ジョニーの子守唄が思い出せない、ビースティー・チェンジャーの夜

昨夜横浜で口ずさんだ曲はジョニーの子守唄(アリス)。でも、バックコーラスの「ふぅ〜、ジョニ〜♪」という部分しか思い出せず、冒頭だけを頭の中でヘビーローテーションし、やもやしながらシーバスを狙ってました。帰ってきて速攻で「ジョニーの子守唄」を検索、それを聴いてようやくスッキリです(笑)

東京は一気に寒くなり急にフリースを着込み始めた私ですが、そんな季節に入ったっのでそろそろメガフライのシーズンに入ったって事ですね。なので今回はフローティングを封印し、フックサイズ6/0番の大物チャレンジ、目指せメーターオーバー(シーバス編)です。昨年巻いたビースティー・チェンジャーから少し手を加えたラトル入りのフライで、大きさ23センチで若干重め。

シークロ岡本船長はまずは肩慣らししてからと、向かった先は穴撃ちシーバスポイント。EPミノーでアタリを多数もらって順調にヒットが続きます。潮の時間を見計らってコノシロ付きシーバスのポイントへ移動。なんかどよよ〜んとした場所なのですが、コノシロは満タンらしくそのザワつきが感じられ、雰囲気はバリバリです。

今回のタックルはGルーミスのNRX+スイッチ 11フィート・8番にエアフロスナイパーWF9S3。それにバス・マスキーのインタミリーダー4フィートを着けて、ティペットは30ポンド50cm。これぐらいリーダーが短いと5gあるフライでも投げやすいんです。

ポイントへ着き、さてキャスト開始するかと思って水面に垂れたビースティー・チャンジャーにいきなりガバッと出ました。もちろんアワセられませんでしたが、ノーキャストでバイトなんてどういう事? 今回はラトル音が効いているのか、最初の数投は猛アタック。そしてフッキング。もしかして今日はランカーサイズが入れ喰い?と思いましたが、そんな事はなく、一度魚がかかってしまうと一旦落ち着きます。しかし船のポジションを変える度に魚の活性は上がるのです。

大きなフライゆえキャッチ数は少なかったものの、思い描いたシチュエーションで出たし、昨年の宿題が身を結んだ気がしてかなりの手応えと達成感を得た夜でした。さて、「ジョニーの子守唄」をどうこじ付けて話の中に盛り込もうかと思いましたが、歌詞カードを何度見ても今回のシーバス釣行とは結び付きませんなぁ。ついでにアリスの歌を一通り聴いたのですが、改めて思う事はネガティブな歌詞が多かったんだなぁと。さて、どう締めくくろうかな、このブログ・・・。

本日の戒め:リトリーブしたライン処理は大物がヒットした時の事を考えて事前に場所を確保しよう。

横浜港のシークロ
今回はシークロ・岡本艇で出船。相変わらず釣りを盛り上げる組み立てが上手い船長でゴザイマシタ。
ビースティー・チェンジャー
EPミノーで釣ったシーバスの写真はパスして、今回はメガフライオンリーの写真。クリスマスツリーのようなこの6/0番・23センチのフライにガバッと出るんです。あなたもきっとその虜になる筈です。
シークロの夜
岡本船長が撮ってくださったので、珍しく私のニコパチ。今思うことは、こうして皆さんを煽ると船の予約争奪戦になるので、結果的に私の釣行回数が減ってしまうので困りもの(笑) この後に良いサイズをまた掛けたのですが、魚が勢い良く走って行くのに対し、ラインを踏んでいた為に送る事ができずバレてしまいました。大物狙いの時は、世捨て丸時代に使っていたラインバスケットが必要だなぁ(落ち葉を入れる、ポップアップのゴミ入れ)
ビースティ・チェンジャー6/0番
フックのテール位置に見えるメッシュチューブに包まれたものがわかりますか?これがラトルですが、ルアーに入っているサイズと同じなので、かなりこの部分が重くなってしまいました。しかし、いくらぶつけても壊れなかったので優秀なラトルです。
ナイトシーバス
同船車はそんなデカイフライは投げれないという事で、EPミノーを可能な限りデカくしたフライでチャレンジしてドーン。シーバス単体で写すとそのサイズ感ってわかりにくいですよね。
大型のフライで仕留めたシーバス
本人が持つとド〜ンとこのサイズ。エコーのイカロッドが満月にしなってましたよ。ナイトシーバスだと写真が魚ばかりになってしまいますが、とてもエキサイティングな夜になりました。
コノシロを捕食するシーバス。
回覧注意:口の中を見ると、捕食されたコノシロが吐き戻されて食道付近に。人間で言えば、口にポップコーンを頬張っているのに、さらにチキンに喰らいつくみたいな感じかな。

人事を尽くして天命を待つ赤口の日

何年前の事だったろうか。ボートが帰港する間際にふと青潮の日の事を思い出した。

季節は丁度この位の時期だったかな。その日は撃てども撃てども何の手応えもなく、青潮によって酸欠になった大きなアイナメやメバルが水面で口をパクパクしているのが岸際に連なっていた。その時の仲間はシーバスに手慣れで、爆風の中で私のフォローで取りこぼしなくフローティングミノーをポイントに撃っていくのだが、二人で何もない時間がどんどんと過ぎていく。そんな中でもポイントを幾つか変えれば釣れるだろうと楽観視。穴撃ち、壁撃ち、タンカー際狙い、沖の浮標など、ありとあらゆる場所を攻めまくった。

