変わりゆくフライショップ

ふと気づけばハーミットはこの4月で満24周年で、もう25年目へ突入するのです。私の釣具屋人生はすでに40年を超えて(こう書くと物凄くジジイに感じますなぁ)、人生の大半は釣りと共にあり、まさしく『NO FISHING, NO LIFE』かな。

そしてコロナ禍で釣具屋のスタイルはこのままで良いのかどうかを深く考えさせられてしまうのです。変わったなぁ、釣具屋のスタイル。昔は自宅の一階で趣味でやっているスタイルの釣具屋がほとんどだったと思う。それが昭和50年代に大型店チェーン店の出現で小さな釣具屋は淘汰され、特化した釣具店だけが残りに細分化。その釣具屋さえも安売りネットショップ専門店の勢いで、年を追うごとに少なくなってます。最もこの商売は知識と情報を品物と一緒に切り売りしているので、インターネットでは知り得ないネタは釣具屋へ行く方が圧倒的に釣りが上手に慣れる筈。しかしその来店するお客さんが減ってしまっては店舗の意義は何なのかを深く考えてしまいますねぇ。

現在の一日はオープンからずっと通販のメールのチェックと不足品の発注、それにメールのやりとり。午後に入って慌ててパッキングを始め、夕方からホームページの手直しと入荷商品の品出しというルーチンワークで、入店するお客様は数えるほどになってしまいました(コロナ終息後には元に戻っていると願いたい)。こんな状態が長く続くのであれば、今後はオープンをグッと遅くして、その分午前中にシーバスボートや個人キャスティングスクールなどのイベント事を充実させた方が良いかと考える次第。シャッターを開けてドシっと構えて待っている時代は、もう終わった感じがするのはこの業界だけではないでしょう。

そんな変わりゆくフライショップは今後どのような形が良いかを模索しているので、最近は午前中のあり方を考えて、不規則な開店時間が続いてます。なので一昨日の朝はお客様とシーバスへ行って、潮風に微睡んで来てからの出勤。通販の出荷を済ませる頃には睡魔か妄想の狭間で椅子に座ってウトウトしてしまう夢心地。

産卵から帰ってくるリターンズ、シーバス。そろそろ大物が戻ってきているのではないかという期待に満ち溢れて、朝も早くにポイントまで40分以上の船路へ。その結果は以下に・・・。そして長良川解禁まであと2週間ほどですが、関東から出られない僕らはミッジを巻く気になれず、その反動で大きなフライばっかり巻いてます。フックサイズ6/0のフライはデカ過ぎて、もうボックスはパンパン(笑) 私のタイイングライフも少しずつ変わってきている様です。

ラムソン ライトスピード M8
新しいライトスピードを手に入れてムフフな気分でポイントへ向かう私。しかし、この後にロッドを折ってしまう事とは思わなんだ。私は新しいロッドを手に入れるとその年に折ってしまうコトが多いんです、嫌なジンクス。
冬晴れの東京湾
太陽が顔を出せば厳しい寒さから一転してポカポカ陽気。しかし冷え込みが厳しかったのか、魚が抜けてしまったのか、大物が全然見つかりません。そのためランガンで攻めて行きます。
東京湾のシーバス
まだ暗いうちはインタミで釣れたけれど、日が登るにつれてタイプ3〜7へ。メガフライへの反応が全くなかったので、一番信頼しているエンリコミノーでゲット。
凪の東京湾
太陽がしっかり出ていると、その明暗部でバイトがあります。大物はピンポイントで単発行動なので、いかに多くのポイントを攻めるかなのですが、今回は大物に関しては不発です。
沈めて釣る東京湾のシーバス
メガフライへの反応がないので、エンリコミノーに頼りっきり。このフライだと50センチぐらいの産卵に参加しなかった組が程よく掛かります。本当は大物狙いで来たのだけれど、年明け早々なので数釣りを楽しみましたとさ。今月末にはシーバスもワンオクに戻ってきて、大抵の場所で楽しめるようになりますヨ。

オオニベ戦記2021・Jan(事後報告の忘備録)

年も明けてブログ更新がすっかり忘れている感じ? ノンノン、緊急事態宣言で遠くへ行けないから書けないのです。仕方なくタイイングを載せようとしたら、多くの方に「ブログよりもライブ配信を増やして」と言われてしまったので、今後のタイイングはそちらを増やしていく予定。

で、書くこともなくなってしまったので、オオニベ戦記の事後報告を一筆。実は12月の中旬のGo to トラベル規制前に日向灘に行ってましたが、日増しに患者数が増えている為になんとなく書きづらかった次第。今更ですが事後報告というよりは私の備忘録として残しておきたいのでその様子を少し書かせてくださいまし。

オオニベ2021(シーズン6)のテーマは、18feetロッドに慣れる事とシンクレートの幅を広げてそれを試す事でした。今回15フィートのロッドはバックアップとし、18フィートオンリーで振り続けたので、帰宅時には二の腕がムキムキになったのは言うまでもない。ラインに関してはアタリ重視を考えてモノフィラのフラットシューターの使用を止め、エアフロリッジ30ポンドにしたのだけれど、インタミ30ポンドは90フィート(27m)と短くフライラインを合わせて43mと少ししかないのが問題。43mだと全部出てしまうのでバッキングラインをハンドリングする(ラインを手繰る)わけにいかず、困ってしまった。エクストリームランニングラインだと150フィート(45m)と長さが十分だが、フローティングの為に太めなのでその抵抗が気になってしまう。長い距離でのアタリの明確さは圧倒的にエアフロが良いのだけれど、今後この辺りをどう考えていくかになる。

