秋シーバス 中間報告

私の地元はハーミット近所でして、中学生の頃はチャリンコで東京湾へ行きシーバスを釣ってました。当初はルアー で楽しんでましたが、街灯下にいる小さいシーバスを見つけてフライを投げてみたのがシーバスフライの始まり。今から40年以上前のことで、モンタナやウーリーバガーで釣りしてましたっけ。

あの頃と今を比べると東京湾の水質は驚くほど今の方が綺麗。湾奥は埋め立てられ海が狭くなり昔と釣れる魚は大きく変わったけれど、その種類と数はすごく釣れるようになった気がする。もしくは40年以上の釣り経験のおかげで、釣りが少しは上手になったのかな?

さて「お前のシーバスの話はもう聞きたくない。」という方はここでそっとこのページを閉じてください。本日もシーバス修行へ行ってまいりました。前回取り上げたメガフライの実証中間報告といきましょうか。ネタ的にはつまらないかもしれませんが、この釣りにハマりそうになっている人へはその傾向と対策に使える情報かもしれません。とは言うものの、私の備忘録かな?

メガフライのバイト率を1とした場合のヒット率→ 約 0.2〜0.25

ジョイントにした場合、そうでない場合の違いはあまり出ていないけれど、バイトがあってもフッキングに至らないのは魚の大きさが問題なのか、それともフック位置なのかは未だに検証中。しかし、フッキングすれば最低でも55cm以上はあるので、結果的に小さいサイズは釣れないのは事実。

メガフライの大きさ検証:フローティングミノーは14〜25センチまで作って投げてみた。投げやすさとバイト数で言えば15〜18センチが良い。20センチを超えると空気抵抗と重さにより投げにくさがあるし飛距離も減る。フライの大きさは小さなシーバスをふるいに掛けるようなもの。自分が何センチ以上を釣りたいかを考えて作る必要があるかとも思う。『目ざせメーターオーバー』であれば、フッキング率とフライの大きさのバランスをさらに考慮したい。現在のイメージでは全体サイズ15〜18センチで3/0〜4/0フックを1本がバランスが良いと考える。6/0〜8/0でも掛かるが、フックの重さも相まってフライが格段に重くなってしまうデメリット。ちなみにタガメンを15cm以下にまとめると2.5g以下の重量なので、8番シングルハンドでも投げれない事はない。

ティペットの長さ:投げやすさを考えて現在落ち着いているのは50〜90cm。リーダーはエアフロのポリリーダーフローティング10ftの細い方を60cmカットしたがって、リーダー+ティペット(25〜30ポンド)のトータルで9〜10フィート。一般のリーダーは重さがないのでカクカクして投げにくいので使うのをやめました。

メガフライのタッックル:シングルハンド9フィート10〜12番もしくはスイッチロッド11フィート7〜8番。フライの重さと空気抵抗を考えるとラインウェイトが300グレイン以上を投げれるロッドが望ましい。

今後の課題:シーバスがバイトする時はフローティングミノーの水押し波動が止まった後が多い。またダイブして少し浮き上がる瞬間にも高反応あり。浮き上がりの反応パターンのフライと完全なフローティング水押しパターンを別に考えてフライを作り込んでいく必要があると感じる。今はこの大きなフローティングミノーで、”ドバッ!”っと出る瞬間がたまらないので、そっち方面をしばらく検証して見ます。

ランカーシーバスシーズン後半戦。戦いは12月いっぱいまで続きます。

本日はこの辺の沖で横浜から千葉までのシーバスガイドボートが大集結。一般ボートも混じって唖然とするぐらいの船数だったけれど、ほとんど釣れてません。ドッパーンは全然なし。
私たちはその大集結の前に別の場所でやってきたので、釣果には問題なし。むしろこの大きなフライでやっているとシーバスの量に対してヒット率がグッと下がるので、それが悩み。最も60センチ以下なんて眼中になくなってきたから良いんですが・・。タガメンは色々と改造しているけれど、結局のところ初期型に近いものが一番使い易いので安定した釣果。このフライは18センチ。
写真上はウッチー船長が使いこんだメガドック 22センチ。下が今回持ち込んだドラゴンテール23センチ。動きは最高でも水を吸った後のキャスティングは困難極まりない。このフライの場合は距離よりも手返しで考えると、シングルハンド12番で投げるほうが効率が良い。
ボイルを見つけて投げ込めばタガメンはすぐにヒット。テールのカラーが気に入らなかったモデルだけれど、魚が時合いに入っている時は何を使っても釣れます。フライサイズは16センチ。
ちなみにトップに拘って釣りをしてますが、実際一番よく釣れるのは、エンリコミノー13センチにインタミのタックルが一番。このコンビーネーションはフッキングミスはほとんどなし。現在のコノシロサイズにマッチしているけれど、いっぱい釣れる分だけ小物のヒットも多い。このフライで大物をゲットするには数釣ってなんぼ。数釣りを楽しみたい方は僕らの真似などせず是非エンリコミノー(アンチョビーまたはチャートリュース)3/0を使ってください。ちなみにこのエンリコは釣れすぎて両目が取れました。このフライ一本で朝のボイルを遊びながら、ざっと30本はキャッチしたかな。
本日の後半は多くのボートに混じって大物を狙ってみたけれど、通勤ラッシュ並みの船数でスレまくっているのかほとんど反応なし。大潮だからって必ず良い結果になるものではありません。半日違うだけでシーバスのご機嫌は変わるので、お魚の気持ちっていつになっても理解できません。それが釣りであり、楽しさでもあります。