TFOの新製品である7.6フィートのショートロッドを丁度おろした日で、その短さは穴撃ちには快適であったが短いが故にリーチキャストはめいいっぱい手を使って伸ばさないといけないというデメリットがあった。ほぼ5時間近く投げまくって最後の何投目かに大きなリーチキャストをする為に腕を思いっきり振り抜くと、体のどこからか「ブチっ」と嫌な音が聞こえてきたのです。あ、やっちまったなと思った右手はものすごく痛く、ヤバイと思ったのでそのまま病院へ直行したのです。ま、大事には至らなかったのですが、「しばらくは釣りをしてはいけません。」と言う医者の言いつけを守らずに今まで来ているので、いまだに梅雨時期には腕が痛むのです。

あの時に似た痛みを今日は精神なダメージとして受けました。朝一番いい時間に出たのだから、最初はボコボコ、徐々に盛り下がるパターンを予想していたのですが、いくら撃ってもな〜んもないのです。本日叩いたポイント全て過去に釣った事がある場所だけれど、魚の反転すらなく見事なまでの完デコをくらってしまいました。それもよりによってシーバスのボートスクールの日だなんて、こんな日に当たってしまった皆様に申し訳なく、ゲーム風に言えば精神的なダメージ5000を受けて一時的な再起不能状態の私です。

「今日は仏滅じゃないの?」と船長のリュウちゃんが言うので、さっき帰ってきてから調べたら、本日は赤口(凶日)。詳しくググると「人や生き物を悩ませる日があることに由来しています。」だとな。さらにこう綴ってある、「午後は吉」だそうな・・・。

なんて日だ!

シーバスのボートフィッシング
最初のうちは叩いていればそのうち出るでしょうと楽観視。日が登るにつれて、リュウちゃんと私の顔にはヤバイと書いてありました。
タンカー周りを攻める
いくつのタンカー際を攻めた事でしょう。あんな場所、こんな場所、いつもならばガバッと出るのに。先週の入れ食いは何処へやら。
シーバスのフライフィッシング
魚の写真が何もないとつまらないので、ほぼ同日の過去写真を載せてみました。ポイントはDマリーナを出て目の前で入れパクだった日のこと。釣れない日も釣りですが、スクールでいくらでも釣らせる的な発言は今後差し控えますデス(泣)

壁際に寝返りを打つのは沢田研二だけではない

♪壁際に寝返り打って 背中で聞いている〜♪

久しぶりに書いた昭和歌謡で無理矢理タイトルを作るシリーズ(そんなシーリズは作っていませんが・・)。シーバスのフライフィッシングをやった事がある人ならば、何となく察しがつくタイトルでしょう。本日も出勤前に朝シーバスをやってきたでヤンス。

台風接近はシーバス爆釣の知らせと誰が言ったかわかりませんが、私的には大荒れになる前の静けさはシーバス爆釣の予感なんです。本日の潮は小潮で潮止まりスタートからずっと上げっぱなしの釣り。夜が明けて繰り出すボートの先には沖の青物ボイル!・・の筈でしたが、な〜んもないので青物狙いは無し。

なので良さげなストラクチャーを見つけてはシーバスの壁打ちとなりました。いつもと違い前のめりモードではないボート上の僕らはノロノロと用意をしていたら、いきなり最初のポイントでうっちー船長から「何やってるの猛ボイルだよ、早くキャストして!」と檄が飛びました。見ればシーバスはそこら中でお食事中。その寝返りを打つ様なボイルを見て慌てて投げ出す僕ら。そんな状況に出くわせば誰が投げても釣れるってもんです。

でもそのボイルは30分もすればスレてくるし、陽が上がるにつれてベイト(今回はシラスサイズの片口鰯)が散ってしまうので時間と共に散発になってきます。釣っては放し、放しては釣りまくる時合いの釣り。そんな数釣りが続くと釣り方は段々と雑になるんですね。最初はビシッと壁際にフローティングミノーを決めていたのに徐々にキャストがいい加減になり、リーダーはたるんでフライが動き出すまでに時間が掛かったり。そんな壁打ちをし始めた時に最初のフレーズに戻ります。

♪壁際に寝返り打って(見切ってシーバスは反転しているって事)、 背中で聞いている〜(一応気になっているので反転した時の目はフライをチラ見している感じ、もしくは波動音だけ確認している?)♪

なんか無理があったな今回のネタ。もしシーバスがこのブログを見ていたら、きっと「勝手にしやがれ」と言うでしょう。やっぱり無理があるな・・・。

東京湾の朝
日の出と共に沖へGO! しかしこの写真を見て通りのベタ凪。沖のボイルポイントに浮かぶサワラ狙いのルアー船はロッドがしなっている感じは無かったです。
シーバスのフライフィッシング
ポイントへ着くやいなや、ロッドはすぐにしなります。通常は船尾と船首で2名がロッドを同時に振りますが、入れ喰いなので、私は胴の間でロッドを振り、トリプルヒット。陽が登るとベイトが散るのでその小一時間だけが勝負。今回は途中で飽きてくるほど出てきたので、三人で100発以上は魚を出してますが、遊びながら掛けているのでヒット率は3割程度かな。
シーバスのランディング
今回は自分の魚が掛かっている最中で写真を撮っているので、まともな写真がほとんどありませんでした。うっちー船長もランディングに大忙し。
フローティングミノーで釣るシーバス
フローティングミノーは6〜9センチほどのサイズを使いましたが、実際にシーバスが吐くベイトはシラスサイズ。ベイトに合わせていると言うよりは、魚のスイッチ(興奮している状態)が入っていれば、何でも良い感じ。
シーバスの記念撮影風景
うっちー船長がシーホース用の写真を撮る際に、お魚を大きく見せる撮り方を伝授(笑)。と言うことはサイズが伸びなかったと言うこと。最大で55センチほど。
ボロボロのフローティングミノー
シーバスを10本以上も釣ると、フライはご覧の有様。でも魚が興奮していればボロボロでもつれ続けます。最後はボディが半分取れて浮かなくなったので、ようやく交換。
シーバスのフライフィッシング
今回は海が穏やか過ぎて潮が当たっている面だけが調子良い。そこへ三人でフライを集中放下。
ヒラスズキ
そうそう、今回は久しぶりにヒラフッコ(ヒラスズキ)が混じりましたよ。波っけがないのに珍しい。九州の人には当たり前でも関東では珍しいのです。
シーバスの壁打ち
その後も「壁際に寝返りを打って。」ではなく「壁際にフライを打って」シーバスを堪能しましたとさ。シーズンはこれから、皆さんもたんと遊んでくださいまし。