シンキングラインに関しては今までタイプ3までしか試してなかったものをそれ以上のシンクレートをキャストして試してみた。しかし、そもそもサーフキャスティングの遠投はせいぜい40mと少しだから、その水深はおよそ3m以内。沈めるスピードを求めてタイプ5〜7を使ってみたものの、一番良いヒットレンジは底を擦っているだけで魚とのコンタクトが得られない感じた。事実外道が良く釣れたのはインタミ〜タイプ3までで、私的見解ではタイプ3が一番使いやすいと感じる(ヒラメ狙いならば、インタミ)。

持ち帰った宿題としては、外掛かりが多いオオニベに対してフライはどのようなアピールをさせるのが良いのか?で、今後はカラーの選定や音をプラスしたフライを巻いてみようかと思っている。

シーズン6までになってしまったオオニベ戦記。今回はどのような結果になったのか?その様子は写真にキャプションを添えながら、ダラダラと解説いたしましょう。

Toyota C-HR
今回の相棒レンタカーはトヨタのC-HR。釣りに使うにはなかなか良い車です。調べてみたら6速マニュアルが出ているようで、急に欲しくなっちゃった(2WDしかないですが・・)。朝一番の飛行機で来ると浜辺への到着は大体お昼。初日は状況を見て回って状況確認。この日も午前中にこの場所で2本上がってました。今シーズンはオオニベの当たり年のようで、例年よりも多くの方がキャッチしています。
日向灘の人気の釣り場
夕方まで粘って明日の状況を判断。日中は人が少ないですが、朝夕は出勤前または帰宅前に釣りする地元アングラーがいるので、浜辺は等間隔で人が並びます。
日向灘にて
翌日は朝5時に到着したのに車はすでに8台あり、朝のポイント争奪戦に敗れる。しかし、2番人気のポイントへ入ることができ、10時ごろに会心の一撃。距離にして岸から15mほどの場所。ロッドが2回ほど大きくのされて外れました。その直後に『ガッデ〜ム!!』と雄叫びを入れた写真。今まで経験した中で一番大きかったアタリ。釣ってないだけにその正体が分からず残念。
レッドフィッシュ用シュリンプパターンを使う
フライはこんな感じのエビちゃんパターン、フックは2/0番。ショックリーダーは40ポンドだけれど、次回は50ポンドにしようかな。
ダブルハンドロッドとラインバスケット
アタリをもらった場所でかなり粘ったけれど、時合いが過ぎたのでとりあえずヒラメでも釣っておこうと思い別のポイントへ移動することに。砂浜を延々と歩くので、太ももはかなり鍛えられるのです。
日向灘のヒラスズキ
昨年、オオニベが上がっていたポイントはヨブ(砂の起伏)が多い場所で、出来た凹みには潮がヨレているので大型ヒラメがいるだろうとフライをトレース。するとドーンと引っ張られて心臓がドキッとした魚がこれ。ジャンプするまでは相当丁寧に釣ってましたヨ。魚が小さく見えるけれど、18フィートロッドのこのグリップはとても長いのです。
日向灘のシログチ
グチに関してはなんとなく釣り方がわかってきたので、まとまっている場所を見つければ、結構釣れます。サイズも良いので、これが地元だったら持って帰って食べるのにねぇ。
日向灘に登る朝日
釣りの時間はいつも日の出から日没まで。加えて夜釣りは体に悪いので、ちゃんと睡眠を取るようにしてます。歩く量とキャスティング量が半端ないので、3日目にはもう腕はパンパン。
ダブルハンドのサーフフライフィッシング
「稲見さん、そっちへ行ってもいいっすか?」と連絡が入り、急遽飛んできたこのお方。確かその数日前まで北海道でレインボーを釣っていた筈(笑)。さらにその5日くらい前は奄美大島でクロダイを釣っていたのです。なんて釣りバカなんでしょう。世の中にフライフィッシングバムは実在するのです。
日向灘でエバを釣るフライフィッシング
時にエバ(メッキアジ)を釣り、時々グチにヒラメ(ソゲ)。稀にアジとサゴシ(サワラ)。海は豊かなのでなんか釣れますが、それは時合いだけなので大半はキープキャストの日々。
日向灘のオオニベ
ついにやったか!と思わせぶりなオオニベの写真を載せておきます。今年は当たり年なので、何度かヒットからランディングシーンを見かけました。この魚はお隣の常連さんがルアーでキャッチした立派なオオニベ。あぁ、釣りたいこのサイズ。
オーバーヘッドダブルハンドキャスティング
そんな20キロのオオニベを見せられたものだから、僕らは帰りの飛行機時間を忘れてギリギリまでキープキャスト。世の中はそんなに甘くはないですが、僕らが投げているフライのすぐ側にこのオオニベの群れが泳いでいるのです。そんな妄想と現実の狭間で次回の宿題を抱えてきた私たちでした。
日向灘のオオニベ
目の前に横たわる巨漢を見て周りの人々は感嘆と嫉妬が交錯するのです。私が持ち歩いているメージャーが来年こそ活躍することを誓う今回の旅でした。

工場夜景(横浜夜景はケミカル臭が漂う海)

新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

コロナ禍の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私は家でじっとしているのが嫌いな人なので、土手をずっと歩いて富士山を眺める日々でした。そして水道橋はすっかり人気がなくなりゴーストタウンになりつつある街です。その話はまた今度書いてみたいと思います。

昨年の締めくくりの釣りは12月29日閉店後に出かけたボートシーバスの釣り。ランカーシーバス熱は産卵移動と共に収まり、私みたいな竿納めを考えている人だけが予約する夜だから、船はそれほど出ていません。そして当日に急遽のお誘いにもフットワークの軽いお仲間だけが集まった2020年締めくくりのシーバスフィッシングをご覧くださいマシ。

