Winston の新作であるPure2 のインプレッション

ウィンストンのピュアがリリースされたのが2019年ごろで、確かコロナ騒ぎになる少し前だったでしょうか。このモデルも6年の時を経てマイナーチェンジとなり、2025年から名前はピュア2になります。今回そのシリーズのうち5種類をお借りすることができたので、そのインプレッションを書いていこうかと思います。

生粋のウィンストンアクションを継承したということで命名されたピュアシリーズ。ピュア2になったことで目に見えた変化は、まずは長さでしょうか。実はこのロッドが発売される1年以上前に、ウィンストン販売店に向けてアンケートが実施されていて、私はこんな事を要望として書いていたのでした。

「ウィンストンに求めるものはありふれたロッドではなく、こだわりを持ったロッドであること。現在のウィンストンは一般的なフィート(○フィート)とフィートハーフ(○フィート6インチ)のロッドラインナップで、あまりにも一般的な長さでありロッドの長さにこだわりを感じない。他のメーカーや違うモデルとの差別化で僕らの気持ちをくすぐる長さが欲しい。そしてオービスでかつて使っていたようなロッドに愛称名があったら嬉しい。」

とまぁ、言いたいことを書いてみたのです。
その願いが届いたのかどうか分かりませんが今回ピュア2になり、ロッドレングスは9フィートモデルを除き、全てキリの悪い長さにしてきたではありませんか! そう、僕らが求めているものはコレなんですよ(余談ですが、オービスのロッドネームは2025年のスーパーファイングラファイトで復活しました)。

またピュアからピュア2になったことで明らかに変わったと感じるのは4〜5番モデルは以前のピュアよりもバットが細く、よりミディアムアクションになったと感じられます。なのでピュアシリーズとエア2シリーズは明確なロッドアクションの違いがより一層変わりました。このモデルはグラファイトロッドにナノパウダーを入れたハイモディラスグラファイトですが、ボロンがない分だけバットがよりしなやかな感じになります。両モデルを知っている私からするとピュア2はエライ変わったなと思うのですが、今回お借りしたロッドを一つづつ紹介してみましょう。

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Winston Pure2 693/4:6feet 9inch・3weight・4piece
ピュアシリーズの中で一番短いモデル。前作には6フィート6インチがありましたが、それは短い分だけスローでピンピンしたアクションに仕上がってしまっていました。この69モデルは限りなく7フィートに近いこともあって、妙に弾かれる感じの違和感が少なくなったショートロッドといえます。バットが極めて細くロッドは全体の半分ぐらいまで曲がり込みます。また、短さも手伝って誰が持っても「竿を持っている感覚がないね。」と言われるくらい軽い(実際にはロッドバランスが優れている)ロッドになっています。
Fine:短すぎず長すぎず、この微妙な69の長さがアキュラシーの精度を上げている感じで、ショートレンジでのキビキビしたテンポよいアプローチが、フライをプレゼンテーションしていて楽しくなります。
Weak:以前よりもバットが細く全体にしなやかな印象なので、10メートル程度のミドルレンジになった途端にアキュラシー(正確な投射)が落ちてしまう感は否めない。ロングレンジに至ってはロッドがグッと曲がり込んでしまうので15m以上のキャスティングには全くもって向いていないでしょう。

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Winston Pure2 793/4:7feet 9inch・3weight・4piece
もしこのピュアシリーズの中でヤマメを専門に狙う一本を選ぶとすればこれ一択と言って良いでしょう。ある程度のメンディングや細いティペットを使った時のアワセの衝撃の吸収力。以前の763/4よりも少ししなやかで、8フィートよりのアクションといえます。
Fine:69よりもゆったりと振れてアキュラシー性能を損なわないギリギリの長さ極めた感があります。何よりも短いレンジでもロッドが硬く感じることはなく、柔らかすぎない程よい硬さは、メンディングする時にも違和感を感じません。実際に朝霞ガーデンで実釣をしたところ、広場でキャスティングした時の柔らかさはあまり感じず、短い距離でも割とグラファイトらしい張りを残した腰があります
Weak:このロッドに求めるものはショート〜ミドルレンジのアキュラシー性能とトリックキャストのしやすさですから、明らかにドライフライフィッシング専用であります。よってニンフを使うなんてもってのほか(個人的な見解)、常にライズ待ちを楽しみにしている人のロッドですから、遠投はエア2に任せましょう。

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Winston Pure2 834/4:8feet 3inch・4weight・4piece
ピュアシリーズの中で一番の万能ロッドとして使えそうなのがこのモデル。私はこのロッドを注文しました(皆さんが優先なので、私は3月後半に購入予定)。4番ロッドに必要な、ある程度の大きなフライのデリバリー性能、あるいはコントロールを犠牲にしない長さがこのロッドの魅力だと感じました。
Fine:以前のピュアよりもバットが細く全体の半分ぐらいまで曲がり込み、ロッド全体のしなやかさを感じる。渓流での万能性を求めたらこれであり、かといってキビキビしすぎていない。ベンドカーブは私のお好みであります。
Weak:いつもならば4番ならば楽勝でフルラインが出るでしょうと思ったけれど、思いの外しなやかで30ヤードラインをフルキャストするのは少し難しいです。もっともフルラインで挑む釣りをお望みであればエア2・864/4をお勧めします。ちなみにこのロッドも朝霞ガーデンで実釣してみましたが、実釣の距離になるとわりかし硬く感じますが、エア2の864/4ほどの張りは感じません。

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Winston Pure2 835/4:8feet 3inch・5weight・4piece
5番でこの長さ。よくぞ出してくれましたというモデルで、ウィンストンのキャプションにはビーバーヘッド・リバー用と書かれてある点に極めて惹かれました。ビーバーヘッドリバーはウインストンの故郷であるモンタナ州ツインブリッジに流れる川で、ブラウントラウトが有名な川。川幅はそれほどなく両岸のバンクにピンポイントにホッパーパターンを打ち込んでいく、まさしくそんな感じ。このロッドはビーバーヘッドスペシャルと呼びましょう。
Fine:日本では小規模な河川なのに40センチ以上の大物が出る可能性がある河川用。例えば北海道に流れる某河川なんて、ビーバーヘッドリバーに近い感じなので、そのままこのロッドが活躍してくれる事でしょう。またボートで川下りしながらのピンポイント打ち。あるいはトラウトに拘らずフローターフィッシングで小物狙いという設定でも面白いかもしれまん(トラウト以外は邪道かな?・・)。
Weak:ロッド全体の曲はミディアムファーストといったところ。アキュラシー性能が際立っている反面ロッドの長さが83と短いので、ロングディスタンスにはそれほど向きません。シチュエーションが限定されるので番人向きのロッドとはいえないでしょう。

