オオニベ戦記7(備忘録)

昨年の備忘録にはこう書いてある。

『タイプ3をカウント15にファーストシンキングのポリリーダー。
ランニングラインは改善の必要あり・フラットシューターの伸びはアタリが分からず。
エビパターン? ボディの耐久性を引き上げる事が必要。
ヒント:ルアーとの違いは波動・音?』

ふむふむ、そういえばそんな感じだったなぁ。ラインは昨年と同様のデルタXのSHとしても、アタリを取りやすいランニングラインとして上げられるパワーコアを使ったランニングラインは30ヤードしか無い。その為ランニングラインが全部出てしまい、バッキングラインでは柔らかくて絡むしリトリーブできないので、この場合システム全部の長さである43.3m(ティペット含まず)しか投げれないので苦戦していたのである。長いラインは出ていないので今年は同じランニングラインを2本繋いで勝負デス。

エビパターンはたまたま釣れていた他の魚種が全てソレだったけれど、波とバックキャスト時に迫り上がった砂地に叩きつけられるフライは、丈夫さがとても重要でしたな。波動に関してはボリュームである程度変わるかも。そして持ち込んだフライの半分にラトルを仕込んでみた。

さてさて、もうシーズン7にもなったオオニベ戦記。「いい加減、釣ってくれよ!」とお叱りの言葉を頂きつつ、その結果は以下に・・・・。

波が少ないところを探す釣り
先に申しますと、今回は滞在中うねりがずっと高く、サーフキャスティングはほぼ出来ませんでしたので、やりたい釣りさえさせてもらえてない日向灘でした。今回の移動は北は美々津から宮崎空港裏まで、うねりが多少おさまる河口に絞る、仕方なくそんな釣りに。写真はまだうねりが少なめの到着日の午前中。
耳川河口にて
耳川と言えばヤマメを釣りに来るところですが、私はその河口でオオニベ狙い。沖に張り出したテトラ周りは波をかぶっているので、内側にある小さな砂浜で振ることに。見慣れない釣り方に周りの釣り人からの注目度は凄いですが、何も釣れません・・・。
ランニングラインをシュリンクチューブで継ぐ
ランニングラインの途中にこのような継ぎ目が。PEスレッドでループを作ってループ・トゥ・ループにし、その上にシュリンクチューブを被せました。思っている以上に継ぎ目が引っ掛からず(使ってわからない位)、スムーズな遠投が可能に。もっともこんな事しなくても、あとラインが10mも長ければ問題ないのに・・。
釣りをしながらネット会議
途中から加わったこちらのお方、こう見えてもお仕事中・・。世の中は便利になり、ラインをリトリーブしながらネット会議参加中。考えてみれば意見交換している画像なんて見る必要もなく、こうして音声だけ聴きながら意見を言えば良いんですね。それにしても時折風に乗って聞こえて来る釣りには到底関係のない言葉が、とてもシュールです。
大荒れの日向灘
サーフィンの人はいい波を求めて、釣り人は良い凪を求めて移動。沖をみればこの通りの大荒れで操業する船さえいません。それでも一縷の望みに投げ続ける私。朝4時半に宿を出て、午後5時まで投げ続ける行為。これは釣りではなくもはや筋トレ以外なにものでもありません。フライを小さくすれば、何か別の魚は釣れたかもね。
砂浜を歩き続けてポイントを探す
河口から川をみればベタ凪状態。なのでその境目を釣るしか私には手立てがありません。色々な川を巡ってみた結果、この河口が一番濁りが無く深そうだったので、ここで勝負することに。
ラトル入りシュリンプパターン
フライはこんな感じのエビチャンなど。フックサイズは2/0でラトル音とキールバランスを取るために、ラトルはフック下へ。スイムテスト済みでしたが、とても良い姿勢です。これを対岸までキャストして、カウントダウン。ラインが張ったところからリトリーブ開始。河口での釣りはスイングの釣り。できれば下げ潮が少し効いている状態が釣りやすいかな。そんな事を考えているとロッドが突然曲がりました。ギュイ〜ンと・・!
日向灘のオオニベ
ついに出ました!オオニベ! と言いたいところですが、ロッドが曲がったのは私の竿では無く、先程サッパを生き餌として投げ込んだ隣の餌釣りおじちゃんの竿。正確に言えばハチマルよりもやや小さいのでクイチ(あるいは中ニベ)です。なんか昨年と同じ展開ですなぁ・・。
オオニベは牙が生えてます
オオニベとグチ(ニベ/白グチ)を比べるポイントは、まずオオニベは口が下向きではない事。下顎と上顎はほぼ水平に閉じます。口の中は黄色でカマスの様な牙(前歯)があります。この顔をマジマジと見て、どこかで似た奴を釣った事がある事を思い出した。それはテキサス州パドレアイランドで釣ったシートラウト(現地名)。正確にはスポッテッド・シートラウトかな。
側線が輝くオオニベ
この魚が南半球でJewfish(ジュゥフィッシュ)と言われる由縁は側線にあるこの鱗が光の方向によって宝石の様に輝くから。
尻尾に鱗がある魚、オオニベ
それと一番の特徴として尻尾の真ん中に鱗がある事でイシモチやグチと区別がつきます(写真は昨年の魚)。
朝日の中でフライキャスティング
このおじちゃんが魚を釣った事で私のやる気マックス。釣れた時間、潮の程度、ベイト(餌)の塊と種類、水深などなど。これらを考えて、日に2回来るであろう時合いを徹底的に狙うことに。そして翌日は真っ暗な中を延々と砂浜を歩いてポイントへ。そんな時間帯でも他に釣り人はいて、横並びに数時間投げまくったのです。しかしな〜んも無し。一番良いと思う目星をつけた午後の下げはさらにベイトの反応が全くなく、それに総じて釣り人もおらず何も起こりませんでした。
使用したフライの残骸
時は無常にも過ぎて行き、波は最後までおさまる事はなく、フライは高波に揉まれているだけでした。今回使用したフライの残骸。その半分は壊れていて、さらに半分は砂に擦れて針先が甘いもの。爆投は数知れず、今回は外道一匹さえも釣れない本当に筋トレの旅となりました。1月にもう一回行きたいなぁ・・。