夜の横浜港
リュウちゃん曰く、「もうシーバスは抜けちゃって居ないよ〜。」と言うネガティブ発言。でも僕らは最後の締め括りだからなんか釣れりゃぁ良いんです、大物なんて求めてません。それを聞いて一安心のリュウちゃん、ちゃんといるじゃないですかシーバス。サイズこそ50センチ台までだけれど、竿納めの夜はシーバスに感謝しながらリリースを繰り返します(釣りをしない人から見れば、ただのイジメですが・・)。
煙る工場夜景
昨年までは工場夜景見学のクルーズ船がひっきりなしに来て居たけれど、もうブームは過ぎたのかな?僕らのシーバスクルーズはブームではありませんから、年中行事。ケミカル臭に囲まれならが工場夜景を撮影し、釣れそうなポイントを点々と進んでいく「Run and Gun.」でゴザイマス。
12月のシーバスフィッシング
昨年を振り返ると一般的なフローティングミノーから卒業した年かもしれません。トップウォーターの釣りは好きだけれど、同じ形のフライに食傷気味で変化が欲しかったのデス。おかげで数釣りは出来なくなったけれど、その代わりサイズはかなりアップした感があります。今回もそんな感じで、20年前のエンリコパターンを主軸にするスタイルに戻った釣りで楽しみました。
クレーン夜景
工場夜景の定番であるクレーンを僕らは「キリンさん」と呼びます。最近は工場周辺もLED化が進み、オレンジ色のライトが減りましたねぇ。個人的にはこのオレンジが好きなのですが。
横浜のシーバス
ピーナッツバターを加えるシーバスくんの平均サイズはこんな感じ。一箇所で複数本はでないので、ポイントを次から次へと飛び回るスタイル。
タンカー夜景
タンカーの隙間は格好のランカーシーバスポイント。ラバーバンパーとの隙間にフライを落とさないといけないのとバックに係留ロープが邪魔していたりするので、キャスティングスキルが要求されます。小さいシーバスボートだから撮れる映像は、夜景クルーズ船では見れない角度ですなぁ。
横浜のシーバスフライフィッシング
フットワークの軽い手慣れなお仲間だから、船長の指示に従いポイントへきっちり入れてシーバスを仕留めていきます。
タンカー夜景
残念ながらオリンパスのタフじゃ陰影と光の差があり過ぎて、うまく写せません。このタンカーはど真ん中に緊急用のボートらしきものがあるのですが、そのボートサイズが僕らが乗っているシーバスボートと同じくらい。このタンカーの中でテニスやバスケットボールをやったら、何面取れるのでしょうね?
メバルのフライフィッシング
横浜の海は東京湾奥よりもメバルが良く釣れます。しかもサイズが良いのです。かつてはおかっぱりで散々釣ったのですが、今は岸から釣れる港内の釣り場が年々厳しく制限され、釣り場が減っています。そう考えればメバルだけ狙う釣りもアリかもね。昨年の締めくくりはこんなお気楽な釣りでした。

昨年の釣行数はCOVID-19のおかげで減ってしまいましたが、今年もそんな予感がしますので、2021年は一回の釣りを深く噛み締めて楽しんでいきたいと思います。皆さんも寒いなんて言わず外へ出かけてくださいな、きっと良い1日を過ごせますヨ。

 

2020年を振り返る(ハーミットの管理人の12ヶ月)

ハーミットの営業も本日が最後。今年も皆様のおかげでなんとか頑張っていけました、ありがとうございます。また、多くのメーカー様、そして私の釣りをサポートして頂いたガイドや地方の皆様にも大変感謝しております。コロナのおかげでネガティブなイメージはまだ抜けませんが、今年一年を振り返って、2020年のブログを締めたいと思います。

そして来年はより一層良い年でありますよう、皆様の健康と御多忙を願っております。ハーミットは年明け3日からスタートいたしますが、新年会はありませんので、お酒を持って集まらないようにお願いいたします。

では今年の一年を写真で振り返ってみましょう。

カマスフライ
1月の写真を見たら、ありゃま、魚の写真がカンツリ以外ないじゃないですか。2019年台風19号の影響もあって、鯉釣りも魚がいない撃沈状態でした。初っ端からついてない2020年なんです。
台風19号の影響
2月はオイカワ釣りをしながら台風の影響を確認した日々。河川は一変し、徒歩でしか入れないポイントが増えました。3月の釣りに備えてだったのですが、結局コロナのおかげでまともな釣りができない日々へと突入。
ヤマメ
何処にもよらず直行直帰のフライフィッシング。釣り場には一円のお金も落ちず、なんかモヤモヤのフライフィッシング。大きく移動することも考えてしまうので、一河川をずっと朝から夕方まで粘って釣りしてましたよ。
4月になったら状況が好転することもなく、釣りへ行くこと自体が悪い事をしているように思われるので、人知れずの場所でそっと釣りをする感じ。なんか楽しくないんです。
遠方へはいけないのでなるべく近い河川でキャス練とフライフィッシング。大物釣りへ出かけられないので、寂しい釣果が続いた5月。
大尻沼
ようやく各地への釣りができるようになった6月。でも東北の漁協のページには関東の方はご遠慮くださいと書いてあったので、関東圏の釣り。午前中は大尻沼で釣って、午後は川でイブニングフィッシング。釣りにかなり飢えてました。
ヤマメの季節はあっという間に過ぎてしまったので、源流部へイワナ釣りの7月。釣りに行けなかった反動から大雨でも出掛けて増水している川の端っこにいるイワナをやっつけるスタイル。
8月は遠征して渓流へブラウンハンティング。歩いて登っての繰り返しの果てにようやくパラダイスが・・、ありませんでしたね。
ヤマトイワナ
9月は渓流へあまり行かない私が珍しく関東を脱出してヤマトイワナハンティング。グラスのフライフィッシングって楽しい〜!
イトウは何処?
10月は北海道のイトウ釣りとシーバス三昧の日々。イトウの結果は小さかったけれど、シーバスは研究した分だけトップウォーターの大物フィッシングが楽しめました。
関東圏のオオニベポイントを探して歩いた11月。その嬉しい外道がヒラメくん。美味しく頂きましたヨ
フライでヒラスズキ
そして12月は某所で釣ったヒラスズキ。サーフキャスティングでロクマルオーバーはとても嬉しい結果。サーフで釣ったことがない魚種をこれからも増やしてみたいです。皆さんの一年はどんなでしたか?私は来年に向かってこの正月はタイイングモードになりそうです。では、良いとお年をお迎えください。

