料とボート代をお支払いし、車をこの丸沼温泉第2駐車場へ移動。ここから徒歩にて向かいます。
大尻沼
環湖荘から丸沼温泉第2駐車場へ行くすがらにこの大尻沼へ行く降り口があるのですが、駐車場から丸沼へ戻る方向で5分ほどの場所にあります。矢印の方向に徒歩で降りましょう。
大尻沼ボート場
帰りに写したので大雨の写真ですが、8時スタートの時点では曇り空。ボートは好きなものを選ぶのですが、前日の雨で大抵水が溜まってます。それを船に乗っている柄杓で掻き出してから釣りスタート。
ラディアンを折った・・
久しぶりにスコットのラディアンを持ち出して出掛けたのですが、レインボーを2本を釣った後にロッドティップにラインが絡み、その瞬間に魚が出てたのを思わずアワセてしまったので、ロッドを折ってしまいました。ガックシ・・。仕方なくロッドを車へ取りに戻るロスタイム突入。
大尻沼のレインボートラウト
お魚の方は出だし良く最初はシンガマボディのフライで反応が良かったが、ロッドを取りに戻った後は反応が渋くなった。この時点で大きいフライはダメと判断し、フライングアント11番に変えた事で順調に数を伸ばしました。でも結構スレていて、見つけた魚に正確に1m手前に入れないと見切っちゃうんですヨ。
セントリック9フィート4番
いつも様に張り出した木の下を回遊する魚が少ないので、沼のど真ん中でライズする魚を探してキャスト。これだけ雨が降っているのに丸沼からの放水が無く、水が動いていない状態なのでベストコンディションとは言えない状態。とは言っても魚を見つけさえすれば釣れるので、数釣りは順調に伸ばす私。お魚は大きく50〜60センチほどなので、午前中で腕が痛くなってきた。交換したセントリックC904/4は非力デス。
ボートルール
丸沼でボートでの事故が続いたので、ボートフィッシングのルールが段々と厳しくなってきた。昨年の死亡事故以降に今度は飲酒にて落水し死にかけた方がいたとのこと。ボートも運転するものですし特にバランスが必要なので飲酒は厳禁。また、立っての釣りが禁止されたので、正座から膝立ちのスタイルを続けたおかげで、翌日の私は太腿の付け根が筋肉痛になってしまいました。
スコットのフライロッド
ラディアンを折った後は念の為ボートに2本のロッドを持ち込んだ私。セントリックはフライングアントを使いサイトフィッシング。魚が見つからない時間帯は沼の真ん中でGT8106/4を使いセミフライを浮かべました。沼の真ん中で出た個体は元気良く、バッキングラインまで引き出していったので、楽しいのなんのって!
キモゼミ
阿寒湖の余りであるキモゼミを沼の真ん中で浮かべていると、10分に一回くらいバイトがあります。しかし喰い方が下手なのでフッキングする確率は3割程度。
キモゼミ弱し
バイトがある度にフックセットを試みるも、すっぽ抜けた時に口を閉じているものだからセミフライは無惨にも壊れてしまいます。今回の釣りでキモゼミは1個を残して全部壊れてしまいました。腹部分の破壊が頻繁なので、この部分が交換できると良いのですが・・
大尻沼のレインボートラウト
お魚はシンガマボディ8番のフライで3本,4番のセミで3本。残りの5本は全てフライングアント11番。ティペットは2〜4X。14時半ごろには充分堪能した私。大尻沼はオールC&Rでボート上への引き上げは禁止なので、ネットインしてそのままリリース。なので全体の写真は撮れないので、こんな写真ばかり。シャッターを100枚切ってもそのほとんどがピンボケなんですヨ😆
ファイト中
最後の一本はこんな大雨の中でドライフライフィッシング。パンツに雨が染み込む程の大雨だったので、時間いっぱい前に私は撤退を決意。というか、そもそもイブニングは川へ行くつもりだったので、全て予定通り。
中禅寺湖、男体山
大尻沼をおよそ15時で後にし、横目で菅沼を見て金精峠を越えて湯の湖へ。さらに湯川を下り、ここ中禅寺湖でシャッターをパシャリ。流石にこの時期にはフライマンはほとんどいません。さらにいろは坂を下って大谷川へ。そのままその本流でスイングしても良かったのですが、今年はホームリバーで6月いっぱいまでやり切ると決めていたので、さらに30キロほど移動。大尻沼からホームリバーまでの移動距離は県をまたいだ為になんと120km。そのおかげでスイングの時間はわずか30分ほどになりました。
シムス フライウェイトシューズ
シムスのフライウェイトシューズのフエルトがすり減ってツルツルになってしまったので、今回からおニューのフライウェイトをおろしました。私の釣行回数がハードなのでサイドも擦り切れて使いものにならなくなるので、ウェーディングシューズは1年で交換です。
ホームリバーでスイング
18時半からスイングしたのですが、まだこの明るさ。しかしもうこの時期の夕方は虫っけはまるでなし。魚の活性は鯉の跳ねとアユのみ。なんか起きやしないかと一投入魂するのですが、おそらく鮎のアタックをロッドに感じたのが2回のみで終わりました。
大尻沼のレインボートラウト
日没後少し過ぎまでスイングをし続けましたが、何事もなし。今シーズンのホームリバースイングはこれで終了です。今年は少なからず小型ながら本命をキャッチできたから、気持ち的には良しとします。さて、これからはシーズン後半戦。私はどんな釣りへ出かけるでしょうか。興味がある方は後半戦のブログにもお付き合いください。