ランカーシーバスはエロトークがお好き

先日のシーバスから何故かアリスの曲を引きずっている私。本日のシーバスランカー便も何故だか「何もいい事がなかった〜♪この街で〜♪」なんて口ずさみながらタックルを準備。相変わらずサビの部分以外は思い出せないけれど、そんな事は釣りに関係ないからね。それより少し心配だったのは、台風接近によって風が上がる事ですが、ま、なんとかなるでしょ。

目指せメーターオーバー(シーバス編)を掲げて、私が昨日妄想したシチュエーションはこう。

夜明けと共に出陣するシーホース。舞台は某所のポイントへといざ直走ると、鳥たちは徐々に集結し大きな鳥山へとなっていた。鳥山をかき分けてその中心へ入って行くシーホース。その先に見えたものはシーバスが水面を割って多くの水柱を立てている姿。新しく新調したタガメン弍号機は間髪入れずにそのボイルへ放り込む。すると最初の一投目でハチマルのシーバスにタガメンは吹っ飛ばされた。しかし、その飛ばされて落ちた先で更に大きいメーターオーバーのシーバスが割って出たのであった。

私の妄想はいつでもメーターアップが釣れていますが、それが現実になるのはいつになる事やら・・。

さては本題は現実のシーバスフィッシング。走らせたその先に鳥山は・・・。ありゃ、ないじゃありませんか。本日はタガメンを引き倒そうと思いましたが、最初っから挫折です。そして今朝のシーバスはこんな感じ。お暇な方はご覧くださいまし。

今日の戒め:シーバスはエロトークがお好き?ウッチー船長がエロトークを始めた時は大物の兆し

東京湾から見える富士山
ポイントへ向かう途中で雪帽子を被った富士山がこんにちは。今日は大物の予感?ノンノン。ボイルがありませんがな。仕方なくこの辺からやってみましょうということになったので、インターミディエイトに大きめのフライをセットした僕ら。そう本日はランカー便なので小さいシーバスなんていりません。
大物シーバスとファイト中
最初の一本目は入ってすぐの壁打ちでデッカイのが仲間のフライにガボっと出た。しかし残念ながらランディング前にフックオフ。でもすぐ様別のシーバスがヒット、これもなかなかのサイズ。この時期のシーバスはコノシロをたらふく食べていて、魚体はまん丸です。
フライで狙う東京湾のランカーシーバス
上がってみればど〜んとこのサイズ。見事なデブっちょシーバス。フライは最大限大きくした15センチほどのピーナッツバター3/0フック。朝のポイントは活性が収まったので、その後は各所へ回ってランカーを探して行きます。
タガメン弍号機
意気込んで用意したタガメン弍号機は出番がなく寂しそう。そんな私はというと、前回と同じく23cmほどのビースティ・チェンジャーをスイッチロッドで引きます。ボイルがないのならばメガフライを投げまくりなのですが、黙々と投げてもつまらないので、うっちー船長のエロトーク武勇伝を聞きながら釣りをしていると、フライに集中せず気を抜いた時にドンとアタリます。
両手引きでフライをリトリーブする。
「ねぇ、ウッチー船長、エロトークして!」と僕らは言います。釣れている時は饒舌なうっちー船長がエロトーク(とてもここではお話できない内容)をまた始めると「ガボッ!」と出るのです。シーバスもエロトークが好きなのかなぁ。
ピーナッツバターでヒットしたシーバス
そんなエロトークを繰り返していると、ナイスサイズ以上のシーバスが程よくヒット。トップでは全く反応がなかったけれど、バイトは多数あり、いやぁ楽しい時間でした。
丸々と太ったシーバス
そんなウッチー船長のエロトークを聞いていた私のロッドにも、いくつかのポイントを巡った後にドーンと重い衝撃が。NRX+のスイッチロッドのティップは水面に突き刺さったまま中々上がらなかったそのシーバスは、ドーンと10ポンドオーバー。フライはまたもビースティチェンジャー。アリスには申し訳ありませんが、この街で良いことありました。この後ウッチー船長に更にエロトークをせがんだら、再び同サイズがドーン。そちらは気を抜きすぎてフッキングせず。
ビースティーチェンジャーでハチマルをゲット
あまりにも重くて太いので見た目はかなりメーターオーバーに近い様に見えましたが、あと15センチ足りません。目指せメーターオーバーの道はまだまだ続きます。魚が映っている背景がボカしてあるのは、最近は写真を見てポイントを詮索するプレジャーボートが多くなったので、隠してます。もっともシーバスは回遊魚なので、すぐにどっかへ行っちゃいますけれど・・。

一本の価値を高めるために追求するタガメン

皆さんは私の真似なんてしなくて良いんですよ。シーバスを確実に釣りたい方は、ホワイトゾンカーとクラウザーミノーの2種類を持って行きインタミラインで引けば、サイズを気にしなければ十中八九釣れるはずです。状況がよければ、もしかしたらそれは管釣り以上に釣れるかもしれません。私たちはそんな釣りを20年以上前はしていました。でも今の私はかなりジジイになってきたので、シーバスに求めるものは釣る過程で得られる一本の価値なんです。

現在はフローティングミノー全盛のシーバス・フライフィッシングですが、30年前は釣れるサイズに合わせてゾンカーやマラブーなんかを引っ張って私は釣りしてました。それが海外の影響を受けて色々なフライを使い出し、十数年ほど前に岩井さんがイワイミノーを使い始めてトップウォーターがメージャーになったのです。

なぜトップが流行るのか? 例えればルアーフィッシングでワームを使って釣るのとトップで釣るのとでは一匹の価値観がかなり違う様に思いませんか? もちろん人の価値観ですからどちらで釣っても悪い事はいのですが、より難しくハードルを上げた釣り方で上げた場合、そのプロセスにつり人は満足しているのだと思います。なので、まだまだ釣り足りないこの釣りを始めたばかりの方々はゾンカーを引っ張ってください。もしくはフローティングミノーのフッキング率の悪さに翻弄されながら、時にゾンカーを引くのが良いでしょう。

