休みの日はじっとしていられない鱒中毒患者の私は槻川フィッシングエリアへ行ってみた

私の日常は一年を通して釣りから離れない様な生活をしている。なので、「明日はお休みですよ。」と言われても、何をして良いかわからずオロオロしてしまい、特に一日中家にいたら手はブルブルと震え、酸欠を起こして倒れてしまいそうな気分。ロッドを握っていれば多少心は落ち着くのですが、結果的に水辺を探して佇んでしまうのデス。コレって職業病なのでしょうか、診断書を書いてもらったらきっと『重度のマス中毒により、静養が必要。』なんて書かれちゃうんでしょうなぁ。そういえば長期入院を強いられた若かりしころ、私は闘病生活中にも関わらず、後輩に運転をお願いして釣りへ出かけていましたっけ。その際に病院への外出許可を取る書類には「芦ノ湖にて療養」と書いてました(笑)

前日にロストルアーズで白銀の世界を楽しんだ翌日。連休なのでたまには体を休めれば良いのに、先だって武蔵漁協の白石さんがハーミットにお見えになって紹介されたその場所がちょっと気になって、槻川フィッシングエリア(漁協が管理するC&R区間)へ出かけることにしました。

槻川は埼玉県中部に流れる川で、荒川の流れが入間川と二分され、さらに越辺川(おっぺがわ)と入間川に二分された先で、槻川(つきかわ)と都幾川(ときかわ)に分かれます。私は川越でお仕事をしていた時代にその都幾川で何度かヤマメ釣りをしたことがあるのですが、槻川はそのすぐ隣りの川で小川町にあります。

槻川の普段はオイカワや鮎を楽しむ清流で夏場に渓流魚を釣るような川では無いのですが、数年前から冬の時期を利用して漁協がレインボートラウトのC&R区間を始めたのです。毎年の水温によりオープン日は異なるとのことなので、インスタグラムでチェックして欲しいとのことですが、終了はゴールデンウィークの頃。なのでシーズンこ後半の3月は大物レインボーをドライフライフィッシングで存分に楽しめるので、近所の方は解禁当初はこの川でドライで肩慣らしするのにはとても便利な釣り場だと思います。

ただ、初めて訪れる人には少々厄介なのが、その告知がほとんどされていないので、どこでどのように始めたら良いのかが分からないと思われるので、この場を借りて紹介していきたいと思います(全部読んで頂いた方が一連の流れがわかると思います)。

以下は先だって行ったその様子。私が行った日は放流日の前々日で多少難儀しましたが、現在はバリバリ釣れていると思うので、ご近所の方はのんびり楽しんでみてくださいまし。


槻川フィッシングエリア
場所:〒355-0323 埼玉県比企郡小川町下里(こちら
営業時間:日の出から日没まで(入漁証を購入したらスタートできます)
入漁料:¥2,500
フライフィッシングルール:オールキャッチ&リリース・バーブレスフック・その他は細かいルールはありません(ウェーダー必須)
入漁証販売所:ミニストップ小川町南店(こちら

