春を探しに川へ行って恋(鯉)をしたのに、鱒に浮気した週末

春めいて来ると第三週目の日曜日は何かと忙しいハーミット。そう、この時期は人間だけが落ち着かない訳ではありません。渓流が解禁してウキウキしているのが釣り人の春だと言うのであれば、その頃一部のお魚達は恋のシーズンでもあるのです。

最近はマルタウグイの遡上が減ってきたので紹介する機会が少なくなっていたけれど、それでも毎年少なからず産卵をしに遡上してきます。早い群れは2月下旬から遡上し、その終わりは桜が散る頃と言って良いでしょうか。それがマルタウグイの恋の季節。3月の第3週ともなると、そろそろその群れが少しは入っているのではないかと東京近郊の川へ出向いたのが先だっての日曜日。朝9時からはキャスティングスクールなので、その朝飯前(練習前)の時間にマルタを狙ってしまおうという魂胆なのです。

河原は新緑を感じるほどは芽吹いておらず、桜の蕾はうっすらと色づいた程度。芽吹くまでにはあと10日位は掛かるかな。それを見ると最盛期にはチト早かったかなと思いつつ川面を見つめて見る。するとそこには水飛沫を上げて盛大に叩いているではありませんか。んがしかし、その飛沫をあげて恋愛を楽しんでいるのはマルタウグイでは無く、鯉が恋してました。

僕らはその恋路を邪魔してからキャスティング練習へと向かったのですが、練習後になんかスッキリしないので朝霞ガーデンへ行き鱒釣りへと浮気したのでした。

そんな週末のお話は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

恋のフライフィッシング
マルタウグイが盛大に産卵していた頃の様子を釣った事のない釣り人に誇張して伝え河原へと向かう。熱弁した様な飛沫を上げる大きな群れがあったけれど、それは全てコイでした。せっかくきたのだからと、その恋路を邪魔してフライをゴロゴロ。鮭のフライフィッシングの様にたくさんキャストすると、フライを啄ばんでくれる個体がいるのです。
鯉の恋路
一番大きな個体は70センチを裕に超えているので、そんなのが掛からないように祈りつつキャストを続ける。フライにドラッグが掛かり過ぎると喰わないのでキャスティングもなかなか難しい問題。
コイさん
キャスティングの方向やラインの置き方を工夫しながら何十回と投げてようやくヒットしたコイさん。そのトルクフルな引きに貫禄を感じます。
コイサンマン
上がってきたのは60センチ弱ほどのサイズですが、その重さは半端ありません。
鯉の尻尾
鯉の尻尾はハート型っぽくて、なんか可愛らしい。この川のコイは一時期減ったけれど、これだけ盛んに産卵していれば、また個体数は回復するかな?
キャスティングスクール
清流を散策した後はキャスティングスクールで参加生徒と合流しスクール開始。全くの初心者にバックキャストの重要性を説いた後、ループを小さくする練習を繰り返します。
キャスティングスクール
芝生にはピンクや紫の花が咲き誇り、春の訪れを感じます。キャスティングスクールは12時過ぎまで行うのですが、マルタウグイに出会えなかった事でなんかスッキリしません。
朝霞ガーデンのレインボートラウト
朝の5時前からずっと動いているのですでにヘロヘロなんですが、釣り足りない気持ちから朝霞ガーデンへ行ってしまいました。現在の朝霞Gは18〜22番のコンパラダンからミッジなのでかなりの数釣りが楽しめます。最近オデコ続きの私には良い癒し。それにしても私の釣りにおける活動時間は長いなぁ。

オイカワが釣れるという幸せ(北関東でオデコ記録更新中)

昨年の釣行記録を見ると、4月の頭に雪に振られオデコになってますなぁ。昨今は温暖化というキーワードで、3月初旬でも十分釣りになると考えがちだけれど、関東だって4月までは雪が降るんです。一昔前の中禅寺湖が5月解禁だった頃は雪なんて普通だったしね。

雪の日は釣れない訳ではない。雪の降り始めは魚の活性は高く、むしろライズはいつも以上に起こることが多い。私の休日である火曜日はまたしても雪予報だったが、10時頃から強くなる予報なので、その降り始めを狙えば釣れるんじゃね〜の?的な、いつものポジティブシンキングで出掛けたのさ。だからこの時期ならば10時ごろ着の所を早めに釣り場へ入るために8時到着予定で早めに出発。

家を出る時は雨がポツポツ。先週と同じようなスタートで幸先が悪い。その後埼玉県を過ぎた頃から雪に変わり、高速道路は雪のための速度規制になってしまったので一般道へと移る。雪は更に大降りになり完全な交通麻痺状態。目指すポイントまでなんと5時間を要してしまった。そのおかげで現場は15センチの積雪ときたもんだ。

神に「お前に釣らせる鱒など無い!」と言われているようで、今回は大雪とその後の爆風+その雪が一気に溶けた雪代のお陰でな〜んにもありませんでした。せめての救いは、なんでも良いから釣りたかったので、浅瀬の端でライズするオイカワを見つけ、雑魚がいる幸せを堪能するのでありました。