 

梅雨の合間にホームリバーを離れ中越へ(イワナのフライフィッシング)

世の中のAI進出は思っていた以上に早いスピードで色々なジャンルに活用されていると感じるのは私だけでは無い筈。気がつけば物流や飲食店の多くに活用され、外食産業は人手を介さずタブレットで注文するのは当たり前な時代になりつつある。ネットで普及するAIエンジンは使い込むほど学習し、自分の知りたい情報がいとも簡単に手に入る時代になってきた。つい10年前に「この先無くなる職業」なんてキーワードがあったけれど、あっという間に事務作業やレジ精算の仕事は減少の一途を辿っている。果たしてこの先、釣りにAIは何かしら関わって来るのだろうか? なんて考えながら、先だって中越地方でフライロッドを振り回してきた。

僕らの楽しんでいるフライフィッシングは多くの方は魚をキャッチするまでの過程を楽しんでいる、その一連の流れを人が体感する経験。私の代わりにロボットが釣ってくれたとしても僕らはの目的は食料調達ではないので自信が体感しないと何ら面白みがないのである。釣りの中でAIを活用するとすれば釣れた時の天候や水温日時や場所のデータを蓄積し、AIで分析するなどが考えられるが、目まぐるしく変わる自然相手の釣りで果たしてそれがどの程度成果が出るのかは私的には甚だ疑問である。

まぁ、どんなにこねくり回してもフライフィッシングは超アナログな世界であり、この先100年後でも基本的にフライフィッシングは形を変える事はないでしょうな。そんな余計なことを考えながら河原の草をかき分け、毎年変わる川の様相をどう攻めるかを考えて予測し、フライをキャストし続けるのが先日の私でした。

最近は書くネタが尽きてきたので、脱線した話で申し訳ない。
お暇な方は以下をご覧くださいまし。

中越のフライフィッシング
東京から程なく近い中越の釣りで、今回はいつもより北側にある川からスタート。東京は台風前で雨が降っていなかったのだけれど、こちらは毎日ザッと降っていると地元の方に聞きました。水量多めで遡行は水圧を受けるので、かなり体力が必要だった。しかしこうして流れに立ってキャスティングしているだけで、僕らは幸せ。太い流れの中から魚がつきそうな場所を予測しフライを流せば、ヤマメとイワナが半々の確率で飛び出て楽しませてくれる。
ヤマメ
ヤマメの写真を撮り忘れましたが、このネットの中はヤマメ。サイズは7寸が中心。日中は小さめのメイフライとカディスが少しだけハッチ。フライを小さくすればヤマメ、大きくして緩い場所を狙えばイワナといった感じ。
イワナ
イワナはヤマメよりも育ちよく、8寸半〜9寸中心。緩い渕尻に陣取っているのがイワナ。
中越の川
朝は雨模様だったのが、お昼近くになるとお天道様が顔を出した。しかし今回は水が太いなぁ。フライフィッシングはどちらかというと少し渇水気味の方がドライフライはポイントが絞り込めて釣りやすいのですが・・。
イワナ
上流へ進めば進むほど傾斜がキツくしら泡のポイントばかりになってしまったので、お昼過ぎにはこの川を退渓して、東京方面に近い川へ移動することに。行きなれた林道を山奥へと向かったのですが、昨年よりも溝が深くなり現在の私の車では一番奥へ車を突っ込むのが困難になりました。なので、途中下車して歩きで川へ向かい入渓。するとすぐにイワナがこんにちは。
中越の釣り
2本目に入った川はお魚がどこにでもいるという感じではなく、要所で固まっている感じ。釣り人が多いのか、出てもスレているのか掛からない個体が多かった。
イワナ
大きな淀みがあるポイントでは、なぜか反転流にイワナがかたまり、一時は二人で入れ食いモード。それもそのほとんどが9寸中心。ひとしきり数を釣ったらサイズが7寸までダウンしたので、そのポイントを離れました。気がつけばイワナが十分楽しめたのと、これ以上続けると真っ暗な退渓になるので、5時にて納竿となりました。
神様ちゃんぽん
関越自動車の帰りはいつも上里インターチェンジで神様ちゃんぽんを食べるのが僕らのルーティン。新メニューのバターコーン何ちゃらを堪能し、家路に着くのでありました。そろそろイワナ釣り本番の季節になってきましたなぁ。