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Winston Pure2 905/4:9feet・5weight・4piece
以前のピュア905/4はエア2と明確な差がなかったので2本を同時に振り比べて始めてそのロッドの違いがわかるといった微妙な違いでしたが、今回は全く別物。エア2はボロンバットがあるので一定以上はバットが曲がり込んでこないのですが、このピュア2はバットが以前よりも細く大きな負荷を掛けるとその分だけバットも曲がります。ボロンがない分だけ伝統的なウィンストンアクションの継承モデルともいえます。
Fine:ショート〜ミドルレンジまでのアキュラシー性能が高く、ロッドバランスの良さからその重さを感じさせません。エア2と比べるとミディアムファーストで、ロッドを介してフライラインをしっかりとロードしてくれる感じがします。バットがカチカチでピンピンするロッドが嫌だという方にはこのロッドはかなりお勧めです。ウェットには特にお勧めできます。
Weak:9フィート5番となるとディスタンス性能を求めたくなりますが、エア2の9フィート5番の楽チンなキャスタビリティからすると、フルキャストするには少々レベルが高い人向け。エア2とピュア2を天秤にかけた場合、距離が必要ならばエア2、魚との駆け引きをより明確に楽しみたい曲がるロッドならばピュア2でしょうか。

という訳でこれ以上長々と書いてもしょうがないのですが、各写真に追記事項を付記しておきます。

ウィンストン ピュア2
ウィンストンのピュア2は全8ラインナップ。エア2と明確な違いは、9フィートモデル以外は長さが被らない点。選ぶ上でも分かりやすいです。またグリップ長がエア2よりも若干短いのは以前と同じ。ウィンストンはモデルが変わっても見た目は全部一緒なので、モデルが古くなってしまっても、古く見えないのが良い点でもあります。
ピュア2693-4
ピュア2 693-4とオービスCFO IIIのコンビネーション。ラインはエアフロ リッジ2.0 ユニバーサル WF3F。エア2よりも半インチグリップが短いことで日本人向きであり、リールをつけた時のバランスも良くなっています。
Pure 2 834-4
ピュア2 834-4と今は無きロスリールのエボリューション。ラインはSAのマスタリートラウトだったかな? グラウンドで振っている時はかなり柔らかいロッドだと思ったけれど、実釣ではそれほど柔らかさを感じず一般的な硬さだという事がわかった。キャス練と実釣では受ける感覚はかなり変わるのです。
WInston Pure2 835-4
ピュア2 835-4とマーキス5のコンビネーション。ショートレンジでキビキビとアキュラシーを決めていくモデル。このロッドを持ってビーバーヘッドリバーへ行きたいなぁ。このモデル以外にもロッドの愛称が欲しいですね。
Pure2 835-4
ピュア2 905-4のベンドカーブ。エア2と比べるとロッド中央から大きく曲がっている事がよくわかる。ただこれ以上負荷をかけても、それほどバットは曲がり込んでこない。全体には柔らかく感じるけれど、ボロンの入っているエア2と比べているから、そう感じるのかもしれない。
Winston Pure2
自分のリールを持ってきた方は自分のリールでその雰囲気を楽しんでいただいた試投会。ピュア2は大河川を除く小規模河川のフライフィッシング専用として作られたモデルという事が、その長さとしなやかさからもわかる。
ピュア2
ピュア763/4とピュア2 793/4の振り比べ。すでにピュア763/4を持っている人はピュア2・793/4は大きな違いはないので買い換える必要な無いかも。写真ではわかりづらいかもしれませんが、長いピュア2 793/4の方がバットが細いでしょう?
ピュア2 793-4
ピュア2 793-4でレインボートラウト25センチ程を掛けるとこれくらいの曲がり。ミッジ22番にティペット8Xで遊ばせていただきました。

 

バレンタインデーの夜に人妻からチョコを貰う横浜ナイト・シーバスフィッシング

TVドラマやアニメでイケメン男子が山盛りのバレンタインチョコレートを貰うシーンがよくありますが、身の回りにそんな人っていた事がないので現実にそんな事ってあるんですかねぇ。他人様にチョコなんて貰った記憶なんてほぼ無い私ですが、小学2年生の頃だったかな、クラスの男子を数名を並ばせて不二家のハートチョコレートを配った子から貰ったこと位しか記憶がない・・。ま、呑兵衛の私にはチョコなんて物は無縁なのであります。

最近のシーバスフィッシングは自身がボート予約することは少なくなり、「一緒に来ませんか?」と誘われるボートに便乗するのが多くなったのですが、先だっての金曜日の夜もそんな感じで誘われて横浜の夜へと繰り出したのでありました。

「昨日は寒波爆風だったから出船なんてしなかったのでしょう?」と、シークロのリュウちゃんに尋ねると、風をものともせず出船したそうで、そんな中でもよく釣れたと言うお話。僕らは穏やか風の中で出船したので、今宵は楽勝のフライフィッシングかと思いましたが、釣りを始めた途端に同じく爆風です。しかしながらお魚はどのポイントにもおり、満遍なく釣れる状態。風の冷たさを感じながらも私は適当に釣った所で、皆さんの釣りを見物していました。

ひとしきりシーバスフィッシングを楽しんでまどろんだ頃、ご夫婦の奥様から渡されたチョコレート。そこで今宵がバレンタインデーだと言うことにはじめて気付いたのであります。するとリュウちゃんが一言。

「おぉ、人妻からバレンタインデーのチョコレートを貰った!」

人妻という表現にオトコはつい妙な気分になってしまうのですが、なんか久しぶりに貰ったチョコレートを食べたら、空っぽだった胃袋と心がほんのりと温かくなった夜でした。

そんなシーバスナイトは以下の通り。お暇な方はお付き合いください。

EPミノーならぬ、SAAPミノー
来週にはEPファイバーは入ってくると思うのだけれど、マテリアルがどんどん値上がりしているので、国産のSAAPフロートビズで巻いてみたSAAPミノー。ファイバーの長さの関係があって全長は9センチが最大。でもEPミノーと遜色なく巻けることが確認できた。ということで、この1本を持ってシーバスフィッシングに参戦。
バチゴカイ
シークロの出船場所であるDマリーナへ行くと、桟橋の周りにはたくさんのバチゴカイ。バチシーズン到来ですなぁ。
シークロ
実際には各ポイントにはまだバチ抜けはしておらず、普通にミノーを喰っている様。ポイントはタンカー裏、桟橋のライト、温排水周りなど。どのポイントもお魚は満遍なくいました。ただサイズは慣らしたように40センチ大ばかり。
横浜のシーバス
一本だけ巻いてきたSAAPミノーはご覧の通り丸呑み。ベイトサイズがあっていたのかな。
カタクチイワシ
シーバスが吐き出したのはカタクチイワシ。大きさは7センチ前後といったところ。バチゲロ(バチを食べている時に吐かれる汚いドロドロのもの)は吐かなかったので、実際にはバチ抜けはこれからなんでしょう。
シーバス
今回は数にしたら3人で相当数釣ったのですが、サイズは慣らして同じ。今回はヒラスズキは1本も混じりませんでした。フライはこの一本だけで釣り通したのは、灯りの乏しい状態で老眼鏡無しだと交換するのが面倒だという事・・。
工場夜景
横浜夜景は工場から立ち昇る煙とライトアップされた無機質な工場の前で、シーバスフィッシングが繰り広げられます。煙の角度で風の強さがわかりますヨ。
チョコ
「はい、チョコレート。」と手渡されたチョコボール。普段は甘いものをあまり食べない私ですが、釣りの時は疲れているのでチョコをよく食べます。夜飯をほとんど食べずに出船したので、チョコがお腹に染み渡りました。
シーバス
夫婦でダブルヒットという場面は幾度となくある位、沢山釣れた横浜ナイト。次回はおかずを釣りにメバルでも狙いましょう!

