春を探しに行った東海の解禁は地元の優しさに触れた旅

マッチ・ザ・ハッチの釣りスタイルというものは、まずはお魚が水面近くで虫を食べてライズが始まらない事には釣り自体がスタートしない。川面をくまなく見渡し水面に広がる波紋を探し続ける間、フライフィッシャーマンはライズが無ければひたすら暇である。寒さを凌ぐ為に体を揺すりながら、両手はジャケットのポケットへ入れたまま。扇風機の様に首を左右に振りながら二つの眼で探していく訳なのだが、一人よりも二人、二人よりも三人と多くの眼があれば、その確率が上がるってもんです。

解禁当初は放流情報、あるいは釣れている情報を頼りに釣り人は行動するので、釣り場はいくらでもある大河なのに、釣り人は一点に集中する。そんなライズ待ちをする景色の中に溶け込む為に今年も岐阜県へ行ってきました。

ライズは虫の出現によってその日のパターンがある程度変わっていくが、釣り人の予想通りに虫がハッチ(羽化)しないのがまたこれも自然。ライズがなければ持て余す時間は多く、遠征組である私は釣り人を見つけては今年の傾向や近況を世間話をしながら聞いて回る。特にライズが全く無い時は話しかけられた釣り人も暇であり、快く情報を提供してくれる心優しい地元の人々。

「わざわざ東京から、そりゃ釣って帰ってもらわないとなぁ。」

ライズが全く無いので、「この状況でもあの場所ならばライズは少しはあるかもよ。」と言うポイントをいくつも教えてくださる。とにかくライズが無ければ暇なので、いつの間にか釣りから脱線して最近の経済についてや地元愛について語って頂いたり、釣り場で得る情報は多岐にわたる。

そもそもせっかく遠征したのだから、「ライズが無ければ沈めて釣れば良いじゃん!」と言う意見もあるでしょう(ユーロニンフの対極にあります)。しかし、そもそもマッチ・ザ・ハッチのスタイルが好きな人種は釣りの中でもかなり特殊であるから、「ライズが無ければひたすら待つ。」のは当たり前。結果的に全くライズが無ければ、ロッドを出さずに帰っちゃうこともあるほど変態的な人種なのであります。

このスタイルは虫のハッチから始まり、それが何であるか、そしてどんな流れ方をしているかを推測。この季節に飛ぶであろう虫を前もって巻いておいた物からフライをチョイスし、流し方を工夫しながら魚のライズに目掛けてキャスト。うまくヒットしてランディングしてもそこで終わりではなく、ストマックポンプを使い(魚の食べていたものを吸い出すポンプ)、釣った魚の食べた内容物と自分のフライが合致した時に自分の推測が正しかったのだと満足する。だから、お魚の大きさはさほど問題ではなく例え放流魚であったとしても、ハンティングの様なプロセスを踏んだ楽しさが、このスタイルの魅力なのです。

そんな「マッチ・ザ・ハッチ」愛に溢れた地元民とずーっと談笑していたのが今回の旅。お察しの通り、ライズがあまりにも何も無く、手も脚もでない状態で完敗。過去のブログや記録を見ると、東海遠征の勝率はおよそ1/2といったところ。高らかに解禁宣言する予定でしたが、しばしお預けとなりました。そんな東海の旅は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

長良川本流の流れ
ハーミットのオープン当初はもっと上流の支流でやる事が多かったけれど、2000年代からは本流と下流部での釣りが多くなりました。このポイントでの思い出はたくさんありますが、今回は水が少なく流れは緩慢。しかし放流したてらしく、お魚の群れがグルグル回っているのが見えたのでやる気満々。ライズが起きるまでひたすら待ちます。
郡上漁協
釣り券はフィッシュパスでも買えるのですが、なんとなく地元へ直接落とした方が良いかと思い、デイリーマートで購入。パンをかじりながら、ひたすらライズを待ちます。
緩い流れ
ポイントへ着いたのが10時ごろでそれから15時ごろまでライズはほぼ無し。その後写真の場所で2度ライズしたのを見て、タイミングを見てキャスト。すると一投目が終わり投げ返そうと思ったフライに出たがヒットせず。そしてその後はずっと沈黙。
ライズ待ち
一緒に行ったDくんはライズがないので土手でお昼寝、時々川面を眺めるの繰り返し。ずっと何もなかったんもですが、真っ暗になる直前にお一人が釣れたのでポイントを譲っていただきました。しかし散発ライズはわずか数分で終わってしまいました。
夕食
釣りを頑張りすぎたといっても、キャストはトータル20分ほど。宿には遅く着きすぎて慌てて夕食。魚を釣っていないのに、お魚ずくしの夕食。そして朝食に梅干しが出たのだけれど、前回は食べても釣れたので問題なしと、食べたのが問題だったのだろうか。
長良川の支流
翌日は以前よく釣っていた支流へ移動。良かれと思って来たのですが、9時から12時まで待ってライズは無し。タックルは組んだものの、一投もしませんでした。
長良川の支流
釣り人がじっとライズを待つ間、アオサギもずっと動かず。何もないので、その後フライショップ『TailWalk(テールウォーク)』さんへ行き、情報収集。この川は漁協が3分割なので、いく場所によって購入しなければならないので、最初に行った場所は入漁証を買って釣りをしない始末。なので、教えてもらったポイントは様子を見て良かったら入漁証を買うつもりでしたが、強風で断念。
クロカワゲラ
結局どこへもいくところが無く、前日の17時過ぎに15分だけ魚の反応があったので、それに望みを託すことに。移動するとそこには誰も居らず午前中の雨で水位が10センチ増し。そして風に飛ばされてカワゲラ少し
フローティングニンフ
とりあえずフローティングニンフを結び様子を探る。最終的にやらないで買える選択肢が無いと判断し、17時に入漁証を購入。が、ライズは無し・・。このまま終わるかと思いきや橋上流でモヤっとしたライズが3回続いたので移動し、キャストすると暗闇の中でお魚の感触、ヒット! 8Xだし丁寧にとゆっくりと寄せたのですが、ネットに手を掛けた時にテンションが緩んだのか外れちゃいました。硬い竿でバーブレスだと、どうしてもロッドを立ててしまうとバレてしまう事がありますなぁ。そもそもこの時間だと暗闇なのでドライで掛けたと言うよりはスイングで向こうアワセなので、マッチ・ザ・ハッチとはチト違うわなぁ・・。
明方ハム
二日間でフライをキャストした時間は全部で30分ほど。それの為に入漁証を3枚買った今回の旅。沈めるフライに手を出さずにやり切ったので、気分はスッキリ。さて今回のお土産は何にしようかなと思ったのですが、「地元では明宝(メイホウ)では無く明方(ミョウガタ)ハムの方が人気なんですよ。」と聞いたので、そっちを購入。聞けば元々は一つの会社だたそうで、工場移転の際に会社が二つに別れたそうな。いずれにせよ、どっちも美味しいお酒のおつまみ。