現在シーバスルアーはメガトップ全盛時代。私はそれに触発されて大きいフライには大きいシーバスという現在のスタイルになってます。なので釣れる数は激減してますが、一本の価値が高まるからこそ、人がやっていない事を試したくなります。

で、数年前から始めたメガトップフライで釣る挑戦ですが、昨年こしらえたタガメンがかなり良い線までいっている感じなのですが、フッキング率が上がりません。単にアシストフック(例えばフロントフックからハリスを出して、テール近くに小さいフックを忍ばせるなど)を付ければ釣れる事は分かっています。ですがそれだとスレ掛かりが多くなりフライらしくないので、タンデムフックは使わないのが私のポリシー。漢ならシングルフック一本、言ってみれば頑固親父が掲げる漢の浪漫ってやつですな。

トップウォーターシーズン真っ盛り、でも船が人気すぎて今シーズンはあと何回行けることやら。その際に投げているフライはこんなものですので、お暇な方はご覧くださいまし。

タガメン 零号機
最近流行っているメガバスのメガドッグでドーンと出るのをみて、それに近いサイズのフライを作って見たのがタガメン零号機。使ったやつなので小さくなってますが、サイズは220mmで重さはご覧の通り。8番ロッドでも投げることができますが、抵抗が大きいのでリーダーは極端に短くする必要があります。私はエアフロのバス/マスキー4ftフローティングのリーダーをつけて、その先のティペットは50センチほどです。
タガメン・初号機
タガメンは下から見た時のシルエットがはっきりわかる様にするために、ジョントフライで前後にフロートフォームを魚っぽいシルエットに近づけました。フライフィッシングはルアーと違いその投げる本体が重ければ重いほど投げにくくなるために、0.1gでも軽くする努力をしました。結果、フックをライトワイヤーのSC15・#3/0にしていたのですが、この大きさに対して3/0フックは小さすぎてフッキングが悪いんです(2個付ければ掛かりますが・・)。
フローティング・ドラゴンテール
こちらは番外編のフローティングドラゴンテール。フックは6/0番。このフライが一番魚の反応が良く出るのですが、ドラゴンテールは一度水を吸ってしまうと地獄の重さで、シングルハンド12番でないと投げれません。あまりにのツライので現在はGルーミスのNRX+・11ft・8wtで振っています。ボートに乗っている間、ひたすら投げ続けるのでこのフライは現在はほぼ使ってません。
EPフローティングミノー
こちらも番外編で、EPミノーのフローティングバージョン。魚を釣り過ぎて、ヘアが短くなってしまいましたが、当初の長さは15〜8センチほどありました。フックの上側にハート形にカットしたフォームを3枚挟み、その間にEPファイバーが生えている感じ。めちゃくちゃ釣れるのですが、メガフライとは言い難いので、これ以降は量産していません。
タガメン・弍号機
そして今回巻いた、タガメン弍号機。結果的に重量が上がってしまったのは、横から見た時のシルエットも水に使った状態で大きく見えるように、少しだけ下のボリュームを増やしました。また、長いサドルハックルを重ねることで、下から見たシルエットも透けない様に工夫。今年はこんな感じで試してみます。
メガトップの大きさ比べ
大きさを比べるとざっとこんな感じで大体20センチ位に収めてます。かつては25センチ以上も試しましたが、数センチ大きいからと言ってバンバン出るわけでもないので、これからは約20センチほどにまとめて、水押しなどを考えて改造し続けます。
メガ
このメガトップ達はオープンウォーターで投げる事が多いので、基本無くなりませんので増える一方。また、毎回試しながら巻いているので、同じフライはほとんどありません。もし、今まで使ったこれらのフライが欲しい場合は、お店でシーバスの話をすれば、管理人の私が機嫌の良い時であれば貰えるかもしれません(笑) その前にこのフライ達を投げたいのであれば、キャスティングスキルを磨く事は必須ですので、お忘れなく。

ジョニーの子守唄が思い出せない、ビースティー・チェンジャーの夜

昨夜横浜で口ずさんだ曲はジョニーの子守唄(アリス)。でも、バックコーラスの「ふぅ〜、ジョニ〜♪」という部分しか思い出せず、冒頭だけを頭の中でヘビーローテーションし、やもやしながらシーバスを狙ってました。帰ってきて速攻で「ジョニーの子守唄」を検索、それを聴いてようやくスッキリです(笑)

東京は一気に寒くなり急にフリースを着込み始めた私ですが、そんな季節に入ったっのでそろそろメガフライのシーズンに入ったって事ですね。なので今回はフローティングを封印し、フックサイズ6/0番の大物チャレンジ、目指せメーターオーバー(シーバス編)です。昨年巻いたビースティー・チェンジャーから少し手を加えたラトル入りのフライで、大きさ23センチで若干重め。

シークロ岡本船長はまずは肩慣らししてからと、向かった先は穴撃ちシーバスポイント。EPミノーでアタリを多数もらって順調にヒットが続きます。潮の時間を見計らってコノシロ付きシーバスのポイントへ移動。なんかどよよ〜んとした場所なのですが、コノシロは満タンらしくそのザワつきが感じられ、雰囲気はバリバリです。

今回のタックルはGルーミスのNRX+スイッチ 11フィート・8番にエアフロスナイパーWF9S3。それにバス・マスキーのインタミリーダー4フィートを着けて、ティペットは30ポンド50cm。これぐらいリーダーが短いと5gあるフライでも投げやすいんです。

ポイントへ着き、さてキャスト開始するかと思って水面に垂れたビースティー・チャンジャーにいきなりガバッと出ました。もちろんアワセられませんでしたが、ノーキャストでバイトなんてどういう事? 今回はラトル音が効いているのか、最初の数投は猛アタック。そしてフッキング。もしかして今日はランカーサイズが入れ喰い?と思いましたが、そんな事はなく、一度魚がかかってしまうと一旦落ち着きます。しかし船のポジションを変える度に魚の活性は上がるのです。

大きなフライゆえキャッチ数は少なかったものの、思い描いたシチュエーションで出たし、昨年の宿題が身を結んだ気がしてかなりの手応えと達成感を得た夜でした。さて、「ジョニーの子守唄」をどうこじ付けて話の中に盛り込もうかと思いましたが、歌詞カードを何度見ても今回のシーバス釣行とは結び付きませんなぁ。ついでにアリスの歌を一通り聴いたのですが、改めて思う事はネガティブな歌詞が多かったんだなぁと。さて、どう締めくくろうかな、このブログ・・・。