メガフライ考察

デカいフライでシーバス狙いをいつ頃始めたかを写真を見ながら歴史を少し遡ってみた。時は2013年。その前年位からルアーはヘドンのマグナムザラスプークで釣るのが流行り始め、皆がそれを投げまくっていた。その映像に私は触発されて三浦半島東側や千葉南房の海域に集まるランカーシーバス をデカイフライで狙い始めたんです、確か。

最初はナブラ打ち用のマグロ狙いフライを使って挑戦してみたけれど、如何せん重い。なので何かシーバスに丁度良いフライはないかと世界に目を向けたところ、パイク用に作られた軽くて大きく見せれるジョイントフライが紹介されていたので、それを自分なりにアレンジしてスタートしました。

しかし当時はシーバスのタナに合わせる事ばかりを考えていたので、コノシロが溜まる水深にフライを流すためにタイプ4以上のシンキングラインを多用し、思うような成果はあまり上がらなかったんですな。

結局投げやすさと大物の釣れる頻度からフライはエンリコミノーにずっと落ち着いて今に至ります。思えば更に遡ることハーミットのガイドボート『世捨て丸』(2002〜2011年)運営時代は、エンリコミノー ひと筋でしたしね(エンリコは私の中ではデカイフライではありません、小さいです)。

昨今は更にデカイルアーに発展したメガドッグやダビンチ等のルアーに触発され、デカフライ熱が再燃したわけですが、今年行きついたタガメンは思えばその2013年に投げていれば、きっと物凄い釣果が生まれていた気がします。

さてさて、そのタガメンは20センチオーバーに成長して再挑戦しましたが、その成果はいかに?

変な写真からスタート。その理由は入れ食い過ぎてまともな写真がないのと、ポイントが解らぬ様にカメラを上げられないんです。釣ってはリリースの繰り返しをし、サイズ50〜70センチ弱までと先週の筋トレと変わらずヤバイくらいの状況。でも陽が昇るまでの1時間だけですけれどね。その猛ボイル1時間で腕が痛くなるくらい二人で釣りましたよ。この後ろ姿、誰だかわかりますね?
皆さんもご存知のビリー東センセです。顔出しできる被写体がいるので、今回はビリー劇場となります。ヒガシさんもジョイントフライで釣りまくり。今回最初の1時間は本当にヤバイ状態。例えるならば、相模湾にシイラに行って沖合のナブラを発見し、それに近づいて見るとボイルに囲まれてしまったような状態。ようはベイトが船着きになってしまった感じです。
最初の1時間は余興と言うにはあまりにもサイズと数釣りが良過ぎましたが、本命は真昼間のトップウォーターでドッカーン。最初に向かったポイントは昨年とても良かった場所ですが、コノシロだけ居てシーバスは無反応。そして一昨日にタガメンで釣れたポイントも無反応。仕方なく、多くのシーバスボートが集まる場所へ向かいます。
私はと言うと、最初のうちはとりあえずキャッチしておこうとゲームチェンジャー18cmでスタートし、1時間の入れ食いを堪能。最大は70センチと少しといったところ。その後はタガメンで勝負。
東センセは臨機応変に対応し、状況を見ながらフライを変えていく。フローティングミノーとゲームチェンジャーを使い分けて、釣果をグングン伸ばして行きます。
魚を確実に釣るにはやはり水を捉えるインターミディエイトに分があり、カチカチのGルーミスビーチロッドでも十分しなる魚が次々とランディングされます。
この時期のシーバスは丸々と太っており、その引きも半端ないです。そしてゲームチェンジャーは常に丸呑み。今回も魚のチェックのためにウッチー船長にメガドックを投げ続けてもらっていたのですが、珍しく一本もフッキングせず。フライがルアーに勝る日もあるんですな。それとも周りの船がデカルアーを投げ過ぎているので、ルアーにスレてきているのかもね。
私はこんな感じでタガメンをポッカリ浮かべ、ユルユル引き。すると15分に一度くらいはこのフライにドッカーンと出てくれます。しかしです、なぜかテンションを緩めて次の体制に移ろうとする時だけに出るのでアワセをくれる事ができません。喰いついて水中へ引き込む大物の姿を何度も見ているだけに悔しくてなりません(もっともシングルフック1本にこだわっているので、それもあるのです)。トップへこだわりすぎるとなかなか釣果へは結びつきませんなぁ。ちなみにタックルはGルーミスのNRX+ スイッチ 11ft8wt・4pcsラインは330グレインフローティングにポリリーダー10ftの先端60cmカット。そこにティペット30ポンドを60cm付けてます。でかいフライはリーダーが長くなるほどターンしないので、フライラインとフライが異常に近いですが、魚の喰いにはなんら問題ありません。
時間も迫り大満足した二人ですが、最後に少しだけやりましょうと立ち寄ったポイントで起きました。今年のビリー先生は何か持っているようです。ウッチー船長は胴の間でメガドックを投げ、私はミヨシで風下にキャストしていると、反対向きに投げているビリー先生のロッドにヒット。フッキング後にしなるロッドの曲がりを見て、ウッチー船長は大きなランディングネットに持ち替えました。
やっちゃいました、ビリー先生、ビックフライでハチマルオーバー(83cm)です。丸々と太った見事で無傷な魚体でした。今回の釣行で思うことは投げ続ける根気とこだわりのない臨機応変な対応です。ルアーでもそうですがトップウォーターはバイトの迫力はあるものの出た時にルアーもフライも弾いてしまうデメリットがあります。確実にキャッチするには、メガフライ(ゲームチェンジャーやエンリコミノー)でインタミだと言う事を皆さんも覚えていきましょう。次のハチマルオーバーをキャッチするのは、きっとあなたです。

