マスク解禁の前に黄色い粉の舞う河原でライズを待つ本流の釣り

今月13日からコロナ対策としてのマスクの着用が、個人の判断に委ねられるそうな。それを聞いてようやくマスクから解放されるかと思いきや、今年の花粉量は尋常じゃなないのでマスクをしないなんて選択肢はなさそうです。皆さんの花粉症は大丈夫?

いつからでしょうね、花粉症なんて言葉。若かりし頃は医者にはアレルギー性鼻炎と言われ、山梨県の桂川で鼻を真っ赤にしながら釣りをしていた記憶があります。それが20代半ばに体を壊し長期入院し、退院した頃には体質が変わったのか症状が無くなり春の釣り全快。しかし世の中が花粉症という言葉にすっかり置き換わった頃に再発するという悲劇。時代は進んでその原因を細かく分析されれば、私の場合はスギというよりはヒノキとハウスダスト、それに猫が原因らしい。しかし愛猫に近づくなと言われてもそれは無理ってもんです。

さて今週の私はというと、ホームリーバーへ年券を取りに行ってきました。解禁から一週間が経ち、エサ師はひとしきり放流魚を釣ってひと段落だという頃。天気予報は尋常じゃない花粉量だから気をつけてと言っているが、そんな事を言われても釣り人は黄色い弾幕の中へ飛び込むのです。スギ花粉を大量被弾しても釣果があれば良いのですが、気温、水温、虫のハッチがあったとしても、肝心のお魚さんがライズしないと手も足も出ないというのが本流の釣り。

いつもの事なので問題ありません(強がりですが・・)。

今回の教訓:今年の花粉は尋常じゃないので、市販薬は全く効果なし

本流のフライフィッシング
早春は早くに行ってもしょうがないのでゆるりと出発。漁協にて年券をピックアップし今年の状況を聞きました。ここ数年パッとしないこの水系ですが、通われているお客様からは大物の釣果報告をいただいており、釣れていないのは私だけです(笑)
本流のフライフィッシング
とりあえず魚釣りたさに放流ポイントの支流へ向かいましたが、虫っけもライズも無し。時間が早いことがわかってましたが、とりあえず叩いていれば何かしらの反応があるだろうと1キロほど釣り上がりましたが何もなし。残った放流ものを粘るよりも、ここは漢らしく本流へ戻ってイチかバチかで勝負することに。
釣りにはパジェロ
私の相棒であるパジェロくんは今年で12年目で激走25万km。壊れる前に次の相棒を見つけようと考えながら早数年。悪路が多いこの釣りに見合った車って最近は見当たらないですねぇ・・。
本流でのドライフライフィッシング
とても暖かい日で周りは少し黄色く感じます。河原にそよ風が吹くとくしゃみ連発の私。仕方なくマスクをするのですが、鼻水はダダ流れ。目もショボショボでやる気が無くなってくるのですが、突然カゲロウの流下が始まるのです。
ナミヒラタカゲロウのダン
13時を過ぎると水面に定期的に大型のメイフライが。羽化最中の個体を手に取ると、どうやらナミヒラタカゲロウの様。大きさにして10〜12番サイズ。3m間隔で流されるダンを見ていると、突然 ”ボシュ”という音が・・。そしてもう一度流心で飛沫を立ててライズ。コカゲロウが流れるだろうと小さいフックしか用意していない私。慌ててボックスを探るとハックルを薄くまいた同系色の14番のパラシュートが一つ。すぐにそれを結んで次のライズを待ちましたが、私がクシャミをしすぎたせいなのか?その後は全く何も起きませんでした。
ルーンのフライディップ
ライズが直ぐに止まってしまったけれど、対岸でもライズらしきものを確認。本流なので一度車に戻って対岸へと車を回し、ポジションを変えて再チャレンジしましたが、陽が傾くまで待ったのですが何もナッシング。本流の釣りはこんなもんですよね。ホームリーバーの釣りはまだ始まったばかり。今年も色々と試行錯誤しながら理想の魚に巡り合いたいと考えてます、妄想ではいつも釣り上げているんですけれどね・・(笑) 写真のフライディップは昨年からハマって使い続けているフロータント。ポッカリ浮いて持続性が高い粉もの系。液体が付いた部分は白くなるので、手に垂れると手も真っ白け。フックポイントは手で拭ってから使いましょう。

祝2023年渓流一般解禁!なのだけれど、私はその前日に男鹿川C&Rへ行く

今年も渓流シーズンがスタート。今週末、皆さんはどちらへ出かけますか? 私の今週末はベースキャンプでタイイングスクールなので、フライを巻きながらその毛鉤で釣れる魚を妄想しながらお酒を呑んでいる事だと思います。

今回私のお休みはよりによって解禁日前日の2月28日。お休みを一日ずらせば良かったと思いつつ解禁日の釣りはマッキーに譲り、私は解禁前夜の前祝い的な釣り場を探す事に。色々と考えた結果、この冬に一度も訪れていない男鹿川C&Rへいくことにしました。

渓流が解禁すれば私の行動はほぼ北関東になり、シーズン中は毎週1〜2回は釣りに訪れているので、ハッキリ言って私は栃木県民みたいなものです。もっと言うと何十年も通い過ぎてカーナビ無しでも栃木県内の何処へでも行ける自信があり、主だった主要路線は行ったことがない道がありません。なので、男鹿川釣行を決めたと同時にその道すがらにある、「そうだ、梅村さんの所へでも遊びに行こう。」となります。

栃木県今市市にある「サーフェイスアウトフィッターズ」は前職が同じ釣り仲間のお店。実は前職からスピンアウトしたお仲間のフライショップは各地にあり、栃木にはこのサーフェイス、埼玉県に「ロックス」、さらに神奈川県に「なごみ」があるので、ハーミットを中心に関東のお仲間フライフィッシングネットワークがあるのです。サーフェイスは栃木県の情報を網羅するお店なので、大谷川やこれから始まる中禅寺湖の情報は、ココに寄って梅村さんから色々教えてもらいましょう。

と言うことで今回は釣りというよりはサーフェイスに寄って昔話と釣り談義をした旅であり、オマケで釣りへ行ったようなもの。ちなみに今回訪れた男鹿川C&Rは解禁後すぐに一般河川の解禁とはならず3/1〜3/20までは短い禁漁期間に入りますので、ご注意ください。

さて、週明けからのフライを巻こうかなと思ったけれど、その前に週末のタイングスクールの準備をしないと・・。いつものことですが、解禁すると時間が足りなくなる管理人です。

