Trial and error(本栖湖でたまにある良い日)

人生も釣りもトライアル・アンド・エラーの連続。沢山の推測と仮定を繰り返し、その中で無駄を排除して答えを見つけていく。先週の穏やかな本栖湖から自分は何を学んだか?そのことを考えながら今週も富士山を見に本栖湖へ行ってきました。

今年の本栖湖は連なる台風の影響で水位は高く、とても釣りづらい状態。今まで大物を手にした年は殆どが水位が低い年で、魚との距離が近く(ブレイクラインが近い)豊富なポイントから選定していた感じ。なのでニーブーツの釣りが多く、今年は苦手なウェーダー必須な本栖湖。バックスペースが取りずらく、そのため先週は時間によるポイントの選定が思う様にいかなかったと自己分析。

そしてもう一つ、フライのカラーや大きさが合っていなかった事。ドライフライは大きいフライにこだわり過ぎている点もあるので、少しダウンサイジング。飛んでいたカメムシに近づけたカラーにチェンジし、引っ張りのウーリーバガーとゾンカーのサイズを調整しての再チャレンジ。

試行錯誤をしている時点ですでに私の妄想では釣れているのですが、その結果はいかに?

暗闇の中で慌ててタックルを用意し、そのままポイントへ。夜明けと共に投げ始めたら、ん?なんんか変。グリップが長いのでいつも使っているマイクロスペイ10ft6inch・#3だと思ったら、なんと9フィート12番のターポンロッドです(笑)。今週も前のめり度70%。車へ戻ってタックルを組み直す時間を考えると時合いが終わっちゃうので、このまま投げる事に・・・。
本栖湖のレインボートラウト
夜明けはいつも引っ張りの釣りですが、仕方なく12番のロッドに8番のシューティングヘッドを入れた状態でキャストを開始。すると数投目にガツンとアタリ。ロッドが殆ど曲がらないのでゴミの様に上がってきた40アップ。なんかなぁ・・。
ブルーバックレインボー
見事なブルーバックですが、残念ながらお手手が欠損。放流されてしばらく経った回復系個体です。オデコが多い私にはとりあえず釣れた事でほっと一安心。
朝の時合いは1時間ほど。まだ湖仙荘さんが開いてなかったので、本栖湖漁観光協会で遊漁証を購入。さて、ドライタックルを組み直して再挑戦です。
先週と同様に午前中から風が少し強め。なので、こんな感じに泡立ったスカムライン(ゴミの集まった場所)を探してサイトフィッシング。ライズを求めて湖畔を走りまわります。
本当だったら湖岸をずっと歩いて探すのですが、場所によっては胸近くまでのウェーディングになっちゃうので、少しでも立てる岩を探し、しばらくその岩の上から様子を伺う事にしました。
2020年モデルスピードスター
新しいスピードスター の本栖湖デビュー。そしてマイクロスペイは手に入れてからはすっかり本栖湖と本流ヤマメ兼用ロッドになりました。本栖湖での使い方はスペイでのドライフライフィッシング。もう一つは状況が変わった時にシングルハンドの8番インタミラインを通して、オーバーヘッドでの引っ張りの釣り。このロッドはスイッチの中では短くて軽いので、シングルハンド7/8番として普通に使えます。
カメムシフライ
いくつ目のポイントだったでしょうか。藪漕ぎをして投げれそうな岩を探してその岩に乗った所、目の前でライズしているのです。で、このカメムシをキャスト。しかしそのフライを咥えたのが20cmほどのチビでフッキングせず。その10分ほど後のこと、そのポイントで突然狂った様にライズが始まったのです。慌ててカメムシフライを投げるも無反応。よく見ると3〜5センチほどの新子のワカサギを7〜8本のレインボーが追い回してます。ライズだと思っていたのはボイル(魚食魚が小魚を追い回し、魚が水面に突き上げられている状態)です。
本栖湖のレインボートラウト
慌ててリールをインタミに変え、フライは小さめのゾンカーをチョイス。カラーはジンジャー系。再度ボイルが起きるのを待ってラインを出しておき、そのタイミングで狙い撃ちする様はイナダのボイル打ちそのものと一緒。ドンピシャ決まってリトリーブを開始するや否や、レインボーはドッパーンと数回跳ねて沖へと走りました。ロッドは満月になり、緊張の時間。トルクフルな彼はバッキングライン の継ぎ目(ライン+ランニングラインの合計分70m)まで引っ張り出す強者でした。丁寧に時間を掛けてやっと上がってきたのは、ロクマルにわずかに届かない見事な魚体。久々の感動です。
本栖湖のレインボートラウト
見事なヒレピンで肉厚。深みを渡り沖にあるドン深岩の先端にいたので、いざとなったら湖に飛び込んで抱きかかえようかと思ってました(笑)
ブルーバックレインボー
太陽を浴びた見事なブルーバック。ルアーの人に一度つられているのでしょうね、エラ上に丸い穴が空いてます。グリップが長いスイッチロッドと横並びにするとあまり大きく見えないのがチト悲しい。
本栖湖のもぐらん
実はその後もしばらくしたらもう一度ボイルが始まったので、同じ様にキャストしたらドンピシャはまり、フッキング。しかし、同じ様に沖へ走って数度跳ねたらハズレちゃいました、残念。サイズ的には同じぐらいかな。今から15年ぐらい前にも一度モグラン付近でレンボーの猛ボイルに遭遇し、夢の様な1時間を過ごした事があるのですが、その時と同じシチュエーション(季節が違いますが)。
本栖湖のレインボー
時合いは1時間でおしまい。その後に別のポイントで釣りをすることも考えましたが、本栖湖の釣り過ぎは体に良くないので、お昼前にて終了。早上がりの時はいつもの様に下道(国道)にて帰宅です。昨日の夜に飲んだビールは格別。さて、今度はランカーシーバスをやっつけないと。私の宿題は山積みです、楽しいなぁ。

