ハーミットのブログは管理人の日記なのかも?(川越水上公園)

今こうして火曜日の行動を書いているけれど、その間にすでに別の釣りに出掛けている管理人です。3月を過ぎれば更に拍車がかかり、釣具屋なのか漁師(持って帰らないので当てはまりませんが)なのか良くわかりません。とにかく、今の私は解禁に向かって忙しすぎて一番おそろかにしているのがフライタイングなんですね。春先の釣りはフライをどれだけ持っているかのもち玉の種類がとても重要なのですが、解禁日は大丈夫かなぁ・・。

前日の仕事は夜遅くまで続いたので早起きができなかった火曜日。本来は持ち玉を増やすためにせっせとタイングするのが筋なのですが、タイイング道具は全てお店にあるし、どうも天気が良いと家でじっとすることができない私。遅く起きた朝は遠出する気にはなれないので近所の川を散策をすることに。2月の末といえばそろそろマルタウグイの第一陣が登り始めているかな、なんて淡い期待をして出掛けては見るものの、今年の冷え込みはまだまだ厳しいようで川面を覗いてもまだ数本のマルタウグイしか確認できず、マルタのフライフィッシング断念。


さて、あなただったらこんな時、どんな行動をしますか?

1:釣りを諦めて奥さんとお買い物へ出かける
2:家へ帰ってタイイングをする
3:解禁に向けて準備をするためにフライショップへ出かける
4:何がなんでもなんか釣りをする

1番と答えたあなたは家族愛に溢れる素敵な方です。これからも家族を大切に釣りはほどほどにお楽しみください。

2番と答えた方は、フライフィッシャーマンとして正しい考えです。間も無く始まるシーズンに向けて、たくさんフライを巻いて妄想を膨らましましょう。

3番と答えた方は、ハーミットにとって嬉しい存在です。フライショップの巧みな話術に乗ることなく、無駄の無い買い物を楽しみましょう。

4番と答えた方は、立派な世捨て人(ハーミット)ですが、家族を敵にまわしてしまうかもしれません。結果的に釣りをして帰った人は家族へのお土産を心がけましょう。

さてさて、そういう私は何番だったでしょうか?そんなこと尋ねなくてもわかっちゃいますね・・・。

マルタウグイを探して2022年
東京近郊のマルタウグイといえば多摩川で釣る方が多いですが、私の住んでいる地域体と渋滞が嫌なので北にある別の川へ向かいます。数カ所を歩いて回りましたが今年はやっぱり寒いのね、川の活気はまだまだこれからのようです。
川越水上公園の釣り
さてどうしよう、という事で考えた僕らは移動時間を考えると遠出するにはちょっと遅かったので、一番近いであろう管釣りへ行くことに。といってもプールなんですよね。上尾水上公園は今年で終わりと聞いたので、そこを利用していた人は来年からはこの川越水上公園になるのかも。
川越水上公園
駐車場から釣り場まではかなり歩くので、忘れ物は無いように(私はやらかしました)。そして遊魚券を買う前に健康チェックと自身の名前や電話番号を記入します(コロナ対策)。
川越水上公園のプール
遊魚料は一日2,620円だけれど、すでに時間がかなり経過していたので3時間券¥2,100としました。現在使用されているプールは多目的プールと流水プールの二つ。
川越水上公園の流水プール
ぶっ飛ばして釣りたい私にとっちゃ物足りない距離ですが、とりあえず竿を出したいだけなので、晴天の中で糸を垂れるだけで私の気持ちも晴れるのです。
川越水上公園のレンボートラウト
周りの皆さんはほぼインジケーターを付けての引っ張り。でもユスリカミッジにライズしてるのです。ここは一つミッジフィッシングかなと思ったら、ミッジボックスと細いティペットは車の中。戻るのも面倒なのであるものはファンシーニンフだけでトライとなり、フローティングラインでゆるゆるの引っ張り釣り。水深が1.2mしかないのでシンキングはいりません。
ミッジング
隣りを見ればちゃんとミッジを用意していた後輩はドライでバンバン釣ってます。フライはユスリカ22番
プールで釣り
魚はレインボーを中心にロックトラウト、コーホー、サクラマスなどがいましたので、魚種は豊富な感じ。サクラマスのサイズは35cmほどですが、かなり綺麗でした。
バイスサワー
3時間とは短いもので、あっという間に終わりました。ありゃ、時間が余っちゃったどうする?僕らは家に車を置きに戻り、そして駅前でバイスサワーを煽りながら串物を食べたのであります。夜飯は要らんと連絡はしたけれど、ご機嫌取りにショートケーキを買って帰ったのはいうまでもありません。

解禁前に自分のキャスティングを再確認

気がつけばあと10日もすれば全国一般解禁。皆さんの準備はいかが?私はというと全くもって全然ダメダメ。何せ釣りばっかり行っているもので持ち玉のフライを巻く時間が取れず、新製品の入荷やら確定申告の準備やらで全くと言って良いほどタイイングが出来ていません。本当はフライボックスいっぱいに巻いてロッドとリールを綺麗に洗って解禁日を迎えたいけれど、ちょっと無理っぽいかも・・。