本日の戒め:リトリーブしたライン処理は大物がヒットした時の事を考えて事前に場所を確保しよう。

横浜港のシークロ
今回はシークロ・岡本艇で出船。相変わらず釣りを盛り上げる組み立てが上手い船長でゴザイマシタ。
ビースティー・チェンジャー
EPミノーで釣ったシーバスの写真はパスして、今回はメガフライオンリーの写真。クリスマスツリーのようなこの6/0番・23センチのフライにガバッと出るんです。あなたもきっとその虜になる筈です。
シークロの夜
岡本船長が撮ってくださったので、珍しく私のニコパチ。今思うことは、こうして皆さんを煽ると船の予約争奪戦になるので、結果的に私の釣行回数が減ってしまうので困りもの(笑) この後に良いサイズをまた掛けたのですが、魚が勢い良く走って行くのに対し、ラインを踏んでいた為に送る事ができずバレてしまいました。大物狙いの時は、世捨て丸時代に使っていたラインバスケットが必要だなぁ(落ち葉を入れる、ポップアップのゴミ入れ
ビースティ・チェンジャー6/0番
フックのテール位置に見えるメッシュチューブに包まれたものがわかりますか?これがラトルですが、ルアーに入っているサイズと同じなので、かなりこの部分が重くなってしまいました。しかし、いくらぶつけても壊れなかったので優秀なラトルです。
ナイトシーバス
同船車はそんなデカイフライは投げれないという事で、EPミノーを可能な限りデカくしたフライでチャレンジしてドーン。シーバス単体で写すとそのサイズ感ってわかりにくいですよね。
大型のフライで仕留めたシーバス
本人が持つとド〜ンとこのサイズ。エコーのイカロッドが満月にしなってましたよ。ナイトシーバスだと写真が魚ばかりになってしまいますが、とてもエキサイティングな夜になりました。
コノシロを捕食するシーバス。
回覧注意:口の中を見ると、捕食されたコノシロが吐き戻されて食道付近に。人間で言えば、口にポップコーンを頬張っているのに、さらにチキンに喰らいつくみたいな感じかな。

サクラマスのフライを使ってブラウンハンティング

今年は昨シーズンよりも更に釣りが厳しいと感じているのは昨年以上に緊急事態宣言が長く、普通の釣りが出来てないのが私の現状です。日常って当たり前のようでそうで無くなった時に、そのありがたみを感じる為にコロナウィルスは産まれたのかな?なんて思ってしまいます。今後ワクチン接種が進む事でこの危機が乗り越えられる事を祈りつつ、私はただ人との接触を極端に減らして釣りへ行く(仕事ですから)のみでございます。

今年は関東圏から出ないでずっとサクラマス狙いをしてきた訳ですが、結果は実らずに今期にこしらえたフライたちが余りました。もちろん繰り越して来年使っても良いのですが、シーズン前になればまたフレッシュなフライが巻きたくなるので、今のうちに消費しておきたいのです。

昨年この時期ブラウンハントに出掛けましたが、今年はその場所を変えてスイングの釣りで巻いたウェットフライをブラウントラウトに捧げに行くことに。しかしですね、初めての場所で結果はそう簡単に出るものではありません。いろいろな課題を抱えてきたので、2回目以降はその創意工夫で結果が出るのかが楽しみとなる訳です。

何もすることがない四連休を私はお仕事をしておりますが、どこにも出掛ける予定が無い人は、このブログでも見ながら失笑してくださいまし。

暑い夏の日の釣り
とりあえずチビブラウンをドライで釣っておきましょうと、少し上の方へ行って釣り始めた。最初のポイントでHさんは私の後追いだったのですが、ドンピシャのタイミングでヒット。綺麗なブラウントラウトをでっかいドライフライで仕留めましたヨ、流石です。
日本のブラウントラウト
こんな綺麗なブラウントラウトを青空の下で二人で釣りをしていると、ニュージーランドかモンタナで釣りをしているかのような錯覚に陥るのです。そしてモンタナ(サンフランシスコかも?)生まれのウィンストンのグラスロッドがギュンギュンしなってました。
放流もののイワナ
私はというとドライでブラウンはな〜んの反応もなし。それも私に掛かるのは放流もののイワナちゃん。あれ?なんか昨年と似ているぞ。ま、日頃の行いが良くないんでしょうな。
本流のウェットフライの釣り
ドライフライフィッシングは午前中で終了して本流へ移動。暑いので数時間休憩して夕方近くからスイングの釣りをする事に。本流の釣りは歩け歩け運動です。
本流のブラウントラウト
ポイントまで歩き、3投目からアタリがあった。流し方を変えたら掛かるかな?と考え、少し上流へ投げて沈める時間を長めに取ったらすぐにキマシタ。ま、チビですけれどね。それでも魂込めて巻いた殆どカラスのみ(ハーミット専属ハンターに仕留めて頂いたハシボソカラス)ウェットで釣れて嬉しいのです。
大きめのウェットフライ
カラスはウイングの部分とスロートハックル、そしてボディのダビング材にカラスのアンダーファーを混ぜました。バットにはアピールするためにオレンジのフロスとクレストのテール。真っ黒けはやっぱり効きますなぁ。
本流のブラウントラウト
その後は歩いてもなかなか出ないのと、これ以上良いポイントはない場所でもアタリが出ないので、リーダーをちょっと工夫して沈める事に。そしてようやく少しはまともなサイズがヒット。もっとも今回の目標はゴーマルだったので、サイズ的にはまだまだです。でも新しく挑戦したこの川をどう攻めるかはなんとなく分かったので、次回はリーダーからフライまでを工夫して挑みます。
本流の釣り
少しずつ空が暗くなる中で夢中になってキャスティングをしてましたが、気がつけば私の後ろでご満悦のHさん。聞けばドライで出したサイズよりも一回り大きいのがキャッチできたとのこと。私もとりあえず釣れたので、これにて納竿。空はまだまだ明るいですが、もう19時だものね。宿題をたくさんもらって嬉しいのは釣りだけかもね、次回が楽しみ。

フローティング キャンディ(弍号機)はどこで投げる?