 

さらば我が青春の魚たち

目の前に広がる景色を背ける様に目をそっと閉じ、35年前のこの場所を思い出してみる。

車の免許を持っていなかった20代はどこへ行くのもオートバイで駆け巡る青春。日本全国どこへ行くにもロッドを担いで出かけていたが、関東圏にあるこの川は東京からおよそ150kmの場所。高速を使わず下道でおよそ3時間半の道のりだった。村の道が終わり林道を走り、さらにその林道が終わった地点には車数台分のスペース。平日は釣り人に出会うことが稀で、熊鈴を鳴らしながら大きな岩を抱える様にして超えていき、岩に張り付くように定位しているイワナを狙っていたものだった。

同じ川を繰り返し釣行していると、釣り人からいろいろな情報が入ってくるものである。ある釣り人から、

「この川の最上流部にはイワナはおらんぞ、全部アマゴだ。昔は○○滝より上は魚がいなかったが、その上にアマゴを沢移しした奴がおって、それ以来途中がイワナで最上流部はアマゴが釣れる川になった。」

と、こんな情報を聞いたので、ある年に上を目指したのである。当時は林道も短く辿り着くまでざっと3時間近くの歩きと遡行。

この川の最上流部は大きな流れを持つ二つの沢からなっており、その一つに人を拒む様な大きな滝があった。時間を掛け大きく高巻いて辿り着いた場所は周りの緑がVの字に広がりその隙間を覗き込む様に小さな空と雲が広がる世界。川には大きな岩が点在し、次の滝が近づくまでその落差は少なく、ちょうど良い流れのポイントがいくつも点在する。もちろんその聞いた噂は本当で、紛れもなくそこ生まれの半透明の腹鰭に白のペンキで塗った様なラインがある特徴的なアマゴが生きていた。

35年の月日にこの川の様相は目まぐるしく変わってきた。川に掛かった林道は右岸から左岸に移され、最後の橋は二基の堰堤が出来ると共に取り壊された。さらにその上に堰堤が出来るのだが、スリット堰堤を作ったり、コンクリートやめて石積みしてみたり。さらに鋼製透過型砂防堰堤(鋼製スリット)などなど。大きな巌岩は姿を消して堰堤を何個も作り続け、小さな滝を壊してそれらを作りあげた。

その結果は砂礫の山である。人間は一体何がしたいのだろうか?
土石流の原因の一つは治水工事では無いかと思うのは、私だけでは無いだろう。

今回の釣行で私はこの川の最上流部に別れを告げた。

さらば我が青春の魚たち。

全景を写すとどこだか分かってしまうのでよりの写真中心でゴメンナサイ。この堰堤の高さは以前は10mほどだが、今は人の腰ほどしかない。去年の台風と今年の大水で砂礫が堰堤を乗り越えました。この堰堤ができてからまだ10年は経って無いと思いますが、なんのための堰堤なんでしょうかねぇ。
目を覆う川の様子を和ませるかの様にいたクワガタ。川の生態系はめちゃくちゃですが、陸に住む昆虫はまだそんなに大きく生態系を変えてはいない様です。
下流部の堰堤と堰堤の間の流れは細かく砕かれた岩の山。35年前のこの場所は堰堤は無く直径1mほどの岩が点在し、それをよじ登って岩の影から岩魚を釣ってました。今は見る影もなし。そもそも、この川の砂利が細かくなり始めたのは堰堤工事が始まってからのこと。それ以前はとても綺麗な落差のある渓流でした。
これなんだか分かりますか?こんなものが流れてくるなんて、水の勢いは人間には食い止める事は出来ないんです。無駄な公費にお金を使うんだったら、その資金を災害支援に回した方が人に恨まれる事はないのに・・。
格子堰堤の上部に歯抜けになっている場所がありますよね、アレが流れたのです。ちなみに全景にすると分かることなのですが、10m以上はあるこの堰堤の上を土石が超えてますから、ショベルカーが一生懸命掘って元の状態(深さ)に戻すのに何日掛かっているの? なんだかなぁ・・。
あの岩もこの岩もな〜んも無くなってしまった。今は無理やり流れをねじ曲げて、ひたすら川をほじくり返すのみ。土木の仕事が無くならない仕組みです。
昔はこの場所まで釣りをしないで3時間近く掛かったけれど、今は釣りをしながらで1時間半で着いてしまう。この先に最後の鋼製スリット堰堤があるのだけれど、そこの土砂を掘るにしてもショベルカーが入れる道がありません。このまま放置するってこと?堰堤は土砂で埋れてパンパンなのに。
上流部は釣りをしていると両岸にそびえ立つ土砂が落ちてきて危険なので、途中で止めて引き返しました。高いところはその壁が15mほど。その上に1トン近い岩が今にも落ちそうになってます。ちなみに下流部のスリット堰堤は全部スリットが埋まってただの堰堤。それも砂礫が流れ過ぎてどこも落差がほとんどなくなりました。もう一度いいます。私は毎年ずっとこの川に通ってきましたが、堰堤が出来る前は砂礫なんてホントなかったんですよ。本当に台風のせいなのですか? 本当に堰堤は必要なのですか? 海に砂浜が無くなったのは堰堤のせいではないですか?
今も昔も変わらないのは、見上げた空と山の緑だけでした。今回、入渓点から最上流部近くまで釣り上がって、雑魚はおろか稚魚や魚の走りも一切ありませんでした。隣りの川へ行こうかとも思ったけれど、同じ痛みを二度食らうのは嫌だったので、午前中いっぱいで帰りましたとさ。その間、自宅近所のコンビニ以外はどこにも立ち寄ってないので、3蜜は全くありません。