男鹿川C&R
サーフェイスアウトフィッターズの営業は12時からなので、とりあえず15時ぐらいまでは釣りに専念することに。入漁証は「かわじいふるさとの駅」にて購入し、車はこの新男鹿橋たもとにある駐車スペースへ移動。下流側に向かってその橋の左岸側に遊歩道があるので、入渓はその要所から簡単にアクセスできます。
男鹿川C&Rの流れ
「先々週は上流でバンバン出ましたゼ。」と後輩に案内されサクッと釣って帰る予定。ところが魚が固まっていたという場所には魚影がありません。まだ時間が早いからかと思い、陽が差し込むのを待って水底を確認しましたが全くいませんでした。その場所に数時間を費やしてしまったので、慌てて魚を探しながら降ります。
男鹿川のレインボートラウト
私はサイトフィッシングは得意なのですぐに下流でお魚を発見。この時期だからライズはしないのでニンフィングなのだけれど、普通の大きさのニンフは全く喰わず。18番まで落としても見切れらるので、22番のフローティングニンフをショット(ガン玉)をつけて無理やり沈ませ、さらに流れを交わすために対岸へと渡りました。そしてようやくヒット。
男鹿川C&R
一本取ったところで余裕が出てその周辺を見て回りましたが、お魚は散っておらず、下流部の開きには全くいません。ちなみにロッドを積み忘れたので、今回は唯一持ってきたエコーのインストラクターロッドを使用。
男鹿川のフライフィッシング
間も無く解禁だからそれに向かってドバッと放流しているわけではないので、思っている以上に苦戦。残っている魚はティペットが6Xよりも細くないと見切られるし、フックも極小じゃないと喰ってこない。なので持ち玉が少ない私は、フライを持って行かれると困るので必然的にやりとりは慎重になります。
レインボートラウト
さらに下流部に降るともう1箇所だけお魚が固まっている場所がありました。C&Rは管釣りと同じと勘違いして仁王立ちでアプローチする方がいますが、そんな状態だと中々釣れません。魚から見えない位置からしゃがみながらキャストすれば一発で喰ってきます。ヒット後はランディングしやすい場所へお魚を誘導しながらやりとりを楽しみます。
男鹿川のフライフィッシング
僕らはそれなりの釣果があったので後はルアーの方にポイントを譲り、早めの納竿。最盛期に入ればお魚は満遍なくいるのですが、今回はピンポイントだけ。だからこんな時は譲りあいが大切です。
サーフェイスアウトフィッターズ
久々に訪れたサーフェイスアウトフィッターズ。ちょっと来ないと街並みが変わっているので戸惑うばかり。歩道が整備され広くなった気がします。梅村さんは変わらずお元気で、お店はハーミットと異なる品揃え。中禅寺湖に必須のマテリアルやセージ、レディントンが欲しい方はこのお店に相談すると良いでしょう。
レインボートラウト
サーフェイスでお買い物をした後は、数軒隣りにある道の駅 日光街道ニコニコ本陣で苺を買って帰りましたとさ。さて、来週は解禁から一週間。難しい釣りになるとは思うけれど、年券を取りに行くつもりで楽しんできます。

海に春の訪れを求めてバチ抜けを探しに行く

今年は寒いのか寒く無いのか、よく分からない年だと思いませんか? ニュースでは大雪の話題が続いているので、新潟や富山県の方々に今年の状況を聞くと「意外に少ないよ、雪。」とのご回答。ならば一気に暑くならずにチョロチョロと雪解けしてくれれば渓流の釣りは安泰なんですが、毎年変な天気が続くので今年はどうなんでしょうね?

渓流解禁まであと1日と少しになりましたが、皆さんの準備はいかが? 今年は3月1日が水曜日なので、私の関東渓流解禁は3月7日までお預け。なのでその前に少しだけ海をチェックしに行こうかなと、夜の海へバチ抜け具合を確認しに行きましたよ。ついでにカサゴの入れ喰いを味わえれば、という作戦です。

しかしです、自分の気持ちとは裏腹に土曜日の天気は極寒の強風。こりゃ船は出ないかも?と、シーホースに事前に確認した所、「運河筋はできますよ。」と言われたので、「行きます!」と強い返事をしてしまいました。してその結果は・・。

今回の戒め:自分が何を釣りたいかをよく考えて行動せよ

釣れたからよかったけれど、寒い夜だったなぁ、雪降ってたし・・。

東京湾のシーバス釣り
今回はカサゴの入れ喰いを味わいたいというリクエストで出船したのですが、予想以上の強風。カサゴポイントの手前でシーバスを狙ってみましたが、風が強すぎてラインが煽られっぱなし。こりゃカサゴ釣りは無理ですな、という事で湾岸エリアのピンポイント打ちシーバスに切り替えです。
永代橋
コロナ禍の間、湾岸夜景はひっそりとしていたのに、なぜか突然どの橋もライトアップされてます。写真は永代橋かな。LED照明のおかげでカラフルに浮かび上がるその姿は、どの橋も個性がありとても綺麗です。
クラウザーミノーで釣れたシーバス
風が強いので風裏の水門周りを中心に攻めてもらいました。このエリアは世捨て丸時代からあまり変わらないので、私が馴染みのポイントだらけ。あそこの角はいるよな、とキャストが決まればご覧の通り。シーバスはコンスタンスに釣れてくれます。この時期らしいアフタースポーンの腹が細い個体ということは、バチ抜けはまだ少ないのでしょう。
勝鬨橋
こちらはライトアップされた勝鬨橋。こち亀ではこの橋が開く話がありますが、確か私が生まれてからこの橋が開いたのは点検以外では一回だけだったと思います。なので開いた所を見たことがありません。ライトアップが凄まじいので新たなポイントが多数。そのダウンライトの中にバチの影を探しますが、ベイトフィッシュ共々不在。
シーバス
ポイントを変えるごとに釣果はポツポツあり、主に水門周りと停泊船の側面が反応あり。寒い時期は細いシルエットのクラウザーミノーやゾンカーを多用する私。
浜離宮からレインボーブリッジのライトアップを観む
ここならばバチ抜けしているのではないかと来ましたが、やっぱりバチもベイトもお留守なのでお魚はな〜んもナッシング。実はこの日はめちゃくちゃ寒くて雪が舞ってました。時間を追うごとに手が痺れてきたのと、水温も一気に低下しているのでお魚の活性は極めて低いと思われる状態。
東京湾シーバス
ポイントごとにそこそこ釣れたので、最後のポイントはお客様に締め括ってもらおうと、私は操舵室に下がって観覧。強風に煽られながら一生懸命攻めているとフライが良いレーンに入り、ガツンとアタリが。しばしのファイトの末、ウッチー船長が無事ランディング。
湾奥のシーバス
締めのシーバスはナイスサイズの70弱、これにてお開きです。海の状況はまだ少しムラがありますが、日増しに海水温が上がってくるのでバチ抜けは各所で見られることでしょう。渓流はもう少し暖かくなってからとお考えの方は、今の時期はシーバスの数釣りとカサゴやメバルが楽しめるので、そんなフライフィッシングがある事を覚えておいてください。