過去のタイイング動画を見ていただくと一年ほど前に「チューブキャンディ」を紹介しています。そのフライはサーフキャンディよりも軽く投げやすくて壊れない優れものフライとして活躍中ですが、それをちょっといじったのが前回の初号機であるフローティングミノー。

初号機の大きな問題は下から見たシルエット。フローティング部分の後ろにシンセティックファイバーのみにしたのですが、下から見えるシルエットの透け感が強過ぎてテールがほとんど見えないんです。なのでこの部分を柔らかい素材にして存在感があるマテリアルにする必要があります。

今回仕上がった弍号機のテールにはゾンカーストリップを使いました。これによりスキンが透けないのでその存在感と柔らかい動き、さらに食い込み抵抗が少ない(従来のフローティングミノーと比べて)効果が狙えます。

さてさてこの写真を撮る前に失敗作は2本。チューブとボディウイング材の量を減らすことでいい感じにまとまりました。湖で使うことを前提にワカサギカラーにしましたが、すぐに芦ノ湖へ行く予定はないので、次回は本栖湖かな。その前にシーバスで試そうかと思ってます。

Floating Candy

Hook : D-Hooks #2461・ #4
(バリバスフックは製造中止になりましたので現在はこのフック)

Thread:ビーバス GSP・100D
Tail:ゾンカーラビットスキン
Wing :クラフトファー
Sparkle:EPスパークル
Body:モノチューブ+ファントムチューブ
Eye:フィッシュスカル リビングアイ(4mm)

フローティングキャンディの下巻き
スレッドは適当にシャンクの真ん中あたりからスタートして巻きましょう。GSPスレッドは滑りやすいので、要所で瞬着を使うことをお勧めします。
フローティングキャンディのテールを取り付ける
今回は全体が7センチになるようにしました。なのでゾンカーストリップの長さは約5センチくらい。長く取り付けて後でカットしても良いでしょう。
フローティングキャンディのフローティング部分
中に入れるフォームは6mmのラウンドフォームをこんな形に切りました。このフォームはフックベンドから外へ出ないようにしましょう(長くしても良いですが、それだけ動きの邪魔になります)
フローティングキャンディのフォーム取り付け
フォームはフックアイよりも2mmほど後ろ(通常よりも少し広めのスペース)が良いでしょう。前側がカットしてあるので、今はたった状態。
フローティングキャンディのアンダーボディ
フローティングキャンディのアンダーボディとしてホワイトのクラフトファーをフックの下側に巻き止めますこの材料は折り返すのでフックアイから右側に伸びる材料はフックベンド位置ぐらいまでの長さにしましょう。
フローティングキャンディのオーバーウイング
フローティングキャンディのオーバーウイングボディはワカサギっぽいゴールドにしました。同じように折り返すので、フックアイよりも右側に5〜6センチほど出しましょう。それぞれのクラフトファーは折り返すので材料は少なめにつけることをお勧めします。
フローティングキャンディのスケール
さらにキラキラものとして少量のEPスパークルを同じ場所へ巻き留めます。後で長さはカットして調整しますので、適当です。スレッドはこの位置で巻き留めて一旦カットし、瞬着を垂らします。
フローティングキャンディのボディを逆撫でする。
フローティングキャンディ全体に巻いてあるクラフトファーを均等に逆撫で(全てのファーを左向き)にします。チューブを被せた時に偏りがないように逆撫でしましょう。
フローティングキャンディのモノチューブ
逆撫でしたら、その上からモノチューブを被せます。
フローティングキャンディのファントムチューブ
さらにその上からファントムチューブを被せます。ファントムチューブだけだと色は綺麗なのですが、ボディ全体がボコボコになるので、このようにに二重にしてみました。またモノチューブはテールの絡みどめの効果もあります。
フローティングキャンディの制作1
チューブを被せたら、アイのすぐ後ろの位置でスレッドをキツく巻き留めます。そしてアイよりも右側に余った材料をカットして綺麗に取り除きます。
フローティングキャンディのボディ制作2
前側に余ったマテリアルを綺麗に取り除く方法は、シザースで縦にカットして解けたマテリアルを丁寧に数本ずつ切ると切りやすいです。
フローティングキャンディのアンダーチューブをカット
モノチューブは硬いので、写真のようにフックベンド位置で吊った状態になっています。この部分にシザースを入れてカットしボディが真っ直ぐになるようにしましょう。ベンドより後ろに伸びたモノチューブはそのままにしてテールの絡み留めとして活躍します。このチューブの上にはセメダインスーパーX2クリアを塗っていきます。
フローティングキャンディにセメダインを塗る
セメダインスーパーX2は少しだけドライヤーで温めで柔らかくしましょう(人肌でも良いです)。爪楊枝でぎりぎり垂れない量を2-3回分をボディの全体に塗っていきます。アイ側だけ綺麗に塗れていれば、あとは適当で大丈夫です。
フローティングキャンディのコーティング
適当に塗り終わったら前からドライヤーを当てて接着剤を柔らかくして馴染ませましょう。適当にフライを回転すると5分程度で全体に馴染みます。馴染んだら半乾きの状態で魚の目(アイ)を貼り付けます。あとは一晩乾かせば完成。
フローティングキャンディの完成
セメダインスーパーX2を塗ることで壊れないフライになり、ヌメっとした雰囲気になります。テールはゾンカーストリップなのでよく動きますし、硬さがないので魚の吸い込みが期待できるでしょう。少し前にこのアイデアが浮かんでいたら、前回の芦ノ湖で使っていたろうに。まぁ、とりあえず次回の釣行でどこかで浮かべて、更なる改善点が見つかればまた変化していくことでしょう。そんなに難しいパターンではないので、皆さんも巻いてみてくださいな。

一般的なフローティングミノーに飽きたので、新しいパターンを模索している件

フローティングミノーが流行り始めて何年の月日が経ったでしょうか。シーバスにせよトラウトにせよ、その多くはフォームの上にチューブ全体を被せたパターンが多いと思うのですが、そのタイイングに飽きました。いや、そのフォルムが同じなので、ボックスの全部が同じ形の色違いになるのがつまらなくなったのかもね。