シーバススクールで気づいた入門者へのアドバイス

コロナの影響はだいぶ収まってきた感があるので、スクール活動を少しずつ再開致します。シーバスボートはそもそも人数が乗れませんし、野外でのソーシャルディスタンスは保たれているので、感染を広げるリスクは限りなく低いでしょう。私も久しぶりのスクールなので、なんか緊張しちゃいましたが、強風で良いポイントへ行けない中、なんとか皆さんキャッチしていただいて嬉しい限り。

さて、今回のスクールをやって見て気づいた点を、これから始められる方に参考になればと思いましたので、少し書いていきますか。

ラインハンド(ラインを持つ手)はラインを離さないこと:
一般的にキャスティングで遠投を練習する時に、右利きの場合ラインを持つ手(左手)はシュートのタイミングで手を離してしまう方がほとんどです。実戦でも湖などや管釣りでもおよそ90%は手を離していると思うのですが、これはソルトウォーターではご法度。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、それぐらいフライが着水した時の魚達の反応が強いのです。落ちた直後の初動が遅いとめちゃくちゃ喰いが悪くなりますし、例え出てもすぐにアワセる事ができないのでフッキングしません。なので、ラインハンドはシュートした後はラインを離さず、人差し指と親指の間にラインを入れて解放しラインを送ります。これが出来るようになるとラインは常に手の中にあるので、すぐにリトリーブを開始することができます。うまく伝わりづらいので、詳しく知りたい方はキャスティングスクールにご参加ください(要望があればどこかのタイミングで動画を撮ってきます)。

遠投よりもティペットまで真っ直ぐに伸びたキャストが重要:
とかく遠投したくなるこの釣りですが、フライラインからリーダー、ティペット、フライの先までが一直線になって全てが同時に水面に落ちるキャストが理想です。さらにこのキャストでラインハンドがすぐにリトリーブに移れる状態であれば、あなたのヒット率は2倍以上に上がるでしょう。特にフライラインから先に水面についてしまう方は、キャスティングを再チェックした方が良いと思います(ロッドティップの動きが円運動になっている可能性があります)。

アワセはラインハンド:
ソルトウォーターの釣りを始めるとその先輩方は「あなたはトラウト(フック)セッターだね。」と揶揄します。これは普段の合わせがロッド煽っているという方の事です(特に渓流のドライフライフィッシングが多い方)。ソルトウォーターでは追い喰いが多いので基本はラインハンドでアワセ。それでフッキングしなかった場合は追い喰いを待ってフライを引き続ける事が大切です。

リトリーブは一定スピード:
トラウトのリトリーブは手繰り切った後にラインハンドが戻る際にポーズ(フライが動かない時間)があります。このポーズはシーバスや青物などは、喰いつこうと思った瞬間にフライが止まると喰わずに反転します。なので、ポーズが無いのが理想です。両手で棒引きするのも一つの手ですが、今度はアワセがやりにくいので、重さがない小型のシーバス(40cm以下)が喰い付いた時に中々フッキングしません。できれば片手でのリトリーブをお勧めします。また、シーバスの場合は手繰るスピードは早いのが良い訳では無いので、トラウトリトリーブと同じスピードでフライが止まらないのが理想。その方法は分かりにくいかもしれないので、時間を見てそのリトリーブを動画に撮ろうと思いますが、どんな方法であれ皆さんが思うポーズが少ないリトリーブ方法を考えてみてください(青物はその逆で、人生でこれ以上早く引けませんという位に早い方が良いです)。

さて昨日のフライフィッシングはこんな感じ。シーバスくんたちは皆さんの挑戦を待ってますヨ!

シークロの岡本船長
前回のブログで男前の岡本船長の写真が小さかったので、再度撮らせていただきました。彼の温かな言葉で救われたフライフィッシャーマンは多くいらっしゃるでしょう。またシークロへ行きたいとい気にさせてくれるシーバスのフライフィッシングを支える関東で一番のシーバスガイド(地方のガイドさんを私は知らないので)。褒めすぎじゃ無いですよ、本当の話。
フライでシーバスを攻める
今回は風が思っている以上に外海の風が強すぎて、予定してた一級ポイントには全く行くことができませんでした、残念。仕方なく運河筋のシーバスを攻める事になったのですが、そのストックが少なめだったのでランガンで狙っていきます。主にこんなタンカーの際やコンクリートバースの壁打ちになります。
シーバスのフライフィッシング
風が強い中、皆さには頑張っていただきました。またうねっている日は足腰と体幹が鍛えられるので、良い筋トレになります。
フライでシーバス
いくつかのポイントを回っての拾い釣りになりましたが、なんとか皆さんキャッチしていただきました。こんな風が強くて厳しい条件でも、タックルとフライを事前に準備しておけばなんとかなるものです。
隅っこ好きのシーバス(スズキ)
隅っこの隅に入れて壁沿いをフローティングミノーが泳げば、堪らずシーバスが躍り出てきます。いくつか喰い損なった後にしつこく狙って出た、なかなかのサイズ。ロッドがバットから曲がってました。
シーバスをリリース
シーバスは成長すれば最大1mにもなる大型魚。丁寧にリリースすればまた巡り会うチャンスがあります。記念撮影の後は速やかにリリースする事を心がけましょう。