老体に鞭打ってダブルヘッダーを二日間(友釣りと共有する本流の釣り)

北海道釣行が冷めやらぬ前に終盤戦のスイングで何か起きやしないかと期待して北関東の本流へ出向く私。今年は水温の上昇がやや遅めで水に浸かっていると釣れそうな予感だけはまだあるんです。まぁ、いつもの通りそう思っているだけで何事もない時間が過ぎていくだけなんですが・・。

6月に入ると各地で鮎釣りが解禁し、本流で鮎釣りを楽しむ人と戻りヤマメやサクラマスを狙う人が同じ場所で釣りをする訳ですが、違う魚種を狙う釣り人同士でポイント争奪戦という事にはなりません。関東圏のサクラマスの場合は水温が上がり過ぎない朝の時間帯が中心になるのだが、太陽が顔を出し暑くなってくると僕らはロッドを仕舞い込む。するとその水温の上昇と共に鮎釣り師がくるので、丁度入れ違いで同じポイントを共有している。

そんなポイント共有で鮎師との交流を楽しむ私ですが、昨今の釣り事情の情報交換をするのが私の日常。フライフィッシングは高齢化で釣り人口の変化を少しずつ感じているけれどアユ釣りはさらに深刻で、おとり屋(友釣りに使うおとりの鮎)が一軒もないという河川まで出てきた。また、私も最近気づいた事なのですが、鮎が釣れる本流は苔ではなくバイカモなどの藻が異常に増えたと感じている。その原因は定かではないが、アユ師の見解は僕らと同じで「農薬」ではないかという事。推論なので何の根拠もないのですが、オイカワ・ウグイがいない、あるいは水生昆虫の激減。そして藻が生える。現在の本流は以前と異なる環境になっているのは事実なのです。

私は鮎師に、「鮎って道具が高いから入門者が激減しているんですよね?」と聞いてみたら、「あなた達がやっているフライロッドだって、高いでしょう? あなたの使っているその竿はいくらなの?」 と聞かれれば、確かにフライも鮎もそこそこ良いものを求めたら、その金額には大差がないんですね。鮎釣りを取り巻く環境は友釣りから鮎イングへと少し変化をし始めたけれど、フライフィッシングも何か変革を起こさなければいけない時期なのかも知れません。

例によって私は本流から源流へ大移動する毎週の釣りで、その移動距離は60キロ。今回はダブハン信者を増やすために本流にてキャス練をした後に源流へ行くという、ハードで内容の濃い釣りを楽しんできたお話は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