現在の私が準備できている事があるとすれば、毎週休みなく釣りへ行っているので釣り感は鈍っていないという点と、キャスティングをし続けているのでコントロールなども安定していることかな。ハーミットへ訪れる皆さんはと言うと、毎年の事ながら2月のキャスティングスクールに集結し、そこで自分のキャスティングをチェックして出掛けるのであります。

先月のブログにはバックキャストの話を書きましたが、今回のアドバイスは先日のキャス連でもお話しした滑らかな加速について書いてみたいと思います。

テーリングループ(フライラインの先端がロードしたライン全体よりも下を通る状態)の主な原因として、ロッドを突き上げてロッド先端の軌跡を凹で動かしてしまう事の他に不自然な加速というのもあげられます。これは所定の場所(例えば時計の10時1時の位置とか)でバシッと止めてください、なんて言うと力んで初速が速すぎてロッドが曲がり過ぎて滑らかに動かないと結果的にロッドティップの移動が凹になってしまいがちに。特に柔らかいロッドだとロッドが大きく曲がり過ぎて直線上に動かない事があります。フライラインの軌跡というのはティップの動きを習って行くので滑らかな加速と直進性がないとラインというのは乱れてしまうのです。

滑らかな加速というのは初速は決して早く無く、徐々に加速することでロッドがムラなく曲がってくれるので、力は徐々に加えて最大の加速でロッドをストップする事で、その時に弾き出される落差がループとなって現れます。でも上手な人のループってなんでカミソリみたいに細いのでしょうか? それはストップ位置は所定の位置でしっかり止めた後にループが大きくならないようにティップの位置を修正しているのです(見た目にはわかりづらい行為です)。フォワードキャストの時にロッドが大きくお辞儀していない様に見えます。初心者はそれを真似て9時の位置まで止めずにロッドをそのまま寝かせてしまう事で、結果的にロッドは曲がらないので力が伝わらず今度は扇状の大きなループになってしまいます。

滑らからな加速は車の加速と同じと言って良いかもしれません。表現として良くはありませんが、教習所で見せられるビデオを思い出してください。加速した車がそのまま壁にぶつかる衝撃がロッドを止める位置で、その時にシートベルトをしていないダミー人形が前へ放り出されるエネルギーがフライラインを飛ばす力です。車はいきなり100キロにはなりません。スポーツカーの加速は高弾性のグラファイトロッド。軽自動車の加速が柔らかいグラスロッドかもしれません。しかし不自然な急加速や加速が滑らかでないのはテーリングの原因になると私は考えています。

やっぱり言葉で書くとわかりづらいかな?さらに言葉だと誤解を生んでいる可能性もあるのでここに書いているものを全てを鵜呑みにせず、周りの意見をたくさん取り入れて自分でわかりやすい解釈を取り入れてみてくださいな。長々と書きましたが、春はもうすぐそこ。出掛ける前にあなたも一度キャスティングを再チェックしてみてください。

キャスティング
天気予報はズレ込み朝練に集まった皆様は大雨の中で釣りをしました。この時フライ池にいたのは全て府ライキャスティングスクールに参加する人。9時に移動するのでその後のフライ池はガラガラに・・。
レインボートラウト
冷たい雨でも汲み上げ湧水の朝霞ガーデンの魚は元気元気。辛いのは人間だけ。
スローループ
『スローループ』効果もあって、小学生も朝練とキャス練に参加。フライ人口は少しづつ増えているかもしれません。
レインボートラウト
キャス練へ移動する頃には雨も小降りになり、少し気持ちは楽になったかも?体を温めるにはちょうど良いキャスティング練習です。
フライキャスティング
天気が悪かったので例年より少なめの参加でしたが、それでも10名以上が集結。解禁に向かって皆の気持ちはスイッチオン!!

東京近郊で長良川上流部の雰囲気を味わう

祝・2022年長野県の一部は本日から解禁。今週末は多くの方が千曲川水系や犀川へ訪れることだとでしょう。昨日は残念ながらまだ解禁になっていないので、別のプランをいくつか考えてブログネタの旅をしようと、ギリギリまで考えてました。

プラン1:アニメ『スローループ』が盛り上がっていることもあり、ハーミットに聖地巡礼として訪れる方が多いので、私がその逆に横須賀巡礼してメバル釣りをしようかと思った企画。お土産としてシーにゃんのどら焼きも買えるしね。しかし、前日の情報収集だと用意が間に合わず却下。

プラン2:遠州灘でフライフィッシング開拓。冬の間は新たな釣りとしてサーフフィッシングのススメを深めようかと思いましたが、やっぱり前日情報収集だと用意が間に合わず却下。

プラン3:1日で3箇所回る、関東圏管釣り行脚。考えていたのは東名高速方面で、すそのフィッシングパーク開成水辺フォレストスプリングスFISH ON! 王禅寺の順で10本釣ったら即移動という過酷な釣り。しかし、移動時間とその費用を考えると私自身が楽しめないので却下と相成りました。

そして4番目のプランが昨日行った雪中渓流フライフィッシング。東京都心から100キロ圏内でお安く楽しめるフライフィッシングです。皆さもいかが?その様子は以下の通り。ちなみに上に書いたボツネタで書いて欲しいものがあれば、次回以降何かのタイミングで決行するかもしれません?