シーバスは白泡でサーフィンするミノーが好き

また行ってしまいました、それも中一日で。一昨日の釣りが満足できなかったから行ったのではなく、最近は自分が予約した船以外でもお客様のリクエストがあれば積極的に乗っていこうという寸法です。なので便乗で出港した湾奥便。前回シーホースに乗ったのは9月上旬なので二週間ぶりですが、季節はどんどん進むので陽は短くなり5時出船だともう暗いんですね。

一昨日の釣りは横浜の海だったので川崎沖に浮かぶ風の塔を北に見ていましたが、今回はその逆サイド。直線距離にすれば5キロほどの違いなのでしょうが、状況はかなり違い潮色はかなり良いカラー。しかしながら相変わらずシーバスは薄いので色々なポイントを探り、まとまっているポイントを見つけたら数釣りになるスタイル。もちろん見つけてしまえば入れ食いモードにもなるので、9月当初の心配は減りました。

昨年と比較すれば今年のシーバスはまだ少なめ。そして青物がサワラ以外は抜けてしまった感があるので、五目釣りはちょっと難しくなってきました。ですがマゴチはまだまだ好調なので、今後も釣りたい方を楽しませてくれる事でしょう。

さて朝飯前の東京湾はどんな感じだったかをダラダラ書いてもしょうがないのでサクッと書いておきます。

今回の戒め:ボイルを見ても慌てるなかれ。慌ててタックルを組み直すものはガイドにラインを通し忘れるだろう。

シーバス用のフローティングミノー
「そろそろトップウォーターで爆釣でしょう。」と思ったので、出港前夜に慌ててフローティングミノーを補充タイイング。毎回の楽しみは背中へのお絵描きとアイのカラーを変えていく事。今回のアイはエビっぽいブラウンを選択。
東京湾沖を目指す
まずはまだ残っているサワラのボイルを求めて沖を目指す。東京湾のど真ん中なので何にも無いですが、鳥の数とサワラのハイジャンプでポイントが分かります。
東京湾のサワラ
やりました!ハチマル弱!! と言いたい所ですが、フライで釣れない事に痺れを切らしてルアーを投げたウッチー船長の釣果。そこら中で跳ねてますが、ルアーでもフライでもアタリはほとんどありません。考えてみれば私がサワラをキャッチする時は狙ってない時なんですよね。今回もサワラに関してはフライは撃沈ですので、もう少し真面目に取り組んでみようかな。
サワラから吐き出されたカタクチイワシ
サワラが吐いたのは2〜9センチまでのカタクチイワシ。サイズに幅があるので、フライは大きい方に合わせれば良いのだろうけれど、ルアーのリーリングスピードを見ている限り、同じスピードに合わせてリトリーブするとしたら、数回キャストしたら息が上がってしまうだろうな。
東京湾奥のシーバス
太陽が上がるとサワラのボイルが減るのでシーバスのポイント探し。最初はインタミ使ってポツポツとヒット。
東京湾のストラクチャー
とあるポイントは潮と風が当たって大荒れ状態。慣れていない人は立っている事も困難だろうけれど、こんなしら泡でフローティングミノーにサーフィンをさせると、シーバスはもんどりうって出てくる。それもこの泡がカモフラージュしてくれるので、ミノーには飽きる事なく何度も出るので、続けて投げていれば簡単にヒット。
フローティングミノーとシーバス
わたしゃ面白がって色々なカラーを投げましたよ。良かったのはオレンジ・コーチドックとブルーミノーのカラーかな。背中の色なんてほとんど関係ないのだけれど、やっぱり自分が使いたくなるフライを巻かないとね。
東京湾のスズキ
背中のカラーの他にアイも軽視する人がいるけれど、あるかないかで使いたくなるかどうかの気持ちが違う。使っていると壁にぶつけてすぐに取れてしまうけれどそれでも釣れるので、結果的に釣果には関係ないと思います。
フライで釣る東京湾のマゴチ
せっかく船中で二目を釣ったので、三目めのマゴチ狙いへ。こちらは真面目に投げていれば15分に一回くらいはバイトがあります。2/0のフックを咥えるマゴチのサイズは安定して50センチ台。皆さんも楽しんでみて。

 

東京湾奥と横浜付近のフライフィッシングに違いはあるのか

シーバスのシーズンに少しずつ移行し、皆さんもタイイングやその準備に追われる時間も楽しいことと思います。そして一昨日ふと思ったのは、私は何気なく「明日は横浜だからコレ」とタックルやフライを変えていますが、一般の方々は東京湾を一括りにしているのではないかと思い(一括りでも何ら問題はありません)、少しだけ書いてみることにしました。ちなみにボートフィッシングの話ですので、オカッパリの事は書いてませんのでヨロシクです。

タイトルから察すると大きく違うのかと思わせてしまいますが、僕らがよく乗るシークロ(横浜)とシーホース(東京湾奥)で基本的なシステムは同じです。しかし狙う場所やターゲットが異なったりする時にちょっとづつ違うかな。そんな事考えながら少し書き始めたらあらぬ方向に広がり膨大な情報になりそうだったので、9月だけの話で止めました。


横浜・東神奈川出港(シークロ)
湾奥に比べてより南側にあるのと、潮通しが良い場所が多いので青物狙いが多くオープンウォーターで朝イチの鳥山狙いというのが朝一番に出た場合の9月パターン。その後沖にあるカンター周りやブイなどを狙いまとまっているシーバスを探す。当初の潮色はやや茶色。季節が進むにつれターンオーバーが終わると一気に澄んでくるが、それは10月に入ってから。澄み潮になると日中のシーバスは途端に難しくなり、夜便の方が安定して釣れるようになるので、9月後半からは夜便にも目を向けてみてはいかがでしょう。