春が待ちきれず長野県へ行ったら、痛い目にあった件

長良川釣行からブログ更新が無くインターバルがありまあすが、休日の日に家でごろ寝しているなんて病気でもしない限り間違ってもありません。私は根っからのアウトドア派なので、お天道様と風の流れを感じていないと息苦しく感じてしまうので野山を駆け巡ります。

2月はいつも色々考えながら釣れるものを探ってます。長良川へ出かけた翌週は西伊豆の堤防で小物釣りでもしようかと出掛けたら、大荒れで何もできず撃沈。それに続く日曜日はお客様と一緒にキャス練の後に朝霞ガーデンを満喫。

そして先だっての火曜日のこと。長良川へ出掛けたのだから、今度は長野県の解禁を祝わなくてはと思い、魚釣りたさに安直な場所を選んだのがまずかった・・。

ひと昔前の長野県解禁の定番といえば、千曲川上流の信濃川上周辺のイワナ狙いですが、JR駅の中で一番標高が高い野辺山駅の次の駅という事で、その寒さは尋常じゃありません。当時の解禁日はマイナス10℃近い朝でも人が多く、河原へ辿り着く前に河原の石にフエルトシューズが凍ってくっ着いて歩けなくなる事態に。更に歩けば雪がシューズ底に着いてどんどん身長が高くなるという状況。その賑やかだった千曲川上流の解禁風景は今は無く、お魚はゴールデンウィークの前になるまで放流がほとんど無いので、いつきのイワナを探すのが一苦労ってもんです。

そんな上流部の釣りを何年か続けてみたけれど、ここ5〜6年は出掛けてみたところでオデコばかりなので、少しの釣果欲しさに私の鬼門である軽井沢・湯川へと出掛けてみました。

今回の戒め:自分の過去ブログを読み、その時の心情を読み取れ

春はまだ遠いと感じならが、今週は全国一般解禁デス

河津桜
長良川翌週に出掛けた西伊豆の堤防は大荒れで釣りにならないので、河津川の状況を見にぐるっと回ってきました。かつて私が通っていた一番お気に入りのポイントはココ。海から近く、人が多いので鵜が近づかず魚が残っていてライズするのですが、今は放流前なのか雑魚を含めて全くの沈黙。河津は桜観光の人が多くなって以来、その人たちの大渋滞のお陰で釣りへ行く気が失せてしまい、もう何年も行ってません。
ブラウントラウト
その週末はキャスティングスクールの後に朝霞ガーデンにて昼練。暖かさが手伝ってドライフライでもバンバン出る日でした。沈めちゃうと入れ喰いになりますがレインボー以外の魚種が掛かるので、その楽しみもあります。
軽井沢・湯川
そして先だっての火曜日、ココへ着いて思い出したこと。そういえばココはC&R(キャッチ&リリース)では無かった事を思い出す。車を停める場所がわかりづらく、駐車するのも一苦労。そしてこの斜めになった看板を見て、嫌な予感が・・・。
軽井沢・湯川
到着時は誰もいませんでしたが、時間と共に他府県ナンバーがちらほら。時計はすでに10時を回っていても外気温はー3℃。まぁニンフをゴロゴロしていれば放流ものがかかるでしょうと安易に考えてましたが、陽が少しずつ暖かくなっても魚っけは全くありません。
軽井沢・湯川
いくら叩いても全くの無反応で放流された気配はありません。せめて居着きの今年生まれのヤマメが群れていれば良いのですが、雑魚を含めて生体反応がゼロ。寒さも手伝ってユスリカさえもほとんど飛んでいない状況。当日は強風下だったので、他の川へ行ったところで状況は変わらないだろうと思い、一番下流部から3人がかりで丁寧に攻めて行くことに。が、まるで無し。唯一の魚がこの産卵を終えて生命を全うしたのであろう尺イワナの死骸が1匹。
他人のオデコは蜜の味
結局3時近くまで3人で投げ続けた結果、な〜んもありません。昔と違って解禁だから放流するという事は無いようです。そもそもこの湯川は私にとっては鬼門で初めて訪れた40年近く前からずっと釣った事がない川。それが、このトラウトパークという区間ができて初めて魚をキャッチしたのだから、私にとっちゃ鬼門というよりは苦手な川なのでした。ということで漢3人で激投の末、完デコです。肩をすくめながらため息をついた私たちは家族のお土産と称し、重たい横川の釜飯を買い求め、さも観光をメインで来たのだろうの如く帰路へつのでした。

PS:ゴールデンウィーク前になればこの場所は釣れるようになりますので、今はそっとしておく時期だと思いましょう。

 

釣りに梅干しはNGを守り続けていたのに、食べてしまった長良川釣行

昨夜は美味しい日本酒のおかげでグッスリと寝られたなぁ、なんて思いながら梅干しを箸でヒョイと摘み、白飯と共に掻き込んだ。あ、やっちまった、本日は釣り二日目の朝。昨日はピーカンベタ凪で水面は静まり返って手も足も出せなかったのに、もしかして今回は完デコか?