ということで、以下の写真は雪景色と冷たい水が流れる里川の景色のみでゴザイマス。お暇な方はご覧くださいまし。

北関東の県道にて
トップの写真の頃にはすでに大雪で車はノロノロ状態。その後、この写真の場所でストップ。いつかは動くだろうと我慢したが、1時間近くしても1メートル進まないのでUターンし、別道から進む事に。ポイントへつく前に「あぁ、今日はもう終わったな。」と思ったのデス。
水が冷たい
予定通りに行けなかったので、途中にある比較的人気のあるポイントを覗いたら、やっぱり誰もいないよね。20分ほど水面を見つめたけれど何も無し。水が冷た過ぎてビリビリしました。
北関東の川
頭の中にある浅瀬のライズしそうなポイントでライズを探すが、急激な水温低下で水面に生体反応は何も無し。雰囲気は解禁日の蒲田川に来ているみたいだけれど、そちらと違って水温の低さが半端ないので、虫は全く飛びません。
お魚のライズ探し
いつもならば必ずライズが見れるポイントへ移動してきたが、同じように魚影は無し。きっと深いところでジッとしているんでしょうな。ライズに見えるものは全て木の枝から落ちる雪と雫。
上流のポイント
前回以上にポイント巡り。この場所で5箇所めかな。それも車を置いてプールまで歩いてライズを探すも、やっぱり何も無し。タックルを組んでもロッドを降ることがまるで無い。今年は県内共通年券を購入したので、西にあるC&Rへ行こうかと思いましたが、移動したところで状況が変わるとは思えないので、とりあえず今年の状況めぐりと考えて各地へ移動。
オイカワの釣り
雪が止んで落ち着いた途端に今度は冷たい爆風が吹き荒れた。近くにいたおじさんには「昨日はこの場所でものすごく釣れたんだけれど、今日は残念だね。」と言われてしまった。お魚はいつも過去へ逃げていってしまう。 これはもうヤマメはダメだと判断し、とりあえず魚恋しさにオイカワのいるポイントへ移り、ミッジを使ってキャッチ。実はこのオイカワにしても釣れる場所が激減していて、昔のようにどこでも釣れるのではなく上流に田んぼが少なくなる場所からでしか釣れなくなっているのです。
オイカワ
本来ならば本流の中流部に沢山いる筈なのですが、この場所は上流部のひらけたエリア。この上流には田んぼが無く、溶けた農薬があまり入らないエリア。むしろ最近は田んぼが殆どない東京の方がオイカワは釣れるんですな。そのうちオイカワを釣りたくても釣れなくなる日が来るかもしれません。
爆風後の青空
あれだけ降った大雪は15時を過ぎた頃にはすっかり溶けて全て川の中へ。水位が上がり水温が下がりました・・。こんなに綺麗な青空なのに、川は静まり返ってしまいましたとさ。
里川
風を避けて温まりやすい里川へ移って更に狙う私。昔はこの川ではオイカワやカワムツを避けながらヤマメを狙ったのですが、今はその雑魚たちが全くいません。この一帯には関東の食を支える田んぼが一面で、その水がこの川へ流れています。本当にネオニコチノイドは生態(環境)に影響がないのでしょうか?
オデコ
鱒族を触っていない私はムキになって釣り続けてみたのは、2月に行った中京エリアの解禁で17時からライズが始まった経緯があったから。太陽は沈み18時近くまで釣り続けた結果、何も起こりませんでした。さて、私の渓流解禁はいつになる事やら。来週は川に行くか芦ノ湖(または本栖湖)へ行くかお悩み中。

3月に入ったのに未だ渓流解禁できていない私(坊主記録更新中)

お魚は何故釣れないのか?

その原因を考えれば、お魚の機嫌が悪いからか、または私が状況の良し悪しに関わらずポジティブすぎるからである。今年へ入って私はすでに12回釣行しているようで、そのうちオデコは3回。先だっての本栖湖は暖かい日だったのでかなりポジティブにキャストを繰り返したのだけれど、前の目っているのは外気温と私の気持ちだけ。お魚はいつもと同じ様にゆっくりと春を迎えている様である。

そして一般解禁日は、それは暖かい日で良かったと皆さんからお話を聞いて、火曜日休みの私は気合いを入れて天気など気にせず北関東へと向かう事にした。朝起きれば自宅前は氷雨。天気予報は正午に向かって徐々に悪くなる予報だったが、北関東は朝9時ぐらいまではお天気が持ちそう。早春の早い時間にライズなんて起きないけれど、まかり間違ってライズする個体がいるのではないかと、相変わらずポジティブシンキングで朝早く出かけちゃったのが問題。

解禁は先ずは釣果が欲しいので安全パイを選んで放流ポイントを選択したけれど、釣り人は無し。到着時に雨はまだ降り出しておらず、運良く浅瀬でライズする個体を一つだけ見つけたのさ。そんな時の私は老眼である筈なのにミッジフックを一発で通し、脱兎の如くポイントへ入っていく。ポジションを決めて、それキャスト。と当時に雨がザ〜・・・。その勢いは増すばかりでその後は何もないまま終わってしまいました・・。

天気は気まぐれ。きっと雨だって合間があるだろうとずぶ濡れになりながら静かになるのを待ってみたが雨は雪へと変わり、ドライなんて全く見えない状態へ突入。釣る気は満々だったけれど天気はポジティブな私の気持ちが通じず、予報通りに悪くなり立ち尽くす私の方には雪が積もるばかり。

「オデコの話は良いから早く魚を見せろ!」という皆様、今年の私はどうも運が向いていない様で、渓流自主解禁は来週へ持ち越しとなってしまいました。次回はどうなることやら・・・。

北関東の渓流
今年のホームリバーは現在水位は若干少なめで、マイナス15センチ程度。4月には田んぼに水が引かれるので、この後の雨次第ではさらに減水してしまう可能性あり。
雪が降る支流
な〜んもないので、支流を含めて4箇所回ったけれど、釣り人は一人もおらず。時間が経つにつれて外気温はどんどん下がり、手は痺れてきてしまった。
降り頻る雪
天気予報は大雪警報に変わり、山沿いは30 センチ以上の積雪予報になってしまったので、15時をもって撤退しましたとさ。私以外に釣り馬鹿はいると思ったけれど、車から出てこない釣り師に会ったのみで河原になっていたのは私だけ。今年を占う最初の釣行がこんな塩梅だと、今年はどうなるんでしょう?

春を探しに行った東海の解禁は地元の優しさに触れた旅

マッチ・ザ・ハッチの釣りスタイルというものは、まずはお魚が水面近くで虫を食べてライズが始まらない事には釣り自体がスタートしない。川面をくまなく見渡し水面に広がる波紋を探し続ける間、フライフィッシャーマンはライズが無ければひたすら暇である。寒さを凌ぐ為に体を揺すりながら、両手はジャケットのポケットへ入れたまま。扇風機の様に首を左右に振りながら二つの眼で探していく訳なのだが、一人よりも二人、二人よりも三人と多くの眼があれば、その確率が上がるってもんです。

解禁当初は放流情報、あるいは釣れている情報を頼りに釣り人は行動するので、釣り場はいくらでもある大河なのに、釣り人は一点に集中する。そんなライズ待ちをする景色の中に溶け込む為に今年も岐阜県へ行ってきました。

ライズは虫の出現によってその日のパターンがある程度変わっていくが、釣り人の予想通りに虫がハッチ(羽化)しないのがまたこれも自然。ライズがなければ持て余す時間は多く、遠征組である私は釣り人を見つけては今年の傾向や近況を世間話をしながら聞いて回る。特にライズが全く無い時は話しかけられた釣り人も暇であり、快く情報を提供してくれる心優しい地元の人々。

「わざわざ東京から、そりゃ釣って帰ってもらわないとなぁ。」

ライズが全く無いので、「この状況でもあの場所ならばライズは少しはあるかもよ。」と言うポイントをいくつも教えてくださる。とにかくライズが無ければ暇なので、いつの間にか釣りから脱線して最近の経済についてや地元愛について語って頂いたり、釣り場で得る情報は多岐にわたる。