小菅川にある冬期ニジマス釣り場
ハーミットからだと約100キロの道のりでたどり着く小菅川。渓流の解禁は一般解禁と同じく3月なのだけれど、冬期ニジマス釣り場として11月〜2月末日まで日釣券¥1,000で楽しめます。
小菅川の釣り
都心と違い先日の雪が残っているので、ご覧の通り。道すがらがアイスバーンになっていると怖いので、今回は後輩の車を出してもらい、久しぶりに運転なしの釣り。実際には河原以外に雪はなかったので、心配するほどではなかったです。
ミッジの釣り
見つめる先にはレインボーがライズ。驚かせないように少し距離をとって身をかがめ、そこからのアプローチ。食べているミッジは32番サイズなので、釣るまでにかなり苦労が強いられましたヨ。
小菅川で雪中フライフィッシング
私は下流に下がってライズ散策。下流部はライズが始まるのが遅く12時を回ってからライズが増えた感じ。
ミッジでのフライフィッシング
持っているフライは一番小さいもので24番なので、それをアプローチ方法を色々と試行錯誤の上、なんとかレインボーをキャッチ。C&Rはスレまくっているので、ガップリとは喰わず皮一枚でフッキングする個体が多かった。
フライと本物の虫
フライが22番のフローティングニンフで飛んでいるのがこのサイズのユスリカ。今の私にゃぁこのサイズを巻く元気がありません。そして手元にある持ち玉だけでの釣行だったので、24番のフライは2本のみ、トホホ・・。
セッケイカワゲラ
雪のある時期に出現する虫では比較的大きいのがセッケイカワゲラ。とは言うものの、マクロ撮影にてこの大きさに写っているので、実際には20〜22番くらいのサイズでゴザイマス。この時期に小菅川へ行く時は、全体を細身に巻いた真っ黒のフライを作って行きましょう。ちなみに私はこのパターンを持っていなかったので、ひたすら小さいもので誤魔化しながら釣ったので、持ち玉の少なさが仇となり痺れちゃう釣りが続いたのでありました。
雪の中を釣り歩く
同じポイントばかり攻めているとスレて来るので、場所を変えて下流部へ。午後は早い流れでもライズがあったので、少し釣りが楽に。
トライコ22番
私はというとフライパターンがないので、モンタナ釣行の際に買ったトライコパラシュート22番でキャッチを伸ばしました。ミッジサイズで黒いのがコレしか無かったんです、ハイ・・。
小菅村のマンホール
ちなみに小菅村のマンホールはヤマメがあしらわれています。昼はポイントを休めるために、村で唯一やっていた廣瀬屋旅館にランチへ出掛けましたが、とても美味しくお値段がお手頃。
レインボートラウトのミッジング
ちなみに釣りをしていると後から来たアングラーに声を掛けられたのですが、ハーミットに集まる釣り仲間でした。「こんな雪の中をやるなんて、もの好きがいるもんだなと見てたんですよ。」と。そんなあなたも同類です(笑)
雪中の渓流釣り
風はほとんどなく魚の気難しさに翻弄されたけれど、雪景色の中で程よい釣果に恵まれ大満足。道の駅で温泉へ行く事も考えましたが、帰りたくなくなるので今回は青梅周りで速を使ってサクッと帰りましたとさ。

フライフィッシングってどんな釣り?P13

フライフィッシングの魅力

フライフィッシングはイギリスで生まれアメリカでスポーツフィッシングとして発展した毛針釣りのこと。トラウト(マス/鱒)を中心とした様々な魚を釣ることができ、その歴史は500年にも及ぶ。生きた餌を使わないのでエサの入手に困ることはなく、ミミズなどの虫が苦手な人でも釣りを楽しむ事ができるのもその魅力の一つである。

日本には古来から「テンカラ」と呼ばれる伝統的な毛針釣りがあるが、糸の重さだけで毛針を飛ばすという点で限りなく似ているといって良いだろう。鳥の羽根や獣の毛を虫に似せて釣り針に巻き止め、魚を騙して食わせる点では全くもってフライフィッシングと同じ。相違点はフライフィッシングはリールに糸をき貯めてあるので、そのラインを繰り出してより遠くの魚が釣れる仕組みになっている。

私がフライフィッシングを始めた当初は「フライフィッシングは海外の釣りだから日本のフィールドには合わない、テンカラの方が理にかなっている。」と唱える先輩が多数いた。しかし現在の様に日本渓流で多くのフライフィッシャーマンが釣りを楽しんでいるのは、日本の釣りに合っており順応している証拠である。テンカラとフライの相違は極めて細かい点の違いだけであり、昨今はどちらの要素も重なり合って毛針は同じで握っている竿が違うという感じになってきていうように私は思える。

もしテンカラよりもフライフィッシングに優れている点があるのだとすれば、それはロッドの長さやラインの太さが多種多様な点ではないだろうか。テンカラはある一定の長さ(約3〜4m)のロッドに少し長めのラインを使うので、狙う距離は9m位までの範囲。それに対してフライフィッシングはおよそ25m以上の糸をリールに収めているので、キャスティング(投げる事)をマスターすればその距離の範囲にいる魚は全て釣る事ができるという事になる。さらにシングルハンドロッド(片手投げの竿)は5フィート(1.5m前後)〜10フィート(約3m)まであるので、小さな狭い空間でも毛針を投げることが可能だし、長いモデルはテンカラと同様の釣り方が楽しめる。

