バレンタインデーの夜に人妻からチョコを貰う横浜ナイト・シーバスフィッシング

TVドラマやアニメでイケメン男子が山盛りのバレンタインチョコレートを貰うシーンがよくありますが、身の回りにそんな人っていた事がないので現実にそんな事ってあるんですかねぇ。他人様にチョコなんて貰った記憶なんてほぼ無い私ですが、小学2年生の頃だったかな、クラスの男子を数名を並ばせて不二家のハートチョコレートを配った子から貰ったこと位しか記憶がない・・。ま、呑兵衛の私にはチョコなんて物は無縁なのであります。

最近のシーバスフィッシングは自身がボート予約することは少なくなり、「一緒に来ませんか?」と誘われるボートに便乗するのが多くなったのですが、先だっての金曜日の夜もそんな感じで誘われて横浜の夜へと繰り出したのでありました。

「昨日は寒波爆風だったから出船なんてしなかったのでしょう?」と、シークロのリュウちゃんに尋ねると、風をものともせず出船したそうで、そんな中でもよく釣れたと言うお話。僕らは穏やか風の中で出船したので、今宵は楽勝のフライフィッシングかと思いましたが、釣りを始めた途端に同じく爆風です。しかしながらお魚はどのポイントにもおり、満遍なく釣れる状態。風の冷たさを感じながらも私は適当に釣った所で、皆さんの釣りを見物していました。

ひとしきりシーバスフィッシングを楽しんでまどろんだ頃、ご夫婦の奥様から渡されたチョコレート。そこで今宵がバレンタインデーだと言うことにはじめて気付いたのであります。するとリュウちゃんが一言。

「おぉ、人妻からバレンタインデーのチョコレートを貰った!」

人妻という表現にオトコはつい妙な気分になってしまうのですが、なんか久しぶりに貰ったチョコレートを食べたら、空っぽだった胃袋と心がほんのりと温かくなった夜でした。

そんなシーバスナイトは以下の通り。お暇な方はお付き合いください。

EPミノーならぬ、SAAPミノー
来週にはEPファイバーは入ってくると思うのだけれど、マテリアルがどんどん値上がりしているので、国産のSAAPフロートビズで巻いてみたSAAPミノー。ファイバーの長さの関係があって全長は9センチが最大。でもEPミノーと遜色なく巻けることが確認できた。ということで、この1本を持ってシーバスフィッシングに参戦。
バチゴカイ
シークロの出船場所であるDマリーナへ行くと、桟橋の周りにはたくさんのバチゴカイ。バチシーズン到来ですなぁ。
シークロ
実際には各ポイントにはまだバチ抜けはしておらず、普通にミノーを喰っている様。ポイントはタンカー裏、桟橋のライト、温排水周りなど。どのポイントもお魚は満遍なくいました。ただサイズは慣らしたように40センチ大ばかり。
横浜のシーバス
一本だけ巻いてきたSAAPミノーはご覧の通り丸呑み。ベイトサイズがあっていたのかな。
カタクチイワシ
シーバスが吐き出したのはカタクチイワシ。大きさは7センチ前後といったところ。バチゲロ(バチを食べている時に吐かれる汚いドロドロのもの)は吐かなかったので、実際にはバチ抜けはこれからなんでしょう。
シーバス
今回は数にしたら3人で相当数釣ったのですが、サイズは慣らして同じ。今回はヒラスズキは1本も混じりませんでした。フライはこの一本だけで釣り通したのは、灯りの乏しい状態で老眼鏡無しだと交換するのが面倒だという事・・。
工場夜景
横浜夜景は工場から立ち昇る煙とライトアップされた無機質な工場の前で、シーバスフィッシングが繰り広げられます。煙の角度で風の強さがわかりますヨ。
チョコ
「はい、チョコレート。」と手渡されたチョコボール。普段は甘いものをあまり食べない私ですが、釣りの時は疲れているのでチョコをよく食べます。夜飯をほとんど食べずに出船したので、チョコがお腹に染み渡りました。
シーバス
夫婦でダブルヒットという場面は幾度となくある位、沢山釣れた横浜ナイト。次回はおかずを釣りにメバルでも狙いましょう!

坂本龍一を偲んで船上のメリークリスマス(シークロにて)

私はYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)世代でして、私が若い頃にリリースされたアルバム、「SOLID STATE SURVIVOR』に収録されたライディーンテクノポリスが流行ってました(当時タケノコ族がこの曲で踊ってましたヨ)。その後にサードシングルである「増殖」の要所に挟まるスネークマンショーのパロディにもハマりましたなぁ。

いまだに色褪せないYMOのメロディですが、昨年にフライフィッシャーマンであった高橋ユキヒロさんが亡くなり、それを追うかの様に坂本龍一さんも逝ってしまった事は悲しい限り。私の車のBGMは未だに若かりし頃のものから変わってないので、車から流れるYMOの曲を聴きながらふと思い、タイトルにあるスネークマンショーの様なパロディ企画を先月から考えていたのであります。まぁ、この歳になるとクリスマスは暇なので、たまには弾けてみたくなった訳ですな。

ノリノリの私に賛同して頂いたお仲間と、シークロのリュウちゃんを巻き込んだ今回のシーバスフィッシングは、「クリスマスっぽいフライを巻いてそれでシーバスを釣り、全員が釣れたらケーキを食べながら船上(戦場)のクリスマスをしちゃおう!」というもの。