釣りに梅干しはご法度と先輩に言われて、頑なにそれを40年以上守ってきた私。そのジンクスはご存じの通り「食にあたらない」=「アタリが無い」ともじられたもの。かつて船宿で梅干し入りのお弁当を渡されても、1匹釣れるまでは絶対に口にしなかったのに、それはいとも簡単に崩れてしまった。さてどうしたものかと悩んでも致し方ないので、宿を足早に去り二日目の釣りを楽しんだのであります。

皆さんは釣りにまつわるジンクスは何かありますか? 例えば釣りをする日は必ず左足からウェーディングシューズを履くとか。普段は占いはほとんど聞き入れないのに、釣りに関してはなぜか縁起を担いでしまいがちなのは私だけではない筈。そんな「やっちまった。」感を感じながらライズ待ちをする今回は、何をやっても釣れなかった場合「あの梅干しが悪かった。」と、きっと全て梅干しのせいにするんでしょうな(笑)

さてさて、片道約400kmの旅路。釣行費用÷釣果数なんて銭勘定は決してやってはいけません。お魚1匹を釣るその喜びは釣り人のみぞ知る価値観なのですから。

祝・2023年 長良川解禁

お暇な方は以下をご覧ください。

ベタ凪のM川
東京を早くに出て朝8時ぐらいに到着。長良川本流を見て回ると、以前とはだいぶ様相が変わり、昔良かったポイントが浅くなってました。そして定番の関観の前には人が誰もおらず。これは「本流は無いわな。」と思い、M川へ。いつものポイントにはすでにフライフィッシャーマンが並んでライズ待ちしてました。
ベタ凪のM川
タックルを用意して川面を覗くと遠くにライズが、それを狙うためにゆっくりと近づき次のタイミングを待ちますが、ライズが散発過ぎてキャストのタイミングがありません。その後ずっと待っていたらな〜んも無くなってしまい、初日が終わっちゃいました。
湯本館
今まで色々なところに泊まったけれど、未だお気に入りが出来ず毎回違う宿。今回泊まった湯本館はお風呂がそれなりに大きいし料理が豪勢でした。酒の肴は鮎とイワナ、それに飛騨牛です。次回もココかな。
長良川中央漁協
そして梅干しをうっかり食べてしまった朝。この際、梅干し食べたら釣れるのかの検証で良いかなと、前日よりも少し下流部へ移動。長良川は鮎で訪れる方が多い場所なので、雑魚券¥600はかなり安く感じます。
試行錯誤の長良川
下流部に到着するとライズがいっぱい。でも怪しいライズで半分はオイカワかな。明らかに鼻出したりヘッド&テールをしている魚を見つけてそれを集中的に攻めてみます。水面には見た目では何も流れていないようですが、ライズは頻繁。でも何を流しても喰わず。色々試した結果はフックサイズが24番よりも小さいもので黒系のみが反応。CDCはホワイト(蛍光色)は嫌いナチュラルカラーのみ反応。さらにCDCは長いと全く反応しないので、1mm程度までカットして使い、水面上の気配をほとんど減らしてようやくフライにチェイスする感じ。
長良川水系の放流もの
ティペットは8Xだとその硬さを嫌がっている感じだったので、さらに細い9Xを使用。キャスト後にラインを引っ張ってティペットだけをうまいこと沈ませてようやくフライに反応。それでもスレていて、フライに4〜5回出てようやくヒットする位のシビアさでした。昔はシラメがちゃんと釣れたけれど、昨今はどこも放流もののアマゴちゃん。苦労の末ようやく釣れた一本は放流ものでも大満足でゴザイマス。
アマゴの胃の中はミッジで満たされてます。
キャッチまでに随分と時間を費やしたので何を食っているのかと思いストマックポンプで胃の中身を取るとご覧の通り。フックが24番なので食べているフライサイズはあらかた32番よりも小さい(泣)。唯一混じっているカワゲラのフローティングニンフでさえ、22番サイズです。こりゃフライはなかなか喰わんでしょうなぁ。
オイカワ
ちょっと怪しいライズに手を出すと、案の定オイカワくん。それでも入れ喰いにはならず、アマゴと同じレベルの難しさ。
ミッジフライ
今回はとにかく黒っぽいものだけが反応。それもサイズは小さいければ小さいほど良いので手持ちが少ない。さらにCDCは蛍光色を嫌っている感じでナチュラルのみ反応するのでそれをセレクトしていくと手元にあるのは3本のみ。距離が遠い時は良いのですが、近いとラインの伸びというクッションが効かずアワセ切れ。すぐに手持ちのフライがエンプティになっちゃいます。
長良川の解禁
後輩も苦戦していましたが、フライのサイズとカラーと流し方を少し変えるように教えたら、すぐに釣れました。祝・長良川解禁。
長良川のアマゴ
パターンが分かった後でも入れ喰いとはならず、オイカワが邪魔するお陰でオイカワを4本釣ると1本アマゴが出るペース。難しいライズですが、一本追加されるごとに自分のスタイルに自信がついてくるのです。
長良川のアマゴ釣り
私の渓流シーズンはこれにて解禁。ただ2月中はまだ他の釣りも多いので本格的なマイシーズンは3月からになりますが、それまでにフライをいっぱい巻いておかないとね。コロナがひと段落したおかげで久しぶりに楽しめた長良川。解禁を告げる冬の風物詩を皆さんも楽しんでみてください。

冬の本栖湖へ訪れる釣り人はきっと、釣り馬鹿と呼ばれたいに違いない

冬の本栖湖へ訪れるのは何も釣り人だけとは限りません。相変わらず浩庵荘のキャンプ場には氷点下を楽しむ変態的なキャンパーのテントがずらりと並んでいます。そしてキャンプをしている人達もこちらを見て、「この寒さの中、釣りをするなんて馬鹿なヤツだなぁ。」なんて言っているでしょうからお互い様かな(笑)

釣り人って何故か「釣り馬鹿」とか「変態的な釣り師」などと言われても罵声とは捉えず、どちらかというと褒め言葉だと思っている人が多い輩。どれだけその釣りにのめり込んでいるかを、その言葉を掛けられる事でなんだか認めてもらった気分になるのです。そして私みたいにこの変態的な寒さの中へ出かけ、1%の望みにかけてキャストし続ける自分の姿を俯瞰で想像し、陶酔するのです。

ちなみにハーミット的、冬の本栖湖の大物予報を告げるとすれば、今回の寒気が抜けて次の寒気がくる間のポワンと暖かな日、10〜13時頃にドスンとアタリが出る予報。今回の釣行は「一週間早かったかなぁ。」なんて思ってますが、今日から早々と長良川解禁。コロナも治りつつあるので来週はミッジを投げまくらなくてはね。でも例によって私のミッジボックスはエンプティなので、本日から日々10本以上を巻かネバならぬ。