テンカラよりも遠くが釣れるフライフィッシング
フライを投げる技術を磨けば最大で約20m先の獲物を仕留めることができるのがテンカラとの違い。飛距離を出すのに長すぎるロッドを必要としないのも、その特徴の一つ。
短いロッドを使ってフライフィッシング
太陽を遮り木々が低く垂れ込む渓流では、時に7フィート(約2.1m)、あるいはそれ以上短い6フィート台(約1.8m)のロッドを使うことで、狭い場所へ毛針をねじ込むことができる。
ヤマメを仕留める
狭い渓流でキャスティングが決まりフライが自然に流れると、ヤマメは躊躇なく飛びついてくる。そんな出会いが渓流にはある楽しみ。

本栖のオデコを弁慶池で癒やす

今年の2月は寒いですね。最高気温は例年とさほど差がないように感じますが、特に朝の最低気温が低いので朝早い釣りは敬遠しがち。ガイドが凍ってまで水辺に立つまでの忍耐強さは、この歳になるとすっかりなくなってしまい腰が引けちゃいます。

さて先週の本栖湖は私の気持ちとは裏腹に暖簾に腕押し状態。釣れそうな予感だけで投げ続けてもなんら手応えなく終わってしまいました。そして今週も本栖湖へ行こうかと思いましたが、ここの所オデコが多い私なのでロッドから伝わる手応えを欲しているのです。それも本栖湖で掛かるようなレインボー(ニジマス)がいいなぁ、なんて贅沢な事を言ってみたりして。そんな自分の欲求を満たす為に色々と考えていたら、釣りものが少ない1〜2月の行動は同じパターンでになってしまいますなぁ。

先だっての弁慶池は、釣り→大きいのを釣って満足して移動→ 月島でもんじゃ焼き 、で満喫しましたが、今回は釣りを終えた後に何をしようかなぁ、と考えてもコロナがもう少し落ち着かないと一日中出歩く気分になれんのです。まぁ、釣りの後の行動はその時に考えましょうか。

ぎゅうぎゅう詰めのJRに揺られた後に有楽町線へ乗り換え永田町へ。職場へ急ぐ足並みの中を僕らは場違いな格好をしてのんびりと弁慶池へ向かい、ボート場に着いたのは10時頃だったかな。すでに何隻かは釣り始めているけれど、その顔を見ると平日組の弁慶好きは皆同じ顔ぶれなのです。

最高気温予想が8℃だけれど、前回と違って冷たい風は無く曇りで少しモワッとして釣れそうな雰囲気。前日の夕方にこの弁慶池に決めたので新しいフライを投入することなく、前回の余りと本栖湖用に巻いたゾンカーのみで、いざトライ!

狙うは最深部手前の駆け上がり。とりあえず手堅く釣る為にインジケーターフィッシング。そのタナは1.8mくらい。キャストしてフライが馴染むまでに25秒。30秒数えて1mリトリーブして20秒ステイ、この繰り返し。タナが深いから当たりはモゾモゾとしたアタリ。インジケーターが消し込んだところで鋭くアワセると、すぐに大物が掛かりました。というか、鵜に喰われない様に放流されたレインボーは小さくても45センチはあるので、4番ロッドはいつだって絞られっぱなしでランディングまでに5〜10分は掛かるので相当楽しめるのであります。

前回との違いはアタリが多く午前中だけで7本をキャッチ。午後は喰いが止まりアタリが無くなったので、充分楽しんだのでここは一つこの界隈で美味いものでも食べて夕方にもう一度狙ってみようかな。なんて考えてみたものの、ミシュランタイヤのマスコットの様にモコモコに重ね着している姿の自分を見て我に返り、ニューオータニへ入るのはとても恥ずかしいから止めました。

「どうする?この辺で飯食った後にもう1ラウンド後半をやる?」と相棒に尋ねたら、

「いや、もう充分楽しめたから、酒でも呑みに行きましょうよ。」とのお返事。

確かに、今止めて居酒屋へ向かえばラストオーダーの20時まで充分酒を呑めるしね。今回はひとりで合計3m以上の長さをキャッチたから大満足。最近は特に人混みが苦手になったので僕らは都心で酒を飲むのをやめにして、地元駅でひっそりとビール1杯とバイスサワーを7杯も飲んでベロベロになったとさ、おしまい。