ミニストップ小川町南店
ここで釣りをする場合、直接釣り場へ行くと入漁証が買えないので、まずは埼玉県 小川警察署の隣りにあるミニストップ小川町南店を目指し、ココで入漁証を書います。
C&Rの入漁証を買う
釣り券はこんな仕組みで、そもそもの河川入漁料が¥1,500で、C&R管理費が¥1,000で合計¥2,500となります。なので、シーズンが終わったゴールデンウィークの後は日釣券のみで釣りができるとの事。
槻川フィッシングエリア
入漁証を購入したら国道254号線を上り方向へ約1キロほど行き、下里の三叉路を右に曲がるのですが、目標物が何もありませんので、グーグルマップを利用して槻川フィッシングエリアを事前にナビに登録するのが良いでしょう(グーグルナビだとこちら)。その交差点を曲がった先に槻川を渡るこの橋が出てきます。橋の下流部(写真左)がメインのエリアで、橋の上流部のワンドまで釣りができます。
槻川フィッシングエリアの目印
橋を渡ったら、回り込むようにずっと左へ曲がっていくと思ってください。最初に曲がれるポイントには小さな看板があるので、それを頼りに曲がりましょう。
槻川フィッシングエリアへの入り口
曲がったらまたすぐに出て来る砂利道を左に曲がります。目標物はありませんので、この白いお家を目安にしましょう。
槻川フィッシングエリア
その先をずっと進むと河原へと続き、車が10台ほど停められるスペースがありますのでそこに停めましょう。小さな土手を登って上から覗くとそこには大きなプール状のポイントが広がります。川と言っても大きなプールのような溜まりなので釣り方は様々。インジケーターで探るも良し。高番手で引っ張るのも良し。ハッチが始まればライズの釣りも楽しめます。
槻川フィッシングエリア
写真の奥が上流で流れは手前に向かって流れています。左岸側(奥に見えている橋下流から対岸)は民家があるので、ご迷惑をかけない為に禁漁にしてあるとの事でした。土手の上から歩いて回ると大物が泳いで行くのがいくつも見えます。聞けば鵜への対策のため、食べられないように大物が中心でサイズ的には小さくても40センチ程度はあります。ここで一つ私のやらかしが・・。ここは手前3〜4mが激的に浅いのでウェーダーが必須です(ルアーの方だと要らないです)。私は前日の事がよぎりニーブーツは持って行ったのですが、それだとライズまでギリギリ距離が足りない状態が続き四苦八苦。
槻川フィッシングエリア
とりあえずポイントを見て回るために橋の上流部にも行ってみました。写真対岸下のポイントの岩の上は入ってもOKで、そのから上流側にいくつもの大物が見えました。手前のシャローには今年生まれた鯉の稚魚だらけ。
レンボートラウト
ウェーダーを忘れた事で四苦八苦し、ブーツにギリギリ水が入らない程度にウェーディングして、ロールキャストで打ち返し、ようやくドライフライでゲット。ライズは10時ぐらいからエリアの真ん中ぐらいで頻繁に起こりますが、風が止んだ後に落ちたものを何か食べている様でした。フライはパラシュートホッパー#10を使用。
槻川フィッシングエリア
ウェーダーがあれば数歩前に出てバックスペースを作り、ライズを片っ端から釣れたでしょうが、今回は泣く泣く投げれるスペースのみで遊んでいたので、辛い釣りになってしまいました。ウェーダーは必須アイテムですので、皆さんは忘れないでね。なので、いつの間にかバックが取れる場所での釣りになり、手入れ不足のラインを伸ばすためにフルキャスト練習会になってしまいました(泣)
槻川フィッシングエリア
結果、ウェーダーがない事で難しい釣りになりましたが、ライズの釣りをいくつか堪能。朝夕は引っ張りで釣っている方もいらっしゃいました。また、この翌々日はたんまりと放流されているので、私が心配することは何もないでしょう(くれぐれもウェーダーを忘れずに)。

ここ5〜6年の3月を振り返り、出た答えが神流川のC&Rだった

今年の火曜日はタイミングが悪く3月最初が7日だったので、3月中旬にして今月2回目のフライフィッシング。というのは嘘でその間にマルタウグイを探しに行ったり管釣りを覗いたりで、なんだかんだで出勤前の時間を楽しんでたりして。とはいうものの、先週はホームリーバーで何も無い一日を過ごしたので、ここは少し冷静になってブログを辿って過去の私を掘り返してその行動を決める事にした。

解禁当初は放流もの中心の釣り。放流したばかりのヤマメを狙いエサ師が出す竿の間を縫う様にしてフライをプレゼンテーションし、なんとか一本釣るのが毎年恒例のこと。ただ二週目になるとすっかり釣り切られてしまい、空手で帰るのが常なのである。

本流が虫たちで賑やかになるのは暦の上でみると春分の日を過ぎた辺りから。その頃になると水も温み北関東にも桜の便りが少しずつ聞こえてくる頃で、芽生えたばかりの新緑を感じながら温まった日中にライズと格闘することができる。ということは二週目のフライフィッシングは微妙な時期であって、過去のブログを読み返しても良い結果はとても少ない。

さて、今週はどうしようかなぁと考えて用意をしていたけれど、その前に確定申告がまだでした。でも相当前から準備していたから、あとは書類を出すだけと見返した所、不備が見つかった。こりゃイカン。慌てて直し始めてその作業が終わったのが日付が丁度変わる頃。案の定その翌日は寝坊したので、出鼻を挫かれた感じ。

