新年早々はタコリたく無いから、行った事のない管釣り「多摩湖フィッシングエリア」へ行ってみた

「ブログサボってんじゃね〜の?」的なお声が聞こえてきそうですが、書けずにすみませぬ。ということで、本年もよろしくお願いいたします。

年末以来、何も書いていないのは単に釣れてないんですね。タコった話を書こうとも思ったのですがネタ的に盛り上がるような話では無いので、そのまま放しておきました。なので年末最後は朝霞ガーデンで締めくくり、今年の初釣りは菅釣りからのスタートです。

12月から大塚へ移転したのを機に車通勤をやめ、電車になった事で本を読む時間ができるかと思ったら、意外にも通勤時間は短めで人が多いためページを開くのも厄介なので文庫本を自粛モード。とは言うものの社内のTVを見ていても飽きるので電車の中を人間ウォッチングを楽しんでます。ふむふむ、若い女子は大体「Tik Tok」を見ていてオジサン達はゲームに夢中になるひとが多いのだな。満員電車の中で揉まれながら頑なに「You Tube」を食い入るように見ている子もいたりして、今更ですがスマホの使用率って凄いんですな。そんな中ふと見ると隣りの男性が「近くの菅釣り・埼玉」のキーワードでサイトを見ているではありませんか。まさか声をかける訳にもいかないので横目でずっと見てしまいましたが、多分ルアーマンです。

そんな事を行き当たりばったりの菅釣り旅へ出掛ける一昨日に思い出し、近所の埼玉県で行ったことが無い菅釣りへ行くことにしましたとさ。

この「多摩湖フィッシングエリア」がどんな釣り場か興味がある方は覗いてみてくださいまし。

電車でのアクセス:JR「国分寺」駅から西武鉄道多摩湖線にて「多摩湖」駅前(直通電車で17分)
〒359-1145 埼玉県所沢市山口 2964
多摩湖フィッシングセンター

西武園ゆうえんちの看板(冬)
その場でググって現地まで下道で渋滞ありつつ1時間あまり。駐車場へ車を入れるのに迷っていったら、丁度迷って入った場所が西武園ゆうえんち・プール側の駐車場でした。そこでビックリ、駐車料金が¥1,800だそうな!!ハーミットの大塚駅周辺でも半日が¥1,600ですゼ!「高っけ〜!」と大声を上げていたら、駐車場のお兄さんが「釣り券を買えば¥800のキャッシュバックがありますよ。」と言われ、一安心? そしてこの日は寒風吹きさらすとても寒い日なのに、「大夏祭り」と言うプール遊びの看板を見て一層震え上がります(笑)
多摩湖フィッシングエリアの釣り
かつてあった豊島園の場合、遊園地に来訪の人と双方が見入って興味を持つ的な感じはあったけれど、この場所は遊園地から釣り場は見えず別々に存在しているので、遊んだ後に釣りを楽しむという相乗効果は無いように感じます。また園内が広いので、駐車場から釣り場までは結構歩きます。
Tamako Fishing Area
駐車場代は結果的に1日千円。二人で行ったので割り勘として、三時間の釣りで一人¥3,300(土日は¥3,500)です。ちなみにフライのレンタルタックルがあるように記載されてましたが、実際にあるのかは確認しませんでした。
カップラーメン
朝飯を食わず所沢の渋滞にはまりここまできたのでハラペコの私達は、とりあえず¥200のカップラーメンを買って空腹を凌ぐ事に。
フライエリア
フライとルアーの釣りゾーンを区別している所はどこでもそうですが、ルアーエリアの半分という狭さ。実際にいらっしゃっている比率から考えたらこれが今のフライフィッシング界の現状です。私はここへ初めてきましたが、流れるプールの水深は基本的に子供の脚がついて顔が出る水深。なので、どんなに深くても水深は1.2m程度だからシンキングラインは必要ありません(使ったとしてもインターミディエイト)。
レインボートラウト
流れるプールの場合水をどちらか方向に必ず回してますから、その方向の上流側へフライを投げ込み、カウント10程したところからラインを張ってアタリを待つかゆっくり引けば、ゴツーンと手元に力強いアタリ。それをラインハンド(私は右利きなので左手)で合わせる事が出来れば人よりも多く釣れます。ま、私は釣具屋ですから釣れて当たり前ですが、コツを掴んでしまえばものの1時間で釣り飽きてしまいます。
流れを読む
フライエリア一番上流側にエアポンプがあり、そのエアが良いカレント(流れ)を作ってました。私はフローティングラインでリーダーのアタリを取りながらの数釣り。でもその方法だと一般の方には分かりにくいので、リーダーに色をつけてしまう方法で狙う事をおすすめします。今回は底いっぱいにフライを自然に流す事で一番アタリが出ていましたが、浮力のあるマーカーだと魚が咥えた後に離してしまう傾向があったので、バイオストライクをリーダーのバット側に10センチ間隔で4〜5ヶ所に色がリーダーに着く程度に塗りましょう(浮力を減らして目印として使うと言う意味)。そうする事で喰い込みが良く、その動きが明確になるのでアタリを取るのが分かりやすくなると思います。
菅釣り
釣りを開始してから1時間ほどで飽きてしまい、その後は色々な釣り方を試して釣りまくりましたが、大物は残念ながら一本も釣れず、全て塩焼きサイズ。状況が良い日にあたれば色々な種類が釣れてくれる事でしょう。色々と考えましたが、ここの釣り場を推奨できる人は西武線沿線に近いフライフィッシャーマンで電車で釣りへ行く方向きかな。魚は大らかでたくさん釣れますので、周辺のフライフィッシャーマンはぜひ遊んでみてください。
コイ釣り
さてその後の僕らですが、3時間ずっと釣りまくりましたが菅釣りの魚では満たされなかったので、その帰りはコイのフライフィッシングへと向かう事に。しかし、相変わらず河川工事をしており、釣りたい右岸は工事の方に入ってはダメと怒られてしまいましたので、あえなく退散。次回はちゃんとウェーダーを装備して、また別の日に左岸を楽しみたいと思います。

 

最近の管釣りは高いから、時にカマスのフライフィッシングに出掛けてみる

様々な影響で色々なものが値上がりしている世の中。フライ用品は輸入品が多いのでご多分にもれず値上がりしているものが多いですが、ハーミットは少しでも緩和できるように今後も自社輸入などして、なんとか値上げを極力抑えられるよう凌いでいきます。

そんな年末なので皆さんのボーナスの紐は少し引き締め気味。今まで毎週管釣りへ行っていたお客さんも、日釣り券が¥5,000を超えるところが出てきたので、回数を減らしているとのこと。確かに、遠くの管釣りだと往復の高速代と釣り券代に食事を入れると、1.5〜2万円近く掛かってしまいますなぁ。