北関東の河川
現在の本流の夜明けはとても早く寝る時間がなくなってしまうので、初日は本流を少しだけ確認してから源流へ。この川は今年初めて入る川ですが、40年前はイワナ一色だったけれど、現在イワナの姿はない。釣りは魚止めの滝まで行ったらUターンして川通しで帰るパターン。
ファーガス
慌てて川に入ったらストリッピンングガイドにラインを通し忘れ、「飛ばない。」と悩みながらキャスティングを続けてました・・。皆さんもそんな失敗をしているでしょう?
ヤマメ
水が冷たいせいか、ここの魚はいつ来ても若干錆びている様な色合い。お魚は7〜7.5寸平均で、ポイントの各所からこんにちは。適当に数釣りした所でこの川を離れ、イブニングは釣りやすい別の川へ移動。
ファーガス・フォレストバム
ファーガスのフォレストバムは周りの草木と同じカラーなので、お魚を撮影後に竿をどこに置いたかわからなくなる事がしばしば。最近の私はシーズン後半になるとファーガスばかり使っている様な気がします。
那須塩原
この川もいつの間にか場所によってはバイカモが生えていて、昔と雰囲気がだいぶ変わってきた。バイカモの隙間からヤマメのライズなんて昔はなかったのにねぇ。
ヤマメ
ヤマメの放流量が多いこの川は、このシーズンでも放流したての面構えを持ったヤマメさんが釣れてしまう。5本釣るとそのうち1本は胸鰭が無かったりするので、がっかりしちゃいます。
ヤマメ
イブニングライズは6時40分くらいから始まり、7時過ぎまで続いた。サイズは7〜8.寸半までで、ひとまわり大きい泣き尺は賢くて取ることができませんでした。それでも数は相当釣れたので大満足。その後は翌朝の本流狙いのために60キロ移動するのですが、ホテルをとった所で滞在はわずか数時間なので、車中泊となります。釣りのためとは言いながら、この歳での車中泊はちとキツいデス。
本流の釣り
2時半に起きて用意し、釣り場に立ったのが大体少し明るくなった頃合い。水量と水温は申し分ないのですが、今回は流下する虫っけがまるでなし。時折跳ねるのは緩い流れに群れる鮎のみ。次の一投で「ドスン」と来るぞ、とポジティブなキャストを繰り返すのですが、関東圏の本流は年々釣れなくなっている気がします。
河原の虫達
釣れない時間は周りの草木に生息する昆虫達が私を癒してくれます。季節が進んだので、最近はアオハダトンボが多く見るようになってきました。ダブハンのスイングは6時までして、その後はお客様と合流してダブハンのキャス練です。
本流でキャスティング練習
最近のダブルハンドロッドは高額なので、ウィンストン・Gルーミス・スコット・オービスなどのハイエンドモデルをご購入頂いた方には、こうして本流でキャスティングスクール&実釣を無料で行っています。但しこちらの都合に合わせて休みを取って頂ける方のみになります。ダブハンのキャス練は朝6〜10時ごろまでにして、余力がある人には一緒に60キロ移動してもらい、源流釣行へご案内。こんな私に付き合う為にはタフでないといけませんな。
源流の釣り
60キロ移動した後に、前日とは違い車を停めてからさらに林道を1時間歩いてから釣り場に入ります。車止めからでもお魚は釣れるのですが、おおらかな魚を釣るには少し上に行く必要があります。かといって林道を歩き過ぎちゃうと、魚は細かく数釣りになっちゃいます。その辺のさじ加減が難しいです。
ヤマメ
この川はヤマメとイワナの混成。かなり上に入ってもヤマメが釣れます。腹鰭が白い綺麗な天然繁殖魚。
源流
林道が川に並走している川は入渓が多いのでお魚はスレ気味。スレていない魚は全て投げにくい場所から出てきます。なので釣りをしている最中はその大半がしゃがんだ状態でのキャストが強いられるのです。
源流のイワナ
もう一回り大きいイワナを期待したのですが、サイズはこの大きさまで。まぁ、数はそれなりに釣れたので良しとしますか。
源流の川
日が傾き始めると虫達は騒がしくなるのですが、車まで戻る時間を考えるとそんなに遅くまでは入っていることができません。大体5時前までで納竿し、車には6時過ぎごろ到着となります。
ヤマメ
この二日間で釣ったヤマメは数知れずだけれど、大物は一つも出なかった。しかしこうして毎週私と遊んでくれるヤマメさんに感謝。北関東の本流スイングのシーズンが終われば、私はそろそろ甲信越の釣りへと変わります。皆さんはどの地域でヤマメさんと遊んでいますか?

ココアからアメリカンコーヒーに変わったけれど徒労に終わった本流

今回の釣行は本流で一日中スイング予定だったのだけれど、到着して川を覗けばココア色。そういえば前日の雨は結構降ったよなぁ。それにこのシーズンは代掻きだから、雨が降ると本流はすぐに濁ってしまう。水の色に関しては以前ブログに書いたけれど、こんな時は上流へ移動してヤマメかイワナ狙いをして、イブニングは再び本流へ戻れば、状況によっては濁りは取れている事もあるので、そんな作戦に変更する事にした。

しかし、最初から上流で釣る予定であれば釣り場まで東京から1時間40分もあれば着くのだけれど、かなり下流部に位置するこの本流から最上流部を目指すと、その行程は全て下道。google様に聞いてみると移動距離は約65キロで、1時間半を要してしまうのである。なので、家を出発したのは5時半でも釣り開始時間は10時近くになってしまう事になるが、運転好きの私はそんな事でへこたれません。

という事で、今回は本流から支流へ向かいそこからヤマメ狙いのスタートでしたが、さらにまた本流へ戻ってスイングをしたので、総移動距離は600キロ弱となってしまいましたとさ。