9月中のタックル:朝イチは小さめのミノー系のフライにインターミディエイトで表層引き。またはボイルが続く場合はフローティングミノーで狙う。ボイルが収まった後は徐々に沈める釣りに切り替えるか、フローティングミノーで通すかのいずれか。全くボイルがなく静かな日に当たってしまった場合のために、シンキングラインは用意しましょう。シーバスの状況が良ければフローティングだけれど、メインラインはインタイミかな。状況が悪い場合はタイプ3〜6のシンキングラインでカウントして釣ることもある。

釣りもの:シーバス・イナダ・サバ・クロダイ・サワラ(基本、船長にリクエストしてその釣りにまとを絞って釣るか、現在の傾向を聞いてそれに合わせてタックルを準備するかになる)


東京湾の湾奥(シーホース)
湾奥の特徴はサンドバーと川筋。それに港内のストラクチャー。特に荒川筋は潮止め水門が河口から約35キロ上にあるので、そこまでの川筋にシーバスのストックがあるのが特徴。橋脚のヨレにシーバスが付くのだが、基本的に夕まずめ以降の釣りなので、川筋狙いは夜便を選択する必要がある。また三枚洲や三番瀬といった干潟があるので、多種のベイト(餌となる小魚)がおり、そこにシーバスや青物が着いた時の朝イチの釣りは面白い。もちろん沖のボイルがあればそちらも狙いに行く。

9月中のタックル:湾奥の場合フィッシュイーターの餌となるカタクチイワシ以外にサッパやコノシロなどもあるので、フライの種類をたくさん巻いていくことをオススメします。朝便を選んだ場合は横浜と同じような流れ。夜便を選んだ場合は、フローティングミノーでスイングの釣り(ウェットフライフィッシングと同じ)か、エンリコミノーやゾンカーなどを若干沈めてスイングする。釣りものをマゴチを選んだ場合はインタミ〜タイプ3のラインで釣る引っ張りの釣り。マゴチはそこギリギリを引く必要はなく、底に擦れない程度に丹念に引けばヒットする。

釣りもの:シーバス・イナダ・サバ・マゴチ・クロダイ・サワラ(基本、船長にリクエストしてその釣りにまとを絞って釣るか、現在の傾向を聞いてそれに合わせてタックルを準備するかになる)


書いてみて思ったことは、なんかタイトルと違い的外れで、こんなこと書いて説明するよりも、お店で「○○へ行くんですけれど、何を持っていけば良いですか?」と聞いてもらったほうが手っ取り早いって事かな。それとこんなネタに走ったということは「あれ、管理人さんの釣行記が出てこないということは、さてはタコったな?」と推測している人も多いはず、まぁそれに限りなく近いですが・・・。

シークロの岡本船長
シークロの岡本船長を紹介しようと思ったら、最近のアップの写真が見当たりませんでしたが、写真右のお方。温厚で丁寧な説明でポイントを支持してくれるのがとてもありがたい。釣り終わった後に「この人にお願いして良かった。」と思わせてくれるのです。自分はまだ初心者で大目にみて欲しい人は、岡本船長に電話してみましょう。
シークロのマスダ船長。
こちらはシークロの2番船を駆るマスダ船長こと、愛称は”りゅうちゃん”。この笑顔を見ればその人がらが分かりますね。釣りの幅がとても広く海外の釣りにも精通しています。釣りが好き過ぎで私以上の世捨て人だと思います。
横浜のタンカー打ち
一昨日の横浜はこんな感じで、まだ少し茶色濁りの夏の潮。沖の鳥山とタンカーや灯標などを見つけて魚がまとまっている場所を探して回ります。
シーホースの内田船長
東京湾奥のシーホースの船長と言えば、「うっちー」こと、内田船長。私は二十歳以前からの長い付き合いなので、弟分みたいなもの。私と身長と体重がほぼ同じなので、若い頃は彼と間違われることもしばしば。強面の雰囲気に反してお喋りで賑やかな彼。常に新しいことを模索しているので、釣りものや釣りスタイルがどんどん広がっています。
シーホース150馬力
シーホースは昨年新艇に入れ替えたので船が大きくなりました。それに伴いエンジンは150馬力。大きくなった分釣りの範囲が広がり、多少波が波が強くても沖へ出られるようになりました。主な範囲は川崎から北側全域と千葉、木更津付近まで。
シーバス
そして一昨日の話に戻ると、沖のボイル狙いで出たシークロですが、ボイルが殆どなく苦戦。とあるポイント一箇所だけシーバスがかたまっており、そこでこのシャクレ君が唯一の一本。オデコ寸前の1日でした。シーバスは管釣りの魚とは違うので、全く釣れない日だってあるのです。私にとって釣れない日があるのをひっくるめて、楽しめるのが釣りなんです。

相模湾後の東京湾五目リレー

あ、こんなタイトル付けちゃうと相模湾では満足できなかったから私がマダイ五目の船にでも乗ってきたと思ってるかもしれませんが、わたしゃフライショップの人間ですから、とりあえずなんでもフライでチャレンジします。カンツリ〜(管釣り)の五目釣りもハードルが高くて楽しいのですが、今回は東京湾五目フライフィッシングリレー船。そんなことやる釣り船って聞いた事ないですよね?