お金をかけずにフライフィッシングを楽しむ釣りとして考えられるのは、近くの川でオイカワ(ヤマベ)やコイのフライフィッシングを楽しむというのもありますが、水温が低下するこの時期は食い渋るのでパッとしません。私はこんな時に出かけるのが堤防のフライフィッシングで、この時期は良い日に当たればカマスがわんさかと釣れるのです。食料が確保できるので奥さんに白い眼を向けられることなく、「晩飯を釣ってくるから。」と大腕を振って釣りへ行けるという訳ですな。ま、ボウズの日は鮮魚コーナーへ寄るという手痛い出費の場合も、ままあるでしょう。

そんな堤防の釣りですが、普段管釣りしか行っていない人にはいくつかの試練があります。少し書き出してみましょうか。

遠投が必要:カマスのタナ(深さ)は管釣りのニジマスよりも少し深いところを泳いでいます。朝は表層でも釣れますが、日中はおよそ6m位の深さまで。なので遠投が10mほどしかできない人だと、魚が釣れるタナに到達しても4m以下の距離しか魚を探れません。カマスを狙いたいと思う方はせめて収まっているフライラインを半分以上投げられるようにしましょう。

持ち物:普段管釣りにしか行かない人は新たに揃えるものがあります。それはラインバスケットライフジャケット。ライフジャケットは必須アイテムなのでなんでも良いので買いましょう。ラインバスケットはお店で売っているものは高価なものが多いので、自分で作ってしまうのも一つの手。もちろん持って帰って食べる方はクーラーは必需品です。

ロッド:ロッドは9フィート6番以上であればOK。それ以下のタックルでも釣れますが、タイプ3以上のシンキングラインが必要になった場合、そもそも5番タックルは沈めて釣ることを想定して作っていないので、沈むラインの種類がありません。そもそも遠投に向かずソルト用として売られている道具も6番以上ですしね。

ライン:沈める深さが2〜6m程度なので、シンキングラインはタイプ3〜7位が適当です。

リーダー&ティペット:他の魚が掛かる事が多い場合は糸は太めにし、そうでない場合は細めを選択。9フィート02X(先端が4号)〜 2X(先端が2号)位の範囲で楽しみましょう。ティペットは同じ太さ。カマスは歯が鋭い魚なので、1匹釣る度にティペットを10センチほど切って継ぎ直す事をお勧めします。

フライ:普段管釣りに使っているストリマーやマラブーで充分釣れます。ただし、飲み込んだ場合外しにくいのとティペットが切れてしまうので、前述の通り毎回ティペットを結び直しましょう。

堤防の釣りは入漁料は無く、高速代だけで楽しめるし、魚は全てネイティブです。釣り自体は管釣りでシンキングラインの釣りを楽しんでいる方であれば、全く同じなので難しい点はなんらありません。という事で一昨日の釣りに興味がある方は以下をご覧くださいまし。

南房のカマス釣り
昨年のカマス釣りは11月上旬で、早い方が色々な魚種が掛かります。釣り場には夜明け前から入ってましたが、朝マズメは時合いで真剣に釣っているので写真なし。でもその時合いは一瞬で終わり、食い渋りの時間が続きます。
堤防でヒラメ
堤防の釣りは昨今の釣りブームで釣り禁止が増えたので、事前にその場所が釣りが可能かどうかを調べておく必要があります。今回は南房ですがポイントは自分で探してください。タナを探るのにライン着水後からの何秒後からラインを引き始めるか(カウントダウン)で、釣れる深さを探ります。カウントダウンし過ぎて底近くを釣っていたら、ソゲ(ヒラメ)が釣れました。
堤防のフライフィッシング
時合いがひとしきり終わり釣り人の入れ替わりが始まった頃、僕ら以外のフライフィッシャーマンと遭遇。ここで釣りをしていて初めての事です。なんか嬉しくなって4人並んでフライキャスティング。
千葉のカマス釣り
朝の時合いが過ぎたあとはポイントが代わり、それに伴って全員少しの移動。ポイントが新しくなったことで、またカマスが釣れ始めます。前日に「れがーれ」で巻いたカマスフライも活躍してます。フックはTMC9394#6を使用。
松嶋菜々子のクリアファイル
ひと休憩して堤防をぶらぶらしていると美女の視線が私の方に。このクリアファイルの下にはお魚が集まってましたが、美人好きなのかな? はて、誰なんだろうかと先ほどGoogle様に写真判定して頂いたところ、反町くんの奥様でした。
堤防のカマス釣り
今回の大物は最大で35センチ近く。手慣れた常連さんは大きめのフックに巻いたフライで次々に釣っていきます。
カマスのフライフィッシング
ハーミット釣り研修中のマッキーはこの日初めてのカマスのフライフィッシング。コツをつかんでかなりの数をヒット。こりゃマッキーは通っちゃうかもね。
ラインバスケットが必要
後輩のHくんは手慣れたもので、沈みのゴロタ石との境を中心に狙い次々にヒット。私はというと、ぶっ飛ばしで長く引けば釣れるだろうとバンバン飛ばして引っ張りましたが、結局釣れるのはゴロタ石周辺なので、私が一番の貧果です。
カマスのフライフィッシング
マッキーはすぐに余裕のツ抜け。丸々太った大きめの個体が多かった今回のカマス。
カマスのフライフィッシング
ちょっと釣ってこんなにおてんこ盛りになったクーラーですが、私のではありません。食いぶちが多いご家庭は一人5本として30本は必要だとか。私の家庭はそんなに食べないので6本だけキープしてあとはリリース。いっぱい釣れたので午前中で早上がり。でないと、帰って捌く時間がありません。
ばんや
帰りは保田漁港の定食屋に寄ってイカのかき揚げ丼を注文しましたが、アラカンの皆様は注文注意。かき揚げ4枚とおてんこ盛りのこの恐ろしい量が出てきます。育ち盛り?のマッキーでさえ、食べ切れませんでした。さて、このカマス釣りは1月半ばぐらい迄は続きます。シンキングラインの釣りが好きな方は腕試ししてみてください。

萎えた太腿を鍛えるために、河原を延々と歩くブラウントラウトの釣り

季節はもう初秋。夏と間違えた蝉がまだ寂しそうに鳴く事があるけれど、大半は秋の虫が合唱し季節は移行中。そんな渓流閉幕の寂しさを感じる時期なんですが、禁漁間際のシメとしてドライフライにアタックする魚の姿を思い浮かべながら闊歩したいのが釣り人の性。実際には川面を流下する虫がいないのでその反応は薄く、一縷の望みを賭けて僕らは歩いて歩き続ける。実際のところ今の私には、川面に立っている幸せを感じていたいだけなのです。