そもそもせっかく遠征したのだから、「ライズが無ければ沈めて釣れば良いじゃん!」と言う意見もあるでしょう(このスタイルはユーロニンフの対極にあります)。しかし、そもそもマッチ・ザ・ハッチのスタイルが好きな人種は釣りの中でもかなり特殊であるから、「ライズが無ければひたすら待つ。」のは当たり前。結果的に全くライズが無ければ、ロッドを出さずに帰っちゃうこともあるほど変態的な人種なのであります。

このスタイルは虫のハッチから始まり、それが何であるか、そしてどんな流れ方をしているかを推測。この季節に飛ぶであろう虫を前もって巻いておいた物からフライをチョイスし、流し方を工夫しながら魚のライズに目掛けてキャスト。うまくヒットしてランディングしてもそこで終わりではなく、ストマックポンプを使い(魚の食べていたものを吸い出すポンプ)、釣った魚の食べた内容物と自分のフライが合致した時に自分の推測が正しかったのだと満足する。だから、お魚の大きさはさほど問題ではなく例え放流魚であったとしても、ハンティングの様なプロセスを踏んだ楽しさが、このスタイルの魅力なのです。

そんな「マッチ・ザ・ハッチ」愛に溢れた地元民とずーっと談笑していたのが今回の旅。お察しの通り、ライズがあまりにも何も無く、手も脚もでない状態で完敗。過去のブログや記録を見ると、東海遠征の勝率はおよそ1/2といったところ。高らかに解禁宣言する予定でしたが、しばしお預けとなりました。そんな東海の旅は以下の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

長良川本流の流れ
ハーミットのオープン当初はもっと上流の支流でやる事が多かったけれど、2000年代からは本流と下流部での釣りが多くなりました。このポイントでの思い出はたくさんありますが、今回は水が少なく流れは緩慢。しかし放流したてらしく、お魚の群れがグルグル回っているのが見えたのでやる気満々。ライズが起きるまでひたすら待ちます。
郡上漁協
釣り券はフィッシュパスでも買えるのですが、なんとなく地元へ直接落とした方が良いかと思い、デイリーマートで購入。パンをかじりながら、ひたすらライズを待ちます。
緩い流れ
ポイントへ着いたのが10時ごろでそれから15時ごろまでライズはほぼ無し。その後写真の場所で2度ライズしたのを見て、タイミングを見てキャスト。すると一投目が終わり投げ返そうと思ったフライに出たがフッキングせず。そしてその後はずっと沈黙。
ライズ待ち
一緒に行ったDくんはライズがないので土手でお昼寝、時々川面を眺めるの繰り返し。ずっと何もなかったのですが、真っ暗になる直前にお一人が釣れたのでポイントを譲っていただきました。しかし散発ライズはわずか数分で終わってしまいました。
夕食
釣りを頑張りすぎたといっても、キャストはトータル20分ほど。宿には遅く着きすぎて慌てて夕食。魚を釣っていないのに、お魚ずくしの夕食。そして朝食に梅干しが出たのだけれど、前回は食べても釣れたので問題なしと、食べたのが問題だったのだろうか。
長良川の支流
翌日は以前よく釣っていた支流へ移動。良かれと思って来たのですが、9時から12時まで待ってライズは無し。タックルは組んだものの、一投もしませんでした。
長良川の支流
釣り人がじっとライズを待つ間、アオサギもずっと動かず。何もないので、その後フライショップ『TailWalk(テールウォーク)』さんへ行き、情報収集。この川は漁協が3分割なので、いく場所によって購入しなければならないので、最初に行った場所は入漁証を買って釣りをしない始末。なので、教えてもらったポイントは様子を見て良かったら入漁証を買うつもりでしたが、強風で断念。
クロカワゲラ
結局どこへもいくところが無く、前日の17時過ぎに15分だけ魚の反応があったので、それに望みを託すことに。移動するとそこには誰も居らず午前中の雨で水位が10センチ増し。そして風に飛ばされてカワゲラ少し
フローティングニンフ
とりあえずフローティングニンフを結び様子を探る。最終的にやらないで帰る選択肢が無いと判断し、17時に入漁証を購入。が、ライズは無し・・。このまま終わるかと思いきや橋上流でモヤっとしたライズが3回続いたので移動し、キャストすると暗闇の中でお魚の感触、ヒット! 8Xだし丁寧にとゆっくりと寄せたのですが、ネットに手を掛けた時にテンションが緩んだのか外れちゃいました。硬い竿でバーブレスだと、どうしてもロッドを立ててしまうとバレてしまう事がありますなぁ。そもそもこの時間だと暗闇なのでドライで掛けたと言うよりはスイングで向こうアワセなので、マッチ・ザ・ハッチとはチト違うわなぁ・・。
明方ハム
二日間でフライをキャストした時間は全部で30分ほど。それの為に入漁証を3枚買った今回の旅。沈めるフライに手を出さずにやり切ったので、気分はスッキリ。さて今回のお土産は何にしようかなと思ったのですが、「地元では明宝(メイホウ)では無く明方(ミョウガタ)ハムの方が人気なんですよ。」と聞いたので、そっちを購入。聞けば元々は一つの会社だたそうで、工場移転の際に会社が二つに別れたそうな。いずれにせよ、どっちも美味しいお酒のおつまみ。

好き嫌いを無くすために、久しぶりに忍野(桂川)へ行ってみた

25年シーズンの私的渓流釣りは終わった発言をしておきながら一体どれだけ渓流へ行っているのさ! と突っ込まれそうなタイトルを書いてしまい、また川へ出かけた事は一目瞭然。今週は長崎遠征から帰ってきてから、なか一日でのお休みだったので野反湖まで遠出する元気が湧かず。更に祝日だという事を間近で気づいたので、釣行場所は当日に決めるという体たらくになってしまった。

ハーミットのブログを見ていると定番と呼ばれる釣り場の話が少ない。その理由は人混みが苦手な私なので、管釣りならともかく一般的な釣り場で人が多い所には近づかないのであります。その中で足が向かない川としては、この忍野もその一つ。ブログを辿るとシークロのリュウちゃんと行ったのが最後なので、7年振りの釣行かな。

普段の渓流スタイルは山奥で誰にも会わない場所でのんびり自分の釣りを楽しんでいるので、人が見える環境はどうしても気になってしまうのです。忍野の場合は町を流れる湧水河川と言う事もあって、民家や施設の裏庭を釣っていると言うのも少し気が引けてしまう原因かもしれません。