Fortune(フォーチュン/運勢)

TVを付けると「今日の最も良い運勢は1月生まれのあなた。」なんて言われた後に、チャンネルを変えると別の番組では星座占いや血液型占いをやっていて、それがまた自分に合致していたりして。「お〜、今日はダブルで幸運な日なのか!」なんて喜んじゃいけません。

先だっての月曜日はそんな運勢だった筈、テレビが言うにはね。

普段なら「こんなTVの占いなんてあたらない方が良い。もしその日が最も良い運勢ならば、後は下るしかないのだから、何事もほどほどが良いよな。」と嫁に向かって呟きながら出勤するのだけれど、なまじふたつも重なっちゃうと人間は少しは期待しちゃうじゃありませんか。

今宵はボートシーバスの日で前日よりも生暖かい微風が釣り人心をくすぐる。釣りに関しちゃいつでもポジティブな私だから、ヤバイぜ本日はランカーサイズが出ちゃうかも?

早々に用意してボートに乗り込み、いざコノシロシーバスを求めて夜の海へ。そして現場へ着くなり、魚探が壊れていることが判明。でも昨日まではここでそこそこ出ていたんだよね、という解説で闇に向かって23センチのでかいフライをフルキャスト。魚群を映像で確認という安心を得ないまま3時間以上を投げまくって掛かったのは1本のみで、ランカーとはちょっと言い難いサイズ。その後はお茶を濁して40センチほどのシーバスを数本とってあえなく終了。占いなんてそんなもんさと言いつつ、ふと思いついた。

そうだ今日はこの腹癒せに午後から弁慶池にレインボーでも狙いで行っちゃおう。結構釣れているみたいだしね。自宅には朝3時過ぎに着きその後就寝。

睡眠時間を削って自宅を出たのは11時過ぎのこと。通勤の混雑を避けて永田町駅に着いたのだが、赤坂見附はランチタイムでそこそこの賑わい。その光景とは裏腹に弁慶池に浮かぶボートがないので、平日は空いてて良かったと思った。しかしなぜか一艘も浮いていないのである。不安は的中し、「本日は貸切りにつき一般の方は入場できません。」の貼り紙が・・・。

私の休日はあえなく終わり、その後はベースキャンプで昼呑みしてやさぐれていましたとさ。

世捨て人的格言:釣りは占いに頼るな

自分の中では釣れちゃうオーラを纏っているつもりで、23~25センチもあるフライに一生懸命システムを組む。その気になってたのでこのリーダーストレッチャーごとボートへ持ち込んだのさ。
付かない魚探は飾り物と化した。そうとなれば運と感で闇夜の海原下にいるコノシロにつくシーバスを探すしかない。
さらに追い討ちで、隙間狙いをするためのタンカーが全くいない。外海は暗くとても静かなので、運河の中で良さそうな所を探すしか手立ては無し。
ヒットフライはビースト23センチ。唯一よかったことは、このフライは軽くて投げやすいということ。この一本だけで、あとはお茶濁しでやった埠頭の灯りで釣った小物のみ。筋トレだと思えば有意義な夜でした。
睡眠を削って出掛けた弁慶池。あれ?ボートがない。そして内釣り堀には葉加瀬太郎さん風の方ともう一人が何かの撮影のご様子。
約3ヶ月ぶりに電車に乗って無駄足に。でもベーキャンで独り忘年会ができたから良いかな。師走だというのに何か物悲しい一日。

インフィニティ

昨日の釣りでふと思い出した言葉。

『 to infinity and beyond(無限の彼方へ、さあ行くぞ!)』

ご存知、映画トイストーリーに出てくる、バズライト・イヤーの決め台詞。私が泣ける映画を3本あげるとするならば、『ラストコンサート』『ライムライト』『トイ・ストーリー』なのですが、特にトイ・ストーリーは自分の子供たちの成長時期に合わせてシリーズが進んだので、純粋だった子供たちがおもちゃから離れていく過程を見て親心としてしみじみ思うところがありました。

先週のシークロ釣行と比べれば昨夜は鳴かず飛ばずと言ったところ。思いを込めて巻いたフライたちはあまり活躍する事なく終わったのですが、先客ありのベストポイントを諦めトロトロと走ると、少し離れた場所で起こるボイル。

その常夜灯下を狙えばワンキャストワンヒットの時間が延々と続くので、大物釣果が思わしく無かった私を癒してくれるお魚たち。

あまりにも釣れるので、
「この魚、次の便の人に取っておいた方が良いんじゃない?」と、リュウちゃんに提案。するとリュウちゃんの答えは、
「この後は朝便なので、次は明日の夜。先の事だから無限に釣っちゃってください。」とのご回答。