平和な時間

中央道を駆け抜け、富士樹海を通り過ぎた時の外気温は2℃。わずかに明け始めた西空を気にも止めず、ここ数日良い魚が上がり続けているポイントを一路目指した。だが、ポイントへ着く前にすでにその湖畔にライトが見えたので、仕方なく別のポイントを探して落ち着く事に。富士から登るご来光を見ながら冷たい空気を切り裂くキャスティングは、もう素手では辛い季節になってきた。そして明るさと共に冷え込んだ気温は一気に上がり、何一つ聞こえてこない無音の世界が続く。

穏やかな時間は瞬く間に過ぎていき、日差しの角度と共に魚を求めて移動する私。珍しく午前中から風が吹き始めたのでいつもとポイントを変えてはみたものの、湖面に浮かぶカメムシフライはただ気持ちよく浮き続けているばかり。ライズはない。さらに増水によりポイント選択を狭め釣り場探しも一苦労だが、ウェーダーを履いている事で、少し沖目にある岩場で釣りをする事ができた。

丁度風裏になるこの場所は私の目の前に左岸からの吹き込みでできたスカムラインが沖に向かっての帯が伸びている。ここはひとつフライを変えて気分一新しようとフライを結び変えていると、私のロッドのバットガイドから2番目の辺りの視界に動くものが飛び込んできた。

正に今、水面に浮いている虫を喰おうとしているそのヒレピンは、口を半分開けた所で私と目があった。距離にして1mあるかないかである。お互いに「あっ。」と思った刹那の後、およそゴーマルのブルーバックレインボーはエサにはあり付けず一目散に逃げていった。それをみ見て慌ててフライを結び、カメムシフライを投げまくる私。しかし相変わらず水面は穏やかである。

その後はポイントを変えて色々なフライを投げてみたり、引っ張りでウーリーバガーを引いてみたり。夕方になるまで本栖湖一周を色々な場所で攻めてはみたものの、私のフライはただひたすら穏やかな時間が過ぎただけで夕闇を迎えた。