しかしながらこうして久々に行ってみると、いざ川へ入って魚のライズに翻弄されれば周りの人々の気配なんてほとんんど感じなくなるし、道路から聞こえる車の走行音も意外と気にならないものなんですね。今回は釣り場の食わず嫌いを治す良いきっかけになったかもね。
そんな忍野の釣りですが、大した内容は書いておりませんが、お暇な方はご覧くださいまし。

忍草(しぼくさ)漁協管
皆さんは忍野(おしの)と呼びますが川としては桂川上流部を管轄する忍草(しぼくさ)漁協管轄内を指します。この漁協の下流部は都留漁協で、更にその下は桂川漁協となります。忍野八海から流れる湧水のおかげで水温が安定しているために、一年を通して虫のハッチが多く魚が育ちます。ただ、放流されているのはニジマスが大半でヤマメは少ないです。また、たまに忍野八海から巨大マスが落ちてきたりするので、とんでもないサイズがいたりするのもその特徴かな。釣り券は近所で購入できますが、「つりチケ」でも買えます。
臼久保橋(自衛隊橋)
この漁協管轄内のほとんどがルアー・フライ専用区ですが、その真ん中あたりにかかるのが臼久保橋。通称自衛隊橋と言われる所以は、この橋の先に陸上自衛隊 北富士駐屯地があるから。この釣り場は町中にあるので、漁協ご指定の駐車場に停めるのだが、この橋の先にさかな公園専用駐車場の上段に、釣り人用駐車場がある。
護岸ポイント
忍野の流れの大半はこんな感じで木が覆い被さり、ロールキャストを強いられる。また、シーズン後半は草木が伸びているので、そこらじゅうに自分のフライを引っ掛けるので、この釣り場に慣れない人は、釣りをしている時間よりも周りの草木に引っ掛けたフライを取るのに時間を割く事になる。
レインボートラウト
湧水のおかげで魚は常にライズしているので、フライフィッシャーマンは俄然やる気が出る。しかし釣り人の多さからそのプレッシャーは半端なく、狙った魚を釣るのはとても難しい。初心者はたくさんフライを流すことで意図しない場所から顔をだす個体が釣れてくれるので問題なし。また、ここの特徴として足場がどこも高いので、必ず柄が長いランディングネットが必要。
レインボートラウトがヒット
私はというと、空いている場所に適当に入りライズを見定める。釣る魚を決めたらその魚を斜め下流になるポジションでキャストしてフライ先行で流す。ティペットを上流側に置くことで、スレている魚はティペットの気配を感じずフライに反応してくれる。簡単に言ってますが、一つの魚を釣るのにそこらじゅうにフライを引っ掛けては解いているのです😆
レインボートラウト
足場が高いところからランディングするので、フィッシングベストやその他のポケットは必ず閉めておきましょう。油断すると携帯やカメラ、フロータントなどを落としてしまい、深いので回収するのに苦労することでしょう。
堰堤上
写真は人が写らないように撮っているので誰もいないように見えますが、臼久保橋周辺だけで20名近くはいました。ある人は上流側を狙い、ある人は下流側を狙うと、同じ魚を狙ったりしてしまいます😀
レインボートラウト
今回は17時ごろまで楽しみましたが、午後は外気温がグッと落ちて午前中よりもドライへの反応は薄くなってしまいました。釣果はツ抜けはしたものの大物は取れず。祭日の釣行だったので、これでも上出来だったかもしれません。忍野は年券¥6,000なので、この場所が近い人はライズは常にあるので毎日行っても飽きない事でしょう。魚を見つけてそれを釣るハンティングの様なマッチ・ザ・ハッチの釣りを学ぶにはやっぱりここで腕を磨くのが良いと私は思います。

どうしてもまだ管釣りに行く気になれず、北関東へ行ったしまった件

先週で今年の渓流シーズンは私の中ではもう終った筈。そして今週もお休みが訪れた訳だが、マッキーガイドの予約が入った為に私の休みは予定よりも一日早くなった月曜日。さて、行った事がない管釣りでも出掛けてみようかと、仕事をそこそこにインターネットを検索した週末。しかしである、連日の暑さも手伝って管釣り気分にはまだならない。季節は9月初め。もう渓流は終わりだな、と言ってもあと3週間も楽しめるでは無いかと・・。

この時期はお店が暇になる時期で、ご来店少ない日はお客様との会話もほとんど無い私。1日を通して人との接点が乏しくなると、人が恋しくて話がしたい衝動に駆られてしまう寂しがり屋。特に満員電車に揺られている時に、間近な人々との接点がまるでない都会の一コマは、ふと孤独を感じてしまう程である。最近の日々がこんな塩梅なのにこのまま独りで管釣りへ出掛けてしまうと、話し相手がいない寂しさが更に酷くなってしまうのではないか。情報を提供する仕事と割り切って行くべきだろうが、やっぱり管釣りは仲間とワイワイやるのが一番なのである。

しかしながら普段は大自然の中で四方に誰もいない環境出て独りで過ごす環境が多い私なのに、そんな中では孤独を全く感じないのは不思議なもの。もちろん私は変人ではない(と思っている)ので、渓流で魚に話かけたりはしませんからね。