弁慶池で釣り
地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線で永田町駅を利用する人は7番出口。丸の内線赤坂見附駅を利用する人はD出口を利用すると目の前です。
弁解池から首都高速4号線を望む
首都高速4号線のC1に入る場所の下には弁慶橋。そしてその下で僕らはフライフィッシングを楽しんでいます。地方の人は地図と照らし合わせるとわかりますが、皇居と国会議事堂の近くでフライフィッシングをしているのです、シュールでしょ。
フライフィッシング
東京オリンピック開催の前年に浚渫工事をしたので、ひと昔に比べたら遥に深くなった弁慶池。シンキングラインを使ったら釣れそうだけれど、水温が低すぎてフライがステイしてた方が釣れるので、今回はインジケーターの釣り。
ビットスキンリーチ
前回余ったラビットスキンリーチを使ったら、すぐに喰ってきたレインボー。サイズ感がわかりにくいですが、5分程度引っ張りっこを楽しんだ後のお姿で大体50センチあります。
弁慶池でのファイト
魚が思った以上にコンスタンスに掛かるので、余裕を持ってリールファイトが楽しめます。一番大きい魚はフライラインをほぼ全部引っ張り出して行きました。
弁慶池のレインボートラウト
弁慶池は都会のビオトープ。放たれたレインボーは痩せ細るのではなく、むしろ肥えて丸々した魚体が多くなります。3月に釣れるレインボーのその引きは半端ないっス。
弁慶池
私から遠く離れた釣り仲間も次々とヒットしています。グラスロッドを使っているからさらに私以上にランディングに手こずり楽しそう。
レインボートラウト
数が釣れたので釣り方を変えてフローティングラインでゆっくり引っ張っても釣ってみましたが、動くものよりもフライを動かして10秒後ぐらいに喰うパターンなので、やっぱりインジケーターで釣った方が釣りやすかったです。
レインボートラウト
フライはラビットスキンリーチのオレンジとブラックのみでそれ以外のフライは使わず。楽しい時間があっという間に過ぎていきます。
弁慶池の釣り
充分に釣りを満喫した二人の足取りは軽く、早く酒が呑みたいので慌てて帰る様にも見えました。さて2月も半ば、次は何する?

本栖に入らずんば鱒を得ず、と駄洒落が続く・・

本栖湖は釣れないから行かないとレッテルを貼っている方が多いけれど、釣れる釣れないよりもまずは行かざるものは釣れないのである。ちなみに私が本栖湖で魚をゲットする確率は3回行って1本くらいかな。負け惜しみで言っている訳ではないのだが、あの景色の中で釣れるのだから私にはそれぐらいが丁度良いと思う。

さて、そんな本栖湖が私を呼んでいるのである。「そろそろ傷の痛みも引いただろうから、いつもの場所で待ってるゼ。」的な、レインボートラウトからのテレパシー。もちろんそんな感じがするだけなのだけれど、天気予報を見てこれなら釣れるのでは無いかと甘い見込みで出掛けたのであります。

1〜2月の本栖湖は釣り人はほとんどいないと思っているでしょうが、なんのその。有名なポイントは朝イチでー8℃の中でも既に先客がいるんです。私がついた朝8時で私みたいな釣り馬鹿は10名ほど。どんなに寒くても辛くても、富士山がど〜んと目の前に見えるだけで何故か安心して投げ続けられるのです。あ〜楽しかったな、キャスティング練習。そんな言葉を書けば状況がすぐに分かるよね、お後がよろしいようで・・。

今回の戒め:ポジティブな気持ちのお陰で最後までモチベーションを保つことは出来るけれど、釣れなかった帰りの運転はツライ・・。

デジタル水温計
最初はちゃんと機能していたのだけれど、寒さに負けて途中で電圧が下がりOFFに。朝の水温は5℃で日中は8℃位まで上がった。それに反して外気温は朝の時点でー7℃なので数投でガイドが凍りつく。日中は2℃位まで上がりました。こんな日でも穏やかだと釣れるのですが・・。
本栖湖から富士山を眺める
前回と違って今回は風が出始めるのが早く、水温が上がり始める10時ごろから吹き始めてしまった。入った当初は絶対に釣れると踏んでましたが、そこは本栖湖。自分の思いが通じない事の方が多いのです。
TFOディアクリーク
今回は相棒を一番良いポイントへ置いて、私は少し離れた場所でキャスティングするためにシングルハンドが振りづらい状態だったので、珍しくダブルハンドのオーバーヘッドと、スペイキャストをミックスしながらのスタイル。このロッドは魂をめいいっぱい入れてあるので、魚を釣る癖がついているはずなんだけれどなぁ。
本栖湖のワカサギ
ポイントを変えてサイトフィッシング。長い距離を歩いてようやく見つけたワカサギのベイトボール(群れ)。その周辺で投げていれば、大物が来るかも?と何度も群れの中にフライを通してたらワカサギがスレが掛かちゃた。これでオデコなし?(笑)
本栖湖のサイトフィッシング
この時期の風は水温を下げるだけなのでむしろ風が少なくても水通しの良い所を探してポイントを次々と変えていきます。これだけクリアで静かだと大物が入ってきた時は見えるのですが、今回は何もナッシング。
本栖湖のフライフィッシング
結局この場所では何事も起きなかったので、一番放流数の多いポイントへこの後移動する事に。ヒレ丸でも良いから釣らないとと思ったのですが、そんな根性なしの行動をしたものだから結局何も得られず、今回はキャスティング練習と相成りました。いっぱい振ったら珍しく筋肉痛ですゼ。
モッシーのシール
今回のお土産は信玄餅と35年ぶりに買ったモッシーシール。最近は湖仙荘さんが開いておらず、さらに漁協も開いてなかったので浩庵荘にて入漁証をゲット。相変わらずこの寒さにテントは15張りほどありましたヨ。皆さん風邪ひかない様にね。

恋するフォーチュンクッキーならぬ、鯉する芳醇、クッキーは上げない

相変わらず1週間以上遅延のご報告。本当の事を言うと実はもっと前の話なんだな。

時を戻そう、正月明け最初の休日の事。年始からオデコ覚悟の釣りへ行くのもなんだから、手始めは手頃な管釣りからと雨の中を出掛けたのさ。しかし管釣りだけではつまらないので午後の天気が回復したら後半はコイでも釣りに行こうと、一応その準備をして行ったのです。