昔を思い出して東山湖フィッシングエリアへ久しぶりに行った件

間も無く長野県の一部渓流が解禁しますが、寒波の影響で各地に雪が残っていそうなので、今月は大人しくしていようかなと思う私。かといって家でじっとできる筈もありません。現在、釣りができる場所といえば本栖湖ですが、周辺の道路はバリバリに凍っているだろうからノーマルタイヤの私には本栖湖詣は無理でしょう。考えた挙句、今週はまだ紹介していない管釣りでも行こうかなと、東山湖へ行くことに決めたのでした。

私の管理釣り史はフライフィッシングでは加賀フィッシングエリアがスタートだったと思うのですが、ルアーとフライを主軸とした管釣りは1970年代後半にはまだ少なく、1980年代前半になってようやく東山湖が加わったと記憶してます。当時の私は二輪の免許しか持っていなかったので、東山湖へ行くにしても釣り仲間と一緒に電車を乗り継いで行っていたのでした。

新宿からロマンスカーに乗り、小田急線は松田からJRに乗り入れて御殿場まで。そこからタクシーに乗って現場へ着くのが9時頃だったかな。初期の東山湖の湖岸は全面コンクリートではなく一部が護岸で朝早くに着くと湖は結氷しており、ある程度時間が経たないと釣りにならないので、電車釣行で丁度良いと感じてました。

ある時は帰りの電車がストップしてしまったため、タクシーで御殿場駅から金時山を越えて小田急小田原線まで行ったハプニングや、ロマンスカーの車内販売で変なお土産物(「赤ベコいかがですか〜?」と言いながら赤ベコを売っていた・・)を見つけては、売子さんをからかっていたのが懐かしい思い出です。そういえば、車内では酒盛りし過ぎて着く頃にはベロベロだった事もあったなぁ・・。

1990年代に入った頃に箱根へ向かう138号線バイパスが東山湖の真横に開通し、その頃には芦ノ湖へ向かう道すがらに東山湖の様子を車から眺め見るだけになり、あまり訪れる事はありませんでした。そう考えるとここへ訪れるのは何年振りなのだろうかと思うほど久しぶりの釣行。

さて、そんな東山湖の最初の頃と今を比べるフライフィッシング。昔話を交えながら昨日の釣りのお話をしてみます。お暇な方はお付き合いくださいまし。
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東山湖フィッシングエリア(https://www.higashiyamako.com)
住所:〒412-0024 静岡県御殿場市東山1077
TEL:0550-82-2161
主なルール:ソフトルアー、ワームの禁止・引っ掛け釣り禁止

東山湖
昔からある管理釣り場は、めんどくさい細かなルールが無いのがとても嬉しい。ルアーでトレーラーも有り(フックを外しティペットを付け、その先にフライを付ける、要はルアーはオモリと集魚の役目)、フェザージグも有り。ソフトルアーの擬似餌以外は他の人の迷惑にならない限り、なんでも有りなのは初心者に優しいルール。一昔前のこと、ある管釣りで「ルール説明を読んでから釣りを始めてください。」と取材時に言われた事があるけれど、そのルール説明があまりにも細か過ぎて閉口した事がある。オーナーの理想を追い求めるとそうなるのだろうけれど、ルールはシンプルでわかり易い方が良いと私は思う。写真は東山湖の管理棟。
東山湖の入漁証
ライセンスは頂いた針金に挟んでシールを閉じる方式。そう、この方式は早戸川と一緒なのは、どちらも経営が相模漁業(株)なのでアリマス。例えるならば、リヴァスポット早戸川が数釣りの管釣りならば、東山湖はバラエティに富んだ魚種と大型魚狙いの場所。80年代の僕らは二刀流で、ルアーではラパラやブラウニーのミノープラグを使ってブラウントラウト狙い。フライはシンキングラインを使ってレインボートラウトの数釣りを楽しんでいました。
東山湖の桟橋
東山湖にはTの字型の桟橋があり、湖岸はバックスペースがないのでスペイキャスト中心。桟橋上がシングルハンドの釣りが主になります。写真は箱根側に伸びる桟橋左。先端は東山湖の中で一番の遠浅。昔はミノーイングを楽しむ人はこちらの岸際でルアーを投げてましたが、今は鵜のコロニーと化しています。そのため釣り人は少なめ。
東山湖のポイント
桟橋左から見る御殿場側に伸びる桟橋。写真一番奥から少し右手に排水口があり、そちら側に水が動く為、御殿場側の桟橋が昔から人気。桟橋真下の水深が大体4m弱あり、水温が上がらない冬の午前中は、トラウトはほとんど底ベタにいます。陽が上がると共に動き出し15時半ごろでそのピークが過ぎます。T桟橋の根本とその横棒の付け根が人気のポイント。初心者の子供たちはルアーロッドにウキを付けてその先にはフライという釣り方をしてました。子供は釣れてナンボ、それで良いんです。
レインボートラウト
とりあえず空いている場所に入った僕らの午前中はほぼな〜んもアタリがないまま時間が過ぎました。正面に投げても釣れないので、桟橋下を狙ったらフライラインを引っ張り込むほどのアタリがあり。上がってきたのは65センチほどのレインボートラウト。デカ過ぎて写真に写りません。しかしながら、桟橋真下を狙うとキャスティングが無くなるので、私にとってはチットも楽しくない・・。
東山湖
1660年代は水利に恵まれない土地だったので、江戸小舟町の町人「大坂屋長右衛門」ほか4名が小田原藩に東山新田開発を請願し、箱根外輪山の丸岳から流れる寒沢川の清流を引いて貯水池として作られたのが「東山湖」だそう。元総理大臣である岸信介の自邸であった東山旧岸邸はこの近くにある。
フローティングライン
そもそもココへ出掛けるにあたってシンキングラインを用意してきてないし、普段朝霞ガーデンで使っているものをそのまま引っ張り出してきてやった私。フローティングラインで底付近のトラウトを狙うのはインジケーター無しだと、とても難しい。水深があるのでアタリが出にくいしね。
シンキングラインのリトリーブ
一緒に行ったお仲間はインタミラインを使ってコンスタンスに釣果を伸ばします。「全集中、水の呼吸、拾壱ノ型、凪(なぎ)」心の中でこう叫びながら(声に出して言っても良いけれど一寸恥ずかしい・・)、射程に入った魚をユルユルな気持ちで殺気を殺して仕留める釣法。久し振りに鬼滅の話題にしてみましたが、すでに鬼滅ブームは去ったのかな? シューティングヘッドの継ぎ目が入った辺りでアタリがあるので全集中、桟橋周辺の方が魚が濃いみたい。
サクラマス
今回のお魚はあまり小さいサイズは掛からず、25〜70センチ弱までで40センチ平均。僕らはレインボートラウトとサクラマスでしたが、周りでは色々なハイブリット種が釣れてました。特に桟橋下にいる大物をAG9(バグリールアーで言うアップルグリーン)カラーのシンキングミノーでやたらと釣っているルアーマンがいらっしゃいました。
お魚たち
フライはラビットファーを使った比較的ボリュームのあるパターンが中心。オレンジ・クリーム・ヘアーズイヤーカラー・オリーブ系が良かったかな。広々とした場所なので遠投を楽しむ私ですが、実際に釣れるのは桟橋から10m以内なので遠投は必要ありません😆 インジケーターで釣る場合のタナは2.5〜2.7mなので、ランディングが大変。
鵜の宴会場
気がつけば終了時間いっぱいまで楽しんでしまった僕ら。太陽が沈む頃にはその場を去る釣り人と入れ替えに、「待ってました。」とばかりに鵜が飛び立ち湖に降りるのです。「お前ら!ちゃんと入漁証の金を払えよ! それじゃ無銭飲食じゃないか!」と私が罵声を浴びさせたのですが、そんな事お構い無しに、鵜呑みの宴が始まるのでした・・。

