爆風スランプの『Runner』を口ずさむシーバスフィッシング(シークロ)

強風と言われれば、まだ何となくフライフィッシングもできそうですが、爆風と言われると、「今日は中止だな、中止。」と言いたくなる事でしょう。しかしハーミットブログの検索欄に「爆風」と入れてみると、意外に爆風の中での釣りって多いんですな。

ハーミットのシーバスボートフィッシングの歴史は長く、ハーミットが所有していた世捨て丸以前にボスパーというお仲間のボートで釣りをしていた25年以上前のこと。爆風の中で新砂水門の真ん中でシーバスがボイルを続けているものの、あまりの爆風でキャスティングできないんです。そこで船を風上側に回し、風下に向かってフライラインをロッドを持ち上げた状態で伸ばすとそれは凧上げの様になり、海面にフライラインが付きません。その爆風を利用してラインを伸ばすだけ伸ばし、ロッドを下げて水面にラインを着水させて、ノーキャストでシーバスを釣り続けたという事がありました。

先日の金曜日夜はそこまでの爆風ではないものの、風裏を探してポイントへ到着すると風が逆方向になり、その風に翻弄されるという全アングルでのキャスティングが必要な釣りになってしまいました。風が右から吹いたりその逆になったり。そんな時にどんな向きでもキャスティングができるようになっていれば、普段のキャス練の成果が出るんですな。

今年もあと一週間となってしまいましたが、皆さんはフライフィッシング納めへ行かれましたか? 私はあと数回釣りへ行く予定でオリマス。

ということで、金曜日の夜はこんな釣りでした。お暇な方はご覧くださいまし。

『Runner』 歌:爆風スランプ(一部抜粋)

♪〜
かげりのない少年の季節は過ぎ去ってく(今でも僕らは少年の心)
風はいつも強く吹いている(冬の北西風はツライ)

走る走る俺たち(ボートで)
流れる汗もそのままに(キャスティングで汗かいた)
いつかたどり着いたら(シーバスの境地に)
君にうちあけられるだろう(そのパターンを)
〜♪

シークロ
今回の釣りはシークロの伊藤キャプテン艇。よりによって出船した途端に爆風となりました。最初は南が吹いていたのですが途中から北に変わり、のちに北西風です。海面は常に波立っている状態。
シークロ1
最初の数カ所は音信不通でしたが、その後は入るポイントは常に反応あり。海面が波立っている為か、澄み潮でもお魚の喰いは良い状態。
シークロ2
爆風に負けず工夫をしてキャスティングを繰り返せばご覧の通り。フライはホワイトゾンカー。
シークロ3
良い場所はサイズこそ伸びませんが、数釣りが楽しめました。風のせいかお魚はストラクチャーにタイトについている事はなく、どちらかというと灯りの外側についてました。
シーバス
昨年ハチマルを取ったお客様ですが、今年もロッドが中々立たず上がってきたのはこのサイズ。大物は隅っこが好きみたいです😆
シーバス
私はチューブフライを持ち込んでシーバスに遊んでもらいました。今回のシーバスサイズは30〜70弱という感じ。コノシロシーバスシーズンはほぼ終わりましたが、お魚の引きはまだまだパワフルさを感じた横浜の夜です。
シーバス4
これにて今年のシーバスフィッシングはお終い、と言いたいところですが、明日も寒さにめげずに出掛けてきます。皆さんの釣り納めはもう終わりましたか?

ハーミットの歴史はインターネットと共に過ごしてきた

お客様に「ハーミットのブログはいったい何ページ書いたの?」と聞かれたので調べてみると、このお話で618話目になりました。このブログ以前は旧ツイッター(X)に呟いていたので、始めた当初から考えると良くもまぁ続いているもんだなぁと自分でも感心します。さらにホームページのお話になると、さらにその前身の『世捨て人倶楽部』のホームページを1998年初頭からスタートしているので(それ以前はそもそもHTTPがほぼないですしね)、ハーミットの歴史はインターネットと共にあると言っても過言ではないでしょう。

そのHTML上で私が一番書いたネタといえばダントツ本栖湖の話が多く、今でも冬ともなれば年に6〜8回ほど通っている訳でアリマス。中学生の頃から行き始めてざっと45年以上も通い続けているけれど、観光地化が進む訳でも無く今も昔も何も変わらないので、そこへ行けば実家へ帰ってきたような気持ちで安心できる場所なんですな。

さて、そんな本栖湖へ先週も行ってきましたが、タコりました。いつも言っている通り毎回釣果が出る場所ではないので、なんら凹むことはありません。そして今週末はオカッパリのシーバスに誘われて、久しぶりに東京湾奥を闊歩してきたのですが、その様変わりぶりにビックリ。

こうしてブログが600回を超えてくるとお話のボキャブラリーが減り、過去の引用はもう引き出しが少ないので、ネタを引っ張りようがなくなるとどうしても文章が短くなってしまいますが、ご勘弁を。とりあえず先週の私がどんな釣りをしていたかは以下の写真の通り。お暇な方はご覧くださいまし。