本来はこの時期は沖のストラクチャーでトップウォーターでシーバス狙いなんですが、なんか調子悪いんです(といってもこの秋雨で一気に変わる事でしょう)。なので、「なんか釣らせてよ。」と、シーホースのうっちー船長に頼んで船を出してもらいました。事前には「なんかは釣れるでしょう。」的な事でいつも狙っていない魚種も釣れているとのことなので、色々とチャレンジして来た次第。

今回の内容はこう。朝一番は沖のナブラを打ちに行く。そのナブラにはサゴシ(サワラ)・マサバ・ゴマサバ・イナダがいるそうな。それがひとしきり終わったら一応シーバスを確認しに沖のストラクチャーへ。出なかったら縦ストに着くクロダイを狙って、最後にシャローへ移ってマゴチでもやりましょう、なんて贅沢な釣り。

この大雨の中に出た朝飯前の釣りですが、筋トレさながらのハードな釣り。写真をほどんと撮ることがなく時間があっという間に過ぎました。そして現在はお店の仕事がひと段落してこうしてブログを書いている次第。写真はあまりありませんが、今回の結果は以下の通り。

そして今日の戒め:五目を追うものは全て得ず。しかし早起きは三文の徳である

曇天雨模様
沖へ向かうと空はどんよりと雲に覆われ、雨は強弱を繰り返す。水温は秋らしくなってきて良いけれど、果たして釣れるのかなぁと、この時は疑心暗鬼。
東京湾の真ん中で
東京湾のど真ん中へ出てみると、まとまらない鳥山がちらほら。時折ムーンサルトを決めるサゴシとイワシを追い回すサバの群れ。カツヲと違いベイト(カタクチイワシ)をまとめる力がないサゴシなので、僕らはランダムにキャストを繰り返す。本当はサゴシ(サワラ)を釣りたかったのだけれど、時折顔を出すのはサバでした。私は手元で中アジをバラシ。結局朝一ボイルはサワラ無し。奴は一日中狙って釣るものじゃないですね。
風の塔
青物が追い回すベイト(カタクチイワシ)の大きさは現在5〜7センチと小さめ。しかし、このイワシを救って相模湾へ出たならば、それはそれで凄く楽しい釣りができるだろうな。サワラに突き上げられた傷ついたイワシは水面で円を描き、やがてボイルと共に姿を消していく。そのタイミングでフライを投げ込むのは至難の技ですが、適当でも掛かる時はかかります。ボイルを見ながら右往左往したのですが、ボイルは1時間ほどで終了。
フライで狙う東京湾のシーバス
ポイントを移動しセカンドラウンド。今度は潮の当たる場所を探してストラクチャー打ち。タックルを交換するのが面倒だったので、インターミディエイトラインに軽めのフライを結びキャスト。着水と同時に引っ張って引き波を立てると出ましたシーバスくん。まぁまぁのサイズじゃありませんか。釣れないと聞いていなのでちょっと嬉しい。その後は堤防の段差に回遊するクロダイを狙い何度かヒットさせるもランディング前にラインブレイクでノーキャッチ。
フライで釣る東京湾のマゴチ
そしてサードラウンド。今度はシャローレンジへ移ってマゴチの釣り。水深がトラウト並みの浅い場所にいるので、ラインはタイプ1〜3のラインで十分に釣れます。彼のタックルはサセックスにカプラススペースシューターという、いかにもフライ歴30年以上の人が持っていそうなレトロなタックル。ソルト用のタックルをよく相談を受ける私ですが、まずは手持ちのタックルでやってみるのが良いと私は思います。ま、この後キチンと洗う必要はありますが・・。
フライで狙う東京湾のマゴチは面白い
マゴチのポイントはシーホースのうっちー船長は熟知しているので、ある程度遠投できる人は心配はご無用で釣れることでしょう。といっても夏の終わりでこの魚はおしまいなので、あと一月もしたら終わりです。結果、今回フライに出てきた魚は次の通り。サゴシ(サワラ)×・マサバ○・アジ△・シーバス○・クロダイ△・マゴチ○。という結果△はヒットしてバラした魚。これからはワラサ(ブリ)が加わり、マゴチが徐々にスローダウンでしょうか。今後も皆さんのチャレンジ次第で、ソルトウォターフライフィッシングの可能性は無限大です。今宵は家に帰って魚を捌く作業が待っておりますので、お店は営業時間キッチリにて終了しますヨ。

相模湾の上で夏の終わりを感じる

季節はあっという間に9月へ突入。昨年以上に夏を感じる暇もなく季節が過ぎ去っていくのは、引き続きコロナ禍で思い通りの釣りができず悶々としているからなのかな。なんか気分がスッキリしません。

相模湾のフライフィッシングは毎年3〜4回の出船を予定してますが、昨日は今年初めての釣り。実は7月の予約は台風に阻まれて8月前半の予約は台風の吹き返しで出船できず、ようやく昨日の出船とあいなりました。

毎度お世話になる長井荒崎港の丸伊丸さんに到着すれば、いつもの習慣で一番最初にやる事は防虫スプレーを身体中に塗ったくりの儀式。朝方の藪蚊は半端ないのでタックル準備中の藪蚊対策必須なのですが、季節がここまで進むと雑木林から聞こえる虫の音色はコオロギに変わり、夜蝉の合唱もなく防虫スプレーは無意味でした。夜が開ければ蝉たちもけたたましく泣きわめくのだけれど、僕らは港を離れてしまうので秋の虫たちに送られて港を出港しました。

そして洋上に出ればこの時期には珍しい(と私は思う)強めの北東風。空気は乾き海上が明るくなってもさわかやな海風。心なしか日差しも柔らかく五感で夏の終わりを洋上で感じ取りました。そんな雰囲気だったので、私の釣欲がギラギラしていたのはシイラを一本キャッチするまで。その後は海風での居眠りが心地よく釣り半分にうたた寝半分。

季節はもう秋です。渓流好きの方々は今年のつり納めへそろそろ出かけてくださいな。そしてソルトウォーターを楽しんでいる方はシーバスと青物シーズン開幕です。タックルの準備はいかがですか?私のこれからはシーバス時々湖のフライフィッシングで12月まで突っ走ります。

夜明けを待って出港
なんかこれからイカ釣りでも行く雰囲気の写真でしょ。実は今回イワシが手に入らなかったので、早めに出船して朝一番にパヤオを餌無しで叩く事に。35年前は平塚や三崎の船で撒き餌がない釣りで当然のようにやっていたので私は問題はないのですが、初めてやる方々は果たして釣れるかどうかちょっと心配でした。相模湾のパヤオ