年明け早々にくらったオデコは本栖湖ではない(弁慶堀の備忘録)

なんか絶妙なタイミングなんだけれど、某所から「ボウズについての原稿を書いて。」と原稿依頼があったりして(いつかどこかで見かけたら読んでくださいまし)。まぁ、私の年間釣行のうち半分はロマン溢れる漢の世界を追い求めているので、オデコなんて日常茶飯事だから、オデコの話なんていくらでも書けるのです。だからボウズは落ち込まないと言いたいところだけれど、それは場所によりますな。

このブログには「#オデコなんて怖くない」というタグを入れているくらい、私は魚がツレナイ日がかなりの頻度である訳。例えば本栖湖は「3回行けば一度は釣れる」と豪語しているから、オデコの確率は2/3なので、なんと66パーセント(笑)。サクラマスなんかは遠征の場合は1週間行って1本取れるかどうか。関東圏のサクラマスについては、3〜4年釣り続けて1本釣れるかどうかといレベル。外道が釣れる事はあっても、目的の魚についてはボウズというのは茶飯事なんですね。しかしここで出てくる釣りは漢のロマンであり、簡単に釣れない魚にいつもチャレンジしているから、「オデコなんて怖くない」のです。

でもって、1月の釣行は行く場所が限られてしまうので、今週の火曜日は3月のフライトーナメント準備の挨拶を兼ねて東京の赤坂にある弁慶堀へと出かけたのでありました。

皇居の外堀にあたるこの弁慶堀は、私は小学生時代から50年釣り続けているスポットで、当時はブラックバス狙いで訪れてました。現在もブラックバスは釣れるのですが、冬の間にレインボートラウトを放す様になったので、私にとって現在は冬の釣り場として活用してマス。レインボートラウトを放す様になってからかれこれ20年位は経ったかなぁ。当初は今ほど藻が生えておらず、その代わり水深が浅かったのですが、現在は昔と比べると魚のサイズがあり、ある程度深い場所に魚が落ち着く傾向にあります。

そんな毎年訪れる弁慶堀だから、この時期のパターンを知り尽くしたつもりでいた私。これだけあれば充分だろうと巻いてきたフライは6本。電車移動の釣行なのでタックルをコンパクトにまとめて出掛けたのですが、こうすれば釣れるという自分理論が通じず、あえなく撃沈してしまいました。釣れるつもりで行ったので結構凹んでしまった私。

そんな人の不幸を覗いてみたい方は、以下をご覧くださいまし。

弁慶堀
弁慶堀はブーメランの形の様に曲がった皇居の外堀。ボート利用することでレインボートラウトやブラックバスを狙う事ができます。いつもだとこのポジションに止めて、最深部である2〜2.5mのタナを探ると釣れるのですが・・。そのボートポジションがココ。3月のトーナメント開催時期はレインボートラウトの適水温になるので、お魚はこのポジションでなくてもどこでも釣れてくれます。ただ、藻が多いので、あまり移動せず、中層を狙うのが3月の釣り。写真は市谷方向で、写真左に映るのが首都高4号線新宿方面。
弁慶堀
同じポジションで反対を向くと皇居の方向。この場所が両方から風が抜けて水が動く場所。さらにこの堀で一番深い場所。冬はここでルースニングをして底近くを探ると釣れるはずなんですが、今回は全くアタリなし。気温は高めで釣れると踏んだのですが、始めてすぐに強風が吹きまくり船には立てない状態になりました。
カップヌードルが美味い
いつもなら釣れる場所を端から順に攻めたが一度もアタリが無し。お昼になったところで一度体制を整えるためにボートハウスへ戻りカップヌードルで腹ごしらえ。最近の傾向を聞けば午後はボートハウス近くが釣れているという情報。今回は自分の答え合わせがうまくいかないので、素直にいうことを聞いてその場所を攻める事に。
何も当たらないインジケーターの釣り。
しかしである、こんなに丁寧に攻めているのにブルーギルのアタリの様なチクッと動いたアタリが一度のみ。あとはタナを変えようがポイントを変えようが何も反応がなし。ちなみにこの日はルアーの方が5名ほどとヘラブナ狙いの方が出ていましたが、皆さんもな〜んも釣れません。こりゃお魚の期限が悪い日に当たってしまったなぁ。
ホテルニューオータニ
その後は大遠投してズル引きしてみたり、シンキングリーダーをつけてある程度の水深を攻めてみたり、できることは全てやったのですが、何も起きませんでした。15時を回ったあたりから体が冷え切ってしまったので、素直に諦めて帰路に着くのでありました。弁慶堀でのオデコは久々ですが、まぁお魚の機嫌は僕らにはわかりません。もう少し暖かくなったら、もう一度リベンジしようかな。

今年の釣りを振り返える釣行(本栖湖と桂川フライ・ルアー釣り場)

今年もあっという間に終わってしまいました。先ほどブログをザッと一年間振り返ってみたのですが、ドキドキするような巨大魚との遭遇は残念ながら無く、「あと一歩」で手に届きそうな魚として、新しく挑戦した九州でのセールフィッシュ狙いが良い思い出でしょうか。