さてさて、昨日の本栖湖放浪記。お暇な方は以下の写真にお付き合いください。

昨日の戒め:大切なのはポジティブシンキングよりも寒さ対策

本栖湖の冬
富士五湖の中では一番深い本栖湖ですが、日本の深い湖のランキングでは中禅寺湖よりも浅く、水深約122m。水深がある事で夏場のトラウトはより深いところでトラウトは暑さを凌ぎます。
本栖湖のレイクトラウト問題
そして現在問題なっているレイクトラウト。漁協の方によれば、水深20m付近の刺し網によく掛かるそうな。釣り人の捕獲は40センチ程度のものが少し上がっているそう。今のところレイクトラウトはかなり深いところにいるので遠投してジギングで底を狙うルアーの方以外には掛かる事が無いので、フライでキャッチした話はありません。もし間違って掛かった場合リリースは禁止ですので、そのまま捕獲して漁協へ持って行ってください。
冬の本栖湖から見る富士山
とても寒いこの季節は現着9時到着予定にしました。それでも外気温はー5℃と北海道の釣りとなんら変わりません。湖仙荘で入漁証を購入しいざポイントへ。最初のうちは富士山が綺麗に見えてました。
本栖湖の釣り
キャストを4〜5投繰り返すと、ロッドはこの有様。リトリーブ時に伝ってきた雫がコクルクグリップの上でキノコの様に成長し続けます。さらにキャストを続けると小指が痺れ始め感覚がなってしまうので、キャスト後のカウントダウン中は、両手はポケットの中へ。ロッドガイドも凍らない様にロッドを股に挟み、ガイドが全て水面化へ着けて氷がつかないように気をつけます。
碧い本栖湖
風が吹くと顔が寒さで痛いので、指先以外の露出はありません。でも不凍湖だから水温は6℃台で、水中の方が少し暖かく感じる次第。寒いから本栖湖のブルーは一層磨きがかかります。
冬の本栖湖
暖かそうなポイントを探してひたすら投げまくりますが、湖畔はこんな感じでバリバリに凍ってます。写真を写し忘れましたが、南岸は残雪が凍ってバリバリ。南側の道は冬季閉鎖なので、南岸のポイントへ行く人は歩いて行くのですが、この時期は全く陽が当たらないので地獄の寒さ。
耐寒訓練の様な本栖湖
暖かくなってきたと感じたのはわずか1時間ほど。14時には風が吹き荒れフライが再び氷り始めました。そんな塩梅なので15時には退散し、帰り道にある温泉ゆらりで体を温めて帰りましたとさ。

今年復活予定の『HMTフライトーナメントon 弁慶池』を行うために赤坂見附へ行ってきたよ

こんなタイトルをつけると、いかにも弁慶池の予約貸し切りの手配とトーナメントに向けてのロケハンをしに行ったみたいですが本当はね、昨年末のリベンジがメインテーマ。ブログの内容は火曜日に釣りへ行った話をその翌々日あたりに書く事が多いけれど、12月の最終週にポッカリとブログに穴が空いている日に、この冬初めて弁慶池に行ってタコリました。

今冬の弁慶池(皇居の外堀なので、本当は弁慶堀というのだけれど、幼少期に地元の釣り人は皆こう呼んでいたので許してね)はなかなか水温が下がる事がなかったので、レインボートラウトの放流は12月の頭からとの事。そしてレインボーの最初の放流が12月20日(火)の夕方に放流ということだったので、魚が水に馴染んだ翌週の火曜日に行くこととなったのです。

カマスのフライフィッシングを楽しんだ翌週にいつもと同じようにロッドを振り回した弁慶池。オープンから15時半までフライロッドを振り続けてみたもののアタリのアの字もなく撃沈した敗北者の私。何がいけなかったのでしょう? 今思えば毎年12月初旬ごろから弁慶池のレインボーがスタートするけれど、12月に行った釣行はオデコか貧課のいずれかで、むしろクソ寒い1〜2月の方が私の場合は釣果が良いかもしれません。

ちなみに弁慶池は東京オリンピック2020開催前にお堀を掃除するために掃除をしたので、昔に比べると水深がかなり深くなりました。冬はその深いところへ固まるので、その場所が分かれば結構釣れます(釣況はボートを借りる時に聞きましょう)。ちなみにこのレインボーのフライフィッシングは一番釣れるのが3月でゴールデンウィーク前で収束するイメージ。それと入れ違いに今度はブラックバスとブルーギルが釣れるようになるので、なんだかんだで一年中楽しめる皇居の外堀。私は小学生の頃から行っている釣り場なので、幼少の心を持ったままアラカンになってしまいました(笑)

以下は今期の弁慶池の様子です、気になる方は読み進めてください。

以前行った弁慶池トーナメントの様子はこちらをご覧ください

弁慶橋ボート場
交通:地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線で永田町駅を利用する人は7番出口、徒歩3分。または丸の内線赤坂見附駅を利用する人はD出口、徒歩1分。
釣り:入漁料なし、ボート代のみ。1日¥3,500

弁慶堀の橋の上
この立派な橋はいつ頃できたのかな?昔は二本の橋の真ん中の下でルアーを投げていた記憶があります。現在の弁慶池は水がとてもクリア。都会だから暖かいだろうと思いますが、ビル風が吹くし午後はビルの影になるので寒いのです。なので釣り終わると銭湯を探すか、おでん屋やもんじゃが恋しくなります。
冬の弁慶堀
歳をとると色々な忘れ物をします。今回は帽子と老眼鏡とライフジャケット。ま、釣りに直接関係ないから良いか ・・。って思ったけれど、老眼鏡無しで糸を通す時は心眼を使いますが、釣りたいと言う欲望でなかなか糸が通りません(笑) そして予報に反して到着時は小雨・・。なんか嫌な予感。
ヘラブナ釣りの様なフライフィッシング
今回はマッキーと後輩を連れて訪れたのですが、二人は到着するや否やすぐに連れ始めます。私は慌ててロッドを出すものの、インジケーターフィッシングをしてもアタリはピクリとも起きず。いつも釣れているタナ(約1.8m)に合わせているのになぜか釣れません。焦れば焦るほど釣れず、時間がどんどん過ぎていきます。
弁慶堀の釣り
両隣りで次々と魚を掛けるものだから益々焦る私。しかし釣れているタナや釣れているカラーを聞いても、一向に当たらないのです。数時間粘っても一度もアタりがないので、挟まれながら釣りをするのが嫌になり、その場を離れて釣れる場所を探りますがダメ。結局もう一度擦り寄って行って、インジケーターを付けずになるべくそこ底いっぱいにフライをトレースするようにしました。
レインボートラウト
ロングキャスト、デッドスローリトリーブでようやくヒットしたこの一本。すでに決めていた終了時間の間際だったので、私の釣果はこれ一本、ふぅ・・。オデコの方がネタ的には面白かったかも? 彼らは入れ食いで後輩は二桁以上の釣果。その違いはポイントと微妙なカラーの違いだと思いますが、クリーム系のモップフライが今回のヒットパターン。お魚のサイズは45〜55cmが中心ですが、それ以上のサイズも多数放流しているとか。
月島のもんじゃ
15時にもなると体は冷え切ってしまうので、その場を離れて今回も月島へもんじゃ焼きを食べに向かいます。
月島のもんじゃ焼き
オデコにならなかった事でビールは祝杯となり、今日の釣果を三人で報告しあいます。そして3月のフライトーナメントに向けてどのように大会運営をするかを話し合うのでした。ハーミットの弁慶池フライトーナメントは3月中旬ごろに行いますが、ボート数に上限があるので先着順になる予定で予約はまだお受けしません。とにかく、コロナが終息に向かった事で、みなさんと楽しい時間が過ごせる様今年は頑張って参ります。