政府の指針が変わり無症状の人は5日間の隔離生活とな。それも生活物資の買い出しOK。先月に10日間も軟禁生活を送った私が家でジッとしている時に思った事は「10日間休みがもらえるのだったら、モンタナへ旅行に行けたなぁ。」なんて、相変わらず釣りのことしか考えておりません。そしてその代償はこの春から渓流で鍛えまくった太腿がわずか10日間の軟禁生活で萎えてしまい、Gパンを履いた時にできるラインを、お尻から太腿へかけての肉をゴッソリと持って行かれてしまったのです。

私は今のようなダボっとしたGパン世代ではないので、お尻から太腿にかけてデニム生地に触れている状態でないと気持ちが悪くて仕方がないのです。なのでその太腿を取り戻すために先週は野反湖をグルッと歩き周り、今週は信濃路で今年歩き回った川へと再訪しに行ったのでした。太腿が鍛えられたかって?もちろんです。あの歩きにくい河原を日に4キロ以上歩いたのですから。釣果は納得? それは聞かないでくださいな(笑)

今回の教訓:季節の変わり目の釣りは難しいなぁ

河原を歩き回ってブラウントラウトを探す。
天気予報が外れて晴天ですが、台風の吹き返しで強風です。これはバッタのパターンで釣れるのでは?と、シングルハンドのドライフライで釣り上ります。しかし、1キロ歩いて一回で出るくらいのペースなので、こりゃ効率が悪いですな。
仮面ライダーを思い出す、河原にいるバッタ
このバッタの写真を収める為にシャターを100回ほど切りました(笑)。大きさは2〜3.5センチほど。カラーは全体がブルーグレーで、羽根を広げた時に見えるストライプ模様はなんとブルーでした。飛んでいる姿はまるでアゲハ蝶の様。その姿をスポーツモードで追いかけても、所詮望遠機能が弱いので撮れません。次回はこのバッタカラーの内羽根ブルーを巻いていこっと。 *後で調べたらカワラバッタ(ブルーサンド・グラスホッパー)と言うらしい。飛翔している動画があったので、こちらを参考に巻いてみてください。
ブラウントラウト
その後2時間近く叩いて何にも出ないので、ここぞというポイントでブラックリーチをシングルハンドで沈めてみました。アレま、あっさりと釣れるじゃありませんか。今日はまだバッタパターンの日ではないんですね。
ブラウントラウト
ある一定の水深以上あればブラウンは潜んでいる様ですが、瀬に入っている魚が少な過ぎて、ドライだと出ません。仕方なく、この後はシングルハンドで沈めて釣る事に。
秋を想わせる空
それにしても暑い。ペットボトル2本は午前中で空に。恐るべしフェーン現象。しかし、なんとなく太陽から降り注ぐ日差しは秋を感じます。
ブラウントラウト
この川の流れは毎年変わるのでそれに合わせて毎回沢山歩いてポイントを探すのですが、私の中で今年のランク付け一級ポイントがあり、なぜか今までそこで一本も釣れませんでした。が、今回はシングルハンドで沈めたら、あっさりこいつがヒット。大きさはセントリックブランクのロゴ上にある赤ラインまでだったので43センチかな。
ブラウントラウトの胸鰭
見てくださいこの胸鰭。立派な真っ黄色。今年はなんでこんなにブラウントラウトばかり追いかけ回しているのか自分でもわかりませんが、どんな魚であれ、自然河川で生まれ育った立派な胸鰭や臀鰭を見ると興奮します。
ダブルハンドの川
初日は死ぬほど歩いてドライフライでは一本も釣れず仕舞い、バッタで釣りたかったなぁ。翌日は天気予報が一日を通して大雨と言っていたので、皆さんがお好きなS川のC&R区間に入って、サクッと釣って帰ろうという算段。
うぐい/ハヤ
しか〜し流せども流せども、な〜んも手応えなし。流れているのはラフティングボートの上から学生達の黄色い声が聞こえてくるのみ(笑)。沈め方が足りないのかと思ってT7のカスタムティップまで使ってみたら、こんな小さなうぐい様。
ダブルハンドの川
お仲間は別の場所でレインボーをキャッチしたとの事だったので、そろそろ時合いだと思い真剣に流していたら、ヒット! しましたが、ジャンプ一発で2Xのティペットをぶっちぎってダンケルドと共に消えていきましたとさ。結びが悪かったのかもしれませんが、釣りたさにスケベ根性だして、ティペットを細くしたのが間違いでした。
ブラウントラウト
気を取り直して再開すると、今度は今までで最小サイズのブラウンが。よくもまぁ4番のウェットフライに掛かったものです。それにしても私はこの川との相性が悪く、まともな釣果を出したことが無いんだっけ。
ブラウントラウト
最後まで大雨は降らなかったのは良かったのですが、二日目はチビブラウン1匹で終わり不完全燃焼で終了。この秋はお店の移転問題があり、この先は連泊の釣りができないので、この川の今シーズンはお終いかな。私の本流釣りが今年は終わった感が漂い、少し寂しさを感じながらブログを書く木曜日の午後。来週からは日帰り圏内の釣りをお伝えします。

渓流釣りの日釣り券(鑑札/入漁証/遊魚料)はどうやって買うの?

私がフライフィッシングを始めて早45年以上の月日が流れました。その当初は釣り計画を立てると大体釣り情報誌を手に漁協へ電話を掛け、どこで券を売っているのかを確認ついでに釣況を聞き出すという買い方。その際に釣り人の手を縛りたい様な大袈裟な情報をくれるのですが、ついその気になって妄想を膨らませたものです。そしてその釣り券を手に入れる先は一般民家である事が多く、恐る恐る朝早くから呼び鈴を押して機嫌の悪いご主人から入漁証を購入したりして一苦労したものが古い記憶。

数年前のいつだったかの事。気持ちがせいてしまい川を見ずにセブンイレブンで入漁証を購入。その際に「今、釣れてますか?」と店員さんに聞いても、釣具屋じゃないから生返事で釣り場マップを渡され自分で確かめてみてください、的にアルバイトくんに接客されました。その足ですぐにポイントへ向かうと増水の泥濁りで釣りどころではなく、入漁証がパァになったなんてのは私には茶飯事のこと。でも最近の釣り券は年々高くなっているので、こんな失態はしたくありませんよね。

前置きが長くなりましたが、昨今の釣り券(入漁証)購入事情はご存じ? 古くから釣りをされている方だと、前述の様に漁協指定の購入場所へ行って購入する人が多い事でしょう。さらにコンビニが掲げる漁協の赤いのぼりを探しまくる人もいるかな?