とりあえず時計を朝4時にセットして、起きれたら身体が赴くままに渓流を目指す。4時に起きなかったら、適当に近くの管釣りで半日遊ぶという選択肢と決めた。

そんな私はどこへ向かったのか、お暇な方は以下にお付き合いください。

北関東の渓流
魚が俺を呼んでいる。そう思えてならないのか、4時の目覚ましが鳴る10分前には起きてしまった。まだ夜が開けきらぬ事で陽が短くなり季節が変わった事を感じつつ、北に向かって走り出す。辿り着いた先は今年三度目の入渓。森へ分け入り川が見えてくると、あれ?川はどこ?
北関東の川
着いてビックリ。この2ヶ月ほどで川は様変わりし、ブルドーザーで慣らしたかの様に砂礫が広がって何も無くなった。川の流れがまるであさっての方向へ行ってしまい違う川へ来たみたい。水量は渇水なのだが、一気に水位が下がった後がハッキリとあった。連日、夕立ちなのでしょう。とりあえず釣れそうな所がほとんどないので、ヒタヒタの水域はすっ飛ばして上を目指す。
ヤマメ
釣れそうな場所が少ないものの、浅場で大物の影が走った。あぁ、もう産卵なのね。それをみて深場を探すのをやめて、チャラ瀬(産卵場)に近いチョイ深めの荒瀬を流すとヤマメがこんにちは。案の定、側線に沿って婚姻色の桃色を纏ってやや茶色みを帯びていた。まだ婚姻色としては薄いですが、やっぱり私は産卵前の個体をいじめている気がしてダメなのです。ヤマメはイワナと違って「産卵=種族を残して死」ですから、その命をやり遂げて全うして欲しいのです。なのでこの一つを釣って、ヤマメエリアから外れて上を目指すことにしました。
北関東の川
1.5m以上はあった淵は砂礫で埋まったり、逆に新たな大きなプール状のポイントが出現したり。たった数ヶ月でこんなにもポイントが変わるなんてビックリ。この後に台風でもくれば砂礫が減り、更に渓相は変わるんでしょうね。
イワナ
途中をすっ飛ばしてイワナ中心のエリアに入れば7〜8寸中心の釣り。先週と違ってバッタは流れていないのでフライングアントを使っての釣果。
支流を登る
途中で本流を外れて支流へ入渓。更に水が細くなるのですが、こっちの方が水が冷たい。しかしやっぱり渓相が変わり、巨岩が行く手を阻みます。写真だとそのスケールがわかりにくいですが、岩一つが私の身長と同じぐらいかな。ポイントが小さくなっているので、大胆に覗くと逃げちゃいます。
イワナ
渋いライズを見つけてようやく9寸。スレスレで中々喰いつかないので、フライを5回もチェンジしてようやく出た結果。
イワナの尾っぽ
25年の渓流はイワナが復活した感があるのは、今年前半の雪代の多さで魚の生息域が下流域に広がった為に、昔に戻ったといった感じでしょうか。もしこのまま温暖化が進んで雪が年々減ったら、イワナは昭和に戻って幻の魚になってしまうかもしれませんね。
小滝
この小瀧の上は滝が連続し高巻きしなくてはならないので、本日はここで終了。車に戻ると時間は13時半。国道まで戻った途端にバケツをひっくり返したような豪雨に見舞われましたとさ。さて、来週は流石に渓流は無しでしょう。多分、きっと・・・。

 

 

登山者と釣り人は同じ山仲間(日本第二高峰近くでイワナと遊ぶ)

学生の頃、ケルティのフレームザックにテントやシュラフと釣具を詰め込み、上野駅から上越線の夜行列車に乗って一人で釣りへ出掛けていた事をふと思い出した。新潟との県境にある目的の土合駅の下りホームは地下にあり、地上へ出るには幾重の階段を登らなければならない。その途中には休憩できるベンチがある事でその距離が容易に想像できる。釣行初日には一ノ倉沢合流付近にテントを張り、その本流周辺を釣り歩くが、7月後半だと言うのに雪渓があった。翌日はそのまま稜線まで上がりテン泊し、さらにその翌日は登山道を降って新潟側の沢伝いに山を降りて土樽駅から帰るというルートであった。当時の出で立ちはウェーダーを履かずに鮎用のウェットタイツと草鞋姿で釣りをし、川から離れれば登山靴に履き替えて登山するというスタイル。もちろん国土地理院の白地図とコンパスは必須で入山するのである。

思えば何故この川で釣りをしていたかを考えると、当時週刊少年マガジンに連載されていた『おれたちの頂・塀内 真人(夏子)著』の主人公が一ノ倉沢の大氷柱を登る話があったからであろう。その場所を見たかったのがその理由だと思うが、今で言う聖地巡りの様な事をしていた訳である。谷川岳は事故が多い場所だったので、もちろんその沢を見ただけで危ない事はしていない。後に「世界一遭難者を多く出す山」としてギネス世界記録認定されたのは、皆さんもご周知の通り。

今では白地図はGPSデータログを取る道具、あるいは携帯電話ですべての情報が得られるようになった昨今。先だって山の麓から登山バスに乗り継ぎ登山者と一緒にバスに揺られながら南アルプスの山小屋を目指す車中で、そんな昔の事を思い出した。今はその装備はとても軽量でコンパクトになっているのは登山者も釣り人も同じ。その持ち物にはさほど違いはなく、見た目ではロッドを持っているか否かなのだが、最近はコンパクトなトレッキングポールを持っていく方が多いので、その様相はほぼ一緒に見えてしまう。

バスから降りるとそれぞれのペースで山々の頂上を目指す登山者。そして我先にと上流を目指す釣り人たち。いずれも日本の第二高峰に抱かれながら自然を満喫する。山小屋で一泊してゆっくりと頂上を目指す者、またはイワナと戯れて日帰りする者。日常を離れ自然と戯れ、時間がくればまたバスに乗り込んでそれぞれの生活へと戻って行くのである。