東京近郊癒しの管釣りは北の「朝霞ガーデン」と、南の「フィッシュオン王禅寺」に二分される件

あなたはちょっと時間が空いた時、どんな時間の過ごし方をしますか? 私の場合は家でじっとしているのが苦手なので、釣り竿が手元にあるのであれば釣りへ出かけ、そうでない場合は一番近い映画館へ飛び込んで、直ぐに観られる映画を鑑賞します。

地方の管釣り事情はあまり把握していない私ですが、一昔前に『フライフィッシング「管理釣り場」完全攻略法(地球丸)』なる本を書いてましたので、当時は関東近郊の管釣りは一通り巡ったものです。現在はさらに増えて行ったことがない場所が増えましたが、いずれにせよフライフィッシングを始める良いキッカケとなる釣り場が増えることは、釣具屋の私には有難い限りです。

今回はそんな東京近郊の管釣り事情をちょっとお話し。

東京近郊に住んでいると午前中だけちょこっと管釣りへとなると、その住んでいる地域によって行く場所が二分されます。東京都の千代田区がその中心だとすると、それより北東側に住んでいる人は「朝霞ガーデン」へ行って3時間券を買って楽しむ人が多いでしょうか。そして南西側に住む人は「フィッシュオン王禅寺」へと向かいます。どちらの管釣りも都心部に近い所にあるので住宅街の真ん中に突如として現れる大きな水溜まりといった感じで、景色を見ながら一日を過ごすという雰囲気はないので、長くても半日の遊びでしょう。

いつも朝霞ガーデンの話ばかりをしているのでたまには王禅寺の話でもしようかと、それだけの為に今回行ってまいりました。というか、前回の「多摩湖フィッシングエリア」での後半の釣りで鯉のフライフィッシングが楽しめなかったので、そのリベンジのつもりでダブルヘッダー。

興味がある方はここ数日の管理人の行動を覗いてみてくださいまし。

FISH ON! 王禅寺
交通アクセス:小田急小田原線・新百合ヶ丘駅下車→田園調布学園大学行バス(新19)にて東百合丘四丁目下車。徒歩にて10分程度
住所:〒215-0018 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1227-2
TEL:044-959-0037

朝霞ガーデンで朝練
先だっての日曜日は朝霞ガーデンにて朝練でした。どこの管釣りも御多分にもれず値上げの波がありまして、朝霞ガーデン3時間の料金は¥2,800(メンバーカードなし¥3,000)になりました。昔はナイターで21時までやっていた事がありますが、現在はその営業は6時15分〜17:30(冬場は17時まで)になります。 天気が悪かったせいもあり、オープン当初はフライ池に二人しかいない状況。隣りの2号池はルアーの人でギッシリなので、こんな日が続くとそのうちフライポンドは無くなっちゃうかもしれませんね。
フライキャスティング
朝練の後はフライキャスティングスクールでしたが、サバロさんのスクールと重なってフライキャスティング人口が凄い事になりました。ハーミットの方々だけで15名はいたので、全部で25名位いたかな? 皆さんキャスティングに熱心に取り組んでいるので、そんな方々は直ぐにフライフィッシングが上手になりますよ。
フィッシュオン!王禅寺
そしてこの火曜日の話。当初は王禅寺の3時間券は高いとされていましたが、平日利用のタックルベリー会員で前割券を使うと3時間¥2,400が王禅寺の最安値になります。その為、平日でも混んでいるのが現状。ちなみに一番高い料金は土日の一般購入で¥3,600 です。
フィッシュオン!王禅寺の設案内
フィッシュオン!王禅寺には大小4つのポンドがあります。一番大きいイチロー池はルアー専用なので、フライの方はその下にあるジロー池か、サブロー池にての釣り。ジロー池にはフライ専用の場所がありバックスペースがあるので、思う存分キャスティングが楽しめます。
王禅寺の入漁証
私は何の恩恵も受けずに一般料金で入ったので3時間¥3,000也+入漁券入れ¥100(返却時に¥100返却)。終了時刻がプリントした券を渡されますが、ピッタリ3時間釣ったとしても20分の猶予があるのが嬉しいところ。
王禅寺のレインボートラウト
水質は一年を通して濁っているので魚は釣りやすいかと思ったけれど、さすがに寒いせいか激渋。遠投してゆっくり引いてきて一度もアタリがないキャストが何度も続きました。それもそのはず、朝は鵜が池内を我が物顔で魚を追い回し、お食事タイム。それが落ち着いた後から釣れ始めるという、ここは鳥の餌場なのかと思う場所になってました。今回は3時間めいいっぱい使ってツ抜けがギリギリ出来ない状態。しかし掛かる魚のサイズは先だっての多摩湖フィッシングセンターの2倍の大きさなので楽しめます。
鯉のフライフィッシング
僕らは人混みが苦手なので管釣りは3時間で十分。なのでその後はそこから車で15分ほどのT川へ移動し、コイのフライフィッシング。ハーミット的、コイの必須チャミング(寄せ餌)アイテムはPASCOの超熟6枚切り。これを約20×15×10mmほどの角切りにして、鯉を寄せます。フライはそのパンと同サイズに合わせてタイイング。
フライで鯉を釣る
狭い場所なのでタックルを一つ用意し、交代での釣り。まずは歩き回ってコイを探し、その上流からパンを撒いて上を向かせます。パンのチャミングに慣れてきたところで、フライをダウンクロスでうまく流し込むとヒットします。
T川で鯉のフライフィッシング
ポジションを変えて流し込むと、群れの中の一番大きい奴が掛かっちゃいました。狭い場所なのであまり引きませんでしたがトルクフルな個体。
コイのフライフィッシング
上がってきた個体はでっぷり太った70cm弱。パワーが凄いのでこの水をいっぱい掛けられました。
鯉のフライフィッシング
この後選手交代し私も鯉のフライフィッシングを楽しみましたが、王禅寺で3時間遊んだ後に鯉のフライフィッシングのダブルヘッダーで充実した半日の釣り。問題は私の住んでいる地域から川崎へ来ると行きも帰りも渋滞するの事かな。なのでやっぱり王禅寺は南西方向の方の釣り場。私には朝霞ガーデンと近所のY川のダブルヘッダーの方がお手軽です。