私は古い人間なのでここに書く購入方法は意外とここ数年で知った事なので、知らない方の為に少し書いてみようかと思った次第です。昔と違って入漁証の購入方法は多様になってきたので、知らない方はその変化についていきましょう。

■漁協指定の販売所で買う:これはネット検索で行きたい川の漁協を見つけて、その販売所を確認する一般的な方法。オヤジの私は昨今の買い方に気づかず、つい最近までやっていた手法です。メリットは人対人なので、直接最近の釣況を聞くことができる事。釣れればまた来てくれるかもしれないので、意外に良いポイントや放流情報を教えれくれます。デメリットは漁協員の一般家庭だったりするので、朝早く行っても対応してくれなかったり、留守だったり。予定通りに事が進まない事が多々あります。

■コンビニで買う:現場近くへ行けば大抵は赤や黄色ののぼりがあるので、そこで買う事ができます。メリットは24時間営業なので、釣りを朝早くからいつでも対応してくれます。デメリットはコンビニの店員さんのほとんどは釣りに無関心なので、缶ジュースを販売するのと同じ感覚なので、何も情報は得られません。また、漁協のHPで記載されたコンビニに行っても、今年はやってないなどと言われ、徒労に終わることもしばしば。

■コンサート感覚でコンビニのチケット販売で買う:最近はコンビニのチケット発券機で簡単に購入出来る事はご存知? この機能については以下の写真で説明しますが、メリットは漁協ののぼりがなくてもどこコンビニでも購入することが可能です。なので、東京で買って栃木県の◯◯川で釣りをするなんてのもできます。場所や枚数、日時指定をして、出てくる紙を持ってレジに行って支払いをすれば、野外フェスのチケットを手に入れるかの様に、入漁証をくれます。デメリットは全ての漁協が対応されていれば良いのですが、登録されている漁協を事前に知っておく必要があります。現在登録されている漁協をここに全て記載しようかと思ったのですが、その登録番号や漁協の内容が日々変わるので、こちらのJTBのページでチェックしてみましょう。

■アプリを使って購入:現地へ行って川を確認し入渓する前に購入することができるのがスマホアプリ。私の知る限り現時点では「フィッシュパス」と「つりチケ」の二つ。メリットは現場で買えるので、川を見て判断し購入出来ること。また、色々な機能がついているので、もしその川が釣れなかったとしても、そこに記載される情報で購入した漁協内の別の川へ移動したり、水位や天候などのチェックができる優れもの。デメリットは全国の漁協が網羅されているわけではない点。電波が届かないと買えません。それに開発半ばだと思われるので、個人的に追加してほしい機能が多々あります(例えば、位置情報はその管轄の購入者全てが見えていれば、入渓時の間隔を取りやすくなるとか)。

とまぁこんな感じです。現在のチケット販売とアプリに関しては以下に写真を少し記載しました。これ以外に購入方法があるかの情報をお待ちの方は教えていただけると幸いです。さて、あなたはこのページを見てどの方法で購入しますか?

鑑札/入漁券
だいぶ処分したけれど、ハーミットに飾ってある入漁証に払った額は安い車が一台買えてしまう額。そんな額を納めているけれど、川を取り巻く自然環境は今も昔も良い方向に向かっているとは思えません。砂防堰堤なんとかならんかなぁ・・。昔の年券はこんな風に木札の漁協が多かったです。
海外の釣り券(入漁証)
海外の場合は一河川で入漁料を収めることは少なく、ほとんどの場合州単位の入漁証。その買い方は様々ですが、書き込む所が多く、住所・電話番号・氏名・生年月日・性別・髪の色・瞳の色・身長・体重などなど。場合によってはパスポートで確認もあります。で、翌年行くとその情報が残っていて、記入しなくても良い場合もあります。フィッシングライセンスの発行のそのほとんどは釣具屋で行います。
JTBレジャーチケット
コンビニでチケットを買う場合の例ですが、これはセブンイレブン。チケットはレジャーチケットか商品番号の直接入力で買えますが、控えてきた番号が変更された為に使えなかったので、レジャーチケットを押して次の画面へ。
JTBレジャーチケット画面
各漁協はその他の項目の最後の方で21〜23ページ目あたりに記載があります。
JTBレジャーチケット
漁協を選択し渓流用の釣り券を押し、使用する年月日や枚数を手順通りに入力すると、レジに持ち込む紙が印刷されます。それを持ってレジへいきましょう。
JTBレジャーチケット
店員さんは慣れておりますので、お支払いを済ませるとコンサートのチケットを手渡すかの様にチケット用の封筒に納めて手渡ししてくれます。
JTBレジャーチケット
これが持ち帰ったいつぞやの一例。細かな注意事項は書いてありませんが、その辺は事前に漁協のページで確認しましょう。ここでは右の欄に氏名住所等を書き忘れましたが、譲渡防止の為に書く様です。
釣り券を購入するアプリ
スマホのアプリは現在フィッシュパスつりチケがあります。現地点ではアプリ内の情報の多さと漁協の扱いの多さではフィッシュパスの方が優位かもしれません。その川の空撮や釣り情報、水位、釣りができる範囲などなど、情報は盛り沢山。フィッシュパスを使うと自分の位置が漁協の人に知らされるので、遠くに離れていても確認できるので漁協の方々にはメリット。この様に両方入れていても、全国全ての漁協は網羅されません。このアプリを見ていると、古い体質の漁協はまだまだこういった新しい波には乗れない様です。
釣り券の話
この入漁証の買い方は統一されてくれれば、釣り人としてはとてもありがたいことですが、そんな日は 訪れるのでしょうか? また、最近の漁協は管理釣り場化している所が多くなっていますが、是非とも自然環境保全や産卵床の保護、釣獲制限などを設け頂きたいと切に願います。

往復900キロの場所でレインボートラウトに癒されてみる

先週打撲した右膝の回復の心配よりも遠出した二日間で釣れなかったダメージが大きい50過ぎのオヤジ三人衆。今週はどこで癒されようか大いに悩んでいるのも楽しいものです。同じ轍を踏まないように色々と考えた結果いくつかの候補があがった。一つは福島県の会津にある湖に注ぎ込む川でヤマメを狙うという案。もう一つは新潟の越後湯沢辺りでチビサイズにでも遊んでもらおうかというもの。もう大分暑くなってきたから、山岳渓流でイワナ狙いもありかな。そんな事を考えていると、頭の中ではすでに妄想が始まり大きな魚と格闘している自分達がいるのです。