祝2025年解禁・予定外の連続だった四国縦断のフライフィッシング旅

先だって年が明けたかと思いきや、早くも1ヶ月が過ぎ今年も早い場所では渓流が解禁しました。例年であれば岐阜県の長良川にて開幕戦を託すのですが、年末に四国の釣友と会った際に四国の一部で2月解禁があり、アメゴ(アマゴ)が釣れる場所があるという。そこで今年の解禁は行ったことのない場所でユルユルな時間を過ごそうと言うことになったのです。

しかしながら何故か宿泊地が高知県。その話をすると長くなるので割愛して話すと、ソルトウォーターフライフィッシングを高知で楽しむ予定は波浪にて全て中止。そのソルト道具が全体の荷物の半分を占めていたので、淡水のタックルはグラスロッド1本のみ。フライボックスは二つとフロータントを1個という最低限のものしか持ってこなかった為に、アメゴの釣りは殊の外難しい釣りと相成りました。

今回は全ての予定が現地で様変わりしたので、夜は日本酒を呑んだくれの旅となり。しかし、そんな珍道中の中で懐かしの釣友に現場でバッタリ会ったり、急に呼び出しても駆けつけてくれる釣友がいたりして、思い出話に花が咲き楽しい時間を過ごす事ができました。

さて、あと一週間もすると今度は長野県の一部が解禁ですな。ここの所の豪雪でそっち方面へ出かけるかはまだペンディングですが、今年も私の釣り旅でどんなハプニングがあるか楽しみです。

そんな今回の珍道中に興味がある方は以下をご覧くださいまし。

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仁淀川(高知県)・冬季あまご釣り場(キャッチ&リリース)
仁淀川漁業協同組合 :https://www.niyodogawa-gyokyo.com
釣期:10/1〜2/末日
日釣り券:¥1,000
主なルール:ルアー、テンカラ、フライのみ
キャッチ&リリース・シングルフック・バーブレス・他
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加茂川(愛媛県)
加茂川漁業協同組合:http://www.kamogawagyokyou.or.jp
釣期:2/1〜9/30
日釣り券:¥2,000
C&R区間内ルール:ルアー、テンカラ、フライのみ
キャッチ&リリース・シングルフック・バーブレス・他
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愛媛県・加茂川
ソルト釣行が中止になったために、当初の釣行予定には入っていなかった愛媛県の加茂川へ。だって高知からの移動距離が100キロ以上で、高速道路移動で1時間半も掛かるんだもの。解禁三日目なので、フライフィッシャーマンでいっぱいでした。現場で杉坂研治さんにお会いし情報をお聞きすると、丁度入れ違いでお帰りになる所でした。C&R区間の前にはこんな案山子が番をしています。
フライフィッシング
解禁三日目にして渋々。寒波到来にて「昨日までは良かったんだけれどねぇ。」と、釣り場あるある。渋いながらも午後になるとライズが少しはじまるも、魚が散っておらずポイントが狭い。なので皆さん譲り合って釣りをされてました。そんな中に私も混ぜて頂きありがとうございました。
アメゴ(アマゴ)
良いポイントを譲ってもらったにも関わらず、掛けてもランディングする前にバレてしまう連続。強風の中柔らかいグラスロッドを使うのは至難でした。フライは22番のミッジ。この翌日は大雪だったので、この日に釣りができてラッキーだったかも。
釣り仲間
ハーミット創世時代に、世捨て人倶楽部なるものを作っていたのですが、その初期に一緒にいたお仲間「抜きゴム」さんに釣り場でバッタリ会った。尤も釣り人の行動なんて皆同じだから、香川在住の彼と会う確率は偶然というより必然なのかもしれません。あだ名が「抜きポン」になった理由は、話すと長いので、知り合いは直接本人に聞いてください。
高知の呑兵衛が集まる場所
高知の毎夜はひろめ市場にて日本酒とカツヲの叩きを堪能。酔った勢いで高知在住の釣り友を呼び出したら、車で2時間かけて来てくれた、ありがたや。次回は一緒にバスのフライフィッシングを楽しもうね。
仁淀川のC&R
仁淀ブルーと言われるほど綺麗な水が流れる仁淀川の上流部はやっぱり山間なので寒い。寒波の強風と相まって陽が当たらない場所は地獄。そしてライズもほとんどなし。色々な場所を見て回ったけれど、お魚がある程度まとまっている場所は1箇所しかなかった。
アマゴ
この寒さじゃライズはほとんどないでしょうなと思いながら狙っていると、ヨレでライズする魚を発見し、同行の釣友がすぐに釣り上げた。それにしても寒く、ラインが凍り始めたらしく、ロッドに当たる音がザラザラ言い始めた。
シムス ヘッドウォータースリングパック
そうそう、新しいヘッドウォーターのスリングパックを使い始めました。使ってみると容量が大きいのでなんでも入る凄さ。おにぎりからパンとボトル2本を収めても釣具を入れる余裕は大変広く、仕切りが大活躍。引っ掛かる要素になるものが少ないのが良いし、トップ部がフラットなのがそこで作業できるのでとても使いやすい。しかし外側にカメラを入れるスペースが欲しかったのでネルエピックのカメラケースをベルト部につけました。難点は飲料ボトルが中になるので、頻繁に取り出すもののスペースは外に欲しかったかな。
アマゴ
釣っている時の体感温度が本栖湖よりも寒く感じる寒波の中、なんとか釣れたアマゴさん。放流ものですが比較的大きく綺麗。
アマゴ
釣りをするよりも寒さが堪えてましたが、あと1本釣れたら止めようと、これを釣って午前中いっぱいで終了。あ〜寒かった。
吾北むささび温泉
仁淀川の釣り場のすぐ近くにこの「吾北むささび温泉」があったので、速攻でこちらへ移動。JAF会員は¥100引きなので、アプリ提示をお忘れなく。温まりますヨ。
名越屋沈下橋
帰りの飛行機まで時間があったので、空港までの道のりを観光することに。これは仁淀川にある名越屋沈下橋。大水が出た時はこのまま沈むので、ガードレールなどがありません。
桂浜
最後は観光客の定番である桂浜が空港から近かったので散策。そこで水族館へ入るつもりでしたが、アカメみたさに¥1,600の入館料はチト高いと思い、¥1,200のアカメのぬいぐるみを買って退散。納得のいくオオニベが釣れた後にアカメを狙おうと決めていたけれど、並行して狙うのもアリかなぁ・・。
アマゴ
かくして私の珍道中は終わりました。今回は滅多に会わない旧友にたくさんあったので「管理人さん、死んじゃうんじゃないの?」と脅されましたが、そんな事が起きない事を願いつつ、今年の渓流シーズン開幕です。