先月は毎週のように雨で各地の悲報を聞き続けたただけに、ただ平和な時間を過ごせる事に至福を感じた昨日。釣り人らしいオデコだった時の言い訳です。

ガイドに糸を通し忘れた。
釣りへの前のめり度数60%。誰でも一度はあるでしょう。そして気づいた時は周りに目をやり、一人苦笑いするものである。
ハリガネムシ
目の下を泳ぐハリガネムシ。それをじっと見ていたらランカーサイズのバスが寄って来たので喰うのかと思ったら、躊躇してやめました。間髪入れずに私のフライを投げては見たものの、フライを見た後に私に目をやり、軽蔑の眼差して泳ぎ去りました。
富士山
富士へ向かってフルキャスト!この場所でゴーマルさんとご対面。でもその後は何もナッシング。
マツヘリカメムシ
カメムシにも色々な種類がいるようで、本栖湖は主に茶色いカメムシ中心です。このカメムシは名前を調べたら、マツヘリカメムシと言うようです。今まで緑ばっかり巻いてきたけれど、他のカラーも巻かないとね。コヤツは車に張り付いてました。
本栖湖で待ち合わせた釣り仲間は、しっかりと一本取ってました。良い時合いに虫の吹き溜まる場所に入れるかがキーポイントだと思います。
風がおさまる日没後まで粘っては見たものの、何事もありませんでした。でも次回へのタイイング意欲が湧いてきたので、良しとします。

変わりゆく環境(たまにはランカーバスも出るフライフィッシング)

最近思う事を一つ。近年、渓流でキャニオニング(または沢登り)の一行様方にお会いする事があります。私的には新潟県と山梨県で会った事がありますが、釣りをしているとその横を「こんにちは。」と笑顔を振りまく御一行様が過ぎていきますが、そのまま渓流を上がっていくのですね。勿論その後の私はお口があんぐり。無論釣れません、というか釣り上がる気がしません。でも挨拶もされているし何も知らないのだからと思い諦めて戻るのですが、車へ戻って次の川を探して再入渓するだけでも数時間はかかっちゃうのです。

最近の本栖湖はSUPにカヤック、そしてもう少しシーズンが進むとウインドサーフィンで賑わいます。私の場合ドライフライでサイトフィッシングを楽しんでいるのですが、ロッドを出さず湖面の魚を探していると「こんにちは。」と笑顔を振りまき、やっぱり湖岸近くをずっと過ぎ去っていくのです、ここでため息ひとつして仕方なしの休憩に入ります(竿を持っていても釣り人に見えないのかなぁ)。

釣り人は少なからず入漁料という対価を払って釣り場のルールを守りながら楽しんでいますが、彼らが自然を満喫しているのは良いとしても特に何の縛りもなく自然の中へ入ってくるので、少しで良いので釣りへの理解と配慮が欲しいなぁと思うこの頃。もしくは彼らが河川保全料的なものを払っているのならば何の不満もないのですが、現状そんな場所は無いですものね・・。

さて昨日は近郊の本流を諦め中禅ジーコが頭によぎりましたが、船の予約もしてないので気持ちを切り替える意味でも心の故郷である本栖湖釣行にしました。6月の釣行は何年振りだろう?

春から初夏に向けての本栖湖は私の場合はフローティングラインでのドライフライがほとんど(ドラワカ含む)。朝方から色々な虫が飛び、ハルゼミが落ちてそれを捕食するレインボーやその他の魚たちがたくさんいるのです。して、その結果はいかに?