年間の釣行回数で言うと内訳は、「渓流37回・湖14回・ソルト19回・管釣り&CRとその他26回」と釣行回数96回という結果に。ハーミットのイメージを聞くとソルトウォーターに強いお店という方が多いかと思いますが、実際には渓流でヤマメやイワナを釣っている日数の方がはるかに多いんですよ。

そして今年最後の釣行(もしかしらたら、もう一度行くかもしれませんが)は、本栖湖にて。こんなに遠回しに話している時点で何も無いことはご察しの通り。今回は水が悪くあまり良い気配を感じなかったので、後半は以前紹介したダブルヘッダーの釣り方として、「桂川フライ・ルアー釣り場(桂川漁協)」へ行きましたとさ。

大した話は書いてありませんが、お暇な方は以下の写真にお付き合いください。

本栖湖
今回は暗い時間に到着できなかった私は日の出少し前からのスタート。現在のマッキーと私の釣行データを合わせて分析すれば、放流魚はそれなりに釣れているけれど、大物の気配が意外に少ないという感じでしょうか。人気のポイントはいつ行っても混んでいますが、実際にはサイズを選ばなければ他の場所でも釣れています。寒くなるこれからは釣れる時間も日中ですので、無理せず楽しんでください。
本栖湖とオニギリ
朝イチ入ったポイントは何もなく、一旦浩庵荘で入漁証を購入し移動。次のポイントも何も無し。湖を一周まわってみると水質が少し悪い感じだったのと、エサ釣り師が1本もキャッチしていなかったので、本栖湖は午前中で納竿しました。
本栖湖
本栖湖は毎年12月の頭ぐらいから、4月上旬まで川尻からスポーツセンター前まで凍結のため全面通行止めになります。
本栖湖
現在はかなりの減水で、キャスティングはしやすい状況。朝早くはマイナスの気温になりますが、日中の暖かい時間は風さえ吹かなければ、意外とポカポカ陽気に。
桂川フライルアー釣り場
本栖湖を午前中で諦め、後半は桂川フライ・ルアー釣り場へ移動。高速を使って大体45分ほどの移動時間です。年始は3日より営業するようです。
管釣りの半日
平日の場合、半日券時間を過ぎていれば先に釣りをして問題ありません。管理の方が入漁料を徴収しに来てくれます。半日券は¥2,500とお手頃。
レインボートラウト
ポンドの水深はおおよそ1.5m。少し重めのフライを使い、沈んでいくリーダーを見ていると魚が食いついて走りますので、それをアワセます。大体25〜30秒カウントしても何も変化がない場合は、フライをごく低速でゆっくり引くと、その際にもアタリがあります。
Scott GT8106/4
新調したScott GT8106/4に大分慣れてきましたが、まだ私の腕の延長にはなった気がしません。練習あるのみですな。
レインボートラウト
気温が温まった小一時間ほどはドライでも十分釣れましたが、寒くなった後はアタリが止まり最後はニンフでズル引き。結果数つりを十分に楽しんだのですが、今回も大物は出ず、サイズは20〜35センチといったところ。本栖湖と管釣りの両方楽しんでも一日¥3,300。冬の遊びは他にもあるけれど、本栖湖へ行って富士山を眺めているだけでも癒されますヨ。

 

オオニベ戦記2025(オオニベクエストXI・浪漫は続くどこまでも)

「漢は浪漫を求める動物である。」

と思っているのは、私だけ? 特に釣り人はこの傾向にあると思うのだけれど。大きいものへの憧れ、非現実思考、夢想家、情熱、探究心。そんなものが私を後押しするから、オオニベを求めて10年以上の月日が流れちゃった。10年ひと区切りで辞める筈だったこの世界だけれど、自分なりの答えが出るまでもう少し続けて行こうと思ったのが今季のオオニベチャレンジ。

このフライフィッシングは私のチャレンジであり普及する必要はないのですが、メーターオーバーを求める同志が増えれば嬉しい限り。しかし現状はその釣り方のレールが引かれるのを待っている方々が多いので、実際にチャレンジした人は数える程しかいないんです。今年は釣りをしている最中にそんなことばかり考えていました。何故なんだろう?と。

考えられる原因は、私が18フィートの竿を振り回しているために、相当な体力がないと釣りにならないと思っている方が多いこと。または朝から晩まで投げ続けて何もないんでしょう?と思っている人が多いのではないかと推測する。私がストイックな釣りを続けているが為に勝手にハードルが上がっているのではないか、という結論であります。

私が毎年やっているこの日向灘の釣りですが、実際はまるっきりオデコになった年はないんですよ、何かしら釣れてるんです。現在使っているフックサイズが1/0から6/0番ですが、これを4番あたりまで小さくしちゃえば、それこそいろいろな魚が釣れてしまう豊かな海である事は間違いなし。そう考えた私は来年からオオニベの時合いが来ていない時は、もう少しユルユルな釣りへ変更してフライはこんなにも色々な魚が釣れるのだという様子を見せていこうかと思います。そうすれば九州のソルトウォターフライフィッシング人口が少し増えるかもしれませんしね。

ということで、今シーズンも力いっぱい投げ倒した日向灘の釣り。朝焼けの中では『朝焼けが消える前に・石川セリ』が脳内を駆け巡りキャストを続け、釣りを終えて真っ暗なになった夜空を見上げる頃には、『夜空ノムコウ・スガシカオ』が脳内で締めくくるのでした。お暇な方は以下をご覧くださいまし。