こんなおお馬鹿な企画に付き合っていただいた釣り仲間とシークロに感謝いたします。昨日の様子は以下のような感じでした。お暇な方はぜひお付き合いくださいまし・・。ハーミットはこれからも遊び心を忘れずにフライフィッシングを楽しんでまいります。

シーバスフライ
今回の企画の為にそれぞれが巻いてきたクリスマスフライ。一番活躍したのは左にあるノッポさんの様なサンタクロースのフローティングミノー。赤白のパターンはやっぱりシーバスはお好きな様です。右上の私が巻いたパターンは見た目重視なので、結果的にクリスマスカラーのゾンカーを中心に実釣。右下のトナカイとサンタはジョイント式。今回は大きいトップへの反応は無いと判断し、このフライは後日別の機会に使う事となりました。
シークロのリュウちゃん
「フォ、フォ、フォ〜! メリークリスマス!」と現れたサンタさん。今日は僕らに60アップのシーバスをプレゼントしてくれるでしょうか? クリスマスイブの夜なだけに期待が膨らみます。
シーバスフィッシング
今回は全員コスプレにての参加。気心知れた仲間だけなので羞恥心はありません😆
トナカイがシーバスを釣る
「全員が釣れないと、ケーキは抜きですからね!」と私が言うと、トナカイさんはいきなり一投目からヒット。今宵はシーバスもクリスマスの演出をしてくれる様です。
サンタガール
サンタガールはそれに続けと直ぐにシーバスをゲット。本当は赤い衣装に身を包んでいるのですが、あまりの寒さに上着を着込み過ぎて見えません。
シーバス
今回のシーバスは僕らの気持ちを汲んでか各所で良型がヒットし、場所によっては入れ食い状態。フライなんて交換する暇もありませんでした。サイズは40〜70センチ弱までで、全員二桁以上は釣ったかな。
横浜の夜
クリスマスイブだから街の灯りはクリスマスカラーに染まるのかと思いきや、横浜の夜はいつもと変わらない景色が広がっていました。
シークロの船上
全員が沢山シーバスを釣ったところで、船上のクリスマス・パーティが始まりました。リュウちゃんサンタも美味しそうにショートケーキを頬張っています。それにしてもリュウちゃんのサンタ姿は似合いすぎ。来年も同じ企画をやるのであれば、3ヶ月前から髭を伸ばしてもらわないとね。
フローティングミノー
サンタクロースのフローティングミノー(左)は釣れ過ぎて見るも無惨な姿に・・。その後二番手に登場したのはトナカイのフローティングミノー(右)。オレンジの角が良い具合に引き波を立てていました。
メリークリスマスな夜
クリスマスイブはクリスマスへと突入し、僕らは大はしゃぎでシーバスのフライフィッシングを楽しみましたとさ。これにて私の2024年フライフィッシングはお終いです。多分・・。

爆風スランプの『Runner』を口ずさむシーバスフィッシング(シークロ)

強風と言われれば、まだ何となくフライフィッシングもできそうですが、爆風と言われると、「今日は中止だな、中止。」と言いたくなる事でしょう。しかしハーミットブログの検索欄に「爆風」と入れてみると、意外に爆風の中での釣りって多いんですな。

ハーミットのシーバスボートフィッシングの歴史は長く、ハーミットが所有していた世捨て丸以前にボスパーというお仲間のボートで釣りをしていた25年以上前のこと。爆風の中で新砂水門の真ん中でシーバスがボイルを続けているものの、あまりの爆風でキャスティングできないんです。そこで船を風上側に回し、風下に向かってフライラインをロッドを持ち上げた状態で伸ばすとそれは凧上げの様になり、海面にフライラインが付きません。その爆風を利用してラインを伸ばすだけ伸ばし、ロッドを下げて水面にラインを着水させて、ノーキャストでシーバスを釣り続けたという事がありました。

先日の金曜日夜はそこまでの爆風ではないものの、風裏を探してポイントへ到着すると風が逆方向になり、その風に翻弄されるという全アングルでのキャスティングが必要な釣りになってしまいました。風が右から吹いたりその逆になったり。そんな時にどんな向きでもキャスティングができるようになっていれば、普段のキャス練の成果が出るんですな。

今年もあと一週間となってしまいましたが、皆さんはフライフィッシング納めへ行かれましたか? 私はあと数回釣りへ行く予定でオリマス。

ということで、金曜日の夜はこんな釣りでした。お暇な方はご覧くださいまし。

『Runner』 歌:爆風スランプ(一部抜粋)

♪〜
かげりのない少年の季節は過ぎ去ってく(今でも僕らは少年の心)
風はいつも強く吹いている(冬の北西風はツライ)

走る走る俺たち(ボートで)
流れる汗もそのままに(キャスティングで汗かいた)
いつかたどり着いたら(シーバスの境地に)
君にうちあけられるだろう(そのパターンを)
〜♪