本栖湖の霜柱
今シーズンになって初めて霜柱を踏みしめて本栖湖で釣りをしました。一昔前だったら、家の庭でも霜柱が立ったのに、最近ではとんと見ません。フライフィッシャーマンにとって地球温暖化で困るのは、日本のトラウト類の生息域がどんどん狭まっているのを肌で感じることです。
本栖湖の朝焼け
水温と外気温の差が大きいので、本栖湖から立つ朝靄は幻想的。そして湖面に太陽があたるのと同時に風が吹き始めます。とても釣れそうな朝でしたが、ポジティブに考えている私のロッドにはコツリともアタリません。
本栖湖
前回ドライで出ていたポイントは全くの不発。なので気分を変えて水深の深いエリアをタイプ3で探ってみました。しかしこれも不発。この後、風がものすごく強くなったので、昼食タイムにして午後の様子を伺いました。
本栖湖
午後は風が落ちたものの雨が降ってしまい、そのまま雨量が上がってこんな状態。一気に釣り人は減ったけれど、このまま17時のチャイムまで投げ倒して何もナッシング。雰囲気は良かったのですが・・。ちなみに前回放流された場所には釣り人がしっかりとおり、放流ものは釣れていました。
東京湾
そしてその週末の土曜日は久しぶりにオカッパリ・シーバスへ。ネットへ載せようと思っていたので合法的にできる場所を探すと、現在は釣りルールが厳しくなる一方で釣り場がとても少ないんですね。ここ豊洲は晴海側の一部が開放されていますが、あくまでも歩行者優先ですので、トラブルが起きぬように周りへの注意は相当気をつけなければなりません。潮は動いていて釣れそうな雰囲気の中で、一度だけフローティングミノーにバイトがありました。
白鳳丸
豊洲埠頭はルアーマンで混雑していたので、別の場所を散策。世捨て丸時代に散々お世話になったこの白鳳丸は国立の海洋研究船。この船が港にいるとき、このバラストタンクの排水周りにシーバスが付くのです。しかしいつも狙っているのは岸壁側ではなく海側。船に近づいて釣りができないので、指を咥えてみているだけ。
晴海埠頭を望む
帆船 日本丸が晴海埠頭に着いていました。晴海埠頭も合法的にできる場所が少なく、豊洲埠頭側の一部のみ。久しぶりに色々なところを回って思うことは、毎回コインパーキングに車を突っ込みながら釣りをしていると、お金が掛かって仕方ありません。都内はやっぱりレンタサイクルの方が良いですね。この後、京浜運河の懐かしのポイントに向かい、ボラに翻弄されて帰りましたとさ。

海へ川へ、釣りで遊び過ぎた身体はハイになる(ゴールデンウィークの過ごし方)

ハーミットへ来店されている方はご周知の店主のGWの過ごし方。ゴールデンウィークはどこへ行っても混んでいるので、この期間の私はいつも海の上でプカプカと浮かび、お客様と共にボートフィッシングを楽しむのであります。その理由は船の数は突然増える訳でもなく、むしろ皆さんが遠征に出ちゃうので横浜の海はガラガラなんですね。

いつもならば横浜の海で正味5時間ほど遊んだ後、安全運転でゆっくり帰り、ぐっすりとお昼過ぎまで眠りについて、午後はビールを飲みながらAmazonプライムで映画鑑賞というスタイルがいつもの私。しかし何を思ったか、「先週行ったあの場所はイブニングにすごいことが起きるのでは?」と妄想が膨らんでしまったのでアリマス。

シークロでシーバスを堪能し、家に着いて横になったのは午前3時頃。夜が明ける頃には目が覚めてしまい寝付けないのはジジイの証拠。予定よりも早く起きてフライのタックルをソルトウォーターからフレッシュウォーターに替えて、私はまたイブニングの釣りをするために北関東へと向かうのでした。

あぁ、なんて馬鹿なんだろうと思いつつ、このブログを書いていて気がついたこと。睡眠を削って一日中遊んでいたのに、今日の私は疲れも眠気も無くとてもスッキリ。釣りをやり過ぎると、どうやら身体はハイになるようです。皆さんは私の真似をしないようにね。あ、ちなみにこの馬鹿げた行動をしたのは私だけではなく、お仲間二人を巻き込みました。