 

 

鯉に恋してスイングするはずが、昭和歌謡のメロディも浮かばず撃沈した件

毎年のことですが、1月のフライフィッシングは何をするかを悩むのです。解禁に向けて管釣りで肩慣らしをするのが一番良いのですが、近所の管釣りは一通りブログで紹介してしまった感があるし、何か新しい企画を考えるにしても年々頭が硬くなっているので、良いアイデアが浮かびません。そんな時は近所の川でコイ狙いかな。そうだ、昨年パンコイ(パンを撒いて鯉を釣る)でのフライフィッシングの他に「ダブハン(スイッチロッド)で鯉のスイングを楽しもうじゃないの。」と提案したのだから、今年はそれをもう少し掘り下げてシングルハンドでより詳しく書こうじゃないのと思い、先だってのお休みはそれを実行するべく、近所の川へ『鯉(恋)のスイング』をしにいくこととなってのです。

はてそれにしても「恋のスイング」って、なんか昔どこかで聞いていたような気がする様な気がしたのでググってみると、やっぱり。1978年に安西マリアさんが歌っているではありませんか。しかし辿り着いたYoutubeで流れる曲は、私には聞き覚えのないものでした(作詞:来生えつこ・作曲:来生たかお)。

そんなことはさておき、恋、いや鯉のお話・・。

今回は誰でも楽しめる様にとシングルハンドでウェットフィッシングを練習する材料として、鯉のスイングフィッシングをここで紹介したいと思います。というか、その予定だったのです。

午前中のユルユルな時間帯に現地へ到着。さて始めようかと思ったら、前日に巻いたフライを自宅に忘れてきました。渋滞に捕まりここまでようやく辿り着いたというのに、自宅まで往復する羽目に、あ〜ぁ。往復数時間を費やしヒップウェーダーを履いていざ鯉のスイングを開始したのは午後一番のこと。

今回用意したフライは大きめのMSCフライみたいなものなのですが、それをドロッパーに結び、リードフライにはそれよりも若干小さいホワイトカラーを結んで、川幅いっぱいをスイングしていきます。

比較的開けた場所でスイングを開始。ダウンクロスで川幅いっぱいに斜め下流へキャストしてスイングするのですが、恋(鯉)の気配が全くないのです。何かおかしいと感じた私は一旦河岸に上がり、高い場所からコイを探したのですが、全然見当たらず。いつもならばそこらじゅうに見える筈の鯉ですが、200mほどの区間で2本しか見つけられず。

スタートが午後だったので、太陽光の角度の加減で見えないのかもと思い、一旦スイングのシステムをしまい、近くのスーパーでパンを買ってパンを撒き、魚が多くいる場所を確認してから再スタートしようと試みました。

しかしです。購入してきたパンで浮いた鯉はわずか3〜4本のみで、一度浮いた鯉はその後はすぐに沈んでしまい二度と浮かず、撒いたパンはただ下流へ流れていくだけ。結果、持っていた一斤のパンはものの数時間で全て撒き切ってしまい、何事もなくただ立ち尽くすだけとなってしまいました。

今年ももはや1ヶ月が過ぎようとしているのに、この私は管釣り以外では何も釣れてないという丸坊主状態・・。今年の釣りが危ぶまれます。

都会の川
1月後半という事もあるのですが、コイのスイングを開始した時間は午後一番なのに私の影はこんなにも伸びています。スイングしやすく真っ直ぐになったのは良いのですが、水深が浅すぎて鯉の付き場が少なくなったせいかもしれません。
恋のスイング
フライはウェイトをしっかり巻いた6〜8番フックのMSCタイプ。ダビング材には細かなラバーが混ぜました。ティペットは3Xでドロッパーからリードフライまでの距離は60センチ。と説明しても、今回は何事もなく時間が過ぎました・・。
パン
今回の原因の一つとして考えられるのは、いつもはパスコの超塾を撒いているのだけれど、セールになっていた40円安いヤマザキのロイヤルブレッドを撒いたので、鯉が拗ねたのかもしれません・・・。
パンの角切り
いつも購入するのは6枚切りで、パンフライの大きさに合わせたサイズにカットします。少し風に当てて乾かすと良い感じのチャム(コマセ)になります。一回に巻く量は6〜7個で、魚が浮いたら少なめに、そして定期的に撒いて魚を定着させるのです。しかし、今回は一度浮いた鯉が連続してパンを捕食しないのです。何か調子でも悪いのかな。それとも「超塾じゃないや。」と一度食べてやめてしまうのか。もっとも鯉の個体が激減しているように感じます。
シングルスペイ
パンを撒き切ってなす術が無くなった私ですが、悔しいので暗くなるまでスイングを続けたものの、今回はコツンともアタる事もなく終了しました。身近に楽しめる鯉のフライフィッシングでずが、やっぱり坊主になるとショックですなぁ・・。ちなみに瀬にはボラの大群がおり、それ以外にオイカワがライズしてました・・。

 

ユルユルな釣りへ出掛けたけれど癒されず寒かった件

時は止まることを知らず、あっという間に時間は過ぎていきます。2月になれば渓流が解禁する地域が出てくるので、フライが少ない私はタイイングに専念しなければいけない時期なのです。とはいうものの、釣りばかり行っているので一向にフライが増えないんですけれどね。

1/8にブログを更新してから何も書いていませんが、何もしていない様で釣りは色々な管釣りへ行ってました。しかしまぁ特に企画を考えて釣りをして無かったので、ブログを書く気分にもなれず今に至るというわけです。

とりあえず解禁に向けて私のエンジンが掛かるまで、もう少しだけユルユルな釣りを楽しみたいので、今週は今まで行った事が無い静岡県の松川湖へ出掛けてきました。この湖は昔からレインボートラウトとサツキマスが釣れることは知っていたのですが、訪れた人たちの反応はなんとも煮え切らない回答が多かったので、敬遠していた次第。まぁとりあえず新しい事をやってみようと珍しく重い腰を上げて出掛けたのであります。

松川湖は静岡県伊東市にあるダム湖で、近くには大見川水系の地蔵堂川や冷川があるので、3月を過ぎたらこの辺でアマゴを狙うことはあるのですが、この時期に3時間掛けて来るのは初めてです。渓流解禁までの釣りとしての釣り場と考えた場合、私的には本栖湖と天秤にかけてしまうので、どっちへ行くかというとやっぱりその利便性とロケーションで本栖湖を選んでしまうのです。よって松川湖はアクセスが良い方が訪れる場所となるのかな。

今回訪れてみてもう一つ思うことは、ルールが非常に細かいということ。初めて訪れる方はそのルールをよく確認してフライフィッシングを行わなくはならない点と、ダム湖なのでフライキャスティングができるポイントが少ないのが難点だと思います。