シークロ
今回の釣りはシークロの伊藤キャプテン艇。よりによって出船した途端に爆風となりました。最初は南が吹いていたのですが途中から北に変わり、のちに北西風です。海面は常に波立っている状態。
シークロ1
最初の数カ所は音信不通でしたが、その後は入るポイントは常に反応あり。海面が波立っている為か、澄み潮でもお魚の喰いは良い状態。
シークロ2
爆風に負けず工夫をしてキャスティングを繰り返せばご覧の通り。フライはホワイトゾンカー。
シークロ3
良い場所はサイズこそ伸びませんが、数釣りが楽しめました。風のせいかお魚はストラクチャーにタイトについている事はなく、どちらかというと灯りの外側についてました。
シーバス
昨年ハチマルを取ったお客様ですが、今年もロッドが中々立たず上がってきたのはこのサイズ。大物は隅っこが好きみたいです😆
シーバス
私はチューブフライを持ち込んでシーバスに遊んでもらいました。今回のシーバスサイズは30〜70弱という感じ。コノシロシーバスシーズンはほぼ終わりましたが、お魚の引きはまだまだパワフルさを感じた横浜の夜です。
シーバス4
これにて今年のシーバスフィッシングはお終い、と言いたいところですが、明日も寒さにめげずに出掛けてきます。皆さんの釣り納めはもう終わりましたか?

思いを込めたフライにシーバスの心ここにあらずの片想い

この秋、私はすでに何回シーバス船で東京湾へ繰り出しているのでしょうか。ランカーは時に思わせぶりに大きなフライにチェイスしてきたり、私のフライを通り越して隣りの仲間にバイトしたり。お魚の心はいつも読み切ることはできません。しかしながら経験はたくさんあるので、それを元に新たなフライを巻くのが好きな私。フライは思い浮かんだ新しい発想を盛り込み、シーバスの餌となる今季のベイト(小魚)を見てサイズを決め、前回思い通りにならなかった部分に改良点を加えて新たなパターンを生み出すのです。

釣り人は暴走族ならぬ、妄想族。

釣りへ行く前にはすでにそのシチュエーションが頭の中で妄想され、イメージトレーニングはいつでも万全。創作された新しいフライは使う前からその一挙一動が瞼の裏にある妄想の世界でモンスターが釣られているので、ボートへ乗り込む時には自信満々でポジティブな気持ち。

「さっき(前便)までボイルがすごかったので、今日は大丈夫でしょう。」なんて言われた日には、我が心そこにあらず。一投入魂、フライに魂と愛を込めてポイントへ投げ込むのです。都会の明るさを教えてくれる夜空の曇天は、星空の瞬きと違い日没直後を思わせる明るさ。その下にはロリとした光沢のある暗い海があり、キャストされた大きなフライが海面に引き波を立てながら戻って来るのが見えた。一投、二投、何事もない。さらに投げ続けると、その運動量から汗が噴き出てくる。しかし夜の海は極めて静かなのである。釣れそうな予感からか何度も同じポイントへ船を戻す船長だが、結局私のフライはシーバスに気に入って貰えられずにチェイスすることさえなく、暗い海にただ小さな引き波を引き続けるだけであった。

その後オデコ逃れのための数釣りを目指すもボイルはほとんどなく、『前便まではすごかったのに。」という言葉とは裏腹に、僅か6〜7時間で海は一変し僕らは型を見るのも難儀した横浜の夜となってしまいました。

今年の私は妄想が現実となる事が何一つもなく、その想いはいつも片想いのまま。一つも身を結ばないという事は、私はお魚の気持ちがちっとも分かってない独りよがりな釣りをしているのでしょう。それはまるで片思いの恋愛と同じなんだなぁ、と感じた夜でした。

帰りの車中ではハマショーの『片想い』がヘビーローテーションで掛かっていた事は察しの通り。私の釣りは一体どこへ向かっているのでしょう?

タガメン7号機
秋のランカーシーバス狙いに使う私の大型フライは2系統。一つがビースティーチェンジャーというジョイントフライで少し沈むもの。こちらはタガメンというフローティングミノーで、現在のモデルはチューブ・ジョイントタイプ。大きさは18センチほど。軽くて投げやすく引き波がアピールするフライ。毎回、妄想の中では相当釣っているのですが・・。
横浜の海
夜空は街の明かりを反射し、夜全体を朧げな怪しい釣れそうな空間を醸し出す。
ヒラスズキ
今回の釣行は決して何もなかったわけではありません。良い時期なので現実が妄想を上回る事がなかったと言っておきます。写真は最近よく釣れるヒラフッコ。
シーバス
タンカー周りのボイルはたくさんあったのですが、追っているベイトが小さいのに加え、シーバスのサイズも小さかったです。
シーバス
今回は各自数本の釣果でシーバスクルージングは終了し不完全燃焼。そして昨日はキャスティングスクール後に朝霞ガーデンへ行ったのですが、私の心は管釣りでは満たされなくなってしまいました、ふぅ・・。私の気持ちはどこへ向かうべきなのでしょうか? 今年もあと1ヶ月余りですが、現在は宮崎遠征に向けて体力作り中でゴザイマス・・。

ミッドナイトのシーバスフィッシングはフィッシングハイになる(シークロ)

