いい汗かいて、ビールを飲もう!

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忘れていたわけじゃないんですよ、更新。IDとパスワードを忘れてしまっただけなんです、ハイ・・。(本音は復旧が面倒で放置していたんですが・・)

さてさて季節は進み、あっという間にお盆です。この間私の釣りはサクラマスを追いかけ回し、6月終わりから関東の様々な渓流を釣り歩き綺麗なヤマメやアマゴ、そしてヤマトイワナなどをキャッチ(その行動はフェイスブックを見ていただいた方がわかるかも)。蝉時雨が激しくなる8月に入ったので、今はすっかり海モードへ突入。そして昨日は台風明けのシイラフィッシング。

MOFT
7月の最終土曜日は毎年MOFT(メトロポリタン・オフショア・フライフィッシング・トーナメント)なる関東のお店対抗のフライフィッシングトーナメントがあります。今年は第9回目
MOFT2016
MOFTはソルトウォーターフライフィッシングの楽しさを広めるために、入門者を優先したトーナメント。その記念撮影風景。今年のハーミットは2位でした・・。

私がシイラのフライフィッシングを始めたのはもう30数年前になるのかな。当時はルアーもフライもシイラ用の道具なんてなかったので、ルアーは硬ければ良いと思いフリッピングロッドにルアーはザラスプーク。フライロッドは持っている中の最高番手を使い、リールのシャフトを曲げてしまったりしながらやってました(笑)。 その頃から比べると道具はものすごく進化して比べものにならない位に釣りやすい環境。その反面釣りは細分化されすぎて「専用の道具を買わないと釣れないんじゃないの?」と思われる風潮。そんな業界の思惑か絡み合って新しい釣りへのトライに二の足を踏む人が多いんですね、きっと。

相模湾シイラフィッシング
そして、昨日の図。食いがたつと次々とロッドがしなります

シイラを釣ったことがある人はたくさんいると思いますが、その世界記録はご存知?IGFA(インタナショナル・ゲームフィッシング・アソシエイション)の記録を見ると39.46kgという大きさ。多分2メートルはあるでしょう。日本(JGFA)でも28kkg以上で、フライフィッシングでは21kgが上がっています。

オスのシイラ
オスのシイラはでこっぱち。もーれつア太郎を思い出します。え知らない?
シイラのメス
最近の道具はどんどん良くなっているから、女性だってこんなに大きいのを軽々と釣っちゃいます

しかし普段僕らが相手にするシイラのサイズは60cmクラスの2〜3キロで、相模湾でも10キロを超えれば上出来。大雑把な言い方をすれば最初のスタートは8番ロッドでも大丈夫、私も最初はそうでした。8番を使うと又長で70cm(全長1m近く)になるともうそろそろ限界で「海の魚ってこんなにすごいのか。」と感じる筈。もしそれ以上の魚が掛かれば、その魚が取れない悔しさで海の魅力にとりつかれることは間違い無し。

相模湾のシイラ
ちょっと良いサイズが来ただけで、10番ロッドが立ちません

シイラフィッシングを知らないあなた、フライで10キロの魚を体験したいと思いませんか?道具なんて中古でも何だっていいんです。まずはその魅力を知らないなんて、もったいないですヨ。魚にロッドをへし折られれば、それは本望じゃないですか。もしその魅力にとりつかれたら、その時は改めて根性の入った10キロオーバーを目指すタックルをハーミットでお買い物してください(笑)。

みんなで行こうよ、シイラフィッシング!船上ではノンアルコールビールを!
そして祝杯のビールは家に帰ってから。帰りはいつでも安全運転。

チャム=コマセ
コマセにイワシを使います。今回はマイワシ。かつをを狙う時はカタクチイワシを使います。ないと釣れないわけじゃないのですが、初心者に楽しんでもらうには一番良い方法です
ボロンIII プラス・ジャングルロッド
ハーミットのお仲間は、店主の影響を受けてウィンストンロッドにティボーを使う人がとても多いけれど、緑の竿が釣れるわけではありません。さて、この中で最新のロッドはどれでしょう? (ここに写るロッドは全てウィンストンなのだけれど、どれが新しいかわからないでしょ?)

クレクレ、カラス

サクラ
まだ桜が咲いてます。

一昨日の川でのこと。エサ師が多い川なので、竿抜けを探し歩いた結果、釣れるのは全て木がせり出したとても狭い場所と判明。エサの仕掛けが流しにくい場所だけにやたらと魚が残っている。その隙間フェチ的な釣り方をして釣り上げた魚の写真を撮っていたら、カラスが一羽。撮影を終えた魚をそっとリリースすると、浅瀬から深場へと逃げ帰るヤマメを追い回して捕獲失敗。残念そうに何度も見つめるその顔は、なんとも愛らしい。

Crow
クレクレ、カラス。どんなにおねだりされても、あげないよ。

その後も隙間フェチを続けていると、その様子を木の上からずっと見ている。そして釣る度に適度な距離を置き、撮影をそっと見守る。リリースしようとすると、「こっちに放してね、捕まえて見せるから。」と言っているかの様な仕草。しかし、カラスごときにエサとして提供するわけにはいかないので、こちらも必死に深みを探してリリース。