そうか、なるほど。

「無限の彼方へ、さぁ行くぞ!」

世捨て人的格言:シーバスは闇夜から湧いてくる

無限ループは時間いっぱいまで楽しみましたとさ。

大物は隙間フェチ。なので大物狙いの時は二人乗船でも一人しか狙えないので釣れたら交代。ラバーバンパーと船の間にできた隙間は50センチほど。その奥の奥へ入れた時だけ反応があります。今回はお客様が予約した船に便乗しました。
先だってもハチマルをキャッチした方なので、そのキャスティングは手慣れたもの。わずか数投でこの魚を引きずり出しました。
メジャーを当てればご覧の通り開始すぐにナナマルをキャッチ。それに続けと私もすぐさまそのポイントに入り直したのですが、お魚の反応はイマイチ。前回のようにはいきません・・。
各所で叩いたのですが、私は最初の2時間ほどは何にも釣れません。もちろん大物狙いなのでフライはずっと18〜25センチを投げまくったのですが、25センチのTボーンフライはゴツンという大きなアタリをもらうもフッキングせず、今日はオデコかなとも思った位です。
最終的にオデコ回避でフライを13センチ3/0番まで落とし、常夜灯下でイレグイ状態。シーバスの他にサバも顔を見せてくれましたヨ。
帳尻を合わせるかのように常夜灯の下はワンキャストワンヒット。サイズは40〜60センチと言ったところ。例年だったらこんな入れ食いは大喜びなのですが、取れなかった大物を悔やんで延々と釣り続けた次第です。何本釣ったかわからない位ですが、残った時間で計算すれば25〜30本くらいかな。
帰り間際にもう一度だけ船の隙間をやらせて頂き、なんとか最後はこのサイズまで出して終了。大型のシーバスは隙間かコノシロの上にいます。コノシロは常夜灯の下にはつかないので、結果的にポイントとしてわかりやすい隙間狙いが多くなるのが夜の釣り。
今回はこのTボーンフライ25センチに一度だけバイトがありましたが、残念ながらフッキングせず。次回はビースト巻いていこうかなぁ・・。

ブルーライト横浜

コロナによるアウトドアブームが手伝って、外遊びは昨年よりもはるかに混んでいる気がします。先だっての南房は平日なのに堤防はビッシリだし、シーバスボートは予約するのが大変。もう少しだけ朝便のトップウォーターで『ドバ!』を楽しみたかったのですが、トップブームで朝便の予約が取れないので朝を諦め、シークロ岡ちゃんのナイトランカー便へと切り替えての釣行デス。

私的に夜便は世捨て丸で鍛えているので得意分野。世捨て丸の10年間で得たものは、ゾンカーを卒業してエンリコミノー使いになってから、その良さがわかるのに10年は掛かったことかな。どんな事でも当てはめれば同じなのかも知れませんが、タイングは模倣から始まりそれを自分なりにアレンジして釣果を伸ばしたくなるもの。側線を足してみたり、アイを違うものにしてみたりテールを付けてみたり。その結果は良好なのだけれど、タイイングに手間が掛かることに嫌気がさし、今度は引き算を始めるのです。いらないものをどんどん省いていくと、結果的に元の形に近いものに落ち着くんですな、これが。そしてその完成度の高さを知るのです。エルクヘアカディスやパラシュートも然り。遠回りに思えるけれど、その間に得た情報は自分にとってとても大事な場数なんですね。フライフィッシングはつくづく現場とタイイングをセットで考えなければいけないと感じてます。

前置きが長くなりましたが、今回のシークロ・ナイター・ランカー便。いつもならば『ブルーライト横浜』を口ずさみながら釣る私ですが、今回はなぜか瑛人の『香水』が頭から離れず、その口笛を吹きながらの釣行。その結果は以下の通り。

横浜のナイトランカー便はキャスティングスキルが要求されます。写真ではわかりづらいですが、岸壁に付けられた船と堤防の僅かな隙間にフライを入れていきます。それも距離にして15mほど。さらにバックには係留ロープという障害物。キャスティングする前に頭の中でバックキャストとフォワードキャストのシュミレーションをしてキャスティングを開始します。
フライが障害物に引っ掛かる事なくビシッとフライラインが奥の奥まで伸びた時だけ、ロッドに強烈な衝撃が伝わリマス。大物の場合はそのリトリーブする手が引き戻されるほど強烈なアタリの場合も。
使用しているのはエンリコのピーナッツバターアンチョビカラーミノー11~13センチサイズ。リリースを考えて、デッキに上がっている最中はキャプテンがこのようにシーバスのエラを潤してくれます。
隙間フェチのナナマルシーバスは本当に奥の奥へのキャストが決まった時だけヒットします。フッキング後にボートは後退し、シーバスをタイトな場所から引き剥がし広い場所でファイト。しばしのリールファイトを楽しんだ後にその姿を表しますが、デッキにあげて初めてその大きさを知るのです。写真だと対象物がないから小さく見えますね。
ボートの隙間を狙う場合はキャスティングできるのは1名のみ。なので交代でランカーを仕留めていきます。いくつかの高ポイントを攻めてましたが、今の横浜はどこも魚はいたので釣果は安定しているようです。それにしてもオリンパスのToughはiPhoneと違って暗いところに弱くピンボケしまくりですなぁ・・。
一つ一つのポイントを丁寧に攻めてランガンするシークロ・岡本艇。ボートが必要以上に大きくないので、どんなポイントへも入れるのがこのボートの特徴。もちろんポイントにより釣れない所もあるのですが、ちょうど良い具合に40~50センチの入れ喰いポイントを間に挟んでくれるので、釣り人を飽きさせない名ガイド、岡ちゃんは流石です。
名キャプテンのドラマティックな演出があるので、フィナーレへ向かって盛り上がる僕ら。そしてエンリコミノー3/0は安定した釣果をもたらします。
隙間フェチが浮かぶ大物シーバスポイントへ二人同時に投げ込んで二人でナナマルアップをキャッチ。ニコパチ写真が滅多にない私なので、船長が写真を送ってくれました、ありがとうございます。
そして最終決戦は12番ロッドにゲームチェンジャー18センチを結び、ドーン。丸々と太っているので、デッキにあげた時は、鯉のように腹鰭で立ってました。重さは約5キロ。
この重さのハチマルだと12番ロッドでも上げてくるのに手こずるほど。ずっしりとした重さを久々に抱え、ドルチェ&ガッパーナの香り(ではなくケミカル臭)を感じた夜でした。
シークロのナイトランカー狙いをしたい方はシークロ予約時に「ランカー狙いたい」としっかり伝えましょう。但し、ランカーを手にする人は場数とキャス練という修行を積んだ人ほどその確率は上がります。そこそこのサイズの入れ喰いで楽しみたいか、一か八かのランカー狙いでその価値観を上げて楽しむかは、あなた次第です。