ランカーシーバスのハイシーズンは現在進行中ですが、その週末予約は大体2ヶ月前には全て埋まっている状態。なので、最近はシーバススクールを開催するにしても週末を抑えられないので、スクールというよりはお客様の予約した船に乗せていただく日々が続いています。しかし予約をお客様任せにしたことで今度はお誘いが重複し、近々にお誘いを頂いた方はお断りする羽目になってしまいました。ですがそんな乗らなかった船の時に限ってランカーがイレグイだったなんて話を聞くので、私はとことん運が無いのだなぁと感じでいる今年のフライフィッシング。

今回「11/9の夜便のシーバスに行きませんか?」のお誘いに二つ返事で承諾したのはかなり前のこと。シーバスに関しては毎週のように出かける予定でフライもタックルも準備万端でいつでも出撃準備中だった筈。日程が近くなった頃に出船時間を確認すると、夜の23時とかなり遅い時間だと判明。そうなると終わるのが夜明けごろになるので、当日の仕事を考えると家に帰っても寝る時間が無いので店でシュラフ広げて雑魚寝かなぁ。いい歳こいてやっている事は学生時代と何ら変わらんのは、釣り人だけなのでしょうか。

普段は子供のように8〜10時間の睡眠時間を取る私にとっちゃ深夜便はかなりハードな睡眠スケジュール。なので急遽マッキー店長に日曜出勤をお願いして、私はシーバスから帰ってきたらガッツリ寝る予定にしました。さて、そんなランカーを求めて出向いたシーバスフィッシング。早速やらかしたことは現場へ着いてタックルを組み始めると、肝心のビックベイト用のスイッチロッドを忘れてきた事が判明・・。

ということで、今回は必然的にビックベイト無しになり、片手を忘れてきたような感覚での釣行となりました。お暇な方はどうぞその様子をご覧くださいまし。

本日の戒め:大物狙いは数打ちゃ当たる作戦よりも、計画的な行動を!

シーバス
ここのところ景気の良い話が多いシーバスのフライフィッシング。スイッチロッドを忘れてきた訳ですが、諦めの悪い私はとりあえず9フィート8番のロッドにスイッチロッドラインを入れて20センチ弱のフライを投げてみました。ですがロッドが折れそうなので直ぐにやめました😆
シーバス
なので今回はコノシロ絨毯を狙わずに各所の灯りの明暗部を攻めて、その中から少しでもサイズの良いのが取れればという期待を込めてのフライフィッシング。大物集結のコノシロ絨毯と違い、湾奥の明暗部は50センチ台が中心。昔だったらそれで充分楽しめたのですが、湧き上がる釣欲が満足させてくれません。
タンカー
サイズが良いシーバスは運河内の明暗よりも沖のタンカー周りの方が一回り大きいサイズ。風と潮が当たる面を考えながらシークロのリュウちゃん船長が吟味しながら良い場所を探り当てます。
シーバス
タンカーの隙間では70弱までのシーバスがお目見え。全体的に肥えているシーバスが多く、トルクのあるファイトが楽しめました。
シーバスフィッシング
隙間フェチのシーバス狙いは、係留されたタンカーとラバーバンパーの間を狙います。そのためキャスティングできるのは1名のみなので、交代制の釣り。
シーバス
隙間シーバスは沖のタンカー周りで掛かるサイズよりもさらに一回り大きく、そのトルクのある引きを存分に楽しみました。フライはEPミノーが中心。
シーバスフィッシング
普段ならばこんな時間まで起きていられない私ですが、飽きる事なく中型サイズ以上の数釣りができたので、全く寝ていないのにフィッシングハイになっている状態のまま夜明け前に終了。さて、このまま帰って爆睡することとしますか・・??
神奈川県の管釣り
何故に最後の写真が虹鱒?と思ったあなた、ハイそうです。そのまま帰らずにお客さんが某管釣りへ行くのを知っていたので、そのままそっちへ向かいました。不眠ですがフィッシングハイになった状態で、そのまま16時まで釣り続けたのでありました。私がどれだけ釣り馬鹿であるかがお分かりになりましたか😆

南西諸島の反省会は東京湾で行うシーバス三銃士(横浜・シークロ)

急に涼しくなった東京湾の風は一気に秋モード。各所でコノシロを食べるランカーシーバスの話が出てきたので、先だってまで南西諸島でボーンフィッシュを追い求めた3人組は、ランカー狙いのシーバス三銃士へとなる季節。狙うは夢のメーターオーバーで、3人の合計で2.5m超え。しかしまぁここ数年の私は何事もパッとせず燻り続けているので、まだ新しいフライパターンを巻く創作意欲が沸かない。なので昨年までに巻いたタガメンやらビースティチェンジャーをかき集めて、横浜の海に出ることになった。そういえば昨シーズンはハチマルサイズは一本も取ることが出来なかったんだよなぁ・・。

全てに対して弱気な釣行になってきた私は、20センチあるフライを出船時間内引き倒す一か八かの大物狙いに固執したくはない。今回は暗いうちにササっとシーバスをキャッチしてオデコを逃れ、夜が開けたらランカー狙いに徹するという、弱気な安全牌の設定で横浜港を出港することにした。

思惑通り夜の釣りは順調で、おぼろげな灯りの下でシーバスがボイルを繰り返し、タイミングよくキャストすれば、フローティングミノーは飛沫と共に水中へ引き込まれていく。うんうん、今宵は順調だな。