なので、そのフローティングミノー改造計画の話。まず現存するフローティングパターンでフライらしいものと言えば、フォルムがざっくりしているガーグラがあります。フライらしくテールの動きを重視したパターンなのですが、目指すは現在のフローティングミノーとガーグラーの中間くらいのフライが欲しいと思った訳ですあります。

そんな事を考える時って唐突に思いつくものでして、釣りへ行く前日間際だったりするものだから、その試作機は一つしか作れずに湖へと出掛けるハメに。今回持って行った初号機の反応は程よく良い感じだったのだけれど、やっぱり現場に行って初めて気づくこ事も多々あるのですよね。

このフローティングミノー改造計画はしばらく楽しめそうです。次回は海で試そうかな。

ガーグラー(バチパターン)
シーバスのバチパターンで使うガーグラはこんな感じ。全体をゾンカーストリップでその長さを作り、フックの上に取り付けたフォームで浮力を稼ぐパターン。これを真っ白けにして引っ張っても良いけれど、もう少しミノーっぽい感じにしたいんだよなぁ。
フローティングミノーを作る
フックのバランスを取りたいのでベンド位置がセンターにくるようにバリバスの2500V-SEを使用。イメージとしてはフックの上にフォーム、それを包むように柔らかいシンセティックファイバー。そして全体的なシルエットが崩れないように、モノチューブを被せるというもの。
チューブミノーの試作1号機
慌てて作ってみた初号機。フォームを入れすぎた感がアリ。長さはバッチリで泳ぎの姿勢も大変よろしい。実際投げてみて分かったのは乾いた状態と濡れた時のフォルムイメージが異なること。中心にフォームがあるので、テールに向けてのシルエットのセンターがなんか少し物足りない。ちなみにチューブの表面はセメダインスーパーX2でコートしました。
レインボートラウト
実釣ではブラウンの反応は上々。チラ見したものを除いてフライには6回バイトさせましたが、シーバスのフローティングミノーの事も考えていたので、浮力が強過ぎたのとフックが小さかったことを反省。ボディはラウンドフォームではなく次回はエバゾートフォームにしようかな、柔らかいしね。結果ブラウンは一本も取れなかったので、午後にシンキングラインの釣りでレインボーハントとなりました。
魚探の振動子の一番簡単な設置方法
レインボーの最大は65センチありました(ヒットフライはラマファイバーのリーチ#6)。一緒に写っている黒いものなんだかわかりますか?これはイケスに放り込んだ魚探の振動子。振動子が倒れないように重いラバーをくり抜いて、そこへ振動子をはめ込んでコーキング材で固定した自作品。このやり方は非常に便利で、振動子を付ける棒なんいらないのです。世捨て丸時代に培った一番簡単な振動子を水底へ向ける方法。ただし大量に魚を釣ると、魚にひっくり返される事がしばしば(笑)
レインボートラウトのリリース
初号機で分かったことは、浮力の調整と背骨となるシルエットをどう表現するか、です。良かった事は動きがとてもリアルなのと、フックベンドよりも後ろに硬いものがないので弾かれることはないこと。次回はその辺をうまく考えてフローティングミノーに改良を加えてみますが、やっぱり使いたくなるカッコイイフライにしたいですよね。フライタイイングって楽しいですなぁ。

マスを訪ねて三千里

♪この道の彼方、約束されたはずの場所があると信じて生きたい
もう一度孤独に火をつけて♪

こんにちは、ハマショーが好きな私です。僕らの世代は多分多いと思います。

それにしても本流釣りオンザロード、約束された地に巡り会えるのはいつになるのでしょうか? もう7週目に入りますが川の活性はまだ遠く、雑魚の気配もほとんどない日々が続いてます。そしてCOVID-19の影響を考えて孤独な単独釣行が多い日々ですが、今回は現地集合現地解散で釣り仲間と本流へひたすら毛針を投げつづたのであります。

結果から言えば、本流前戦異常なし!報告はありません。

昨日の移動距離:360km
昨日釣りをしていた時間:12.5時間(休憩なし)
昨日釣り降った距離:約 4km弱
本命のキャッチ数:0匹
雑魚のキャッチ数:0匹
シオヤキマスのキャッチ数:1匹
ロストしたフライ数:0本
交換したフライ数:1本

人生は思いの外厳しい日々の連続です・・。

オオヤマカワゲラの抜け殻
朝イチに入った場所は先週に入渓点を見つけた初めての場所。入ってすぐに大きなライズがあったけれど、あれはサっちゃんではなくコイだったと思う。ただひたすらフライを流し釣り降った。雰囲気は良いのですが、あともう少しかなぁ。水位は減水気味で石の上にはオオヤマカワゲラの抜け殻だらけ。
水中に飛ぶ込んだツチガエル?
バンク沿いを釣り降っていたら、突然黒い影が水中に飛び込んだ。最初は川ネズミかと思ったけれど水中を覗くとこの子でした。もうすぐ彼らの合唱が始まります。
ダンケルドフライ
相変わらず浮気ぜずにダンケルドの漢流しを貫いてます。フックサイズは6番よりも大いきものを使う理由は、雑魚が掛かる数をほどほどにしたいから。でもね、今年はその雑魚が全然いないのです。ちなみにフライがロストしないのは、ティペットが太いのとシンキングリーダーを使用してない為(フローティングかホバーを使用)。
ヒレなしレインボートラウト
現在の時合いは11時〜13時。時を見計らってとっておきのポイントへ入河。昼間だというのにヒゲナガが流れ始め良い雰囲気になってきたらコレが掛かった。僕らはこのマスの事をシオヤキマスと呼ぶ。化粧塩の使用量を減らすために開発されたマスで、胸鰭が退化し尾鰭が丸くなっている(ウソです)。エコであり塩分を気にしている方にはお勧めのターゲット。ですが、最近は川魚は食べないのですぐにリリース。大きくなってまた会えても嬉しくない魚の一つ。
ダブルハンドフライキャスティングし続ける長いラン
あまりにも何にもないので一つのラン(フライが流しやすい一区切りの流れ)が終わってもさらに下流へそのまま流し続ける二人。先行する彼はアタリがないので、どんどんとディープウェーディング(深み)へと入ってしまう、これも釣り人の心情かな。
日本の素晴らしくない景色。新たに護岸された河川敷
一昨年の台風19号の被害を覚えていますか?それから1年半を経て河川敷は大変貌。しかし私が嘆かないのは、この景色は前に見もているから。このポイントは35年位前からお気に入りの場所だったのが、ある年の災害でこんな感じに様変わり。ガッカリしてから約10年後位には護岸が崩れまた良いポイントに戻った場所。しばらくは何もないでしょうが、10年後にはまた元の姿に戻ると思っている。それよりも人間てホントおバカで浅はか。真っ直ぐにしたがるし、こんなものこしらえたところで、自然の猛威に勝つことなんて出来ないのにね。