ロッドにドライフライを結んで朝焼けと共にいざ出陣!まだ暗いうちはライズが少なく、稚鮎とワカサギ、オイカワのライズが沢山。そんなチビッコが掛からないようにフライは#2〜8のドライフライ。ハルゼミはポツポツ落ちてます。そしてジーコと違い誰もいない。ポイント独り占め!
しばらく何も無さそうだったので、10mほど投げてロッドを置き、飯でも食おうかと思ったら突然ロッドがカタカタと音を立てて動き出した。ロッドが湖へ持っていかれそうになるのを慌てておさえると、ドラッグがジィ〜ジィ〜と唸り出し、水面をシュッパパパパーンと割って大物が跳ねた。次の瞬間ゲームエンドのフックオフ。フライラインいっぱいまで持っていかれたけれど、まぁ仕方ない合わせてないもんね。いやぁ、デカかった、取れたらマイレコードだったかも。
日が斜めに刺すと魚が見やすいのでサイトフィッシングに切り替え。目が醒めるような碧の中を15〜30分に一度レインボーが回ってくる。そのトラウトに向けてフライを投げるけれど、ガバッと出すも全てフッキングせず、何で?サイズにして35cm前後の個体が大半で、フライへのバイトは7回ほど。彼らは落ちたハルゼミにも出るけれど食いきれず諦めて通過。そしてそれが遠くへ流されると大きな音で別の個体が食べている。やがて風がなくなり誤魔化しが効かなくなったので、一旦上がりポイント移動。
この青さはすごいでしょ。水の透明度も手伝って10m下の魚も見えちゃいます。でもトラウトは水面直下を泳いでいるので丸見え。但しこの状態になるといくら投げてもラインの陰で逃げちゃいます。そんな中、半分のスピードで回遊する2匹の個体。角度を考えてそっとプレゼンテーションするとパクリ。何とこんな鏡の状態で食いやがった。
お目当のトラウトと違って全然引かないんですな。アフタースポーンという事もありますが、見事なランカーサイズ。でもお前を釣りにきた訳じゃないんだよね。
風が吹いてきたので朝のポイントへ戻る事に。が、その場所には地元ご隠居釣り人がいっぱいで入る場所なし。魚が擦れているのは納得かも。午後まで粘ってイブニングをやろうかとも思ったけれど、週末の沖縄釣行準備を何もしてないので、本日は午前11時半に退散しました。それでも7時間以上釣りしているんだよね。エキサイティングな時間だったので再訪したいけれど、この後の釣り日程を考えてると無理かな。ハルゼミは勢いよく鳴いてますので、この釣りはまだ少し続くでしょう。オデコだったけれど楽しい半日が過ごせました。さて、気持ちを切り替えて週末はキハダマグロです。

潮抜き

渓流の禁漁期は湖と海の釣りが半々になる私は、ちょっと体がしょっぱいモード。そして年末にオオニベ と戦っていないウィンストンの15フィートは、購入してから現在まで本命と呼べる釣果が少なくパッとしません。ついでにティボーのパシフィックに至っては、未だ600ヤードのPEバッキングを引き出す大物に遭遇することはなく、その能力を持て余している次第。私自身が釣りのスランプなのかもしれませんが、ここはひとつ、お清めに行こうと本栖湖の聖水で潮抜きしてきました。

もっともこの時期は何をやるか明確なターゲットがないので、毎年行き当たりばったりの釣行が多い時期。なので今回はダブハン練習がてらに行ったようなもので、到着はユルユルな午前8時過ぎ。太陽で湖水が温まらないとお魚も動かないしね。

オオニベ で潮まみれになったのはこのリールとロッドの他にラインバスケットも真っ白だったので、これからの釣果を祈願して引き締まった冷水で清めてみました。本当ならば私もドブンと浸かって清めたいところですが、入水自殺と間違われるのでやめました。もちろんそれだけ済ませて帰ってもしょうがないので、ダブハンを左手で振ってみたり、投げ方を変えてみたり。その先に結ばれたウーリーバガーは、もしもの備え。

そうこうしているとお昼を伝える音色が本栖湖に響き渡る。

その音楽と同時にロッドにはゴツンというアタリ。久しぶりききたか本命君?

と、手元から伝わる生命感に少し興奮するも、15フィート9/10番じゃロッドが曲がらないのですな。ロッドパワーがあり過ぎてすんなり寄ってきたその魚体は、久しぶりに見る本栖湖ブルーに染まった綺麗なレインボー。

この美しい魚体に会えて、なんかロッドとリールに憑いていたものが取れた気がしてホッとした感じ。これでこのロッドに火がつくことを祈り、次回の出陣に備えます。

それにしても美しすぎるぜ本栖湖ブルーバック。

本栖湖
最初にぐるっとポイントを品定めして、本日はこのポイントで入水。というか、ダブハン練習にちょうど良いかな。
本栖湖レインボー
写真を撮る時に限って太陽が隠れちゃうんですね。実際の色がわかりずらいのが残念。でも目元上のブルーを見れば、太陽に当たった時の美しさがわかっていただける筈。
本栖湖レインボー
このブルーバックで鱗がポロポロと取れるものだから、最初は巨大なヒメマスかと思っちゃいました。でも尾の感じと目周りがやっぱりレインボー。
本栖湖ブルー
尾もなんとも美しいディープブルーカラー。多分放流ものの回復した個体でしょう。ボディはものすごいギラギラシルバーで遡上魚を思い出します。
今回は練習で持って行ったのでオオニベ 用そのまんま、こんなタックルは入りません。9フィート8番で掛けていたら、楽しかっただろうに・・。ラインはシンキングタイプ3にフロロリーダー0Xとティペット1X。水温は一桁なので、魚は6-10mラインだろうなぁと踏んで、カウントは70秒。計算ではタイプ3(1秒間に3インチ沈むという意味)なので、70秒×8cm弱=5.6mそこからスローリトリーブなので約6mは入っているかと。ちなみに急深の場所でやっているので120秒待っても引っ掛かりません。
本栖湖から見る富士山
一本釣れただけで嬉しくなり、ポイントをルアーの方に譲って早上がりしましたとさ。富士山は絶賛雪景色中。
本栖湖レインボー
写真撮影でこねくり回すのが可愛そうだったので、すぐにリリース。シルバーボディを輝かせながら、本栖湖の碧に帰っていく。今度会うときはロクマルサイズまで育っていてね。