太陽が横浜の街並みに色を添え始めるのと同時に、水中ではコノシロがまとまり始まる。それに合わせてシーバスボートが各所からコノシロ絨毯を目指して集結するのである。

「は〜い、今日はシークロ得々セットの日、シーバスは時間内の釣り放題プランですから、じゃんじゃん釣ってくださいね〜。」とシークロの船長であるリュウちゃんがジョークを飛ばす。確かに釣りたい放題だけれど、トップウォーターを引き倒すランカー便はキャストを続けたところで、フライへアタックするシーバスは数えるほどしかない。したがってキャッチできる数は知れている。大きなフライを20投もすると疲労が蓄積。そして自分のフライに疑心暗鬼。真っ赤に映る魚群探知機は壊れているのではと疑ってみる。やがては今日は沈めた方が釣れるのでは、と思うのである。

今回シーバス三銃士の投げるフライは全員がタガメンで、それも私が新作を作るたびに古いものを彼らにあげるので、私が使うのが最新式。そして彼らはそれぞれ零号機と4号機あたりのタガメンを結び、ひたすら投げ続けていた。最初に口火を切ったのはタガメンの零号機を使ったM氏で、それは軽さを重視したモデル。私はというとバイトはあるものの、重さが乗るような強烈なコンタクトは無し。

ふむ、今日は上ではなく沈めた方が良いのではないかと思い始める私。船長のリュウちゃんが浮かせないと釣れないぞ、というのを無視してインターミディエイトのロッドを振り始めた途端、今度はタガメン4号機で後輩がナナゴー・オーバーをヒット。

「ほら〜、フローティングでしょう。インターなんて使うから釣れないんですよ〜。」とダメ出しされてしまった。

ロッドをもう一度フローティングタックルに持ち帰ると、また海は静まり返る。
やがて、「さあ皆さん、釣り放題の時間はあとひと流しで終了ですよ。」の声が掛かり、私だけがタガメンでキャッチする事ができず、終了と相成りました。

港へ向かう船の上で私は、今回釣れた大物は全て私が巻いたタガメンなんだと言い聞かせ、なんともやるせない寂しい帰港になりました。まぁ次回へのやる気スイッチが入ったから、よしとするかな。そんな昨日の様子は以下の写真の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

横浜の夜
朝4時スタート時点では夜景の綺麗な横浜。水面を照らすオレンジ色の灯りの下にベイトが群がり、それを狙ってシーバスがボイルする。そのベイトサイズにフライを合わせ、ボイルのタイミングでキャストすると、シーバスは水面を破ってフローティングミノーを水中へ引きずり込む。
ヒラスズキ
ポイントを運河から外海へ変えると、立派なヒラスズキがお目見え。南に多いヒラですが、温暖化と共に増え始めた気がします。
シーバス
私は夜が明け切る前に隙間フェチのシーバスをゲット。エンリコミノーを使って、停泊する船の隙間を釣るのである。
シーバスの釣り
停泊する船の隙間は約30センチ。そのラバーバンパーと船の隙間の奥の奥へフライをキャストするという、難儀を要求される。
シークロの朝便
空がブルーに染まり始め、人工建造物が色を取り戻した頃に、「そろそろだな。」とコノシロが集まるポイントへ移動する。気の早いルアー船は暗いうちからそのポイントを陣取り、僕らはブリがそのコノシロを追いかけ回して水面が炸裂している頃に到着した。
ビースティチェンジャー
コノシロが群れている時期に使うフライは17〜23センチほど。ビースティチェンジャーやら、タガメンやら。とにかく大きくて、軽くて、シルエットがはっきりしているフライを日夜考えている。
タガメン初号機
タガメン零号機でヒットしたランカー。このフライはとても軽くてシルエットがハッキリとしている。問題は水押しが弱い点。
タガメン4号機
後輩はタガメン4号機?あたりのフライでヒット。すでにタガメの形から別の生き物になったタガメンはお茶目なフライになっていた時期。水によく噛んで頭だけが水面に出ている。いずれもジョイントフライなのだが、後ろボディのシルエットがハッキリとしないのがこのモデル。それが良いのか悪いのかは、私の中で迷走中。
宴
朝便へ出かける為に起きたのは朝2時。釣りを終えて家に付き1時間の仮眠をとった後、南西諸島の反省会と称した宴が始まったのが14時。写真を見てお分かりの通り、4軒もの梯子酒を楽しむおバカな輩。家まで歩いて帰った筈の私は睡眠不足で公園で寝てしまったようで、気がついたのは真夜中だったというおバカです。

初心者が最短何ヶ月でシーバスをキャッチできるかを検証してみた件

「次のポイントで最後になります。」

シークロの伊藤船長にそう言われた時、頭の中にはファイナルカウントダウンのサビである、〜♪ It’s the final countdown♪〜 が脳内に流れ込んできた。私の場合映画好きでもあるので、カーク・ダグラス主演の同名『ファイナル・カウントダウン』も映像として出てくるのだけれど、今回はロックミュージックの話。