そんな先だっての釣行は以下の通り。お暇な方はご覧ください。

広河原山荘
新しい山荘は立派ですね。山荘かテント泊で1泊二日で釣りを楽しむのも良いのですが、歳をとると装備を多くする気になれなくて、日帰り釣行か温泉一泊釣行が多くなります。今年も多くの登山者で賑わっていますが、この釣り場は9月中旬以降は禁漁になってしまいます。
ヤマトイワナ生息地
山梨県はヤマトイワナの生息地が少なくなってしまったので、上流部はそのヤマトイワナを守るためにキャッチ&リリース区間になっています。キャッチ&リリース区間になっていることで、そこが釣れる場所だと勘違いして目指す初心者がいますが、普通の山岳渓流ですから釣り慣れない方は危険なので入渓はやめてください。
吊り橋
なんかスローループのカットでこの場所が出てきますよね。ハイ、まさしくその通り。ココでございます。橋を渡ればテント場。相変わらず各所で砂防堰堤を作っているのが悲しい限り。今回はひとり釣行なのでのんびり、そしてゆっくりと。
OM System TG-7
OMシステム TG-7の情報画面がコレ。標高1,451mで851hPa。外気温は17℃。GPS機能は切っています。最盛期は2番バスで来るのだけれど、今年は暑いので1番バスで入って早めに退渓しようと言う考え。最終的に標高は1,580mくらいまで釣り上がりました。
ニッコウイワナ
太陽がまだ山の斜面に当たらず気温は低いのですが、水は例年と比べてかなり温い・・。いつもと違う雰囲気でロッドを一振り。そしてもうひと振りするとコヤツが掛かった。あれま、簡単に釣れるじゃありませんか。
イワナのフライフィッシング
1本目をリリースしてもうひと振り。また掛かりました。そんな塩梅で30分で5本釣れたので、今日は管釣り並みに釣れちゃうかも?なんて思ってました。フライは前夜に巻いたマダムXホッパー8番。
南アルプスの釣り
自分の居る場所にはなかなか太陽が当たらないので、長袖一枚では少し寒いくらい。だが太陽が出た途端、一気に20℃超え。最終的には26℃まで上がった。
イワナ釣り
まだまだ暑いとはいえ季節は9月。散々皆さんに叩かれた釣り場なので、リリースを繰り返された岩魚はスレッスレ。バッタパターンには無茶苦茶反応があるのだが、フライの大きさもあって、なかなか掛からない。魚釣りたさに11番のフライイングアントに替えて釣果を伸ばした。ちなみにフライをもっと小さくもしてみたが、14番まで落とすと無反応。お魚はボリュームのある8〜11番がよかったです。
ハネナガフキバッタ
この川の夏はいつもこのハネナガフキバッタが流れているので、バッタのフライを巻いていくのですよ。今回は釣りをしている間にコイツが5回ほど流れていて(風が強かったので)、そのうち一度だけイワナが喰いつくのを見ました。腹が硬くボコボコのイワナをココで釣ったら、きっと腹の中はコレで満たされています。
マダムXホッパー
いつもよりも派手目に巻いたマダムXホッパー。大きさは本物と比べてドンピシャ。数匹も釣ると頭の部分が壊れてきます。6本巻いてきたのですが、帰る頃には全部ボロボロになっちゃいました。
三段堰堤
三段堰堤の中段で真っ黒の尾鰭を持つ大きな魚。「あれ?こんな所に鯉っていたっけなぁ?」と、そっと近寄りその魚を確認するとイワナでした。おおよそ40センチオーバー。仕留めてやるぞと意気込みフライをキャスト。見事にレーンに乗って喰ってきた大岩魚。ジャストのタイミングでアワセた筈なんですが、そのままフライはすっぽ抜けました。その後に今度は30〜35センチほどのイワナが4本縦に並んでいるポイントを見つけ、今度はしくじらないようにフライングアントに替えてキャスト。同じように一発で喰ってきたのですが、またしてもすっぽ抜け。シーズン終盤なのでスレまくっていて、ちゃんと喰ってないんでしょうなぁ、ガックシ。
イワナ
魚を出す力はマダムXホッパーは凄いんですが、フライが大きいのでいかんせんフッキング率が悪い。でも数を伸ばしたい訳じゃないので、ひたすら投げまくるとたまに掛かってくれます。掛からないと言っても20本以上は釣ったので、どれだけ魚が出てきたかは予想以上に生息していると言って良いでしょう。
南アルプスの川
イワナは飽きることなくフライに反応はしてくれるのですが、陽が高くなるとその渋さは増すばかり。フッキングは中々してくれません。夢中になって釣り上がるので、つい水分補給を忘れちゃいます。休憩を入れた時にようやく目の前の景色の美しさを感じる、至福のひと時。
イワナ釣り
退渓間近の頃に陽がジリジリと照りつけ始めたら、この場所で初めてミンミンゼミの鳴き声を聞きました。地球温暖化はこんなところで感じるんですね。かくして帰りのバスの時間いっぱいまで釣り、慌てて帰りのバスに乗る私。マイカーがある場所まで1時間は揺られながら帰るので、バス車中でしばしの休息と忘れていたおにぎりを頬張りました。これで私の2025年の夏は終わりかな。

気を抜いて出かけたら、色々なものを忘れてきた日光・湯川の旅

渓流シーズンは早いところでは9月の中旬で禁漁に入ってしまう漁協が数多くあるので、あと2週間ほどで終わってしまうのです。「まだまだ暑いからもう少し涼しくなったら行こうかな。」なんてのんびり構えていたら、25年シーズンの締めくくりもせずに管釣りの季節に入ってしまいますゾ。皆さんの今シーズン総仕上げはどこへ行きますか?

さて私はというと、皆さんの釣欲を煽る為にも場所を変えながら色々なところへ行っています。で今回は、そういえば今年はまだ湯川へ行っていなかった事を思い出し、あそこは標高が1,400mくらいあるから涼しいだろうと、出かけてることにしたのです。

行き慣れた釣り場というものは身が引き締まらず、あるもので何とかなるだろうと出かけたのがまずかった・・。まず緊張感の無さからカメラを忘れ、手元にあったiPhoneでの撮影となったので水中撮影は無し。とりあえずザックに食べ物と水をしこたま詰め込み、いざ赤沼茶屋を出発。

私は主にサイトフィッシングでブルックトラウトを楽しむので、魚を見つけるまではゆっくり木道を歩きながら魚を探り歩く。ようやくブルックを見つけたのでタックルを組みフライベストに手を伸ばした時に気づいたのは、前回のイワナ釣りまんまのタックルを持ってきてしまったので、フライのサイズは6〜14番ばかり。湯川でメインとなる16〜20番サイズが全くない。さらにティペットは一番細くても5.5Xときたもんだ。おまけにフロータントもペーストタイプ中心。車へ戻ったところでミッジボックスは積み忘れたのでアリマス・・。