昨日の様子は以下の通り。お暇な方はご覧あれ。

横浜の夜
今回はシークロから横浜の海へ。この風景を撮っていた頃はまだ一昨日の夜。横浜の灯りが好きなシーバスを探しに、色々な場所を散策しました。
横浜のシーバス
シーバスの状況は順調で、要所でフローティングミノーやデジーバーなどに喰ってきました。サイズは25〜50センチくらいまで。僕ら以外に見かけたガイドボートは2艇のみ。混雑なんて皆無であり、のんびりと夜の海を堪能できるのです。
チューブキャンディ
私はフローティングミノーで楽しんでいましたがフッキングが悪かったので、使い古しのチューブキャンディに変更し、順調にヒット率を伸ばしました。このフライって丈夫で壊れないので、ずっと使い続けていたので、フックはかなり甘い状態。
横浜の海
巡ったポイントは主にスポット的に照らされている小場所が中心。全てのポイントにいる訳ではなく、1/3ぐらいの確率でバイトがある。
夜のシーバスフィッシング
最終的にフライを交換せずずっとチューブキャンディで遊び続けましたとさ。今回はサイズはそこまで大きいものは出ませんでしたが、数は十分に楽しめたかと思います。さて帰ってゆっくり寝ますか、・・?!
北関東の川で遊ぶ
睡眠時間を削って起きたのは、用意をし始めた朝9時過ぎ。準備をして午前中には東京を出て向かうは北関東の川。とりあえず河原へ着いてしまえば、あとはイブニングまで寝てしまおうという魂胆。しかし、お昼頃は太陽が出てきてしまい、暑過ぎて寝られない。しょうがないのでキャス連したり、河原の石をひっくり返して虫の状況を確認してました。
水生昆虫たち
石をひっくり返すとそこにはトビケラのピューパやユスリカのラーバなど、様々な虫たち。イブニングにはこの虫たちが水面を賑やかにしてくれることとだと期待。
北関東のヤマメ
小さな流れの合流でカワムツらしきライズを発見。まだ眠い目をこすりながら座ったままの体制で目の前にフライを浮かべるとコヤツが釣れました。あの〜、近過ぎてフライライン出てないんですけれど〜、これってフライフィッシングですか?(笑)
オイカワ
その後、同じ場所を流すとオイカワくんのお出まし。最近は雑魚が釣れるとホッとするのです。だって昔に比べるとあまりにも数が少ないんですもの。
モンカゲロウとフライ
そんなハプニングの後、河原の虫たちは急に活気づき、モンカゲロウがあちらこちらでハッチし始めた。似たようなフライが無かったので、黄色いパラシュートで良いかなと結び、いざライズ探し!・・・が、虫の活気とは裏腹に水面は静まり返ったまま。
モンカゲロウのシャック
結果、19時まで河原でライズ待ちをしましたが、な〜んも起きません。川面に浮かぶのは無数のモンカゲロウのシャックばかり。この時期は丁度、代かきの時期で川は少し濁っているのですが、この水が入っている時期って良くない事が多いです。今回は妄想とは裏腹に何もない川面を後に、僕らはトボトボと帰るのでありました。

釣った魚に値段をつけてはいけない、今季のランカー便はそろそろお終いかな

横浜の海に出撃するとつい、「ブルーライト・ヨコハマ」を口ずさんでしまう私。巷の人にとって横浜ソングと言えばなんだろう?と思い、ググってみると、横浜経済新聞の中に投票サイトがあり、その中に松田優作の「Yokohama Hoky Tonk Blues」がありましたよ。懐かしい。

♪ひとり飲む酒わしびくて、映るグラスは過去の色、貴女恋しいたそがれの、Yokohama Honky Tonk Blues〜♪

横浜の夜に沁みるぜ、この歌。

さて、そんな事を思いながら先だっての金曜日の夜に、横浜の海にシーバス(貴女)を求めてクルージンクへと出かけました。結果から言えばシーバスのサイズを気にしなければ沢山いるのですが、ランカーシーバスの賑わいは少なくピークは過ぎたのかなという雰囲気。これから産卵をするシーバスは東京湾の南へ向かい、1月の半ばを過ぎる頃からまた徐々に戻ってきます。もちろん全部が全部いなくなってしまう訳ではないので、大物狙いは難しくなるにしても、フッコサイズは沢山いるので数釣りは楽しめる様になります。

気がつけば今年もあと2週間と少しになっちゃいましたなぁ。皆さんの釣り納めはどこへ行きますか?

横浜の海
夜景の撮影はどうしても写真がボケボケになるので、その辺はご了承くださいまし。このシーバス釣行は先週末の話。前回と違ってベタ凪の微風。でも沖へ出るとそれなりにウネっているのです。
横浜のシーバスフライフィッシング
一緒に行ったお客さんのロッドは終始しなりっぱなし。釣れるって楽しいですね。必然的に船上の皆々は笑顔になります。
シーバス
サイズは40〜60cm弱まで。どのポイントでもお魚はいる感じ。ヒットフライは白ゾンカーが中心。
シーバス
私は相変わらずでっかいフライを投げ続けますが、22センチのフライに対してこのサイズ、トホホ・・。23年秋シーズンになって相当数な乗船回数ですが、今年は70〜80センチ台を全くキャッチできず。それに費やした船代は10万円オーバー。そんな年もありますわなぁ・・。
シーバス
とはいうものの、このサイズは釣れ続けるので、シーバスのフライフィッシングを初めて間も無い方々には嬉しいヒット連発です。
シーバス
さて今年の締めくくりに、大物を諦めてもう一回乗るかどうかを考え中。なんだかんだ言っても釣れるのですから、ロッドがしなるのは非常に楽しいのでアリマス。