この曲はスェーデン出身のロックバンドであるヨーロッパが歌うのですが、私は決して好んで聞いていた訳ではなく、聴かされていたと言った方が良いのかな? 少し昔の話。私はとあるデパートへ出向で働かされていた事があるのです。その出向先で「本日の館内売り上げ目標まであと一歩」と言うところで、館内の社員を鼓舞するために、BGMとしてこの曲がかかっていたのです。なので、日々聴かされていたんですが、あともう少し売らねばならぬと思うと溜息が出てしまい、あまり良いイメージはありません。思えばこれ以外に雨が降り始めれば「雨に歌えば」が掛かるし、各フロアー毎の売り上げ達成局なんてのもありましたなぁ(我がフロアはバン・ヘレンのジャンプだったかな?)。

それはともかく、昨夜(今日)のシーバスの話。フライフィッシングはとかくキャスティングが大事なスポーツ。フライ人口が増えていかないのはキャスティングの難しさが理由の一つでもあり、逆にそのキャスティングが楽しくなってしまうと、フライ沼から抜け出せなくなると言うものであります。しかしながら”キャスティングは難しいぞ!” の、一点張りの業界だといつまで経ってもそれに躊躇して若者が入ってこないので、今回は始めて間も無い方がシーバスをキャッチするまでに、最短でどれだけの時間が必要かを検証しに行きました。お暇な方は以下シーバスフィッシングの様子をご覧くださいまし。

今回の戒め:キャスティングの難しさを伝えるよりもフライの楽しさをアピールする事に努めよ!

横浜のシーバス
今回シーバスにトライする方はフライ歴がまだ半年も経っていません。キャスティングレベルで言えばまだフォルスキャストのみで、実際にラインがターンする距離は10mくらいでしょうか。とりあえず私はそのサポートにまわり、釣れるまではこの私の竿は出さない事にしました。
シーバスのフライフィッシング
キャスティングスクールへの参加は数回のみですが自主練していらっしゃるので、コツを思い出せばフライラインのターンは5回に1度くらいの確率でビシッと決まります。但しまだ管釣り中心の釣りなので、シーバスがバイトしてもついロッドでアワセてしまいがち。それでも時間と共にラインハンドでのアワセを習得徐々にそのチャンスが増えていきます。
東京湾のシーバス
何度かのスッポ抜け、あるいはバーブレスフックによるラインテンションが抜けた際のバラシを経験した後、見事にシーバスをゲット。ボートへ乗ってキャッチするまでの時間は僅か1時間ほど検証終了。これはビギナーズラックではなく、釣りたいという気持ちから予習やきちんと自主キャス練をしてきた賜物でしょう。
横浜のシーバス
最初の一本を無事キャッチして頂いたことで私は一安心し、後方からフライロッドを振ることに。サイズはそこそこでしたが、今夜のシーバスはすこぶる反応が良かったです。
ヒラスズキ
コツを掴み始めるとあとは簡単。自分のキャストが決まった瞬間にシーバスはもんどりうって出てきます。初挑戦のゲストはヒラフッコをも仕留め、一夜にしてシーバス2種目を達成! 持っている人は持ってますなぁ。
横浜の夜
今回は明暗部がはっきりした小場所が中心でしたが、魚が全く出なかったポイントは一つも無く、必ずシーバスからのコンタクトがあったので、お魚はかなり入ってきている状態。あとはエサとなるベイトがもう少し入ってくれば、シーバスの活性は更に良くなる事でしょう。
シーバスフィッシング
気がつけば私がサポートせずとも次から次へとヒットする今回のゲスト。こんな良い日に当たった人はもうシーバス沼にどっぷりと使ってしまう事でしょう。
横浜の暑い夜
ファイナルカウントダウンのイントロが私の脳内をめぐり、ラスト数キャストと言われてもファイナルフィッシュをきっちりゲットして頂いた今回。シークロの伊藤船長を含め、シーバスのバイトを見て終始歓喜と笑顔が溢れていたシーバスフィッシングでした。今回のシーバスサイズは30〜55センチまででヒット数は数知れず。食べているベイトはイワシとサッパで前回同様の7センチほど。数が釣れたのはゾンカーで、フローティングミノーの方は魚のサイズが良かったです。今回の検証でわかったことは、条件さえ揃えば始めて間も無い人でもシーバスをキャッチすることは可能だと言う事。かといって相手は生き物ですから対価を払っても身を結ばない日もあるでしょう。いつかはやりたいでは無く、まずは何事もチャレンジあるのみですな。皆さんも是非楽しんでくださいまし。

釣り人的理想のおデートはこんな感じかなぁ、と思った横浜港の夜(シーバス)

当店に来店する女性が占める割合は全体の5パーセントも無いと思います。一昔前までの私的考察を述べれば「釣具業界は牛丼屋と一緒」というのが業界の印象で、女性の来店はとても少ないのです。牛丼屋で女性が一人店内で食べるのは結構勇気がいると思いますが、最近は女性お一人で食事をするのを見かける様になりましたよね。釣具屋さんも昔に比べたら少しは増えたものの、それでも圧倒的に男性のスポーツというイメージが強いのがこの業界でしょうか。人口のほぼ半分しか商売にしていなかった業界なので、先細りの現状を踏まえて昨今はやたらと釣りガールが増え、その参入を助長しているのが未来に危機感を持った釣具業界だと思います。

昨日の夜はここ数年フライフィッシングに情熱を注いでいるご夫婦と一緒に釣りをさせて頂きました。多くの方はご主人の釣り好きについて行くという奥様方は多いのですが、キャスティングを学び、前向きに楽しんでいる奥様方を見ていると、こちらもつい応援に熱が入ってしまうのであります。