ま何とかなるか・・。

そんな塩梅で始めた今回の湯川散歩。お暇な方はそのお話にお付き合いください。

赤沼茶屋
私はいつも赤沼茶屋スタート。ここで入漁証を購入し、正面の遊歩道から入って木道を歩き、魚を探しながら上流を目指す。「今年は渋い。」と皆さんに釣れない情報を聞いていたのですが、確かにこの時期でまだ記念バッチ(解禁から先着3,000名だったかな)が配られていたので、例年よりも入渓している方が少ないのかも知れません。
奥日光の山々
平日だとこの赤沼茶屋に、ことわって駐車させて頂く事ができます。その際は一番端っこ(この看板の前あたりに止めるのがルール)。お店のことを考えて食べ物やお土産などをここで購入することをお勧めします。
フライフィッシングの聖地
夏休み中だから学童はいないのかとかと思ったら甘かった・・。「こんにちは!釣れますか!」攻撃をされましたが、全然釣れてなかったので無視。以前相手にして正直に釣れないと言ったら、「下手くそ!」と罵声を浴びましたしね😆
戦場ヶ原
ふむふむ、戦場ヶ原は群馬県(ムカデ)と栃木県(ヘビ)の戦いの地なんだね。釣りに夢中で観光案内板なんて普段は見たりしません。今回は青木橋までの間に魚をひとつも見つける事ができず(アブラハヤは沢山いましたが)、魚を探している時間がとても長かった。
アブラハヤ
忘れ物だらけのおかげでフライボックスにちっちゃいものが全然無かった訳ですが、唯一レネハロップのパラスピナー16番が1本だけあったので、それで戦いました。フライを引っ掛けてしまわぬ様に注意をしながらキャストすると、タイトに攻められないから、アブラハヤが釣れちゃうんですね。
湯川の木道
ちなみにスタート時の外気温は21℃で日中でも26℃ほどと、とても快適な湯川。ウェーダーで湯滝までを往復しましたが、それほど汗はかかなかったので、持って行った2リットルの飲み物は半分の消費。
小田代橋
ブルックを見つけたのが青木橋から上だったので、ウワサ通り下流部はハヤばかり。青木橋上でようやくライズを見つけて狙うものの、ライズはたった20分程度で終わっちゃいました。お魚はスレッスレで青木橋では敗北。仕方なくさらに上を目指し、ここ小田代橋に到着。もうほとんど最上流エリア近くになります。
ブルックトラウト
1本目のブルックをキャッチしたのはなんと13時半。釣行開始か6時間も掛かってしまった・・・。それにしてもサイトフィッシングで魚を探して歩いたが、ホント魚がいない。もしくは暑すぎてウィードの下に入りっぱなしか、深い所に入りっぱなしなのかも。
ミズナラ林
サイトフィッシングを諦め1本しか無いパラスピナーを温存するために12番のフライングアントを投げてみるが、フライが大きすぎて魚が出てもフッキングせず。そこで小さなパラスピナーにフライをチェンジした所で追い食いをしないというスレ具合。確かに今年の湯川は厳しい。何よりも水温のヌルさを感じた。
ブルック
さらに前進して小滝まで行き、何か小さいフライはないかとボックスをゴソゴソしていると、突然エサ師が現れ「はいすみません、前を釣らせてもらいますよ。」と、これから釣ろうと思った場所へ仕掛けをいきなり投入。呆気に取られて何も言えず、喧嘩した所で嫌な気持ちになるだけなのでその場を離れた。湯滝まで行って見たものの他に釣り人が見えたので、また来た道を降りながら探してようやくもう一匹。
赤沼橋
赤沼橋から下は見ていなかったので一旦最下流部まで降り、赤沼橋から石楠花橋まで魚を探して歩いたが、今度はアブラハヤさえいない。仕方ないので、もう一度青木橋まで魚を探しながら釣り歩いたが、掛かるのは アブラハヤばかりでした。とほほ・・。
湯川調査票
考えてみればシイラの釣りから、なか一日でここへ訪れたので足はかなり疲れてました。このまま続けても釣れる気がしないので、16時半にて釣りは終了。湯川は入漁証購入時にこのアンケート調査を渡されるので、調査に協力するために記入しましょう。
赤沼茶屋のポスト
この時間になると赤沼茶屋は閉まっていますが、店先にこのポストがあるので湯川の調査票はココに投函しましょう。
湯川のC&R区間
今回釣果は貧果に終わりましたが、乾いた風を感じながら木道を歩るくハイキングは楽しいので、釣れなくても私的には問題なし。湯川は9月末までの釣りですが、かつて9月30日に釣りへ来た時、朝は霜が降りて真っ白だった事があったので、9月後半は寒いものとしてお出かけください(温暖化でそうでもないのかな)。

お盆が過ぎたので今年最後のアマゴ釣りにへ出かけてみた件

釣り予定表と睨めっこすると今シーズンの渓流釣りができるのは、どうやら私はあと数回しかないことが分かってきた。お盆も過ぎたので私の中ではヤマメとアマゴの釣りはそろそろお終い。そう、この時期を過ぎると体色が産卵準備のブナ色へと徐々に変化するので、産卵準備をしているお魚を虐めるのはどうも気が引けてしまう私。やっぱりヤマメアマゴは銀色の魚体を釣りたいのです。イワナ釣りはまだまだ続きますが、とりあえずこれで今年のアマゴ狙い終了ということで、まだブナ色前であろうアマゴに会いに西を目指しました。

お盆明けは特にお休み中の釣り人が多かったのでスレっからし。今年に限っては高水温が続きお魚のコンディションも良いとは言えない状況。さらに雨が少ないので水位も例年に比べたら少ない状態だから、釣果は少しでも出れば私は御の字かな。

そんなアマゴを求めて分水嶺が二千数百メートル強ある、とある渓流中腹での釣り。お暇な方は写真を見て少しでも涼しげな気分になって頂ければ嬉しいです。

林道を歩いて進む
この川は川通しで少し歩いたぐらいじゃ釣れないのです。むしろ道路がある下流の方が魚は沢山釣れますが、サイズが小さく大物を釣った事がありません。今更数釣りをする気分ではないので、今回は上流で綺麗な一本を目指します。
源流を目指す釣り
お盆休みの間は相当な人々が入っているだろうから、むしろいつもよりも少し下の方が良いのではないかと1時間ほど歩いてから釣りをスタート。この川は上から下まで釣り歩きましたが、実は尺ものはいつも最上流部ではなく意外とそれよりもちょっと下。ただ、歩きやすい場所には数が居ないので、そんな場所は丁寧に攻めて拾い釣りがメイン。良い時の過去を思い出しながら入渓したその場所は、釣り仲間に先行してもらい、私は後追い。すると2投目でいきなり尺ものが顔を出してビックリ。慌てた私は6Xをプッツンされてしまいました・・。
アマゴ
その後は何度か出るものの小物ばかり。ここで挫けてフライサイズを落とせば小物が沢山釣れるのは分かっているので、僕らは数釣りでは無いと頑なにフライサイズを落とさず前進。するとようやく8寸半がお目見え。相変わらずここのお魚は綺麗な魚体。
アマゴの腹鰭
腹鰭と臀鰭は透明感のあるオレンジにホワイトのティッピング。時にペンキを垂らしたかのように白くなります。
アマゴの尾鰭
尾鰭は下側がオレンジで上側が背中と同じうっすら茶色。大きくなるとこの尾鰭のオレンジが目立ち、荒瀬の中でも晴天であれば大物を発見することができるのです。ただし、その魚を求めて歩く距離は半端ありません。
渓流の流れを湛えた山々
偏光レンズ越しに魚を探した時、その魚影は底砂の白を写したかのように、かなり白っぽく見えるのがここの特徴。空の青。底砂の白。そして山の緑。それに溶け込んだ自分が自然の一部になったと実感できる一瞬。
鹿の足跡
最近はどこへ行っても熊の話題で持ちきりですが、ここでの野生動物遭遇経験は猿・鹿だけ。猪やキツネ、それに熊はまだ遭っていません(と言っても隣の川で熊に遭っています)。河原にはお盆に入ったであろう人々の足跡が沢山、そして鹿の足跡だらけ。
カメムシ
夏が終わりに近づくと、カメムシくんが登場。この時期になるとメマトイやアブも減り、河原の生命感はフキバッタやこのカメムシなどのテレストリアル。
アマゴ
私は大物を求めてひたすら11番のでっかいアントを投げ続けるも、反応するのはチビばかり。やっぱり大物は相当ストレスを感じているのかな。
滝下のプール
滝と堰堤をいくつか巻いた後の開けた場所で、ドヨヨ〜ンと大胆に浮いている尺アマゴを発見。その魚を仲間に譲って掛かる瞬間を収めようと思ったら、一投目で喰いついたものの、フライを舐めるようにして出てフッキングせず岩の奥へと入ってしまった。その後15分ほど待ったが、お魚は出てきません。
ゲーターに雑草の種
今回は草むらを掻き分けた訳でも無いのに、ゲーターには雑草の種がびっしり。丁寧に15分ほど掛けて取ったのに、車へ戻る頃には同じ状態に戻っていました(泣)
滝
その後にもう一本、尺に近い魚を見つけて今度は私がそっとアプローチしてキャストしたのですが、同じようにフライを舐めるようにして出てフッキングせず。その後は二度とフライにはお目見えしませんでした。結果、どのポイントもフライにフッキングしてくれるのは7寸中心。
アマゴ釣り
帰りの時間を考えるとこの辺でやめとかないと暗い渓流を歩く羽目になるので、いつもよりもかなり下流で納竿と相成りました。結果大物は釣れませんでしたが、いつも通り綺麗なオレンジをまとったアマゴに会えた事に満足し、帰りの足取りは思いの外軽かったのであります。あ〜、それにしても歩いた。今日は筋肉痛になるのかなと思ったのですが、全然大丈夫。なので来週もどこかの渓流へイワナでも釣りに行こうかな。