ナウシカ飛び

「あ、ナウシカ飛びだ!」と私が言うと、一緒に釣りへ行った人はキョトンとする。唐突にそんな事を言い出す私だから、また始まったな管理人の不思議な挙動ととられる事を、分からんでもない。でもこの虫を見るとつい思い出してしまう『風の谷のナウシカ』に登場するムシアブ。

この時期、上着が脱ぎたくなる様な昼間に突如として現れるのがこの虫、オオヤマカワゲラ。コヤツは幼虫期の3年を経てナウシカで言うところのウシアブ見たいな形になるのです。頭は鎧兜を被っている見たいな風貌で、腹を重そうに下げた姿勢で4枚羽根を下手くそに動かし飛ぶのです。その姿を見ると、何となくナウシカに出てくる虫を思い出してしまい、最初は「ナウシカに出てくる虫みたいな飛び方だ!」と騒いでいたけれど、それが短くなって「ナウシカ飛び」と言う様になった次第。鎧の様な頭も何となくそれっぽいですしね。

尺ヤマメのご馳走が夜を中心として出現するヒゲナガカワトビケラがディナーになるのに対し、この虫が川面をゴキブリの様に這いずり回るのが大体お昼頃になるので、オオヤマくんは戻りヤマメのランチサービス。だからこの虫の大量流下が始めると、物凄い音と共に吸い込まれるのを期待して本流域を彷徨う私。

何年か前だったかダブハンを振り回している時にこのオオヤマくんが大量に流下したことがあるのだけれど、ゴキブリ嫌いの人には絶叫してしまう様な光景に出くわしたのである。流下が多すぎて私の耳に張り付いてきて、その後は首筋を這い回るんですヨ。私はヒゲナガとこのオオヤマくんは結構好きなので普通に触れますが、男の人でも卒倒する人がいるかもね。でも彼らが流下すると大物だけが反応して、凄まじいい補色音を立てて食べ続けるのです。

その時はダブハンだったので、一番似た様なカラーと大きさのウェット6番をキャストしたらイッパツでドスン。ギンギラギンの45cmほどの美ボディは結局手元でバラしてしまったけれど、あのスプラッシュライズは今でも忘れられない。そしてあの感動をもう一度!と思いながら今年も投げ続けるのです。

え? 昨日は釣れたのかって? こんな話を書いている時点で、聞くだけ野暮ってもんです。さてと、フライでも巻くかな。そして以下の写真は観覧注意。苦手な人は「キモい!」を連呼しながらご覧ください。

お昼の時間をメインの釣りとして考えていたので、現地到着はユルユルの9時着。オオヤマカワゲラの出現を待ち詫びてキャストを繰り返す。今回のお供はアスキスのJ1256
河原には脱皮したこんなのがいっぱい。手と比較するとその大きさがわかるでしょ?彼らは河原へ這い上がって陸上羽化します。
このお姿、ゴキブリ見たいでしょ?でも心配入りません、捕まえてもゴキブリの様に手足はもげませんから。そして頭は硬く腹も比較的しっかりしてますので、捕まえると手の中で遊べます(そんな事してるのは私だけ?)カワゲラの中ではかなり尻尾が長めなのが特徴で、羽化している最中はフタスジモンカゲロウに似ています。
ダブハン入門者を従えて私のウンチクを披露するも、雑魚さえも手応えなし。水温は良い感じなんですが・・、残念。
コヤツは飛ぶのが下手くそで、本流域で風が吹くと川面に落ちます。そして水面を足で這い回るので、その姿はまるでゴキブリの様。それがバシュっと言う音と共に消える姿を想像してください。この大きさの虫を食べるんですよ、その魚の大きさが容易に想像できますね。
先日入荷しだサードハンド ロッドホルダーを検証しました。シングルハンドはめちゃ快適!の二重丸。スイッチロッドも問題なし。でもダブハンはその重量でバランスを取るのが難しく、ちょっと無理がある感じ。結果、シングルハンド2本持ちか、スイッチ+シングルの2本持ちが良いです。もちろんそんな事せず、河原を歩き回るときにこのホルダーにセットしてロッドティップを上向きにすれば、とても快適に歩き回ることができます。それと、仕掛けのセッティングし直す時がとても便利でした。