本栖湖 LOVE

朝から晩までハーミットのHP変更をやっている毎日が続き、休日に釣りへ行く元気がなくなってきた。前夜は10時過ぎまで仕事をしていたので、昨日は休日らしくしようかと目を覚ましたら、なんか生暖かいじゃありませんか。考えることはポジティブな妄想、そして時計は午前7時。私の辞書には『転ばぬ先の杖』なんてありません、本栖湖が俺を呼んでるぜ!

都内の渋滞を避けて途中から高速に乗り、着いたのは11時過ぎ。雰囲気アリアリの本栖湖。物凄い強風の濁りでそこら中に釣れそうな妄想ポイントができてます。とりあえずいつものシャローエリアをロッドを持たずに散策へ。強風で見えずらいのだけれど、なんと私の足元に50cm弱のヒレピンが泳いでいるじゃありませんか、それも推進30cmほど。

慌てて車に戻りタックル片手に再び魚を探し始めたら、それ以降は本栖湖がスッポリ雲の中へ。サイトフィッシングが成り立たず、そして強風が凄過ぎて体が煽られまその場は退散。

その後ポイントを変えても一寸先が見えない状態で、粘っても何も無し。そんな状況で17時まで投げ続けた結果、何もナッシング。さらに精進いたします。

相変わらず本栖湖LOVE、止りません。

強風になるとできる濁りのベルト。引っ張りの釣りはこのベルトが出来たらこの中だけ攻めれば日中でも釣れます。いえ、たまに釣れます。長崎は釣れているらしく、いつも誰かしら人が入ってます。先週の放流ポイントもルアーの人が入っていたのでパス。私は給水塔から人がいない所だけ反時計回りで攻めました。

なんとナナマル!と興奮したのは束の間。その泳ぐスピードが鈍重だったので、その後を観察したら鯉でした。がっかり。でも別のエリアで久しぶりにシャローのヒレピンにご対面。勝負は次回に持ち越しです。

レッドバンドのヒレピンを見つけて慌ててタックルを車に取りに行き、戻ってきたら空模様は一気に怪しくなってきた。

その後はず〜っと雲の中。サイトなんてできないので引っ張りに変更して17時まで投げ倒しました。真っ暗になるまで引っ張り倒した時にハタと気付いたけれど、ライトを持たず釣りをしていたので、車までの道が富士樹海で迷っている状態。かなりヤバイです(世捨て丸での荒川でも同じ事になったっけ)。イブニングまで釣りをする方はくれぐれもライトを忘れずに。

サービストラウト(冬の本栖湖)

本栖湖へ到着するのはいつも薄暗い時間。LEDライトの下でタックルを用意し、湖岸へ立つ頃には夜が明けて釣りがスタートする。それが私の本栖湖ルーチンワーク。今回は午前8時前に一発だけドライでガボッと出たものの、慌てふためいてスッポ抜け。あぁ、やらかしました。

その後いつものようにサイトフィッシングに切り替え目ぼしいポイントを探して歩くものの、昨年同様にシャローに突っ込んでくる大物は見えず。仕方なく昼には先日のダブハンを持ち出しキャス練してました。

「こりゃいつもの何もナッシングモードだな。」とイブニングまでフテ寝しようとしていると、漁協の車が湖岸へ乗り出し半円のグレーパイプを湖に突っ込む作業をし始めた。それから10分もすると今度は水槽を乗せたトラックが湖岸へ降りて来て、そのパイプの上から大量の水と共にドバドバとレインボートラウトを放流し始めた。