癒し系の魚は何処が良いかなと考えた時、普段お客様に進めておいて自分は一度も訪れたことがないというところがいくつかあるので、今回はその中のひとつに決定。片道450キロとこりゃまた随分と遠いいなぁ、なんて思いつつも癒しを求めて今回は鬼首へ行ってきました。最近思うことは、ジジイが三人あつまると中学生の修学旅行の様になりますな。

今回の教訓:C&Rはやっぱり釣れるんですね。

 

鳴子漁協の荒雄川のC&Rは6km以上の区間があります。漁協のHPではA・B・Cの3区間が分けられていますが、いまは一般解禁の時期だからすべての区間で釣りを楽しむことができます。この場所をより楽しむ為に僕らはジェラシックパーク風にサイトA・サイトBと呼ぶことにしました。サイトAはレインボートラウト中心の区間で、サイトBはヤマメ、岩魚中心。サイトCは餌釣りエリアなので僕らには無関係。この場所はサイトAの真ん中ら辺。
写真で見た感じはスイッチロッドでスイングの釣りが楽しめそうでしたが、思っていたよりも大場所は少なかったので、ドライフライでチャレンジ。ブラックアントを結んだシングルハンドのタックルで、最初の一投目からレインボーはフライにアタック。良い場所に入ると管釣り以上のイレグイモード。魚のコンディションも比較的良いです。
それぞればらけて入渓しましたが、皆同じような状況。フライが小さいと飲み込んでしまうので、サイズを徐々にあげて、最終的には北海道で使う6〜8番サイズのドライフライ中心に。
私のフライパッチはこんな有様。チェルノブイリアントの6番だと、チビサイズを避けることができるので、ちょうど良い感じ。しかし日中は思っていたほど大物の反応は薄いです。
お腹がオレンジ色のレインボートラウト
ここのレインボーの特徴としてお腹がオレンジ色の個体が多く、最初はウグイを釣ってしまったかと思うほど鮮やかなオレンジに魅了されました。こんな綺麗なレインボーが全部ではありませんが、釣れる半分は放流ものと分かる個体。
大物は早合わせですっぽ抜けしたりして。ロッドはずっとしなりっぱなしだから、近所にあったら毎日通っちゃうでしょうな。日に50本は余裕で釣れますから、初心者の人でも10本以上は釣れるのでは?
サイトAに限っては魚がまんべんなく居る感じでユルユルの流れからガンガンの瀬でも、ある程度視認性の良い大振りなフライであれば、魚はドライフライにバンバンアタックします。まるで北海道で釣りをしているみたい。
サイトBではヤマメの反応が多く、でっかいフライだと何も釣れない。でもスティミュレーターを投げ続けた仲間にはロクマルレインボーがガボっと出たりしますが、慌てるからすっぽ抜けちゃうんですね。
他の場所へ行かず二日間この荒雄川のC&Rを区域内全部をせめて見ましたが、癒し系はサイトAになります。
私はそれほど大きいサイズは取れませんでしたが、仲間はこのゴーマルサイズをキャッチ。フライはヒゲナガのドライです。
飲兵衛でもあるぼくら3名の宿の基準は、酒が沢山飲めるか否か(笑) なのでついつい飲み放題の宿を選びがち。時間制限を考慮し、最初の一杯ではなく、ジョッキをひとり二杯ずつ注文してしまうお馬鹿なジジイでゴザイマス・・。お店の人に確認してOKと言われたので問題ありませんが、真似しないでね(笑)

水無月はレインウェアと友達になる季節

関東も梅雨入り宣言したかと思えば、一気にそれらしい空模様の日が続く。釣りへ出かける前から「明日は一日中雨です。」なんて言われると、気持ちが萎えちゃうだよなぁ。だけどカッパ(雨具)が湿り気を帯びて肌にまとわりつくのを我慢すれば、お魚の活性は一番良い季節なので、初心者でも釣りやすい季節とも言えます。皆さんは雨が嫌いですか?

梅雨入りの時期である6月はなんで水無月というのかをググってみると、なるほど「無」は「の」にあたる連体助詞「な」になるため、「水の月」という意味らしい。確かに、田んぼは水で満たされ、川は荒々しい雪代が収まり、そして空から降り注ぐしとしと雨。まさに水に満たされた6月です。

予報では朝から晩まで雨。辛うじて昼間は少し収まるが、夕方からまた雨模様みたい。そんな状態なのでまずは各地の河川の水位チェックから始まり、そして外気温、さらに天気予報を重ねて絞り込んだのは、福島会津方面、新潟湯沢方面、山梨中部、木曽福島の4択。その4択からどれを選ぶかは今までの釣り感に頼るのみ。そして今回選んだ場所は以下の写真の通り。

今回の教訓:漁協のおじさんの情報は半信半疑でも真意を確かめよ

山梨県の渓流
今回選んだ地域は山梨県中部。何年か前の台風で渓相が様変わりしたけれど、大分時間が経ったので行ってみたくなった。着いてみると私ら意外に馬鹿はいるもので、林道の車止めには2台の4WD。仕方なく別の川へ。といっても移動に1時間近く掛かるんだよね。そして移動して来たこの川。いつもはもう少し下流へ入るのだけれど、今回は林道を突っ走ってかなり上流へ。
源流のイワナ
今回は川の規模に対して3名での同時入渓なので、適当に感覚を開けて釣り登るのですが、こんな時って、すでに上流へ行った人間が、すでに狙ったかどうか分からないポイントが続くので、取りこぼしが出てしまうのが難点。それでも良い深みにはそれなりにいるので、全員8〜8寸半サイズのイワナを雨の中キャッチ。堰堤が多い川なので巻きが少し面倒だけれど、いっぱい歩いて良い運動になりました。
山梨県で釣りをする。
その川を上り詰めると、上流にはまたしても車が・・、なのでそこで終了。仕方なく下流へ降り入り直すことに。入り直したその場所は以前に熊と遭遇した場所。確かこんな雨模様でこんな感じの日だったなぁと入渓してみましたが、2度目の接近遭遇はありません。
源流のイワナ釣り
熊に警戒しながら恐る恐る釣りをしていると、最初の小さな深みですぐにヒット。上流側に入った仲間もすぐにヒットしてました。
フライフィッシングで釣るイワナ
その後もヒットは続きましたが、200m位進んだところで、魚影はパタリとなくなりました。
渓流釣り
魚影が途絶えたところで漁協の監視員の方に会い、この辺は魚を放していないからいないんだとか。なので僕らが釣っているのは天然物だという事らしい。で、こんなところは釣れないから、もっとずっと下流でやるか、いっぱい釣りたいのならば、◯◯川の◯◯へ行きなさいと言うお言葉。本当かな、その魚影が濃いという場所。ちょっと遠いけれど、行ったことがないポイントだったので、半信半疑で移動することに。そして、この時点で天気予報は外れて、晴れ間が覗いてきた。
山梨県のアマゴ
たどり着いた新たな川はいつもならばずっと下流を釣りしてます。指定の場所へ行ってみると、ありゃ、本当に魚が浮いているじゃありませんか。私は忍者のように入渓し、魚の背後からそっとプレゼンテーション。一発でキャッチ。随分と緩いところにいるなぁと思ったけれど、釣り上げてみればアマゴでした。
いっぱい歩いた渓流
その渓相は樹木が日差しを遮り、木漏れ日が渓流に陰影を作る穏やかな流れ。入渓は割としやすく、遡行は楽だと思います。もうちょっと早い時間に来たかったなぁ、と思いつつもあと数時間で暮れてしまう釣りを堪能します。魚はイワナとアマゴが半々で、とある淵には尺超えアマゴがドーンと浮いてましたが、強敵でキャッチできず。
渓流のアマゴ
今日の予定では15時ごろからは雨予報だったので、午後は早上がりして温泉にでも行こうよ、なんて言ってたのに、暗くなるまでめいいっぱい釣りを堪能しましたとさ。この川はもう一度訪れて、キチッと釣りをしたいですな。