ランカーシーバス便は今季3タコめをくらった件(東京湾奥編)

先週の本栖湖釣行から帰るとシーホースのウッチー船長から、ランカーが釣れ始めたから今来てください的なメールが来たのです。慌ててシーホースの予約表を見たところで、繁忙期の今は船が空いている筈もなく、ここはグッと我慢して本栖湖へ専念するかしかないと思っていたら、週末に船長から電話。

「月曜日の朝便にキャンセルが出たので行きますか?」と悪魔の誘い。その前日に当たる日曜午前中はキャスティングスクール。そして午後には皆さんと朝霞ガーデンでフライフィッシングの練習会。ということは睡眠を削っての釣り連チャンになるじゃないの!と、電話口で叫んだところで行かないという選択肢はありません。

そして月曜日出勤前の朝飯前の釣り、その結果・・・。

シーバスランカー便の3タコ目をくらいました。

今年の東京湾奥は普通サイズの30〜50センチのシーバスが皆無と言って良いくらいおらず、たまに釣れる70〜80センチサイズを狙うという修行僧のような釣りは、全くもって本栖湖と同じ。「釣れた」や、「大物が出始めた」なんてものはその日限りの過去のものであり、その翌日も釣れ続けるなんてないんです。そもそもそのランカーシーバスは例年に比べたら比較にならないくらい数が少ないので、日並が悪いとチビサイズを含めて全くと言って魚信がない悲しい状態。

本栖湖と違いボート代は高いので、流石の私も挫けてきましたなぁ。

なんて思っていたらその翌日は朝は早くから本栖湖釣行だという事を忘れてたので、釣りは三連チャンでした・・。

睡眠時間を削っての一週間。

いつかは私に良いことありますように・・。

東京ゲートブリッジ
現在の湾奥はシーバスボートの溜まり場がありません。要は、それだけ釣れていないってこと。どこへ行ってもコノシロがまばらにいるだけで、シーバスのボイルは皆無と言って良いほど。難しいなぁ、今季のランカー狙いは・・。
東京湾のシーバス
朝の時合いにボイルなし。それでもでっかいフローティングミノーを引き続けた私。同船のお仲間は、インタミで沈めてドスン! シンキングラインに軍配が上がりました。それに続けとインタミを引っ張れば良かったのかもしれませんが、フローティングにこだわり何も起きませんでした。
シーバス狙いのフライ
陽が高くなったところで大物狙いを諦めて ストラクチャーに付くシーバスを狙うも、時間いっぱいどんなに壁打ちしても全くの無反応、幻影すら見えません。こりゃダメだわ。秋を感じずにそのまま冬になってしまった東京湾奥。この後に何か変化が起きるのかなぁ・・・。

目指せランカーシーバス爆投日記、メーター・シーバスは何処に?

私が目指しているメーターアップの魚達はシーバスにイトウとオオニベで、それをフライフィッシングで仕留めたいと日夜奮闘中な訳である。いずれもフライで仕留める事は大変難しいけれど、釣行回数から考えると一番可能性が考えられるのはシーバスではなかろうか。とはいうものの東京湾でシーズン中に上がるメーターオーバーは、二桁はいかないので、その数人の中でフライで狙って釣るとなると技術やフライも然りだけれども、釣り運はとても大切な事。今年の私といえば本日現在まで、とんと釣り運が訪れないだよなぁ・・。

フライを日々試行錯誤しながらタイイングしているけれど、現在はビースト(ビースティーチェンジャー)を少しの間封印して昨年使っていたスーモフライをさらに進化させている最中。それはルアー的なアクション+フライの柔らかさの演出するものを目指しているのだけれど、なかなかどうして、理想は現実に近づきません。以前のフライはヘッド部分を全てフォームで作っていたが、それをやめてメガチューブをインナーに使用し、中に少しだけフォームを入れるだけにして浮力をぎりぎりに設定。そうすることでフライは水によく噛む様になり、さらにヘッド部分はチューブフライヘッドにすることでフックポイントはボディの真ん中よりやや前になったので後ろ重心になった。その効果もあってか動きは少しだけウォーキングアクションする様になった新たなバージョン。

いつものことですが、想像の中ではこの新バージョンのフライをメーターオーバーのシーバスが喰いつく姿をすでに何度も妄想しております。しかし今年のシーバスときたら依然としてご機嫌斜めで、いくら投げてもその手応えがないんです。先だっての木曜日朝は予定時間を投げ倒して一度もアタらず、今季2度目のボーズでございます。もうここまでくればオデコなんてオトモダチですな(笑)