日向灘の朝日
私は単なる馬鹿ですから、朝陽が登る前から沈んだ後まで毎日キャストし続ける輩。今回は初っ端からやらかしました。旅慣れてしまったおかげで、シンキングリーダー一式を忘れてきました・・。ま、何とななるでしょうと、いつもの通りポジティブシンキング。
日向灘
初日の着いて数時間後、いきなりドンッ、と重いアタリ。それは80アップのシーバスの時と似たような重さだったのにフッキングせず。その後はな〜んも無いので、浜辺を良さげな所を探しながら行ったり来たり。今年もまぁ、よく歩きました。
グチ・シログチ・イシモチ
初日の後半はエサ師が多いポイントへ移動し、そこで大きめのグチをヒット。フライは今シーズンアカハタ用に巻いたオレンジ色のシュリンプパターン1/0で、ウィードガード付き。オオニベのヒット確率へ近づく方法としては、フッキング後にそのまま放置して、このグチを喰いにオオニベが来るまで待つという泳がせの釣りのような方法がありますが、魚見たさについランディングしてしますんですね(笑)
オオニベ戦記
毎朝すき家で朝食を取り、昼はコンビニおにぎり。夜はマックスバリューでお惣菜とカップラーメン。だって毎日5時半から5時まで釣りをしているので、睡眠時間を確保するために夜の街へ繰り出せないんですもの。メーターアップのオオニベを釣った日には、きっと繁華街でどんちゃん騒ぎする事でしょう。
マーチ
朝4時15分に起床し、5時過ぎには宿を出る。真っ暗中用意して、夜が明ける前から釣り始める。朝の気温は4℃だけれど、日中は20℃ととても暑い日向灘。今回は最終日後半以外は穏やかで一日中キャスティングする日々。そうそう、このボロボロマーチくんは前回も同じレンタカーだったかも?
ジョイントフライ
朝晩のマズメ時は大きいフライをキャスト。それ以外はエビちゃんやら小型のシャッド系フライをタイプ3で攻めてます。もっとも、シンキングリーダーを忘れなければ、インタミを使う筈だったのですが・・。
サーフキャスティング
オオニベの時合いはマズメ時と潮止まりの前後2時間くらいでしょうか。その時間だけ人が溢れかえるのです。そうそう、私がここに入る前日には、オオニベの釣り大会が初めて行われたそうです。でも大会でなくても釣れている時は同じぐらい人で溢れかえるんですよ。でも、今回はそうでないみたい。
オオニベ
去年オオニベ(クイチ)を釣ったポイント近くで狙っていたら、今回もツレマシタ。オオニベと呼ぶにはまだまだ小さいですが、毎年5センチづつでもアップして釣れてくれたら、私はいう事はありません。サイズはともかく、今年も出会えたことに感謝。
コニベ
グチとオオニベの区別がつかないという方は最初のグチとの写真と比べてみてください。全然違うでしょ? 比較する場所は鱗の並び具合と側線の光るウロコ、それに頭の形。口に歯が生えていて鋭い顔つきで背中はパープルがかっている。写真は砂に被って分かりませんが、尾のセンターにはその先端まで鱗があるんです。
旗棒の様な竿
最終日は晴天の代わりに爆風が吹き、ご覧の有り様。ロッドが長いものだから立てただけで風をもろに受けて、何もしないのにしなってしまいます。こういう日は9フィート10番の方がずっと投げやすいってもんですが、持ってきていません。
日向灘は強風
人気のポイントへ移動してみるも、この風だと流石にルアーの方も一人もやっていません。かくして強制終了となりました。
クイチ
今回も大物は釣る事はできませんでしたが、ルアーの方でも8年通ってまだ一本も取っていない人からお話を聞いたり。それだけ大物を手にするには「運・根(根気)・勘」が必要なんです。私はこの日向灘の釣りは好きなので、今後も続けるでしょう。来年は皆さんも一緒にいかが? 一緒に行けばなんかしら釣れますヨ🤭

本栖湖爆投日誌・ポジティブな強いハートでも幸運は続かない

本栖湖は週を重ねるたびにアウトドアを楽しむ人々が減っていき、やがては釣り人のみになる。彩りを添えた紅葉シーズンが終盤になる頃には登山や観光の人も見えなくなるので、土産物屋は半分も空いていない。そうなると僕らの昼飯はコンビニ飯に頼るしかないのが、もうセンブンイレブンのおにぎりは飽きたなぁ。

この季節になると水温は10℃前後まで下がるので小物の動きは鈍くなり、大物狙いの季節となるのは東京湾のシーバスと一緒。その大物を求めて本栖症候群にかかった僕らはここへ通う訳だけれど、ルアーとフライではその年齢が大きく違う事に気づいてしまう。

昨今の本栖アングラーはレイク狙いの人が多くジグスプーンや重いスプーンを投げているのだが、そんなルアーアングラーは見ている限りでは30〜50歳前後ぐらいになるだろうか。それに対してフライフィッシャーマンは若くても50歳以上で60歳前後が中心となる。かといってこの過酷な寒さなので、70歳以上で本栖通いを続けているのは稀なのである。そういう訳でフライフィッシャーマンはジジイなのだ。

インターネットとは情報収集するのにとても便利なもので、例えばハーミットのホームページ回覧数や見ている人の住んでいる地域、性別、あるいはその年齢なんてものが拾えてしまう。ではハーミットのHPやフェイスブックを見ている人々の年齢層を見てどうかというと、50歳から上の方だけでなんと50%以上を占めてしまうのだ。ちなみに20歳以下の方は1%程度なのだから、どれだけフライフィッシング業界がジジイの集団なのであるかが分かる。

釣り場で声をかけられた時、ふとそんなルアーとフライの年齢差を感じてこんな事を書いているのだけれど、そろそろジジイの私なんぞがフライへの情熱を語るよりも、熱を帯びた若者がフライフィッシングの楽しさを発信してほしいと感じるこの頃。

こんな事を考えながら投げ続けていれば何かいい事が起きるだろうとポジティブにキャスティングを続けていたけれど、辺りはいつの間にか暗くなり、空にはうっすらと雲を被ったお月様が、私を労う様に優しく照らすのであった。チャンチャン。