さて、お暇な方は以下をご覧くださいまし。


松川湖 (奥野ダム)(伊東市松川漁協・静岡県伊東市)
解禁:2/1〜1/31(通年解禁)
入漁料:¥1,000

主なルール
● 釣り方はルアー・フライ・テンカラのみ
● バーブレスフックの使用
● ウェーディング禁止
● シングルハンドロッドは10フィートまで(テンカラは3.9m以内)
● ダブルハンドは指定区域のみ可能(要確認)
● ミッジのフライフィッシングは指定区域のみ可能(要確認)
● インジケーターは2センチ以下(直径8mm以下)まで使用可能
● ワーム禁止
● 制限尾数 5尾(12cm以下捕獲不可)
● 季節により一部釣りができない場所がある(要確認)
● 鉛の使用不可(代用品は可能)
● 釣りは日の出から日没まで(夜釣り禁止)

松川湖(奥野ダム)
伊豆半島の真ん中ら辺に位置する松川湖は伊東市にある。伊豆半島の南部にある河津川へ出掛ける事はあるが、この辺で釣りをする時は大抵冷川か地蔵堂川でアマゴを釣っている私。昔からレインボートラウトが釣れることは知っていたけれど、あまり話題にならないのでずっとパスしていた場所です。
奥野エコーブリッジ
着いて思ったことは、雰囲気はバスフィッシング。でもここでは入漁証を買ったとしても、バスフィッシングは禁止です。釣りものはレンボートラウトになります。そしてこの吊り橋から上流は落合川に繋がるインレット。ココはルールに何も書いてないので、ミッジのドライフライフィッシングは出来るのかな?(要確認)ちなみに入漁証はつりチケで購入できますが、この橋の一つ上にある橋のたもとにある漁協が設置した釣り券自動販売機(すぐ近くです)がありますので、そちらで購入することができます。
奥野ダム
この場所は湖の西側の面(A地区)で、04/01~05/31の9時~16時は危険回避指定箇所として指定時間内禁漁になる場所。釣る場所によって細かなルールが沢山あるので、事前チェクが大変・・。しかし、真夏以外は毎月100キロ放流しているみたいなので、お魚はいる様です。
松川湖の地図
ざっくり言うと、ダブルハンドの釣りはこの地図のC地区しかできません。そしてウェーディングができません。A地区は観光シーズンの時間指定内は禁漁。E地区はミッジのフライフィッシングが出来ないと言うことです。そもそもダム湖なので平常水位だとバックスペースがある場所がほとんどないので、フライフィッシングを許可されているものの、釣り場所は少ないので混雑するであろう土日は、ポイント探しがちょっと大変かもしれません。
松川湖
マッキーと私はフィッシングルールを読み込んできたつもりでしたが、放流場所であるスロープ前でダブハンを振っていたら、ダブハンはC地区のみだと親切にして頂いた釣り人に指摘されたので、シングルハンドルースニングの釣りにすぐ切り替えました。
松川湖
まぁ色々やっていればそのうち反応があるでしょうと、マッキーと横並びでやってました。ウェーダーを履いてないので、膝から太ももがとても冷えてしまい、本栖湖よりも寒さを感じる状態。ずっと体を動かしながらキャスティングを続けましたが、お昼を過ぎても魚っけが何も無し。しかし、自分達のいる場所から200mくらい先にしきりに鵜が出入りしているので、もしかしてそこかも?と思い、場所を移動することに。
松川湖
小さなワンドはバックキャストの距離が取れず、仕方なくめいいっぱいのロールキャスト。キャスト開始してすぐにアタリがありヒット。マッキーと私は小さな流れ込みを挟んで釣りをしていたので、マッキーがランディングのサポートにまわる事ができず、私はトラインアングルネットをアタフタと広げている時にずっこけて、ティペットが切れてしまいました。残念・・。
松川湖
魚が掛かった事でやる気をだした二人だったのですが、その後日没までキャストし続けて何の反応もありませんでした。と言うことでオデコに終わりました、チャンチャン。その後、冷え切った体を温めたくてラーメン屋を求め彷徨った僕ら。二人の意見は僕らには本栖湖の方がお似合いだねって事でした。正直ここはルアー向きの釣り場。もし釣りプランを組み立てるのであれば、渓流解禁時に濁って釣りができないなどの時の逃げ場所として使うかも?です。

祝2025年・今年は何を狙おうか考えている間に彷徨った北関東(栃木)

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

早くも一週間を過ぎた2025年ですが、昨年は何一つ釣りで成果が残せななかった私。そんな塩梅だったので、今年は大きな抱負でも述べようかと思いましたが、やめました。まぁ、気持ちを高く持つことは良いことですが、昨年は気持ちだけが先走ってなんか楽しんでない気がした年だったので、今年のテーマは「ユルユル」かな? もちろん毎年通っている大物狙いは別として、それ以外の釣りで皆さんにユルユルと楽しい情報を届けられたらと思っています。

さて、ジジイになって思うことは正月って何もやる事が無いんです。年末の紅白を見ても歌っている人が誰かも分からず、何一つ盛り上がりませんでした。一昔前の正月なら朝からTVをつけっぱなしにして、日本酒をチビチビ呑みながら過ごしていたのですが、今のTVは豪華さはない上に楽しめる番組が何も無いんです。15分も見ていると似たようなお笑い芸人ばかりで固められた正月番組に飽き飽き。結果何してもつまらないので体力作りにと元旦から河川敷の階段を上がり下りしながら、15キロ以上も歩いてしまいました。その翌日はさらにやる事がなくなったので、二日目にして朝霞ガーデンで釣りをする始末。しかしその朝霞ガーデンには私みたいな人で溢れかえっているのですよ。

そして昨日は火曜日で、私のお休みの日。まだエンジンが掛かっていない私は、大体あるものだけでなんとか釣りをしようと考える。前日には雨がしこたま降ったので、本栖湖路はアイスバーンになっているだろうから却下。ここは行き当たりばったりのユルユルな釣りをしようと、適当な時間に車を北関東へと向けたのでした。

着いたその先は、このブログで紹介していなかった鬼怒川漁協が経営する「鬼怒川フィッシングエリア」だったのですが、なんとお休み・・。家から100キロも走ってきたので、仕方なく近所にある別の管釣りを探したのですが、そこがさらに50キロ移動というドライブに。着いたその場所には水溜まりのような大きさの池があり高額な一日料金だったので釣りをせず、そそくさと帰る事になってしまいました。

という事で今回は釣りの写真は無し。しかしこのまま空手で帰るのはつまらないので、毎年3月からは北関東の住民みたいな私を奮い立たせる為に、帰り道は今年の渓流を渓流を見廻り今年の解禁を妄想しましたとさ。お暇な方は「ああ、この川知ってる!」なんてツッコミながら、解禁までのひと時を一緒に楽しみましょう。