新天地を求めて(オオニベ戦記・遠州灘編)

宮崎の地でサーフキャスティングをし始めて早5年の歳月が流れました。もちろん今後もサーフフライフィッシングで「夢のメーターオーバー」を狙い続けていきますが、今後はもう少し肩の力を抜いて、皆さんにも気軽に楽しんでいただける提案をできたらと思っておりますデス。

さてオオニベという魚、実は生息域の北限は千葉県南房あたりなのはご存知ですか? なので、関東近海でも釣れる可能性は大いにあるのです。もちろん大物が釣れている総本数は宮崎県がダントツ。これは元々宮崎県での生息数が多いのはもちろんの事、オオニベ種苗生産の地であるのでその数が保たれています。しかし近年はその種苗生産する場所も増え各地で試験的に種苗放流をする話もちらほら聞こえてきたので、やがては東京湾のど真ん中でもメーターオーバーのオオニベが釣れる日が来るのでは?と、釣り人的ポジティブな発想で妄想しております。

そんなオオニベですが、この魚を狙っていればサーフで他の魚が何かしら釣れるので肩肘を張らずにサーフフィッシングを楽しんでもらえれば、そのうち宝くじ的な確率でオオニベが釣れるかもしれません。ルアーの方はヒラメ狙いと言いつつオオニベが掛かる事を想定して300mの道糸を入れているので、それと一緒の気構えですネ。

サーフフライフィッシングで釣れるものはシーバスを始めシログチ(イシモチ )、サワラ、イナダやワラサなど、近くに砂浜がある人は是非とも楽しんでみて欲しい所。今回はそんな関東圏での新天地を求めて今まで行ったことのない西の砂浜に下調べに出かけました。シーズンオフなので、釣りというよりはロケハンとキャス練みたいなものです。お暇な方はお付き合いくださいまし。

東京から250キロ位かな。ぱっと見は宮崎のサーフと変わらないでしょ?今回は釣り人よりもサーファーと話をして、どの辺にベイト(小魚)がたくさんいるか、聞いて回りました。
午前中は西風もそれほど強くなく、風はあれども海は凪いでいる状態。潮が濁っている所を探しその境目をキャスト。しばらくしてゴツンとアタリが・・。くそ重くてズルズルと動くので、本命が来たかと思い心臓が止まりそうになったよ(笑)。どうやら潮の方向に動く何か転がるものがあるようで、それに引っ掛かった模様。エイでもなさそうだったので、何度か確認した後に糸を緩めたら外れました。
次の場所へ移動してのこと、こんな光景初めて見た。私が釣りをしている10m前を漁船が底引きするんです。唖然と言うよりも、この位置で漁船が走れると言う事は結構深いのかも? 急深だとすればココは狙い目かもね。一体何を取っているのかな?
実は今回ラインバスケットを忘れました。風も強くて左手にラインをホールドする方法ではとてもやりづらかったので、釣りの途中でダイソーへ。購入したものはプラスティック製バスケットとベルト。そしてタイバンド。
ハイ、出来上がり。本当は絡み止めを中に付けたいけれど、取り敢えず即席で。合計¥550ナリ!
ベルトは110cmを買ちゃったけれど、長さがぴったりすぎたので、皆さんはもう少し長めのものを購入してください。ラインを引く手(私は左)側にセットして、こんな感じ。バッチリですな。見かけを気にしなければ、ハーミット で高いラインバスケットを買う必要は無いですね(笑)
宮崎と同じく砂浜はとても長い距離。違う点は砂浜が広い場所がある事。そして気候的にはやっぱり少し寒いかな?
午後は西風が強すぎてロッドが持っていられない状態。徐々に白波も立ち釣りにならなくなってきたので、その後は砂浜の各場所を確認してきました。
ココは風力発電がそこら中にあります。その原因は・・・。
やっぱり浜岡原発が止まっているからそれだけ風力発電が必要なんでしょうかねぇ。原子炉5号機まで全部止まってますが、停止してから廃炉解体までWikiを見ると27年も掛かるみたい。その期間の維持費と廃炉費用を考えると、原発ってやっぱり良い事は何も無い気がします。
今回は遠州灘全体を見て、情報収集と目で見て釣れそうな場所を確認しましたが、実際に行くのは今年の秋からかな。思っていたよりも距離的にはそんなに苦も無いので、時間が取れれば通うかもしれません。ちなみに今回のポイント巡りでは、多くの方に「フライで何が釣れるんですか?」と聞かれまして、そのほとんどが餌とルアーとフライフィッシングもやるマルチアングラーでした。確かにココは海も川も釣りには困らない素晴らしい場所ですから、何でもやりたくなりますよね。