個人事業主はお休みを無駄にできないので、いつでもハードスケジュール

側から見ると私は年がら年中釣りへ行っているようですが、意外とお休みの数は少ないんです。私のお休みは基本火曜日だけで、それにプラスアルファで遠征の日程分のざっと20日ぐらいが足されるけれど、体を休ませる事はありません(海外遠征が出来るともっと増えるけれど)。単純に計算すれば年に73日しか釣りへ行っていない計算ですが、さらに営業前にモーニングライズを狙いに釣りへ行ったり、仕事終わりにシーバスボートへ行ったり。それに毎月のキャスティングスクール前に朝練(朝霞ガーデンでフライフィッシング練習)に行くので、年間釣行数は95日ぐらいになります。最近はこのハードなスケジュールが年齢と共に少し辛くなってきたので、皆さんと同様に週休二日にしたいなぁとも思う事もありますが、休むと売り上げが減り支払いの事を考えると、胃に穴が開いちゃう様な気持ちになるので、それが中々できないんですな。もっともお休みを増やせば体を休めるのではなく、また釣りへ行っちゃうでしょうから、釣行回数が増えるだけですね(笑)

さて、そんな私は最近どんな釣りをしているかというと、相変わらずの釣り三昧。朝早くは本流でウェットをスイング。それが終わると最上流へドライフライフィッシング。イブニングは別の川へ行ってライズハントするので、家へ着くのは毎回10時半ごろかな。

そんなお馬鹿な私の先週は以下の通り、お暇な方はご覧くださいまし。そして家へ帰った翌日は何故か長野県でまたヤマメを釣りに行ってしまいました。その話は次のブログで・・・。

朝霞ガーデンでの釣り風景
先週の朝練はいつもと違いフライポンドが人でいっぱい。それもその筈、このおよそ半数かキャスティングスクールに参加するので、9時をすぎると一気に人が減ります。
フライキャスティングスクール
キャスティングを真面目に学ぼうという方がこんなにいると嬉しい私。今回は15名ほどの参加だったので、私以外に2名のFFFのインストラクターに手伝ってもらいました。来月この場所は草がボーボーになっちゃうので、場所を考えないとね。
オオヤマカ ワゲラ
そしてその翌々日は朝4時から北関東にある本流で目標高く2尺ヤマメ狙い。今年の本流はうんともすんともいいません。そして雑魚のコンタクトさえない始末。生命感があまりにもないので8時には本流を離れました。オオヤマカワゲラのハッチは終盤になってきたかな。
ウェットフライフィッシング
釣れない時はフライは2個流し(ドロッパー付き)。私は上にダンケルド、下にグリズリーキングを付けます。
北関東の渓流
本流を諦め1時間移動してきた最上流部。雪代がまだ少し出ているようで水量は多め。そしていつもより早くこの川へ入渓したので、鳥の声が聞こえず虫っけもほとんどなし。なんか嫌な予感。
北関東のイワナ
川面を流れる虫はほとんど無かったけれど、根気よく少し大きめのフライを投げていたらやっとイワナくんが釣れました。
北関東の渓流魚
更に進んで早い流れの筋を丹念に流したら今度はヤマメ。って言ってもここのヤマメは側線に朱点があります。
北関東の渓流
まだ渓流は本調子という感じではなく、歩いた距離に対して魚の反応は薄し。なんか消化不良でゴザル。
イワナのフライフィッシング
退渓までにあと数尾のイワナを追加したけれど、登れば登るほど何故か放流ものっぽい魚体、なんかなぁ。
北関東の山
車で移動する道すがらに見える山の尾根には、まだ雪が。今年は水量の心配はなさそうです。
北関東の小さな川
魚はそこそこ釣っているけれど、何か物足りなさを感じて前回の取りこぼしを釣りに別の川へ行ってきました、こんな場所。17時ごろからライズを待ちましたが虫がわんさか飛び始めたのはピッタリ6時から。ヤマメのライズは18時20分頃。ヘッド&テールで飛び出るヤツを見つけて、CDCカディスを鼻先でスイング。堪らずガバチョと出るヤマメさん。
北関東のヤマメ
釣れたのはまた銀化した9寸ヤマメ。もう光量が足りないからカメラのピンが合わずロクな写真がありません。
カミムラカワゲラの一種
イブニングはヒゲナガとこのカミムラカワゲラのスケーティング合戦。真っ暗なので写真はありませんが、それなりに堪能したイブニング。なので帰宅時間は10時半ごろでゴザイマス。あ〜ぁ、疲れたから明日はしっかり休もうかな、なんて思ったら翌日は4時に目覚めたので、そのまま長野へ釣りへ行ってしまう釣り馬鹿ぶり。その話は次のブログへと続く・・・。

 

ランディングネットよりも大切なものは・・

朝方に見かけたオオクママダラの乱舞を思い出し、とりあえず結んでみた12番のスペントスピナー。これで雑魚は掛かることが無いだろうとフライをペシペシと叩きながらヤマメの反応を探し戦闘開始。一番魚が居そうな適度な流れの場所、急流の脇にできる巻き、どちらも異常なし。ふむ、ならばその上に広がる深さのある淵の肩はどうだろう。こんな場所はきっとカワムツが出るんだろうなといい加減にキャスト。すると一番深い場所から大きな魚体がもんどりうってフライに喰らいついた。マジか!って思った時はすでに遅し。大アワセをし過ぎで見事なアワセ切れ、やっちまった。