暑過ぎて皆が釣りへ行かないので、私は意地でも釣り続ける(関東甲信)

ハーミットでは来店のお客様が減ってしまう状況を「お盆状態」と言いますが、今はお盆前だというのに、まさしくその状態。お盆は帰郷する方が多く都会は閑散とするために来店が減るのでそんなふうに僕らは言うのですが、今は暑過ぎて来店が激減した、そんな状態。クーラーを効かせて待っているのですが、夕方以降にチョロっとお客様が来店する程度。そんな今は通販頼みと言うことで、ここをご覧の皆様は「ハーミットを救ってやろうじゃないの!」と思いながら商品をポチって頂けると幸いです。

そんな訳で、この暑さにめげてお客様の釣行回数は激減。たまにはクーラーの効いた部屋でビールでも煽るダラダラの休日を過ごすのも良いとは思うのですが、こうなったら意地でも釣りへ行くのであります。私にとっちゃ電気を使ってギンギンに冷やされた部屋よりは、マイナスイオンたっぷりの飛沫を浴びて過ごす渓流がお似合い。

外気温40℃がなんのその。天然のクーラー求めて標高1,000m以上へレッツゴー!

以下は皆さんに涼を届けるために行ってきた渓流の話。お暇な方はご覧あれ。

高巻きの連続
今では普通のカメラ機能なのかも知れませんが、OMシステムのTG-7は 標高・気圧・座標・気温(水温)・方位が表示されるので、自分の位置と標高が簡単にわかります。今回は入渓点が約970mくらいで退渓点では1,290mくらいだったので、ざっと320m遡りました。その間に大小含めて13基の堰堤を巻きましたとさ。
ハネナガフキバッタ
そんな堰堤がたくさんある面倒な川なので、堰堤が多い箇所は人が入りたがらないと踏んで入渓。するとあたり一面にこのフキバッタだらけ。失敗した、ホッパーパターンを一つも巻いてこなかった・・。
5番ロッドに3番ライン
車を置いてから暫く歩いて入渓したのですが、ここでロッドを間違って持ってきた事に気づく。車に戻る往復の時間を考えると面倒なので、5番のロッドに3番ラインというアンバランスで釣る羽目に・・。
イワナ
最初は8番のライムトルード(バッタのグリーンに近いかなと思い)フライを流していたのですが、高反応でも出てくる魚のサイズが小さい。仕方なく、ロイヤルコーチマンや、デタッチドボディ・メイフライなどで釣りました。お魚は7寸〜8寸中心。
シャワークライミング
スタート時の外気温は24℃ほど。とても快適で水量は若干低いものの、恐れているほど減水にはなっていませんでした。ただ、大水がここのところ出てないようで、淵に砂礫が溜まりポイントらしいポイントが少なくなっていました。
イワナ釣り
釣り人の足跡は無いのですが、大物の気配はなし。慣らして同じサイズばかり。前半は魚の反応が若干鈍く、水温が上がった10時ごろからが調子良かった。
堰堤を降りる
堰堤を登ると砂礫が貯まり淵が少ない。暫く歩くと谷が深くなり釣れ始め、また堰堤となる。それを高巻いてはまた降りる、その繰り返し。足に自信がない人はすぐにバテちゃうかもね。
渓流の恵み
暑くなってきたら、ほと走る水を頭からかぶるので、その様は修行僧みたい(笑) でもすぐにクールダウンできる。服装は沢登りスタイルなので本格的に暑くなったら、滝壺で泳いじゃいます。
渓流
イワナのサイズは上がらないけれど、飽きるほど釣れるので良い休憩場所を見つけたらおにぎりを頬張る。コンビニおにぎりでも渓流の景色の中で食べれば、いつでもご馳走になるのである。
デタッチド・ボディ・メイフライ
北海道の先輩が亡くなってから、彼のお気に入りだった「デタッチド・ボディ・メイフライ」を使い続ける私。フライの軽さと浮力と、お魚が吸い込みやすいのかフッキング率が良いのが嬉しい。ただ巻くのが面倒なのと丈夫さが無いので、1本で10匹も釣ればボロボロでゴザイマス・・。
イワナ
今回はキリよく20本釣ったら上がろうと思ったけれど、途中で雲行きが怪しくなったので19本で終了しました。ネットが活躍するほどの大物は無し・・。
ネルエピックのゲーターとソックス
ネルエピックの最強コンビネーションについて最近問い合わせが多い、「本当に濡れないの?」かって。今回もソックス部分以下の足は全く濡れていません(正しく履いた場合)。濡れるのはゲーター下部のソックスとの接点だけですが、その部分でさえでも濡れているという表現が適切かどうかと考えてしまうほど、びしょびしょにはならない。補足すると、いつでも絶対水が入らない訳ではありません。私はコレを海のフラット(干渉帯)でも履きますが、太もも以上の深さにずっと浸かっている状況では、流石に海水は侵入してきます。
イワナ
今回は私以外に入渓している人はいなかったのですが、サイズに恵まれずの数釣りとなりました。退渓して車まで歩いて1時間半。イブニングは別の川をやろうと思っていたのですが、天気が怪しくなってきたので、午後3時前には帰路に向かいましたとさ。釣り過ぎは次回の釣りが雑になるので程々にしておきましょう、という感じかな。