世捨て丸とシーホース

私のフライ・シーバス史はとても長く、オカッパリだと遡る事中学生の頃から。ボート・シーバスだと、今から30年くらい前なるでしょうか。昔はフライ船なんてないので、乗り合いのルアージギング船で、隅っこの方でやらしてもらっていた程度です。そのうち小型ボート購入する仲間が増え始め、そのプレジャーボートでシーバスを楽しんでいたのですが、営業船でないので思うように釣りができない事から、2000年初頭に世捨て丸を購入する事になりました。

その世捨て丸は5.7mの小さな和船でしたが、それでも維持費は高く所持し続けるのはやっぱり釣具屋でもキツイのです。なので購入時に数名の共同購入者を募ったのですが、その中の一人に今シーホースで活躍している内田船長(ウッチー)がいました。ウッチーとは10代後半からの長い付き合いで、彼は年下なので私にとっては弟分みたいなものです。

その世捨て丸はハーミットでシーバススクール船として活躍してましたが、10年間活躍した後にうっちーがシーホースを立ち上げる事になったのと、丁度その年に東北大震災があったので被災された方へ世捨て丸を寄付する事で、その役目は終わりました。

そんなうっちー船長ですから、世捨て丸からのシーバスボート経験を加算すると、すでにシーバスボート歴は18年以上を経過しているわけで、湾奥を知り尽くしたオトコと言って良いでしょう。なのでうっちー船長から「ヤバイですゼ。」なんて連絡が入ったら、釣りに行かない筈はないでしょう。というより身内みたいな仲間に営業されてもねぇ(笑)

先週に引き続きランカーを求めて海へ繰り出した本日の湾奥ですが、その私はというと・・・。

湾奥から見る富士山
秋から冬にかけての湾奥は空気が澄んでいるので、晴れている日は海の上から富士が望めます。
イナダ
出ましたブリ!と言いたい所ですが、イナダサイズです。湾奥の何にもないところへ行き、前回と同様にひたすらデッカイフライを投げまくるのですが、時折海が割れてボイルしてます。で、シーバスだと思ってキャストしたら、こいつが釣れました。13cmのエンリコミノーをガップリ飲み込み血だらけになってしまったので、今夜のおかずとなりました。
東京ゲートブリッジ
ゲートブリッジ前で無駄打ち練習。前回20cmの大型フライを8番ロッドで投げづらかったので、今回は12番を持ち込んでのキャスティング。それも5時間休む事なくぶっ通しで。ターポンでさえサイトフィッシングなのに休み休みのキャスティングなので、このキャスト地獄は修行を通り越して拷問です。そして今私の腕はパンパンに腫れてます。
シーバス
その後に沖へ移動してドッカーン、とうとうやりました! と言いたいのですが、私がいくら投げても釣れないので、「おかしいな、いる筈なんだけれど。」と言う、うっちー。突然私の横でルアーを投げたかと思ったら、いとも簡単に釣りやがった。チクセウ(笑)
そうこうしている同船者にヒット。シーバスは船際ギリギリで反転して喰うパターンで私はそれで2本掛け損なった。う〜む、困ったもんだ。
シーバス
銀ピカシーバスくんを見事にキャッチした同船者。私はどうだったかって? 5時間無休の12番ロッドフルキャストして、イナダ一本のみです。おぉ神よ、一体、私の何が悪いのでしょうか? またしてもランカー次回持ち越しです・・。

 

平和な時間

中央道を駆け抜け、富士樹海を通り過ぎた時の外気温は2℃。わずかに明け始めた西空を気にも止めず、ここ数日良い魚が上がり続けているポイントを一路目指した。だが、ポイントへ着く前にすでにその湖畔にライトが見えたので、仕方なく別のポイントを探して落ち着く事に。富士から登るご来光を見ながら冷たい空気を切り裂くキャスティングは、もう素手では辛い季節になってきた。そして明るさと共に冷え込んだ気温は一気に上がり、何一つ聞こえてこない無音の世界が続く。

穏やかな時間は瞬く間に過ぎていき、日差しの角度と共に魚を求めて移動する私。珍しく午前中から風が吹き始めたのでいつもとポイントを変えてはみたものの、湖面に浮かぶカメムシフライはただ気持ちよく浮き続けているばかり。ライズはない。さらに増水によりポイント選択を狭め釣り場探しも一苦労だが、ウェーダーを履いている事で、少し沖目にある岩場で釣りをする事ができた。

丁度風裏になるこの場所は私の目の前に左岸からの吹き込みでできたスカムラインが沖に向かっての帯が伸びている。ここはひとつフライを変えて気分一新しようとフライを結び変えていると、私のロッドのバットガイドから2番目の辺りの視界に動くものが飛び込んできた。

正に今、水面に浮いている虫を喰おうとしているそのヒレピンは、口を半分開けた所で私と目があった。距離にして1mあるかないかである。お互いに「あっ。」と思った刹那の後、およそゴーマルのブルーバックレインボーはエサにはあり付けず一目散に逃げていった。それをみ見て慌ててフライを結び、カメムシフライを投げまくる私。しかし相変わらず水面は穏やかである。

その後はポイントを変えて色々なフライを投げてみたり、引っ張りでウーリーバガーを引いてみたり。夕方になるまで本栖湖一周を色々な場所で攻めてはみたものの、私のフライはただひたすら穏やかな時間が過ぎただけで夕闇を迎えた。