鬼怒川フィッシングエリア
休み明けでガラガラだと喜んでいたら、駐車場に車が無いのは定休日だったからです、ガックシ。高速を使わなくてヨカッタよ。しかしここからが大変。まだお昼前だから午後だけ遊べる管釣りはないかと、考えてネットで適当に検索。行ったことのない管釣りの名前を見つけ、細かくチェックせずにそのままゴー。するとその管釣りは、例えるならばホント水溜まりみたい・・。キャストしたら対岸のルアーの方を釣ってしまうくらい小さい。半日券の設定もなく高額だったので諦めました。ま遠くまで来たのでここからは川を見ながらドライブ。
北関東の川
この川で釣りをする人は少ないかな。上流部へ行く元気がある人にはパラダイスが待っていますが、車止めから徒歩でポイントまで4時間コース。最近入渓してませんでしたが、今年は入ってみようかな。
北関東の川
地元民のイブニングポイントになるこの川。点在する石は工事によって再編成されたもので、なんか不自然。ダムの水が冷たいので、ココは4月半ば以降の釣り場かな。
北関東の河原
いろいろな川を見ていたら、河原にこんなものが。なんかのお祭りの儀式なのかな? 知っている方がいたら、こっそり教えてください。子供達がミミズを付けてカワムツを釣ってました。
北関東の川
本流の上流部へ行こうとも思いましたが、バリバリに凍ってそうなのでやめました。遠くに見えるのは三本槍岳かな?
北関東の川
上流から40キロ移動し本流へ。最近行ってなかったポイントが良い感じのランになってました。かつてはこのちょっと上流で解禁当初は銀ピカの戻りヤマメをドライで狙ってましたが、最近はライズがほとんどありません。
雑草の種
いろいろな所を藪漕ぎしたので、フリースは雑草の種だらけ。ウェーダー持ってきていれば、本流の雑魚釣りを楽しめたのになぁ、ちょっと後悔・・。
北関東の川
本流をさらに20キロほど下るとこんな和船がたくさんあります。ここ5〜6年、下流部の釣りは魚信が皆無になってしまったので、今年はどうしようかなぁと考えてしまいます。
とちおとめ
という事で帰りも下道で3時間ほど掛けて家に帰って来た訳ですが、手ぶらだと寂しいので、お土産にイチゴを買って帰りました。甘酸っぱくて美味かった〜。
エコモード
「目指せリッター30km!」を掲げていますが、冬場は暖房を使うので、ちょっと無理。夏場でも伸びて29kmくらいですが、平均時速が60〜70kmでずっと走りっぱなしだったら行けそうな感じ。しかし、最終的に都内の信号で下がってしまうんですよ。ちなみに林道に入ったので、車の両側は雑草に痛めつけられ、早くも傷だらけになりました。今回の走行距離はざっと400キロ。

坂本龍一を偲んで船上のメリークリスマス(シークロにて)

私はYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)世代でして、私が若い頃にリリースされたアルバム、「SOLID STATE SURVIVOR』に収録されたライディーンテクノポリスが流行ってました(当時タケノコ族がこの曲で踊ってましたヨ)。その後にサードシングルである「増殖」の要所に挟まるスネークマンショーのパロディにもハマりましたなぁ。

いまだに色褪せないYMOのメロディですが、昨年にフライフィッシャーマンであった高橋ユキヒロさんが亡くなり、それを追うかの様に坂本龍一さんも逝ってしまった事は悲しい限り。私の車のBGMは未だに若かりし頃のものから変わってないので、車から流れるYMOの曲を聴きながらふと思い、タイトルにあるスネークマンショーの様なパロディ企画を先月から考えていたのであります。まぁ、この歳になるとクリスマスは暇なので、たまには弾けてみたくなった訳ですな。

ノリノリの私に賛同して頂いたお仲間と、シークロのリュウちゃんを巻き込んだ今回のシーバスフィッシングは、「クリスマスっぽいフライを巻いてそれでシーバスを釣り、全員が釣れたらケーキを食べながら船上(戦場)のクリスマスをしちゃおう!」というもの。

こんなおお馬鹿な企画に付き合っていただいた釣り仲間とシークロに感謝いたします。昨日の様子は以下のような感じでした。お暇な方はぜひお付き合いくださいまし・・。ハーミットはこれからも遊び心を忘れずにフライフィッシングを楽しんでまいります。

シーバスフライ
今回の企画の為にそれぞれが巻いてきたクリスマスフライ。一番活躍したのは左にあるノッポさんの様なサンタクロースのフローティングミノー。赤白のパターンはやっぱりシーバスはお好きな様です。右上の私が巻いたパターンは見た目重視なので、結果的にクリスマスカラーのゾンカーを中心に実釣。右下のトナカイとサンタはジョイント式。今回は大きいトップへの反応は無いと判断し、このフライは後日別の機会に使う事となりました。
シークロのリュウちゃん
「フォ、フォ、フォ〜! メリークリスマス!」と現れたサンタさん。今日は僕らに60アップのシーバスをプレゼントしてくれるでしょうか? クリスマスイブの夜なだけに期待が膨らみます。
シーバスフィッシング
今回は全員コスプレにての参加。気心知れた仲間だけなので羞恥心はありません😆
トナカイがシーバスを釣る
「全員が釣れないと、ケーキは抜きですからね!」と私が言うと、トナカイさんはいきなり一投目からヒット。今宵はシーバスもクリスマスの演出をしてくれる様です。
サンタガール
サンタガールはそれに続けと直ぐにシーバスをゲット。本当は赤い衣装に身を包んでいるのですが、あまりの寒さに上着を着込み過ぎて見えません。
シーバス
今回のシーバスは僕らの気持ちを汲んでか各所で良型がヒットし、場所によっては入れ食い状態。フライなんて交換する暇もありませんでした。サイズは40〜70センチ弱までで、全員二桁以上は釣ったかな。
横浜の夜
クリスマスイブだから街の灯りはクリスマスカラーに染まるのかと思いきや、横浜の夜はいつもと変わらない景色が広がっていました。
シークロの船上
全員が沢山シーバスを釣ったところで、船上のクリスマス・パーティが始まりました。リュウちゃんサンタも美味しそうにショートケーキを頬張っています。それにしてもリュウちゃんのサンタ姿は似合いすぎ。来年も同じ企画をやるのであれば、3ヶ月前から髭を伸ばしてもらわないとね。
フローティングミノー
サンタクロースのフローティングミノー(左)は釣れ過ぎて見るも無惨な姿に・・。その後二番手に登場したのはトナカイのフローティングミノー(右)。オレンジの角が良い具合に引き波を立てていました。
メリークリスマスな夜
クリスマスイブはクリスマスへと突入し、僕らは大はしゃぎでシーバスのフライフィッシングを楽しみましたとさ。これにて私の2024年フライフィッシングはお終いです。多分・・。

爆風スランプの『Runner』を口ずさむシーバスフィッシング(シークロ)

強風と言われれば、まだ何となくフライフィッシングもできそうですが、爆風と言われると、「今日は中止だな、中止。」と言いたくなる事でしょう。しかしハーミットブログの検索欄に「爆風」と入れてみると、意外に爆風の中での釣りって多いんですな。

ハーミットのシーバスボートフィッシングの歴史は長く、ハーミットが所有していた世捨て丸以前にボスパーというお仲間のボートで釣りをしていた25年以上前のこと。爆風の中で新砂水門の真ん中でシーバスがボイルを続けているものの、あまりの爆風でキャスティングできないんです。そこで船を風上側に回し、風下に向かってフライラインをロッドを持ち上げた状態で伸ばすとそれは凧上げの様になり、海面にフライラインが付きません。その爆風を利用してラインを伸ばすだけ伸ばし、ロッドを下げて水面にラインを着水させて、ノーキャストでシーバスを釣り続けたという事がありました。