今回の戒め:すべての行動は準備から、その確認は怠りなく

神流川C&Rのヤマメ釣り
後輩を迎えに行き、その時点でどこへ行くかがまだ決めてなかった僕ら。今週もホームリバーへ出掛けてオデコでも、状況観察できれば良いかと思ったけれど、コレと言って良い情報は無し。そして考えた選択肢は今週もホームリバーへ行くか、サラッと釣りをして後半に友人に会いに行く計画を立てた神流川C&Rの釣りの二択。出した答えは後輩が言ったことがないと言うひと押しで、神流川C&Rへ行くことになりました。
神流川
このブログでは何で冬の神流川C&Rを紹介しないかと言うと、冬季は火曜日が休みなんですね。なので、一般解禁しないと神流川へ訪れる事ができません。もっとも解禁しているのだからこの区間を外れて他へ行けば良いのですが、当日は外気温が4℃で水温も同じぐらいだったので、居つきのライズハンティングはとても難しいので、お魚がいっぱいいる場所でサクッと釣ってすぐに他へ行こうという算段。
神流川のヤマメ
ヤマメはプールになったポイントの緩い流れでライズを繰り返すけれど、すでに2週間が経過しているのでスレスレで一筋縄ではいきません。試行錯誤の結果、ティペットは9Xにフライは24番のユスリカのミッジを結び、さらにダウンクロスでラインにスラックを沢山入れて上流からのドラッグフリーで流し込む超シビアな状況。コカゲロウでも飛んでいれば、もっと楽なんでしょうけれどねぇ。そして上がってくるヤマメは解禁当初には似つかわしくない、尺一寸以上ばかり。
ヤマメの胃の内容物
何を食べているのだろうとストマックポンプを入れて見ればご覧の通り。食べているのはほぼニンフだけ。だって見えるサイズの虫は一切飛んでないんだもの。
神流川のヤマメ
渋々のライズなので一本釣るのが一苦労。だけれどサイズがすべて尺超えなので、サクッと釣って帰る予定が夢中になって釣り続けてしまいました。9Xの釣りはとてもスリリングです。尺超えの個体にオスが多いのは、採卵ではオスの数が必要ないので、その余りものが放流に回ったとも考えられます。
神流川C&R
釣り人は魚が固まっている場所にしかいないので、ポイントは管釣り状態。上流部には人影がありません。まだ寒いのでドライで釣ることは難しい状態でしたが、初心者の皆さんはインジケーターに小さいニンフを付けて沢山釣ってましたので、初めて行く方でも尺ヤマメを堪能できるかと思います。今年から日釣り券が¥2,500となりチョット高い気もしますが・・。
神流川のヤマメ
陽が大分長くなったので、気がつけば16時半ごろまで夢中になって釣り過ぎたため、他を見て回る時間もなくなりそのまま帰りましたとさ。ヤマメを釣った事が無いという方には良い肩慣らしの場所ですので、ドウゾ。ちなみに下流部の南甘漁協管轄内は平日にも関わらず多数の釣り人がいたので、もしかしたら釣れている情報があるのかもね。

 

祝2023年渓流一般解禁!なのだけれど、私はその前日に男鹿川C&Rへ行く

今年も渓流シーズンがスタート。今週末、皆さんはどちらへ出かけますか? 私の今週末はベースキャンプでタイイングスクールなので、フライを巻きながらその毛鉤で釣れる魚を妄想しながらお酒を呑んでいる事だと思います。

今回私のお休みはよりによって解禁日前日の2月28日。お休みを一日ずらせば良かったと思いつつ解禁日の釣りはマッキーに譲り、私は解禁前夜の前祝い的な釣り場を探す事に。色々と考えた結果、この冬に一度も訪れていない男鹿川C&Rへいくことにしました。

渓流が解禁すれば私の行動はほぼ北関東になり、シーズン中は毎週1〜2回は釣りに訪れているので、ハッキリ言って私は栃木県民みたいなものです。もっと言うと何十年も通い過ぎてカーナビ無しでも栃木県内の何処へでも行ける自信があり、主だった主要路線は行ったことがない道がありません。なので、男鹿川釣行を決めたと同時にその道すがらにある、「そうだ、梅村さんの所へでも遊びに行こう。」となります。

栃木県今市市にある「サーフェイスアウトフィッターズ」は前職が同じ釣り仲間のお店。実は前職からスピンアウトしたお仲間のフライショップは各地にあり、栃木にはこのサーフェイス、埼玉県に「ロックス」、さらに神奈川県に「なごみ」があるので、ハーミットを中心に関東のお仲間フライフィッシングネットワークがあるのです。サーフェイスは栃木県の情報を網羅するお店なので、大谷川やこれから始まる中禅寺湖の情報は、ココに寄って梅村さんから色々教えてもらいましょう。