オオニベ戦記(南房編)

先週は遠州灘。で、今週は?

南房です。カマスが釣れ始めているというお仲間からの情報もあったので、お土産釣りをした後は下潮いっぱいの時間前にオオニベが釣れそうなポイントを探して回る今回の釣旅。サーファーが波を求めて海を移動するならば、私は魚を求めて日本全国を移動します。そしてサーファーの真逆でOverくるぶし位の波が理想なのであります。

マズメの釣りへ向かうために少し早めに出た私ですが、現地に近くなってから現れた『通行止め』の文字。先週は東名の集中工事につかまり、今週は館山自動車道で通行止めを食らいました、トホホ。そんな関東圏で南を目指す旅、結果はいかに?

結局、到着したのは朝日が登る頃。情報ではどこでも釣れると言われたので、餌師とルアーマンの隙間に入り第一投、すぐに釣れました。ワンキャストワンヒットで入れ食い状態。ただし、ティペットを細くしているので魚を外しそのままキャストすると次のヒットで切れちゃいます。なので毎回ティペットをチェックして、少しでもササクレができていたらティペットをカットして結び直します。コレって、カマスのフライフィッシングの鉄則かもね。
私は9フィート8番のセクターを持っていきましたが、堤防のカマスやアジ釣りだけを楽しみたい人は6番で良いと思います。ラインはフルシンキングタイプ4〜6。釣るタナはその日によって違うので自分で探してみてください。リーダーはフロロカーボン9ft・0X、ティペットは1~2Xくらいです。ちなみに堤防には沢山の人が来ていましたが、最近のソーシャルディスタンスブームのおかげで半分以上が初心者なので、私以外はほぼ釣れてません。特にカマスの場合、メタルジグやワームなどの縦の動きには反応が鈍く、フライのように横へ動くものに喰いついてくるので圧倒的にフライが釣れます。
真面目に釣るとあっという間にクーラーがいっぱいになってしまうので、まずはフックサイズをグッと上げて#2に。いつもはクーラーに10本ほど入った時点でフックをバーブレスにし、その後は全てキャッチ&リリースする私ですが、今回は気がつけばすでに20本がクーラーの中に・・。夢中になり過ぎました、反省。食べ切れない量を持って帰っても仕方ないし、捌く作業を考えるとそれ以上は私には必要ありません。それにしても現在のカマスは大きいなぁ、最大は30センチ位ありましたゾ。
カマスのフライフィッシングを楽しんだのは、正味1時間半。その僅かな時間でもリリースを含めて30本以上釣ったので、本来の目的である新たな開拓地を求めて南房散策です。この写真を見ると宮崎市そっくりでしょ?南房は暖かいので最後はTシャツ一枚で居た位ですから。
いくつかのポイントを見て周り、ようやく良さそうなポイントを見つけたのでロッドを出すことに。しばし浜を歩いて用意し、ワンキャスト。あれ、またすぐに釣れちゃいました、ヒラメくん。わかりますか?この保護色。ヒラメは砂浜の忍者です。
ちなみにカムイ ロッドはしっかり持ってきましたが、ティボーリールを忘れました。しかし先月のイトウに使用したオービスがあったので、それを使ってのサーフキャスティング。しょっぱくなったオービスが、なんか可哀想。
最初のヒラメをキャッチしてまた数投後にまたキャッチ。こんなにあっさり2本目が出るなんてびっくり。ちなみにこのヒラメはラインを打ち返そうと思ってヘッドを出したところで引っ張り上げようとしたら掛かりました。ダブハンあるあるの、恥ずかしいヒットです。ちなみにヒラメはくるぶしの水深があれば居ますので、シングルハンドで十分狙える魚。浜を延々と歩いて来たのでシングルハンドを取りに戻るのが面倒なのでこのままダブハンで狙い、ヒラメが掛からぬように徐々にフライを大きくしていきます。といっても3/0でも掛かりますので、あまりその意味はありませんが・・・。
こうやって撮影すると、宮崎の浜と変わらない感じ。遠くに見えるルアーマンと沖に浮かぶサーファーたち。北風は波を相殺し荒れ狂う事はありませんので釣り日和。サーファーは波間で雑談している事でしょう。
その後もヒラメのアタリは止まず、釣れ続ける初めての経験。もう少し大きいのが釣れたら持って帰って食べるのに。それにしてもスコットのカムイロッドを使ってヒラメを釣る人なんて、世の中に私だけだろうなぁ(笑)。この釣りについ夢中になり、オオニベのことをすっかり忘れてしまった私。
今回のタックルはスコットのカムイ18フィートにエアフロDXヘッド13/14のインタミ。リーダーはポリリーダー10ftインタミそしてティペットは30ポンド1mです。フライは#2〜#2/0を使用。ヒラメを狙うのであれば、シングルハンドで10mも投げられれば釣れます。
結局ヒラメは釣れ続けるという初めての快挙。どこかで区切りをつけたかったので、食べるサイズが釣れたらやめて帰ることに。すると7本目にこの40センチを少し超えたサイズが釣れたので納竿となりました、ちょうど潮止まりだしね。南房のフライフィッシングはまだまだ未開拓の地が沢山ありますので、皆さんもフライロッドを持って出かけてみてくださいな。
そして命を頂いたその日にやる事は、包丁を研ぐ儀式。それに続いてキッチン周りを清掃してから捌きが始まり塩を振って少し寝かせ、その間にヒラメを捌きお刺身にして夜の食卓に。私は決して捌くのが得意ではないので、この作業全部で約2時間がかり。そしてカマスは一昼夜干して塩焼きになります。これで我が家のおかずは数日間はカマスが楽しめますな。なんかこの干し網変じゃない?と思った貴方、さすがです。これはコールマンのキャンプ用食器干しだったりして。