人数が少なかったら直接パヤオへ遠投するところですが、大所帯場合は満遍なく釣るために、誰かにルアーで一本掛けてもらい船ベリまでよせてもらいます。それに着いてきた他のシイラを散水で少しだけ足を止めて、その最中に散水下のシイラを狙うという手法。

フライフィッシングで狙う相模湾のカンパチ
私のファーストフィッシュは小さなカンパチくん。パヤオギリギリに遠投して引っ張り始めたら、すぐに喰ってきました。
相模湾のシイラ
今回のシイラくんは程よいご機嫌で、その戦法でショートキャストでもロングキャストでもそこそこヒットしてくれます。ただ食べているベイトが小さいのか、大きいフライへの反応は渋く、誰しもクラウザーミノーの1/0番よりも小さいフックでのヒットです。
丸伊丸の舞台裏?
丸伊丸さんのHPへの更新は若船長がこうして写真を撮りアップしています。覆面下の人も実は船長だったりして(笑)
丸伊丸
帰路に着く際は私はミヨシでゴロン。ちょうど良い波に揺られながら、次回の大物を夢見てうたた寝をします。

 

フライフィッシングで楽しむシーバスの季節はいつか?

ゴールデンウィークは本日で終わりですが、緊急事態宣言なので家でゆっくり過ごす方、あるいはその対策をされてアウトドアを満喫されている方もいらっしゃったかと思います。皆さんゆっくりと休めましたか? 私は個人事業主なので、そんなお休みなんてま〜ったくありません。売り上げが三日も落ちれば胃がキリキリと痛む小心者なので、働き続けるしかない働きアリの様です。

特に今年の現状は私をサポートするスタッフがいないので、このままだと年間休日数が53日になっちゃいますな(笑)。なので今の私は釣りへ行ける日々がとても大切な時間なので、無駄なく過ごしている次第。

さて、本題のシーバスの話。私の中では一年中釣りができる釣りとして挙げられるのが海のシーバスフィッシングと本栖湖の釣り。本栖湖はご存知のように禁漁期間がないのでいつでも釣りができます。夏場は釣れないイメージがありますが、その季節はブラックバス狙いで楽しむことができるので、芦ノ湖と同じですね。

そしてシーバスに関しては釣れる場所が変わるという事はあっても、全く釣りにならない季節というのは存在しませんので、狙おうと思えば一年を通して釣り続ける事ができる魚種。それも関東圏の人であれば東京湾の豊かなストックと魚種に支えられ、管釣りと違っていつでもワイルドな天然魚と遊べるのです。

現にお店に来られる方の中にはシーズンを通してずっとシーバスのみを追いかける方もいらっしゃいますが、個人的には渓流のオフシーズンに当たる9月後半〜2月までが私のシーバスシーズンになります。

そんな期間を外れて私が唯一シーバスへ行くのがゴールデンウィーク。理由は簡単で長期連休ともなると皆さんが地方へ出かけるので、東京は思っている程の混雑は無し(今年は事情が少し異なりますが・・)。なので人混みを嫌って安近短のシーバスとなる訳です。特にボートフィッシングは突然シーバスボートの数が増えるわけでもないので、釣り場は必然的に確保され混雑には程遠い状況でシーバスを楽しめるのでオススメ。あ、今こんなこと書いてもゴールデンウィークは終わっちゃいましたね。さらにゴールデンウィークにシーバスをお勧めするのも数度目です(笑)。

季節を四半期に分けるとシーバスはざっくりこんなスタイル。

春パターン(3〜5月):バチ抜けシーズン。ゾンカーやガーグラーのフライが活躍します。数釣りの季節。バチパターンなので、ちょっとだけ沈んでいた方が数釣りが楽しめます。

夏パターン(6〜8月):真夏は川筋のナイターかボート朝便の季節。後半に向かってフローティングミノーのトップウォーターゲームが楽しめる季節です。朝方だけ釣りをして後半は家でゆっくりビールを飲みながら『午後のロードショー』を見ながらマッタリとするのが私は好きです。

秋パターン(9月〜11月):初めての人でも簡単に釣れるシーバス最盛期。ちょうど渓流シーズンが終わってやる事が無いと思う人、あるいは放流ものの魚は釣りたくない人はこの季節のシーバスフィッシングはおすすめ。釣れる数は管釣り並です(もちろん生き物相手ですから、日並はあります)。後半に向かって釣れる数は減りますが、その分だけ大物が出ます。僕らは大体9月後半〜12月が一番のメイン。

冬パターン(12月〜2月):大物狙い一発チャンス。ランカー(80cm以上)を仕留めたい人はこの季節にデッカイフライを投げまくってください。1回の釣行で1〜2回のチャンスですが、出れば大物間違いなし。大物ハンターの夢はメーターオーバーキャッチです。

これからの季節は水温上昇と共にシーバスは川を遡上するチームと沖の深場へと落ちていくチームに分かれます。川筋ウェーディングのナイターかボートでの沖のストラクチャー撃ち。このお話でシーバスに興味が出た方は、9月からスタートのために今から準備を進めてはいかが?