と言うことで今回は釣りというよりはサーフェイスに寄って昔話と釣り談義をした旅であり、オマケで釣りへ行ったようなもの。ちなみに今回訪れた男鹿川C&Rは解禁後すぐに一般河川の解禁とはならず3/1〜3/20までは短い禁漁期間に入りますので、ご注意ください。

さて、週明けからのフライを巻こうかなと思ったけれど、その前に週末のタイングスクールの準備をしないと・・。いつものことですが、解禁すると時間が足りなくなる管理人です。

男鹿川C&R
サーフェイスアウトフィッターズの営業は12時からなので、とりあえず15時ぐらいまでは釣りに専念することに。入漁証は「かわじいふるさとの駅」にて購入し、車はこの新男鹿橋たもとにある駐車スペースへ移動。下流側に向かってその橋の左岸側に遊歩道があるので、入渓はその要所から簡単にアクセスできます。
男鹿川C&Rの流れ
「先々週は上流でバンバン出ましたゼ。」と後輩に案内されサクッと釣って帰る予定。ところが魚が固まっていたという場所には魚影がありません。まだ時間が早いからかと思い、陽が差し込むのを待って水底を確認しましたが全くいませんでした。その場所に数時間を費やしてしまったので、慌てて魚を探しながら降ります。
男鹿川のレインボートラウト
私はサイトフィッシングは得意なのですぐに下流でお魚を発見。この時期だからライズはしないのでニンフィングなのだけれど、普通の大きさのニンフは全く喰わず。18番まで落としても見切れらるので、22番のフローティングニンフをショット(ガン玉)をつけて無理やり沈ませ、さらに流れを交わすために対岸へと渡りました。そしてようやくヒット。
男鹿川C&R
一本取ったところで余裕が出てその周辺を見て回りましたが、お魚は散っておらず、下流部の開きには全くいません。ちなみにロッドを積み忘れたので、今回は唯一持ってきたエコーのインストラクターロッドを使用。
男鹿川のフライフィッシング
間も無く解禁だからそれに向かってドバッと放流しているわけではないので、思っている以上に苦戦。残っている魚はティペットが6Xよりも細くないと見切られるし、フックも極小じゃないと喰ってこない。なので持ち玉が少ない私は、フライを持って行かれると困るので必然的にやりとりは慎重になります。
レインボートラウト
さらに下流部に降るともう1箇所だけお魚が固まっている場所がありました。C&Rは管釣りと同じと勘違いして仁王立ちでアプローチする方がいますが、そんな状態だと中々釣れません。魚から見えない位置からしゃがみながらキャストすれば一発で喰ってきます。ヒット後はランディングしやすい場所へお魚を誘導しながらやりとりを楽しみます。
男鹿川のフライフィッシング
僕らはそれなりの釣果があったので後はルアーの方にポイントを譲り、早めの納竿。最盛期に入ればお魚は満遍なくいるのですが、今回はピンポイントだけ。だからこんな時は譲りあいが大切です。
サーフェイスアウトフィッターズ
久々に訪れたサーフェイスアウトフィッターズ。ちょっと来ないと街並みが変わっているので戸惑うばかり。歩道が整備され広くなった気がします。梅村さんは変わらずお元気で、お店はハーミットと異なる品揃え。中禅寺湖に必須のマテリアルやセージ、レディントンが欲しい方はこのお店に相談すると良いでしょう。
レインボートラウト
サーフェイスでお買い物をした後は、数軒隣りにある道の駅 日光街道ニコニコ本陣で苺を買って帰りましたとさ。さて、来週は解禁から一週間。難しい釣りになるとは思うけれど、年券を取りに行くつもりで楽しんできます。

移転問題でフライが巻けず、行き当たりばったりの釣りが続く

いつもの秋であれば、そろそろ北海道のイトウ釣りに向けて準備を初めたり、宮崎のオオニベ遠征に向けて頭の中はタイングモードに入っていたりするのですが、今年はといえばハーミット移転に向かって物件探しの日々。お店の業務はこなしてはいるものの、フライフィッシングモードに切り替えることが出来ずになんか物事がうまく進まない。そして新しいお店へ移った後にどう変化するかのイメージが全く湧かず、全てが煮詰まらないのです。人生はなるようにしかならんと思ってますが、釣り以外のことはどうしても考え込んでネガティブになりがち、釣具屋経営って大変。