本栖湖で爆投
水温がまだ落ち切っていない季節は朝方に反応がある事がまだある。風もなく穏やかな時間はわずか30分程度だけれど、その際にライズやボイルが起きる。今回は沖と言うよりもほとんどど真ん中に近いくらい遠い場所で数百匹が跳ねるボイルがあった。果たしてあの魚は何?
本栖湖
結局朝は何もなし。入漁証を浩庵荘に購入しに行き、その足で湖をぐるっとポイントを見ながら散策。時合いが来ていないと判断した私はスコットGTのインプレッションを書く為に本栖でロッド振りまくる。
小魚の群れ
スコットGTを振り終えた途端に本栖湖は雨の中へ。やる気が失せる冷たい雨。雨足がひいた頃合いで色々ば場所を探ったのだけれど、とある岬(と書いたらどこだかわかっちゃう)で足元を泳ぐイワシのような小魚の群れ。ざっと見ても千匹以上の単位。背中がライトブラウンで水中にカメラを突っ込んでも光らないので、ワカサギではないみたい。朝みた光景はこの小魚の大群が大物に追われて突き上げていたのかな?それにしてもこの小魚なんなのか、謎である。

本栖湖
急深の場所でタイプ3を使ってドン深まで沈めてみたけれど、何もなし。富士山が見えれいればモチベーションが保たれるけれど、ずっと雨なので寒さに負けそうになりましたよ。
本栖湖
夕方になると雨は上がったのでやる気モード。しかし17時の時報がなるまでずっと投げ続けて何もありませんでした。お月様は「よく頑張ったね!」と言っている様な気がした本栖湖の爆投日記。次回は何か良いことが起きますように・・。

Keep Cast! 本栖湖は3度訪れると良いことがある

ハーミットのブログは秋から冬の間はとかく本栖湖とシーバスの話題が多い。それはまぁ私が漢のロマンに満ち溢れた釣りが好きなため、状況がどうであれ出かけてしまうんですね。特に本栖湖は中学時代から釣りに訪れているので、半世紀近く通っているのです。通い始めた頃はブラウントラウト全盛期。なぜマグナムラパラをキャストしていたかは思い出せないのだけれど、それを投げていたら、後ろから大きなブラウントがチェイスし岸ギリギリまで追いながらUターンしてしまったシーンを思い出す。老いた今でもその幻影に追いすがるように幻を探し続けているのでしょう。

以前にも書きましたが、本栖湖は3回通えば1度くらいは魚とのコンタクトがあります。サイズの大小はあるにせよ、3回続けて通えばきっと私が通い始めた時の様な体験をし、この湖の虜になってしまうのです。私は大物に魅せられた本栖人ですが、それは芦ノ湖や中禅寺湖で同じ様な体験をした人は、その世界から抜け出せなくなるのであります。皆さんもそんな今でも思い出す釣りのシーンはありますか?

さて、昨日はこの秋になって3回目の本栖湖チャレンジ。この時期は紅葉と富士山の景色を楽しめるのでそれだけで充分、な筈・・。今回はマッキーと二人で訪れた本栖湖は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

朝方の本栖湖
おバカな僕らは朝の時合いを逃さない為に夜明けと共に釣りを開始。例によって人気のポイントは入れないだろうと思い、それ以外の場所で適当に入ります。ちなみにこれだけ通っているとどのポイントでも釣った事があるので、おすすめポイントというのは存在しません。どこでも釣れます! ま、3回に一度くらいのペースですが・・。
スペイロッドをオーバーヘッドで振る。
最近はウィンストンのマイクロスペイ以外にこのスイング1184/4も使ってます。今では私にとっちゃ、12フィート以下はもはやシングルハンド😆  このロッドで310グレインを片手でキャストしているので、シングルハンドで言えば12フィート11番と言ったところ。その竿を1日中振り回しているのだから、どうりで腕が太くなる筈だ。もちろんバックスペースが無い場所ではダブルハンドとして使っています。
遠投できず
朝イチは何も無かったので急深の場所へ移動。バックスペースがない急深の場所は遠投できないけれど、お魚がいるのは足元10mの範疇だから問題なし。キャストを繰り返しポイントを少しずつずらしながら魚を探すと、とんでもないサイズのブラックバス発見(60センチ近いかな)。口元にフライを通すけれど全く見向きもせず。私に一瞥して潜って行きました。
秋の本栖湖
今回やらかしたことは、偏光レンズとレインウェアを忘れました。偏光レンズはマッキーに借りたけれど、ウィンドブレーカー代わりに使っているレインウェアが無いと、吹きつける風がとても寒いです。朝の外気温は3℃で日中は10℃ほど。例年より少し暖かいかな。
本栖湖
富士山をバックにひたすらキャスト。本栖病に侵されている僕らは休むということを知りません。休むと負けた気になります。岸に腰掛けることなく本当にひたすら投げ続けるのです。
レインボーがヒット
本栖館で昼飯に費やした時間はわずか30分。その後は小物でも釣ろうかと新たなポイントへ。入るとすぐにマッキーがおチビちゃんを掛けた。私も小物釣りたさに小さめのフライに結び変えてキャストを繰り返す。すると沖で妙なボイルを発見。魚が何にせよ届く距離では無いが、それでもそのボイルした場所の方向へ出来るだけ遠投を繰り返した。すると突然ロッドにドスン。最初はすんなり寄ってきた魚は私を見るなり一気に走り出しジャンプを繰り返す。今巻かれたばかりのフライラインは一気に引き出され、ハーディのソブリンは甲高い悲鳴を上げた。なんて心地の良い音だこと!
本栖湖のレインボートラウト
数度のジャンプとリールの悲鳴を聞いた後、上がってきたのは55サイズのヒレピンで体高のあるメス。久しぶりに超楽しかったデス。
ヒレピン
今回のレインボーは胸鰭の欠損も無く、とても綺麗なヒレピン。本栖湖レインボーの最大サイズはハチマルアップが上がっているので、リリースしたこの個体がそのサイズになればと願うばかり。
レインボートラウト
背中のカラーはいくらか本栖ブルーに染まってます。もっと深いところに生息する個体だと、ギンギラギンで背中は真っ青になるのですが、コヤツはやっぱりさっき何かを表層で喰っていたヤツだと思います。
本栖湖
良いサイズが一本取れた事で、俄然やる気スイッチが入るマッキー。しかし夕方の時合いは何事もなく終わりました。気がつけば夜明けから17時まで投げっぱなしのぶっ通し。休憩を全く入れずに良くもまぁ釣り続けたものです。マッキーも立派な世捨て人ですなぁ。
レインボートラウト
かくして一昨日の戦いは終わりました。この魚で満足したからもう行かないなんて言葉はありません。私はいつか見た大物と重なるランカーサイズがキャッチできたとしても、死ぬまで本栖の幻影を追い続ける事でしょう。