 

オオニベ戦記(2021年事後報告の忘備録でございます)

年も明けてブログ更新がすっかり忘れている感じ? ノンノン、緊急事態宣言で遠くへ行けないから書けないのです。仕方なくタイイングを載せようとしたら、多くの方に「ブログよりもライブ配信を増やして」と言われてしまったので、今後のタイイングはそちらを増やしていく予定。

で、書くこともなくなってしまったので、オオニベ戦記の事後報告を一筆。実は12月の中旬のGo to トラベル規制前に日向灘に行ってましたが、日増しに患者数が増えている為になんとなく書きづらかった次第。今更ですが事後報告というよりは私の備忘録として残しておきたいのでその様子を少し書かせてくださいまし。

オオニベ2021(シーズン6)のテーマは、18feetロッドに慣れる事とシンクレートの幅を広げてそれを試す事でした。今回15フィートのロッドはバックアップとし、18フィートオンリーで振り続けたので、帰宅時には二の腕がムキムキになったのは言うまでもない。ラインに関してはアタリ重視を考えてモノフィラのフラットシューターの使用を止め、エアフロリッジ30ポンドにしたのだけれど、インタミ30ポンドは90フィート(27m)と短くフライラインを合わせて43mと少ししかないのが問題。43mだと全部出てしまうのでバッキングラインをハンドリングする(ラインを手繰る)わけにいかず、困ってしまった。エクストリームランニングラインだと150フィート(45m)と長さが十分だが、フローティングの為に太めなのでその抵抗が気になってしまう。長い距離でのアタリの明確さは圧倒的にエアフロが良いのだけれど、今後この辺りをどう考えていくかになる。

シンキングラインに関しては今までタイプ3までしか試してなかったものをそれ以上のシンクレートをキャストして試してみた。しかし、そもそもサーフキャスティングの遠投はせいぜい40mと少しだから、その水深はおよそ3m以内。沈めるスピードを求めてタイプ5〜7を使ってみたものの、一番良いヒットレンジは底を擦っているだけで魚とのコンタクトが得られない感じた。事実外道が良く釣れたのはインタミ〜タイプ3までで、私的見解ではタイプ3が一番使いやすいと感じる(ヒラメ狙いならば、インタミ)。

持ち帰った宿題としては、外掛かりが多いオオニベに対してフライはどのようなアピールをさせるのが良いのか?で、今後はカラーの選定や音をプラスしたフライを巻いてみようかと思っている。

シーズン6までになってしまったオオニベ戦記。今回はどのような結果になったのか?その様子は写真にキャプションを添えながら、ダラダラと解説いたしましょう。

Toyota C-HR
今回の相棒レンタカーはトヨタのC-HR。釣りに使うにはなかなか良い車です。調べてみたら6速マニュアルが出ているようで、急に欲しくなっちゃった(2WDしかないですが・・)。朝一番の飛行機で来ると浜辺への到着は大体お昼。初日は状況を見て回って状況確認。この日も午前中にこの場所で2本上がってました。今シーズンはオオニベの当たり年のようで、例年よりも多くの方がキャッチしています。
日向灘の人気の釣り場
夕方まで粘って明日の状況を判断。日中は人が少ないですが、朝夕は出勤前または帰宅前に釣りする地元アングラーがいるので、浜辺は等間隔で人が並びます。
日向灘にて
翌日は朝5時に到着したのに車はすでに8台あり、朝のポイント争奪戦に敗れる。しかし、2番人気のポイントへ入ることができ、10時ごろに会心の一撃。距離にして岸から15mほどの場所。ロッドが2回ほど大きくのされて外れました。その直後に『ガッデ〜ム!!』と雄叫びを入れた写真。今まで経験した中で一番大きかったアタリ。釣ってないだけにその正体が分からず残念。
レッドフィッシュ用シュリンプパターンを使う
フライはこんな感じのエビちゃんパターン、フックは2/0番。ショックリーダーは40ポンドだけれど、次回は50ポンドにしようかな。
ダブルハンドロッドとラインバスケット
アタリをもらった場所でかなり粘ったけれど、時合いが過ぎたのでとりあえずヒラメでも釣っておこうと思い別のポイントへ移動することに。砂浜を延々と歩くので、太ももはかなり鍛えられるのです。
日向灘のヒラスズキ
昨年、オオニベが上がっていたポイントはヨブ(砂の起伏)が多い場所で、出来た凹みには潮がヨレているので大型ヒラメがいるだろうとフライをトレース。するとドーンと引っ張られて心臓がドキッとした魚がこれ。ジャンプするまでは相当丁寧に釣ってましたヨ。魚が小さく見えるけれど、18フィートロッドのこのグリップはとても長いのです。
日向灘のシログチ
グチに関してはなんとなく釣り方がわかってきたので、まとまっている場所を見つければ、結構釣れます。サイズも良いので、これが地元だったら持って帰って食べるのにねぇ。
日向灘に登る朝日
釣りの時間はいつも日の出から日没まで。加えて夜釣りは体に悪いので、ちゃんと睡眠を取るようにしてます。歩く量とキャスティング量が半端ないので、3日目にはもう腕はパンパン。
ダブルハンドのサーフフライフィッシング
「稲見さん、そっちへ行ってもいいっすか?」と連絡が入り、急遽飛んできたこのお方。確かその数日前まで北海道でレインボーを釣っていた筈(笑)。さらにその5日くらい前は奄美大島でクロダイを釣っていたのです。なんて釣りバカなんでしょう。世の中にフライフィッシングバムは実在するのです。
日向灘でエバを釣るフライフィッシング
時にエバ(メッキアジ)を釣り、時々グチにヒラメ(ソゲ)。稀にアジとサゴシ(サワラ)。海は豊かなのでなんか釣れますが、それは時合いだけなので大半はキープキャストの日々。
日向灘のオオニベ
ついにやったか!と思わせぶりなオオニベの写真を載せておきます。今年は当たり年なので、何度かヒットからランディングシーンを見かけました。この魚はお隣の常連さんがルアーでキャッチした立派なオオニベ。あぁ、釣りたいこのサイズ。
オーバーヘッドダブルハンドキャスティング
そんな20キロのオオニベを見せられたものだから、僕らは帰りの飛行機時間を忘れてギリギリまでキープキャスト。世の中はそんなに甘くはないですが、僕らが投げているフライのすぐ側にこのオオニベの群れが泳いでいるのです。そんな妄想と現実の狭間で次回の宿題を抱えてきた私たちでした。
日向灘のオオニベ
目の前に横たわる巨漢を見て周りの人々は感嘆と嫉妬が交錯するのです。私が持ち歩いているメージャーが来年こそ活躍することを誓う今回の旅でした。