雨の管釣りは人がほとんど居らず釣りはなんでもできる状態だったので、思いっきりぶっ飛ばして入れ喰いを堪能。そして3時間が過ぎたところで雨脚が収まってきたので鯉のフライフィッシングへと出かける事となりました。僕らが楽しむコイさんはとてもグルメで超熟超芳醇じゃないと喰いが悪いと言う話を何度かしたかと思います。ポイント近くのコンビニにはその肝心の銘柄が品切れだったので、駄目もとで別ブランドのパンを買ってポイントへと向かいました。

車をコインパーキングに止めるのに難儀し、ようやく釣りはじめたら土砂降り。そして芳醇ではないパンを投げても魚の反応はすこぶる悪く、ずぶ濡れになって帰ったのでした。昼食を抜いて出向いたその帰路でポケットに手を突っ込むと、いつ入れたのか包装されたクッキーが一枚。鯉ごときでなんかなぁと思いながら、その湿気ったクッキーを食べながらオデコを噛み締めました。

それから2週間後のこと。コイ釣りが中途半端であったことに反省し、同じシチュエーションでリベンジ。このお話の続きは以下の写真の通り。

天気が悪い中の管釣り
今思い起こしても寒い雨だったなぁ。レインウェアを着ていても雪と違って長時間釣りをしていると袖口からビチョビチョになっちゃうのです。手を上げた時に伝う冷たい雨水は、不快この上ないのです。ご覧の通り僕ら以外は誰もおりませぬ。こんな天気では当たり前か。
ファストフリットの曲がり
フィッシングプレッシャーが少ないので入れ喰い状態。でも空が暗過ぎて写真を撮ってもパッとしませんなぁ。
パン鯉
そして鯉釣りへ移動。コインパーキングを探して車を止めるのにざっと30分。パンをハサミで刻み、いよいよこれからと言う時にザーザー振り。コンビニ袋に雨水が伝い、時間とともにパンはビチョビチョに。駄目だこりゃと思った二人はロッドを仕舞い、諦めて帰るのでした。
TFO Mangrove Coast
それから2週間後のこと。今度はメーカーさんのサンプルロッドであるTFOのマングローブ・コーストを試投する為に管釣りへ。この日は穏やかに晴れた日なので、お客様も多く釣果はそれなりに。
朝霞ガーデンの放流
いつも放流する時間にいないので、久しぶりに見るこの光景はなんか新鮮。でも放流する頃には3時間が過ぎたので、場所を移してダブルヘッダーであるコイが泳ぐ川へ移動。
パンを撒いてコイを釣る
今回は抜かりなく事前に超芳醇を入手。フライでコイを狙うときは、「鯉する(超)芳醇、(鯉に)クッキーは上げない」です。なんか無理があるけれど、ポケットには自分の餌であるクッキーを忍ばせてね(笑)。パンはこのように事前にハサミでカットして、乾かしておくと投げやすいです。
パンフライで鯉を釣る
フライフィッシャーマンってバカですよね。高級なパンを撒いて(時々自分の口にも入れて)、わざわざ偽物の餌(フライ)で釣るのですから。今回は晴れているので水温も少し高く魚は高活性。でも僕らがイジメ過ぎているから、スレるのも早いです。ランディング前にバラしたこの場所は、その後はいくら撒いても魚が浮きません。
鯉のフライフィッシング
場所を変えると最初は活性が良いのですぐにフライに食い付きます。トルクフルな引きをする鯉はグラスロッドをバットから曲げてくれます。
鯉のフライフィッシング
ようやく上がってきたポッチャリ系、髭ピンのコイサンマン(覚えているかな?ブッシュマン)。この貫禄と大きさなので一本取れれば十分満足です。
鯉の尾鰭
エピックのリールと比べると尾鰭はこの大きさ。重さは5キロ近くありそうだからそのパワーは恐るべし。さて、相方が釣れたとこだし、餌撒き(チャミング)と釣り人が交代。しかし一度掛けた所は反応がありません。仕方なくポイントを休ませた元の場所へ移動。
コイをリリース
移動したその場所には別の釣り人が・・。さらに移動すると今度は子供達の石投げが始まりました。その頃には用意したパンが尽きてしまい、新たに買ってきてやる気力は失せてしまい、私は今回もオデコとあいなりました。う〜む、更なるリベンジする?今度はフォーチュンクッキーでも撒いてやろうかな・・。

フライフィッシングをはじめよう(改訂版)P8/フライフィッシングの世界へようこそ

フライフィッシングの世界へようこそ

フライフィッシングのイメージを別の釣りをしている方々に聞くと「横文字が多くて難しそう。」という意見が返ってくる。確かにフライフィッシャーマン同士の会話を聞いているとカタカナだらけだが、その意味を掘り下げず難しく考えなければ、意外に誰にでも楽しめる優しい釣りだろいう事を知って欲しい。フライを始めたその先に待っているものは、釣りの醍醐味を凝縮した不思議な世界であり、人によっては重度のフライフィッシング熱に陥るかもしれない。

私はフライフィッシングには三つの楽しみがあると思っている(他の釣りでも同じかもしれないが)。それは魚を釣るという本来の楽しみで、これには自然観察をすると言う奥深さもある。さらに投げ方(キャスティング)を磨く楽しみ、そして自分で餌が作れる楽しみ(フライタイング)である。

まぁ何はともあれ一度、竿(フライロッド)を握りしめてフライラインを出して一振りしてみて欲しい。それがうまくいった瞬間はラインがスッと伸びていき、それだけでも楽しくなってくる。そしてあなたが初めて釣る、感動の一匹を釣るまでをこのブログでサポートいたします。その先に待ち受けているものは、もはや抜けられないフライフィッシング熱。青空の下で飛んでいる虫が気になりはじめたら、あなたはもう立派なフライフィッシャーマン。老いた時にようやくその真髄が見えるでしょう。フライフィッシングの世界へようこそ!