 

 

オオニベ戦記2020・シーズン6(遠州灘編)+本栖湖

今年もやってきましたサーフキャスティングシーズン。名寄の千葉ちゃんが『イトウ戦記』ならば、わたしゃ『オオニベ戦記』でカムイロッドを塩(潮)漬けにしちゃいます。もうあっという間にオオニベはシーズン6。予定している10年はすでに折り返し地点を過ぎてしまったので、今年はさらに気を引き締めないと。

さて、このオオニベですが、千葉の館山以西では結構どこでも釣れているのをご存知? 多くの方は勝手に増えていると思われていますが、オオニベは日本の養殖対象魚類であり、試験的に各地でその種苗を撒いていいます。稀に釣れる60センチ(2年魚)位はキープせずにリリースして頂ければ、東京湾でも夢の1.5mが釣れる日がやってくるかもしれません。元々その北限は千葉の館山あたりですから、今後は大きくなるまでそっと見守って頂ければ、私が宮崎遠征をしなくて良い日が来るに違いありません。

そんなオオニベですが、大きく育つと思われる私的条件は、「暖流・砂浜・河口付近」かな。関東でももちろん釣れるのだけれど(小さいです)、『目指せメーターオーバー』を掲げる私は少しでもその可能性を秘めている遠州灘へ行ってまいりました。そう、今年の冬に偵察へ行った地域です。さぁ、その結果は以下に・・・。

東名が集中工事していることをすっかり忘れた為、予定よりも大幅に遅れて到着。釣り人の半分はすでに帰ってしまい、聞けば朝方6時半ごろの時合いが良かったっと、ワカシをぶら下げて帰るアングラーがちらほら。情報が取りたくても思っているほど釣り人は少なく、遠くにいるアングラーを追いかける訳にもいかず、ただ黙々とカムイ18フィートを振るのでした。
1月に目星をつけたポイントは護岸工事が入っており、そこでやることができないのでやむなく少しでも潮の流れが良さそうな場所を探して入る。宮崎と違って静岡はジムニーの里だから、砂浜はジムニーの残した轍だらけ。砂浜移動はジムニーが最強っすよね。
最近はタイイングするフライも随分と小さくなり、使うサイズは2/0〜2番が多くなった。このフライは1/0番で9センチほどの大きさ。
午前中にめいいっぱいキャスティングしていたら、左手の皮がベロンとめくれてしまった。塩水がとても痛い。今回は朝まずめを狙うつもりでそれが果たせなかったので、次回は前夜泊で朝方を狙い仮眠して帰るかな。午前中の雰囲気で午後まで粘る気が起きず、なんとなくある場所へ移動・・・。
中部横断自動車道って知ってますか?東京方面へ向かっていたらそんな看板が目に入り、ついハンドルを切りました。最後まで走ってみるとそこは山梨県の南部町。甲府までちゃんと繋がっていたら下部温泉からそのまま本栖湖の裏側から入れたのに、下道が長かった。「おいおい、お前、何してるの?」と言われそうですが、ラインバスケットが潮を噴いていたので、ちょっと本栖湖へ行って洗いに・・。
イブニングタイムには少し時間があるので、湖仙荘でお食事。私はこのお店で入漁証とお土産を買うようになったのが15歳の頃から。もう40年も通っているんですね。最近はおばあちゃんの姿が見えずちょっと寂しいです。
お食事処は二階になり、そこには本栖湖で釣れた大物たちの剥製と写真があります。80年代のブラウンブームだった頃はこの剥製をしみじみと眺め、いつかは自分がこれを釣るのだと思ってました。その夢はまだ叶えてないので、こうしてまだ幻影を追い続けているのです。ご多分にもれず湖仙荘さんもコロナのおかげで客足がグッと減ってしまったので、もし良かったら皆さんもここでお食事をしてみてください。
時合いが来るであろう1時間前からスタート。というか、今年の本栖湖はものすごく混んでます。第六候補のポイントまで埋まっていたので、仕方なく放流ものがよく掛かるこの場所で。そうそう、湖仙荘のマスターが言ってましたが、ヒメマスボートが出るまでの朝一番で、先だってスポセン前は大きいやつがキャッチされたそうな。
これぐらいのローライトになると本栖湖は一旦凪になります。その時間は全集中、水の呼吸、拾壱ノ型、凪です(鬼滅ネタはもう充分?)。
結局、こんなに真っ暗になるまで投げ続けて何もありません。この秋に入って本栖湖は2タコですが、坊主なんてへっちゃら。ちなみにこの写真に映る対岸にいつもならば光なんてないのですが、驚くなかれ、コレ全部テントの灯り。平日だというのに、ざっと20張以上はあったかな。ゆるキャン△ブーム恐るべし。
激走の650キロでしたが、何事もありませんでした。そして翌日は『本栖の仇を朝霞で討つ』です。3時間の間、これ見よがしに釣りまくりましたとさ(笑)さて、来週はどこへ行こうかな。