「さあどうぞ、(サービストラウト)釣ってください。」

本栖湖へ通い始めて40年以上。ここでの放流作業を初めてみましたが、目の前で放流されて釣れと言われてもね。と思ったのも束の間、他の人がバンバン入れ食いになっているのを見てしっかりロッドを出した私。日本で一番でっかい管釣り気分を味わった次第。

そういえばバブリーな20年以上前は芦ノ湖はこれ以上のサービストラウトだった。当時の芦ノ湖特別解禁を例えるならば、キャストすれば魚の頭に当たるようなイメージ。河口湖でさえ一人20〜30本の釣果で、本栖湖も日に50本以上のサービストラウトを釣った記憶が蘇った。そんな時代を思い出しながら、いい年こいて、この状況でも竿を出してしまう自分に少し反省。その場はすぐに離れイブニングはいつものように真っ暗になるまで投げ倒しましたとさ(その後は何もナッシング)。

現在の本栖湖は絶賛放流中。昔はエサ釣りの人がズラッと並んで全て抜いちゃってましたが、それも遠い昔。昨日は全てフライとルアーの人達なので、皆さんC&Rです。今週末は釣れてくれる事でしょう。

透明度が高いので、日が高々と上がると魚っ気が無くなる感じ。チャンスは朝6時頃から10時と夕方16時から日没まで。今回は朝8時前にカメムシフライに一回だけドバッと出た。掛からなかったけれどね。

本栖湖のこの時期は本当ならば氷点下の朝なのだけれど、今週はずっと暖かい見たい。先日の新潟よりも快適でした。

相変わらず本栖湖一周投げ続けてますが、空いた時間はダブハン練習。タックルは先日の鮭タックルでスカジットFISTにT7。反則的によく飛びます。

放流された魚は直ぐには食いつかないだろうと思ってましたが、放流直後に竿を出した人は入れ喰いでした。

直後はフライなんて付いてりゃ何でもかかる状態。でも15分も釣りづつけているとスレてきて喰いづらくなります。

私も周りの入れ喰いを見てロッドを出し、入れ喰いに。ピンの合った写真だと残念な魚たちだったので、あえてこの写真を選びました。ヒレが綺麗に回復することを望むばかり。

放流物を釣っていても飽きるのでその場を離れ、朝にガボッと出た場所で夕方再チャレンジ。でも何もナッシング。精進いたします。

バンゴーミノーの思い出

私が本栖湖へ通い始めたのは中学生の頃で、当時は河口湖駅からバスに乗り本栖湖へ着くのが9時半ごろだったでしょうか。終バスまでの間、湖岸を歩き回りルアーを投げまくっていたのであります。当初はまだルアーフィッシングのみで訪れていて、釣具屋の主人には「本栖湖は一番大きいミノーサイズじゃないと大物は釣れないよ。」と言われたので、その気になってバンゴーミノーの5インチとマグナムラパラを投げてました、もちろん釣れません。でも、一度だけ追ってきたんですよ、大きなブラウンが。その時のルアーがバンゴーミノーのマッカレルブルー、ホロシルバーでした。もちろんその時の興奮は忘れられません。

昨日はBBQイベント疲れで早起きする気はなかったので午前10時着。本栖湖へついて見ると、あれまぁ水の多い事。いわゆる満水状態。そのポイントには近づく事ができません。今だに中学生時代に見た幻影を追いかけてそのポイントを覗きに行くのが習慣になっている私ですが、今回は遠目で見るしかできませんでした。

かつて台風後の超満水時は観光駐車場前ギリギリまであったのでそれほどではないですが、釣りをする場所が浜以外ほとんどない状態。湖岸を歩いて釣る予定の私はウェーダーなしのブーツのみで来たので、入漁証を買っても何にも出来きず。

この満水に対して11月1日から放水を始めるそうなので、通常水位へ戻るのは約2週間ごとのこと。実際に釣りやすい水位になるのは来週末ぐらいからになると思います。まぁ今回は紅葉を見に来たという事で、良しとしますか。

本栖湖の紅葉は日光よりも少し遅い。お花屋さんで松ぼっくりが¥100程度で売っているのを見て、拾って帰ろうかと思いましたが、ハーミットにおいても意味がないのでやめました。