葛西臨海公園
前回は散々投げて1バイトのみ。でも出船前はいつでもポジティブで「今日はヤバイかも?」と妄想します。明け方早く東京湾マリーナから出船するシーホース。今日は目の前での釣りを諦めて一路幕張方面へ。
東京湾のシーバス
荒川と江戸川を過ぎると浦安市で一番高い山(嘘)、プロメテウス火山が見えてきます。デズニーランドができる前はこの空き地で不良たちがよくゼロヨンレースやってましたなぁ。あれ、私もその一人だったかな?
ウーキングザドックアクションのフライ
新しいタイプのフライはまだ命名してませんが、浮いている姿勢はこんな感じで頭をちょっと出している感じ。ラインを強くすると少し首を振ってダイブして、またこの姿勢で浮いてきます。ただし、ラインのシステムはフローティングラインにインタミリーダーを使うという、ラインシステム自体に工夫が必要になります。動きを見た時点で釣れそうでワクワクしたんですが・・。
東京湾レインボーブリッジ
東京湾奥荒川筋→幕張→ディズニーランド前→マル秘ポイント→お台場の島周り→その他諸々。これだけ回ってチビさえも見ませんでした。そもそもルアーの方々がキャッチしている姿も見ない一日。お魚の気持ちはいつになってもわかりません。
新しいフライ
このフライはもう少し手を加えようと思うのですが、アクションと浮いている姿勢に関してはほぼ完成かな。あとはお魚が掛かってくれるのみなんですが、今回の釣行はいかんせんバイトが一度もないという、あまりにも状況がよろしくない。もう一度出直しますデス。

シーバスフィッシングの定番であるゾンカーフライが吠えない夜もある

皆さんのフェバリットフライってなんですか? ヤマメを狙っている方だと例えばバイオットダンやコンパラダンなど、あるいは初心者であればエルクヘアカディスなどになるのかな? いずれにせよ過去に実績があるフライは巻き貯めてボックスの中央に鎮座している事でしょう。

私のシーバスのフライフィッシングの歴史は前にも書いた事がありますが意外と長く、遡ること中学生の時分なので40年以上になるのです。その月日の中で一番使ってきたフライはやっぱりホワイトゾンカーになるのかな。ゾンカーはその色を黒やオリーブに変えればトラウトの定番フライとなる訳で、淡水だろうと海水だろうと両方に通用するパターンとして私の中では頻繁に使われるフライとして君臨する訳です。

5月上旬のゴールデンウィークはゴカイのバチ抜けシーズンは終わってしまい、シーバスの食べているものが何に合わせるべきか考えると悩ましい季節。一昨日のシーバスはボイルが沢山あるのに、何を投げてもアタリがほとんどなく、持ってきたフライを片っ端から結び変えてその答えを探します。しかし、何に変えてもアタリはないんですね。シークロのリュウちゃん曰く「迷ったらゾンカー」というアドバイスがあるものの、そのゾンカーでさえボイルの狙い撃ちの時以外はバイトがないという状態。今回はそんな時間が流れていき、魚がいるのにバイトさせるのに一苦労という夜となりました。

これだけやり込んでもシーバスもまだまだ奥が深いと感じた夜、今後のタイイングにも一層気合が入りそうです。

今回の戒め:多くの予測を持って幅広いフライの種類を持ち歩くこと。コレ、ヤマメのフライフィッシングと同じ。

Dマリーナ桟橋
今回の写真は撮影設定を間違えてほとんどピンボケになります、ゴメンナサイ。シークロがあるDマリーナの桟橋には新しいLEDライトが入り、じっとしているとそこでボイルが始まります。しかし、桟橋前なので釣りは禁止でゴザイマス。
横浜の夜
今回はなか二日で出掛けたので、前回の釣行で魚の居場所は分かっているので、まずはそこへ向かってGO! 釣らせる気満々でボートを走らせるリュウちゃんです。
小型のターポンストリーマー
釣行日ギリギリになって小型のターポンストリーマーを#4で巻いたものを持って行ったのだけれど、最初に結んだこのフライは全くの無反応。なので、それぞれバラバラのフライをキャストして、何が当たるかを探る状態。ボイルは散発に続くのに、バイトが全くありません。
横浜のシーバス
色々試しても何の反応もしないので、最後にフローティングミノーを投げてみたところ、見えシーバスがバイト。それを機に皆フローティングミノーに切り替えて、数少ないボイルを狙い撃ちして何とかキャッチ。
東京湾のシーバス
しかしこのポイントでのバイトが続かず、数時間粘ったけれど見切りをつけて、新たなポイント散策。シーバスのご機嫌が悪いのか、それとも食べているものに近いフライを投げることができていないのか、分からない状態。
シーバス
最後の最後に入ったポイントでゾンカーに切り替え、ようやくバースの穴撃ちでシーバスからのコンタクトが増えてきた。サイズは40〜50センチちょっとといったところ。メバルもたまに混じりました(ブレブレの写真なので記載なし)。
シーバス
ようやくそのポイントで全員がヒットしシーバス祭り!と言いたいところですが、バイトの割にキャッチは伸びず、そこそこの釣果。今回はなんでこんなにショートバイトだったのか分からず、次回への宿題となりました。こんな悩ましい日があるからこそ、また時間の釣りに燃える皆さんでありました。写真がブレブレで申し訳ございません。