釣り人らしい充実した1日を満喫する

私が生まれ育ったのは東京の文京区でして、ハーミットのある水道橋は幼少の頃からのテリトリーと言えます。そんな都会っ子の遊び場は上野の不忍池だったり皇居の外堀だったり、ちょっと自転車で足を伸ばして赤坂見附にある弁慶池へもよく行ったものです。当時の弁慶池は岸釣りができて、橋のたもとでブルーギルをフライで狙うのが私の遊びで、たまに小さなバスも釣れてくれます。当時は大きいブラックバスをルアーで狙っても滅多に釣れないので、フライフィッシングは唯一釣果を確実にもたらす釣法だったのです。

あれから45年以上経って初老になった今、スーツ姿が行き交う橋の上を眺めながら、この釣りに飽きもせずよく続けられたなものだなぁと、自分の事ながら感心したり。その一方、この歳でこんな事しているのはちょっと恥ずかしくもあり、周りのバス狙いの若者に負けじとGパン姿の薄着で若作りをしてロッドを振るのです(笑)

さて、この弁慶池は冬の間はレインボートラウトが放されていているのはご周知の通り。管釣りに飽きた時の癒しの場として訪れますが、その楽しみ方はただ釣りをするのでは無く、何かとセットにして遊ぶのがハーミット流儀。

ハーミット創世記の話をすると東京湾シーバス狙いの場合、電車とバスを使って晴海埠頭で釣りをし、適当に釣りを終えたところで築地天竹へ。当時はとても混雑していたので待ち時間があると、その時間を利用して裏の銭湯でひとっ風呂浴びてからフグを頂く、なんて贅沢な事をした事もあります。

弁慶池の場合はレインボーが数本釣れたら冷え切った体を温める為に水道橋に戻り、ラクーア後楽園へ。中には居酒屋があるので、風呂に入ったあとは冷えたビールを浴びるほど飲んで脱水症状になってました(笑)

で、先日のこと。アップが遅いから2週間前の話ですが、こんな遊びをしてましたた。

弁慶フィッシングクラブ
弁慶池ボート場は水曜日定休日。冬のオープンは9時から。今回は有楽町線を使って永田町駅経由で弁慶池へ。2時間が¥2,800で、1日が¥3,500なり。
ラビットフライ
皇居の外堀になる弁慶池は、都会のど真ん中にあるためコンクリートにジャングルの為に日当たりはあまりよくないので、水温が上がりにくいお堀。インターミディエイトの引っ張りでも釣れますが、確実に釣るのであればインジケーターで釣った方が良いかも?最深部は2.5mはあるので、タナは1.8m位とって私は釣ります。写真のようなフライを使い、あまり動かさずインジケーターが馴染んだら15秒待ち、ひとひろリトリーブの繰り返し。
弁慶池でフライフィッシング
陽が当たっている水が温まりそうな場所を見つけて(というか釣っている自分が寒いので)丹念に攻めれば、インジケーターが消し込みます。魚は鵜に食べられないように大きいサイズしかいませんので、掛かればロッドはいつだってめいいっぱいしなります。
弁慶池のレインボートラウト
上がってきたのは50cmオーバーのレインボー。魚が大きいのでやり取りは慎重に。ちなみにランディングネットは貸してくれますので、持っていく必要はありません。
もんじゃ焼きとビール
この釣行にはコンビニ飯なんて持っていてはいけません。釣れたら飯が食える的に自分を追い込み魚を釣る。そして今回のお食事はまた有楽町線に乗って5駅進み月島駅へ。そう江戸っ子の食べ物といえばもんじゃ焼きです。寒さに堪えて入店したお店はポカポカで、料理よりもまずは生ビールを。あ、私はフライイングして撮影前に飲んじゃいました。
もんじゃ焼き
繁忙時間前だと安いセットメニューがあったりするので、それを注文。ビールをグビグビしながら、もんじゃ焼きを食べる幸せ。皆さんも釣り半分にして東京の遊びを考えて満喫してみてください。

バックキャストを改善してフルパワーを引き出そう(フライキャスティングのお話)

なんで1月ってこんなに雑用で忙しいんでしょう、ここ数日はずっと雑務に追われてお店のお仕事が進みません。ブログの更新は忘れた訳じゃないんですが、そんな調子で1月前から写真が溜まる一方でタイムリーな情報がお届けできなくてゴメンね。

釣りネタはタイムリーでないとなんか意味がない気もするので、せっかく『フライフィッシングをはじめよう(改訂版)』をやっているので、それに通ずるハウツゥを少し書いてみようかな。

ハーミットのキャスティングスクールは毎月第三日曜日に行っており、毎回多くの方に参加頂きありがとうございます。特に複数回参加する方は皆勤賞の方もいるほどで、そんな方はすぐに上達するんですね。スポーツはやらなくなるとすぐに忘れちゃうので、毎週とは言わないにしてもキャスティングを体に染み込ませる事で目に見える上達が得られます。

では複数回キャスティング練習に来ている人は何を模索しているのでしょうか?