現在はヒメマス解禁中。出ている船は半分くらいかな、おそらく釣果はそれほど出てないんでしょう。

水温は一番低いところで15℃。高いところで16.5℃くらい。とても良い感じ。出会った岸釣りは2名。トラウトルアーとバスルアーの方でしたが、苦戦されてました。

観光駐車場前はこの状態。階段を降りてすぐ湖。浜がありません。

大久保も見る人が見ればわかるこの水位。オイカワが気持ち良さそうに泳いでました。

野反湖よりも碧い本栖湖ブルー。この綺麗な水のどこかに夢のモンスターが潜んでいます。

仏岩周辺もその岩に行くまでに草をかき分けていかなきゃ行けない状態。それにしてもブラックバスは減った気がするなぁ。

リュウちゃんの休日(関東圏で釣りの旅)

シークロのセカンドキャップテンと言えば、ご存知の方も多いリュウちゃん。そんな彼へ唐突に「明日、暇?」とメールを入れてみたところ、速攻でお返事が返ってきた。

普段は海の上でしか一緒に居ることがない彼を、陸の上では一体どんな釣りを見せるのか?というよりは、行ったことがないところへ連れ行ってみたくなってので、勝手にミステリーツアーを敢行。昨日のその様子を載せてみました。

お暇な方はご覧くださいまし。

横浜から向かった先は山梨県のとある渓。昨年その変貌ぶりの確認だけして釣りをしていなかったので、15年ぶりの入渓かな?前日に少し雨が降ってたとの事で水量は少し多め。南アルプスの川だから渇水することはまずないので、いつでも安心して行ける川。でも人は多いんですヨ。僕らの釣りを見てエサ師に上流を跳ねられました。

少し早めの到着だったので、魚のアタリは9時ごろを回ったあたりから出始めた。普段は8番のロッドのリュウちゃんが3番に持ち替えてのイワナ釣り。魚の活性と共に釣果を次々とあげていた。

遡行は楽な川なんですが堰堤がいくつかあり、こんな光景が。取りつきの石がほとんど出っ張ってないので良い子は真似しないでね、滑落しますので。普通は両岸へ移動し高巻き。

この近所の街は38℃予報。いくら1,000mオーバーのこの場所でも、暑いものは暑いです。私は数時間で耳が一気に日焼け。なのでシムスのサンゲーターを渓流へ浸し、湿った状態で装備。気化熱で冷やします。

私はというと結構苦戦しまして、フライのサイズを落としてなんとかキャッチする感じ。夏虫も暑すぎて渓流を賑やかにしてくれない様子。なので、「イワナは岩を釣れ。」の格言通り、岩にフライを擦り付ける様にして釣ってましたとさ。

遡行し続けると、川は徐々に狭くなり雰囲気がある渓相へ。でも暑さのために反応が悪いのさ。釣れ続けたらずっと続けようかと思ったけれど、渋いので一旦退渓することに。

その川の下流部を少し手を出してみたけれど、魚が細かいので撤退。暑いので日中はリュウちゃんが行ったことのない場所を観光をしようと、本栖湖へ連れて行ってみました。でも、あいにく富士山は雲の中(写真は浩庵荘)。

そしてリュウちゃんを忍野デビューさせるためにリバーズエッジへ向かい、入漁証購入。イブニングは忍野で過ごすことに。本人は自撮りニコパチを撮っている最中。

フライを見切る魚達に吠えるリュウちゃん。濁りもあり少し渋い状態でした。それにしても大きいサイズは見えなかったなぁ。リバーズエッジの渡辺さん曰く、今の時期のこの時間はクシゲマダラカゲロウだそうです。

面倒だったので、渓流のタックルそのまんま。そして私はウェットウェーディング姿(ゲーターにウェーディングシューズ)そのまんまで釣りしてましヨ。忍野では全く似合わないので、その写真は却下(笑)

夕方まとまったライズが起きた時に24番のミッジフライをウェーキングさせて、ようやくヤマメさんをヒット。届くネットがなく引き抜けないサイズだったので、前かがみで落っこちそうになりなりながらフックを外しリリース。考えてみたら忍野で釣りをしたのは10年振りぐらいかも。実はいつも皆さんの様子を見るだけてここでは釣りをしないんです、私。この日の総移動距離は480キロ。結構走ったなぁ。