漢らしく初志貫徹を貫くことが出来なかった横浜の夜(ボートシーバス)

あ〜皆さん、オデコが似合うハーミットの管理人です。私は現在、本栖湖→伊豆堤防フライ→松川湖とオデコで3連敗中であります。こうなりゃ自分の好きなスタイルをとことん突き進めて、オデコなんて何のその。行くとこまで行ってやるぜ!と、意気込んでみる私。

急に漢気を意識した私は一昨夜のシーバスで11フィートのロッドに全長20センチのデカイフライを一本携えて、横浜の海へと出かけたのであります。6/0フックのフライは、なんだかんだで今まで何も無かった事はないから、なんか掛かるだろうと・・。

シークロへ乗船すればそのタックルを見て「コノシロ付きのシーバスでも狙いましょうかねぇ。」と当然なる訳で、そのポイントへ向けてボートを走らせるリュウちゃん号。ちなみに、この時期はそのコノシロ付きのシーバスを狙うか、沖のタンカー周りのシーバスをランガンで探し回るスタイルの二択。コノシロ付きは大物中心で一か八かの釣り。それに対してタンカーのランガンはサイズはそこそこだけれども、魚が全く出ないということは稀なのです。

で、スタートは漢らしく、ただ暗い海に向かって20センチのフライを遠投して引き続ける。引いて引いて引き続ける。何も手応え無し。潮は緩すぎてタルタルな動きだったので「あれ?リュウちゃん、今日は何潮だっけ?」と問うと「長潮。もうすぐ潮止まりかなぁ・・。」このままだと同船者と共倒れになってしまうので、お客さんのおでこを回避するべく、タンカー撃ちに切り替え要請。同船者はすぐにエンリコをキャストしてヒットに次ぐヒット。私はビースティチェンジャーをそのまま投げまくったが何も手応えなし。投げたフライを見ればその後ろで水の揺らぎが見えるので、シーバスはデカイフライを食いきれずにいるらしく、ロッドにはゴツンとアタリさえ出ない状態。

どうする俺?

漢らしく散る予定だった私は「このタンカーの裏面を狙って終わりですよ。」の一言に負けて、フライをチェンジするのでありました・・・。

そんな不甲斐ない釣りは以下の通り。お暇な方はご覧ください。

ビースティチェンジャー
ビースティチェンジャーを前夜にタイイングする私。このフライを作るのに1個1時間以上かかるので、大変なんです。エアフロのスナイパーラインに左のビースティチェンジャーを結び、漢らしくこの一本でやり通そうと決めたのは乗船前の話。
横浜の夜
横浜の夜。潮は長潮でバター飴を溶かした様なトロ〜ンとした海。水面に浮かぶ泡は動かず。水面へのざわつき無く、コノシロ付きシーバスを狙うには時合いが来ていないと悟った時間。これ以上流し続けても反応はないだろうと、仕方なくオデコ逃れへと向かった僕ら。
シーバスフィッシング
タンカーに沿うようにフライが入れば、ロッドはグイッと曲がってくれます。私は20センチのフライを投げ続けるも、チェイスがあるがフッキングには全く至らず。それにスイッチロッドをダブルハンドでオーバーヘッドキャストをするとコントロールが効かず、船に沿わせてフライをキャストする事が難しいのです。
シーバス
一緒に行ったお客さんは次々にキャッチするのですが、サイズは60センチ平均でどれもデブっちょでもの凄い引きです。
シーバスキャッチ
良いタンカーに当たれば本当に良く釣れるシーバス。「タンカーの裏面で最後ですよ。」の一言で、初志貫徹の言葉が崩れて釣れているエンリコミノーを結んでしまった私。
エンリコミノーでキャッチ
フライを変えて仕舞えば、一投目で釣れてしまう60アップ。タンカー周りはカタクチイワシなので、やっぱりシーバスはマッチ・ザ・ベイトなんですね。沖の深い水深にはコノシロはいません。
ダブルキャッチ
フライをエンリコミノーに変えて仕舞えばダブルヒットも至って普通。ただこの日は長潮だったので、同じポイントで入れ喰いというレベルでは無く、一つの面で2本釣るとその後は静まり返る事が多かった。
シーバス
出船前は「4タコなんてへっちゃらさ!」なんて言っていた私は、舌の根も乾かずフライを変えた。そりゃ隣りで入れ喰ってたら気持ちは揺らいでしまうよねぇ。シーバスは今、真っ盛り。あなたもエキサイティングな夜をいかが?

オデコはオデコを呼ぶ伊豆半島のフライフィッシング

最近、心にポカンと穴があいた様になんか釣りに身が入らなない。ついこの前までアレを釣らなきゃ、コッチも釣らなきゃと、忙しく動き回っていた筈。しかしこの秋になってから何故だか心に隙間が空いたかのように、そのやる気スイッチが入らない。年末までの毛高き目標は残すところオオニベのみとなったのだが、かえってこんなユルユルな気持ちの方が、気負いが無くて良いのかもね。

さてそんな目標が定まらない今週は何をするかを散々迷ったのだが、行った事のない管釣りへ行くか、はたまた堤防のフライフィッシングの二つに絞った。気持ちを上げるために過去のブログを見ていたら堤防釣りの楽しそうな姿に感化され、唐突に海へ行きたくなったのであります。久しぶりにカマスでも行ってみるかな、と・・。

千葉の南房の東京湾側はコロナ時の入門釣り人のマナーの悪さに釣り規制が著しく厳しくなり、昔僕らが行っていたポイントは釣り禁止になってしまった。ならば今回は気分を変えてあまり行く事がない伊豆半島へと繰り出してみたのですよ。