そんな管理人の様子は以下の通り。お暇な方は日増しに緑濃くなる河原景色をお楽しみください。

北関東の渓流
朝はフリースを着込んでいたけれど、現場に着く頃には気温が上がり、厚着なんてしていられない。木漏れ日が素敵な渓流へ入渓すればすぐにライズを見つける。この時期は日中が一番虫っけがあるんです。
ヤマメ
居付きのヤマメちゃんはまだ少し錆びている感じ。活発にライズして水面付近のミッジを一生懸命に食べてました。
マダラカゲロウの一種
ふと自分の肩に目をやれば、ヒメフタオカゲロウが。サイズにして14番ぐらいかな。マダラ模様のウイングが特徴です。
北関東の川
私は一旦下流に降り、そこから上流を目指したので、先行した釣り仲間に会うまでにかなりの時間を要した。聞けば同じように沢山釣っていたが、スレている個体も多いとか。かなり山岳部の渓流なので、ヤマメはまだ育っておらず、サイズは6寸半平均でたまに7寸ちょっとが顔を出す感じ。
ヤマメ
大きい魚は出ないけれど、天然物が多い川なので美しい魚体の子がほとんど。水温は11℃とまだちょっと低いかな。
北関東の川
お魚はどこでも出てくるので、時間を掛けて進んでしまい、予定の退渓点まで行くことが出来ず、途中退渓をした僕ら。数はたくさん釣ったので充分楽しめました。
イワナ
今年始めてのチビイワナ。巻きのポイントへフライを入れたら出てきましたよ。君たちと遊ぶのはあと一ヶ月は先かな。このイワナを最後に退渓し、また本流を目指すのでした。
本流は軽い濁り
本流へ立ち込めば濁りはだいぶ取れていて、膝まで入水した時にウェーディングシューズがギリギリ見えるかどうかぐらいの濁り。これなら釣れるだろうとスイング開始。しかし本流も水温が少し低い事がマイナス材料。
ウェットフライのスイング
いつもの様にリードフライがグリズリーキング。ドロッパーにダンケルド。ティペットは0X。水位はプラス15センチ程度。気持ちはいつもポジティブなんだけれど、大河に糸を垂れた途端に疑心暗鬼になる。
トワイライトな時間
トワイライトなプライムタイムに入ると、対岸にルアーマンが入ってくる。仕事終わりの一投なのでしょう。ウェーダーを履かずに15分ほど様子を見て、駄目ならばすぐに帰ってしまう。地元ならではのショートタイムフィッシングは羨ましい。徐々に暗くなっていくが、スイングフライへの反応は「ノー、コツン」。

 

スピナーフォール
真っ暗になるまでスイングし続けるけれど、最後まで雑魚のアタリさえありませんでした。水面にカメラを向ければたくさんのスピナーが流下。日中に見かけるカワゲラも珍しくこの時間に流下するほど川面は賑やかなのに対して、お魚は機嫌が悪い様です。今回の本流はな〜んもありませんでしたとさ。

 

フライフィッシングは腰痛を和らげる特効薬か?(北関東でスイング)

季節の変わり目になるとやってきてしまう腰痛。今年は何事もなくこのまま過ぎ去っていくのかと思っていたら、出勤前にちょっと変な格好で体をよじったら動けなくなってしまった。私の場合はなぜか季節が変わり目だけに起きるのですが、何故なんでしょうね。それにしても明日は釣りではないかと思うと、どうして今日なんだと怒りが込み上げる・・。あ、以前もそんなことあったけれど、あの時は秋だなぁ。

少し前のこと、その時は変な体制で物を取ったら動けなくなったのです。でもってその時の翌日は大尻沼釣行予定で、すでに予約の電話を入れていた後だった。症状はとても悪くコルセットをした状態で物につかまらなければ立ち上がれない状態。こりゃ釣りはダメだわなぁと思ったのですが、とりあえず朝起きて判断することに。翌朝はなんとか立てる程度だったけれど、ボートのオールが漕げるかどうかが疑わしい。現場までいって事情を説明してキャンセルしようかなと、よせば良いのにひとり大尻沼へ向かったのです。

到着すれば目の前にいる魚を想像してしまい、キャンセルを願い出るつもりが何を思ったかお支払いしてボートに乗ってしまったのです。体はなんとか上下に動けるロボット状態。しかし釣欲とは恐ろしいもので、「イタイ、イタイ。」と言いながら釣りを始めてしまう始末。キャスティングをし続けているとその行為で幾らか痛みが和らぎ、さらに魚がヒットすると釣れる興奮から痛みを忘れてしまうのです。帰る頃にはボートを快調に漕ぎ、釣り終わる頃には全快していたのでした。

そんな訳で、そんな事を思い出してしまった為に今回も何とかなるだろうという気持ちで釣りへ行くことに。念の為、今回は運転を仲間に任せ、最悪何もできなくとも釣り場で風に吹かれて過ごすのも良いかな、という気持ちで本流スイングへと出かけたのでありました。