「私を本栖へ連れてって!」

JR駅内に貼られている原田知世のポスターを見て懐かしんでいる人が多い中、「私を本栖へ連れてって!」なんて言う人は、女子はおろか男子もいません。夜明け前の富士樹海の道を毎週一人でひた走る管理人でゴザイマス。ま、仕方ないですな朝の気温はマイナス7℃だし・・。

そんな極寒の朝へ出陣し漢の浪漫を求めた釣り人は、私以外に3名ほど見かけました。不凍湖であるこの湖は、人間が死ぬほど寒くてもまだ水温は9〜10℃はある状態だから、魚には快適な状態。でも3投もするとガイドはガチガチに凍るので、その三投以内で決めたいところが本音。だって、寒いんだもん。もちろんそんなにうまく行くはずもなく、お目当の大物は今週もシャローレンジに一度も現れませんでした。

私にとって大物は4年に一度のオリンピックみたいなものだから、今年はこのまま何も無いかも?しれません。それでも大久保と長崎で良い魚が上がった話があるので、やっぱり本栖湖の大物をキャッチするのには、長い経験よりも強運が必要なんだと思います。初めて行った人がナナマル釣ったりするところですからね。

午後はなんとなく何もなさそうな雰囲気だったので、夕方をやらずに下道で帰りましたとさ。はい、国道で・・。渋滞に巻き込まれ5時間の苦行でゴザイマシタ・・。

最初の三投でご覧の有様。ロッドティップは水面へ突っ込む事で凍るのを防げるけれど、バットガイドは何回かに一度は手で氷を取る必要がある。

魚をキャッチして水切りするとこんな感じに凍る。車に戻って溶けると魚の匂いがし始めるのだけれど、なんとかならんのかなぁ。

6番のゾンカーであたっても掛からないので、フックサイズをどんどん下げて、10番まで落として掛けた、案の定ヒレ丸くん。今年掛けた放流魚のほとんどが胸ビレがないので、チョット寂しい。朝は同じサイズを2本キャッチ。

川尻側の冬期閉鎖ゲート。本栖湖で一番寒いのは川尻だと思います。

不凍湖といっても端っこは凍ってますヨ。午前10時半でこんな状態。

本栖人(夢追い人)

神秘的な本栖湖の紺碧に魅了された昨日の本栖人(もとすびと)は約20名。富士山を見ながら仕事を忘れ糸を垂れるのも良し。この釣りを苦行と捉えるのも良し。それぞれの釣りを終えると、そのほとんどの人が手ぶらで帰るのだが、それが普通の湖。しかし誰ひとり文句を言うものはいない。皆が秘めた思いは、”いつかはこの湖で夢の魚をキャッチしたい” それに尽きるのかもしれない。

昨日は朝暗いうちから先週と同じ順番で回る予定でしたが、入ろうと思うポイントは皆さんがいらっしゃるので、少しずつポイントをずらして釣ってました。釣果?いつものように坊主でゴザイマス。

書くことがありません、お後がよろしいようで・・・。

朝の気温はマイナス3℃。本栖湖らしい気温になってきたけれど、手が凍らないのでまだそんなに寒さを感じない。ベイトの反応なし、生体反応なし。先週の魚たちも姿を見せることがなかった。

12月に入ったので南岸の道路が通行止めになりました。なのでここ川尻が一番遠い場所。そして一番寒い場所。龍ケ岳側に入った人は何匹か釣ってました。

急深のポイントで釣りをしていると湖側に吸い寄せられてしまいそうな気分。そしてその紺碧を見ていると、湖だけれど映画『グランブルー』を思い出す。最深部は122m。

私の湖仙荘3点セット。信玄餅は誰にあげても文句は出ないので鉄板。かつては年券(¥8,000)で釣りをしていたけれど、今は年に7〜8回しか行かないので、日釣券に切り替えたのが18年前。中には山梨県の共通年券で釣りへ来られる方も。山梨県の年券を買えば、春シーズンに早川水系や本栖湖裏にある栃代川とダブルヘッダーなんてのもできます。

イブニングは烈風に耐えた時間で、朝方よりも寒かった。全身で受ける波しぶきはまるで海のよう。人生と同じで、上手くいかないものですなぁ。