前日に見立てたのはU港とK港。夜明け前から釣りをすればなんか釣れるでしょうと、たかを括って出かけた私(もちろん情報を拾ってこの二つに絞ったのですが)。そんな中途半端な気持ちが良くなかった・・。ということで先だっての火曜日はオデコ記録を伸ばしに行って参りました。大した話じゃないですが、私の釣行備忘録にお付き合いください。

カマスを狙いに来たのですが・・
夜明け前にU港へ着き、早々に釣り開始。初めての場所で勝手が分からないから、そこらじゅうの釣り人に話しかけて情報収集してみる。するとカマスのカの字もないじゃありませんか。「今月に入って魚は抜けちゃったよ。」と。カマス狙いでまる二日間投げ続けてオデコの方が語った言葉。まぁ、それ以外の何か釣れるでしょうと投げ始めましたが、漁港周りはトウゴロイワシのみであとは何もおりませぬ・・。唯一の釣果は沖側へ向けて遠投を繰り返すルアーの方がショゴとワカシを朝イチに掛けたのみ。ほとんどの方が肩を落として空手で帰るのであります。朝2時間粘っても生体反応があまりにもないので、新たな漁港を目指して移動です。
コマセで鯖を釣っていた漁港
次に訪れたのがK港。ここでもひと通り釣り人の話を聞いて回ったのだが、「サバしか釣れないよ!」というネガティブワード。私にすれば鯖が釣れるのならばそれで充分じゃないかと言いたいところ。が、その鯖も沖へ向かってコマセを頻繁に打っている方のみが釣れていて、フライにはうんともすんとも言わず。その後潮止まりになってしまい半ば諦めた私。そこでふと思ったこと。「そういえばここから一碧湖や松川湖が近いじゃん。頭を切り替えてレインボー狙いにしちゃおう!」これがいけなかった・・・。
松川湖
松川湖へ到着しすぐに自動販売機で釣り券を購入。以前訪れた時にはややこしいルールが沢山あったのですが、漁協のページをみるとその区分がなくなった様。早速釣りを開始するべく湖をざっと見ると以前よりも水位が少なめ。これならば釣れるのではないかとロッドをウィンストンに持ち替えてスタート。んがしかし、ここのルールはウェーディングが禁止なので、インレットの浅瀬はシャローすぎて釣りにならず。急深を探していくつかのポイントを探るも、雑魚の反応もなし・・。
松川湖でオデコ
以前来た時はライズがあってそれを狙ってヒットまではしたものの、ランディングに失敗。その場所で色々と試してみるものの今回は何も無し。ライズ無し、雑魚無し、アタリなし。ポイントをいくつか変えたところで一度ボイルが起きたが、バスの様。地元の常連さん曰く、レインボーは真ん中の筋以外はまだ回っていないとのこと。結果、何をやってもダメだったので、ボイルするバス狙いに切り替えボイル待ち。夕方5時過ぎに目の前で起きたボイルにフライをキャストしようやくヒット。んがしかし、すぐにフックアウトしてしまいました。もう周りは暗がりになってしまいここで終了。一日中釣り続けて海水も淡水も見事にタコったのでありました。あ〜ぁ。

何をやってもうまくいかない日もあるさの本栖湖釣行

本日の事、早めに出勤して仕事を終わらせたらブログ書きやタイイングに精を出そうと家を出たら、電車は線路内への人の立ち入りとのアナウンス後に完全にストップしてしまった。他の路線へ乗り換えを促すアナウンスが流れるけれど、そんなもんはすぐに動き出すだろうと思ったらいつまで経っても動かず。仕方なく別の路線に乗り換えて出勤すれば、結果的に出勤時間はいつもと同じ。私が通勤するJR路線は混雑と遅延で悪名高い。歳を取るごとに世の中のスピードは倍速早回しで進んでいると感じるけれど、こんな無駄な時間が重なると、ただため息ばかり出てしまう。先だっての本栖湖もなんか似た様な感じで歯車が噛み合わず何事もなく終わったのでした。

まだ水温が落ち切らないこの季節は、朝の2時間が本栖湖の勝負どころ。現在の日の出時刻は6時頃でその30分前から空は明るくなり始めるので、タックル準備を考えると大体5時過ぎには到着したいところ。その予定に合わせていざ中央道へ乗ると、八王子〜相模湖付近での事故による通行止め。進んでいるうちに解除されることを願ってはみたものの叶わず、八王子ICで降りて相模湖ICで乗り直さなければならない始末。結果、都留を過ぎる頃にはすでに周りは明るくなってしまい、時合いを逃した到着となってしまったのが今週の本栖湖釣行。

水温がまだ下がり切ってないこの季節の日中ピーカンは、時合いが過ぎれば何もやる事がなし。結果、晴天の中いくら爆投した所で湖からの反応は何も得る事ができないのでありました。ま、ハプニングがあれど釣れないのはいつもの本栖湖ですな。