秋シーバス 中間報告

私の地元はハーミット近所でして、中学生の頃はチャリンコで東京湾へ行きシーバスを釣ってました。当初はルアー で楽しんでましたが、街灯下にいる小さいシーバスを見つけてフライを投げてみたのがシーバスフライの始まり。今から40年以上前のことで、モンタナやウーリーバガーで釣りしてましたっけ。

あの頃と今を比べると東京湾の水質は驚くほど今の方が綺麗。湾奥は埋め立てられ海が狭くなり昔と釣れる魚は大きく変わったけれど、その種類と数はすごく釣れるようになった気がする。もしくは40年以上の釣り経験のおかげで、釣りが少しは上手になったのかな?

さて「お前のシーバスの話はもう聞きたくない。」という方はここでそっとこのページを閉じてください。本日もシーバス修行へ行ってまいりました。前回取り上げたメガフライの実証中間報告といきましょうか。ネタ的にはつまらないかもしれませんが、この釣りにハマりそうになっている人へはその傾向と対策に使える情報かもしれません。とは言うものの、私の備忘録かな?

メガフライのバイト率を1とした場合のヒット率→ 約 0.2〜0.25

ジョイントにした場合、そうでない場合の違いはあまり出ていないけれど、バイトがあってもフッキングに至らないのは魚の大きさが問題なのか、それともフック位置なのかは未だに検証中。しかし、フッキングすれば最低でも55cm以上はあるので、結果的に小さいサイズは釣れないのは事実。

メガフライの大きさ検証:フローティングミノーは14〜25センチまで作って投げてみた。投げやすさとバイト数で言えば15〜18センチが良い。20センチを超えると空気抵抗と重さにより投げにくさがあるし飛距離も減る。フライの大きさは小さなシーバスをふるいに掛けるようなもの。自分が何センチ以上を釣りたいかを考えて作る必要があるかとも思う。『目ざせメーターオーバー』であれば、フッキング率とフライの大きさのバランスをさらに考慮したい。現在のイメージでは全体サイズ15〜18センチで3/0〜4/0フックを1本がバランスが良いと考える。6/0〜8/0でも掛かるが、フックの重さも相まってフライが格段に重くなってしまうデメリット。ちなみにタガメンを15cm以下にまとめると2.5g以下の重量なので、8番シングルハンドでも投げれない事はない。

ティペットの長さ:投げやすさを考えて現在落ち着いているのは50〜90cm。リーダーはエアフロのポリリーダーフローティング10ftの細い方を60cmカットしたがって、リーダー+ティペット(25〜30ポンド)のトータルで9〜10フィート。一般のリーダーは重さがないのでカクカクして投げにくいので使うのをやめました。

メガフライのタッックル:シングルハンド9フィート10〜12番もしくはスイッチロッド11フィート7〜8番。フライの重さと空気抵抗を考えるとラインウェイトが300グレイン以上を投げれるロッドが望ましい。

今後の課題:シーバスがバイトする時はフローティングミノーの水押し波動が止まった後が多い。またダイブして少し浮き上がる瞬間にも高反応あり。浮き上がりの反応パターンのフライと完全なフローティング水押しパターンを別に考えてフライを作り込んでいく必要があると感じる。今はこの大きなフローティングミノーで、”ドバッ!”っと出る瞬間がたまらないので、そっち方面をしばらく検証して見ます。

ランカーシーバスシーズン後半戦。戦いは12月いっぱいまで続きます。

本日はこの辺の沖で横浜から千葉までのシーバスガイドボートが大集結。一般ボートも混じって唖然とするぐらいの船数だったけれど、ほとんど釣れてません。ドッパーンは全然なし。
私たちはその大集結の前に別の場所でやってきたので、釣果には問題なし。むしろこの大きなフライでやっているとシーバスの量に対してヒット率がグッと下がるので、それが悩み。最も60センチ以下なんて眼中になくなってきたから良いんですが・・。タガメンは色々と改造しているけれど、結局のところ初期型に近いものが一番使い易いので安定した釣果。このフライは18センチ。
写真上はウッチー船長が使いこんだメガドック 22センチ。下が今回持ち込んだドラゴンテール23センチ。動きは最高でも水を吸った後のキャスティングは困難極まりない。このフライの場合は距離よりも手返しで考えると、シングルハンド12番で投げるほうが効率が良い。
ボイルを見つけて投げ込めばタガメンはすぐにヒット。テールのカラーが気に入らなかったモデルだけれど、魚が時合いに入っている時は何を使っても釣れます。フライサイズは16センチ。
ちなみにトップに拘って釣りをしてますが、実際一番よく釣れるのは、エンリコミノー13センチにインタミのタックルが一番。このコンビーネーションはフッキングミスはほとんどなし。現在のコノシロサイズにマッチしているけれど、いっぱい釣れる分だけ小物のヒットも多い。このフライで大物をゲットするには数釣ってなんぼ。数釣りを楽しみたい方は僕らの真似などせず是非エンリコミノー(アンチョビーまたはチャートリュース)3/0を使ってください。ちなみにこのエンリコは釣れすぎて両目が取れました。このフライ一本で朝のボイルを遊びながら、ざっと30本はキャッチしたかな。
本日の後半は多くのボートに混じって大物を狙ってみたけれど、通勤ラッシュ並みの船数でスレまくっているのかほとんど反応なし。大潮だからって必ず良い結果になるものではありません。半日違うだけでシーバスのご機嫌は変わるので、お魚の気持ちっていつになっても理解できません。それが釣りであり、楽しさでもあります。