さてその結果、腰は治ったのか?
お暇な方は以下をご覧くださいまし。
*虫が苦手な方は閲覧注意

北関東にて
ということで、今回は私の車ではないので赤のエクストレイル。このサイズ感だと悪路の本流でも気にせず入っていける頼もしい味方。
オオヤマカワゲラ
川へ着けば水面はとても賑やかで、昼間だというのにヒゲナガカワトビケラのスケーティングがあり、オオヤマカワゲラ(写真の虫)の飛翔が気持ち悪いぐらいに飛び回り、水面へポトリと落ちる。こりゃ、お魚は動き出しているだろうと僕らの気分は上々。
北関東
「ヒゲナガであればグリーン系・・、オオヤマカワゲラであればブラウンとオレンジ・・。」虫を見ながらあれこれウェットフライをチョイスするけれど、私は相変わらずダンケルドとグリズリーキング。彼はグレートセッジとダンケルドをチョイス。最初のランは何も無し。二つ目のランは私が先行し、彼が15分遅れで同じ場所からスタートすることに。
戻りヤマメ
開始してまもなく私の上流で仲間が何か騒いでいる。よく見ると後追いの彼が掛かっているではありませんか。「またまた、ウグイでしょ?」と思ったけれど、ランディングされたのはギンギラギン。サクラとまではいかないけれど戻りヤマメサイズの立派な大きさ。6番のグレートセッジをガップリ喰ってマス。
本流スイング
後追いで仕留められてしまったので、気分はブルー。その後は何もナッシングなので三つ目のランへ移動することに。彼が掛けた場所の状況を分析すると流れの頭だったので、ここのところ水位が上がっておらず、遡上に向けて魚は次の雨まで流れの頭に待機しているのだろうと予測。テロテロの場所はステップダウンを早めにし、何事も無ければすぐに次へゴー!
戻りヤマメ
すると次のポイントで私にもガツン!久しぶりに本流でお魚をキャッチ。それも今年はまだ雑魚さえ釣ってないので、これが本流で最初のお魚。あれ、腰の痛みは何処? やっぱりフライフィッシングは腰痛の特効薬ですな。
小サクラマス
ヒットフライはグリーズリーキング。北関東の本流でやる場合は私はドロッパーがダンケルドでリードフライがグリズリーキングがほとんど。
スピナーフォール
気がつけば夕暮れには夕暮れに沢山のスピナーフォール。大満足で帰路に着く僕らだった筈・・。「明日は天気が崩れるでしょ。明日のほうがもっと良いんじゃない?」と、急遽近くに安宿を取り翌日も同じパターンで攻める事にしたのであります。ホント、僕らはバカだなぁ・・。
ウェットフライ
前日のままのフライを撮影したら、グリズリーキングはスロートハックルが壊れていたので交換。そして前日と同じ時間に同じ場所へフライを流してみるのです。んがしかし、そんな甘い話はありませんなぁ。その後も時間を空けて投げ直しても何もナッシング。やっぱり一度もキャストしていない別のランに行かねばなりません。
ヒゲナガピューパ
虫っけの少ない時間は川中の観察。石をひっくり返してその塊をほぐすと、中からヒゲナガのピューパが。水面へと飛び立つ前に起こしてゴメンナサイ。
クロカワムシ
ネット状の巣の奥にはエサ釣り師にはお馴染みのクロカワムシ。コイツがヒゲナガカワトビケラの幼虫になります。大きい餌なので、大物狙い用のエサですが、長野県では人間様が食べるザザムシとして有名です。
本流の流れ
前日の二番煎じのポイントは全くもっての無反応。すでにフライを見せた個体はフライを変えた所で何も反応なしなのかも。前日に行かなかった所を頭に浮かべ、ついでに水田に水を引き始めて水位が下がり始めたので、それを加味して新たなポイントを絞り出す。彼には今年の流れの中では一番良いだろうと思う場所に入ってもらい、私は彼の背中を見ながら一つ上のラン(流れ)を攻める事にした。
小サクラマス
私の狙っていた場所はポイントは狭かったので、スペイラインのヘッドと少しランニングを出しただけの距離。投げ返すスピードも速いので適当にやっていたら突如ドスン。リールが悲鳴をあげて上がってきたのは、コヤツ。小サクラ咲く。サクラマスというにはもう少しサイズが欲しいですが、ガンガンの流れの中で掛けたのでとてもスリリングな一尾でした。
本流を降る
一本釣れたら満足な釣りなのですが、まだ釣れそうな雰囲気を感じてイブニングギリギリまでいろいろなランを探して投げまくりましたが、それっきりアタリはありません。本流はとてつもなく広く、狙う場所が多いため魚に出会うのはなかなか難しいものです。
本流のフライフィッシング
かくして腰痛改善フィッシングは二日間にわたり18時まで続き、雨が本降りになる前に終了となりました。本流のシーズンは始まったばかりですが、終わるのも速いです。今シーズンの残された時間であと1尾くらいベストなサイズと巡り会いたいなぁ。