釣れないで何のボキャブラリーもないから以下の文章は大して面白みがないかもしれませんが、現況を知りたい方はご覧くださいまし。

本栖湖
シーバスと同じく本栖湖も良い季節に入ってきたので、釣り人がとても多い。それよりもキャンプ場が大盛況で、今までは夏季しか営業していなかった大久保キャンプ場までもが開いておりビックリ! よって大久保浩庵荘はキャンプの人々に埋め尽くされ、釣りができません。さらにサップとカヤックで楽しむ人々の群れ。さらにさらに、エレキをつけたボートがぷかぷか。後に漁協にて聞いたら、今秋もヒメマス解禁を断念した代わり、その期間だけボートフィッシング(レイク狙い)用のボートを貸し出しているとのこと。
本栖湖
北西風が当たる観光駐車場がある側はわりかし水温が落ちて的水温になったけれど、風裏になる北西側が何だかまだ生暖かい。それも湖に浸かっていると暖かくなったり、冷たくなったり。まだターンオーバーがイマイチなのかもしれない。透明度が高く足元を見れば南国のフラットでボーンフィッシュを狙っているかの様。
本栖湖
サップやカヤックが発着する観光駐車場は釣りをしていると、目の前をボートが行き来するので釣る気になれず。ポイントを探すというより静かな場所を求めて長崎付近で釣りをする。といっても人気のポイントなので釣り人だらけで、前後への移動ができず。
本栖湖
現在は紅葉真っ只中で、釣り場でぼーっとしているだけで充分に本栖湖を満喫できる。あ、もちろんお魚が釣れた方がもっと良いんですが・・。日光に比べると真っ赤が少なめですが、温かみのあるオレンジが映えていて、気持ちの良い季節です。
本栖湖
時に爆風がふっと止まる。湖面が静まり返った時に、ゴミ溜まりでライズをしないかと探し回る私。本栖湖ブルーのグラデーションを楽しみながらその幻影を追うのですが、今回は残念ながらハヤのライズさえありませんでした。
本栖湖
先日のレイクトラウト大会のパンフレットなのですが、湖底図が記載されているので余ったものを漁協で配っています。これを見ればどこが急深なのかわかりますが、国土地理院の湖沼図でもわかります(こちら
爆投本栖湖
ラストは寺前にて投げ倒すも、湖面に腕押し(何も手応え無し)。爆投はキャス練と考えて本栖湖を去るのでありました。
本栖湖
今回の収穫は綺麗な富士山を見れた事かな。ちなみに帰りは大渋滞にハマり、途中で一般道へ降りるも今度は下道でも事故があり、その惨劇を横目でみながら行きも帰りも渋滞だらけの本栖湖でした。ま、その事故に巻き込まれなかっただけよしとしましょうか・・。

秋シーバスはご機嫌斜め(爆風に見舞われた横浜港)

日増しに寒さを感じる夜になると、「そろそろランカーサイズが動き出すかな。」なんてポジティブな気持ちになってくるのは私だけではない筈。僕らはランカーに恋するランカーバスターズ。ランカーシーバスに思いを寄せて、釣りへ行けない日にはバイトシーンを想像しながらエンリコミノーやビースティーチェンジャーをニヤニヤしながら巻くのです。

シーバスのフライ歴が長くなるとそのフライの残骸は凄まじい量でして、一度使って壊れたものはお店のロッドラックの上に放置されます。巻き方のパターンが分からない方にはその壊れた歴戦のフライたちをサンプルに差し上げていますが、それ以外にも船上に持ち込むバッカンの底にも沢山溜まっていたりして。でも、この歴戦の勇姿たちの中にはビースティチェンジャーなどの大型フライがありません。その理由は大型フライはオープンウォーターでひたすらキャストを続けるので、根掛かりやストラクチャーに引っ掛ける事がないのでフライが壊れないのです。魚を釣った場合に壊れてしまうケースが稀にあるのですが、70アップ以上のサイズはそう沢山は掛かりませんから、フライが駄目になってしまう事が少ないんですね。

またビックベイト(メガフライ)を一つ作るのに大体1時間くらい掛かってしまうのでので、その労力から簡単には人に上げることはできず。大物をキャッチして壊れたものは再利用(マイナーチェンジ)して使おうと企む訳です。そのおかげで20センチ前後ある大きなフライは減るどころかひたすら増え続けているのが私のフライボックスの現状。

気持ちはそのメガフライを投げまくってランカーサイズを釣りたいのですが、コノシロ好きシーバスはまだ集結量が少なく、私のスイッチロッドは未だ眠っている状態。この後いつランカーサイズが爆発するのかを予想しながら私のフライたちはまだ息を潜めています。

先だってまた横浜の海へ出掛けてきたのですが、ランカーの気配はまだ遠く、爆風に翻弄されながら釣りをしておきましたとさ。そんなシーバスの様子は以下の通り。

現在の状況が知りたい方、またはお暇な方はその様子をご覧くださいまし。

シーバスフライの残骸
ハーミットのロッドラックの上にはこんな感じで、歴戦のフライたちが無造作に置かれています。もちろんトラウト用のフライもあるのですが、シーバス用のフローティングミノーは5本も釣るとボロボロになってしまうので、他のものよりも圧倒的にその残骸が多いんです。
横浜のシーバス
そろそろ大物狙いのシーバス便かなと思って予約したのですが、爆風で釣りをする場所が制限されてしまい、今回は風裏を探しての釣り。そのため行きたい場所へは行けず、シーバスのサイズが上がりません。
シーバス
狙いはランカーだったので、真夜中の数釣りではなく、夜明けの時間を挟んでの時間帯の釣り。しかし、明るくなるにつれて爆風はさらに強くなる一方。
シーバス・シークロ
今回もシークロのリュウちゃんがボートキャプテン。風裏探しに苦労してました。今回は3名乗りで爆風にて交代しながらの釣りになりました。
横浜の海
夜が明けて狙うのはタンカー周り。この日は北東風だったので、風が吹く方向に付けられたタンカーはこんな感じで凪いでいる状態。しかしフローティングミノーに飛び出てくるシーバスはオチビちゃんばかり。
タンカー撃ち
風があたる面のタンカー周りは立っているのがやっとという程のシケ状態。風は真後ろから吹いているので、バックキャストが潰れてとても投げにくい状態でタンカーの隙間の奥の奥へフライをキャストする。
シーバス
タンカーの隙間で最初は50センチぐらいのが釣れたのですが、連続して同じポイントを狙い続けると、シーバスのサイズがここまで落ちました。最終的に数はまあまあ釣れたのですが、行きたい場所へ行けずに全体のサイズは前回よりもダウンしてしまいました。ま、こんな日もありますわなぁ。
フライタックル
という事で無事終了し、桟橋でリールの潮を洗い流す僕ら。シーバスに魅了されると道具はどんどん良いものが欲しくなってしまい、結果ハーミットのお客様はティボーだらけとなるのです(一部ハッチ)。ここにあるロッドとリールで軽自動車の新車が買えちゃいますなぁ・・。