こんな話は皆さんにも結構ある事だと思います。

「さっきのはデカかったなぁ。」と悔やみながら、あともう一本だけある同じフライを結び直してその流れの少し上へキャストしてみた。同じことは二度は無いだろうなぁと肩の力を抜いていると、今度は三角波を立ながら流している筋とは全く関係のないところから魚が突進してきてフライを咥え込んだ。ロッドにはズシリと手応えが・・。

同じ場所で二度出てきた事に大慌て、それもロッドをかなり絞り込んでいる銀色のヤツ。ロッドを絞り込む一方で中々上がってこないが、ヤマメだという事は出てきた時の三角頭で確信した。久々に手応えのある大きさに緊張し慎重にやりとりをしていると、そのヤマメは最後の悪あがきなのか流れの肩を乗り越えて下の激流へ突っ走っていった。私は慌ててラインを送り出して対処。さらに周りの葦が邪魔をしているので、それを取り払いながらさらに下流へ下る。

激流は長く続くのでこのまま降りきるのは危険だと思った私は、激しい流れの中に少しだけ緩んだ場所を探し、ランディングを試みることに。ネットを取り出しまだ引きがおさまらない中で強引にランディングしようとしたら、ネットが葦に引っ掛かり私の手から離れてしまった。一瞬の出来事の中で私は流れていくネットを見送り、魚のキャッチを優先する。激しい流れにネット無しでランディングは少し無謀とも思った。さらにはティペットは葦に引っ掛かってしまい今にもヤマメは外れてしまいそうな状態。もうこれは一か八かでランディングするしかない。体制を崩しながらロッドを草むらに放り投げ、その瞬間に弛んだ糸で逃げようとする魚を手でキャッチして陸に向かって放り投げた。その瞬間、私の体はバランスを崩し見事に水中へ。半沈でゴザル。

一本のヤマメに対してその代償は大きいのである。しかし、持つべきものは釣り友ですな。

今回の戒め:ランディングネットよりも大事な尺ヤマメ。持つべき友は下流で狙う友。

スイングの釣り
今週も朝はダブハンを投げては下るキャスティング練習かな。ヒゲナガカワトビケラ、オオクママダラカゲロウ、ウルマーシマトビケラなどの複合ハッチがあるものの、水面は静かなものです。雑魚のアタリさえもありません。この時点で外気温はすでに20℃近く。
本流の流れ
開始時点の水温は13℃。次の場所では釣れちゃう!的なポジティブな気持ちで投げ続けたけれど、雑魚からの魚信もなし。魚のやる気が全く感じられないので前週と同様にヤマメを求めて大移動する事に。最初に目星をつけた移動先のポイントは大人気で3名の先行者。仕方なくその場を離れ、魚の顔見たさに別の川へ移動。
里川
比較的穏やかな流れの川は叩いていけば釣れる筈。同行のH君は下流のポイントを選んだので、私はそこから300mほど歩いて上の流れを釣ることに。すると前述のヤマメが。
ヤマメ
撮影道具のネットがないのでロクな写真がありませんでした。魚を撮す場所が無かったので、私は流れに押されながら浸かった状態で撮影。魚は葦の上へ放り投げたので、撮影前に葦の隙間へ逃げていくヤマメを探すのに一苦労(笑) 余裕の尺超えですが銀毛した個体だったので、最近多い試験放流されているサクラマスの放流ものかと思いました。
油ビレ
油ビレは切られていなかったので、試験放流のサクラマスではないようです。それにしてもコイツのファイトはすごかったなぁ。激流の中へ入った時は半ば諦め気味でしたが、半沈してでもランディングできただけ良かったです。
ヤマメ
日中はとても暑かったので一旦メシを食べて休憩。その後14時半から別の場所で再開し、そこでもさらに大物の珍事があったのですが、話が長くなるのでそれはまた今度。後半はサイズはそこそこに数釣りに。その水中写真を撮っていたら、こんな面白い写真が撮れました。合成じゃないですヨ。
春の訪れ
先週とは違い河原は一気に彩りが増えました。もっと色々な草花が咲いてましたが、緑と艶やかな花を見ていると心が和みます。
ブルックトラウト
そうそう、なぜか後半のイブニング間際にブルックトラウトがヒット。そして同行のH君も尺ヤマメを筆頭に数多くのヤマメをキャッチして大満足。イブニングの釣りはまだ始まったばかり、これからが楽しみ。
釣り友
最後にその後のランディングネットのことを伝えておくと、流れていくネットを見送りながら考えていた事は、探せば何処かに引っ掛かっているか下流にいるH君が回収しているだろうと思ってました。案の定私のネットをぶら下げて彼が帰還。持つべきものは下流にいる釣友です(笑)

皇居のお膝元で出勤前にニジマスと遊ぶ

毎年の事ながら早春の渓流をさまよい歩くとその打率はとても低く、ただ河原を歩きヤマメの影を追い求めているだけで、ライズハンターにはなりきれない日々が続いている。ましてやサクラマスなんぞは更にその100倍困難な訳でして、もはや休日の度にキャス練に出かけている、とでも申しておきましょうか。

そんな訳で魚が恋しいこの頃。昨日の天気予報は私に「さぼっちゃいなよ。」と悪魔の囁きをしていたので、サボるとはいかないにしても少しだけ早起きをして出勤前に釣りへ出かけると事に。行き先は都内のビオトープである弁慶池。この機を逃すとレインボートラウトは死してザリガニの餌になっちゃうから今しかないんです。

弁慶橋ボート場の営業は4月までは朝9時からの営業なので(5月からは7時)、仕事前に与えられた時間は帰路を考えると正味2時間。この時間に魚を仕留めてサッと帰るという寸法です。お店に車を置いて九段下まで歩きで徒歩5-6分。そこから半蔵門線で二駅なので、歩きを含めて20分もあれば着いてしまう釣り場。弁慶池の上には首都高4号線があり、日曜とてサイレンが鳴り響くそれはやかましい釣り場なのであります。

そんな弁慶堀でのレインボートラウトフィッシングはこの暖かさが続くと私の予想ではあと2週間くらいかな? その後はバスの釣り場へとトランジションしていきますので、千代田区でニジマスを釣ってみたい方は、この週末ぐらいまでに出かけてみてくださいな。