先日の金曜日夜はそこまでの爆風ではないものの、風裏を探してポイントへ到着すると風が逆方向になり、その風に翻弄されるという全アングルでのキャスティングが必要な釣りになってしまいました。風が右から吹いたりその逆になったり。そんな時にどんな向きでもキャスティングができるようになっていれば、普段のキャス練の成果が出るんですな。

今年もあと一週間となってしまいましたが、皆さんはフライフィッシング納めへ行かれましたか? 私はあと数回釣りへ行く予定でオリマス。

ということで、金曜日の夜はこんな釣りでした。お暇な方はご覧くださいまし。

『Runner』 歌:爆風スランプ(一部抜粋)

♪〜
かげりのない少年の季節は過ぎ去ってく(今でも僕らは少年の心)
風はいつも強く吹いている(冬の北西風はツライ)

走る走る俺たち(ボートで)
流れる汗もそのままに(キャスティングで汗かいた)
いつかたどり着いたら(シーバスの境地に)
君にうちあけられるだろう(そのパターンを)
〜♪

シークロ
今回の釣りはシークロの伊藤キャプテン艇。よりによって出船した途端に爆風となりました。最初は南が吹いていたのですが途中から北に変わり、のちに北西風です。海面は常に波立っている状態。
シークロ1
最初の数カ所は音信不通でしたが、その後は入るポイントは常に反応あり。海面が波立っている為か、澄み潮でもお魚の喰いは良い状態。
シークロ2
爆風に負けず工夫をしてキャスティングを繰り返せばご覧の通り。フライはホワイトゾンカー。
シークロ3
良い場所はサイズこそ伸びませんが、数釣りが楽しめました。風のせいかお魚はストラクチャーにタイトについている事はなく、どちらかというと灯りの外側についてました。
シーバス
昨年ハチマルを取ったお客様ですが、今年もロッドが中々立たず上がってきたのはこのサイズ。大物は隅っこが好きみたいです😆
シーバス
私はチューブフライを持ち込んでシーバスに遊んでもらいました。今回のシーバスサイズは30〜70弱という感じ。コノシロシーバスシーズンはほぼ終わりましたが、お魚の引きはまだまだパワフルさを感じた横浜の夜です。
シーバス4
これにて今年のシーバスフィッシングはお終い、と言いたいところですが、明日も寒さにめげずに出掛けてきます。皆さんの釣り納めはもう終わりましたか?

冬の釣り場である埼玉四湖が三湖になってしまった件(しらこばと水上公園)

僕らは釣り人なので一年中水辺に立っている訳で、私の場合はジャンル問わずにどこへでも出掛けて、皆さんの釣欲を掻き立てるためにこうしてブログで煽っているのでアリマス。

先だっての宮崎では釣り人の塊を避けてサーファーが波を楽しんでましたが、釣り人ってウェーダーを履いての入水はあるけれど、水泳やサーフィンが好きという方はどれほどいるんでしょうな? 私などトンと泳いでませんなぁ。しかし泳がないのにプールへは行っているのですよ。そう、サイタマ近隣住民のフライフィッシャーマンにとって、冬こそプールの季節なのであります。

以前このブログで『さいたま水上公園』の話を書きましたが、令和4年2月27日をもってプール区域の営業を終了してしまいました。その為かつては『冬の埼玉四湖』と言っていたプールを利用したフライフィッシング釣り場は現在、川越しらこばと加須はなさき・の3つなりました。以前に川越は紹介したので、今回はしらこばと水上公園にてプールのフライフィッシングを楽しんできたので、そのお話を少し。
お暇な方は以下をご覧くださいまし。
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しらこばと水上公園(詳しくはこちら
住所:〒343-0802 埼玉県越谷市小曽川985
TEL:048-977-5151
営業期間:24年11/1~25年3/31(毎年大体同じ)
営業時間:1月末まで(6〜16時)3月まで(6〜17時)
主なレギュレーション:入漁証の種類により制限尾数あり・バーブレスフック使用・トラウトガム類禁止・ゴム素材禁止・ドロッパー禁止・インジケーターを除く一般的なウキの禁止・ラバーネットの使用・etc
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西武ゆうえんちプール内に多摩湖駅前フィッシュングエリアがあり、数年前にフライフィッシングが可能になったので、ココを含めば実質プールの釣りは4箇所になります。

しらこばと水上公園
どのプールもそうなのですが、敷地がとても広く間違って違う駐車場に停めると、とてつもなく歩くことになるので注意が必要。しらこばとの場合は第一駐車場に停めるのですが、現在入り口付近が工事中でどう入るのかが少しわかりづらいです。なので、工事の誘導している方に聞いて正面玄関から入りましょう。入り口はこんな感じ。
しらこばと
正面玄関から入るとこんな感じで、他の場所へ立ち入らないようにカラーコーンで囲われ、管理棟まで誘導されます。現在釣りに使われているプールは流れるプールと変形プールの二つ。
しらこばと
1日遊んでも良かったのですが(一日券¥2,900)、今回は3時間券(¥2,.300)にて楽しみました。お金を払うとこんな腕章を渡されます。3時間券の場合は終了時間が記載されています。帰りには管理棟に返します。
変形プール
変形プールの方には初心者エリアなる仕切られている場所がありますが、さすがに恥ずかしいので私はここでロッドを出していません。他の場所より魚影が濃くて釣れるのかな?
流れるプール
流れるプールには水車が何個か設置されており、その周辺が水が動いているので、皆さん陣取っています。底に障害物がある訳ではないのでポイントの選定は難しく、少しでも流れの変化がある所を探して攻めるのが良いでしょう。プールは他のプールへ行ったとしても基本水深は大体1.2mです。
フライフィッシング
プールで釣る場合、全てがコンクリートで覆われている為に朝早くオープンに行っても水温がなかなか温まらず朝方は難しくなります。しかし良いポイントはオープンに行かないとキープする事ができません。私などはその隙間でやる訳ですが、プールは水車が回っているためにフライラインが引っ張られてドラグが掛かり、意外に釣るのは難しいのですよ。引っ張りではドラグが掛かり過ぎて釣りにくいので、数を伸ばすにはインジケーターの釣りになります。
水深2m
変形プールの奥の方に「もぐりプール」という繋がったスペースがあるのですが、その部分はなんと水深2m。その為お魚さんは寒い時はその深いところに固まってしまいます。しかし陽が出てある程度あったまってくるとどこでもお魚は釣れる感じ。フライは白・クリーム・タン系のカラーがよく釣れていて、インジケーターのタナは水深いっぱいか、少しタナを切った位が良いです。投げすぎるとドラグが掛かるのでむしろ近い場所の方がよく釣れ、キャスティングが苦手な初心者に向いた釣り場といえます。
しらこばと
お魚のコンディションはとても良く平均サイズも他の管釣りに比べたら大きめなので、かなり楽しめるでしょう。県営プールなので1日遊んでも¥2,900で済むので、安・近・短で楽しみたい方は是非行ってみてください。