海に春の訪れを求めてバチ抜けを探しに行く

今年は寒いのか寒く無いのか、よく分からない年だと思いませんか? ニュースでは大雪の話題が続いているので、新潟や富山県の方々に今年の状況を聞くと「意外に少ないよ、雪。」とのご回答。ならば一気に暑くならずにチョロチョロと雪解けしてくれれば渓流の釣りは安泰なんですが、毎年変な天気が続くので今年はどうなんでしょうね?

渓流解禁まであと1日と少しになりましたが、皆さんの準備はいかが? 今年は3月1日が水曜日なので、私の関東渓流解禁は3月7日までお預け。なのでその前に少しだけ海をチェックしに行こうかなと、夜の海へバチ抜け具合を確認しに行きましたよ。ついでにカサゴの入れ喰いを味わえれば、という作戦です。

しかしです、自分の気持ちとは裏腹に土曜日の天気は極寒の強風。こりゃ船は出ないかも?と、シーホースに事前に確認した所、「運河筋はできますよ。」と言われたので、「行きます!」と強い返事をしてしまいました。してその結果は・・。

今回の戒め:自分が何を釣りたいかをよく考えて行動せよ

釣れたからよかったけれど、寒い夜だったなぁ、雪降ってたし・・。

東京湾のシーバス釣り
今回はカサゴの入れ喰いを味わいたいというリクエストで出船したのですが、予想以上の強風。カサゴポイントの手前でシーバスを狙ってみましたが、風が強すぎてラインが煽られっぱなし。こりゃカサゴ釣りは無理ですな、という事で湾岸エリアのピンポイント打ちシーバスに切り替えです。
永代橋
コロナ禍の間、湾岸夜景はひっそりとしていたのに、なぜか突然どの橋もライトアップされてます。写真は永代橋かな。LED照明のおかげでカラフルに浮かび上がるその姿は、どの橋も個性がありとても綺麗です。
クラウザーミノーで釣れたシーバス
風が強いので風裏の水門周りを中心に攻めてもらいました。このエリアは世捨て丸時代からあまり変わらないので、私が馴染みのポイントだらけ。あそこの角はいるよな、とキャストが決まればご覧の通り。シーバスはコンスタンスに釣れてくれます。この時期らしいアフタースポーンの腹が細い個体ということは、バチ抜けはまだ少ないのでしょう。
勝鬨橋
こちらはライトアップされた勝鬨橋。こち亀ではこの橋が開く話がありますが、確か私が生まれてからこの橋が開いたのは点検以外では一回だけだったと思います。なので開いた所を見たことがありません。ライトアップが凄まじいので新たなポイントが多数。そのダウンライトの中にバチの影を探しますが、ベイトフィッシュ共々不在。
シーバス
ポイントを変えるごとに釣果はポツポツあり、主に水門周りと停泊船の側面が反応あり。寒い時期は細いシルエットのクラウザーミノーやゾンカーを多用する私。
浜離宮からレインボーブリッジのライトアップを観む
ここならばバチ抜けしているのではないかと来ましたが、やっぱりバチもベイトもお留守なのでお魚はな〜んもナッシング。実はこの日はめちゃくちゃ寒くて雪が舞ってました。時間を追うごとに手が痺れてきたのと、水温も一気に低下しているのでお魚の活性は極めて低いと思われる状態。
東京湾シーバス
ポイントごとにそこそこ釣れたので、最後のポイントはお客様に締め括ってもらおうと、私は操舵室に下がって観覧。強風に煽られながら一生懸命攻めているとフライが良いレーンに入り、ガツンとアタリが。しばしのファイトの末、ウッチー船長が無事ランディング。
湾奥のシーバス
締めのシーバスはナイスサイズの70弱、これにてお開きです。海の状況はまだ少しムラがありますが、日増しに海水温が上がってくるのでバチ抜けは各所で見られることでしょう。渓流はもう少し暖かくなってからとお考えの方は、今の時期はシーバスの数釣りとカサゴやメバルが楽しめるので、そんなフライフィッシングがある事を覚えておいてください。

修行は続くよどこまでも、東京湾奥ランカー便

「人生はなる様にしかならない。」と言っている割に、新天地での営業を考えると不安で仕方ない私。移転までにやらにゃならんリストをあげてみましたが、引越しって大変ですな。そんな状況なので残りの水道橋生活を楽しめず、この場所での営業がカウントダウンがされています。

考え事が多い時の現実逃避は私の場合はやっぱり釣り。といってもお店をほったらかしには出来ないので、本栖湖ではなく出勤前に現実逃避。朝霞ガーデン? いえいえ、これだけフローティング・スーモの話をしているのだから、それのテスト釣行の筈だったのだけれど・・。