ヤマメ
狙われていない魚はおおらか。

その動作を5〜6回続けても逃げないので、一休みしてからまた釣り再開。しかし最後まで私のそばから離れることはなく、同じことを繰り返したカラスくん。

八寸ヤマメ
釣れる魚は8寸平均。釣り人には嬉しいグリップサイズ。

「おじさん、釣り上手だね。でも今度来るときは僕にちょうだいね。」そんな風に褒められた様に思えたが、決して君にヤマメを上げることはないだろう。自分で努力してね。

フライフィッシングはリズム&ブルース

東京タワー
レインボーブリッジや東京タワーを眺めながらのシーバスフィッシング

昨夜のシーバスフィッシングは、大潮なのに魚のご機嫌がよろしくないようで釣果はパッとせず。バチ抜けシーズン後半の難しい時期。無性生殖で切り離されたであろう、小さなボディが忙しなく泳ぎまわる。その泳ぎをフライで醸し出すのはなかなか難しいのである。

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雑魚のこと

オイカワ
みなさんお馴染みの雑魚くんです。時に対象魚になります

雑魚(ざこ)。辞書で引くと、”いろいろな種類の入りまじった小ざかな。転じて、(大物に対する)小物、または大した人物でない人をこのように呼ぶ。” と、ある。「このザコどもが!」と映画の中でヤクザさんが叫べば、チンピラに向かっての暴言だろう。 続きを読む 雑魚のこと

新しいことを楽しむ

新しいことへのチャレンジはオデコ率を上げることかも?しれない。でも釣りってそんなもんでしょ?いつ行っても釣れる釣りは、管釣りで十分なんです。

昨年までの私は3月は静岡県の最南端から。桜を追いかけ栃木南部で桜が咲き始めたら、その前線を追いかけて北上するという、こんなルーチンだった。このスタイルを20年ほどやってきたのだが、どうもここ数年解禁にワクワク感がない。なので新鮮な気持ちが欲しくて今年はいつもと違う場所ばかりへ行っている次第。

とある川
まだまだ春を感じない寒々しさ。生体反応を感じない水の透明度なので、この場所で頻繁なライズが見られるまで、後ひと月はかかりそうです。

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春が来たのか?

爆風・烈風・氷点下。いつもの解禁とはちょっと様子が違うのは、行っている場所が違うからなのであります。

エクストレール
本流釣り師は皆さん戦車(傷つけても良い4WDをこう呼ぶ)を所有。河原でに泥まみれになるのだが、その最中で車体が半分水に浸かるために車が洗車される

「管理人さんの3月は毎年、K1からスタートですよね?」とお客様に突っ込まれましたが、今年はK1の尺アマゴはみなさんにお任せすることにして、いつもと違うことをしようと北関東へ馳せ参じましたのさ。

爆風
爆風と寒さにたえられないのですぐに撤退。解禁日なので、まずは一匹

解禁前に下見に来たポイントには人影もなく、10分も立っていれば爆風で体が冷え切ってしまう解禁日。ライズはどこにもありませぬ。

つい大声を出して叫んでしまった私。逃がした魚はいつでも大きいのです

ポイントを数箇所回った時点ですでにめげ始め、新しく開拓しようと思った支流を避けて知っている支流へと逃げ込んだ私たち。ライズがないので仕方なく早々にドライも諦めルースニングで攻めるいつものライズポイント。そして思わぬ手応えにビックリ。

ズッシリとしたロッドの曲がりに応えて、尾の切れ上がった見事なヤマメがグリングリンしながらもがいているではありませんか。浮かせてランディングしようと思ったらティペットの継ぎ目で高切れするという体たらく。オ〜マイガ〜ッ!

逃した魚はいつも大きいのです、誰しも・・・。

カップメン
春の釣りで車に常備するものは、ストーブとケトル、そして水。それさえあればカップ麺の他に温かいコーヒーが飲むことができる

身も心も冷え切った体にカップラーメンを流し込み、なぜか北へ北へ逃げ込んでしまう私たちは、いつしか雪景色の中で釣るハメに・・。ライズを探して逃げる渓には先客ありで、もう帰宅時間間近。駄目元で向かった最後のポイントはエサ師が群れていて、ひとしきり抜いたご様子で納竿の最中。あ〜ぁ、今日はダメかな。

ヤマメ
放流モノなので、よりの写真はありません

もう陽は暖かさを失い始めた時間なのに、よく見れば雪にライズするヤマメちゃんがいるじゃないですか。慌ててロッドにミッジをセットし、放流モノを幾つかキャッチしてホッとする私。でも、寒すぎて同じフライで2本目を狙おうとすると、フライが凍ってしまい釣れないんですね、コレガ・・。

寒い
4投するとラインが全く出ません。今回のタックルは Winston Boron III LS 8feet 4番
ミッジ
ミッジにフロータントが効かず、凍ってしまう始末。だってマイナス3℃なんだもの

なんともかんとも微妙なスタートで始まった今年の関東渓流釣行。すでに来週はどこへ向かうかで仲間内で論議していますが、暖かくて穏やかならば、なんの問題もないのに・・・。

ネット
ネットは2匹目以降は凍っていてランディング出来ません、とほほ・・。もちろんウェーダーも凍ってしまい、脱いでもマネキンのよう

 

データを永久保存?