シーバスのフライフィッシングタックル
僕らはこの釣りをやり込んでいるので、かなり高価なタックルを使っていますが、青物の釣りと違いシーバスはバッキングラインを持っていくような魚ではありません。トルクとジャンプを楽しむ魚なので、リールの性能はそれほど重要ではありません。タックルはお手持ちの6番〜10番の範囲で好きなタックルを使うのが良いでしょう。但し、ここ数年の秋パターンはブリが掛かることがあるので、それを取りたいと考える方は高性能のフライリールに200mのバッキングラインは必須です。
シーバスが食べている魚(ベイト)
シーバスが吐き出した魚と普段食べている魚はこんな感じ。この時期シーバスが主に食べているのはバチ(バチ ゴカイ=産卵期のゴカイ)と小さなベイトフィッシュ。もしすぐに出かけるのであれば、5センチほどのゾンカー・クラウザーミノー・フローティングミノーが良いでしょう。秋になれば20センチを越すコノシロを捕食します。
豊洲市場
ということで、昨日の夜はシーバス散策。珍しくビデオカメラをずっと回していたのに、本日そのファイルを謝って消去してしまいました(泣)。写真がほとんど無いので、過去の写真と昨日のシーバスを混ぜての説明。昨夜の舞台はここ豊洲市場の近所のバチ抜けパターン(過去の写真)。
バチ抜けシーズンのフライフィッシング
先だってのフローティングキャンディ(弍号機)のテスト釣行。でも海で使うとゾンカーが柔らかすぎて、そのフック絡みが多く海向きでは無い感じ。魚の反応は上々。そしてボディコーティングしてあるので、時間が経っても沈まないのがgood。
バチシーズンのシーバスフィッシングのフライサイズ
バチボイルの時は魚はタイトに着いている感じはなく、見つけると下から単発で突き上げてくる感じ。潮の筋を見つけて流れに乗せてリトリーブすれば、フライは丸呑みされて面白いように釣れます。フライは大きくすると反応が悪いシーズンなので、しっかりとベイトサイズに合わせましょう。
フライを丸呑みにするシーバス
結果はどのポイントもすこぶる反応良く、的確にフライが入ればシーバスの反応がある状態。船中ではかなりの数を釣りました。最大は60センチオーバーまで。このシーズンならばこのサイズが出れば良しとしましょう。遠くの釣りができない時は、こんな釣りで半日を過ごすのはいかが?

ハーミットでテレワーク(横浜の海にプカプカ浮かぶ)

緊急事態宣言を受けてめっきり来店者が減ってしまったハーミットですが、私的にはお店で暇することもなく、おかげさまでビンボー暇なしの日々を過ごしています。フライをもっと巻きたいなぁ。

先だって水道橋の今がニュースに流れましたが、東京は地域によりコロナの影響格差が凄いんです。ここ水道橋は東京ドームの人出で賑わっている地域なので、水道橋西口駅前の寂れ方は半端なく、飲食と事務所は廃業が多く空きだらけ。オリンピック需要を見越して建てたビルなんてずっと空のままだから、そりゃ酷いもんです。

さてそんな閑散とした水道橋にあるハーミットですが、稀な出勤日にハーミットへ寄るお客様がほとんど。特に車での来店が増えたのですが、お客様はお店で買い物する時間よりもハーミット前でエンジンをかけながら駐車する時間の方が長いのです。なぜだか想像して見てください。

昨今は会社には行かなくて良いものの、そのコミュニケーションをネットで会議をする機会が多く、それは時間が突然やってくるのです。

「やべ、会計お願いします。」と、そそくさに会計を済ませるお客様。

慌てて出て行ったかと思うと身なりを整えて、車へ乗るや否やネット回線に接続。ギリギリでネット会議に参加とあいなる訳です。そんなお客様たち、長い方は1時間以上お店の前で会議している人もいます(笑) こんな方々は電波さえ届けば、きっと船の上や渓流のせせらぎの側でもテレワークを始めるのでしょう(ちなみに釣りへ移動中の私の車の中で会議をした方もいます)。なので、ハーミットの店先ではきっと数億円以上の経済が廻っている事は間違いなし。

さて、そんなご時世ですが今回はテレワークはなさそうな方々を引き連れてボートでメバル&シーバスフィッシング。寒さも手伝ってメバル釣りは最盛期を迎えています。メバルの煮付けを食べたい方は、シーバスを釣るついでに2〜3本釣って持って帰るのも楽しみですね。昨日はそんなユルユルのフライフィッシングでした。

横浜のシーバス
まずはサクッと数釣りモードで、潮があたるボイルポイントで引っ張りの釣り。フローティングミノーでも釣れるけれど、最近は手堅くゾンカーやクラウザーミノーで釣ってもらってます。
フライフィッシングで遠投
明暗部へビシッと決まると、ひとまわり大きいシーバスくんが上がってきます。私は相変わらず一番小さいフライがエンリコのピーナッツバター3/0です。
オレンジ色の光はメバルの好ポイント?
シーバスは潮の当たっているある程度流れのある面が好きですが、メバルはそれよりも少し緩いところでライトたある場所を探して釣っていきます。そしてメバルのボイルはヤマメのディンプルライズの様。
横浜のメバル
いるところさえ見つけてしまえば一塊でいるので、海からワラワラと湧き出るように浮上するメバルを誘いのテクニックで釣っていきます。メバルだけを楽しむ場合は5〜6番のタックルだとより楽しめるでしょう。

 

吐き出されたカタクチイワシ
シーバスが吐き出すベイトはカタクチイワシ。サイズは6〜7センチ程度。フライのサイズで言うとやっぱりゾンカーやクラウザーミノーのサイズです。でも大物を狙う場合は最初の数投はインパクトのある大きなフライをキャストする方が良いでしょう。
冬のフライフィッシング
で、最後は隙間フェチの大物シーバスを狙ってラバーバンパーの奥の奥へキャスト。産卵から帰ってきて体力回復の為に食欲旺盛なシーバスが喰ってきます。今回は残念ながら70には少し届かなかったけれど、このサイズが複数本釣れたので、かなり楽しめました。どの個体もピーナッツバターを丸呑み。あと2週間もすれば今度はバチ抜けがチョロチョロと始まりますので、またフライのパターンが変わるかもしれませんが、お酒を飲みながらフライを巻く時間も私は大好きです。