少し話を脱線させて、私のシーバス史を少しお話しさせて。

私がスズキ(実際にはフッコサイズ)釣りを始めたのは小学校5年生頃(1974年)からで、自営業である父の仕事について行き、永代橋脇で餌釣りを楽しんでました。中学生になると住んでいる文京区からチャリンコで品川埠頭まで行き、ラパラCD9を神ルアーだと思って投げまくってましたが、当時の芝浦水門周りにはセイゴサイズが沢山泳いでいたんですよ。で、スピナーやスプーンでも小さいシーバスならば釣れたのでフライでも釣れるのでは?と思い、モンタナやウーリーバガーで釣り始めたのが私のシーバス・フライ史の始まり。

サラリーマンの頃(1990年代)は釣り仲間が持っているボートに乗り、横浜や東京湾奥で楽しんでたりしてましたが、当初はタイプ3〜4のフルシンキングラインにクラウザーミノーとデシーバー位しかパターンが無く、白のゾンカーを使い始めたのは90年代半ばになってからでしょか。なので、シーバスのフライフィッシングと言えば沈めて引っ張るのが主流だったのです。これはスズキ釣りの格言である「スズキはタナ(深さ)を釣れ。」という言葉があったので、一生懸命スズキのいるタナに合わせていたんですね。

フローティングミノーの出現は2000年代半ばで、イワイさんがシーバスに使い始めたのがその起源。私はその頃すでに世捨て丸でシーバスガイドをしていたので、「フローティングミノーで爆釣」なんて話には耳を傾けることなく、エンリコのピーナッツバターを使うことに徹した漢引きの世界。しかしやらずに批判するのもと思い使い始めたら、釣れるのなんのって。そのエキサイティングなトップウォーターゲームに魅了された人々が、その後こうして各地の海でフローティングミノーを投げまくっているのです。

そして現在のメガサイズのトップウォータールアーに触発されて大物狙いの人は総じてフライが大きくなったのは一部の方々。そんな大きなフライを投げているのはシーバス・フライ人口の僅か1%もいないお馬鹿な集団。それも私の知る限りほんの数十名の世界じゃないかな。決して入れ喰いになる事も無く、ひたすらキャストを続ける修行僧みたいなもの。そんな僕らがトップウォーターの最終形にたどり着き、いつか悟りを開くと良いのですが・・。

と言う事で前置きが長くなりましたが、本日朝はシーバス修行して参りました。

本日の悟り:釣欲を抑え無の境地でキャストを続ける努力

夜明けの東京湾
朝イチだけはトップで出るからと、まだ陽が差し込む前から出船。ポイントへ着くと確かに所々でボイルが。しかし、そのボイル僅か15分ほどで終了。それと同時に周りにいる他のシーバスガイド船も解散。開始30分ほどで今日は終わり的な雰囲気。スーモは僅か数十投で終了、う〜む。でも改良された点は凄く良くなっていたので、また次回にこのまま実践投入。
シーホースの内田船長
どうしたら良いか色々と悩んでいるうっちー船長。とりあえずストラクチャー撃ちに行きますかと遠征。しかし延々と流してワンヒットだけで、すぐにバラしました。最近はバラシ癖がついてしまっている私。
東京湾のシーバス
「ウッチー、フライの動きの参考にしたいからルアー投げてよ。」と船長にルアーを投げて貰う事に。だがルアーでもなかな顔を出さないシーバスで、投げ続けてようやくナナマルサイズがヒット。そのドックウォークするルアーにもあまりチェイスがない事にフライはどうしたものかと考えた。
ドラゴンテールフライ
そして私が導き出した答えは、はっきりしたシルエットと水押しが強いフライ。最近では滅多に使わなくなった、ドラゴンテール・ジョイント6/0番は25センチ程ある。ルアーでは決して作り出せない抜群の動きなのだけれど、このフライは一旦水に漬けると水分を含んで重くなるのが欠点。
東京湾のシーバス
ドラゴンテールに変えるとチェイスがあり、投げ続けた結果ようやくコイツをキャッチ。君は私が求めているサイズとはちょっと違うんだよなぁ。普通に考えればロクマルオーバーは素直に喜ばなくてはいけませんが、フライが25センチもあるとなんか小さく見えちゃうのです。
ドラゴンテールフライ
ドラゴンテールはヒット率が高いとても良いパターンなのですが、使わなくなった理由は写真の通り。1本釣ると、シーバスに噛まれてそのテールが壊れます。自己記録更新だったら問題ないのですが・・。このフライはジョイントなので、テールを簡単に交換することは出来ずこれでお終いと言う悲しい運命。フックが勿体無いので全部バラしてまた違うフライを作る事としましょう。修行続けます。