今年も管理人の釣行は週2回ペース。仕事が趣味の私は釣りしかないんだよね。ってか、趣味が仕事ってことかな?ようは釣具屋は釣りへ行かなきゃ、ただの人ですから。 続きを読む データを永久保存?

人のおデコは蜜の味?

最初に言います。

オデコです、言い訳はしません。

・・・、やっぱり言い訳書かせてください。

暖かさに誘われて車を走らせた長野県。ここ4〜5年、解禁直後に徘徊して釣れた試しがないんだけれど、今年は雪も少なくこれだけ暖かければいいんんじゃない?と、爆走してました、昨日。私、いつでもポジティブです。 続きを読む 人のおデコは蜜の味?

釣竿に魂を!

キャスティング
ほとんどの方々の修正点はバックキャスト

春も近づくと自分のキャスティングを再チェックするために多くの人がキャスティングスクールを訪れます。その参加の回数と上達は比例していて、そのうち私を追い越して有名人になった時、「キャスティングは管理人さんに習いました。」と言われたい私です。

さてさて、フライフィッシングはゴルフと共通点が多いことをご存知?というか、すでにやられている人は周知のことかもしれない。簡単に言えばクラブがたくさんあるように、フライフィッシングにも適した距離や魚の大きさに応じてラインの番号を変えていく必要があります。ゴルフよりもその番号がたくさんあり、さらに番号を変えるとロッド(竿)リールまでも変えないといけないというもの。収拾癖のある人は財産を食いつぶしてしまうであろうほど、その数は無限大なのです(そんな旦那を持つ奥様方、「あなたが売りつけているのね。」と私を責めないでください)。

キャスティング
飛距離が伸びる感覚は、ゴルフで言う250ヤード越え?あ、私はゴルフをやらないので、その感覚わかりません。

で、よくある質問ですが、「どのロッドがよく飛びますか?」という質問。逆に言えばフライフィッシャーマンへの殺し文句は、「このロッドは飛びますゼ、お客さん。」が殺し文句と言えるでしょう。しかし、クラブもロッドも使うのは人間。練習という努力を全くしないで、ロッドだけ変えても飛ぶようになることはまずないでしょう。もし飛んだとすれば、たまたまスタイルにマッチしただけと言えないでしょうか?

ロールキャスト
ロールキャストはピックアップ時に行う大切なキャスト。水辺が近くにある時は、その練習もしています

釣具屋的には、「合わないから新しい竿を買う。」は商売ですから有り難いことですが、その反面、ほとんど使わずに使われないロッド達が不憫で仕方く思う次第・・。フライロッドは試し振りが頻繁にできるわけではないので、そんな現状で中古へ回されるロッドがありますが、新しいロッドを買ったら少しだけキャスティングを学ぶ努力をしていただければロッドをすぐに手放せずに済みます。買ってはみたものの、今までのテイストと違って振りにくいと感じる方は、キャスティングスクールにいらしていただければ、そのロッドの振り方を教えますので、スクールをそんな利用の仕方でもありかもしれません。

ま、この話は書こうと思えば広がりが凄いので、この続きはいずれ今度・・。

魚
偏光フィルターがないので分かりづらいですが、この写真の中に魚がいます。さてその魚はなんでしょう?わかったらスゴイ

買ったロッドを知り、そのロッドの振り方をマスターしたい方々は、納得がいくと釣りへ行きたくなります。で、昨日は朝早くから朝練(朝霞ガーデンで練習会)に参加して、その後にキャス練。あ、なるほどな、という新たな発見をした午後はまた釣りへ出かけるというする人たち。向かった先は、そう先日お話しした「赤いニクイ奴」散策へ。

マルタ
第一陣の群れはまだ小さく、本格的な集団が現れるまでもう少し先かも?何れにしても季節到来です
魚
弾丸ダッシュを体感するの図

前日の雨でちょっと濁りが辛いかと思って出かけた川には、すでに第一陣が水しぶきを上げていますゾ。その後ろには産んだ卵を根こそぎ食ってやろうと鯉が大行列。そして更に下流のプールにはなぜかボラの群れ。現在、釣る気になればマルタ・コイ・ボラ・ニゴイという4種を手中にできる解禁前の前哨戦。私は用があったので、釣りをせずに帰りましたが、今週のどこかで一人遊んできます。

嵐を呼ぶ漢・again

昨年から引き続き嵐を呼ぶ漢、管理人です。

「出れますヨ。」って船長の甘い囁きに出船した春一番の夜。爆風が東京湾を駆け抜けるけれど、風裏はなんとなんとかなるでしょう的なお気楽な僕ら。こんな時は隙間フェチになってタンカーや風裏と灯りのからむポイントを探して回る。

シーバスフィッシング
隙間フェチな人たち。風裏なのに風が巻き込んでいるので、全く穏やかではない

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