新年早々はタコリたく無いから、行った事のない管釣り「多摩湖フィッシングエリア」へ行ってみた

「ブログサボってんじゃね〜の?」的なお声が聞こえてきそうですが、書けずにすみませぬ。ということで、本年もよろしくお願いいたします。

年末以来、何も書いていないのは単に釣れてないんですね。タコった話を書こうとも思ったのですがネタ的に盛り上がるような話では無いので、そのまま放しておきました。なので年末最後は朝霞ガーデンで締めくくり、今年の初釣りは菅釣りからのスタートです。

12月から大塚へ移転したのを機に車通勤をやめ、電車になった事で本を読む時間ができるかと思ったら、意外にも通勤時間は短めで人が多いためページを開くのも厄介なので文庫本を自粛モード。とは言うものの社内のTVを見ていても飽きるので電車の中を人間ウォッチングを楽しんでます。ふむふむ、若い女子は大体「Tik Tok」を見ていてオジサン達はゲームに夢中になるひとが多いのだな。満員電車の中で揉まれながら頑なに「You Tube」を食い入るように見ている子もいたりして、今更ですがスマホの使用率って凄いんですな。そんな中ふと見ると隣りの男性が「近くの菅釣り・埼玉」のキーワードでサイトを見ているではありませんか。まさか声をかける訳にもいかないので横目でずっと見てしまいましたが、多分ルアーマンです。

そんな事を行き当たりばったりの菅釣り旅へ出掛ける一昨日に思い出し、近所の埼玉県で行ったことが無い菅釣りへ行くことにしましたとさ。

この「多摩湖フィッシングエリア」がどんな釣り場か興味がある方は覗いてみてくださいまし。

電車でのアクセス:JR「国分寺」駅から西武鉄道多摩湖線にて「多摩湖」駅前(直通電車で17分)
〒359-1145 埼玉県所沢市山口 2964
多摩湖フィッシングセンター

西武園ゆうえんちの看板(冬)
その場でググって現地まで下道で渋滞ありつつ1時間あまり。駐車場へ車を入れるのに迷っていったら、丁度迷って入った場所が西武園ゆうえんち・プール側の駐車場でした。そこでビックリ、駐車料金が¥1,800だそうな!!ハーミットの大塚駅周辺でも半日が¥1,600ですゼ!「高っけ〜!」と大声を上げていたら、駐車場のお兄さんが「釣り券を買えば¥800のキャッシュバックがありますよ。」と言われ、一安心? そしてこの日は寒風吹きさらすとても寒い日なのに、「大夏祭り」と言うプール遊びの看板を見て一層震え上がります(笑)
多摩湖フィッシングエリアの釣り
かつてあった豊島園の場合、遊園地に来訪の人と双方が見入って興味を持つ的な感じはあったけれど、この場所は遊園地から釣り場は見えず別々に存在しているので、遊んだ後に釣りを楽しむという相乗効果は無いように感じます。また園内が広いので、駐車場から釣り場までは結構歩きます。
Tamako Fishing Area
駐車場代は結果的に1日千円。二人で行ったので割り勘として、三時間の釣りで一人¥3,300(土日は¥3,500)です。ちなみにフライのレンタルタックルがあるように記載されてましたが、実際にあるのかは確認しませんでした。
カップラーメン
朝飯を食わず所沢の渋滞にはまりここまできたのでハラペコの私達は、とりあえず¥200のカップラーメンを買って空腹を凌ぐ事に。
フライエリア
フライとルアーの釣りゾーンを区別している所はどこでもそうですが、ルアーエリアの半分という狭さ。実際にいらっしゃっている比率から考えたらこれが今のフライフィッシング界の現状です。私はここへ初めてきましたが、流れるプールの水深は基本的に子供の脚がついて顔が出る水深。なので、どんなに深くても水深は1.2m程度だからシンキングラインは必要ありません(使ったとしてもインターミディエイト)。
レインボートラウト
流れるプールの場合水をどちらか方向に必ず回してますから、その方向の上流側へフライを投げ込み、カウント10程したところからラインを張ってアタリを待つかゆっくり引けば、ゴツーンと手元に力強いアタリ。それをラインハンド(私は右利きなので左手)で合わせる事が出来れば人よりも多く釣れます。ま、私は釣具屋ですから釣れて当たり前ですが、コツを掴んでしまえばものの1時間で釣り飽きてしまいます。
流れを読む
フライエリア一番上流側にエアポンプがあり、そのエアが良いカレント(流れ)を作ってました。私はフローティングラインでリーダーのアタリを取りながらの数釣り。でもその方法だと一般の方には分かりにくいので、リーダーに色をつけてしまう方法で狙う事をおすすめします。今回は底いっぱいにフライを自然に流す事で一番アタリが出ていましたが、浮力のあるマーカーだと魚が咥えた後に離してしまう傾向があったので、バイオストライクをリーダーのバット側に10センチ間隔で4〜5ヶ所に色がリーダーに着く程度に塗りましょう(浮力を減らして目印として使うと言う意味)。そうする事で喰い込みが良く、その動きが明確になるのでアタリを取るのが分かりやすくなると思います。
菅釣り
釣りを開始してから1時間ほどで飽きてしまい、その後は色々な釣り方を試して釣りまくりましたが、大物は残念ながら一本も釣れず、全て塩焼きサイズ。状況が良い日にあたれば色々な種類が釣れてくれる事でしょう。色々と考えましたが、ここの釣り場を推奨できる人は西武線沿線に近いフライフィッシャーマンで電車で釣りへ行く方向きかな。魚は大らかでたくさん釣れますので、周辺のフライフィッシャーマンはぜひ遊んでみてください。
コイ釣り
さてその後の僕らですが、3時間ずっと釣りまくりましたが菅釣りの魚では満たされなかったので、その帰りはコイのフライフィッシングへと向かう事に。しかし、相変わらず河川工事をしており、釣りたい右岸は工事の方に入ってはダメと怒られてしまいましたので、あえなく退散。次回はちゃんとウェーダーを装備して、また別の日に左岸を楽しみたいと思います。

 

最近の管釣りは高いから、時にカマスのフライフィッシングに出掛けてみる

様々な影響で色々なものが値上がりしている世の中。フライ用品は輸入品が多いのでご多分にもれず値上がりしているものが多いですが、ハーミットは少しでも緩和できるように今後も自社輸入などして、なんとか値上げを極力抑えられるよう凌いでいきます。