どんなスポーツでも物を飛ばす動作は体の前側で行う事が普通だと思いますが、フライフィッシングは後ろに飛ばすバックキャストのエネルギーが必要になります。体の前半分で勢いをつければそんなもの要らないじゃん、と考える方もいるかもしれませんが、それだと自分の持っている能力の60%くらいしか引き出せていません。大概の方はその60%位で飛距離をなんとか腕力で頑張ろうとしているので、ある一定の距離以上は飛ばないのです。

ルアーとの違い:ルアーの場合は重さが一点に集中しているので、ロッドをテイクバックして前へ振る時に、その重さがロッドを曲げる作用点となりロッドを大きくしならせてその反発力で飛びます。

フライでは?:ルアーロッドと同じようにただテイクバックだけして前へ振るだけではロッドに重みを感じる事が全くできません。したがってロッドが曲がりませんから前へ飛ばすエネルギーが生まれません。

フライラインは一見軽そうに見えますが、AFFTAの規格である約9mをフォルスキャストしていればラインの重さは6番で実に10.42gもあるのです。しかしこれをオモリの役目になってもらい、それを利用して投げるためにはどうやったらロッドがしなるかを考える必要があります。

ここでフォワードキャストだけを考えてみましょう。うまく飛んだ時ってどんな感じですか? 例えばロッドに重さがグッと感じて飛んで行ったとか、ロッドが滑らかに動かしたらループが綺麗になりラインが真っ直ぐだったとか。そんな時はラインには飛ぶエネルギーがまだ残っているので、リールが鳴ったりロッドがグッと持っていかれる感じがしますよね。その正解なキャストがバックキャストにも必要なのです。

バックキャストがフォワードキャストと同じように決まっていれば、同じようにロッドにグッと重みが感じられ、後ろへ引っ張られる感覚があります。もしくはラインが伸び切った時に余ったラインが引っ張られてロッドとラインが当たる音がしたりします。それが出来るとロッドは後ろに引っ張られ、フォワードキャストに入るタイミングもわかる上にロッドがしなり始めているのでロッドは十分に曲がり、その力が弾き出され力が放出されます。その後ろへ引っ張られるエネルギーをもらえれば、あなたが持っている残りの30〜40%のエネルギーを引き出した事になり、腕力ではなくスムーズな力の入れ方で遠投する事ができます。フライキャスティングは決して腕力だけでは飛ばず、スムーズな力の入力とロッドの曲げ方と放出される方向なのです。

フライキャスティングが上手くなるためのキーワードは実はとても簡単で、『ラインの直進性』というキーワードさえ覚えておけば良いのです。ラインが飛ばしたい方向に真っ直ぐにラインが飛んでいっているか。同様にバックキャストは飛ばしたい方向の180°反対方向に真っ直ぐにラインが伸びているか、などです。しかしその直進性をどう作るかは個々の間違った投げ方を修正する必要がある訳です。

それをブログで解説しても明快な説明が難しいのです。事例がたくさんありすぎるので修正に関してはその人のキャスティングを見ない事には言葉だけ羅列しても上手く伝わりません。少しでも向上心がある方は色々なところで行われているキャスティングスクールに出かけてみてくださいな。自分一人で試行錯誤するよりも、客観的に人からみて貰えば修正するヒントは案外簡単に見つかるものです。(ハーミットのキャスティングスクールはこちら

朝霞ガーデン
ハーミットのキャスティングスクールは朝霞ガーデンのフライフィッシングとセット。通称『朝練』は朝霞ガーデンで釣りの練習をしてからのキャスティングスクールという流れ。皆には逆の方が良いんでないの? とよく言われます・・。
フライキャスティング練習会
先日のキャス練では、私はファーガスのファストフリット8フィート2インチ5番のグラスロッドで楽しみました。よく「30mのフルラインが飛ばせます。」と言う方がいますが、一般的なフライラインは30ヤードで約27m。さらにラインはピンと張っては落ちませんから、私がどう頑張っても(バッキングラインをモノフィラのランニングラインに変えればもう少し飛びますが)26mほどしか飛ばないんです。ちなみにソルトラインは100フィート以上あるモデルは大体30mを投げる事ができます。
フライキャスティングの練習
自分が今どれぐらいの位置にいるのかを知るために、たまには距離を測ってみるのも良いと思います。次回測る時にはそれを上回る距離が出たら嬉しくなりませんか?
キャスティング練習
3番ではフルラインは無理だと思っている方もいますが、投げ方とロッドの硬さなどを工夫すれば同じように飛ばす事ができます。低い番手の場合はラインの重さが足りないので、WFよりDTの方が飛ばせるって知ってましたか?ダブルテーパーはラインを長くホールするほど出ているラインの重さが得られるので、12m位ホールできれば6番のWFくらいの重さが得られるんです。
フライの練習会
冬はタイイング以外やる事がないとお嘆きのあなた、たまには草原でロッドを振って自分のキャスティングを確認してはいかがかな?