Mole Tail

なんか前回のタイイングと同じじゃない?と思っているあなた、そうです、ほとんど一緒なんです。なんで同じようなフライを載せたかといえば、単にこのドラゴンテールの小さい方を見つけて少しだけ安く入るので、それを載せたいが為に作ったフライ。ちなみに先日ライブ配信でタイイングを行いましたが、皆さんは動画と静止画とどちらでタイイングを見たいですか? 意見を頂けるとありがたいです。

本当は名前をモーラーフライにでもしたいのですが、『モーラー』は増田屋さんの商標ですので、モグラの「モール」とドラゴンテールの「テール」を取って一応名前にしてみました。とはいうもののモグラの尻尾にはチト似ていませんが・・。

仕上がりの大きさは約9〜10cmと一番ミノーらしいサイズ。とりあえずはシーバスに使うカラーの3色を仕入れてみました。元々がおもちゃだから、トラウトに使えそうなカラーがあんまりないので今後カラーが増えることは多分無いと思います(ブラックとかオリーブだったら巻きたいですか?)

水中では存在感のあるボディがレロレロの動き。大きいドラゴンテールと違って重くならずキャスティングも楽なフライです。ゾンカーフライに飽きた人はタイイングしてみてください。

Mole Tail

Hook:Gamakastu S15 #1/0
Thread:Uni THread 3/0
Body:Mole Tail
Flash:EP®Sparkle
Head:LLAMA Fiber
Eye:EP® Plastic Eye

手順はラウンドヘッドストリーマーと一緒なので、サラッと書いていきます。まずは全体に軽く下巻き。ボディーとなるモールテールがズレてこないようにするために行います。
まずはプラスティックアイの装着。フックアイから約2〜3mm後方(写真の位置)に襷掛けで巻き留めます。アイがぐらつかないように何重にも巻き留めて、止めた位置に瞬間接着剤をたらします。
プラスティックアイを取り付けたら、そのすぐ後ろからモールテールを巻き止め、フックベンドの方までしっかりと巻き止めます。このときモールテールの先端は少し長いので、少しカットしましょう(私は5mmカット).
フックベンド付近までスレッドをで巻き止めたら、同じ位置にギニアフォウルを1枚巻き止めます。フェザーを逆撫でして、境目ができたところが巻く位置です。その境目をフックシャンクにしっかりと巻き止めましょう。
巻き止めたギニアフォウルフェザーはハックルで挟んで右手で持ち、左手は全ての毛が左方向に向くように引っ張りながら巻いていきます。
ギニアフォウルフェザーを全部巻くとこんな感じ。スレッドと巻き終えたギニアフォウルフェザーの軸を交差させて材料をしっかりと巻き止めます。右側に出たいらないフェザーと軸はカットしましょう。
次にヘッドとなるラマファイバーの切り出し。長さは9センチ程度にカット。横一列をカットしましたが、使うのはこの1/3くらい。
カットしたラマファイバーの量は9センチ×1センチ程度を取り分け、まずは上半分に巻き止めます。スレッドはプラスティックアイのすぐ後ろまで巻きながら移動しておきましょう。そしてこの位置に前(写真右)に3/2、後ろ(写真左)の位置で巻き止めます。この時気をつけることは、ラマファイバーがフックシャンクの上半分を覆うように巻き止めることです。
今度は下半分を巻き止めます。先程と同じ手順の同じ量でラマファイバーを巻き止めます。すると写真のような感じでフックシャンクが全て隠れ上下にラマファイバーが分かれた状態になります。
さらに同じ位置にEPスパークルを少量巻き止めます(お好みで)。
スレッドはアイの後ろ(左)から前(右)に向かって巻き進め、この位置でラマファイバーをフックシャンクを覆うようにしてしっかり撒き止めます。
前に伸びたラマファイバーは全てテール側へ手で引っ張り、そのすぐ前にスレッドを巻き止めて折り返したヘッドを作ります。この時注意するのは、フックシャンクを綺麗に覆うようにして全体が均一になるようにテール側へ返します。この状態になったらスレッドはウィップフィニッシュしてカット。そして巻き終えたスレッドに瞬間接着剤を塗りましょう。
フライをバイスから外し、ヘッドはクシを入れて整えます。全体が綺麗に整ったら、棒をカットしたプラスティックアイを用意。接着面にはジェル状の瞬間接着剤を塗りましょう。アイは棒が突き出た位置に接着。乾くまでに約30秒ほど掛かります。
はい、フライの出来上がり。とっても簡単で動きがミノーらしいフライが出来上がります。作ってみた感じではこの1/0番が一番使いやすいと思います。
カラーバリエーションはこんな感じ。なんてサイケデリックなフライなんでしょう。一見魚とは似つかわしくない配色ですが、夜のシーバスはUVカラーに反応するので、このカラーで間違いなく喰ってきます。お試しあれ。