世の男性は趣味で女性が対等な立場になるとマウントをとりたがる男性が多く、釣りを始めると「キャスティングがダメだ。」とか、「そんなんリトリーブじゃ釣れない。」なんてつい言いがち。さらに自分が釣れないと不機嫌になったしまう方も多いんです。しかしこのご主人はいつも奥様を応援しつつ、常に仲睦まじく対等に釣りを楽しんでいる姿を節々に感じ、後ろから見ていて私の顔はついホッコリしてしまうのであります。なんか釣りデートをしている最中に私が邪魔している感じがしてしまいました😆

さて、そんな昨日の横浜港。シークロのりゅうちゃんと私は2024年秋シーズンのスタート宣言をする為に多くのポイントを散策。横浜の海は小さいながらもシーバスは満遍なくいる事を確認したので、勝手に2024シーバス秋シーズンの開幕を宣言いたします。夜の写真はあまり良いものがありませんが(撮影設定モードを間違えました)、お暇な方はご覧くださいまし。

夜の東神奈川
乗船するとまずは出船名簿の記入から。そして現在の状況を聞きながら、どんなスタイルで攻めて行くかを決めていきます。今回はユルユルな感じで、大きさよりも釣果優先。そしてフローティングミノーでキャッチすることが今回の目的となりました。
シーバスの夜
先に出ていた伊藤船長艇の情報によれば、シーバスは小さいながらも各所に満遍なく入っている感じだとの連絡。夕方はボイルが凄かった場所も多数あったとか。そう考えると朝便の釣りも楽しそうですな。まずは各所の様子を見ながらポイントを探っていきます。
横浜の夜
肩が少し温まったあたりでキャスティングが決まりだし、ポイント3箇所目ぐらいでまずは奥様がシーバスをゲット。
ヒラセイゴ
私は新たに出来たポイントの試し釣りで、ヒラセイゴをキャッチ。ちょうど長崎のヒラスズキの話をしていたので、呼ばれて釣られてしまったのかもしれません。最近の東京湾内ではヒラスズキが少しずつ増えている感じです。
灯りがシーバスのポイント
シーバスシーズン序盤なので、浮いているガイド船は皆無なので、えどこへ行ってもポイント独り占め。魚のサイズを気にしないのであれば、釣れ始めた情報を得てから行くよりも、今ぐらいから行った方が数釣りができて楽しいと思います。
シーバス
ご主人はフローティングミノーでシーバスをキャッチする縛りを達成。慣れてくるとその数が伸びます。
シーバス
最後はこのサイズをキャッチして本日は終了。大物狙いはこれからですが、シーバスの数釣りが楽しめるシーズンに入りましたので、皆さんもいかが? ちなみに食べていたベイト(エサ)はサッパで、約5センチほど。フライはフローティングミノーの小さめか、白のゾンカーがヒットパターンです。
シーバス
陸へ上がると次の便も知っているお仲間が出船。もう一度乗ってしまおうかとも思いましたが、本日のお仕事に響くのでやめました。さて、私もそろそろフライの補充タイイングをしないとね。皆さんもシーバスの準備を進めてくださいな。

海へ川へ、釣りで遊び過ぎた身体はハイになる(ゴールデンウィークの過ごし方)

ハーミットへ来店されている方はご周知の店主のGWの過ごし方。ゴールデンウィークはどこへ行っても混んでいるので、この期間の私はいつも海の上でプカプカと浮かび、お客様と共にボートフィッシングを楽しむのであります。その理由は船の数は突然増える訳でもなく、むしろ皆さんが遠征に出ちゃうので横浜の海はガラガラなんですね。

いつもならば横浜の海で正味5時間ほど遊んだ後、安全運転でゆっくり帰り、ぐっすりとお昼過ぎまで眠りについて、午後はビールを飲みながらAmazonプライムで映画鑑賞というスタイルがいつもの私。しかし何を思ったか、「先週行ったあの場所はイブニングにすごいことが起きるのでは?」と妄想が膨らんでしまったのでアリマス。

シークロでシーバスを堪能し、家に着いて横になったのは午前3時頃。夜が明ける頃には目が覚めてしまい寝付けないのはジジイの証拠。予定よりも早く起きてフライのタックルをソルトウォーターからフレッシュウォーターに替えて、私はまたイブニングの釣りをするために北関東へと向かうのでした。

あぁ、なんて馬鹿なんだろうと思いつつ、このブログを書いていて気がついたこと。睡眠を削って一日中遊んでいたのに、今日の私は疲れも眠気も無くとてもスッキリ。釣りをやり過ぎると、どうやら身体はハイになるようです。皆さんは私の真似をしないようにね。あ、ちなみにこの馬鹿げた行動をしたのは私だけではなく、お仲間二人を巻き込みました。