4月解禁の渓流へ出掛けてみた件(暴風雨に見舞われた北関東)

季節が進み釣りに良い暖かさを感じる日が多くなってきましたが、現在の関東は日中にメイフライ(カゲロウ)のハッチ(羽化)が一番多い時期。関東の南では既にソメイヨシノのピークが過ぎている場所もあるけれど、北の外れでは桜なんてこれからという地域がある。それと同じようにメイフライのハッチは川によりマチマチだから、北の山岳部へ行けば関東といえども雪はまだたんまりとあるのです。

渓流の解禁は中部地方の2月初旬から始まり、3月の全国一般解禁で関東圏まではほぼ解禁するのですが、一部河川は東北と同じ4月解禁となり、ようやく日本全国はほぼ解禁した事になります。一般の人々が桜を求めて花見前線が北上するのと同じ様に、僕らは寒桜から始まりソメイヨシノと一緒に釣り場を求めて北へ移して行くので、長い期間に渡って日中のマッチ・ザ・ハッチの釣りが楽しめるというもの。

毎年訪れる4月解禁のこの川は4月の第二週目以降位からが本番なのですが(今週末以降)、私のホームリバーの調子がイマイチなので、まだ渓流解禁していない釣り仲間を連れ立って、いつもより一週間早めてここに訪れました。やっぱりまだ桜の蕾は硬いのですが、桜が咲いていなくとも解禁直後の釣り場は魚に飢えている釣り人でごった返しています。

さて、そんな今週の管理人は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

北関東の川
この時期の北関東の山間部はメチャクチャ寒い筈なのに、出発の時点で外気温が16℃。到着しても13℃と今までにない暖かさ。ヤマメのライズは11時過ぎと予想したのに、到着してすぐに緩いプールでライズが始まりました。
放流されたヤマメ
流れているものはユスリカのミッジと、それよりもひとまわり大きなガガンボ。放流量が多いので有名なこの川は、エサ釣り師が解禁日にひとり50本以上を釣りクーラーを満タンにして帰るので、ほんの数日でお魚の量は半減する。しかし大半のエサ師はイクラやブドウムシなどを使うので、ニジマスは釣れてもヤマメは釣果の2割程度。解禁から一週間もするとヤマメだけが多く残るので、フライフィッシャーマンにはありがたい限り。でもココの放流ものは私のホームリーバーよりも尾鰭があまり綺麗ではない。
ヤマメ釣り
放流ものと愚痴るけれど、1ヶ月もするとその尾鰭は天然と遜色がないくらい綺麗になる。しかしその頃になれば残された強者だけとなるので、釣りはそれなりに難しくなってくる。10時に入渓してしばらくライズの釣りに夢中になり直ぐにツ抜けしたので、その後は掛けたヤマメはオートリリース(ランディング前に糸を緩めてわざとバラす)する事に。12時前には予報通りの爆風になり、体が持っていかれそうになるのでひと休憩。
放流ヤマメ
強風が続くので、風裏を探し少し上流へ。同じようなプールを見つけてはライズハントを繰り返す私ですが、13時には釣り飽きちゃった。だって釣れる魚はほぼ同じサイズの放流もので、胸ビレが無い個体が全体の3割ほどを占めているんだもの。たまに釣れる天然ものはまだ幼児虐待サイズ。
上流の様子
私はずっとライズハントをしていたので、ほとんど場所を動かずに釣り続けましたが、上流へ釣り上がった仲間は、上流部で9寸サイズを釣り上げてました。この河原に緑が加わればこの川にも本格的な春の釣りシーズンが訪れます。
ヤマメ
13時にはこの川は飽きてしまったので、仲間と相談し別の川へ様子を見に行くことにした。今年は県内共通券を持っているので、1日の間に色々な河川を散策できる強みがある。後半は様子を見にリバーウォッチングです。
A川
県内を南下し最初に訪れた場所は着いた途端に土砂降り。ライズを待つどころかその場に留まるとビショビショになるので、さらに移動。そして訪れたA川のC&R区間。天気が悪いとはいえ、この区間に釣り人は一人のみ。遠目で見て釣れていたので、とりあえず僕らも組んだままのロッドをおろして釣りをする事に。
A川
朝方は13℃もあったのに、南下した暖かい筈の場所で午後は8℃で風速10m前後。入った時間が悪くライズのラの字もなし。いくら叩いてもフライへの反応がないのと、土砂降りが追いかけてきたのであえなく撤収。
北のK川
さらに移動して訪れたのは本流好きの聖地であるK川。一つ上の有名ポイントを覗こうかと思ったけれど更に別の川を見に行く為に移動。この場所には釣り人の車はありませんでした。そもそも、この時点で雨がどんどん強くなるので、釣りをする欲が失せてしまいました。
T川
3月の解禁から今ごろまでは多くのライズを見ることができるT川。過去の記憶を辿り、大物を釣った場所を巡るけれども、爆風と雨でとても釣りをする状態ではない。時計は16時半を回っていたので、釣りはこれにて終了。
ヤマメ釣り
それにしても今年は私が釣りへ行く日は、本当に天気が悪いですなぁ。この日も釣りができたのは実質3時間ほど。まぁ、その短い時間でツ抜けはできたので、文句を言っちゃいけませんな。