そんな感じで、釣行前夜は気が付けば22時半まで業務をしていたので慌てて帰宅。とりあえず車に積んであるものだけでなんか釣りに行くとして、目覚ましだけセットして寝ようと思ったら、セットする前に寝落ちしました。なので、起きたのが朝6時30分。さて、どうしたものか・・。

こうなると何処へ行っても釣り始めるのは10時過ぎになっちゃうかな。天気予報は30℃オーバーだし、季節が終盤なので何処でも良いので河原でロッドを振って魚の感触を手堅く味わいたい気分。管釣りへ行くのは来月以降でも問題ないので、ここは一つ普段私が行かないC&Rへ行ってみようということになりました。ちなみにどっち方面へ向かうかも全く決めずに車を走らせ、なんとなく一番近い高速道路のインターが東北道に近かったのでそっち方面へ向かうことに。さらに栃木県へ入った所でC&Rは男鹿川箒川の二択になり、ボーッと走ってしまった事で西那須野塩原ICで降りる事と相成りました。

お気楽な釣行ゆえに皆さんの参考になるかどうかわかりませんが、お暇な方はご覧くださいまし。

今回の教訓:成り行きに任せるのも時には良いかもしれない

向福橋
箒川といえば私はこの上流でヤマメやイワナ狙う事は多々ありますが、この区域で釣りをするのは相当久しぶり(このブログで書いた事ないんじゃないかな?)。C&R区間は毎年その範囲が変化しているので、何処から何処までがC&Rかの検討が付かず、とりあえず『キャッチ&リリース』と書いた赤いのぼりがある所でやってました。今年はこの新しい橋(夕の原橋・22年3月26日開通)の下100mほどにあるワイヤーの所までだと思ってそこまでしかやりませんでしたが、帰ってきて漁協のマップを見た所、さらにずっと下流の布滝下流の稚児ヶ淵(最下流部はほぼルアーポイント)まで遊べるのですね、知らんかった。
レインボートラウト
C&R区間なので普通によく釣れます。フライはホッパー#8と大きめのデタッチド・ボディ・メイフライ#10の二種類だけで、13時までに14本の釣果。小さいヤツはこちらの20〜25センチほど。写真を見返すと、目に十字のマークがありヒレに斑点がないので左下のチビはヤマメだったようです。
レインボートラウト
初心者の方が多いので多くの方はインジケーターを付けてニンフをやっていましたが、普通に大きいドライフライで出ます。但し、見えているレインボーは相当遠くから慎重に狙わないと反応しませんので、キャッチした魚のそのほとんどは皆さんがあまり手を出さない荒瀬の中、あるいは、強い流れを渡って人があまり狙わなそうな右岸のポイントばかりです。
箒川C&R
国道400号線は左岸側を走っているので入渓点は左岸ですが、私はこの写真でわかるようにずっと右岸側に。場所により強い流れもあるので、慣れない人は左岸で釣りをしましょう。このポイントは福渡県営駐車場前で、底石が一枚スラブのポイントで、大体この辺がC&Rの最上流部になります。
レインボートラウト
魚のコンディションは思っていた以上に良く、ヒレピンの確率が60%位で、綺麗な個体が多かった気がします。ちなみに今回は前回お話しした「フィッシュパス」で入漁証を購入しました。
この魚をキャッチする前に55センチほどのレインボーを見つけ、キャストのポジションや方法を色々工夫してようやくドライで出しましたが、強い流れの中に居たので一気に下られて4Xをぶっち切って行きましたとさ。ココは4番ロッドだとちょっとパワーが足りないかも・・。
レインボートラウト
今回の最大魚はコイツで45〜6センチと言ったところ。デタッチド・ボディ・メイフライ#10でキャッチ。
ヒゲナガカワトビケラ
14時に一旦上がってひと休憩していたら、急にヒゲナガが水面近くを飛び始めました。休みそこそこに釣りをしろって事ですかね?
レインボートラウト
しかし、すでに叩いた後の2度流しだったのでお魚の反応は薄く、一時間ほどで2本追加の釣果。飽きてしまったのでこの場を離れ、渓流の終わりを噛み締めたく年券を持っている下流部へヤマメを狙いにそのままGO。
レインボートラウト
あと1時間もすると陽が沈み暗くなるので、茶々っと堰堤周りを攻めてみると、あれまこれって子ニジ? 本日はレインボートラウトに好かれた一日でゴザイマシタ。さてと、時間を見つけてフライを巻かないと、来週持っていくフライがとても少ないゾ!