昨日の様子は以下の通り。お暇な方はご覧あれ。

横浜の夜
今回はシークロから横浜の海へ。この風景を撮っていた頃はまだ一昨日の夜。横浜の灯りが好きなシーバスを探しに、色々な場所を散策しました。
横浜のシーバス
シーバスの状況は順調で、要所でフローティングミノーやデジーバーなどに喰ってきました。サイズは25〜50センチくらいまで。僕ら以外に見かけたガイドボートは2艇のみ。混雑なんて皆無であり、のんびりと夜の海を堪能できるのです。
チューブキャンディ
私はフローティングミノーで楽しんでいましたがフッキングが悪かったので、使い古しのチューブキャンディに変更し、順調にヒット率を伸ばしました。このフライって丈夫で壊れないので、ずっと使い続けていたので、フックはかなり甘い状態。
横浜の海
巡ったポイントは主にスポット的に照らされている小場所が中心。全てのポイントにいる訳ではなく、1/3ぐらいの確率でバイトがある。
夜のシーバスフィッシング
最終的にフライを交換せずずっとチューブキャンディで遊び続けましたとさ。今回はサイズはそこまで大きいものは出ませんでしたが、数は十分に楽しめたかと思います。さて帰ってゆっくり寝ますか、・・?!
北関東の川で遊ぶ
睡眠時間を削って起きたのは、用意をし始めた朝9時過ぎ。準備をして午前中には東京を出て向かうは北関東の川。とりあえず河原へ着いてしまえば、あとはイブニングまで寝てしまおうという魂胆。しかし、お昼頃は太陽が出てきてしまい、暑過ぎて寝られない。しょうがないのでキャス連したり、河原の石をひっくり返して虫の状況を確認してました。
水生昆虫たち
石をひっくり返すとそこにはトビケラのピューパやユスリカのラーバなど、様々な虫たち。イブニングにはこの虫たちが水面を賑やかにしてくれることとだと期待。
北関東のヤマメ
小さな流れの合流でカワムツらしきライズを発見。まだ眠い目をこすりながら座ったままの体制で目の前にフライを浮かべるとコヤツが釣れました。あの〜、近過ぎてフライライン出てないんですけれど〜、これってフライフィッシングですか?(笑)
オイカワ
その後、同じ場所を流すとオイカワくんのお出まし。最近は雑魚が釣れるとホッとするのです。だって昔に比べるとあまりにも数が少ないんですもの。
モンカゲロウとフライ
そんなハプニングの後、河原の虫たちは急に活気づき、モンカゲロウがあちらこちらでハッチし始めた。似たようなフライが無かったので、黄色いパラシュートで良いかなと結び、いざライズ探し!・・・が、虫の活気とは裏腹に水面は静まり返ったまま。
モンカゲロウのシャック
結果、19時まで河原でライズ待ちをしましたが、な〜んも起きません。川面に浮かぶのは無数のモンカゲロウのシャックばかり。この時期は丁度、代かきの時期で川は少し濁っているのですが、この水が入っている時期って良くない事が多いです。今回は妄想とは裏腹に何もない川面を後に、僕らはトボトボと帰るのでありました。

釣った魚に値段をつけてはいけない、今季のランカー便はそろそろお終いかな

横浜の海に出撃するとつい、「ブルーライト・ヨコハマ」を口ずさんでしまう私。巷の人にとって横浜ソングと言えばなんだろう?と思い、ググってみると、横浜経済新聞の中に投票サイトがあり、その中に松田優作の「Yokohama Hoky Tonk Blues」がありましたよ。懐かしい。

♪ひとり飲む酒わしびくて、映るグラスは過去の色、貴女恋しいたそがれの、Yokohama Honky Tonk Blues〜♪

横浜の夜に沁みるぜ、この歌。

さて、そんな事を思いながら先だっての金曜日の夜に、横浜の海にシーバス(貴女)を求めてクルージンクへと出かけました。結果から言えばシーバスのサイズを気にしなければ沢山いるのですが、ランカーシーバスの賑わいは少なくピークは過ぎたのかなという雰囲気。これから産卵をするシーバスは東京湾の南へ向かい、1月の半ばを過ぎる頃からまた徐々に戻ってきます。もちろん全部が全部いなくなってしまう訳ではないので、大物狙いは難しくなるにしても、フッコサイズは沢山いるので数釣りは楽しめる様になります。

気がつけば今年もあと2週間と少しになっちゃいましたなぁ。皆さんの釣り納めはどこへ行きますか?

横浜の海
夜景の撮影はどうしても写真がボケボケになるので、その辺はご了承くださいまし。このシーバス釣行は先週末の話。前回と違ってベタ凪の微風。でも沖へ出るとそれなりにウネっているのです。
横浜のシーバスフライフィッシング
一緒に行ったお客さんのロッドは終始しなりっぱなし。釣れるって楽しいですね。必然的に船上の皆々は笑顔になります。
シーバス
サイズは40〜60cm弱まで。どのポイントでもお魚はいる感じ。ヒットフライは白ゾンカーが中心。
シーバス
私は相変わらずでっかいフライを投げ続けますが、22センチのフライに対してこのサイズ、トホホ・・。23年秋シーズンになって相当数な乗船回数ですが、今年は70〜80センチ台を全くキャッチできず。それに費やした船代は10万円オーバー。そんな年もありますわなぁ・・。
シーバス
とはいうものの、このサイズは釣れ続けるので、シーバスのフライフィッシングを初めて間も無い方々には嬉しいヒット連発です。
シーバス
さて今年の締めくくりに、大物を諦めてもう一回乗るかどうかを考え中。なんだかんだ言っても釣れるのですから、ロッドがしなるのは非常に楽しいのでアリマス。