「人生残りの春を数えると、夢追い人にならざるをえない」

How many springs will you have?  Chase your dreams.
(人生残りの春を数えると、夢追い人にならざるをえない )

この言葉はかつてフライフィッシャー誌やタイトループ誌(つり人社)にハーミットの広告として使っていた言葉で、現在はハーミットのHPトップに載せています。これは私自身が死を身近に感じた時にその気持ちを日本語のコピーにしたもので、英文はヒガシ先生にお願いしました。老齢になった今では身に染みるこの言葉ですが、当時でさえ残りの春を数えると、死ぬまでに本流のサクラマスがあと何本キャッチできるのだろうと考えてしまい、毎年無駄にしない釣行計画を考える様になったのです。

あれから30年近く。気がつけばその間に何人かの釣友には春が訪れなくなり、三途の川での釣りへと旅立ちました。釣り仲間が減る度に思う事は改めて残された春の少なさを感じ、天気を案じて釣りへ行かないという選択肢を考えなくなったのが、今の私かな。

天気予報は大雨と暴風。釣り仲間は釣りを断念したので、本当は私もゆっくり起きて映画でも見に行くつもりでいたのです。が、起きてみれば路面が濡れていない。「もしかして、すっ飛んで行けば数時間は楽しめるんじゃね?」と、普段の出勤時刻と同じ時間に出発し、またしても北関東を目指す私でした。

そんな昨日は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

本流のスイング
到着してみれば天候はまだギリギリ雨が降っておらず、多少風が強い程度。ムッとした暖かさに「釣れてしまうかも?」と、相変わらずのポジティブシンキング。その割には結んだフライは新品は勿体無いので何度も使った使用済みウェットなので小汚い。でも、釣れて壊れてから捨てる方がその使命を全うすると思うので、使い古したフライには愛着が湧く。
本流でスイング
水面には流下するヒガナガカワトビケラの大量のシャック。夜中にどれだけのヒゲナガがハッチしているのでしょう。それを食べる個体がいれば、このウェットに食いついて来るはずなのですが、雑魚を含めてなんら手応えはありません。田んぼにはまだ水は引かれていないので、本流が目覚めるのはあと2週間先かな。
ウェットフライ
昨年東北で使ったダンケルドの残骸が大量にあるので、ハイシーズンになるまではそのウェットフライたちを使って探る。関東圏でスイングをする場合、私はドロッパーにダンケルド、リードにグリズリーキングを使うことが多いです。フライのサイズは4〜8番まで。
本流スイング
最初のランは何もなかったので移動して別のランを流してみる。毎年流れが多少変わるけれど、今年は大きな変化はなし。ポイントは沢山あるので、いろいろな場所を探ってそのシーズンの良さげな場所を絞り込んでいく。13時まで流して全くの無反応だったので、その後1時間移動してヤマメさんの様子を見にいくことに。
ガガンボ
前々回にしこたま釣れたポイントへ行くと、やっぱり14時半からライズ開始。しかしそれと同時に雨が降り始めてしまった。水面にはタンカラーのガガンボ16〜18番が水面を賑やかにしてくれる。
ヤマメ
ライズする個体はまだ少なく、最初にライズしたヤツを仕留める。しかしその後はザーザー降りになってしまい、ライズは無くなってしまった。雨雲レーダーは15分後に止むと言ったけれど雨は降り続く。この際だからこの場所を離れ別のポイントを見に行くことにした。
ライズなしの雨
その後雨は止む事がなく、本降りになってしまったので、強制撤収。なんか中途半端な時間に終わっちゃったなぁと帰路に着くのだが、そのまま帰らない私は何処へ?
『Project HAIL MARY』のパンフレット
頭の中に浮かんだ事は、最初に計画していた映画のこと。もしかしてレイトショーに間に合うのではないかと車を走らせ、20時過ぎに上映の『Project HAIL MARY』を観ましたヨ(ヘイル・メアリーはアメフト用語引用で一か八かと言う意味らしい)。長距離ドライブで疲れている筈なのに、映画が終わったのは23時過ぎ。家に着いてビールの栓を抜く頃は午前様になってしまった私でした。自分の事ながら、なんてタフなんだと思っちゃいます。