今回の戒め:早起きは3本の得

紀尾井タワー方向
土日は混んでいるので前日までにボートの予約を入れておいた方が良いかもしれません。私は8時45分ごろにつきましたが、順番で言うと3番目。時間が短いので慌てて釣りを始めましたが、振り返ればボート場はご覧の通り。写真奥の桜はもう葉桜になり始めました。
弁慶堀(濠)
着いたらその暑さに先ずはフリースを脱ぎ脱ぎ。そしてペットボトルを2本購入して乗船しましたが、30分ほどで一本目を飲み切る勢いの暑さ。ライズがあるかと思いましたが、これだけピーカンだとしないですな。
弁慶堀のレインボートラウト
季節が進んだからギュンギュン引っ張ったほうが釣れるのかと思いましたが前回と同じ。フライを沈ませてステイさせた後に反応があるので、あまり引っ張らない方が良いみたい。タナも相変わらずひとヒロほど。フライはブラックのマラブービーズヘッド。
弁慶堀のニジマス
嬉しいことに私以外にフライフィッシャーマンが二人いらっしゃったので、フライ人口は3名。隣りの方もすぐに釣れてましたヨ。
レインボートラウト
インジケーターへのあたりは10分に一回程度。でもものすごい細かいアタリはもしかしたらブルーギルかもしれません。もう少し暖かくなったら、ブルーギルのドライフライフィッシングを出勤前に楽しんじゃいます。ちなみに早起きは3本の得と書きましたが、バーブレスを使っているので実際は3本掛けてランディングしたのは1本のみです。
クロウダディ
そうそう、私はこのフライがどんな動きをするのかを見に来たんだっけ。ということで、レインボー狙いをやめてフライのスイムテスト。私の予想では金属テールの幅が大きいのでクランクベイトみたいに泳ぐかなと思いました。
クロウダディ
沈んでいく姿勢はフックを上にして尻尾を下にして沈んでいきます。ロッドを大きく煽ってみましたが、この金属テールの効果で左右に振れる事はなかったです。でも、その動きはやっぱり雰囲気はザリガニ。ハサミの部分もフワフワした動きを出してます。このフライは夏になったらこの弁慶堀で活躍してくれるかな?
ダブルバレルポッパー
同じく、その前に巻いたポッパーの動きもチェック。サイズ感はブルーギルと子バスにピッタリ。早く糸トンボが飛び回る季節が来ないかなぁ。弁慶池にいるともはや頭の中はブラックバスのバイトシーンを妄想。渓流魚はもちろん楽しいのですがお手軽な釣りも大好きな私。

タイイングキットのクロウダッドを巻いてバスのフライフィッシングを妄想する

若かりし頃は色々な魚を飼育してましたが、ブラックバスって圧倒的にエビちゃんが好きなんですよ。色々なエサを与えて検証しましたが、カワエビを水槽に入れた時のその興奮度合いは尋常じゃないのです。それを思うとこんなザリガニチックなフライってきっと釣れるんだろうと、妄想が膨らむなぁ。

このフライアイ近くに取り付けられた金属片(シュリンプ&クレイテール)はレッドアイやビーズチェーンと同じ役目で、フックをキール状態に安定させる役目と、着底時の安定感を得るためのもの。

キャスティングするとザリガニの尾っぽの方からスッと水底に向かって沈む。着底してリトリーブする度に泥底をこの金属片で少しかき回して、バックで逃げるザリガニさんを演出。それを見つけたバスが「エビちゃん見っけ!」と突進しバックリ喰うのです。ロッドに伝わるズシリとした重みを想像すると行きたくなるなぁ、バスフィッシング。

ともあれ妄想はこの辺にして前回と同じ様にこのフライタイングキットを巻いて気付いた点と注意点をご紹介。とここまで書いておいてなんですが、フライ業界って圧倒的にトラウト崇拝者が多いので、書いたところでどれぐらいの方が興味があるのかは微妙ですな。

Fish-skull Crawdaddy

フィッシュスカル クロウダディ
このキットでタイングに気をつけることはフライは8本巻けるキットなのですが、圧倒的にワイヤーの長さがギリギリ過ぎます。なので、キットとは別にハーミットでコパーワイヤーを追加しておきます。ボディのフィネスシェニールは2本入っているので、それをあらかじめ均等に4本にカット(計8本)にカットしておく事をお勧めします。ちなみにこのキットを買わなくてもタイイング方法を見て真似て違うものを作るのもアリですよね。
クロウダディの巻き方
先ずはエビちゃんの形をしたクロウダディの表面は適用に自分で絵を描きましょう。そして裏面のこの位置に印をして、その位置にフックを裏から指します。
クロウダディを巻こう
刺すとこんな感じ。バイスにセットすると絵を描いていない裏面が見えてます。そしてシャンクにスレッドを下巻きしましょう。
クロウダディの巻き方
シュリンプ&クレイテールというウェイトを曲がっている部分が上向きになるように巻き留めます。巻いた上には瞬間接着剤を塗って固定しましょう。巻き終えたらスレッドはフックのベンド側(向かって左)に巻きながら移動。
クロウダディ
黒くてわかりづらいですが、フェイクバックテールのブラックをアンテナとして2本巻き止めます。髭は左右に分けて取り付けて、Vの字にセットしましょう。
クロウダディ
アンテナを巻き留めたらその位置にフィネスシェニールを巻き止めます。で、このシェニールは見ていてエリアフライ用にとても良さそうなので、現在USAヘ注文中。来週待つぐらいには届くかと思います。
クロウダディ
このフィネスシェニールをフックシャンクの半分を巻き進め、一旦仮止めします。その仮止めした位置にコパーワイヤーを巻き止めます。ワイヤーを巻き止めたら、さらにフィネスシェニールをシュリンプ&クレイテールが巻き止めてあるアイ付近まで巻き進めます。
クロウダディ
フィネスシェニールをフックシャンク全体に巻き進めるとこんな感じ。それをスレッドで巻き止めて余った部分はカット。今はコパーワイヤーがフックシャンクの中央から生えている感じ。
クロウダディ
フックを逆さまにバイスに留め直します。ロータリーバイスで作っている人はそのままフックを逆さまにしてこの状態にしてください。するとお絵描きした表面が出てきますので、エビの尻尾部分をコパーワイヤーで螺旋状に巻き進めます。スレッド位置まできたらスレッドで巻き止めます。最後にアイの位置でスレッドをウィップフィニッシュし、スレッドをカット。瞬着を着けて完了です。
クロウダディ
正面から見るとこんな感じ。ザリガニの形をしたクロウダディはフェイクスキンなので、乾いても硬くなることはありません。
クロウダディ
フライは一袋で8本巻けます。写真に写ったこのフライの4-5本はフライガチャのアタリとして入れておきますので、実物が欲しい方はガチャガチャで運試しをしてください。このフライの動きをチェックしたいので、本日朝は赤坂見附の弁慶池に持っていってその動きをチェックしてきましたので、その様子は次のブログで。