そんな年末なので皆さんのボーナスの紐は少し引き締め気味。今まで毎週管釣りへ行っていたお客さんも、日釣り券が¥5,000を超えるところが出てきたので、回数を減らしているとのこと。確かに、遠くの管釣りだと往復の高速代と釣り券代に食事を入れると、1.5〜2万円近く掛かってしまいますなぁ。

お金をかけずにフライフィッシングを楽しむ釣りとして考えられるのは、近くの川でオイカワ(ヤマベ)やコイのフライフィッシングを楽しむというのもありますが、水温が低下するこの時期は食い渋るのでパッとしません。私はこんな時に出かけるのが堤防のフライフィッシングで、この時期は良い日に当たればカマスがわんさかと釣れるのです。食料が確保できるので奥さんに白い眼を向けられることなく、「晩飯を釣ってくるから。」と大腕を振って釣りへ行けるという訳ですな。ま、ボウズの日は鮮魚コーナーへ寄るという手痛い出費の場合も、ままあるでしょう。

そんな堤防の釣りですが、普段管釣りしか行っていない人にはいくつかの試練があります。少し書き出してみましょうか。

遠投が必要:カマスのタナ(深さ)は管釣りのニジマスよりも少し深いところを泳いでいます。朝は表層でも釣れますが、日中はおよそ6m位の深さまで。なので遠投が10mほどしかできない人だと、魚が釣れるタナに到達しても4m以下の距離しか魚を探れません。カマスを狙いたいと思う方はせめて収まっているフライラインを半分以上投げられるようにしましょう。

持ち物:普段管釣りにしか行かない人は新たに揃えるものがあります。それはラインバスケットライフジャケット。ライフジャケットは必須アイテムなのでなんでも良いので買いましょう。ラインバスケットはお店で売っているものは高価なものが多いので、自分で作ってしまうのも一つの手。もちろん持って帰って食べる方はクーラーは必需品です。

ロッド:ロッドは9フィート6番以上であればOK。それ以下のタックルでも釣れますが、タイプ3以上のシンキングラインが必要になった場合、そもそも5番タックルは沈めて釣ることを想定して作っていないので、沈むラインの種類がありません。そもそも遠投に向かずソルト用として売られている道具も6番以上ですしね。

ライン:沈める深さが2〜6m程度なので、シンキングラインはタイプ3〜7位が適当です。

リーダー&ティペット:他の魚が掛かる事が多い場合は糸は太めにし、そうでない場合は細めを選択。9フィート02X(先端が4号)〜 2X(先端が2号)位の範囲で楽しみましょう。ティペットは同じ太さ。カマスは歯が鋭い魚なので、1匹釣る度にティペットを10センチほど切って継ぎ直す事をお勧めします。

フライ:普段管釣りに使っているストリマーやマラブーで充分釣れます。ただし、飲み込んだ場合外しにくいのとティペットが切れてしまうので、前述の通り毎回ティペットを結び直しましょう。

堤防の釣りは入漁料は無く、高速代だけで楽しめるし、魚は全てネイティブです。釣り自体は管釣りでシンキングラインの釣りを楽しんでいる方であれば、全く同じなので難しい点はなんらありません。という事で一昨日の釣りに興味がある方は以下をご覧くださいまし。

南房のカマス釣り
昨年のカマス釣りは11月上旬で、早い方が色々な魚種が掛かります。釣り場には夜明け前から入ってましたが、朝マズメは時合いで真剣に釣っているので写真なし。でもその時合いは一瞬で終わり、食い渋りの時間が続きます。
堤防でヒラメ
堤防の釣りは昨今の釣りブームで釣り禁止が増えたので、事前にその場所が釣りが可能かどうかを調べておく必要があります。今回は南房ですがポイントは自分で探してください。タナを探るのにライン着水後からの何秒後からラインを引き始めるか(カウントダウン)で、釣れる深さを探ります。カウントダウンし過ぎて底近くを釣っていたら、ソゲ(ヒラメ)が釣れました。
堤防のフライフィッシング
時合いがひとしきり終わり釣り人の入れ替わりが始まった頃、僕ら以外のフライフィッシャーマンと遭遇。ここで釣りをしていて初めての事です。なんか嬉しくなって4人並んでフライキャスティング。
千葉のカマス釣り
朝の時合いが過ぎたあとはポイントが代わり、それに伴って全員少しの移動。ポイントが新しくなったことで、またカマスが釣れ始めます。前日に「れがーれ」で巻いたカマスフライも活躍してます。フックはTMC9394#6を使用。
松嶋菜々子のクリアファイル
ひと休憩して堤防をぶらぶらしていると美女の視線が私の方に。このクリアファイルの下にはお魚が集まってましたが、美人好きなのかな? はて、誰なんだろうかと先ほどGoogle様に写真判定して頂いたところ、反町くんの奥様でした。
堤防のカマス釣り
今回の大物は最大で35センチ近く。手慣れた常連さんは大きめのフックに巻いたフライで次々に釣っていきます。
カマスのフライフィッシング
ハーミット釣り研修中のマッキーはこの日初めてのカマスのフライフィッシング。コツをつかんでかなりの数をヒット。こりゃマッキーは通っちゃうかもね。
ラインバスケットが必要
後輩のHくんは手慣れたもので、沈みのゴロタ石との境を中心に狙い次々にヒット。私はというと、ぶっ飛ばしで長く引けば釣れるだろうとバンバン飛ばして引っ張りましたが、結局釣れるのはゴロタ石周辺なので、私が一番の貧果です。
カマスのフライフィッシング
マッキーはすぐに余裕のツ抜け。丸々太った大きめの個体が多かった今回のカマス。
カマスのフライフィッシング
ちょっと釣ってこんなにおてんこ盛りになったクーラーですが、私のではありません。食いぶちが多いご家庭は一人5本として30本は必要だとか。私の家庭はそんなに食べないので6本だけキープしてあとはリリース。いっぱい釣れたので午前中で早上がり。でないと、帰って捌く時間がありません。
ばんや
帰りは保田漁港の定食屋に寄ってイカのかき揚げ丼を注文しましたが、アラカンの皆様は注文注意。かき揚げ4枚とおてんこ盛りのこの恐ろしい量が出てきます。育ち盛り?のマッキーでさえ、食べ切れませんでした。さて、このカマス釣りは1月半ばぐらい迄は続きます。シンキングラインの釣りが好きな方は腕試ししてみてください。