5連チャンめの釣りは体を鍛えられるシーバスのランカー便へ行く

ここまで連チャンで釣りへ行っていると、もはやネタ以外の何物でもありません。しかし、私にとって長潮や若潮はいつも「何かが起こる若返りの潮」であって、ランカーシーズンに突入した今、出かけない訳にはいかないのです。

ソルトウォーターフィッシャーマンは若潮や長潮を嫌う方が多い気がするのですが気のせいかな? もちろん潮の満ち引きはとても重要だと思いますが、私にとっては自分が釣りをする時間に潮が動いていれば良いのです。潮が動かなければ風か波があれば釣れる気がします、というポジティブシンキングな輩。そして今まで私が手にした大物の多くが長潮や若潮に多いので、釣行前はハイになってしまうのですな。

前回、といっても3日前のシーバス船は横浜シークロの朝便。今回は私の弟分的なガイドボートである、シーホースのウッチー船長からの出船。シーホースは東京湾奥の東京湾マリーナから出港するシーバスガイド船ですが、最近はビックベイトルアーで大物を釣らせてくれる船として人気があるために、土日の予約はほぼ無理なりました。なので最近は平日の空いている隙間にねじ込んでランカー便をお願いしています。

現在の東京湾奥は先だってのシークロ同様に釣果にまだ少し波があります。しかし釣れ始めてからの予約なんてできないので、そこはある程度ヤマを張って出船するしかない、ギャンブル要素の強いボートフィッシング。今回はランカー狙いでイチかゼロかのスタイルを要望して出勤前の出船。吉と出るか凶と出るか、うっちー船長の手腕が試されるランカー便。

シーバス好きのお暇な方は今後の対策としてご覧くださいまし。

今回の教訓:実釣に出ると新しいフライを開発する新たなヒントが得られる

東京湾奥ザウルス橋
思いのほか風は穏やかで、潮の動きは少ない。しかし潮色は良し。今日は何かが起こるかな? 本日のザウルス橋(東京ゲートブリッジ)はなんか凛としている感じを受けます。
ワンオクのシーバス
シーバスランカー便はコノシロ絨毯の上にフライを通す釣り方。魚探で確認し何もないオープンウォーターでひたすらキャスティングを繰り返していると、突然下からシーバスが突き上げてくるのです。私はタガメンビースティチェンジャーを交互に投げながら、今日の様子を探っていると、同船の仲間がすぐにヒット!
シーバス
コノシロをたらふく食べているシーバスは強い引き。ロッドが何度ものされてシーバスが上がってきます。
シーバス
まずは50センチ台半ばをシンセティックミノーフライでキャッチ。これを皮切りにバンバン釣れるのかと思いきや、その後はな〜んも反応なし。コノシロ絨毯は30分で見切りをつけ、壁打ちに変更するうっちー船長。
シーバスのファイト。
ポイントへ入るとすぐに船首で投げるフローティングミノーに反応。すかさず私も交換。その壁打ち変更への判断が功を奏しすぐに私のおニューロッドを絞り込むシーバス。う〜む、ロッドが立たない。これって大物?
湾奥のナナマルアップ
上がってきたのはドーンと余裕のナナマルアップ。7番の非力さが楽しい〜。この後もう一本を追加し、余裕が出てきたので20センチ以上あるタガメン・フローティングミノーに変更すると、それにもド〜んと出ましたがフッキングに至りません、改良の余地ありですな。
うっちー船長
ここでうっちー船長のギャンブラー魂に火がつき賭けに出ます。「なんか釣れそうな予感がするので大物一発狙いへ行くので遠征します。」と。行ったらそれっきりの長距離移動。帰りの時間を考えるとまさに一か八かの一発勝負。
湾奥の黒鯛
ポイントへ着くと、お仲間は色々なフライを試してフローティングミノーでクロダイをゲット。私はというと、ひたすら大物狙いでビースティチェンジャーを投げ続けます。
ランカーシーバス
ボートとポイントにある程度の距離を置きながら進むシーホス。バースの奥へフライをねじ込み表層をゆっくりとリトリーブすると、大きなシーバスがもんどり打ってアタックするがミスバイト。しかしフライにフッキングしていないので、すぐに同じポイントへ大きなビースティーチェンジャーを放り込みました。してやったり、このサイズ。
ハチマルオーバー
ド〜んと余裕のハチマルオーバー!ビースティチェンジャーを使うようになって、ランカーサイズのキャッチが格段に上がってます。フックは6/0で全長は約23センチ。まさにこのフライは私にとっては完成形に近いパターン。そしてタガメンはこのフライから改良のヒントを頂き、頭の中では新たなタガメンが出来上がっています。もっともビースティーチェンジャーも表層で使っているのでサーフェイスゲーム。
タックルは洗いましょう
使用したタックルたちは11フィートのスイッチロッドとエピックの10番グラス、そして新しいウェーブ7番。使ったあとはこうして洗いましょう。また、念入りに洗う時は家に帰って一緒にお風呂に入りましょう。そして今回のうっちー船長の勘が冴えたおかげで楽しい釣行でございました。