先月は毎週のように雨で各地の悲報を聞き続けたただけに、ただ平和な時間を過ごせる事に至福を感じた昨日。釣り人らしいオデコだった時の言い訳です。

ガイドに糸を通し忘れた。
釣りへの前のめり度数60%。誰でも一度はあるでしょう。そして気づいた時は周りに目をやり、一人苦笑いするものである。
ハリガネムシ
目の下を泳ぐハリガネムシ。それをじっと見ていたらランカーサイズのバスが寄って来たので喰うのかと思ったら、躊躇してやめました。間髪入れずに私のフライを投げては見たものの、フライを見た後に私に目をやり、軽蔑の眼差して泳ぎ去りました。
富士山
富士へ向かってフルキャスト!この場所でゴーマルさんとご対面。でもその後は何もナッシング。
マツヘリカメムシ
カメムシにも色々な種類がいるようで、本栖湖は主に茶色いカメムシ中心です。このカメムシは名前を調べたら、マツヘリカメムシと言うようです。今まで緑ばっかり巻いてきたけれど、他のカラーも巻かないとね。コヤツは車に張り付いてました。
本栖湖で待ち合わせた釣り仲間は、しっかりと一本取ってました。良い時合いに虫の吹き溜まる場所に入れるかがキーポイントだと思います。
風がおさまる日没後まで粘っては見たものの、何事もありませんでした。でも次回へのタイイング意欲が湧いてきたので、良しとします。

修行(東北遠征のサクラマス)

【修行】:芸術や武術などに励み,それを磨くこと。

ダブハンの技量は芸術の域なのか、はたまた釣りなのか。何れにしても一匹の魚を追い求めるのに前回を含めると8日間も費やしているその時間の中で、アタリというものが殆どないから技術を磨く時間が長すぎて、釣りだということを忘れてしまうのです。あぁ神よ、私が一体何をしたというのか・・・。

今回の移動距離:1,600km
本流での移動範囲:およそ45km
本流で釣れた魚:何もなし(雑魚もなし)
今回のマテリアル代:約5万円(ジャングルコック・WTスペイコックが高額)

最終日最後の一投の後、私は一気に10歳老けた気がします・・・。

他の地域は土砂降りだと言うのに、この地域はこの五日間に雨は降らず、水位は減る一方。魚っ気が全くないので、上へ下へ、今まで行ったことのないポイントまで攻めてみました。
下流部は一つのランが長すぎて、どこで見切りをつけて良いのかわからないくらい長い。とにかく、流しに流しまくりました。
トラウトハンターのビッグゲームって知ってる?日本では売っていないフロロカーボンの太いバージョン。逆輸入して使ってみました。
ヤマメ
午後3時半ごろまで本流で投げ倒した後は、支流へ逃げ込みヤマメ釣り。魚はいっぱい釣れるけれど、今回は大きいサイズが全く釣れませんでした。
本流の下流部で攻めたついでに、有名渓流河川に行ってみた。ところがギッチョン、入漁証を買った店のおばちゃんに勧められたポイントは魚っけなし。4箇所入り直して全くの無反応で坊主。有名河川なんて、嫌い。
ヤマメ
結局癒してくれるのは、ネットでは名前が出てこない無名の川ばかり。
イワナ
本流での釣りは徒労に終わったけれど、やっぱり東北の渓流はどこへ行っても釣れるのです。今回はこの渓流釣りが無かったら、私は廃人になっていたでしょう。

爆風でスランプ(トラウト狙いの筈がスモールマウスバス)

相変わらず下道を走り、宇都宮の通勤渋滞にハマりながら通釣している私。何か変わった事が報告できれば良いのですが、爆風と天気の急変で翻弄された一日で釣りに関しては何も進展がありません、スランプです。

現在は田んぼへの水引が始まったので水位が幾分落ちたのですが、相変わらず水温は6℃で春は足踏みしている様。昨年との大きな違いは、ここぞというポイントというポイントからスモールマウスバス くんが釣れてしまう事。昨日は3ヒット2強制バラし、ラインを緩めても外れなかった1キャッチ。心苦しいですが条例に従い、今回も生きたまま土葬とさせて頂きました。

その後爆風はおさまる気配が無かったので、支流へ逃げ込みヤマメをドライで楽しむ予定でしたが、上流部はなんと雪。結果、爆風の雪雨でなすすべなく退散しました。往復350キロの下道の釣り。高校生の頃に国道4号線を原付で青森まで走り、フェリーを使い北海道まで釣りへ行っていた事を考えると大した距離ではないのですが、オデコは精神的によろしくありませんなぁ。

水は冷し、春は何処。

ダブハンの釣り
爆風が伝わりにくいですが、体が持って行かれてよろける程の爆風でした。フライラインが思ったところへ全然いかないので退却し、風裏を探して上流へ。
スモール
今回もある場所でワンキャスト目からヒット。ちょっと増えすぎですな。漁協が躍起になって駆除するのが分かります。だって本流に雑魚がいないんだもの。そしてコヤツの腹はパンパン。グリズリーキングが勿体無い・・。私のウェットボックスは絶賛エンプティ中・・。
雪
本流を諦め山に囲まれた上流へ行けば少しは風が凌げるだろうと思い上流へ60km移動。でも怪しい雲が追いかけてきて、雪になっちゃいました。素手で釣りをしていたので先日の北海道よりも寒くて手がかじかんでしまう。一時雷も鳴って車へ退散。
コカゲロウ
そんな状況で川面へしゃがむと雪混じりの雨の中、沢山のフタバコカゲロウが流下。こりゃすごいライズが起きるかと期待したけれど、何にも起きません。念のため1キロほどつり上がったけれど無反応。そして爆風でポイントへの命中率50%以下・・。
カワムツ
天気が一瞬だけ良くなった時間にヤマメちゃんが一発だけ出たけれど途中でバレてしまい、その下で釣れた珍客カワムツくん。オイカワなら歓迎だけれど、コヤツは本来、関西の魚。稚鮎と一緒に移植されてしまい、繁殖力旺盛の北関東の雑魚。オイカワはとんと皆くりました、なんかなぁ・・。

思い出を探して(30年前のホームグラウンドを訪ねる)

私の行動は緻密なプランニングの元に実行されるタイプではなく、休みだけ大まかに決めてその日の気分や風任せで行動している感じかもしれない。

前日は北関東でダブルハンドを振り、いったん帰宅した翌日は芦ノ湖へ行こうと思ったのだけれど、長距離移動で疲れていたので早起き出来ず、起きたのは出勤時間。通勤渋滞にはまり頭がはじき出した答えは、芦ノ湖をやめて20年前までは通っていた西の渓へ行く、日帰り思い出の旅である。

こんなタイトル、男ってセンチなんですね。今でも学生時代の彼女の電話番号がすぐに思い出せる私なんかは、やっぱり男脳で物事を考えているようです。大きな魚を釣った記憶はしっかりと脳内にミラーリング(二重保存)され、決して消えない記憶となって名前付きでフォルダに保管されてます。それを時たま引っ張り出して思い出に浸るのですが、脚色されていくのです。それって、私だけじゃないですよね?きっと釣り人男子は皆そうです。

K川は上流と下流で漁協が違い、その様相が大きく異なる関東の有名河川。上流部は住宅侵攻が進み車を止めるのにも一苦労する場所で、廣済堂出版の「Angling」があった当時は、名前が付いた有名なプールがいくつも存在していた大物スポット。しかし二面護岸が多いのとゴミの多さに閉口し、自分の目標サイズを達成したのを機にその通いをやめてしまったのである。しかし今回はその下流部散策。

上流部とは違い深い谷が多く、道を知らないと入渓さえできないポイントが多く、間違えて侵入すると民家の小道へ入り、後戻りできなくなってしまう場所が多い。その下流部で大物を仕留めたのは今から20年位前のことでしょうか。上流とは違い一度入渓すれば両側は高さがある崖が続くので住宅は見えず、遡上し続ければ退渓点が見つからないので、また同じ場所まで戻って帰るの場所だらけ。いくつかの大きなプールを有し、イブニングシーズンは雑魚釣りのオンパレードが日常で、ウグイを100匹釣って初めて1本良いサイズが釣れるぐらいの確率。大物の確率ってそんなもんです。

思い出のプールは大きくえぐれたスラブ(一枚岩)なので、その様相が変わる事はなかったが、その上流のエリアは石が細かく砕かれ小砂利が多くなり、魚がつく場所が減ったようである。ライズなし。

いくつかのポイントを数キロ歩きながらライズハンティングしていた所、別のスラブの川溝でスプラッシュライズをする強敵を発見。歩き回ること2時間後のことで、座り込んでフライをいくつも変えて粘りましたが、ライズは真昼間の1時間でお終い。その後17時を伝える音楽を聞きながらトボトボと車へ向かうのでした。やっぱり手元のフライだけで予測を立てて投げるのには、事前に予測して巻いていかないとフライが足りないと感じます。

そして車へ戻るまでの長い距離の間にK川らしい大物を発見。ライズの主は大きな三角口を開けて緩いプールでミッジを吸い込んでいる。すぐさま#22のミッジを結び9Xでフッキングはしたものの、その強烈な主の引きは淵奥へ逃げ込まれて見事にプッツンです、尺ゲットならず、よってオデコ。悔しいからまた通うのか? いえいえ、もう過去の山女魚(女)に未練はありません。あ、嘘つきました、男脳ですから未練タラタラ(笑)

ソメイヨシノ
どこの川でもそうですが、ソメイヨシノが開花していれば、ドライフライフィッシングシーズン突入です。
水温
方々水温を測って歩いたけれど、北のK川よりも西のK川の方が水温高め。湧水の河川なので、上流だともっと高いです。
k川
対岸の壁でブシュと出ます。ですが、1時間でライズは終了し、その後は何もナッシング。
K川
こんな渓相がずっと続きます。市街地へ入ると一変し、二面護岸になっちゃう河川。イブニング時にフライを変えて一発目に出たやつは余裕で尺上だったけれど、9Xだと相当運が良くないと上がらないですなぁ。淵へ潜ってプッツンです。来週も行っちゃう? でも多分しばらくは出てこないでしょう。